JP2020101913A - 情報処理装置、及び、情報処理装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、及び、情報処理装置のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 情報処理装置とプリンタとの間でIPPに従った通信が実行される状況において、プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーをユーザに通知するための技術を提供すること。【解決手段】 情報処理装置は、IPP(Internet Printing Protocolの略)に従って、第1のポリシー情報要求をプリンタに送信することに応じて、プリンタから第1のポリシー情報を受信し、第1のポリシー情報を利用して、プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示す第1の通知画像を出力部に出力させる。そして、情報処理装置は、第1の通知画像の出力後に、IPPに従って、印刷ジョブをプリンタに送信する。【選択図】図3

Description

本明細書では、IPP(Internet Printing Protocolの略)に従ってプリンタに印刷を実行させることが可能な情報処理装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、プリンタと端末装置との間でIPPに従った通信が実行されて、プリンタが端末装置からの指示に従って印刷を実行することが開示されている。
特開2016−72785号公報 特開2018−136792号公報
本明細書では、情報処理装置とプリンタとの間でIPPに従った通信が実行される状況において、プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーをユーザに通知するための技術を開示する。
本明細書は、情報処理装置のためのコンピュータプログラムを開示する。コンピュータプログラムは、前記情報処理装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、IPP(Internet Printing Protocolの略)に従って、第1のポリシー情報要求をプリンタに送信する第1の要求送信部であって、前記第1のポリシー情報要求は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示すポリシー情報の送信を前記プリンタに要求するコマンドであり、前記ポリシー情報は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報のうちの公開対象のユーザが制限されるジョブ情報に対応する項目を示す公開制限情報と、前記公開対象のユーザを示す公開ユーザ情報と、を含む、前記第1の要求送信部と、前記第1のポリシー情報要求が前記プリンタに送信されることに応じて、前記IPPに従って、前記プリンタから、前記ポリシー情報である第1のポリシー情報を受信する第1のポリシー情報受信部と、前記プリンタから前記第1のポリシー情報が受信される場合に、前記第1のポリシー情報を利用して、前記プライバシーポリシーを示す第1の通知画像を出力部に出力させる第1の出力制御部であって、前記第1の通知画像は、前記第1のポリシー情報に含まれる公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報が、前記第1のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される公開対象のユーザのみに対して公開されることを示す、前記第1の出力制御部と、前記第1の通知画像の出力後に、前記IPPに従って、印刷ジョブを前記プリンタに送信するジョブ送信部であって、前記プリンタでは、前記情報処理装置から前記印刷ジョブが受信される場合に、前記印刷ジョブに従った印刷が実行されて、ジョブ情報が記憶される、前記ジョブ送信部と、として機能させてもよい。
上記の構成によると、情報処理装置は、IPPに従って、第1のポリシー情報要求をプリンタに送信して、プリンタから第1のポリシー情報を受信し、第1のポリシー情報を利用して、プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示す第1の通知画像を出力部に出力させる。そして、情報処理装置は、第1の通知画像の出力後に、IPPに従って、印刷ジョブをプリンタに送信する。従って、情報処理装置とプリンタとの間でIPPに従った通信が実行される状況において、印刷ジョブがプリンタに送信される前に、プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーをユーザに通知することができる。
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。上記の情報処理装置そのもの、及び、情報処理装置を実現するための制御方法も、新規で有用である。また、上記の情報処理装置とプリンタとを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 記憶プロセスのシーケンス図を示す。 印刷プロセスのシーケンス図を示す。 図3の続きのシーケンス図を示す。 情報取得プロセスのシーケンス図を示す。 第2及び第3実施例の登録プロセスのシーケンス図を示す。 第2実施例の印刷プロセスのシーケンス図を示す。 第3実施例の印刷プロセスのフローチャートを示す。 印刷プロセスの具体例のシーケンス図を示す。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のPC(Personal Computerの略)10,50と、プリンタ100と、を備える。各デバイス10,50,100は、LAN(LocalArea Networkの略)6を介して相互に通信可能である。LAN6は、有線LAN及び無線LANのどちらでもよい。
(各PC10,50の構成)
各PC10,50は、据置型のPCであるが、変形例では、例えばノートPC等の可搬型のデバイスであってもよい。本実施例では、各PC10,50が異なるユーザによって利用される状況を想定している。各PC10,50は、同様の構成を備える。従って、以下では、PC50の構成の説明を省略し、PC10の構成のみを説明する。PC10は、操作部12と、表示部14と、通信インターフェース16と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をPC10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。なお、表示部14は、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)として機能してもよい。通信I/F16は、LAN6に接続されている。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、ROM、RAM等によって構成される。メモリ34は、さらに、上記のプログラム36の他に、印刷アプリケーション38と、サポート情報40と、を格納する。
印刷アプリケーション(以下では、単に「アプリ」と記載する)38は、IPP(Internet Printing Protocol)に従った手順でプリンタ100に印刷を指示するためのアプリケーションである。アプリ38は、例えば、プリンタ100のベンダによって提供されるインターネット上のサーバからPC10にインストールされてもよいし、プリンタ100と共に出荷されるメディアからPC10にインストールされてもよい。
IPPは、インターネットを経由してプリンタに印刷を実行させることを実現する標準技術があり、リモートでプリンタに印刷を実行させるための通信手順(即ち、プロトコル)を規定している。IETF(Internet Engineering Task Forceの略)のプリンティング関連専門ワーキンググループであるPWG(Printer Working Groupの略)によってIPPの標準化仕様が取りまとめられている。
IPPでは、情報をオブジェクトとみなし、オブジェクトの種類を属性によって規定する。例えば、プリンタにおいて印刷が実行されることに応じて当該プリンタに記憶されるジョブ情報に対応するオブジェクトの種類は、job−object−attributeという属性によって規定される。また、IPPでは、ジョブ情報の公開対象であるユーザを制限するための属性として、job−privacy−attributeと、job−privacy−scopeと、を規定している。job−privacy−attributeを有する情報は、job−object−attributeを有する情報(即ち、ジョブ情報)のうちの公開対象のユーザが制限される情報(即ち、プライベートにされる情報)である。job−privacy−scopeを有する情報は、job−privacy−attributeを有する情報の公開対象のユーザを示す。
サポート情報40は、job−object−attributeを有する情報に対応する複数個の項目であって、PC10がサポートしている複数個の項目を示す。本実施例では、当該複数個の項目は、印刷ジョブの名称であるジョブ名と、印刷に利用される印刷設定と、印刷の実行状態を示すジョブ状態と、を含む。変形例では、サポート情報40によって示される複数個の項目は、上記の各項目(即ち、ジョブ名、印刷設定、ジョブ状態)に限らず、上記の各項目のうちの一部の項目のみを含んでいてもよいし、job−object−attributeを有する情報に対応する他の項目(例えば画像データの格納場所を示すURI(Uniform Resource Identifierの略)等)を含んでいてもよい。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、印刷機能を実行可能な周辺機器(即ち各PC10,50の周辺機器)である。なお、プリンタ100は、印刷機能に加えて、スキャン機能、FAX機能等を実行可能な多機能機であってもよい。プリンタ100は、デバイス名DNを有する。プリンタ100は、機能情報138と、ポリシー情報140と、印刷履歴情報テーブル(以下では、「テーブル」と記載する)142と、を記憶している。機能情報138は、プリンタ100が実行可能な機能を示す。本実施例では、プリンタ100は、カラー印刷機能及びモノクロ印刷機能を実行可能である。変形例では、プリンタ100は、他の機能(例えば、両面印刷機能等)を実行可能であってもよい。
ポリシー情報140は、ジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示す情報であり、公開制限情報と公開ユーザ情報とを含む。公開制限情報は、ジョブ情報のうちの公開対象のユーザが制限されるジョブ情報に関する項目(即ち、プライベートにされる情報)を示す。当該1個以上の項目のそれぞれは、属性としてjob−privacy−attributeを有する。図1の例では、公開制限情報は、項目「ジョブ名」と項目「印刷設定」とを示す。公開ユーザ情報は、公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報の公開対象のユーザを示し、属性としてjob−privacy−scopeを有する。公開ユーザ情報は、プリンタ100に印刷を実行させたユーザを示す「印刷ユーザ」と、プリンタ100の管理者を示す「管理者」と、「印刷ユーザ、管理者」と、のうちのいずれか1つを示す。図1の例では、公開対象のユーザは、「印刷ユーザ」である。ポリシー情報140は、例えば、プリンタ100の管理者によってプリンタ100のメモリ(図示省略)に格納される。
テーブル142は、プリンタ100において印刷が実行されることに応じて記憶される印刷履歴情報を記憶する。印刷履歴情報は、ジョブIDと、ユーザ名と、ジョブ情報と、を含む。ジョブ情報は、ジョブ名とユーザ名とジョブ状態とを含む。
(記憶プロセス;図2)
続いて、図2を参照して、PC10がプリンタ100に関するプリンタ情報を記憶するための記憶プロセスを説明する。以下では、理解の容易化のために、各デバイスのCPU(例えばPC10のCPU32)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えばPC10)を主体として記載する。また、PC10は、以下の各通信を通信I/F16を介して実行する。従って、以下では、「通信I/F16を介して」という記載を省略する。
T5では、PC10は、PC10のユーザ(以下では「第1のユーザ」と記載する)から、PC10にログインするためのログイン操作を受け付ける。ログイン操作は、第1のユーザのユーザ名UN1を入力する操作を含む。図示省略しているが、ユーザ名UN1は、第1のユーザによって予めPC10に登録される。
T5以降の各処理は、PC10のアプリ38に従って実現される。T10では、PC10は、プリンタ情報を記憶することを指示する記憶指示を第1のユーザから受け付ける。この場合、PC10は、T12において、PC10の周囲に存在するプリンタを検索する検索信号をブロードキャストによって送信する。
PC10は、T12で検索信号を送信することに応じて、LAN6に接続されている1個以上のプリンタのそれぞれから当該プリンタのデバイス名を受信する。T14では、PC10は、プリンタ100から、プリンタ100のデバイス名DNを受信する。この場合、PC10は、T16において、受信済みの1個以上のデバイス名の一覧である検索結果を表示部14に表示させる。
PC10は、T20において、検索結果内のデバイス名DNが第1のユーザによって選択されることに応じて、T22において、IPPに従ったGet−Printer−Attribute(以下では「GPA」と記載する)コマンドをプリンタ100に送信する。当該GPAコマンドは、機能情報の送信をプリンタ100に要求することを示す文字列「print-color-mode-supported」を含む。
T24では、PC10は、プリンタ100から、カラー印刷機能とモノクロ印刷機能とを示す機能情報を受信する。
T26では、PC10は、プリンタ100のプリンタ情報をメモリ34に記憶する。プリンタ情報は、T20で選択されたプリンタ100のデバイス名DNと、受信済みの機能情報(即ち、カラー印刷機能、モノクロ印刷機能)と、を含む。
T30では、PC10は、プリンタ情報の記憶が完了したことを示す完了画面を表示部14に表示させる。T30の処理が終了すると、図2の処理が終了する。
(印刷プロセス;図3及び図4)
続いて、図3及び図4を参照して、プリンタ100に印刷を実行させるための印刷プロセスを説明する。図2の処理が実行された後に、図3の処理が実行される。即ち、PC10は、プリンタ100のプリンタ情報を記憶済みである(図2のT26参照)。図3及び図4の各処理は、PC10のアプリ38に従って実現される。
T110では、PC10は、第1のユーザから、印刷をプリンタ100に実行させるための印刷指示を受け付ける。印刷指示は、印刷対象の画像データのファイル名「aaa」を選択する操作を含む。この場合、PC10は、選択済みの画像データのファイル名「aaa」を用いて、ジョブ名「aaa」を生成する。なお、変形例では、ジョブ名は、画像データのファイル名でなくてもよく、ユーザによって指定された任意の名称であってもよい。
T112では、PC10は、印刷設定を指定するための設定画面を表示部14に表示させる。具体的には、PC10は、メモリ34に記憶されているプリンタ情報(図2のT26参照)に含まれる機能情報(即ち、カラー印刷機能、モノクロ印刷機能)を取得し、取得済みの機能情報によって示されるカラー印刷機能を指定するための「カラー印刷」ボタンと、取得済みの機能情報によって示されるモノクロ印刷機能を指定するための「モノクロ印刷」ボタンと、を含む設定画面を表示部14に表示させる。
PC10は、T120において、第1のユーザから設定画面において「カラー印刷」ボタンの選択を受け付ける場合に、T122において、IPPに従って、GPAコマンドをプリンタ100に送信する。当該GPAコマンドは、文字列「job-privacy-attributes」と、文字列「job-privacy-scope」と、文字列「printer-privacy-policy-uri」と、を含む。文字列「job-privacy-attributes」は、ポリシー情報140に含まれる公開制限情報の送信をプリンタ100に要求することを示す文字列である。文字列「job-privacy-scope」は、ポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報の送信をプリンタ100に要求することを示す文字列である。即ち、換言すれば、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」とを含むGPAコマンドは、プリンタ100のポリシー情報140の送信をプリンタ100に要求するコマンドである。文字列「printer-privacy-policy-uri」は、変更画面を表示するための変更画面データの位置を示すURIの送信を要求することを示す文字列である。変更画面は、プリンタ100の公開制限情報及び公開ユーザ情報を変更するための画面である。
T124では、PC10は、プリンタ100から、変更画面データの位置を示すURI「U1」と、ポリシー情報140と、受信する。ポリシー情報140に含まれる公開制限情報は、項目「ジョブ名」と項目「印刷設定」とを示す。ポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報は、「印刷ユーザ」を示す。
T126では、PC10は、ジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示す通知画面を表示部14に表示させる。PC10は、まず、プリンタ100からポリシー情報140を受信する場合に、ポリシー情報140とメモリ34内のサポート情報40とを利用して、公開が制限されない項目(即ち、パブリックにされる項目)を特定する。具体的には、PC10は、サポート情報40によって示される各項目(即ち、「ジョブ名」、「印刷設定」、「ジョブ状態」)に含まれると共に、ポリシー情報140に含まれる公開制限情報によって示される各項目(即ち、「ジョブ名」、「印刷設定」)に含まれない項目「ジョブ状態」を特定する。そして、PC10は、特定済みの項目「ジョブ状態」に対応するジョブ情報が、ポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報によって示される印刷ユーザ以外のユーザに対しても公開されることを示す第1のメッセージを生成する。
また、PC10は、公開制限情報によって示される各項目(即ち、「ジョブ名」、「印刷設定」)に対応するジョブ情報が、公開ユーザ情報によって示される印刷ユーザのみに対して公開されることを示す第2のメッセージを生成する。そして、PC10は、第1のメッセージと、第2のメッセージと、プライバシーポリシーに同意することを示すOKボタンと、プライバシーポリシーに同意しないことを示すCancelボタンと、受信済みのURI「U1」と、を含む通知画面を表示部14に表示させる。通知画面が第1及び第2のメッセージを含むので、第1のユーザは、項目「ジョブ名」及び項目「印刷設定」に対応するジョブ情報が第1のユーザのみに公開され、かつ、項目「ジョブ状態」に対応するジョブ情報が第1のユーザとは異なるユーザにも公開されることを知ることができる。また、通知画面がURI「U1」を含むので、例えば、第1のユーザがプリンタ100の管理者である場合には、管理者は、URI「U1」を選択することによって変更画面をPC10に表示させることができ、変更画面を利用してプリンタ100のポリシー情報140を変更することができる。T126の処理が終了すると、図3の処理が終了する。
(図3の続き;図4)
続いて、図4を参照して、図3の続きの処理を説明する。PC10は、図3のT126において、通知画面を表示部14に表示させた後に、T130において、第1のユーザから通知画面において「OK」ボタンの選択を受け付ける。この場合、PC10は、T132において、IPPに従ったValidate−Job(以下では「VJ」と記載する)コマンドをプリンタ100に送信する。VJコマンドは、設定画面において指定された印刷設定(即ち、カラー印刷機能)を含む。なお、通知画面においてCancelボタンが選択される場合には、PC10は、T132以降の処理を実行することなく印刷プロセスを終了する。
プリンタ100は、T132において、PC10からVJコマンドを受信する場合に、VJコマンドに含まれる印刷設定(即ち、カラー印刷機能)を実行可能であると判断し、T134において、200OKをPC10に送信する。200OKは、IPPで定義されているコマンドではなく、HTTP(Hypertext Transfer Protocolの略)で定義されているコマンドであり、具体的には、処理が正常に完了したことを示すコマンドである。
PC10は、T134において、プリンタ100から200OKを受信する場合に、T140において、IPPに従ったCreate−Job(以下では「CJ」と記載する)コマンドをプリンタ100に送信する。CJコマンドは、生成済みのジョブ名「aaa」と、設定画面において指定された印刷設定(即ち、カラー印刷機能)と、PC10に現在ログインしている第1のユーザのユーザ名UN1と、を含む。
プリンタ100は、T140において、PC10からCJコマンドを受信する場合に、T142において、ユニークなジョブID「J1」を生成し、印刷履歴情報をテーブル142に記憶する。当該印刷履歴情報は、生成済みのジョブID「J1」と、受信済みのCJコマンドに含まれるユーザ名UN1と、ジョブ情報と、を含む。当該ジョブ情報は、受信済みのCJコマンドに含まれるジョブ名「aaa」と、受信済みのCJコマンドに含まれる印刷設定(即ち、カラー印刷)と、印刷が完了していないことを示すジョブ状態「未」と、を含む。次いで、プリンタ100は、T144において、生成済みのジョブID「J1」を含む200OKをPC10に送信する。
PC10は、T144において、プリンタ100から200OKを受信する場合に、T150において、IPPに従ったSend−Document(以下では「SD」と記載する)コマンドをプリンタ100に送信する。SDコマンドは、T110で選択されたファイル名「aaa」を有する画像データと、受信済みの200OKに含まれるジョブID「J1」と、PC10に現在ログインしている第1のユーザのユーザ名UN1と、を含む。
プリンタ100は、T150において、PC10からSDコマンドを受信する場合に、T152において、テーブル142からSDコマンドに含まれるジョブID「J1」と同じジョブID「J1」を含む印刷履歴情報を特定し、SDコマンドに含まれる画像データと特定済みの印刷履歴情報に含まれる印刷設定(即ち、カラー印刷機能)とに従ってカラー印刷を実行する。
T154では、プリンタ100は、テーブル142において、特定済みの印刷履歴情報を更新する。具体的には、プリンタ100は、特定済みの印刷履歴情報内のジョブ情報に含まれるジョブ状態を「未」から「済」に変更する。ジョブ状態「済」は、印刷が完了したことを示す。そして、プリンタ100は、T156において、200OKをPC10に送信する。T156の処理が終了すると、図4の処理が終了する。
上記ように、PC10は、IPPに従って、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」と文字列「printer-privacy-policy-uri」とを含むGPAコマンドをプリンタ100に送信して(図3のT122)、プリンタ100からURI「U1」とポリシー情報140とを受信し(T124)、ポリシー情報140を利用して通知画面を表示部14に表示させる(T126)。そして、PC10は、通知画面の表示後に、IPPに従ってCJコマンド及びSDコマンドをプリンタ100に送信する(図4のT140及びT150)。従って、PC10とプリンタ100との間でIPPに従った通信が実行される状況において、印刷対象の画像データがプリンタ100に送信される前に、プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを第1のユーザに通知することができる。
また、上記のように、PC10は、第1のユーザから通知画面においてOKボタンを選択する操作を受け付ける場合(図4のT130)、即ち、第1のユーザがプライバシーポリシーに同意する場合に、CJコマンド及びSDコマンドをプリンタ100に送信する(T140及びT150)。これにより、第1のユーザがプライバシーポリシーに同意していないにも関わらず、プリンタ100において印刷が実行されることを抑制できる。
(情報取得プロセス;図5)
続いて、図5を参照して、PC10又はPC50がプリンタ100に記憶されている印刷履歴情報に含まれるジョブ情報を取得するための情報取得プロセスを説明する。図4の処理が実行された後に、図5の処理が実行される。即ち、プリンタ100は、印刷履歴情報を記憶済みである(図4のT154参照)。図5では、PC10のユーザである第1のユーザ又はPC50のユーザである第2のユーザが、PC10又はPC50を利用して、プリンタ100からジョブ情報を取得する状況を想定している。以下では、第1のユーザ又は第2のユーザのことを「対象ユーザ」と記載し、対象ユーザによって操作されるPC10又はPC50のことを「対象PC」と記載する。T205では、対象PCは、対象ユーザから、対象ユーザのユーザ名(即ち、UN1又はUN2)の入力を含むログイン操作を受け付ける。
T205以降の各処理は、アプリ38に従って実現される。対象PCは、T210において、対象ユーザから、ジョブ情報の取得を指示する情報取得指示を受け付けることに応じて、T212において、IPPに従って、ジョブ情報の送信をプリンタ100に要求する情報要求をプリンタ100に送信する。情報要求は、対象PCに現在ログインしている対象ユーザのユーザ名(以下では「対象ユーザ名」と記載する)を含む。本実施例では、情報要求は、IPPに従ったGet−Jobsコマンドであるが、変形例では、IPPに従ったGet Job Attributeコマンドでもよい。Get Job Attributeコマンドは、ユーザによって指定されたジョブIDを含み、当該ジョブIDを含む印刷履歴情報内のジョブ情報の送信をプリンタ100に要求するコマンドである。
プリンタ100は、T212において、対象PCから情報要求を受信することに応じて、S10において、記憶済みの印刷履歴情報内のジョブ情報に含まれるユーザ名UN1と、情報要求に含まれる対象ユーザ名と、が一致するのか否かを判断する。プリンタ100は、ユーザ名UN1と対象ユーザ名とが一致すると判断する場合(S10でYES)、即ち、情報要求がユーザ名UN1を含む場合に、情報要求の送信元のユーザ(即ち第1のユーザ)がポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報「印刷ユーザ」であると判断する。従って、プリンタ100は、今回の情報要求に対する応答において、ジョブ情報の公開を制限する必要がないと判断することができる。この場合、プリンタ100は、T220において、記憶済みの印刷履歴情報内のジョブ情報に含まれる全ての情報(即ち、ジョブ名「aaa」、印刷設定(即ち、カラー印刷機能)、ジョブ状態「済」)をPC10に送信する。なお、本明細書において、「公開」とは、プリンタ100が、PC10から情報要求を受信する場合に、ジョブ情報に含まれる情報のうちの少なくとも1つの情報をPC10に送信することを意味する。
PC10は、T220において、プリンタ100から情報を受信する場合に、T222において、ジョブ名「aaa」と印刷設定(即ち、カラー印刷機能)とジョブ状態「済」とを含む印刷履歴を表示部14に表示させる。T222の処理が終了すると、図4の処理が終了する。
一方、プリンタ100は、S10において、ユーザ名UN1と対象ユーザ名とが一致しないと判断する場合(S10でNO)、即ち、情報要求がユーザ名UN2を含む場合に、情報要求の送信元のユーザ(即ち第2のユーザ)がポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報「印刷ユーザ」でないと判断する。従って、プリンタ100は、今回の情報要求に対する応答において、ジョブ情報の公開を制限する必要があると判断することができる。この場合、プリンタ100は、記憶済みの印刷履歴情報内のジョブ情報のうち、ポリシー情報140に含まれる公開制限情報によって示される項目「ジョブ名」及び項目「印刷設定」に対応する各情報をPC50に送信しない。即ち、プリンタ100は、T230において、記憶済みのジョブ情報に含まれるジョブ状態「済」のみをPC50に送信する。なお、変形例では、プリンタ100は、ジョブ名として文字列「unknown」と、印刷設定として文字列「unknown」と、記憶済みのジョブ情報に含まれるジョブ状態「済」と、をPC50に送信してもよい。
PC50は、T230において、プリンタ100からジョブ状態「済」を受信する場合に、T232において、ジョブ名と印刷設定とを受信していないと判断し、ジョブ名として文字列「unknown」と、印刷設定として文字列「unknown」と、受信済みのジョブ状態「済」と、含む印刷履歴を表示する。これにより、公開制限情報によって示される各項目に対応するジョブ情報が、印刷ユーザである第1のユーザとは異なる第2のユーザに知られてしまうことを抑制できる。T232の処理が終了すると、図5の処理が終了する。
なお、上記のように、プリンタ100は、PC10からCJコマンドを受信することに応じて、印刷履歴情報をテーブル142に記憶する。プリンタ100は、PC10からSDコマンドを受信する前に、PC10からユーザ名UN1を含む情報要求を受信する場合に、情報要求の送信元のユーザ(即ち第1のユーザ)がポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報「印刷ユーザ」であると判断し、印刷履歴情報内のジョブ情報に含まれる全ての情報(即ち、ジョブ名「aaa」、印刷設定(即ち、カラー印刷機能)、ジョブ状態「未」)をPC10に送信する。
(対応関係)
PC10が、「情報処理装置」の一例である。図3のT122のGPAコマンド、T124のポリシー情報140が、それぞれ、「第1のポリシー情報要求」、「第1のポリシー情報」の一例である。PC10の表示部14、T126の通知画面、通知画面内のOKボタンが、それぞれ、「出力部」、「第1の通知画像」、「同意選択領域」の一例である。T140のCJコマンド及びT150のSDコマンドが、「印刷ジョブ」の一例である。T140のCJコマンドに含まれるジョブ名「aaa」及び印刷設定(カラー印刷)が、「公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報」の一例である。設定画面が、「設定画像」の一例である。図2のT22のGPAコマンドに含まれる文字列「print-color-mode-supported」、T122のGPAコマンドに含まれる文字列「job-privacy-attributes」が、それぞれ、「第1の文字列」、「第2の文字列」の一例である。
図3のT122の処理、T124の処理、T126の処理が、それぞれ、「第1の要求送信部」、「第1のポリシー情報受信部」、「第1の出力制御部」によって実行される処理の一例である。T140及びT150の処理が、「ジョブ送信部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例;図6及び図7)
続いて、図6及び図7を参照して、第2実施例を説明する。第2実施例は、通知画面が記憶プロセスにおいて表示される点が、第1実施例とは異なる。まず、図6を参照して、本実施例の記憶プロセスを説明する。
T305〜T324は、図2のT5〜T24と同様である。本実施例では、PC10は、プリンタ情報をメモリ34に記憶する前に、T330において、IPPに従って、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」と文字列「printer-privacy-policy-uri」とを含むGPAコマンドをプリンタ100に送信し、T332において、プリンタ100から、URI「U1」とポリシー情報140とを受信する。
T334では、PC10は、受信済みのポリシー情報140を利用して、通知画面を表示部14に表示させる。通知画面は、第1のメッセージと、第2のメッセージと、OKボタンと、Cancelボタンと、受信済みのURI「U1」と、を含む。
PC10は、T340において、第1のユーザから、通知画面においてOKボタンを選択する操作を受け付けることに応じて、T342において、プリンタ情報をメモリ34に記憶する。プリンタ情報は、T320で選択されたプリンタ100のデバイス名DNと、受信済みの機能情報(即ち、カラー印刷機能、モノクロ印刷機能)と、受信済みのポリシー情報140と、を含む。これにより、第1のユーザがプライバシーポリシーに同意していないにも関わらず、プリンタ情報が記憶されることを抑制できる。T343は、図2のT30と同様である。T343の処理が終了すると、図6の処理が終了する。
(印刷プロセス;図7)
続いて、図7を参照して、本実施例の印刷プロセスを説明する。図6の処理が実行された後に、図7の処理が実行される。図7の各処理は、アプリ38に従って実現される。
PC10は、T410において、第1のユーザから印刷指示を受け付けることに応じて、T422において、設定画面を表示部14に表示させる。設定画面は、「カラー印刷」ボタンと、「モノクロ印刷」ボタンと、通知画面を再表示させるための「通知画面を表示」ボタンと、を含む。これにより、例えば、第1のユーザがプリンタ100に印刷を実行させる前にプライバシーポリシーを再び確認することを望む場合に、第1のユーザは、「通知画面を表示」ボタンを選択することによって、通知画面をPC10に表示させることができる。T430〜T456は、図4のT130〜T156と同様である。T456の処理が終了すると、図7の処理が終了する。
(対応関係)
図6のT330のGPAコマンド、T332のポリシー情報140が、それぞれ、「第1のポリシー情報要求」、「第1のポリシー情報」の一例である。T334の通知画面が、「第1の通知画像」の一例である。設定画面内の「通知画面を表示」ボタン、設定画面内の「カラー印刷」ボタン(又は「モノクロ印刷」ボタン)が、それぞれ、「再表示選択領域」、「指定領域」の一例である。
(第3実施例;図8及び図9)
続いて、図8及び図9を参照して、第3実施例を説明する。第3実施例は、記憶プロセスと印刷プロセスとのそれぞれにおいてPC10がプリンタ100からポリシー情報140を取得する点が、第1実施例とは異なる。まず、図8を参照して、本実施例の印刷プロセスにおいて、PC10によって実行される処理を説明する。なお、本実施例の記憶プロセスは、第2実施例の記憶プロセス(図6参照)と同様である。図6の処理が実行された後に、図8の処理が実行される。即ち、PC10は、プリンタ100のプリンタ情報を記憶済みである(図6のT342)。
S100では、PC10は、第1のユーザから印刷指示を受け付けることを監視する。PC10は、第1のユーザから印刷指示を受け付ける場合(S100でYES)に、S105に進む。
S105では、PC10は、IPPに従って、GPAコマンドをプリンタ100に送信する。GPAコマンドは、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」と文字列「printer-privacy-policy-uri」とを含む。
S110では、PC10は、プリンタ100から、URIとポリシー情報140とを受信する。
S115では、PC10は、図6のT342でメモリ34に記憶されたプリンタ情報に含まれるポリシー情報(以下では「第1のポリシー情報」と記載する)と、S110で受信されたポリシー情報(以下では「第2のポリシー情報」と記載する)と、が一致するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、第1のポリシー情報に含まれる公開制限情報(以下では「第1の公開制限情報」と記載する)によって示される各項目と、第2のポリシー情報によって含まれる公開制限情報(以下では「第2の公開制限情報」と記載する)によって示される各項目と、が一致するのか否かを判断する。PC10は、第1の公開制限情報によって示される各項目と第2の公開制限情報によって示される各項目とが一致しない場合に、S115でNOと判断し、S120に進む。
また、PC10は、第1のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報(以下では「第1の公開ユーザ情報」と記載する)によって示されるユーザの範囲と、第2のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報(以下では「第2の公開ユーザ情報」と記載する)によって示されるユーザの範囲と、を比較する。PC10は、第1の公開ユーザ情報によって示されるユーザの範囲と第2の公開ユーザ情報によって示されるユーザの範囲とが一致しない場合、即ち、公開対象のユーザが異なる場合、又は、公開対象のユーザが追加されている場合に、S115でNOと判断して、S120に進む。
PC10は、S115において、第1の公開制限情報によって示される各項目と第2の公開制限情報によって示される各項目とが一致し、かつ、第1の公開ユーザ情報によって示されるユーザの範囲と第2の公開ユーザ情報によって示されるユーザの範囲とが一致する(即ち、公開対象のユーザが追加されていない)場合に、S115でYESと判断して、S130に進む。
S120では、PC10は、第1及び第2のポリシー情報とメモリ34内のサポート情報40とを利用して、第1のポリシー情報によって示されるプライバシーポリシーと第2のポリシー情報によって示されるプライバシーポリシーとが異なることを示す確認画面を表示部14に表示させる。
具体的には、PC10は、まず、図3のT116と同様に公開が制限されない項目を特定し、当該項目が第2の公開ユーザ情報によって示されるユーザ以外のユーザに対しても公開されることを示す第3のメッセージを生成する。なお、PC10は、第1の公開制限情報によって示される各項目に含まれると共に、第2の公開制限情報によって示される各項目に含まれない項目がある場合に、当該項目に対応する文字列(例えば「印刷設定」)が当該項目とは異なる項目に対応する文字列(例えば「ジョブ状態」)よりも強調された態様を有する第3のメッセージを生成する。
次いで、PC10は、第1の公開制限情報によって示される各項目、及び、第2の公開制限情報によって示される各項目のどちらにも含まれている項目に対応するジョブ情報が、第2の公開ユーザ情報によって示されるユーザのみに対して公開されることを示す第4のメッセージを生成する。
また、PC10は、第1の公開ユーザ情報によって示されるユーザの範囲と第2の公開ユーザ情報によって示されるユーザの範囲とが一致しない場合、即ち、図6のT334で通知画面が表示された後に、プリンタ100に記憶されているポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報が変更されている場合に、公開対象のユーザが変更されていることを示す第5のメッセージを生成する。
そして、PC10は、第3のメッセージと、第4のメッセージと、第5のメッセージと、OKボタンと、Cancelボタンと、受信済みのURIと、を含む確認画面を表示部14に表示させる。第1のポリシー情報と第2のポリシー情報とが一致しない場合に、PC10において確認画面が表示されるので、第1のユーザは、プライバシーポリシーが変更されていることを知ることができる。
S125では、PC10は、確認画面においてOKボタンが選択されたのか否かを判断する。PC10は、確認画面においてOKボタンが選択される場合に、S125でYESと判断し、S130に進む。一方、PC10は、確認画面においてCancelボタンが選択される場合に、S125でNOと判断し、図8の処理を終了する。
S130では、PC10は、メモリ34に記憶されているプリンタ情報に含まれる機能情報(即ち、カラー印刷機能、モノクロ印刷機能)を利用して、設定画面を表示部14に表示させる。設定画面は、「カラー印刷」ボタンと、「モノクロ印刷」ボタンと、「通知画面を表示」ボタンと、を含む。
S135では、PC10は、設定画面において「通知画面を表示」ボタンが選択されたのか否かを判断する。PC10は、設定画面において「通知画面を表示」ボタンが選択される場合に、S135でYESと判断し、S140に進む。一方、PC10は、設定画面において「通知画面を表示」ボタンが選択されない場合に、S135でNOと判断して、S145に進む。
S140では、PC10は、通知画面を表示部14に再表示させる。当該通知画面は、図3のT116の通知画面と同じである。
S145では、PC10は、通知画面においてOKボタンが選択されたのか否かを判断する。PC10は、通知画面においてOKボタンが選択される場合に、S145でYESと判断して、S130に戻る。一方、PC10は、通知画面においてCancelボタンが選択される場合に、S145でNOと判断して、図8の処理を終了する。
S150では、PC10は、IPPに従ってプリンタ100に印刷を実行させるための印刷処理を実行する。印刷処理は、VJコマンドの送信、CJコマンドの送信、及び、SDコマンドの送信等を含む。S150の処理が終了すると、図8の処理が終了する。
(具体例;図9)
続いて、図9を参照して、図8の処理によって実現される具体例を説明する。図9は、記憶プロセス(図6参照)が実行された後に、プリンタ100の管理者によってプリンタ100のポリシー情報140が変更される状況を想定している。
T500では、プリンタ100は、管理者から、ポリシー情報140に含まれる公開制限情報を変更する操作を受け付け、項目「ジョブ名」及び「印刷設定」を示す公開制限情報に代えて、項目「ジョブ名」を示す公開制限情報を記憶する。
T503では、プリンタ100は、管理者から、ポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報を変更する操作を受け付け、「印刷ユーザ」を示す公開ユーザ情報に代えて、「印刷ユーザ、管理者」を示す公開ユーザ情報を記憶する。
T510及びT512は、図3のT110及びT112と同様である。T514では、PC10は、プリンタ100から、URI「U1」とポリシー情報140と受信する(図8のS110)。ポリシー情報140に含まれる公開制限情報は、項目「ジョブ名」を示す。ポリシー情報140に含まれる公開ユーザ情報は、「印刷ユーザ、管理者」を示す。この場合、PC10は、記憶済みのプリンタ情報に含まれるポリシー情報(即ち、第1のポリシー情報)と、受信済みのポリシー情報(即ち、第2のポリシー情報)と、が一致しないと判断する(S115でNO)。
T516では、PC10は、確認画面を表示部14に表示させる(S120)。具体的には、PC10は、まず、図3のT116と同様に公開が制限されない項目(即ち、「印刷設定」、「ジョブ状態」)を特定し、当該項目が第2のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される印刷ユーザ及び管理者以外のユーザに対しても公開されることを示すと共に、文字列「印刷設定」が文字列「ジョブ状態」よりも強調された態様を有する第3のメッセージを生成する。次いで、PC10は、項目「ジョブ名」に対応するジョブ情報が、第2のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される印刷ユーザ及び管理者のみに対して公開されることを示す第4のメッセージを生成する。また、PC10は、公開対象のユーザが印刷ユーザのみから印刷ユーザ及び管理者に変更されていることを示す第5のメッセージを生成する。そして、PC10は、第3のメッセージと、第4のメッセージと、第5のメッセージと、OKボタンと、Cancelボタンと、受信済みのURIと、を含む確認画面を表示部14に表示させる。
T520では、PC10は、第1のユーザから確認画面においてOKボタンの選択を受け付ける。この場合、図7のT422〜T456と同様の処理が実行され、図9の処理が終了する。
(対応関係)
図9のT512のGPAコマンド、T514のポリシー情報140が、それぞれ、「第2のポリシー情報要求」、「第2のポリシー情報」の一例である。確認画面が、「第2の通知画面」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)図2のT22において、PC10は、文字列「print-color-mode-supported」に代えて、文字列「all」を含むGPAコマンドをプリンタ100に送信してもよい。この場合、PC10は、プリンタ100から、プリンタ100が送信可能な全ての情報(例えば、機能情報138、ポリシー情報140等)を受信する。なお、この場合、図3のT122及びT124の処理が省略されてもよい。本変形例では、文字列「all」を含むGPAコマンドが「第1のポリシー情報要求」の一例である。また、別の変形例では、PC10は、図2のT22において、PC10は、文字列「print-color-mode-supported」、文字列「job-privacy-attributes」、文字列「job-privacy-scope」、文字列「printer-privacy-policy-uri」等を含まないGPAコマンド(換言すると、文字列「requested-attribute」を含まないGPAコマンド)をプリンタ100に送信してもよい。この場合にも、PC10は、プリンタ100から、プリンタ100が送信可能な全ての情報(例えば、機能情報138、ポリシー情報140等)を受信する。なお、この場合、図3のT122及びT124の処理が省略されてもよい。本変形例では、文字列「print-color-mode-supported」、文字列「job-privacy-attributes」、文字列「job-privacy-scope」、文字列「printer-privacy-policy-uri」等を含まないGPAコマンドが「第1のポリシー情報要求」の一例である。さらに、別の変形例では、PC10は、IPPに従ったコマンドであって、GPAコマンドとは異なるコマンドをプリンタ100に送信して、プリンタ100からポリシー情報140を受信してもよい。本変形例では、当該異なるコマンドが、「第1のポリシー情報要求」の一例である。
(変形例2)サポート情報40が、属性としてdocument−privacy−attributesを有する複数個の項目(例えば「ドキュメント名」、「ドキュメント状態」等)を示してもよい。また、ポリシー情報140に含まれる公開制限情報が、属性としてdocument−privacy−attributesを有する項目(例えば「ドキュメント名」)を示してもよい。この場合、PC10は、例えば、図3のT122において、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」とに代えて、文字列「document-privacy-attributes」と文字列「document-privacy-scope」とを含むGPAコマンドをプリンタに送信し、プリンタ100からポリシー情報140を受信し、ポリシー情報140とサポート情報40とを利用して、通知画面を表示部14に表示させる。また、PC10は、T140において、ドキュメント名をさらに含むCJジョブをプリンタ100に送信する。プリンタ100は、T154において、ドキュメント名とドキュメント状態とを含むジョブ情報を記憶する。本変形例では、文字列「document-privacy-attributes」と文字列「document-privacy-scope」とを含むGPAコマンドが、「第1のポリシー情報要求」の一例である。
(変形例3)T126において、PC10は、通知画面を表示部14に表示させることに代えて、第1のメッセージと第2のメッセージとURI「U1」とを含む通知画像を印刷するための印刷データをプリンタ100に送信してもよい。これにより、プリンタ100では、当該印刷データに従って通知画像が印刷される。従って、PC10とプリンタ100との間でIPPに従った通信が実行される状況において、SDコマンドがプリンタ100に送信される前に、プライバシーポリシーを第1のユーザに通知することができる。本変形例では、プリンタ100の印刷実行部(図示省略)が、「出力部」の一例である。
(変形例4)図3のT116において、PC10は、第1のメッセージと第2のメッセージとURI「U1」とを含むが、OKボタンとCancelとを含まない通知画面を表示部14に表示させてもよい。この場合、PC10は、通知画面を表示してから所定時間が経過する場合に、第1のユーザからの操作を受け付けることなく、T122において、設定画面を表示部14に表示させる。即ち、「データ送信部」は、同意選択領域がユーザによって選択されることなく、印刷ジョブをプリンタに送信してもよい。
(変形例5)変形例では、通知画面は、公開が制限されない項目(例えばジョブ名)を示す情報(例えばジョブ名「aaa」)を含まないCJコマンドの送信を指示するためのNGボタンをさらに含んでいてもよい。PC10は、通知画面においてNGボタンが選択される場合に、ジョブ名「aaa」を含まないCJコマンドをプリンタ100に送信する。即ち、「データ送信部」は、同意選択領域がユーザによって選択されない場合に、公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報を含まない印刷ジョブをプリンタに送信してもよい。なお、別の変形例では、PC10は、通知画面においてNGボタンが選択される場合に、ジョブ名「aaa」に代えて、ジョブ名として文字列「unknown」を含むCJコマンドをプリンタ100に送信してもよい。
(変形例6)PC10は、図8のS115〜S125の処理を実行せずに、S110で受信したポリシー情報を利用して、通知画面を表示部14に表示させてもよい。本変形例においても、第1のユーザは、当該通知画面を見ることによって、プライバシーポリシーが変更されていることを知ることができる。
(変形例7)図3のT122において、PC10は、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」とを含むと共に、文字列「printer-privacy-policy-uri」を含まないGPAコマンドをプリンタ100に送信してもよい。この場合、PC10は、プリンタ100から、ポリシー情報140のみを受信する。本変形例では、「第3の要求送信部」及び「URI受信部」が、省略可能である。
(変形例8)PC10は、サポート情報40をメモリ34に記憶していなくてもよい。この場合、PC10は、図3のT124において、プリンタ100からURI「U1」とポリシー情報140とを受信する場合に、第2のメッセージとOKボタンとCancelボタンとURI「U1」とを含むと共に、第1のメッセージを含まない通知画面を表示部14に表示させる。
(変形例9)PC10は、図3のT110において、第1のユーザから印刷指示を受け付ける場合に、T112及びT120の処理を実行する前に、T122〜T126の処理を実行してもよい。この場合、PC10は、第1のユーザから通知画面において「OK」ボタンが選択される場合に、設定画面を表示部14に表示させる。また、別の変形例では、PC10は、T110において、第1のユーザから印刷指示を受け付ける場合に、T112及びT120の処理を実行する前に、T122及びT124の処理を実行して、第1のメッセージと、第2のメッセージと、URI「U1」と、「カラー印刷」ボタンと、「モノクロ印刷」ボタンと、を含む設定画面を表示部14に表示させてもよい。
(変形例10)図6のT322において、PC10は、文字列「print-color-mode-supported」に加えて、文字列「job-privacy-attributes」と文字列「job-privacy-scope」と文字列「printer-privacy-policy-uri」とを含むGPAコマンドをプリンタ100に送信し、プリンタ100から、機能情報とURI「U1」とポリシー情報140とを受信してもよい。
(変形例11)上記の実施例では、PC10のCPU32がメモリ34内のプログラム36、アプリ38を実行することによって、図2〜図9の各処理が実現される。これに代えて、これらの各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:LAN、10,50:PC、12:操作部、14:表示部、16:通信インターフェース、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:印刷アプリケーション、40:サポート情報、100:プリンタ、138:機能情報、140:ポリシー情報、142:印刷履歴情報テーブル

Claims (16)

  1. 情報処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記情報処理装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
    IPP(Internet Printing Protocolの略)に従って、第1のポリシー情報要求をプリンタに送信する第1の要求送信部であって、前記第1のポリシー情報要求は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示すポリシー情報の送信を前記プリンタに要求するコマンドであり、前記ポリシー情報は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報のうちの公開対象のユーザが制限されるジョブ情報に対応する項目を示す公開制限情報と、前記公開対象のユーザを示す公開ユーザ情報と、を含む、前記第1の要求送信部と、
    前記第1のポリシー情報要求が前記プリンタに送信されることに応じて、前記IPPに従って、前記プリンタから、前記ポリシー情報である第1のポリシー情報を受信する第1のポリシー情報受信部と、
    前記プリンタから前記第1のポリシー情報が受信される場合に、前記第1のポリシー情報を利用して、前記プライバシーポリシーを示す第1の通知画像を出力部に出力させる第1の出力制御部であって、前記第1の通知画像は、前記第1のポリシー情報に含まれる公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報が、前記第1のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される公開対象のユーザのみに対して公開されることを示す、前記第1の出力制御部と、
    前記第1の通知画像の出力後に、前記IPPに従って、印刷ジョブを前記プリンタに送信するジョブ送信部であって、前記プリンタでは、前記情報処理装置から前記印刷ジョブが受信される場合に、前記印刷ジョブに従った印刷が実行されて、ジョブ情報が記憶される、前記ジョブ送信部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  2. 前記出力部は、前記情報処理装置の表示部であり、
    前記第1の出力制御部は、前記第1の通知画像を前記表示部に表示させることによって、前記第1の通知画像を前記出力部に出力させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記ジョブ送信部は、前記第1の通知画像に含まれる同意選択領域であって、前記プライバシーポリシーに同意することを示す前記同意選択領域がユーザによって選択される場合に、前記IPPに従って、前記印刷ジョブを前記プリンタに送信する、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記ジョブ送信部は、前記同意選択領域が前記ユーザによって選択される場合に、前記IPPに従って、前記公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報を含む前記印刷ジョブを前記プリンタに送信し、
    前記同意選択領域が前記ユーザによって選択されない場合に、前記公開制限情報によって示される項目に対応する前記ジョブ情報を含む前記印刷ジョブは、前記プリンタに送信されない、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記第1の要求送信部は、前記印刷ジョブに従った印刷を前記プリンタに実行させるための印刷指示をユーザから受け付ける場合に、前記第1のポリシー情報要求を前記プリンタに送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記第1の要求送信部は、前記プリンタが実行可能な機能に関する機能情報を前記情報処理装置に記憶させるための記憶指示をユーザから受け付ける場合に、前記第1のポリシー情報要求を前記プリンタに送信し、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記記憶指示を受け付ける場合に、前記IPPに従って、前記プリンタから前記機能情報を受信する機能情報受信部と、
    前記第1の通知画像の出力後に、受信済みの前記機能情報を前記情報処理装置のメモリに記憶する記憶制御部と、として機能させる、請求項2から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記記憶制御部は、前記第1の通知画像に含まれる同意選択領域であって、前記プライバシーポリシーに同意することを示す前記同意選択領域が前記ユーザによって選択される場合に、前記機能情報を前記メモリに記憶する、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記印刷ジョブに従った印刷を前記プリンタに実行させるための印刷指示を前記ユーザから受け付ける場合に、印刷設定を指定するための設定画像を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記設定画像は、前記第1の通知画像を再表示させるための再表示選択領域と、前記印刷設定を指定するための指定領域と、を含む、前記第1の表示制御部と、
    前記再表示選択領域がユーザによって選択される場合に、前記第1の通知画像を前記表示部に再表示させる第2の表示制御部と、として機能させる、請求項6又は7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記記憶制御部は、前記第1のポリシー情報を前記メモリにさらに記憶し、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記印刷ジョブに従った印刷を前記プリンタに実行させるための印刷指示を前記ユーザから受け付ける場合に、前記IPPに従って、第2のポリシー情報要求を前記プリンタに送信する第2の要求送信部であって、前記第2のポリシー情報要求は、前記ポリシー情報の送信を前記プリンタに要求するコマンドである、前記第2の要求送信部と、
    前記第2のポリシー情報要求が前記プリンタに送信されることに応じて、前記IPPに従って、前記プリンタから、前記ポリシー情報である第2のポリシー情報を受信する第2のポリシー情報受信部と、
    前記プリンタから前記第2のポリシー情報が受信される場合に、前記メモリに記憶されている前記第1のポリシー情報と、受信済みの前記第2のポリシー情報と、が一致するのか否かを判断する判断部と、
    前記第1のポリシー情報と前記第2のポリシー情報とが一致しないと判断される場合に、前記第1のポリシー情報によって示される前記プライバシーポリシーと、前記第2のポリシー情報によって示される前記プライバシーポリシーと、が異なることを示す第2の通知画像を前記表示部に表示させる第3の表示制御部であって、前記第1のポリシー情報と前記第2のポリシー情報とが一致すると判断される場合に、前記第2の通知画像は表示されない、前記第3の表示制御部と、として機能させる、請求項6から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記判断部は、
    前記第1のポリシー情報に含まれる公開制限情報と、前記第2のポリシー情報に含まれる公開制限情報と、が一致しない場合に、前記第1のポリシー情報と前記第2のポリシー情報とが一致しないと判断し、
    前記第1のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される公開対象のユーザと、前記第2のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される公開対象のユーザと、が一致しない場合に、前記第1のポリシー情報と前記第2のポリシー情報とが一致しないと判断し、
    前記第1のポリシー情報に含まれる前記公開制限情報と、前記第2のポリシー情報に含まれる前記公開制限情報と、が一致し、かつ、前記第1のポリシー情報に含まれる前記公開ユーザ情報と、前記第2のポリシー情報に含まれる前記公開ユーザ情報と、が一致する場合に、前記第1のポリシー情報と前記第2のポリシー情報とが一致すると判断する、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記IPPに従って、前記ポリシー情報を変更するための画像を表示するための画像データの位置を示すURI(Uniform Resource Identifierの略)の送信を前記プリンタに要求するURI要求を送信する第3の要求送信部と、
    前記URI要求が前記プリンタに送信されることに応じて、前記プリンタから、前記IPPに従って、前記URIを受信するURI受信部と、として機能させ、
    前記第1の通知画像は、前記URIを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記情報処理装置は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報に対応する複数個の項目であって、前記情報処理装置がサポートしている前記複数個の項目を示すサポート情報を記憶するメモリを備え、
    前記第1の通知画像は、さらに、特定の項目に対応するジョブ情報が、前記第1のポリシー情報に含まれる前記公開ユーザ情報によって示される前記公開対象のユーザ以外のユーザに対しても公開されることを示し、
    前記特定の項目は、前記メモリに記憶されている前記サポート情報によって示される前記複数個の項目に含まれると共に、前記第1のポリシー情報に含まれる前記公開制限情報によって示される1個以上の項目に含まれない項目である、請求項1から11のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記第1のポリシー情報要求は、前記IPPに従ったGet-Printer-Attributesコマンドであり、
    前記Get-Printer-Attributesコマンドは、前記ポリシー情報に含まれる前記公開制限情報の送信を前記プリンタに要求することを示す文字列「job-privacy-attributes」を含み、
    前記公開制限情報は、前記公開制限情報の種類を示す属性であるjob-privacy-attributesを有する項目を示す、請求項1から12のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記Get-Printer-Attributesコマンドは、さらに、前記第1のポリシー情報に含まれる前記公開ユーザ情報の送信を前記プリンタに要求することを示す文字列「job-privacy-scope」を含む、請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記IPPに従ったGet-Printer-Attributesコマンドであって、前記プリンタが実行可能な機能を示す機能情報の送信を前記プリンタに要求する第1の文字列を含む前記Get-Printer-Attributesコマンドを前記プリンタに送信するコマンド送信部として機能させ、
    前記第1のポリシー情報要求は、前記IPPに従ったGet-Printer-Attributesコマンドであって、前記第1の文字列とは異なる第2の文字列を含む前記Get-Printer-Attributesコマンドである、請求項1から14のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  16. 情報処理装置であって、
    IPP(Internet Printing Protocolの略)に従って、第1のポリシー情報要求をプリンタに送信する第1の要求送信部であって、前記第1のポリシー情報要求は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報の公開に関するプライバシーポリシーを示すポリシー情報の送信を前記プリンタに要求するコマンドであり、前記ポリシー情報は、前記プリンタに記憶されるジョブ情報のうちの公開対象のユーザが制限されるジョブ情報に対応する項目を示す公開制限情報と、前記公開対象のユーザを示す公開ユーザ情報と、を含む、前記第1の要求送信部と、
    前記第1のポリシー情報要求が前記プリンタに送信されることに応じて、前記IPPに従って、前記プリンタから、前記ポリシー情報である第1のポリシー情報を受信する第1のポリシー情報受信部と、
    前記プリンタから前記第1のポリシー情報が受信される場合に、前記第1のポリシー情報を利用して、前記プライバシーポリシーを示す第1の通知画像を出力部に出力させる第1の出力制御部であって、前記第1の通知画像は、前記第1のポリシー情報に含まれる公開制限情報によって示される項目に対応するジョブ情報が、前記第1のポリシー情報に含まれる公開ユーザ情報によって示される公開対象のユーザのみに対して公開されることを示す、前記第1の出力制御部と、
    前記第1の通知画像の出力後に、前記IPPに従って、印刷ジョブを前記プリンタに送信するジョブ送信部であって、前記プリンタでは、前記情報処理装置から前記印刷ジョブが受信される場合に、前記印刷ジョブに従った印刷が実行されて、ジョブ情報が記憶される、前記ジョブ送信部と、
    を備える、情報処理装置。
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