JP7180097B2 - 通信装置と通信装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本明細書では、外部装置との通信を実行する通信装置を開示する。
特許文献1には、画像処理装置と、複数の通信装置と、を備える画像処理システムが開示されている。画像処理装置は、通信装置から、ネットワークを介して、システム情報の送信の要求を受信すると、当該ネットワークの種類がグローバルIPネットワーク及びプライベートIPネットワークのどちらであるのかを判定する。画像処理装置は、プライベートIPネットワークであると判定される場合に、システム情報を通信装置に送信する。一方、画像処理装置は、グローバルIPネットワークに接続されていると判定される場合に、上記の要求がプロキシサーバから送信されたものであるのか否かを判定する。画像処理装置は、上記の要求がプロキシサーバから送信されたものであると判定される場合に、システム情報を通信装置に送信し、上記の要求がプロキシサーバからの送信でないと判定される場合に、システム情報を通信装置に送信しない。
特開2016-119581号公報 特開2010-219757号公報 特開2016-212832号公報 特開2015-138523号公報
本明細書では、要求信号に対する応答信号の送信を実行するのか制限するのかを切替えることが可能な新規な通信装置を提供する。
本明細書によって開示される通信装置は、通信インタフェースと、外部装置から、前記通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部と、前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記要求信号に対する応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、を備えてもよい。
上記の構成によると、通信装置は、要求信号内の第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、応答信号を外部装置に送信する。一方、第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、応答信号の送信が制限される。従って、通信装置は、新規な手法を利用して、要求信号に対する応答信号の送信を実行するのか制限するのかを切替えることができる。
上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信装置と外部装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 MFPの構成を示す。 MFPによって実行される処理のフローチャートを示す。 設定処理のフローチャートを示す。 機能実行処理のフローチャートを示す。 MFPに表示される各画面を示す。 MFPがPCからルータを介さずに要求信号を受信するケースAのシーケンス図を示す。 MFPがPCからルータを介して要求信号を受信するケースBのシーケンス図を示す。 MFPが応答信号の送信を制限するケースCのシーケンス図を示す。 MFPが応答信号の送信を制限するケースDのシーケンス図を示す。 パスワード入力画面がPCで表示されるケースEのシーケンス図を示す。 MFPが印刷機能を実行するケースFと、MFPが応答信号の送信を制限するケースGと、のシーケンス図を示す。 セキュリティ設定画面の一例を示す。
(実施例)
(通信システム2の構成;図1、図2)
図1に示すように、通信システム2は、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)10と、複数個のルータ60a、60bと、複数個のPC100A~100Fと、を備える。MFP10、各PC100A~100D、及び、各ルータ60a、60bは、ある施設80に設置されている。施設80は、例えば、大学、会社等である。各PC100E、100Fは、施設80とは異なる場所に設置されている。
MFP10には、グローバルIPアドレス「128.1.0.1」と、サブネットマスク「255.255.0.0」と、が割り当てられている。このように、MFP10は、MFP10自身のグローバルIPアドレスを有するので、施設80内のルータを介さずに、インターネット4を利用した通信を実行することができる。なお、以下では、グローバルIPアドレスのことを「GIP」と記載することがあり、グローバルIPアドレスをマスクするためのサブネットマスクのことを「GSM」と記載することがある。そして、MFP10のGIP、GSMを、それぞれ、「GIPm」、「GSMm」と記載することがある。
PC100Aには、GIP「128.1.0.2」(以下では「GIPa」と記載することがある)と、GSM「255.255.0.0」(以下では「GSMa」と記載することがある)と、が割り当てられている。MFP10及びPC100Aは、同じネットワークアドレス「128.1」を有する。即ち、MFP10及びPC100Aは、ネットワークアドレス「128.1」によって識別される同じネットワーク6に所属していると言え、ネットワーク6を利用して相互に通信可能である。ネットワーク6内の各デバイス10、100Aは、GIPを有しており、プライベートIPアドレス(換言するとローカルIPアドレス)を有さない。このため、ネットワーク6は、正確には「LAN(Local Area Networkの略)」と呼べないかもしれないが、インターネット4を介さない通信を実行するためのネットワークである点においては「LAN」と呼ぶこともできる。なお、以下では、プライベートIPアドレスのことを「PIP」と記載することがあり、プライベートIPアドレスをマスクするためのサブネットマスクのことを「PSM」と記載することがある。
また、MFP10及びPC100Aは、それぞれ、ルータ60aのGIP「128.1.0.3」(以下では「GIPra」と記載することがある)をゲートウェイアドレスとして有する。上述したように、MFP10及びPC100Aは、ルータ60aを介して、インターネット4を利用した通信を実行しない。MFP10及びPC100Aは、ルータ60aを介して、施設80内の他のデバイス(例えばPC100B)との通信を実行することができる。なお、ルータ60aには、GSM「255.255.0.0」(以下では「GSMra」と記載することがある)が割り当てられている。
PC100Bには、PIP「198.168.0.2」(以下では「PIPb」と記載することがある)と、PSM「255.255.0.0」(以下では「PSMb」と記載することがある)と、が割り当てられている。また、PC100Cには、PIP「198.168.0.3」(以下では「PIPc」と記載することがある)と、PSM「255.255.0.0」(以下では「PSMc」と記載することがある)と、が割り当てられている。PC100B及びPC100Cは、同じネットワークアドレス「192.168」を有する。即ち、PC100B及びPC100Cは、ネットワークアドレス「192.168」によって識別される同じネットワーク7(即ちLAN7)に所属しており、ネットワーク7を利用して相互に通信可能である。
PC100B及びPC100Cは、それぞれ、ルータ60aのPIP「198.168.0.1」(以下では「PIPra」と記載することがある)をゲートウェイアドレスとして有する。このために、各PC100B、100Cは、ルータ60aを介して、施設80内の他のデバイス(例えばMFP10)との通信を実行することができる。ただし、ルータ60aは、IPアドレス変換機能であるNAT(Network Address Translationの略)機能を有していない(あるいは当該機能を有しているが当該機能が無効化されている)。従って、GIPを有さない各PC100B、100Cは、インターネット4を利用した通信を実行することができない。なお、ルータ60aには、PSM「255.255.0.0」(以下では「PSMra」と記載することがある)が割り当てられている。
PC100Dには、GIP「128.2.0.2」(以下では「GIPd」と記載することがある)と、GSM「255.255.0.0」(以下では「GSMd」と記載することがある)と、が割り当てられている。PC100Dは、ネットワークアドレス「128.2」によって識別されるネットワーク8に所属している。PC100Dは、PC100D自身のGIPdを有するので、ルータ60bを介さなくても、インターネット4を利用した通信を実行することができる。但し、本システムでは、PC100Dは、ルータ60bに接続されている。このために、PC100Dは、ルータ60bを介して、インターネット4を利用した通信を実行することができる。
PC100Dは、ルータ60bのGIP「128.2.0.1」(以下では「GIPrb2」と記載することがある)をゲートウェイアドレスとして有する。このために、PC100Dは、ルータ60bを介して、ネットワークアドレス「128.2」とは異なるネットワークアドレス「128.1」を有するデバイス(例えばMFP10)との通信を実行することができる。そして、このような通信を実現するために、ルータ60bは、ネットワーク8内のデバイス(例えばPC100D)との通信を実行するためのGIPrb2のみならず、ネットワークアドレス「128.1」を有するデバイス(例えばMFP100)との通信を実行するためのGIP「128.1.0.4」(以下では「GIPrb1」と記載することがある)も有する。ただし、ルータ60bは、NAT機能を有していない。従って、PC100Dがルータ60bを介してMFP10との通信を実行する際には、PC100DのGIPdがルータ60bのGIPrb1に変換されない。なお、ルータ60bには、GIPrb1をマスクするためのGSM「255.255.0.0」(以下では「GSMrb1」と記載することがある)と、GIPrb2をマスクするためのGSM「255.255.0.0」(以下では「GSMrb2」と記載することがある)と、が割り当てられている。
施設80外に存在するPC100Eには、GIP「192.0.0.1」(以下では「GIPe」と記載することがある)と、GSM「255.255.255.0」(以下では「GSMe」と記載することがある)と、が割り当てられている。また、施設80外に存在するPC100Fには、GIP「192.1.0.1」(以下では「GIPf」と記載することがある)と、GSM「255.255.255.0」(以下では「GSMf」と記載することがある)と、が割り当てられている。
(MFP10の構成;図2)
図2に示すように、MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺装置(例えばPC100Aの周辺装置)である。MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、通信インタフェース(以下ではインタフェースを「I/F」と記載する)20と、制御部30と、を備える。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。通信インタフェース20は、無線I/Fであってもよいし、有線I/Fであってもよい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、GIPmと、GSMmと、パスワード設定38と、第1の機能設定40と、第2の機能設定42と、IPアドレスフィルタ情報44と、画面表示設定46と、を記憶している。パスワード設定38は、パスワードが設定されていることを示す「ON」と、パスワードが設定されていないことを示す「OFF」と、のどちらかの値を示す。
第1の機能設定40は、主に、施設80に関係するデバイスからの要求に応じた機能を実行するのか否かを示す情報である。第1の機能設定40では、MFP10がサーバとして動作することによって実行可能な機能の名称(即ち機能名)と、機能設定情報と、が対応付けられている。当該機能設定情報は、対応する機能の実行が許可されることを示す「ON」と、当該機能の実行が禁止されることを示す「OFF」と、のどちらかの値を示す。機能名は、Webサーバ機能、IPP/IPPS機能、SMTPサーバ機能、Rawポート機能、及び、LPD/LPR機能を含む。Webサーバ機能は、外部装置からWebサーバ機能の利用を要求する信号を受信する場合に、第1の機能設定40内の全ての機能名に対応する全ての機能設定情報(即ち「ON」又は「OFF」)を外部装置に送信し、外部装置から機能設定情報の変更を要求する信号を受信する場合に、機能設定情報を変更する機能である。また、Webサーバ機能は、MFP10に関する情報(例えば消耗品の残量等)を外部装置に提供する機能でもある。IPP/IPPS機能は、IPP(Internet Printing Protocolの略)プロトコルを利用して、外部装置から印刷データを受信し、当該印刷データに従った印刷を実行する機能である。SMTPサーバ機能は、外部装置から電子メールを受信し、当該電子メールに添付されているファイルに従った印刷を実行する機能である。Rawポート機能は、Port9100を利用して、外部装置から印刷データを受信し、当該印刷データに従った印刷を実行する機能である。LPD/LPR機能は、LPR(Line Printer daemon protocolの略)プロトコルを利用して、外部装置から印刷データを受信し、当該印刷データに従った印刷を実行する機能である。
第2の機能設定42は、主に、施設80に関係しないデバイスからの要求に応じた機能を実行するのか否かを示す情報である。第2の機能設定42では、第1の機能設定40と同様に、機能名と機能設定情報とが対応付けられている。
IPアドレスフィルタ情報44は、許可IPアドレスを示す情報である。許可IPアドレスは、第1の機能設定40内の機能設定情報に従って、MFP10に機能を実行させることが許可されているIPアドレスである。
画面表示設定46は、セキュリティ警告画面D1(図6(A)参照)の表示が有効化されている「ON」と、当該画面D1の表示が無効化されている「OFF」と、のどちらかの値を示す。
(MFPの処理;図3)
続いて、図3を参照して、MFP10のCPU32によって実行される処理について説明する。ユーザによってMFP10の電源がONされると、図3の処理が開始される。以下の説明では、PC100A~100Fを総称して「対象PC」と呼ぶ。
S10において、CPU32は、対象PCから、送信元のIPアドレスと、送信先のIPアドレスと、要求機能情報と、を含む要求信号を受信することを監視する。送信元のIPアドレスは、対象PCに割り当てられているIPアドレスであり、送信先のIPアドレスは、GIPmである。要求機能情報は、MFP10が実行可能ないずれかの機能の実行を要求する情報である。要求機能情報によって示される機能(以下では「要求機能」と記載する)が、IPP/IPPS機能、Rawポート機能、又は、LPD/LPR機能である場合には、要求信号は、印刷データを含み得る。また、要求機能がSMTPサーバ機能である場合には、要求信号には、電子メールを含み得る。CPU32は、対象PCから要求信号を受信すると(S10でYES)、S12に進む。
S12において、CPU32は、S10で受信された要求信号内の要求機能情報に基づいて、要求機能を特定する。
S14において、CPU32は、パスワード設定38が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、パスワード設定38が「ON」である場合(S14でYES)に、S16に進み、パスワード設定38が「OFF」である場合(S14でNO)に、S30に進む。
S16において、CPU32は、各機能設定40、42において、要求機能に対応する機能設定情報が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、第1の機能設定40において要求機能に対応する機能設定情報が「ON」であり、かつ、第2の機能設定42において要求機能に対応する機能設定情報が「ON」である場合に、S16でYESと判断してS20に進む。一方、CPU32は、第1及び第2の機能設定40、42の少なくとも一方において、要求機能に対応する機能設定情報が「OFF」である場合に、S16でNOと判断してS30に進む。
S20において、CPU32は、要求機能を実行する処理である機能実行処理(図5)を実行する。CPU32は、S20が終了すると、S10に戻る。
S30において、CPU32は、要求信号内の送信元のIPアドレスがグローバルIPアドレス(即ちGIP)であるのか否かを判断する。GIPを管理する団体であるJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)では、GIPがクラスA~クラスCに分類されている。クラスAのGIPの範囲は、「1.0.0.0~9.255.255.255」及び「11.0.0.0~126.255.255.255」であり、クラスBのGIPの範囲は、「128.0.0.0~172.15.255.255」及び「172.32.0.0~191.255.255.255」であり、クラスCのGIPの範囲は、「192.0.0.0~192.167.255.255」及び「192.169.0.0~223.255.255.255」である。CPU32は、送信元のIPアドレスが上記のGIPの範囲内のアドレスである場合に、送信元のIPアドレスがGIPであると判断し(S30でYES)、S32に進む。一方、CPU32は、送信元のIPアドレスが上記のGIPの範囲内のアドレスでない場合に、送信元のIPアドレスがGIPでない(即ちPIPである)と判断し(S30でNO)、S50に進む。
S32において、CPU32は、MFP10のネットワークアドレス「128.1」と、特定のネットワークアドレスと、が一致するのか否かを判断する。CPU32は、まず、送信元のIPアドレスとGSMm(「255.255.0.0」)とを利用して、特定のネットワークアドレスを特定する。そして、CPU32は、MFP10のネットワークアドレスと特定のネットワークアドレスとが一致しない場合(S32でNO)に、S34に進み、MFP10のネットワークアドレスと特定のネットワークアドレスとが一致する場合(S32でYES)に、S50に進む。
S34において、CPU32は、送信元のIPアドレスとIPアドレスフィルタ情報44とを利用して、送信元のIPアドレスが許可IPアドレスであるのか否かを判断する。CPU32は、送信元のIPアドレスがIPアドレスフィルタ情報44によって示される許可IPアドレスに一致しない場合に、S34でNOと判断して、S36に進む。一方、CPU32は、送信元のIPアドレスが許可IPアドレスに一致する場合に、S34でYESと判断して、S50に進む。
S36において、CPU32は、第2の機能設定42において、要求機能に対応する機能設定情報が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、当該機能設定情報が「ON」であると判断する場合(S36でYES)に、S20に進み、当該機能設定情報が「OFF」であると判断する場合に(S36でNO)に、S38に進む。
S38において、CPU32は、画面表示設定46が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、画面表示設定46が「ON」であると判断する場合(S36でYES)に、S40に進み、画面表示設定46が「OFF」であると判断する場合(S36でNO)に、S10に戻る。
S40において、CPU32は、設定処理(図4参照)を実行する。設定処理は、パスワード設定38、第2の機能設定42、及び、IPアドレスフィルタ情報44を指定するための処理である。CPU32は、S40が終了すると、S10に戻る。
また、S50において、CPU32は、第1の機能設定40において、要求機能に対応する機能設定情報が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、当該機能設定情報が「ON」であると判断する場合(S50でYES)に、S20に進み、当該機能設定情報が「OFF」であると判断する場合(S50でNO)に、S10に戻る。
(設定処理;図4)
続いて、図4を参照して、図3のS40で実行される設定処理について説明する。S70において、CPU32は、セキュリティ警告画面D1を表示部14に表示させる。図6(A)に示されるように、画面D1は、MFP10へのアクセスが許可されていない機器から要求信号を受信したことを示すメッセージと、当該画面の表示を無効化することができることを示すメッセージと、チェックボックスと、ホームボタンと、設定ボタンと、を含む。これにより、MFP10の管理者は、MFP10へのアクセスが許可されていない機器から要求信号を受信したことを知ることができる。
S72において、CPU32は、画面D1内の設定ボタンが操作されたのか否かを判断する。CPU32は、設定ボタンが操作される場合(S72でYES)に、S74に進む。一方、CPU32は、ホームボタンが操作される場合(S72でNO)に、MFP10のホーム画面を表示部14に表示させ、図4の処理を終了する。なお、CPU32は、チェックボックスにチェックが付与されている状態で、ユーザによってホームボタン又は設定ボタンが選択されると、画面表示設定46を「ON」から「OFF」に変更する。この結果、これ以降の要求信号の受信に応じて図3のS38が実行される際に、S38でNOと判断されるので、図4の設定処理が実行されない。このように、MFP10は、ユーザの意図に応じて設定処理を実行するのか否かを切り換えることができる。
S74は、図3のS14と同様である。CPU32は、S74でNOと判断する場合に、S76に進み、S74でYESと判断する場合に、S82に進む。
S76において、CPU32は、パスワード設定画面D2を表示部14に表示させる。図6(B)に示すように、画面D2は、パスワード入力欄と、確認用パスワード入力欄と、OKボタンと、を含む。
S78において、CPU32は、OKボタンが操作されると、画面D2の各入力欄に同じ文字列が入力されたのか否かを判断する。CPU32は、各入力欄に同じ文字列が入力されていると判断される場合に、S78でYESと判断し、S80に進む。一方、CPU32は、各入力欄の少なくとも一方の入力欄に文字列が入力されていないと判断される場合又は各入力欄に入力されていた文字列が異なると判断される場合に、S78でNOと判断し、S82に進む。
S80において、CPU32は、パスワード設定38を「OFF」から「ON」に変更する。CPU32は、S80において、さらに、パスワード入力欄に記述されている文字列をパスワードとしてメモリ34に記憶させる。
S82において、CPU32は、機能設定画面D3を表示部14に表示させる。図6(C)に示すように、画面D3は、複数個の機能名のそれぞれについて、当該機能名に対応するチェックボックスを含む。また、画面D3は、OKボタンを含む。
S84において、CPU32は、OKボタンが操作されると、画面D3内の設定が変更されたのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、S82の時点における画面D3内の各チェックボックスの状態と比較して、チェックが新たに付与されたチェックボックス、又は、チェックが外されたチェックボックスが存在する場合に、S84でYESと判断して、S86に進む。一方、CPU32は、S82の時点における画面D3内の各チェックボックスの状態と比較して、チェックが新たに付与されたチェックボックス、及び、チェックが外されたチェックボックスが存在しない場合に、S84でNOと判断して、S88に進む。
S86において、CPU32は、画面D3においてチェックが付与されているチェックボックスに対応する機能名を特定し、第2の機能設定42において、特定済みの機能名に対応する機能設定情報を「ON」に設定する。また、CPU32は、画面D3においてチェックが付与されていないチェックボックスに対応する機能名を特定し、第2の機能設定42において、特定済みの機能名に対応する機能設定情報を「OFF」に設定する。
S88において、CPU32は、IPアドレスフィルタ設定画面D4を表示部14に表示させる。図6(D)に示すように、画面D4は、IPアドレスの入力をユーザに促すためのメッセージと、IPアドレス入力欄と、OKボタンと、を含む。ユーザは、IPアドレス入力欄に、IPアドレスを入力したり、IPアドレスの範囲を入力したりすることができる。
S90において、CPU32は、OKボタンが操作されると、IPアドレス入力欄にIPアドレスが入力されたのか否かを判断する。CPU32は、IPアドレス入力欄にIPアドレスが入力されたと判断される場合(S90でYES)に、S92に進み、IPアドレス入力欄にIPアドレスが入力されていないと判断される場合(S90でNO)に、図4の処理を終了する。
S92において、CPU32は、画面D3内の入力欄に入力されたIPアドレスをIPアドレスフィルタ情報44としてメモリ34に記憶させる。CPU32は、S92が終了すると、図4の処理を終了する。
(機能実行処理;図5)
続いて、図5を参照して、図3のS20で実行される機能実行処理について説明する。S100において、CPU32は、図3のS12で特定された要求機能がWebサーバ機能であるのか否かを判断する。CPU32は、要求機能がWebサーバ機能である場合(S100でYES)に、S102に進み、要求機能がWebサーバ機能でない場合(S102でNO)に、S120に進む。
S102は、図3のS14と同様である。CPU32は、S102でYESと判断する場合に、S104に進み、S102でNOと判断する場合に、S110に進む。
S104において、CPU32は、応答信号を対象PCに送信する。当該応答信号は、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス(即ち要求信号に含まれる送信元(即ち対象PC)のIPアドレス)と、パスワード入力画面データと、を含む応答信号を対象PCに送信する。パスワード入力画面データは、パスワードの入力を要求する画面を対象PCの表示部に表示させるデータである。
S106において、CPU32は、対象PCから、パスワードを含む認証要求信号を受信することを監視する。CPU32は、対象PCから認証要求信号を受信する(S106でYES)と、S108に進む。
S108において、CPU32は、パスワードの認証を実行する。CPU32は、メモリ34内のパスワードと認証要求信号内のパスワードとが一致する場合に、認証が成功したと判断して(S108でYES)、S110に進み、メモリ34内のパスワードと認証要求信号内のパスワードとが一致しない場合に、認証が失敗したと判断して(S108でNO)、図5の処理を終了する。
S110において、CPU32は、応答信号を対象PCに送信する。当該応答信号は、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス(即ち対象PCのIPアドレス)と、設定画面データと、を含む応答信号を対象PCに送信する。設定画面データは、設定画面D6(図7のT20参照)を対象PCの表示部に表示させるデータである。
S112において、CPU32は、対象PCから、設定変更情報を含む設定要求信号を受信することを監視する。設定変更情報は、第1の機能設定40内の機能設定情報の変更を指示する情報である。CPU32は、対象PCから設定要求信号を受信する(S112でYES)と、S114に進む。
S114において、CPU32は、設定要求信号内の設定変更情報に従って、第1の機能設定40内の機能設定情報を変更する。S114が終了すると、図5の処理が終了する。
また、S120において、CPU32は、要求機能を実行する。CPU32は、要求機能が、IPP/IPPS機能、Rawポート機能、又は、LPD/LPR機能である場合には、要求信号に応じた処理を実行することによって、印刷データに従った印刷を実行する。また、CPU32は、要求機能がSMTPサーバ機能である場合には、要求信号に応じた処理を実行することによって、電子メールに添付されているファイルに従った印刷を実行する。
S122において、CPU32は、要求機能を実行したことを示す応答信号を対象PCに送信する。S122が終了すると、図5の処理が終了する。
(具体的なケース)
続いて、図7~図12を参照して、図3~図5の各処理によって実現される具体的なケースについて説明する。
(ケースA;図7)
ケースAは、MFP10がPC100Aから要求信号を受信するケースである。ケースAの初期状態では、第1の機能設定40内の全ての機能設定情報は「ON」に設定されており、第2の機能設定42内の全ての機能設定情報は「OFF」に設定されている。また、パスワード設定38及び画面表示設定46は「OFF」に設定されており、IPアドレスフィルタ情報44には、許可IPアドレスが登録されていない。
PC100Aは、T10において、Webブラウザが起動されている状態でMFP10のGIPmの入力を受け付けると、T12において、送信元のIPアドレス「GIPa」と、送信先のIPアドレス「GIPm」と、要求機能情報「Webサーバ機能」と、を含む要求信号をMFP10に送信する。
MFP10は、T12において、PC100Aから要求信号を受信すると(図3のS10でYES)、Webサーバ機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S14でNO)。また、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPa」がGIPであると判断し(S30でYES)、MFP10のネットワークアドレス(「128.1」)と、送信元のIPアドレス「GIPa」から得られる特定のネットワークアドレスと、が一致すると判断し(S32でYES)、第1の機能設定40内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「ON」であると判断する(S50でYES)。また、MFP10は、要求機能がWebサーバ機能であると判断し(図5のS100でYES)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S102でNO)。この場合、MFP10は、T14において、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス「GIPa」と、設定画面データと、を含む応答信号をPC100Aに送信する(S110)。
PC100Aは、T14において、応答信号を受信すると、T20において、設定画面D6を表示する。設定画面D6は、複数個の機能名のそれぞれについて、当該機能名に対応するチェックボックスを含む。画面D6は、さらに、OKボタンと、キャンセルボタンと、を含む。MFP10の現在の第1の機能設定40では、全ての機能設定情報が「ON」であるので、全てのチェックボックスにチェックが付与されている。
T22において、IPP/IPPS機能に対応するチェックボックスのチェックを外すための操作が実行され、T24において、OKボタンが操作されると、PC100Aは、T26において、送信元のIPアドレス「GIPa」と、送信先のIPアドレス「GIPm」と、設定変更情報「IPP/IPPS=OFF」と、を含む設定要求信号をMFP10に送信する。
MFP10は、T26において、PC100Aから設定要求信号を受信すると(S112でYES)、T28において、第1の機能設定40内のIPP/IPPS機能に対応する機能設定情報を「ON」から「OFF」に変更する(S114)。これにより、MFP10は、施設80に関係するPC(例えばPC100A、PC100B)からIPP/IPPS機能の要求信号を受信しても(図3のS10でYES)、IPP/IPPS機能を実行しないことになる(S50でNOと判断されてS20を実行しない)。
MFP10は、施設80内のPC又は施設80外のPCから要求信号を受信することができる。しかしながら、施設80外のPCは、施設80とは無関係な第三者のPCである可能性がある。MFP10は、第三者のPCから要求信号を受信する場合には、要求信号に応じて機能実行処理(図3のS20)を実行すべきでない。そして、施設80外の第三者のPCから受信される要求信号に含まれる送信元のIPアドレスは、GIPである。そこで、本実施例では、MFP10は、対象PCから要求信号を受信する場合(図3のS10でYES)に、送信元のIPアドレスがGIPであるか否かを判断する(S30)。そして、MFP10は、送信元のIPアドレスがGIPである場合(S30でYES)に、対象PCが第三者のPCである可能性があることに鑑みて、さらに、MFP10のネットワークアドレスと送信元のIPアドレスから得られる特定のネットワークアドレスとが一致するのか否かを判断する(S32)。ここで、ネットワークアドレスが一致しないと判断されると(S32でNO)、対象PCが第三者のPCである可能性が高い。一方、ケースAでは、MFP10は、施設80内の同じネットワーク6に所属するPC100Aから要求信号を受信するので(T12)、送信元のIPアドレス「GIPa」がGIPであっても(S30でYES)、ネットワークアドレスが一致すると判断し(S32でYES)、S20の機能実行処理を実行して応答信号をPC100Aに送信する(T14)。このように、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPa」がGIPであっても、送信元のPC100Aが同じネットワーク6に所属するPC100Aである場合には、機能実行処理を実行して応答信号をPC100Aに適切に送信することができる。
(ケースB;図8)
ケースBは、MFP10がPC100Bからルータ60aを介して要求信号を受信するケースである。ケースBの初期状態は、ケースA(図7)の初期状態と同様である。
PC100Bは、T110において、GIPmの入力を受け付けると、T112において、送信元のIPアドレス「PIPb」と、送信先のIPアドレス「GIPm」と、デフォルトゲートウェイのIPアドレス「PIPra」と、機能情報「Webサーバ機能」と、を含む要求信号をルータ60aに送信する。
ルータ60aは、T112において、PC100Bから要求信号を受信すると、T114において、送信元のIPアドレス「PIPb」と、送信先のIPアドレス「GIPm」と、要求機能情報「Webサーバ機能」と、を含む要求信号をMFP10に送信する。
MFP10は、T114において、ルータ60aから要求信号を受信すると(S10でYES)、Webサーバ機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S14でNO)。また、MFP10は、送信元のIPアドレス「PIPb」がGIPでないと判断し(S30でNO)、第1の機能設定40内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「ON」であると判断する(S50でYES)。また、MFP10は、要求機能がWebサーバ機能であると判断し(図5のS100でYES)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S102でNO)。この場合、MFP10は、T116において、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス「PIPb」と、デフォルトゲートウェイのIPアドレス「GIPra」と、設定画面データと、を含む応答信号をルータ60aに送信する(S110)。
ルータ60aは、T116において、MFP10から応答信号を受信すると、T118において、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス「PIPb」と、設定画面データと、を含む応答信号をPC100Bに送信する。
T120~T122は、図7のT20~T24と同様である。T126及びT128は、通信対象がPC100Bである点、及び、ルータ60aを介した通信である点を除いて、図7のT26と同様である。T130は、T28と同様である。
ケースBに示されるように、MFP10は、施設80内のPC100Bから要求信号を受信する場合(T112)には、送信元のIPアドレス「PIPb」がPIPであると判断し(S30でNO)、即ち、送信元のPC100Bが施設80内のPCであると判断し、機能実行処理を実行して応答信号をPC100Bに適切に送信することができる。
(ケースC;図9)
ケースCは、MFP10がPC100Dからルータ60bを介して要求信号を受信するケースである。ケースCの初期状態は、ケースA(図7)の初期状態と同様である。
T210~T214は、通信対象がPC100Dである点、及び、ルータ60bを介した通信である点を除いて、図8のT110~T114と同様である。MFP10は、T214において、ルータ60bから要求信号を受信すると(図3のS10でYES)、Webサーバ機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S14でNO)。また、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPd」がGIPであると判断し(S30でYES)、MFP10のネットワークアドレス(「128.1」)と特定のネットワークアドレス(「128.2」)とが一致しないと判断し(S32でNO)、GIPdが許可IPアドレスではないと判断し(S34でNO)、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「OFF」であると判断し(S36でNO)、画面表示設定46が「ON」であると判断する(S38でYES)。この場合、MFP10は、T214の要求信号に対する応答信号を送信せずに、T220において、セキュリティ警告画面D1(図6(A)参照)を表示する(図4のS70)。
PC100Dのユーザは、設定画面D6(図7のT20参照)が表示されないので、MFP10を利用不可能であることを知ることができる。そして、ユーザは、その旨をMFP10の管理者に連絡する。この場合、管理者は、PC100Dが施設80内のPCであるので、PC100DがMFP10を利用することができるように、IPアドレスフィルタ情報44にPC100DのGIPdを登録するための以下の操作を実行する。
MFP10は、T230において、管理者から設定ボタンの操作を受け付けると(S72でYES)、パスワード設定38が「OFF」であると判断し(S74でNO)、T232において、パスワード設定画面D2(図6(B)参照)を表示する(S76)。次いで、MFP10は、T234において、パスワードが入力されることなくOKボタンの操作を受け付けると、パスワード入力欄にパスワードが入力されていないと判断し(S78でNO)、T240において、機能設定画面D3(図6(C)参照)を表示する(S82)。
MFP10は、T242において、設定が変更されることなくOKボタンの操作を受け付けると、設定が変更されていないと判断し(S84でNO)、T244において、IPアドレスフィルタ設定画面D4(図6(D)参照)を表示する(S88)。そして、MFP10は、T246において、IPアドレス入力欄へのGIPdの入力を受け付け、T248において、OKボタンの操作を受け付けると、IPアドレス入力欄にGIPdが入力されていると判断する(S90でYES)。この場合、MFP10は、T250において、GIPdをIPアドレスフィルタ情報44として記憶する(S92)。その後、管理者は、IPアドレスフィルタ情報44へのGIPdの登録が完了したことをPC100Dのユーザに連絡する。
その後、PC100Dのユーザは、PC100Dを利用して、MFP10のWebサーバ機能を利用することができる。T260~T264は、T210~T214と同様である。T266及びT268は、通信対象がPC100Dである点、及び、ルータ60bを介した通信である点を除いて、図7のT14と同様である。その後、MFP10とPC100Dとの間に、T20~T28と同様の処理が実行される。これにより、第1の機能設定40内のIPP/IPPS機能に対応する機能設定情報の設定が完了する。
ケースCに示されるように、MFP10は、施設80に設置されているPC100DのGIP「GIPd」をIPアドレスフィルタ情報44として登録することができる。この場合、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPd」がGIPであっても、機能実行処理(S20)を実行して応答信号をPC100Dに送信する(T266、T268)。このように、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPd」がGIPであっても、送信元のPC100Dが同じ施設80に設置されている場合には、機能実行処理を実行して応答信号をPC100Dに適切に送信することができる。
(ケースD;図10)
ケースDは、MFP10がPC100Eからインターネット4を介して要求信号を受信するケースである。本ケースでは、施設80で働いているユーザによって出張先でPC100Eが利用される状況を想定している。ケースDの初期状態は、ケースA(図7)の初期状態と同様である。
T310、T312は、通信対象がPC100Eである点、及び、要求信号がインターネット4を介して送信される点を除いて、図7のT10、T12と同様である。MFP10は、T312において、PC100Eから要求信号を受信すると(図3のS10でYES)、Webサーバ機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S14でNO)。また、CPU32は、送信元のIPアドレス「GIPe」がGIPであると判断し(S30でYES)、MFP10のネットワークアドレス(「128.1」)と特定のネットワークアドレス(「192.0」)とが一致しないと判断し(S32でNO)、送信元のIPアドレス「GIPe」が許可IPアドレスではないと判断し(S34でNO)、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「OFF」であると判断し(S36でNO)、画面表示設定46が「ON」であると判断する(S36でYES)。この場合、MFP10は、T320において、セキュリティ警告画面D1(図6(A)参照)を表示する(図4のS70)。
PC100Eのユーザは、設定画面D6(図7のT20参照)が表示されないので、MFP10を利用不可能であることを知ることができる。そして、ユーザは、その旨をMFP10の管理者に連絡する。この場合、管理者は、PC100Eが施設80に関係するPCであるので、PC100EがMFP10を利用することができるように、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報を「ON」に設定するための以下の操作を実行する。
T330、T332は、それぞれ、図9のT230、T232と同様である。MFP10は、T334において、パスワード設定画面D2(図6(B)参照)の各入力欄へのパスワード「xyz」の入力を受け付け、T336において、OKボタンの操作を受け付けると、各入力欄に入力されているパスワードが一致していると判断する(S78でYES)。この場合、MFP10は、T338において、パスワード設定38を「OFF」から「ON」に変更するとともに、パスワード「xyz」を記憶する。T340は、T240と同様である。MFP10は、T342において、機能設定画面D3内のWebサーバ機能に対応するチェックボックスへのチェックの付与を受け付け、T344において、OKボタンの操作を受け付けると、Webサーバ機能の設定が変更されたと判断し(S84でYES)、T346において、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報を「OFF」から「ON」に変更する(S86)。T348、T350は、それぞれ、T244、T248と同様である。その後、管理者は、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報の設定、及び、パスワード「xyz」の設定が完了したことをPC100Eのユーザに連絡する。
その後、PC100Eのユーザは、PC100Eを利用して、MFP10のWebサーバ機能を利用することができる。T360、T362は、それぞれ、T310、T312と同様である。
MFP10は、T362において、PC100Eから要求信号を受信すると(図3のS10でYES)、Webサーバ機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「ON」であると判断し(S14でYES)、各機能設定40、42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「ON」であると判断する(S16でYES)。また、MFP10は、要求機能がWebサーバ機能であると判断し(図5のS100でYES)、パスワード設定38が「ON」であると判断する(S102でYES)。この場合、MFP10は、T364において、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス「GIPe」と、パスワード入力画面データと、を含む応答信号をPC100Eに送信する(S104)。
PC100Eは、MFP10から応答信号を受信すると、T370において、入力画面を表示し、T372において、パスワード「xyz」の入力を受け付けると、T374において、送信元のIPアドレス「GIPe」と、送信先のIPアドレス「GIPm」と、パスワード「xyz」と、を含む認証要求信号をMFP10に送信する。
MFP10は、T374において、PC100Eから認証要求信号を受信すると(S106でYES)、T376において、T338で記憶されたパスワードと認証要求信号内のパスワードとが一致すると判断し、認証が成功したと判断する(S108でYES)。その後、MFP10とPC100Eとの間に、図7のT14~T28と同様の処理が実行される。これにより、第1の機能設定40内のIPP/IPPS機能に対応する機能設定情報の設定が完了する。
ケースDに示されるように、MFP10は、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報を「ON」に設定し、パスワード設定38をONに設定し、パスワード「xyz」を設定することができる。この場合、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPe」がGIPであっても、パスワードの認証が成功する場合(T376)に、Webサーバ機能を実行するための応答信号をPC100Eに送信する(図7のT14)。このように、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPd」がGIPであっても、送信元のPCが施設80で働いているユーザによって出張先で利用される場合には、機能実行処理を実行して応答信号をPC100Eに適切に送信することができる。
(ケースE;図11)
ケースEは、MFP10がPC100Fからインターネット4を介して要求信号を受信するケースである。本ケースでは、第三者によってPC100Fが利用される状況を想定している。ケースEは、ケースDの後の状態、即ち、パスワード設定38が「ON」に設定されており、かつ、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「ON」に設定されている状態である。
T410~T420は、通信対象がPC100Fである点を除いて、図10のT360~T370と同様である。PC100Fのユーザは、MFP10の管理者に連絡をすることができないために、MFP10に設定されたパスワード「xyz」を知ることができない。このため、ユーザはパスワード「xyz」を入力することができず、PC100Fは、パスワード「xyz」を含む認証要求信号をMFP10に送信することができない。従って、MFP10は、設定画面データを含む応答信号をPC100Fに送信しない。
ケースEに示されるように、MFP10は、PC100Fからパスワード「xyz」を含む認証要求信号を受信しないために、設定画面データを含む応答信号をPC100Fに送信しない。従って、第三者によって第1の機能設定40内の設定が変更されることを防止することができる。
(ケースF;図12)
ケースFは、MFP10がPC100Aから要求信号を受信するケースである。ケースFの初期状態は、ケースAの初期状態と同様である。
PC100Aは、T510において、LPRプロトコルに従った印刷を実行するための印刷操作を受け付ける。T512は、要求信号が、印刷実行コマンド(LPR)と印刷データとを含む点を除いて、図7のT12と同様である。印刷実行コマンド(LPR)は、MFP10にLPRプロトコルに従った印刷を実行させるためのコマンドであり、要求機能がLPD/LPR機能であることを示す情報でもある。MFP10は、T512において、PC100Aから要求信号を受信すると(図3のS10でYES)、LPD/LPR機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「OFF」であると判断する(S14でNO)。また、MFP10は、GIPaがGIPであると判断し(S30でYES)、MFP10のネットワークアドレス(「128.1」)と特定のネットワークアドレス(「128.1」)とが一致すると判断し(S32でYES)、第1の機能設定40内のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報が「ON」であると判断する(S50でYES)。また、MFP10は、特定の要求機能がWebサーバ機能でないと判断し(図5のS100でNO)、T520において、要求信号内の印刷データの印刷を実行し(S120)、T522において、送信元のIPアドレス「GIPm」と、送信先のIPアドレス「GIPa」と、印刷完了情報と、を含む応答信号をPC100Aに送信する(S122)。
PC100Aは、T522において、MFP10から応答信号を受信すると、T524において、印刷が完了したことを示す完了画面を表示する。これにより、PC100Aのユーザは、MFP10によって印刷が完了したことを知ることができる。
ケースFに示されるように、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPa」がGIPであっても(S30でYES)、ネットワークアドレスが一致すると判断し(S32でYES)、S20の機能実行処理を実行して応答信号をPC100Aに適切に送信することができる。
(ケースG;図12)
ケースGは、MFP10がPC100Eから要求信号を受信する。ケースGは、ケースDの後の状態、即ち、パスワード設定38が「ON」に設定されており、かつ、第2の機能設定42内のWebサーバ機能に対応する機能設定情報が「ON」に設定されている状態である。
T610、T612は、通信対象がPC100Eである点を除いて、T510、T512と同様である。MFP10は、T612において、PC100Eから要求信号を受信すると(S10でYES)、LPD/LPR機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「ON」であると判断し(S14でYES)、第2の機能設定42内のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報が「ON」ではないと判断する(S16でNO)。また、CPU32は、GIPeがGIPであると判断し(S30でYES)、MFP10のネットワークアドレス(「128.1」)と特定のネットワークアドレス(「192.0」)とが一致しないと判断し(S32でNO)、GIPeが許可IPアドレスではないと判断し(S34でNO)、第2の機能設定42のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報が「ON」ではないと判断し(S36でNO)、画面表示設定46が「ON」であると判断する(S38でYES)。この場合、MFP10は、T620において、セキュリティ警告画面D1(図6(A)参照)を表示する(図4のS70)。
PC100Eのユーザは、完了画面が表示されないので、MFP10を利用不可能であることを知ることができる。そして、ユーザは、その旨をMFP10の管理者に連絡する。この場合、管理者は、PC100Eが施設80に関係するPCであるので、PC100EがMFP10を利用することができるように、第2の機能設定42内のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報を「ON」に設定するための以下の操作を実行する。
MFP10は、T630において、設定ボタンの操作を受け付けると(S72でYES)、パスワード設定38が「ON」であると判断し(S74でYES)、T632において、機能設定画面D3を表示する(S80)。T634~T642は、第2の機能設定42内のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報が「OFF」から「ON」に変更される点を除いて、図10のT342~T350と同様である。
T650、T652は、T610、T612と同様である。この場合、MFP10は、LPD/LPR機能を要求機能として特定し(S12)、パスワード設定38が「ON」であると判断し(S14でYES)、各機能設定40、42内のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報が「ON」であると判断する(S16でYES)。T660~T664は、通信対象がPC100Eである点を除いて、T520~T522と同様である。
ケースGに示されるように、MFP10は、第2の機能設定42内のLPD/LPR機能に対応する機能設定情報を「ON」に設定することができる。この場合、MFP10は、送信元のIPアドレス「GIPe」がGIPであっても、S20の機能実行処理を実行して応答信号をPC100Eに適切に送信することができる。
(本実施例の効果)
上述のように、MFP10は、施設80内のPC又は施設80外のPCから要求信号を受信することができる。しかしながら、施設80外のPCは、施設80とは無関係な第三者のPCである可能性がある。このため、MFP10は、第三者によって利用されるPCから要求信号を受信する場合に、応答信号の送信を制限する必要がある。そこで、本実施例では、MFP10は、対象PCから、対象PCのIPアドレスを含む要求信号を受信する場合(図3のS10でYES)に、対象PCのIPアドレスがGIPであるか否かを判断する(S30)。そして、MFP10は、対象PCのIPアドレスがGIPでないと判断される場合(S30でNO)に、要求信号に対応する応答信号を対象PCに送信する(図5のS104,S110、S122)。一方、対象PCのIPアドレスがGIPであると判断される場合(S30でYES)に、要求信号に対応する応答信号の送信は制限される(即ちS20の実行が制限される)。この結果、施設80と無関係な第三者の対象PCに応答信号が送信されることを抑制することができる。このように、MFP10は、要求信号に対応する応答信号の送信を実行するのか制限するのかを適切に切り替えることができる。
(対応関係)
MFP10、PC100A~100Fが、それぞれ、「通信装置」、「外部装置」の一例である。PC100A~100Fのそれぞれに割当てられているIPアドレス、MFP10に割当てられているIPアドレスが、それぞれ、「第1のIPアドレス」、「第2のIPアドレス」の一例である。JPNICで管理されるGIPの範囲が、「所定のIPアドレスの範囲」の一例である。MFP10に割り当てられているGSMmが、「通信装置のサブネットマスク」の一例である。GIPm内の「128.0」、特定のネットワークアドレスが、それぞれ、「第1のネットワークアドレス」、「第2のネットワークアドレス」の一例である。セキュリティ警告画面D1が、「所定画面」の一例である。
パスワード設定38が、「設定情報」及び「パスワード情報が設定されているのか否かを示す情報」の一例である。この場合、パスワード設定38「ON」、パスワード設定38「OFF」が、それぞれ、「第1の情報」、「第2の情報」の一例である。
また、第2の機能設定42内の各機能に対応する機能設定情報が、「設定情報」及び「通信装置の機能の実行が許可されているのか否かを示す情報」の一例である。この場合、機能設定情報「ON」、機能設定情報「OFF」が、それぞれ、「第1の情報」、「第2の情報」の一例である。
図3のS10、S30が、それぞれ、「受信部」、「第1の判断部」によって実行される処理の一例である。図5のS110及びS122が、「送信部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)図3のS32及びS34のうちの少なくとも一方の処理を省略してもよい。即ち、「第2の判断部」及び「第3の判断部」のうちの少なくとも一方を省略することができる。なお、S34の処理が省略される場合、MFP10のメモリ34は、IPアドレスフィルタ情報44を記憶していなくてもよい。
(変形例2)図3のS30、S32、及び、S34の処理の順番が異なっていてもよい。例えば、CPU32は、S32の処理を実行し、S32でNOの場合に、S30及び、S34を実行してもよい。
(変形例3)MFP10にパスワードを設定することができなくてもよく、メモリ34は、パスワード設定38を記憶していなくてもよい。本変形例では、図3のS14、図4のS74~S80、及び、図5のS102~S108を省略可能である。即ち、「設定情報」は、パスワード情報が設定されているのか否かを示す情報を含まなくてもよい。
(変形例4)MFP10のメモリ34に、各機能設定40、42が記憶されていなくてもよい。本変形例では、図3のS16、S36、S50、図4のS82~S86を省略可能である。なお、本変形例では、CPU32は、S30でNO、S32でYES、又は、S34でYESと判断する場合に、S20に進み、S34でNOと判断する場合に、S38に進む。即ち、「設定情報」は、通信装置の機能の実行が許可されているのか否かを示す情報を含まなくてもよい。より一般的に言うと、「メモリ」は、「設定情報」を記憶していなくてもよい。
(変形例5)MFP10は、図3のS36でNOと判断した後に、図6の画面D1~D4を表示部14に表示しなくてもよい。即ち、図3のS40(図4の設定処理)を省略可能である。本変形例では、「表示制御部」を省略可能である。
(変形例6)MFP10のIPアドレスは、GIPではなくてPIPであってもよい。
(変形例7)実施例の図3~図5の処理は、MFP10と対象PCとの間でOSI(Open Systems Interconnectionの略)参照モデルのトランスポート層よりも上位層(例えば、アプリケーション層)を利用した通信が実行される際に実行される処理である。図3のS30~S34の処理は、MFP10と対象PCとの間でOSI参照モデルのトランスポート層、ネットワーク層を利用した通信が実行される際に、実行されてもよい。本変形例では、CPU32は、トランスポート層、ネットワーク層を利用した通信において、対象PCのIPアドレスを受信し、当該IPアドレスを利用して、図3のS30~S34と同様の処理を実行し、処理の結果をメモリ34に一時的に記憶する。そして、S14又はS16でYESと判断される場合に、メモリ34に記憶されている処理の結果を利用する。
(変形例8)CPU32は、図3のS38において、画面表示設定46がONであると判断される場合に、セキュリティ警告画面D1に代えて、セキュリティ設定画面D51を表示部14(図13参照)に表示させてもよい。図13に示すように、セキュリティ設定画面D51は、パスワード設定選択部と、機能設定選択部と、IPアドレスフィルタ設定選択部と、一括設定処理選択部と、終了ボタンと、を備える。本変形例では、CPU32は、パスワード設定選択部が操作される場合に、パスワード設定画面D2(図6(B)参照)を表示部14に表示させ、機能設定選択部が操作される場合に、機能設定画面D3(図6(C)参照)を表示部14に表示させ、IPアドレスフィルタ設定選択部が操作される場合に、IPアドレスフィルタ設定画面D4(図6(D)参照)を表示部14に表示させる。また、CPU32は、一括設定処理選択部が操作される場合に、図4のS74~S92の処理を実行する。本変形例では、MFP10の管理者は、各設定を個々に設定することもできるし、各設定を一括して設定することもできる。
(変形例9)「通信装置」は、複数の機能を実行可能なMFP10でなくてもよく、印刷機能のみを実行可能なプリンタ、スキャン機能のみを実行可能なスキャナ装置、PC、サーバ等であってもよい。
(変形例10)上記の実施例では、MFP10のCPU32がプログラム36(即ちソフ
トウェア)を実行することによって、図3~図5の各処理が実現される。これに代えて、図3~図5の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下は、出願時の特許請求の範囲に対応する記載である。
(項目1)
通信装置であって、
通信インタフェースと、
外部装置から、前記通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部と、
前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、
前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記要求信号に対する応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、
を備える通信装置。
(項目2)
前記第1の判断部は、
前記第1のIPアドレスが所定のIPアドレスの範囲に含まれる場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断し、
前記第1のIPアドレスが前記所定のIPアドレスの範囲に含まれない場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断する、項目1に記載の通信装置。
(項目3)
前記通信装置は、さらに、
前記通信装置の第2のIPアドレスと、前記通信装置のサブネットマスクと、を記憶するメモリと、
前記要求信号内の前記第1のIPアドレス及び前記サブネットマスクを用いて特定される第1のネットワークアドレスと、前記メモリ内の前記第2のIPアドレス及び前記サブネットマスクを用いて特定される第2のネットワークアドレスと、が一致するのか否かを判断する第2の判断部と、を備え、
前記送信部は、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致すると判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致しないと判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、項目1または2に記載の通信装置。
(項目4)
前記通信装置は、さらに、
前記応答信号の送信が許可される許可IPアドレスを記憶するメモリを備え、
前記要求信号内の前記第1のIPアドレスと前記メモリ内の前記許可IPアドレスとが一致するのか否かを判断する第3の判断部と、を備え、
前記送信部は、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のIPアドレスと前記許可IPアドレスとが一致すると判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のIPアドレスと前記許可IPアドレスとが一致しないと判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、項目1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目5)
前記通信装置は、さらに、
前記応答信号の送信に関連する設定情報を記憶するメモリを備え、
前記送信部は、
前記メモリ内の前記設定情報が第1の情報を含む場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かに関わらず、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
前記メモリ内の前記設定情報が前記第1の情報とは異なる第2の情報を含み、かつ、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
前記メモリ内の前記設定情報が前記第2の情報を含み、かつ、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、項目1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目6)
前記設定情報は、パスワード情報が設定されているのか否かを示す情報を含み、
前記第1の情報は、前記パスワード情報が設定されていることを示す情報であり、
前記第2の情報は、前記パスワード情報が設定されていないことを示す情報である、項目5に記載の通信装置。
(項目7)
前記設定情報は、前記通信装置の機能の実行が許可されているのか否かを示す情報を含み、
前記第1の情報は、前記機能の実行が許可されていることを示す情報であり、
前記第2の情報は、前記機能の実行が禁止されていることを示す情報である、項目5に記載の通信装置。
(項目8)
前記送信部は、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信しないことによって、前記応答信号の送信を制限し、
前記通信装置は、さらに、
表示部と、
前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであることを示す所定画面を前記表示部に表示させる表示制御部を備える、項目1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目9)
前記受信部は、前記通信装置がサーバとして動作することによって、前記外部装置から前記要求信号を受信する、項目1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目10)
前記通信装置の第2のIPアドレスは、グローバルIPアドレスである、項目1から9のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目11)
通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信装置に搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
外部装置から、前記通信装置の通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部と、
前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、
前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記要求信号に対する応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、
として機能させるコンピュータプログラム。
2:通信システム、4:インターネット、10:MFP、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20:通信インタフェース、30:制御部
32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:パスワード設定、40:第1の機能設定、42:第2の機能設定、44:IPアドレスフィルタ情報、46:画面表示設定、60a、60b:ルータ、80:施設、100A~100F:PC

Claims (12)

  1. 通信装置であって、
    通信インタフェースと、
    メモリと、
    外部装置から、前記通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部であって、前記通信装置の第2のIPアドレスと前記通信装置のサブネットマスクとが前記メモリに記憶されている状態において、前記要求信号が受信される、前記受信部と、
    前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレス及び前記サブネットマスクを用いて特定される第1のネットワークアドレスと、前記メモリ内の前記第2のIPアドレス及び前記サブネットマスクを用いて特定される第2のネットワークアドレスと、が一致するのか否かを判断する第2の判断部と、
    前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致するのか否かに関わらず、前記要求信号に対する応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致すると判断される場合に、前記応答信号が前記外部装置に送信され、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致しないと判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記送信部は、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信しないことによって、前記応答信号の送信を制限し、
    前記通信装置は、さらに、
    表示部と、
    前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであることを示す所定画面を前記表示部に表示させる表示制御部を備える、請求項1に記載の通信装置。
  3. 通信装置であって、
    通信インタフェースと、
    表示部と、
    外部装置から、前記通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部と、
    前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記要求信号に対する応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号が前記外部装置に送信されないことによって、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、
    前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであることを示す所定画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える通信装置。
  4. 前記通信装置は、さらに、
    前記応答信号の送信に関連する設定情報を記憶するメモリを備え、
    前記送信部は、
    前記メモリ内の前記設定情報が第1の情報を含む場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かに関わらず、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
    前記メモリ内の前記設定情報が前記第1の情報とは異なる第2の情報を含み、かつ、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
    前記メモリ内の前記設定情報が前記第2の情報を含み、かつ、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 通信装置であって、
    通信インタフェースと、
    外部装置から受信される要求信号に対する応答信号の送信に関連する設定情報を記憶するメモリと、
    前記外部装置から、前記通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部と、
    前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記メモリ内の前記設定情報が第1の情報を含む場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かに関わらず、前記応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記メモリ内の前記設定情報が前記第1の情報とは異なる第2の情報を含み、かつ、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記応答信号が前記外部装置に送信され、前記メモリ内の前記設定情報が前記第2の情報を含み、かつ、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、
    を備える通信装置。
  6. 前記設定情報は、パスワード情報が設定されているのか否かを示す情報を含み、
    前記第1の情報は、前記パスワード情報が設定されていることを示す情報であり、
    前記第2の情報は、前記パスワード情報が設定されていないことを示す情報である、請求項4又は5に記載の通信装置。
  7. 前記設定情報は、前記通信装置の機能の実行が許可されているのか否かを示す情報を含み、
    前記第1の情報は、前記機能の実行が許可されていることを示す情報であり、
    前記第2の情報は、前記機能の実行が禁止されていることを示す情報である、請求項4又は5に記載の通信装置。
  8. 前記第1の判断部は、
    前記第1のIPアドレスが所定のIPアドレスの範囲に含まれる場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断し、
    前記第1のIPアドレスが前記所定のIPアドレスの範囲に含まれない場合に、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断する、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記通信装置は、さらに、
    前記応答信号の送信が許可される許可IPアドレスを記憶するメモリを備え、
    前記要求信号内の前記第1のIPアドレスと前記メモリ内の前記許可IPアドレスとが一致するのか否かを判断する第3の判断部と、を備え、
    前記送信部は、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のIPアドレスと前記許可IPアドレスとが一致すると判断される場合に、前記応答信号を前記外部装置に送信し、
    前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のIPアドレスと前記許可IPアドレスとが一致しないと判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. 前記受信部は、前記通信装置がサーバとして動作することによって、前記外部装置から前記要求信号を受信する、請求項1から9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記通信装置の第2のIPアドレスは、グローバルIPアドレスである、請求項1から10のいずれか一項に記載の通信装置。
  12. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置に搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
    外部装置から、前記通信装置の通信インタフェースを介して、前記外部装置の第1のIPアドレスを送信元アドレスとして含む要求信号を受信する受信部であって、前記通信装置の第2のIPアドレスと前記通信装置のサブネットマスクとが前記通信装置のメモリに記憶されている状態において、前記要求信号が受信される、前記受信部と、
    前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記外部装置から前記要求信号が受信される場合に、前記要求信号内の前記第1のIPアドレス及び前記サブネットマスクを用いて特定される第1のネットワークアドレスと、前記メモリ内の前記第2のIPアドレス及び前記サブネットマスクを用いて特定される第2のネットワークアドレスと、が一致するのか否かを判断する第2の判断部と、
    前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスでないと判断される場合に、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致するのか否かに関わらず、前記要求信号に対する応答信号を前記外部装置に送信する送信部であって、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致すると判断される場合に、前記応答信号が前記外部装置に送信され、前記第1のIPアドレスがグローバルIPアドレスであると判断され、かつ、前記第1のネットワークアドレスと前記第2のネットワークアドレスとが一致しないと判断される場合に、前記応答信号の送信が制限される、前記送信部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
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