JP4297006B2 - 複数画素ずつ多値化を行いながら画像を出力する画像出力システム - Google Patents
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Description
画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置と、該画像処理の結果に基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置とを備える画像出力システムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を出力する多値化結果値出力手段と
を備えており、
前記画像出力装置は、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備えることを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する第1の工程と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する第2の工程と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する第3の工程と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する第4の工程と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する第5の工程と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する第6の工程と
を備えることを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備えることを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る多値化結果値受取手段と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備えることを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る工程(1)と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する工程(2)と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する工程(3)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する工程(4)と
を備えることを要旨とする。
画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置と、該画像処理の結果に基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置とを備える画像出力システムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を出力する多値化結果値出力手段と
を備えており、
前記画像出力装置は、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値が該画素群毎に1つずつ出力された場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備えることを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する工程(A)と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する工程(B)と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する工程(C)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する工程(D)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する工程(E)と
を備えることを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備えることを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る多値化結果値受取手段と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備えることを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る工程(イ)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する工程(ロ)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する工程(ハ)と
を備えることを要旨とする。
画像データに所定の画像処理を施す第1の画像処理装置と、該画像処理によって得られた第1の画像データを、画素毎にドット形成の有無を表した第2の画像データに変換する第2の画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
前記第1の画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を前記第1の画像データとして出力する第1の画像データ出力手段と
を備えており、
前記第2の画像処理装置は、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無を前記第2の画像データとして出力する第2の画像データ出力手段と
を備えることを要旨とする。
画像データに所定の画像処理を施す第1の画像処理装置と、該画像処理によって得られた第1の画像データを、画素毎にドット形成の有無を表した第2の画像データに変換する第2の画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
前記第1の画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を前記第1の画像データとして出力する第1の画像データ出力手段と
を備えており、
前記第2の画像処理装置は、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値が該画素群毎に1つずつ出力された場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無を前記第2の画像データとして出力する第2の画像データ出力手段と
を備えることを要旨とする。
ドットを形成して画像を出力する画像出力装置が該ドットの形成を制御するために用いる制御データを、該画像を表す画像データに所定の画像処理を加えて生成する画像処理装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を前記制御データとして出力する制御データ出力手段と
を備えることを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する第1の機能と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する第2の機能と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する第3の機能と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する第4の機能と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する第5の機能と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する第6の機能と
を実現することを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力するプログラムを、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する第1の機能と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する第2の機能と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する第3の機能と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する第4の機能と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する第5の機能と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する第6の機能と
をコンピュータを用いて実現するプログラムを記録していることを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する機能(A)と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する機能(B)と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する機能(C)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する機能(D)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(E)と
を実現することを要旨とする。
画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力するプログラムを、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する機能(A)と、
前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する機能(B)と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化する機能(C)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する機能(D)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(E)と
をコンピュータを用いて実現するプログラムを記録していることを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る機能(1)と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する機能(2)と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する機能(3)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(4)と
を実現することを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力するプログラムを、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る機能(1)と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する機能(2)と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する機能(3)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(4)と
をコンピュータを用いて実現するプログラムを記録していることを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る機能(イ)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する機能(ロ)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(ハ)と
を実現することを要旨とする。
所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力するプログラムを、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、該画素群を代表する所定個数の階調値を多値化することにより、該画素群毎に該所定個数ずつ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る機能(イ)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する機能(ロ)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(ハ)と
をコンピュータを用いて実現するプログラムを記録していることを要旨とする。
A.実施例の概要:
B.装置構成:
C.第1実施例の画像印刷処理の概要:
C−1.個数データから画素位置を決定可能な原理:
C−2.第1実施例の多値化結果値生成処理:
C−3.分類番号の決定方法:
C−4.多値化用テーブル:
C−5.多値化結果値のデータ形式:
C−6.第1実施例のドット形成有無決定処理:
C−7.第1実施例の変形例:
D.第2実施例:
D−1.第2実施例の画像印刷処理の概要:
D−2.第2実施例の多値化結果値生成処理:
D−2−1.ディザ法を用いた大中小ドットの形成個数の決定処理:
D−2−2.第2実施例の多値化結果値生成処理の内容:
D−3.第2実施例のドット形成有無決定処理:
D−4.第2実施例の変形例:
E.第3実施例:
E−1.第3実施例の多値化結果値生成処理:
E−2.第3実施例のドット形成有無決定処理:
E−3.第3実施例の多値化用テーブルの設定方法:
E−4.第3実施例の変形例の多値化結果値生成処理:
E−5.第3実施例の変形例のドット形成有無決定処理:
実施例の詳細な説明に入る前に、図1を参照しながら、実施例の概要について説明しておく。図1は、印刷システムを例にとって、本実施例の概要を説明するための説明図である。本印刷システムは、画像処理装置としてのコンピュータ10と、画像出力装置としてのプリンタ20等から構成されており、コンピュータ10に所定のプログラムがロードされて実行されると、コンピュータ10およびプリンタ20などが全体として、一体の画像出力システムとして機能する。プリンタ20は、印刷媒体上にドットを形成することによって画像を印刷する。コンピュータ10は、印刷しようとする画像の画像データに所定の画像処理を施すことによって、プリンタ20が画素毎にドットの形成を制御するためのデータを生成して、該プリンタ20に供給する。
図2は、本実施例の画像処理装置としてのコンピュータ100の構成を示す説明図である。コンピュータ100は、CPU102を中心に、ROM104やRAM106などが、バス116で互いに接続して構成された周知のコンピュータである。
以下では、上記のようなコンピュータ100およびカラープリンタ200が、画像を印刷するために、それぞれの内部で行われる画像処理(画像印刷処理)について説明する。ここでは、理解の便宜を図るため、初めに画像印刷処理の全体像について簡単に説明し、次に、こうした画像印刷処理が可能である原理について説明する。そして最後に、それぞれの処理の詳細な内容について説明する。
以下では、上述した方法を採用した場合、すなわち、画素群に形成するドット個数を示す多値化結果値を、コンピュータ100からカラープリンタ200に供給し、この多値化結果値に基づいて、画素群内の各画素についてドット形成の有無を決定した場合でも、画質を悪化させることなく画像を印刷することが可能な原理について説明する。
以下では、図5に示した第1実施例の画像印刷処理において、画像データから多値化結果値を生成する処理(ステップS106)について説明する。図12は、第1実施例の多値化結果値生成処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、多値化結果値生成処理はコンピュータ100で実施されるものとして説明するが、後述するように、多値化結果値生成処理は簡素な処理とすることができるので、カラープリンタ200あるいはデジタルカメラ120などの内部で実施することも可能である。
ここで、上述した第1実施例の多値化結果値生成処理中で、画素群の分類番号を決定する方法について説明する。以下では、先ず初めに、画素群の分類番号を付与する考え方を説明した後、分類番号を付与する具体的な方法について説明する。
X=4n+1、 Y=2m+1
となるようなn、m(ここで、n,mは0以上の正整数)が存在する。換言すれば、着目画素群の左側にはn個の画素群が並んでおり、着目画素群の上側にはm個の画素群が並んでいることになる。
N=n−int(n/32)×32+1
M=m−int(m/32)×32+1
の関係が成り立っている。ここで、intは、小数点以下を切り捨てて整数化することを表す演算子である。すなわち、int(n/32)は、n/32の計算結果に対して小数点以下の数値を切り捨てることによって得られた整数値を表している。このように、着目画素群の位置が分かれば、図15(d)に表示した上述の関係式から数値MおよびNを求めて、ディザマトリックス中でM行N列目にあるブロックのブロック番号を、その着目画素群の分類番号としてやればよい。もっとも実際には、M,Nの値は、図15(d)に示すような計算を実行せずとも、極めて簡便に求めることができる。以下、この点について説明する。
図12を用いて前述したように、第1実施例の多値化結果値生成処理のステップS206あるいはステップS214では、こうして得られた画素群の分類番号と代表階調値とから、多値化用テーブルを参照することによって代表階調値を多値化する。以下では、代表階調値を多値化するために参照される多値化用テーブルについて説明する。
図12を用いて前述したように、第1実施例の多値化結果値生成処理のステップS210あるいはステップS216では、得られた多値化結果値を記憶しておき、ステップS220では、記憶しておいた多値化結果値をカラープリンタ200に向かって出力する。画素群を分割することなく処理する場合は、多値化結果値は画素群毎に1つずつ出力され、画素群を分割して処理する場合は、画素群毎に複数(本実施例では2つずつ)出力されることになる。ここで、図17に示したように、多値化結果値を得るために参照する多値化用テーブルは、画素群が分割されていない場合でも分割された場合でも同じ多値化用テーブルを参照しており、従って、画素群の分割有無によらず、同じような多値化結果値が得られることになる。そこで、多値化結果値が一体の画素群について得られたものか、分割された画素群の各領域について得られたものかを区別可能とするために、図12のステップS210あるいはステップS216では、得られた多値化結果値を次のようなデータ形式で記憶している。
次に、前述した第1実施例の画像印刷処理において、画素群内の各画素についてのドット形成の有無を、多値化結果値に基づいて決定する処理(図5のステップS108)について説明する。図21は、第1実施例のドット形成有無決定処理の流れを示すフローチャートである。かかる処理は、カラープリンタ200の制御回路260に内蔵されたCPUによって実行される処理である。以下では、フローチャートに従って、画素群内の各画素についてのドット形成の有無を、多値化結果値に基づいて決定する処理について説明する。
以上に説明した第1実施例では、多値化結果値を受け取ると、画素群の分類番号と多値化結果値とから、一旦、各画素についての順序値を求め、次いで、得られた順序値と多値化結果値とを用いて各画素についてのドット形成有無を決定した。これに対して、後述する復号用テーブルを参照することにより、画素群の分類番号および多値化結果値から、直ちに各画素についてのドット形成有無を決定することも可能である。以下では、こうした第1実施例の変形例について説明する。
I=i−int(i/32)×32
J=j−int(j/32)×32
ここで、intは、小数点以下を切り捨てて整数化することを表す前述した演算子である。従って、画素群の座標値(i,j)に上式を適用してI,Jを求めることで、その画素群がディザマトリックス中でI行J列にあることが分かる。これより、分類番号は、
I+(J−1)×32 …(1)
によって求めることができる。
以上に説明した第1実施例では、カラープリンタ200で形成可能なドットは1種類であるものとして説明した。しかし、今日では、画質を向上させることを目的として、大きさの異なるドットや、インク濃度の異なるドットなど、多種のドットを形成可能なプリンタ(いわゆる多値ドットプリンタ)が広く使用されている。本願の発明は、こうした多値ドットプリンタに適用した場合にも大きな効果を得ることができる。以下では、第2実施例として、本願発明を多値ドットプリンタに適用した場合について説明する。
第2実施例の画像印刷処理は、フローチャートについては、図5に示した第1実施例の画像印刷処理と同様である。以下では、図5のフローチャートを流用しながら、第2実施例の画像印刷処理の概要について簡単に説明する。
次に、上述した第2実施例の画像印刷処理において、画素群についての、あるいは画素群内の各領域についての代表階調値を多値化して多値化結果値を生成する処理について説明する。後述するように、第2実施例の多値化結果値生成処理においても、画素群の分類番号および代表階調値から多値化用テーブルを参照することにより、極めて容易に生成することができる。こうしたことが可能である理由を説明するために、先ず初めに、画素群内に形成される大中小ドットの個数を、ディザ法を用いて決定する処理について簡単に説明する。その後、かかる説明を踏まえた上で、第2実施例の多値化結果値生成処理の詳細な内容について説明する。
図33は、画素群内に形成される大ドット、中ドット、小ドットの個数を、ディザ法を適用して決定する処理の流れを示すフローチャートである。尚、ディザ法を適用して大中小の各ドットの形成有無を決定する処理の詳細については、特許3292104号に開示されている。すなわち、図33に示した処理は、特許3292104号に開示された手法を画素群単位で行うものと見ることができる。大中小ドットの個数を決定する場合も、処理を開始すると先ず初めに、互いに隣接する所定数の画素をまとめて画素群を形成する(ステップS400)。ここでは、前述した実施例と同様に、主走査方向に4画素、副走査方向に2画素の合計8つの画素を画素群としてまとめるものとする。
第2実施例の多値化結果値生成処理は、以上に説明したディザ法を用いて大中小各ドットの形成有無を判断する手法を基礎としており、画素群内の各画素が何れも代表階調値を有するものとして、代表階調値を大中小各ドットの個数を示す値に多値化する処理を行う。すなわち、第2実施例の多値化結果値は、画素群内に形成される各種ドットの個数の組合せを表している。そこで、先ず、第2実施例の多値化結果値と、画素群内に形成される各種ドットの個数の組合せとの対応関係について説明しておく。
4H8 (=4+8−1C8)
によって求められ、165通りの組合せが存在していることになる。ここで、nHrは、n種類の物の中から重複を許してr回選択したときに得られる組合せの数(重複組合せ数)を求める演算子である。また、nCrは、n種類の物の中から重複を許さずにr回選択したときに得られる組合せの数を求める演算子である。
次に、第2実施例のカラープリンタ200において、多値化結果値を受け取って大中小各ドットの形成有無を決定する処理について説明する。図41は、第2実施例のドット形成有無決定処理の前半部分の処理を示すフローチャートである。また、図42は、第2実施例のドット形成有無決定処理の後半部分の処理を示すフローチャートである。これらの図に示された処理の大まかな流れは、図21を用いて前述した第1実施例のドット形成有無決定処理とほぼ同様である。但し、第2実施例では大中小の各ドットを形成可能であることに対応して、多値化結果値を、画素群内に形成される各種ドットの個数に対応した中間データに一旦変換してから、各画素についてのドット形成有無を決定する点が大きく異なっている。以下、これらフローチャートに従って、第2実施例のドット形成有無決定処理について説明する。
以上に説明した第2実施例のドット形成有無決定処理においても、前述した第1実施例と同様に、復号用テーブルを参照することで、より迅速にドット形成の有無を決定することも可能である。以下では、こうした第2実施例の変形例について説明する。
以上に説明した第1実施例、あるいは第2実施例では、多値化結果値の意味するところは、その結果値がいずれの画素群について得られたものであっても同じように解釈することができた。例えば、第1実施例において多値化結果値3と言えば、その結果値がどの画素群について得られたものであっても、画素群内に3つのドットが形成されることを表していた。また、第2実施例において多値化結果値125と言えば、この値は、図37に示した対応関係に応じて大ドット、中ドット、小ドットがそれぞれ所定の個数だけ画素群に形成されることを表していた。このように、異なる画素群に対して得られた多値化結果値であっても同じ値であれば、その意味するところは同じように解釈することができた。しかし、多値化結果値の意味する内容を、画素群に応じて異ならせることも可能である。こうすれば、多値化結果値のデータ量を低減することが可能となる。特に、第2実施例における場合のように、多値化結果値が165通りもの多くの値を取り得るような場合には、多値化結果値のデータ量を低減することで、より迅速に多値化結果値を供給することができる。以下では、このような第3実施例の画像印刷処理について説明する。尚、第3実施例においても、前述した第2実施例と同様に、カラープリンタ200は大中小の3種類のドットを形成可能であるものとする。
第3実施例の多値化結果値生成処理は、前述した第2実施例の多値化結果値生成処理に対して、参照する多値化用テーブルが異なるものの、処理の全体的な流れはほぼ同様である。このように、本実施例の画像印刷処理は、処理の内容が複雑かつ高度な内容になっても、多くの場合は多値化用テーブルの変更だけで対応することができ、実際の処理の流れは簡素なものとすることが可能である。以下では、図38に示した第2実施例の多値化結果値生成処理のフローチャートを流用しながら、第3実施例の多値化結果値生成処理について説明する。
上述したように、第3実施例の多値化結果値生成処理では、多値化結果値のデータ量を低減するために、画素群の分類番号に固有の多値化結果値を生成してカラープリンタ200に出力する。すなわち、多値化結果値の意味するところは、画素群の分類番号を特定して初めて解釈可能となっている。このため、第3実施例のカラープリンタ200では、このような多値化結果値を受け取ると、次のようなドット形成有無決定処理を行うことにより、画素群内の各画素についてのドット形成の有無を決定する処理を行う。
次に、第3実施例の多値化結果値生成処理中で参照される多値化用テーブル(図49参照)を設定する方法について説明する。前述したように、多値化用テーブルには、代表階調値に対する多値化結果値が画素群の分類番号毎に設定されており、多値化用テーブルを参照しながら多値化することで、代表階調値は、図50に示したように画素群の分類番号に依存した多値化結果値に変換されることになる。
上述した第3実施例の多値化結果値生成処理では、階調値0から階調値255までの代表階調値毎に、対応する多値化結果値を記憶した多値化用テーブルを参照している。しかし多値化結果値は、代表階調値が増加するに従って段階的に増加するだけなので、多値化結果値が切り換わる代表階調値だけを記憶しておけば、代表階調値に対する多値化結果値を求めることができる。以下では、このような第3実施例の変形例の多値化結果値生成処理について説明する。
以上に説明した第3実施例のドット形成有無決定処理においても、前述した第1実施例あるいは第2実施例と同様に、復号用テーブルを参照することで、より迅速にドット形成の有無を決定することも可能である。以下では、こうした第3実施例の変形例のドット形成有無決定処理について説明する。
108…周辺機器インターフェースPIF、
109…ディスクコントローラDDC、
110…ネットワークインターフェースカードNIC、
112…ビデオインターフェースVIF、
116…バス、 118…ハードディスク、 120…デジタルカメラ、
122…カラースキャナ、 124…フレキシブルディスク、
126…コンパクトディスク、 230…キャリッジモータ、 235…モータ、
236…プラテン、 240…キャリッジ、 241…印字ヘッド、
242…インクカートリッジ、 243…インクカートリッジ、
244…インク吐出用ヘッド、 2 60…制御回路、 200…カラープリンタ、
300…通信回線、 310…記憶装置
Claims (27)
- 画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置と、該画像処理の結果に基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置とを備える画像出力システムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を出力する多値化結果値出力手段と
を備えており、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記画像出力装置は、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備える画像出力システム。 - 画像データに所定の画像処理を施す画像処理装置と、該画像処理の結果に基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置とを備える画像出力システムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を出力する多値化結果値出力手段と
を備えており、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記画像出力装置は、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値が該画素群毎に1つずつ出力された場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備え、
前記ドット形成有無決定手段における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
画像出力システム。 - 画像データに所定の画像処理を施す第1の画像処理装置と、該画像処理によって得られた第1の画像データを、画素毎にドット形成の有無を表した第2の画像データに変換する第2の画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
前記第1の画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を前記第1の画像データとして出力する第1の画像データ出力手段と
を備えており、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記第2の画像処理装置は、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無を前記第2の画像データとして出力する第2の画像データ出力手段と
を備えている画像処理システム。 - 画像データに所定の画像処理を施す第1の画像処理装置と、該画像処理によって得られた第1の画像データを、画素毎にドット形成の有無を表した第2の画像データに変換する第2の画像処理装置とを備える画像処理システムであって、
前記第1の画像処理装置は、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を前記第1の画像データとして出力する第1の画像データ出力手段と
を備えており、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記第2の画像処理装置は、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値が該画素群毎に1つずつ出力された場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無を前記第2の画像データとして出力する第2の画像データ出力手段と
を備え、
前記ドット形成有無決定手段における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
画像処理システム。 - ドットを形成して画像を出力する画像出力装置が該ドットの形成を制御するために用いる制御データを、該画像を表す画像データに所定の画像処理を加えて生成する画像処理装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記得られた多値化結果値を前記制御データとして出力する制御データ出力手段と
を備え、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係である
画像処理装置。 - 請求項5記載の画像処理装置であって、
前記分割有無判断手段は、前記画像を出力する解像度が、前記画像データの解像度に対して所定倍以下である場合に、前記画素群を分割して処理すると判断する手段である画像処理装置。 - 請求項5記載の画像処理装置であって、
前記代表階調値決定手段は、前記画素群を分割して処理する場合は、該画素群を等分する複数の領域の各々について前記代表階調値を決定する手段である画像処理装置。 - 所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、前記画像データの解像度と該画像を出力する際の解像度との比である解像度比に基づいて、前記画素群を分割するか否かにより、該画素群を代表する代表階調値の数を異ならせて多値化することにより、該画素群毎に、前記代表階調値の数だけ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る多値化結果値受取手段と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備え、
前記多値化結果値受取手段が受け取る多値化結果値は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係を、前記代表階調に基づいて参照することにより取得された値である
画像出力装置。 - 請求項8記載の画像出力装置であって、
前記多値化結果値受取手段は、前記画素群に形成すべきドットの個数を表す個数データを、前記多値化結果値として受け取る手段である画像出力装置。 - 請求項8記載の画像出力装置であって、
前記多値化結果値と、前記画素群に形成すべきドットの個数を表す個数データとが、該画素群毎に関連づけられた対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該個数データに変換する多値化結果値変換手段を備え、
前記ドット形成有無決定手段は、前記個数データと前記順序値とに基づいて、前記画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定する手段である画像出力装置。 - 請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像出力装置であって、
前記順序値特定手段は、少なくとも100種類以上の前記画素群ごとに、該画素群内の各画素について前記順序値を特定する手段である画像出力装置。 - 前記順序値を特定する画素群の種類数と、該画素群1つあたりに含まれる画素数との乗算値が、少なくとも1000以上である請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像出力装置。
- 請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像出力装置であって、
前記ドット形成手段は、単ドットあたりに表現可能な階調値の異なる複数種類のドットを形成可能な手段であり、
前記ドット形成有無決定手段は、前記画素群について受け取った多値化結果値と、該画素群内の各画素についての前記順序値とに基づいて、前記複数種類のドットの形成有無を決定する手段である画像出力装置。 - 画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する順序値特定手段と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備え、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係である
画像出力装置。 - 所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、前記画像データの解像度と該画像を出力する際の解像度との比である解像度比に基づいて、前記画素群を分割するか否かにより、該画素群を代表する代表階調値の数を異ならせて多値化することにより、該画素群毎に、前記代表階調値の数だけ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る多値化結果値受取手段と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備え、
前記多値化結果値受取手段が受け取る多値化結果値は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係を、前記代表階調に基づいて参照することにより取得された値であり、
前記ドット形成有無決定手段における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
画像出力装置。 - 請求項15記載の画像出力装置であって、
前記ドット形成有無決定手段は、前記復号用対応関係として、少なくとも100種類以上の前記画素群毎に、前記多値化結果値と前記ドット形成の有無とが関連づけられた対応関係を参照する手段である画像出力装置。 - 前記復号用対応関係に記憶されている画素群の種類数と、該画素群1つあたりに含まれる画素数との乗算値が、少なくとも1000以上である請求項15記載の画像出力装置。
- 請求項15記載の画像出力装置であって、
前記ドット形成手段は、単ドットあたりに表現可能な階調値の異なる複数種類のドットを形成可能な手段であり、
前記ドット形成有無決定手段は、前記多値化結果値と、前記複数種類のドットの形成有無とが前記画素群毎に関連づけられた前記復号用対応関係を参照することにより、該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定する手段である画像出力装置。 - 画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力装置であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する分割有無判断手段と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する代表階調値決定手段と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する多値化手段と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定するドット形成有無決定手段と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成するドット形成手段と
を備え、
前記多値化手段における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記ドット形成有無決定手段における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
る画像出力装置。 - 画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する第1の工程と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する第2の工程と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する第3の工程と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する第4の工程と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する第5の工程と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する第6の工程と
を備え、
前記第3の工程における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係である
画像出力方法。 - 画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する工程(A)と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する工程(B)と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する工程(C)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する工程(D)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する工程(E)と
を備え、
前記工程(C)における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記工程(D)における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
画像出力方法。 - 所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、前記画像データの解像度と該画像を出力する際の解像度との比である解像度比に基づいて、前記画素群を分割するか否かにより、該画素群を代表する代表階調値の数を異ならせて多値化することにより、該画素群毎に、前記代表階調値の数だけ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る工程(1)と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する工程(2)と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する工程(3)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する工程(4)と
を備え、
前記工程(1)で受け取る多値化結果値は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係を、前記代表階調に基づいて参照することにより取得された値である
画像出力方法。 - 所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する画像出力方法であって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、前記画像データの解像度と該画像を出力する際の解像度との比である解像度比に基づいて、前記画素群を分割するか否かにより、該画素群を代表する代表階調値の数を異ならせて多値化することにより、該画素群毎に、前記代表階調値の数だけ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る工程(イ)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する工程(ロ)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する工程(ハ)と
を備え、
前記工程(イ)で受け取る多値化結果値は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係を、前記代表階調に基づいて参照することにより取得された値であり、
前記工程(ロ)における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
画像出力方法。 - 画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する第1の機能と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する第2の機能と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する第3の機能と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する第4の機能と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ出力された場合は、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ出力された場合は、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する第5の機能と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する第6の機能と
を実現するプログラムであり、
前記第3の機能における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係である
プログラム、
。 - 画像データに応じてドットを形成することにより、該画像データに対応した画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群を分割して処理するか否かを、前記画像データの解像度と前記画像を出力する解像度との解像度比に基づいて判断する機能(A)と、
前記分割についての前記判断に基づいて、前記画素群を分割せずに処理する場合は、該画素群を代表する代表階調値を該画素群に含まれる各画素の階調値に基づいて決定し、該画素群を分割して処理する場合は、該画素群を分割する各領域についての該代表階調値を決定する機能(B)と、
前記代表階調値と該代表階調値を多値化することによって得られる多値化結果値とが、前記画素群毎に関連づけられた多値化用対応関係を参照することにより、前記決定された代表階調値を多値化して多値化結果値を取得する機能(C)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する機能(D)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(E)と
を実現するプログラムであり、
前記機能(C)における前記多値化用対応関係は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係であり、
前記機能(D)における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
プログラム。 - 所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、前記画像データの解像度と該画像を出力する際の解像度との比である解像度比に基づいて、前記画素群を分割するか否かにより、該画素群を代表する代表階調値の数を異ならせて多値化することにより、該画素群毎に、前記代表階調値の数だけ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る機能(1)と、
前記画素群内の各画素について、該画素群内でドットが形成される順番を示す順序値を該画素群毎に特定する機能(2)と、
前記多値化結果値が前記画素群毎に1つずつ得られた場合には、該多値化結果値と前記特定した順序値とに基づいて該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値が該画素群毎に複数個ずつ得られた場合には、該画素群内の各領域毎に、該多値化結果値と該順序値とに基づいて各画素のドット形成有無を決定する機能(3)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(4)と
を実現するプログラムであり、
前記機能(1)が受け取る多値化結果値は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係を、前記代表階調に基づいて参照することにより取得された値である
プログラム。 - 所定の画像処理が施された画像データを受け取って、該画像データに基づいてドットを形成することにより、画像を出力する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を構成する画素が所定の複数個ずつまとめられた画素群について、前記画像データの解像度と該画像を出力する際の解像度との比である解像度比に基づいて、前記画素群を分割するか否かにより、該画素群を代表する代表階調値の数を異ならせて多値化することにより、該画素群毎に、前記代表階調値の数だけ得られた多値化結果値を、前記画像データとして受け取る機能(イ)と、
前記多値化結果値と、前記画素群内の各画素についてのドット形成の有無とが、該画素群毎に関連づけられた復号用対応関係を参照することにより、該多値化結果値を該画素群毎に1つずつ受け取った場合には該多値化結果値から該画素群内の各画素についてのドット形成有無を決定し、該多値化結果値を該画素群毎に複数個ずつ受け取った場合には、該画素群内で該多値化結果値が得られた領域毎に、各画素についてのドット形成有無を決定する機能(ロ)と、
前記決定したドット形成の有無に基づいてドットを形成する機能(ハ)と
を実現するプログラムであり、
前記機能(イ)で受け取る多値化結果値は、前記画素群に含まれる画素の数より多い数の閾値を二次元的に配列したディザマトリックスを前記画素群の大きさに応じて分割することにより、前記画素群に含まれる画素の数に対応した数の閾値のまとまりを複数用意し、該閾値のまとまりと前記代表階調値とを比較することにより決定される関係であって、前記閾値のまとまりとの比較により、前記各々の画素群内に代表階調値に応じて形成されるドットの個数である個数データに対応した多値化結果値と、前記代表階調値とを関係づけた対応関係を、前記代表階調に基づいて参照することにより取得された値であり、
前記機能(ロ)における前記復号用対応関係は、前記多値化用対応関係に用いた閾値のまとまりの各々について、前記多値化階調値と前記ドットの配置とを、前記まとまりに含まれる複数の閾値の大小に基づいて関係づけた対応関係のうちから、前記画素群に応じて特定された対応関係である
プログラム。
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