JP2020121350A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】上部アームに、機械部品が配置されている空間と連通する給脂口を設ける。【解決手段】ロボットは、アーム5,6に設けられた潤滑剤用の流路10を備え、第1アーム6が、第1アーム本体6aと、第1アーム本体6aに固定された第1ハウジング6eと、第1ハウジング6eに第1回転軸線J6回りに回転可能に支持された回転部材13に動力を伝達する第1ギヤ6bと、を有し、第2アーム5が、第2アーム本体5aと、第1ギヤ6bと90°の軸角で噛み合う第2ギヤ5bを有する第2シャフト5cと、第2シャフト5cを第2アーム本体5aに対して回転可能に支持する第2ベアリング5dと、を有し、流路10の入口10aが、第1アーム本体6aの外面に形成され、流路10の出口10bが、第2アーム5内の第2シャフト5cの外周面及び第2ベアリング5dが配置された空間Aに開口し、流路10が、入口10aから第1アーム内を通り出口10bまで延びる。【選択図】図3

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来、減速機、ギヤおよびベアリング等の機械部品に潤滑剤を供給するための流路が設けられたロボットが知られている(例えば、特許文献1から3参照。)。
実公平05−046864号公報 特開2012−007637号公報 特開2011−149460号公報
ロボットのアーム内の機械部品に潤滑剤を供給するために、アームの外面に給脂口が形成され、給脂口から機械部品が配置されている空間まで延びる流路がアーム内に設けられる。しかし、アームの設計の制約により、給脂口を設けることができる場所およびスペースは限られることがある。
例えば、6軸の垂直多関節ロボットの上部アームの先端部には、手首フランジを回転させるためのギヤ、シャフト、ベアリングおよび動力伝達部材等が配置されている。しかし、シャフトや動力伝達部材の形状や配置によっては、上部アームの先端部の外面に、機械部品が配置されている空間と連通する給脂口を設けることが難しいことがある。
本開示の一態様は、第1アームと、該第1アームを支持する第2アームと、前記第1アームおよび前記第2アームに設けられた潤滑剤用の流路と、を備え、前記第1アームが、第1アーム本体と、該第1アーム本体に固定された第1ハウジングと、該第1ハウジングに第1回転軸線回りに回転可能に支持された回転部材に動力を伝達する第1ギヤと、を有し、前記第2アームが、第2アーム本体と、前記第1ギヤと90°の軸角で噛み合う第2ギヤを有する第2シャフトと、該第2シャフトを前記第2アーム本体に対して回転可能に支持する第2ベアリングと、を有し、前記流路の入口が、前記第1アーム本体の外面に形成され、前記流路の出口が、前記第2アームの前記第2シャフトおよび前記第2ベアリングが配置された空間に開口し、前記流路が、前記入口から前記第1アーム本体内を通って前記出口まで延びる、ロボットである。
本発明の一実施形態に係るロボットの外観図である。 図1のロボットの上部アームおよびアーム先端部の内部構造を示す図である。 図2の部分拡大図である。 図1のロボットの上部アームおよびアーム先端部の変形例の内部構造を示す部分拡大図である。 比較例の上部アームおよびアーム先端部の内部構造を示す部分拡大図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るロボットについて図面を参照して説明する。
本実施形態に係るロボット1は、図1に示されるように、6軸の垂直多関節ロボットである。ロボット1は、ベース2と、旋回部3と、下部アーム4と、上部アーム(第2アーム)5と、アーム先端部(第1アーム)6と、を備える。
ベース2は、床面上に固定される。
旋回部3は、ベース2上に配置され、鉛直な第1軸線J1回りに回転可能にベース2に支持されている。
下部アーム4の基端部は、水平な第2軸線J2回りに回転可能に旋回部3に支持されている。
上部アーム5の基端部は、下部アーム4の先端部に、水平な第3軸線J3回りに回転可能に支持されている。また、上部アーム5の基端部は、下部アーム4の先端部に、上部アーム5の長手軸である第4軸線J4回りに回転可能に支持されている。
アーム先端部6の基端部は、上部アーム5の先端部に、水平な第5軸線(第2回転軸線)J5回りに回転可能に支持されている。また、アーム先端部6は、手首フランジ(回転部材)13を第5軸線J5と直交する第6軸線(第1回転軸線)J6回りに回転可能に支持している。
また、ロボット1は、旋回部3、下部アーム4、上部アーム5、アーム先端部6および手首フランジ13をそれぞれ関節軸線J1,J2,J3,J4,J5,J6回りに回転させるサーボモータM1,M2,M3,M4,M5,M6を備える。アーム先端部6を第5軸線J5回りに回転させるためのサーボモータM5および手首フランジ13を第6軸線J6回りに回転させるためのサーボモータM6は、図2に示されるように、上部アーム5の内部に配置されている。
なお、ロボット1は、6軸以外の軸数の垂直多関節ロボットであってもよい。
図2および図3は、上部アーム5およびアーム先端部6の内部構造の一例を示している。
図2および図3に示されるように、上部アーム5は、アーム本体(第2アーム本体)5aと、ギヤ(第2ギヤ)5bを一端に有するシャフト(第2シャフト)5cと、2つのベアリング(第2ベアリング)5dと、ハウジング(第2ハウジング)5eと、を有する。
アーム本体5aは、第4軸線J4に沿って延びる上部アーム5の外装部品である。円筒状のハウジング5eは、アーム本体5aの先端部に第5軸線J5と同軸に配置され、アーム本体5aに対して第5軸線J5回りに回転可能にベアリング5fによって支持されている。シャフト5cおよびベアリング5dは、ハウジング5eの内周面の内側の空間に配置されている。
シャフト5cは、第6軸線J6から第6軸線J6に直交する径方向に離間した位置において、第5軸線J5と同軸に配置されている。ギヤ5bは、シャフト5cの第6軸線J6側の一端に設けられ、シャフト5cと同軸である。
各ベアリング5dは、シャフト5cの外周面とハウジング5eの内周面との間の円環状の空間Aに配置されている。2つのベアリング5dは、シャフト5cの長手方向に相互に間隔を空けて配置されている。シャフト5cは、2つのベアリング5dによって、ハウジング5eに対して第5軸線J5回りに回転可能に支持されている。ベアリング5dの数は、3個以上であってもよい。
アーム先端部6は、先端部本体(第1アーム本体)6aと、ギヤ(第1ギヤ)6bを一端に有するシャフト(第1シャフト)6cと、2つのベアリング(第1ベアリング)6dと、ハウジング(第1ハウジング)6eと、を有する。
ハウジング6eは、第6軸線J6と同軸に配置される筒状の部材であり、先端部本体6aと固定されている。手首フランジ13は、第6軸線J6回りに回転可能にハウジング6eに支持されている。また、先端部本体6aは、ハウジング5eと固定されている。
シャフト6cおよびベアリング6dは、先端部本体6a内に収容されている。シャフト6cは、第6軸線J6から第6軸線J6に直交する径方向に離間した位置において、第6軸線J6と平行に配置されている。ギヤ6bは、シャフト6cの基端に設けられ、シャフト6cと同軸である。ギヤ5bおよびギヤ6bは、90°の軸角で相互に噛み合うかさ歯車である。軸角は、ギヤ5bの軸とギヤ6bの軸とが成す角度である。
シャフト6cの先端にはギヤ7aが固定され、ハウジング6eには、第6軸線J6と同軸にギヤ7bが固定されている。ギヤ7bは、ハウジング6e内のギヤに動力を伝達し、ハウジング6eに支持された手首フランジ13を第6軸線J6回りに回転させる。ギヤ7aおよびギヤ7bは、相互に噛み合う平歯車である。
なお、ハウジング6e、手首フランジ13およびギヤ7bは、図2および図3のように中空部を有していてもよく、あるいは中実であってもよい。
ベアリング6dは、先端部本体6aに対してシャフト6cを長手軸回りに回転可能に支持している。2つのベアリング6dは、シャフト6cの長手方向に相互に間隔を空けて配置されている。ベアリング6dの数は、3個以上であってもよい。
第6軸線J6用のサーボモータM6の出力軸S6は、動力伝達部材によってシャフト5cと接続されている。図2および図3の例において、出力軸S6は、第5軸線J5と平行であり、動力伝達部材は、出力軸S6に固定されたプーリ8aと、シャフト5cの他端に固定されたプーリ8bと、プーリ8a,8bに掛け回されたベルト8cと、を有する。
出力軸S6の回転は、動力伝達部材8a,8b,8c、シャフト5c、ギヤ5b、ギヤ6b、シャフト6c、ギヤ7aおよびギヤ7bを経由して手首フランジ13に伝達され、ハウジング6eに対して手首フランジ13が第6軸線J6回りに回転する。
動力伝達部材は、プーリ8a,8bとベルト8cとの組み合わせ以外のものであってもよい。例えば、動力伝達部材は、出力軸S6からシャフト5cに回転を伝達するギヤの組み合わせであってもよい。あるいは、出力軸S6がシャフト5cと直接接続されていてもよい。
第5軸線J5用のサーボモータの出力軸S5は、動力伝達部材によって先端部本体6aと接続されている。図2および図3の例において、出力軸S5は、第5軸線J5と平行であり、動力伝達部材は、出力軸S5に固定されたプーリ9aと、第5軸線J5と同軸のシャフト9bと、シャフト9bの一端に固定されたプーリ9cと、プーリ9a,9cに掛け回されたベルト9dと、シャフト9bの他端に設けられたギヤから動力を伝達されるハウジング9eと、ハウジング9eに回転可能に支持されたフランジ9fと、を有する。ハウジング9eは、第5軸線J5と同軸に配置される筒状の部材であり、先端部本体6aと固定されている。シャフト9bは、ハウジング9e内のギヤに動力を伝達し、ハウジング9eに支持されたフランジ9fを第5軸線J5回りに回転させる。フランジ9fは、アーム本体5aと固定されている。
出力軸S5の回転は、動力伝達部材9a,9b,9c,9d,9e,9fを経由して先端部本体6aに伝達され、先端部本体6aおよびハウジング6eが一体的に第5軸線J5回りに回転する。このときに、ハウジング5eも、先端部本体6aおよびハウジング6eと一体的にアーム本体5aに対して第5軸線J5回りに回転する。
図3に示されるように、上部アーム5およびアーム先端部6には、潤滑剤用の流路10が設けられている。流路10の入口10aは、先端部本体6aの基端面に形成されている。流路10の出口10bは、ハウジング5eの内周面(内面)に形成され、空間Aに開口している。流路10は、先端部本体6aおよびハウジング5eに設けられ、入口10aから先端部本体6aおよびハウジング5eの内部を通って出口10bまで延びている。入口10aは、上部アーム5およびアーム先端部6の内部へ潤滑剤を注入するための給脂口であり、入口10aには、グリースニップル11が設けられている。前述したように、ハウジング5eと先端部本体6aは相互に固定されており、アーム先端部6および手首フランジ13の関節軸線J5,J6回りの回転に関わらず、ハウジング5eおよび先端部本体6aに形成された入口10aから出口10bまでの流路10は変化しない。
アーム先端部6の外面には、アーム先端部6の内部から潤滑剤を排出するための排脂口12が形成されている。排脂口12は、全てのベアリング6dよりも先端側に位置している。図2および図3の例では、排脂口12は、ハウジング6eの外面に形成されている。ギヤ5b,6b,7a,7b、シャフト5c,6cおよびベアリング5d,6dは、出口10bと排脂口12との間のシール部材等によって密閉された密閉区域B内に配置されている。密閉区域Bにおいて、ギヤ5b,6b,7a,7b、シャフト5c,6cおよびベアリング5d,6d等の機械部品の周囲には、潤滑剤が通過可能な隙間が存在する。
次に、上部アーム5およびアーム先端部6の内部の機械部品への潤滑剤の供給方法について説明する。
グリースニップル11にグリースガンを接続し、グリースまたはオイル等の潤滑剤をグリースガンから給脂口10aのグリースニップル11を経由して流路10に注入する。図3の矢印は、給脂口10aから排脂口12までの潤滑剤の概略の移動ルートを示している。潤滑剤は、流路10内を給脂口10aから出口10bに向かって移動し、出口10bから、密閉区域B内の空間Aに流入し、空間Aに配置されたシャフト5cの外周面およびベアリング5dに供給される。
空間Aは密閉区域Bの一部であるため、潤滑剤は、空間Aから排脂口12に向かって、密閉区域B内の隙間を移動する。ギヤ5b、ギヤ6b、シャフト6c、ベアリング6d、ギヤ7aおよびギヤ7bは、空間Aと排脂口12との間の潤滑剤の移動ルート上に位置する。したがって、ギヤ5b,6b,7a,7b、シャフト6cおよびベアリング6dにも潤滑剤が供給される。
このように、本実施形態によれば、流路10の上流部分が、アーム先端部6の先端部本体6aに設けられ、流路10の下流部分が、上部アーム5のハウジング5eに設けられている。先端部本体6aおよびハウジング5eは、関節軸線J5,J6回りに相対回転しない。したがって、上部アーム5の機械部品5b,5c,5dに、上部アーム5と隣接するアーム先端部6の給脂口10aから流路10を経由して潤滑剤を確実に供給することができる。すなわち、スペースを確保することが困難であるといった設計の制約によって給脂口を上部アーム5の先端部に設けることが困難な場合においても、上部アーム5の先端部の機械部品5b,5c,5dに潤滑剤を確実に供給することができ、潤滑剤の不足による機械部品5b,5c,5dの不具合の発生を防止することができる。
また、密閉区域B内において、潤滑剤は、排脂口12に向かって移動する。したがって、図5に示されるように、仮に、給脂口10aへの潤滑剤の注入方向に従って給脂口10aから密閉区域Bに潤滑剤を流入させた場合、潤滑剤は、給脂口10aと排脂口12とを結ぶ移動ルート(矢印参照。)に沿って移動し、移動ルートから逸れた位置のシャフト5cおよびベアリング5dには潤滑剤が届き難い。
本実施形態によれば、流路10の出口10bが、シャフト5cの外周面およびベアリング5dが配置された空間Aに開口しているので、シャフト5cおよびベアリング5dにも確実に潤滑剤を供給することができる。
上記実施形態においては、出口10bがハウジング5eの内周面に形成されていることとしたが、シャフト5cの外周面およびベアリング5dが配置された空間Aに出口10bが開口する限りにおいて、出口10bを他の部品に形成してもよい。
例えば、図4に示されるように、出口10bが、シャフト5cの外周面に形成されていてもよい。この変形例において、流路10は、先端部本体6aおよびシャフト5cに設けられ、先端部本体6aおよびシャフト5cの内部を通って出口10bまで延びる。具体的には、シャフト5cに形成された流路10の下流部分は、ギヤ5bの第6軸線J6側の端面およびシャフト5cの外周面に開口している。先端部本体6aに形成された流路10の上流部分は、ギヤ5bの開口と対向する位置において先端部本体6aの外周面に開口している。出口10bは、1つのみであってもよいが、周方向に配列する複数の出口10bがシャフト5cの外周面に形成されていてもよい。このような流路10によっても、アーム先端部6から上部アーム5の機械部品5b,5c,5dに潤滑剤を確実に供給することができる。
1 ロボット
5 上部アーム(第2アーム)
5a アーム本体(第2アーム本体)
5b ギヤ(第2ギヤ)
5c シャフト(第2シャフト)
5d ベアリング(第2ベアリング)
5e ハウジング(第2ハウジング)
6 アーム先端部(第1アーム)
6a 先端部本体(第1アーム本体)
6b ギヤ(第1ギヤ)
6c シャフト(第1シャフト)
6d ベアリング(第1ベアリング)
6e ハウジング(第1ハウジング)
10 流路
10a 入口、給脂口
10b 出口
12 排脂口
13 手首フランジ(回転部材)
J5 第5軸(第2回転軸線)
J6 第6軸(第1回転軸線)
A 空間
B 密閉区域

Claims (6)

  1. 第1アームと、該第1アームを支持する第2アームと、前記第1アームおよび前記第2アームに設けられた潤滑剤用の流路と、を備え、
    前記第1アームが、第1アーム本体と、該第1アーム本体に固定された第1ハウジングと、該第1ハウジングに第1回転軸線回りに回転可能に支持された回転部材に動力を伝達する第1ギヤと、を有し、
    前記第2アームが、第2アーム本体と、前記第1ギヤと90°の軸角で噛み合う第2ギヤを有する第2シャフトと、該第2シャフトを前記第2アーム本体に対して回転可能に支持する第2ベアリングと、を有し、
    前記流路の入口が、前記第1アーム本体の外面に形成され、前記流路の出口が、前記第2アーム内の前記第2シャフトの外周面および前記第2ベアリングが配置された空間に開口し、前記流路が、前記入口から前記第1アーム本体内を通って前記出口まで延びる、ロボット。
  2. 前記第2アームが、前記第1アームを前記第1回転軸線に直交する第2回転軸線回りに回転可能に支持し、
    前記第2アームが、前記第2シャフトを収容する第2ハウジングを有し、前記第2アーム本体および前記第2ハウジングが、前記第2回転軸線回りに相対回転可能である、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記流路の出口が、前記第2ハウジングの内面に形成され、前記第2ハウジングの内面と前記第2シャフトの外周面との間の空間に開口し、
    前記流路が、前記入口から、前記第1アーム本体および前記第2ハウジング内を通って前記出口まで延びる、請求項2に記載のロボット。
  4. 前記流路の出口が、前記第2シャフトの外周面に形成され、前記第2ハウジングの内面と前記第2シャフトの外周面との間の空間に開口し、
    前記流路が、前記入口から、前記第1アーム本体および前記第2シャフト内を通って前記出口まで延びる、請求項2に記載のロボット。
  5. 前記第1アームは、前記第1アーム本体内に収容され前記第1ギヤを有する第1シャフトと、該第1シャフトを前記第1アーム本体に対して回転可能に支持する第1ベアリングと、該第1ベアリングよりも前記第1アームの先端側において前記第1アームの外面に形成された排脂口と、を有し、
    前記第1シャフト、前記第1ベアリング、前記第2シャフトおよび前記第2ベアリングが、前記流路の出口と前記排脂口との間の密閉された密閉区域内に配置されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載のロボット。
  6. 前記第1アームが、前記回転部材としての手首フランジを支持する垂直多関節ロボットのアーム先端部であり、前記第2アームが、前記垂直多関節ロボットの上部アームである、請求項1から請求項5のいずれかに記載のロボット。
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