JP2020106277A - 厚み計測装置、及び厚み計測装置を備えた加工装置 - Google Patents

厚み計測装置、及び厚み計測装置を備えた加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】板状物の厚みを広範囲に効率よく計測することができる厚み計測装置、及び加工装置を提供する。【解決手段】板状物Wを保持する保持手段と、板状物Wの厚みを非接触で計測する厚み計測手段60とを含み、厚み計測手段60は、白色光源61と、白色光源61が発した白色光L0を時間差を生じさせ分光して照射する分光手段62と、分光された光L1を板状物Wに対し所定の角度で照射して、板状物Wの上面Wa及び下面Wbから反射した戻り光L3を受光する受光領域652を備えた2次元イメージセンサー65とを含み、複数の画素による戻り光L4の強度を分光干渉波形として画素毎に記憶する記憶部110と、記憶された画素毎の分光干渉波形を演算して板状物WのX座標、Y座標の仮の厚みを算出し、板状物Wの屈折角のコサインの値を仮の厚みに乗算して板状物Wの厚みを演算する厚み演算部120と、を備える厚み計測装置6。【選択図】図2

Description

本発明は、板状物の厚みを計測する厚み計測装置、及び厚み計測装置を備えた加工装置に関する。
IC、LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたウエーハは、研削装置によって裏面が研削され薄化された後、ダイシング装置、レーザー加工装置によって個々のデバイスに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
ウエーハの裏面を研削する研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削ホイールを回転可能に備えた研削手段と、該チャックテーブルに保持されたウエーハの厚みを計測する計測手段と、から概ね構成されていて、ウエーハを所望の厚みに加工することができる。
該研削装置に配設される厚みを計測する計測手段としては、プローバ(センサ端子)をウエーハの研削面に接触させてウエーハの厚みを計測する接触タイプが知られているが、該接触タイプの厚み計測手段を用いると研削面に傷を付けることから、ウエーハの研削面から反射した光とウエーハを透過してウエーハの下面から反射した光との光路長差によって生成される分光干渉波形によって厚みを計測する非接触タイプの計測手段が使用されている(例えば、特許文献1を参照。)。
上記した厚みを計測する計測手段は、ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線の集光点を内部に位置付けて照射して、ウエーハの内部に改質層を形成する加工装置にも使用され、ウエーハの厚みを正確に計測することで、集光点の位置をウエーハの上面から所望の位置に正確に位置付けることを可能にしている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2012−021916号公報 特開2011−122894号公報
上記した特許文献1、及び特許文献2に開示された技術は、厚みを計測するウエーハの一点に光を照射してウエーハの上面と下面とから得た反射光を回析格子で分光し、波長毎に分光された光の強度に基づく分光干渉波形をフーリエ変換等の演算によって処理することにより、ウエーハの厚みを局所的に検出する構成である。よって、ウエーハの全面に渡って厚みを計測する場合は、ウエーハの全面を走査して、各点の厚みを一々演算しなくてはならず、効率が悪いという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、その主たる技術課題は、板状物の厚みを広範囲に効率よく計測することができる厚み計測装置、及び該厚み計測装置を備えた加工装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、板状物の厚みを計測する厚み計測装置であって、板状物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された板状物の厚みを非接触で計測する厚み計測手段と、を少なくとも含み、該厚み計測手段は、白色光源と、該白色光源が発した白色光を波長に対応して時間差を生じさせ分光して照射する分光手段と、該分光手段により分光された光を該保持手段に保持された板状物に対し所定の角度で傾斜させX軸方向、及びY軸方向の座標で規定される板状物上の2次元領域に照射して、該板状物の上面及び下面から反射した戻り光を受光する受光領域を備えた2次元イメージセンサーと、該2次元イメージセンサーを構成し該板状物の該2次元領域に対応したX軸方向、及びY軸方向の座標によって規定される受光領域に配設される複数の画素と、該画素が時間差によって順次受け取る分光された波長に対応する戻り光の強度を分光干渉波形として該画素毎に記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された画素毎の分光干渉波形を演算して板状物の該2次元領域を規定する座標位置の仮の厚みを算出し、該分光手段により分光された光を該板状物に対して照射した際の該板状物における屈折角のコサインの値を該仮の厚みに乗算して板状物の該座標位置における厚みを演算する厚み演算部と、を備える厚み計測装置が提供される。
該厚み計測手段は、さらに、該分光手段と該保持手段に保持された板状物との間に配設され分光された光を拡大する拡大光学系と、該保持手段に保持された板状物からの戻り光を集光して該2次元イメージセンサーに導く集光光学系と、を備えることができる。また、該白色光源は、SLD光源、ASE光源、スーパーコンティニウム光源、LED光源、ハロゲン光源、キセノン光源、水銀光源、メタルハライド光源、のいずれかであることが好ましい。
本発明によれば、上記した厚み計測装置を備えた加工装置が提供される。
本発明の厚み計測装置は、板状物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された板状物の厚みを非接触で計測する厚み計測手段と、を少なくとも含み、該厚み計測手段は、白色光源と、該白色光源が発した白色光を波長に対応して時間差を生じさせ分光して照射する分光手段と、該分光手段により分光された光を該保持手段に保持された板状物に対し所定の角度で傾斜させX軸方向及びY軸方向で規定される板状物上の2次元領域に照射して、該板状物の上面及び下面から反射した戻り光を受光する受光領域を備えた2次元イメージセンサーと、該2次元イメージセンサーを構成し該板状物の該2次元領域に対応したX軸方向、及びY軸方向によって規定される受光領域に配設される複数の画素と、該画素が時間差によって順次受け取る分光された波長に対応する戻り光の強度を分光干渉波形として該画素毎に記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された画素毎の分光干渉波形を演算して板状物の該2次元領域を規定する座標位置の仮の厚みを算出し、該分光手段により分光された光を該板状物に対して照射した際の該板状物における屈折角のコサインの値を該仮の厚みに乗算して板状物の座標位置における厚みを演算する厚み演算部と、を備えることにより、一度に、広い領域の板状物の厚みを計測することができる。そして、この厚み計測装置を備えた加工装置は、一度に、広い領域の板状物の厚みを計測することができることから、被加工物である板状物の厚み情報を使用する加工を、効率よく実施することが可能となる。
本実施形態の厚み計測装置を備えたレーザー加工装置の斜視図である。 図1に示す厚み計測装置の概略を示すブロック図である。 ウエーハの2次元領域を説明するための概念図である。 図3に示すウエーハの2次元領域に対応して設定される2次元イメージセンサーの受光領域を示す図である。 厚み計測手段により生成される分光干渉波形を示す図である。 図5に示す分光干渉波形に基づいて厚み演算部により得られる信号強度波形を示す図である。 本実施形態の厚み演算部によって演算されるウエーハの仮の厚み、及び実際の厚みを説明するための側面図である。
以下、本発明に基づき構成された厚み計測装置、及び該厚み計測装置を備えた加工装置に係る実施形態について添付図面を参照して、詳細に説明する。
図1に、本実施形態の厚み計測装置6を備え、板状物(例えば、シリコンからなるウエーハW)に対して透過性を有する波長のレーザー光線の集光点を内部に位置付けて照射して、ウエーハWの内部に改質層を形成するレーザー加工装置1の斜視図を示す。
レーザー加工装置1は、保護テープTを介して環状のフレームFに支持されたウエーハWを保持する保持手段20と、保持手段20を移動させる移動手段30と、保持手段20に保持されたウエーハWにレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段40と、アライメント手段50と、厚み計測手段60と、を備えている。
保持手段20は、図中に矢印Xで示すX軸方向において移動自在に基台2に載置される矩形状のX軸方向可動板21と、図中に矢印Yで示すY軸方向において移動自在にX軸方向可動板21に載置される矩形状のY軸方向可動板22と、Y軸方向可動板22の上面に固定された円筒状の支柱23と、支柱23の上端に固定された矩形状のカバー板26とを含む。カバー板26には、カバー板26上に形成された長穴を通って上方に延びる円形状のチャックテーブル24が配設されている。チャックテーブル24はウエーハWを保持し、図示しない回転駆動手段により回転可能に構成されている。チャックテーブル24の上面には、多孔質材料から形成され実質上水平に延在する円形状の吸着チャック25が配置されている。吸着チャック25は、支柱23の内部を通る流路によって図示しない吸引手段に接続されている。チャックテーブル24には、保護テープTを介してウエーハWを支持する環状のフレームFを固定するためのクランプも配設される。なお、X軸方向、Y軸方向で規定される平面は実質上水平である。
移動手段30は、静止基台2上に配設され、保持手段20をX軸方向に加工送りするX軸方向送り手段31と、保持手段20をY軸方向に割り出し送りするY軸方向送り手段32と、を備えている。X軸方向送り手段31は、パルスモータ33の回転運動を、ボールねじ34を介して直線運動に変換してX軸方向可動板21に伝達し、基台2上の案内レール2a、2aに沿ってX軸方向可動板21をX軸方向において進退させる。Y軸方向送り手段32は、パルスモータ35の回転運動を、ボールねじ36を介して直線運動に変換してY軸方向可動板22に伝達し、X軸方向可動板21上の案内レール21a、21aに沿ってY軸方向可動板22をY軸方向において進退させる。なお、図示は省略するが、X軸方向送り手段31、Y軸方向送り手段32、及びチャックテーブル24には、位置検出手段が配設されており、チャックテーブル24のX軸方向の位置、Y軸方向の位置、周方向の回転位置が正確に検出され、後述する制御手段10(図2を参照。)に伝達され、制御手段10から指示される指示信号に基づいて、X軸方向送り手段31、Y軸方向送り手段32、及び図示しないチャックテーブル24の回転駆動手段が駆動され、任意の座標位置、及び回転角度にチャックテーブル24を位置付けることが可能である。
制御手段10は、コンピュータにより構成され、制御プログラムに従って演算処理する中央演算処理装置(CPU)と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)と、検出した検出値、演算結果等を一時的に格納するための読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)と、入力インターフェース、及び出力インターフェースとを備えている(詳細についての図示は省略)。なお、この制御手段10は、上記したレーザー加工装置の各作動部を制御する制御手段として機能すると共に、後述する厚み計測装置の記憶部、及び厚み演算部の機能も備えている。
図1に戻り説明を続けると、移動手段30の側方には、枠体4が立設される。枠体4は、基台2上に配設される垂直壁部4a、及び垂直壁部4aの上端部から水平方向に延びる水平壁部4bと、を備えている。枠体4の水平壁部4bの内部には、レーザー光線照射手段40の光学系(図示は省略する。)が内蔵されている。水平壁部4bの先端部下面には、レーザー光線照射手段40の一部を構成する集光器42が配設され、集光器42の内部には、レーザー光線を集光する図示しない集光レンズ等が内蔵されている。レーザー光線照射手段40には、レーザー発振器(図示は省略する。)が配設され、該レーザー発振器から発振されたレーザー光線は、集光器42の集光レンズによって集光され、保持手段20に保持されるウエーハWの所定の内部位置に照射される。
アライメント手段50は、水平壁部4bの先端部下面において、集光器42のX軸方向で隣接する位置に配設される。アライメント手段50は、可視光線により撮像する通常の撮像素子(CCD)と、被加工物に赤外線を照射する赤外線照射手段と、赤外線照射手段により照射された赤外線を捕える光学系と、該光学系が捕えた赤外線に対応する電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)とを含む(いずれも図示は省略する。)。
図1に加え、図2も参照しながら、厚み計測装置6について説明する。厚み計測装置6は、ウエーハWを保持する保持手段20と、厚み計測手段60とを少なくとも含む。厚み計測手段60は、水平壁部4bの先端部下面において、アライメント手段50のX軸方向で隣接する位置に配設される。厚み計測手段60は、白色光源61と、分光手段62と、拡大光学系63と、集光光学系64と、2次元イメージセンサー65と、記憶部110と、厚み演算部120と、を備える。2次元イメージセンサー65は、制御手段10に接続される。記憶部110は、2次元イメージセンサー65が検出した情報、及び各種演算結果を記憶する。厚み演算部120は、2次元イメージセンサー65によって検出され記憶部110に記憶された情報に基づいてウエーハWの厚みを演算する。厚み演算部120によって演算された演算結果は、適宜記憶部110に記憶される。記憶部110は、制御手段10に配設される図示しないRAM、図示しない外部記憶装置、又はその組み合わせで構成することができ、厚み演算部120は、制御手段10に配設される図示しないROMに記憶された演算プログラムによって構成することができる。なお、記憶部110、厚み演算部120は、制御手段10とは別の独立した装置で構成してもよい。
白色光源61は、例えば、SLD光源、ASE光源、SC光源、LED光源、ハロゲン光源、キセノン光源、水銀光源、メタルハライド光源等のいずれかから選択することができ、波長が400nm〜900nmの範囲で、可視光をバランスよく含む白色光L0を発する光源を選択することが好ましい。
白色光源61から照射される白色光L0は、分光手段62に導かれる。分光手段62は、白色光源61の白色光L0を構成する光の波長に対応して時間差を生じさせて分光L1を照射するいわゆるスイープデバイスである。分光手段62は、例えば、波長分散を生じさせる光ファイバーを利用することで実現可能であり、より具体的に言えば、光ファイバーの中に、波長毎に反射位置が異なるように回析格子を形成して、短い波長の光の反射距離が短く、長い波長の光の反射距離が長くなるように設定されたもので実現される。これにより、分光手段62から照射される分光L1は、図2に示すように、最も早く照射される短い波長の青色光la、その後、波長が短い順で照射される緑色光lb、黄色光lc、及び赤色光ldで構成される。なお、図2に示す実施形態では、説明の都合上、分光手段62が、単純な4種類の波長の光(青色光la、緑色光lb、黄色光lc、赤色光ld)で構成される分光L1を照射するように説明したが、実際は、図2に示すような4種類の波長の光のみに分光して照射するのではなく、青色光la、緑色光lb、黄色光lc、赤色光ldのそれぞれ、さらには、各色の境界部のグラデーションがさらに細かく波長毎に時間差をもって変化する分光L1を照射するものである。
分光手段62から照射された分光L1は、分光手段62と保持手段20に保持されたウエーハWとの間に配設される拡大光学系63に導かれる。拡大光学系63は、導かれた分光L1の径を拡大するための第一の凸レンズ631と、第一の凸レンズ631によって拡大された分光L1を平行光にする第二の凸レンズ632とで構成される。拡大光学系63に入射された分光L1は、径が拡大され平行光とされた拡大分光L2となり、保持手段20に保持されたウエーハWに対して所定の角度(θ’)で傾斜させられ、ウエーハW上のX軸方向、Y軸方向で規定される2次元領域に照射される。
ウエーハWの該2次元領域に対して所定の角度(θ’)で入射された拡大分光L2は、該2次元領域における上面Waと下面Wbとで反射した戻り光L3となり、集光光学系65に導かれる。集光光学系63は、戻り光L3を集光して径を小さくするための第三の凸レンズ641と、第三の凸レンズ641によって集光され径が小さくされた戻り光L3を平行光にする第四の凸レンズ642とで構成される。
集光光学系64に入射された戻り光L3は、第三の凸レンズ641及び第四の凸レンズ642の作用により集光されて径が小さくされ、平行光とされた戻り光L4となり、2次元イメージセンサー65の受光領域652で受光される。2次元イメージセンサー65の受光領域652は、該ウエーハW上において拡大分光L2が照射される2次元領域に対応して規定されるX軸方向、Y軸方向に並ぶ複数の画素から構成される。各画素は、時間差によって順次受け取る分光された波長に対応する戻り光L4の強度を分光干渉波形として出力し、画素毎に出力される分光干渉波形を制御手段10の記憶部110に記憶する。そして、記憶部110に記憶された画素毎の分光干渉波形を厚み演算部120で演算して、ウエーハWの所定の座標位置における厚みを演算する。厚み演算部120において演算された各厚みは、ウエーハW上の座標位置に対応付けられて、記憶部110に記憶される。
本実施形態の厚み計測装置6、及び厚み計測装置6を備えたレーザー加工装置1は概ね上記したとおりの構成を備えており、厚み計測装置6、及びレーザー加工装置1の作用について、より具体的に、以下に説明する。
本実施形態のレーザー加工措置1によってレーザー加工を施すに際し、加工が施される板状物としてのウエーハWを用意する。例えば、ウエーハWは、シリコンからなり、表面に分割予定ラインによって区画された各領域にデバイスが形成され、保護テープTを介して環状のフレームFに支持されている。
上記したウエーハWを用意したならば、ウエーハWをチャックテーブル24の吸着チャック25上に載置し、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル24の吸着チャック25に吸引保持する。チャックテーブル24にウエーハWを吸引保持したならば、クランプを作動してフレームFを把持して固定する。
次いで、保持手段20を構成するX軸方向移動手段31を作動して、チャックテーブル24を厚み計測手段60が配設された領域の直下に移動させる。
チャックテーブル24を厚み計測手段60の直下に移動させたならば、厚みの計測を開始する。厚みの計測を開始するに際し、まず、白色光源61を作動して、波長が400nm〜900nmの光をバランスよく含む白色光L0を照射する。白色光L0は、分光手段62に入射され、分光手段62は、白色光L0を構成する光の波長に対応して時間差を生じさせた分光L1を生成して照射する。より具体的には、図2に示すように、青色光la、緑色光lb、黄色光lc、赤色光ldを、時間差をもって順に、すなわち、分光L1を構成する波長400nm・・・500nm・・・600nm・・・900nmに対応した光を、時間差をもって順に照射する。
分光手段62から照射された分光L1を拡大光学系63に導いて、径が拡大され平行光とされた拡大分光L2を生成し、保持手段20のチャックテーブル24に吸引保持されたウエーハWに対し所定の角度(θ’)で傾斜させ、X軸方向及びY軸方向の座標で規定されるウエーハW上の2次元領域Rに照射する。ここで、ウエーハWのX軸方向、Y軸方向の座標で規定される2次元領域Rについて、図3を参照しながら説明する。
ウエーハWの全面を含む2次元領域Rは、図3中に点線で示すように、A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、及びD1〜D4で区画され、各区画はX軸方向、Y軸方向のX座標、Y座標で規定される。ここで、上記した拡大分光L2が、ウエーハWの2次元領域Rを構成する区画A1に照射される場合について説明する。
図3に1点鎖線の略楕円形で示すのが、拡大分光L2が照射される照射領域L2’である。照射領域L2’内には区画A1全体が含まれており、区画A1は、図中下段に示すように、さらに、X座標、Y座標で細かい領域に区分され(図中11〜110で示す。)、X座標、Y座標によってその位置が特定される。なお、他の区画A2〜A4、B1〜B4、C1〜C4、及びD1〜D4も、同様に区分されており、ウエーハW上の所定の位置は、該区分により特定される。図2に示すように、ウエーハW上に照射された拡大分光L2は、照射領域L2’におけるウエーハWの上面Waと、下面Wbとで反射して戻り光L3となり、集光光学系64に入射される。集光光学系64に入射された戻り光L3は、集光されて径が縮小されると共に、径が縮小された状態で平行光とされた戻り光L4となり、戻り光L4は、2次元イメージセンサー65の受光領域652で受光される。
ここで、2次元イメージセンサー65を構成する受光領域652は、図4に示すように、ウエーハWの2次元領域の各区画に対応したX軸方向、及びY軸方向の座標位置によって規定される領域に、各区分11〜区分110に対応する複数の画素11〜画素110を配設することにより構成されている。これにより、例えば、ウエーハWの区画A1における区分110で反射した戻り光L4は、受光領域652の画素110で受光される。すなわち、区画A1の区分11〜区分110のそれぞれで反射した戻り光L4は、区分11〜区分110に対応するように規定された受光領域652の画素11〜画素110のそれぞれによって受光される。ここで、画素11〜画素110が受光する戻り光L4は、ウエーハWの上面Waと、下面Wbとで反射した戻り光であることから、各画素が時間差によって順次受け取る分光された波長に対応する戻り光L4の強度を、図5に示すような分光干渉波形Hとして制御手段10に出力することができる。そして、制御手段10に出力された各分光干渉波形Hは、画素11〜画素110のそれぞれに関連付けられて、記憶部110に記憶される。
上記した記憶部110に記憶された分光干渉波形に基づいて、厚み演算部120によって厚みを演算する手順について説明する。仮に、図5に示す分光干渉波形Hが、図4に示す受光領域652を構成する画素110によって出力された分光干渉波形であるとし、厚み演算部120によって、画素110に対応するウエーハWの区画A1の区分110の厚みを演算する場合、厚み演算部120は、画素110から送られて記憶部110に記憶された分光干渉波形Hに対し、フーリエ変換理論等による波形解析を実行して、図6に示す信号強度波形を得る。そして、該信号強度波形のピーク値が示す位置に基づき、ウエーハWの上面Waで反射した戻り光と、下面Wbで反射した戻り光との光路長差(150μm)を厚み情報として得ることができる。ところで、該光路長差は、図7に示すように、拡大分光L2が、ウエーハWに対して、所定の角度(入射角)θ’で入射された拡大分光L2の光路によって形成される。この際、所定の角度θ’でウエーハWに照射された拡大分光L2は、ウエーハWにおける屈折角θでウエーハW内に進入して、下面Wbで反射して戻り光L3を形成する。すなわち、図7から理解されるように、上記した分光干渉波形Hにより得られる厚み情報(光路長差150μm)は、屈折角θでウエーハW内を進行する光の光路長Dによってもたらされるものであり、実際のウエーハWの厚みではない。よって、この屈折角θでウエーハW内を進行する光の光路長Dを、一旦、仮の厚みDとする。そして、実際の厚みD’は、屈折角θ、及び仮の厚みDに基づいて、以下のようにして求めることができる。
D’=D×cosθ
上記した実際の厚みD’の情報は、区画A1の区分110を特定するためのX座標、Y座標の情報と共に記憶部110に記憶される。そして、同様の演算を残りの他の区分11〜区分109に対しても同時に実施し、各区分を特定するためのX座標、Y座標の情報と共に実際の厚みD’の情報を記憶部110に記憶する。
本実施形態に備えられた厚み計測装置6は、白色光L0を、分光手段62により、波長に対応して時間差を生じさせ分光して照射する構成を備えていることから、ウエーハWの1つの区画を構成する各区分の厚みに応じて発生する分光干渉波形を同時に得ることができる。よって、上記したような各区分の厚みを算出する演算を、区分11〜区分110に対して一気に実施することができ、一度に広い領域の厚みを効率よく計測することができる。
上記した手順によれば、区画A1を構成する区分11〜区分110の厚みが速やかに効率よく算出される。そして、区画A1の厚みを記憶部110に記憶したならば、移動手段30を作動させることにより、チャックテーブル24を移動して、厚み計測装置6の直下であって、拡大分光L2の照射領域L2’に、区画A1に隣接した区画A2を位置付ける。そして、上記区画A1に対して実施した手順と同様の厚みを計測するための演算を実施することで、区画A2を構成する区分11〜110の厚みを速やかに算出して、記憶部110に記憶することができる。そして、同様の演算を、残りの区画A3〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4に対して実施する。以上により、ウエーハWの2次元領域R全体の厚みが効率よく計測され、制御手段10の記憶部110に記憶される。
上記したように、ウエーハWの2次元領域R全体の厚みが計測されたならば、ウエーハWの内部に、分割予定ラインに沿った分割起点となる改質層を形成する。より具体的には、図1に示すレーザー加工装置1のアライメント手段50を作動して、ウエーハWの加工位置と、レーザー光線照射手段40によるレーザー光線の照射位置との位置合わせ(アライメント)を実施する。該アライメントを実施したならば、ウエーハWを集光器42の直下に位置付けて、レーザー光線照射手段40を起動する。そして、ウエーハWに対して透過性を有する波長のレーザー光線を、レーザー光線照射手段40に配設された図示しないレーザー発振器により発振し、ウエーハWの所定の内部に集光点を位置付け、分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し、X軸方向移動手段31を作動して、チャックテーブル24を矢印Xで示す方向に所定の加工送り速度で移動させる。この際、本実施形態では、保持手段20に保持されたウエーハWの座標位置により規定される2次元領域Rの各区分における厚みが予め計測されて記憶部110に記憶されている。この記憶部110に記憶された厚みの情報に基づいて、レーザー光線の集光点を、上面Waを基準とした所定の内部位置に位置付けることができる。このようにして、上述した制御手段10により、レーザー光線照射手段50、X軸方向移動手段31、Y軸方向移動手段32、及びチャックテーブル24を回転させる図示しない回転手段等を制御して、全ての分割予定ラインに沿って分割起点となる改質層を形成する。
なお、上記レーザー光線照射手段50により実行される改質層を形成する工程は、例えば、以下のようなレーザー加工条件で実施される。
波長 :1064nm
平均出力 :1W
繰り返し周波数 :100kHz
パルス幅 :1ns
スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
上記したように、本実施形態によれば、保持手段20に保持されたウエーハWにおける、X軸方向、Y軸方向の座標位置により規定される2次元領域Rの各区分における厚みが効率よく計測されて記憶部110に記憶されており、記憶部110に記憶された厚みの情報をレーザー加工装置1に適用して、ウエーハWの内部に改質層を形成するため、レーザー加工装置1を利用したレーザー加工を効率よく実施することができる。
本発明によれば、上記した実施形態に限定されず、種々の変形例が提供される。上記した実施形態では、厚み計測手段60において白色光源61から照射された白色光L0を、分光手段62を介して分光した後、拡大光学系63を介して拡大して平行光にしてウエーハWの2次元領域Rに照射して、その後集光光学系64で集光して2次元イメージセンサー65にて受光して厚みを計測したが、必ずしも、拡大光学系63及び集光光学系64を介する必要はなく、分光手段62によって分光した分光L1をそのままウエーハWに照射して、戻り光L3を2次元イメージセンサー65で受光してもよい。また、上記した実施形態では、ウエーハWの2次元領域Rを、16の区画(A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4)に分割して設定し、各区画に対応するように、拡大光学系63によって拡大分光L2を生成し照射して、ウエーハWの厚みを計測したが、本発明はこれに限定されず、計測対象となるウエーハWの大きさや、厚みを計測したい点の数等に応じて、分割する区画の範囲(面積)を適宜変更して、それに合わせて拡大光学系63による拡大率を適宜調整してもよい。
さらに、上記した実施形態では、本実施形態に係る厚み計測手段60を、ウエーハWの内部に改質層を形成するためのレーザー加工装置1に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、板状物を被加工物とするあらゆる加工装置、例えば、板状物の表面を研削、研磨する装置、板状物の表面にレーザー光線の集光点を位置付けてアブレーション加工を実施するレーザー加工装置、切削ブレードを使用して切削するダイシング装置等に適用することが可能であり、板状物の厚み情報を必要とする加工装置であれば、加工効率の向上に寄与することができる。
また、上記した実施形態では、厚み計測装置60をレーザー加工装置1に備えた例を示したが、必ずしも加工装置と一体的に構成することに限定されず、専ら厚みを計測する独立した厚み計測装置としてもよい。その場合は、計測され記憶された厚みの情報を適宜の加工装置に伝達して加工に使用すればよい。
1:レーザー加工装置
6:厚み計測装置
60:厚み計測手段
61:白色光源
62:分光手段
63:拡大光学系
64:集光光学系
65:2次元イメージセンサー
10:制御手段
110:記憶部
120:厚み演算部
20:保持手段
24:チャックテーブル
30:移動手段
31:X軸方向移動手段
32:Y軸方向移動手段
40:レーザー光線照射手段
50:アライメント手段
W:ウエーハ(板状物)
L0:白色光
L1:分光
L2:拡大分光
L3、L4:戻り光

Claims (4)

  1. 板状物の厚みを計測する厚み計測装置であって、
    板状物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された板状物の厚みを非接触で計測する厚み計測手段と、を少なくとも含み、
    該厚み計測手段は、
    白色光源と、
    該白色光源が発した白色光を波長に対応して時間差を生じさせ分光して照射する分光手段と、
    該分光手段により分光された光を該保持手段に保持された板状物に対し所定の角度で傾斜させX軸方向、及びY軸方向の座標で規定される板状物上の2次元領域に照射して、該板状物の上面及び下面から反射した戻り光を受光する受光領域を備えた2次元イメージセンサーと、
    該2次元イメージセンサーを構成し該板状物の該2次元領域に対応したX軸方向、及びY軸方向の座標によって規定される受光領域に配設される複数の画素と、
    該画素が時間差によって順次受け取る分光された波長に対応する戻り光の強度を分光干渉波形として該画素毎に記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された画素毎の分光干渉波形を演算して板状物の該2次元領域を規定する座標位置の仮の厚みを算出し、該分光手段により分光された光を該板状物に対して照射した際の該板状物における屈折角のコサインの値を該仮の厚みに乗算して板状物の該座標位置における厚みを演算する厚み演算部と、
    を備える厚み計測装置。
  2. 該厚み計測手段は、さらに、該分光手段と該保持手段に保持された板状物との間に配設され分光された光を拡大する拡大光学系と、
    該保持手段に保持された板状物からの戻り光を集光して該2次元イメージセンサーに導く集光光学系と、
    を備える請求項1に記載の厚み計測装置。
  3. 該白色光源は、SLD光源、ASE光源、スーパーコンティニウム光源、LED光源、ハロゲン光源、キセノン光源、水銀光源、メタルハライド光源、のいずれかである請求項1、又は2に記載の厚み計測装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の厚み計測装置を備えた加工装置。
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