JP2020140655A - 通信装置、及び、通信装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents

通信装置、及び、通信装置のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信装置に関する情報がサーバに登録されるのを制限することが可能な技術を提供する。【解決手段】 通信装置は、送信設定を記憶するメモリと、第1の検索操作が第1の端末装置に実行される場合に、第1の端末装置から第1の検索信号を受信する第1の検索信号受信部と、第1の端末装置から第1の検索信号が受信され、かつ、送信設定が第1の設定値を示す場合に、第1の応答信号を第1の端末装置に送信する第1の応答信号送信部であって、第1の端末装置から第1の検索信号が受信され、かつ、送信設定が第2の設定値を示す場合に、第1の応答信号は送信されない、第1の応答信号送信部と、第1の応答信号が第1の端末装置に送信される場合に、第1の端末装置から第1の登録指示を受信する第1の登録指示受信部と、第1の端末装置から第1の登録指示が受信される場合に、第1の登録要求をサーバに送信する第1の登録要求送信部と、を備える。【選択図】図2

Description

本明細書では、通信装置に関する情報の登録を要求する登録要求をサーバに送信する通信装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、PCとプリンタと仲介サーバとを備える印刷システムが開示されている。PCは、プリンタを仲介サーバに登録するための登録操作を受け付けると、当該PCが所属しているLANに所属するプリンタを検索する。そして、PCは、当該LAN内に所属するプリンタの一覧を含む選択画面を表示し、選択画面内のプリンタが選択されると、ユーザ情報を当該プリンタに送信する。プリンタは、PCからユーザ情報を受信すると、当該ユーザ情報を含む登録要求を仲介サーバに送信する。これにより、プリンタに関する情報が仲介サーバに登録される。
特開2017−177339号公報 特開2017−27522号公報
プリンタに関する情報が仲介サーバに登録されるべきでない状況が起こり得る。
本明細書は、通信装置に関する情報がサーバに登録されるのを制限することが可能な技術を提供する。
本明細書によって開示される通信装置は、送信設定を記憶するメモリであって、前記送信設定は、第1の検索信号に対する第1の応答信号を送信する第1の設定値と、前記第1の検索信号に対する前記第1の応答信号を送信しない第2の設定値と、のどちらかの値を示し、前記第1の検索信号は、サーバに登録可能な装置を検索するための第1の検索操作が端末装置に実行されることに応じて前記端末装置から送信される信号であり、かつ、前記サーバが提供するサービスを受けることができるのか否かを問い合わせるための信号である、前記メモリと、前記第1の検索操作が第1の端末装置に実行される場合に、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号を受信する第1の検索信号受信部と、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号が受信され、かつ、前記送信設定が前記第1の設定値を示す場合に、前記第1の応答信号を前記第1の端末装置に送信する第1の応答信号送信部であって、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号が受信され、かつ、前記送信設定が前記第2の設定値を示す場合に、前記第1の応答信号は送信されない、前記第1の応答信号送信部と、前記第1の応答信号が前記第1の端末装置に送信される場合に、前記第1の端末装置から第1の登録指示を受信する第1の登録指示受信部と、前記第1の端末装置から前記第1の登録指示が受信される場合に、前記通信装置に関する情報の登録を要求する第1の登録要求を前記サーバに送信する第1の登録要求送信部と、を備える。
上記の構成によると、通信装置は、第1の端末装置から第1の検索信号を受信し、かつ、送信設定が第1の設定値を示す場合に、第1の応答信号を第1の端末装置に送信する。そして、通信装置は、第1の端末装置から第1の登録指示を受信し、第1の登録要求をサーバに送信する。これにより、通信装置に関する情報がサーバに登録される。一方、通信装置は、第1の端末装置から第1の検索信号を受信し、かつ、送信設定が第2の設定値を示す場合に、第1の応答信号を送信しない。この場合、通信装置に関する情報がサーバに登録されない。従って、通信装置に関する情報がサーバに登録されるのを制限することができる。
上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信装置と第1の端末装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 応答処理のフローチャートを示す。 検索信号に対する応答信号が送信されるケースA、及び、検索信号に対する応答信号が送信されないケースBのシーケンス図を示す。 PCからプリンタに登録指示が送信されるケースC、ケースDのシーケンス図を示す。 各画面の一例を示す。 登録処理のフローチャートを示す。 プリンタに関する情報がサーバに登録されるケースEのシーケンス図を示す。 プリンタに関する情報のサーバへの登録が失敗するケースF、及び、プリンタに関する情報がサーバに登録されるケースGのシーケンス図を示す。 プリンタに関する情報がサーバに登録されるケースHのシーケンス図を示す。 サーバ印刷プロセスのシーケンス図を示す。 第2実施例において、プリンタに関する情報がサーバに登録されるケースIのシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、プリンタ10と、複数個のPC90A、90B、90Cと、画像処理サーバ(以下では、単に「サーバ」と記載する)100と、を備える。プリンタ10及び各PC90A等は、LAN6を介して、インターネット4に接続されている。サーバ100は、インターネット4に接続されている。従って、プリンタ10及び各PC90A等は、インターネット4を介して、サーバ100と通信可能である。以下では、複数個のPC90A、90B、90Cを総称して、「PC90」と記載することがある。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、印刷機能、及び、ウェブサーバ機能を実行可能な周辺装置(即ちPC90A等の周辺装置)である。ウェブサーバ機能は、外部機器がプリンタ10のウェブサーバにアクセスすることによって、ウェブページを表わすウェブページデータを外部機器に送信する機能である。プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース(以下ではインターフェースを「I/F」と記載する)16と、印刷実行部18と、制御部30と、を備える。プリンタ10には、プリンタ名「pr1」が割当てられている。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F16は、LAN6に接続されている。ネットワークI/F16は、無線I/Fであってもよいし、有線I/Fであってもよい。印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、さらに、パスワード38、IPアドレス40、及び、機能テーブル42を記憶する。パスワード38は、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用して、プリンタ10の設定を変更するためのパスワードである。パスワード38は、プリンタ10の管理者によって設定される情報である。本実施例では、パスワード38として「xyz」が設定されている。IPアドレス40は、プリンタ10に割当てられているIPアドレスである。
機能テーブル42では、プリンタ10が実行可能な機能の名称(即ち機能名)と、設定値と、が対応付けられている。機能名は、応答機能、サーバ印刷機能、及び、制限機能を含む。応答機能は、外部機器から検索信号を受信する場合に、当該検索信号に対する応答信号を送信する機能である。サーバ印刷機能は、サーバ100を利用した印刷を実行する機能である。制限機能は、外部機器から受信される一部の検索信号に対する応答信号の送信を制限する機能である。本実施例では、文字列「_privet._tcp」を含む検索信号に対する応答信号の送信が制限される。文字列「_privet._tcp」を含む検索信号とは、サーバ100によって提供されるサービスを受けることができるのか否か、即ち、サーバ印刷機能を実行可能であるのか否かを問い合わせるための信号である。また、制限機能は、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することなく、プリンタ10に関する情報のサーバ100への登録を制限する機能でもある。設定値は、対応する機能が有効化されていることを示す「ON」と、当該機能が無効化されていることを示す「OFF」と、のどちらかの値を示す。
(PC90A等の構成)
PC90Aは、プリンタ10に印刷を実行させるためのプリンタドライバを備えていない。また、PC90Aは、ブラウザプログラム(図示省略)を備えている。ブラウザプログラムは、Google Chrome(登録商標)である。PC90Aは、本実施例では、据置型の端末装置(例えばデスクトップPC等)であるが、変形例では、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末装置であってもよい。PC90B、90Cは、PC90Aと同様の構成を備える。以下では、PC90A、90B、90Cのユーザのそれぞれを、「第1のユーザ」、「第2のユーザ」、「第3のユーザ」と呼ぶ。なお、PC90Aのユーザである第1のユーザは、プリンタ10の管理者である。
(画像処理サーバ100の構成)
サーバ100は、インターネット4上に設置されるサーバであり、例えば、Google(登録商標)によって提供されるGCP(Google Cloud Printの略)サーバである。なお、変形例では、サーバ100は、例えば、プリンタ10のベンダによって提供されるサーバであってもよい。サーバ100は、プリンタ10とPC90との間で印刷の仲介を実行するサービスを実行するサーバである。即ち、サーバ100は、PC90からサブミットされる画像ファイルを変換して、プリンタ10が解釈可能なデータ形式を有する印刷データを生成し、当該印刷データをプリンタ10に送信する。従って、PC90は、画像ファイルを印刷データに変換するためのプリンタドライバを備えていなくても、サーバ100に画像ファイルをサブミットすれば、プリンタ10に印刷を実行させることができる。プリンタ10の各ユーザは、当該ユーザのアカウント情報(例えばGoogle Account)をサーバ100に予め登録しておく。
(応答処理;図2)
続いて、図2を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される応答処理について説明する。プリンタ10の電源がONされると、図2の処理が開始される。なお、プリンタ10によって実行される全ての通信は、ネットワークI/F16を介して実行される。このため、以下では、「ネットワークI/F16を介して」という説明を省略する。
S10において、CPU32は、PC90から検索信号を受信することを監視する。CPU32は、PC90から検索信号を受信する場合(S10でYES)に、S20に進む。
S20において、CPU32は、機能テーブル42内の応答機能の設定値が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、応答機能の設定値が「ON」である場合(S20でYES)に、S22に進む。一方、CPU32は、応答機能の設定値が「OFF」である場合(S20でNO)に、S10に戻る。
S22において、CPU32は、S10で受信された検索信号が文字列「_privet._tcp」を含むのか否かを判断する。CPU32は、検索信号が文字列「_privet._tcp」を含む場合(S22でYES)に、S24に進む。一方、CPU32は、検索信号が文字列「_privet._tcp」を含まない場合(S22でNO)に、S24をスキップして、S30に進む。なお、検索信号が文字列「_privet._tcp」を含まない場合とは、例えば、当該信号が、IPP(Internet Printing Protocolの略)を利用した通信を実行可能な装置を検索するための操作がPC90Bに実行されることに応じて、PC90から送信される信号である場合である。
S24において、CPU32は、機能テーブル42内のサーバ印刷機能の設定値が「ON」であるのか否かを判断する。CPU32は、サーバ印刷機能の設定値が「ON」である場合(S24でYES)に、S26に進む。一方、CPU32は、サーバ印刷機能の設定値が「OFF」である場合(S24でNO)に、S10に戻る。
S26において、CPU32は、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「OFF」であるのか否かを判断する。CPU32は、制限機能の設定値が「OFF」である場合(S26でYES)に、S30に進む。一方、CPU32は、制限機能の設定値が「ON」である場合(S26でNO)に、S10に戻る。
S30において、CPU32は、S10で受信された検索信号に対する応答信号をPC90に送信する。CPU32は、S30が終了すると、S10に戻る。上述のように、CPU32は、検索信号が文字列「_privet._tcp」を含まない場合(S22でNO)、制限機能の設定値に関わらず、応答信号をPC90に送信する。従って、検索信号に対する応答信号の送信を選択的に制限することができる。
(具体的なケース:図3)
続いて、図3を参照して、図2の処理によって実現される具体的なケースA、Bについて説明する。なお、ケースA、Bは、プリンタ10に関する情報(以下では、「プリンタ情報」と記載することがある)をサーバ100に登録する登録プロセスの一部である。
(ケースA;図3)
ケースAでは、プリンタ10は、PC90Bから受信される検索信号に対する応答信号を送信する。ケースAの初期状態では、プリンタ10の機能テーブル42内の応答機能及びサーバ印刷機能の設定値は「ON」に設定されており、制限機能の設定値は「OFF」に設定されている。また、サーバ100には、PC90Aのユーザ(即ち第1のユーザ)を識別するアカウント情報AI1、PC90Bのユーザ(即ち第2のユーザ)を識別するアカウント情報AI2、及び、PC90Cのユーザ(即ち第3のユーザ)を識別するアカウント情報AI3が登録済みである。なお、以下では、理解の容易化のために、各デバイスのCPU(例えばプリンタ10のCPU32)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えばプリンタ10)を主体として記載することがある。また、PC90によって実行される以下の各処理は、Google Chromeであるブラウザプログラムに従って実行される。従って、以下では、「ブラウザプログラムに従って」という記載を省略する。
PC90Bは、アカウント情報AI2の入力とサーバ100へのログインの指示とを第2のユーザから受け付けると、T10において、アカウント情報AI2を含むログイン要求をサーバ100に送信する。
サーバ100は、T10において、PC90Bからログイン要求を受信すると、当該ログイン要求に含まれるアカウント情報AI2が登録済みであると判断し、T12において、所定画面データをPC90Bに送信する。
PC90Bは、T12において、サーバ100から所定画面データを受信すると、T14において、所定画面を表示する。当該画面は、PC90Bの周囲に存在するプリンタを検索して登録することを確認するためのメッセージと、検索ボタンと、を含む。PC90Bは、T16において、所定画面内の検索ボタンの選択を第2のユーザから受け付けると、T20において、文字列「_privet._tcp」を含む検索信号をブロードキャストによってLAN6に送信する。検索信号は、所定期間に亘って繰り返し送信される。
プリンタ10は、T20において、PC90Bから検索信号を受信すると(図2のS10でYES)、機能テーブル42内の応答機能の設定値が「ON」であると判断し(S20でYES)、検索信号が文字列「_privet._tcp」を含むと判断し(S22でYES)、機能テーブル42内のサーバ印刷機能の設定値が「ON」であると判断し(S24でYES)、機能テーブル42内制限機能の設定値が「OFF」であると判断し(S26でYES)、T22において、プリンタ名「pr1」を含む応答信号をPC90Bに送信する。
PC90Bは、T22において、プリンタ10から応答信号を受信すると、T30において、プリンタ名「pr1」を含む検索結果画面を表示する。当該画面は、応答信号が受信されたプリンタのプリンタ名の一覧と、キャンセルボタンと、を含む。PC90Bは、T32において、プリンタ名の一覧に含まれるプリンタ名「pr1」の選択を第2のユーザから受け付けると、T40において、URL50「http://202.134.101.1/privet/register/AI2」を送信先URLとして含む登録指示をプリンタ10に送信する。登録指示は、プリンタ情報をサーバ100に登録させるためのコマンドである。URL50は、プリンタ10のIPアドレス40(202.134.101.1)、文字列「privet」、文字列「register」、及び、アカウント情報AI2を含む。文字列「privet」は、登録指示が、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することなく、Google Chromeであるブラウザプログラムを利用して送信された指示であることを示す情報である。
(ケースB;図3)
ケースBでは、プリンタ10は、PC90Bから受信される検索信号に対する応答信号を送信しない。ケースBの初期状態は、プリンタ10の機能テーブル42内の制限機能の設定値が「ON」に設定されている点を除いて、ケースAの初期状態と同様である。
T110〜T120は、T10〜T20と同様である。プリンタ10は、T120において、PC90Bから検索信号を受信すると(図2のS10でYES)、機能テーブル42内の応答機能の設定値が「ON」であると判断し(S20でYES)、検索信号が文字列「_privet._tcp」を含むと判断し(S22でYES)、機能テーブル42内のサーバ印刷機能の設定値が「ON」であると判断し(S24でYES)、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「ON」であると判断する(S24でNO)。この場合、プリンタ10は、プリンタ名「pr1」を含む応答信号をPC90Bに送信しない。このように、CPU32は、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「ON」である場合(S26でNO)、応答機能及びサーバ印刷機能の設定値が「ON」であっても(S20でYES、S24でYES)、文字列「_privet._tcp」を含む検索信号に対する応答信号をPC90に送信しない。
PC90Bは、プリンタ10とは異なるプリンタから応答信号を受信すると、T130において、当該異なるプリンタのプリンタ名「pr2」を含む検索結果画面を表示する。第2のユーザは、当該画面のプリンタ名の一覧内にプリンタ名「pr1」が含まれていないために、プリンタ情報のサーバ100への登録を中止する。この場合、PC90Bは、T132において、キャンセルボタンの選択を受け付けると、T134において、キャンセル要求をサーバ100に送信する。このように、本ケースでは、プリンタ10は、PC90Bから登録指示を受信しない。
(ケースC、ケースD;図4)
続いて、図4を参照して、図3のケースAとは異なる手法で、登録指示がプリンタ10に送信されるケースC、ケースDについて説明する。各ケースの初期状態は、図3のケースBの初期状態と同様である。
ケースCでは、PC90CへのURLの直接入力によって、登録指示がプリンタ10に送信される。PC90Cは、T210において、プリンタ情報を登録するためのURL52「http://202.134.101.1/privet/register/AI3」の入力を第3のユーザから受け付けると、T220において、URL52を送信先URLとして含む登録指示をプリンタ10に送信する。URL52は、アカウント情報AI3を含む点を除いて、URL50(図3のT40参照)と同様である。
(ケースD;図4)
ケースDでは、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することによって、登録指示がプリンタ10に送信される。PC90Aは、T310において、IPアドレス40の入力を第1のユーザから受け付けると、T312において、トップ画面要求をプリンタ10に送信し、T314において、プリンタ10からトップ画面データを受信し、T316において、トップ画面D1を表示する。図5(A)に示されるように、画面D1は、プリンタ10のステータス、インク残量などを示すプリンタ情報欄と、パスワード入力欄と、ログインボタンと、を含む。プリンタ10の管理者である第1のユーザは、プリンタ10のメモリ34内のパスワード38を知っている。このため、第1のユーザは、画面D1内のパスワード入力欄にパスワード「xyz」を入力する。PC90Aは、T318において、パスワード入力欄へのパスワード「xyz」の入力、及び、ログインボタンの選択を第1のユーザから受け付けると、T320において、パスワード「xyz」を含むログイン要求をプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T320において、PC90Aからログイン要求を受信すると、当該要求内のパスワード「xyz」と、メモリ34内のパスワード38(即ち「xyz」)と、が一致すると判断し、T322において、設定画面データをPC90Aに送信する。なお、プリンタ10は、ログイン要求内のパスワードと、メモリ34内のパスワード38と、が一致しない場合、設定画面データに代えて、ログイン失敗画面データをPC90Aに送信する。
PC90Aは、T322において、プリンタ10から設定画面データを受信すると、T324において、設定画面D2を表示する。図5(B)に示されるように、画面D2は、複数個の機能名のそれぞれについて、当該機能の設定値を「ON」に指定するための選択ボックス、及び、当該機能の設定値を「OFF」に指定するための選択ボックスを含む。画面D2は、さらに、プリンタ登録ボタンと、OKボタンと、キャンセルボタンと、を含む。なお、画面D2上のIPP機能は、IPPプロトコルを利用して、外部機器から印刷データを受信し、当該印刷データに従った印刷を実行する機能である。また、画面D2上のLPR機能は、LPR(Line Printer daemon protocolの略)プロトコルを利用して、外部機器から印刷データを受信し、当該印刷データに従った印刷を実行する機能である。第1のユーザは、選択ボックスを利用して、プリンタ10の機能の設定値を変更することができる。
PC90Aは、T326において、プリンタ登録ボタンの選択を第1のユーザから受け付けると、T328において、登録確認画面要求をプリンタ10に送信し、T330において、プリンタ10から登録確認画面データを受信し、T332において、登録確認画面D3を表示する。図5(C)に示されるように、画面D3は、プリンタ情報をサーバ100に登録することを確認するためのメッセージと、OKボタンと、キャンセルボタンと、を含む。
PC90Aは、T334において、OKボタンの選択を第1のユーザから受け付けると、T340において、URL54「http://202.134.101.1/gcp.html」を送信先URLとして含む登録指示をプリンタ10に送信する。URL54は、プリンタ10のIPアドレス40、及び、文字列「gcp.html」を含む。即ち、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用して送信される登録指示内のURL54は、文字列「privet」を含まない。
(登録処理;図6)
続いて、図6を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行される登録処理について説明する。メモリ34内の機能テーブル42内のサーバ印刷機能の設定値が「OFF」から「ON」に切替えられると、図6の処理が開始される。
CPU32は、S50において、PC90から登録指示を受信することを監視する。CPU32は、PC90から登録指示を受信する場合(S50でYES)に、S60に進む。
S60において、CPU32は、S50で受信された登録指示が文字列「privet」を含むのか否かを判断する。CPU32は、登録指示が文字列「privet」を含むと判断する場合(S60でYES、図3のケースA及び図4のケースC)に、S62に進む。一方、CPU32は、登録指示が文字列「privet」を含まないと判断する場合(S60でNO、図4のケースD)に、S62をスキップし、S70に進む。
S62において、CPU32は、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「OFF」であるのか否かを判断する。CPU32は、制限機能の設定値が「OFF」である場合(S62でYES)に、S70に進む。一方、CPU32は、制限機能の設定値が「ON」である場合(S62でNO)に、S80に進む。CPU32は、S80において、エラー画面データをPC90に送信する。図8に示されるように、当該画面データは、プリンタ情報のサーバ100への登録に失敗したことを示すメッセージと、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することを促すメッセージと、を含むエラー画面をPC90に表示させるためのデータである。
S70において、CPU32は、確認画面を表示部14に表示させる。図7に示されるように、当該画面は、サーバ100への登録を確認するためのメッセージと、YESボタンと、NOボタンと、を含む。
S72において、CPU32は、確認画面内のYESボタンが選択されたのか否かを判断する。CPU32は、YESボタンが選択されたと判断する場合(S72でYES)に、S74に進む。一方、CPU32は、NOボタンが選択されたと判断する場合(S72でNO)に、S50に戻る。
S74において、CPU32は、プリンタ10のプリンタ名「pr1」を含む登録要求をPC90に送信する。CPU32は、S74が終了すると、図6の処理を終了する。
(具体的なケース;図7〜図9)
続いて、図7〜図9を参照して、図6の処理で実現される具体的なケースE〜ケースGについて説明する。
(ケースE;図7)
ケースEでは、プリンタ10が、文字列「_privet._tcp」を含む検索信号に対する応答信号を送信することに応じて、プリンタ情報がサーバ100に登録される。ケースFの初期状態は、図3のケースAの初期状態と同様である。
まず、プリンタ10、PC90B、及び、サーバ100の間で、図3のケースAのT10〜T32と同様の処理が実行される。この場合、プリンタ10は、T440において、PC90Bから、URL50「http://202.134.101.1/privet/register/AI2」を送信先URLとして含む登録指示を受信する(図6のS50でYES)。そして、プリンタ10は、登録指示が文字列「privet」を含むと判断し(S60でYES)、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「OFF」であると判断し(S62でYES)、T450において、確認画面を表示する(S70)。プリンタ10は、T452において、確認画面に含まれるYESボタンの選択を第2のユーザから受け付けると(S72でYES)、T454において、プリンタ名「pr1」を含む登録要求をサーバ100に送信する(S74)。当該要求は、プリンタ情報の登録をサーバ100に要求するコマンドである。
サーバ100は、T454において、プリンタ10から登録要求を受信すると、管理ID「M」及び登録トークンRTを生成する。サーバ100は、T460において、過去に生成された管理ID及び登録トークンに重複しないように、ユニークな管理ID及び登録トークンを生成する。サーバ100は、T462において、プリンタ情報を記憶する。この時点において、プリンタ情報では、受信済みのプリンタ名「pr1」と、生成済みの管理ID「M」と、生成済みの登録トークンRTと、が関連付けられている。次いで、サーバ100は、T464において、管理ID「M」及び登録トークンRTをプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T464において、サーバ100から管理ID「M」及び登録トークンRTを受信すると、T470において、登録トークンRTをPC90Bに送信する。なお、プリンタ10は、T464でサーバ100から管理ID「M」及び登録トークンRTを受信することに応じて、アカウント情報AI2の登録が完了したのかを確認するための登録確認(後述のT476参照)をサーバ100に定期的に送信する。
PC90Bは、T470において、プリンタ10から登録トークンRTを受信すると、T472において、アカウント情報AI2及び登録トークンRTを含む更新要求をサーバ100に送信する。当該要求は、アカウント情報AI2の登録をサーバ100に要求するコマンドである。
サーバ100は、T472において、PC90Bから更新要求を受信すると、当該要求に含まれる登録トークンRTと、T462で記憶された登録トークンRTと、が一致すると判断し(即ち認証が成功し)、T474において、T462で記憶された各情報に関連付けて、アカウント情報AI2をさらに記憶する。なお、以降の処理では、登録トークンRTが利用されないので、T474のプリンタ情報では、登録トークンRTを省略している。そして、サーバ100は、T480において、プリンタ10から受信される登録確認(T476参照)に対する応答として、アカウント情報AI2を含む登録通知をプリンタ10に送信する。登録通知は、アカウント情報AI2の登録が完了したことをプリンタ10に通知するための情報である。
プリンタ10は、T480において、サーバ100から登録通知を受信すると、T490において、トークン要求をサーバ100に送信する。トークン要求は、アクセストークンの送信をサーバ100に要求するコマンドである。
サーバ100は、T482において、プリンタ10からトークン要求を受信すると、T490において、ユニークな文字列であるアクセストークンATを生成し、T492において、T474で記憶された各情報に関連付けて、生成済みのアクセストークンATをさらに記憶させる。そして、T494において、サーバ100は、アクセストークンATをプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T494において、サーバ100からアクセストークンATを受信すると、T496において、アカウント情報AI2、管理ID「M」、及び、アクセストークンATを記憶する。そして、プリンタ10は、T500において、T494で受信されたアクセストークンATを含む接続要求をサーバ100に送信する。接続要求は、XMPP接続の確立をサーバ100に要求するコマンドである。
サーバ100は、T500において、プリンタ10から接続要求を受信すると、接続要求に含まれるアクセストークンATが登録済みであると判断し(T492参照、即ち認証が成功し)、T502において、XMPP接続を確立する。このようにXMPP接続が確立されると、サーバ100は、プリンタ10から信号を受信しなくても、XMPP接続を利用して、LAN6のファイヤウォールを越えて信号(例えば後述の図10のT1060のジョブ通知)をプリンタ10に送信することができる。
(ケースF;図8)
ケースFでは、プリンタ情報のサーバ100への登録が失敗する。ケースFの初期状態は、図4のケースCの初期状態と同様である。T610、T620は、それぞれ、図4のT210、T220と同様である。この場合、プリンタ10は、T620において、PC90CからURL52「http://202.134.101.1/privet/register/AI3」を含む登録指示を受信する(図6のS50でYES)。そして、プリンタ10は、登録指示が文字列「privet」を含むと判断し(S60でYES)、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「ON」であると判断し(S62でNO)、T622において、エラー画面データをPC90Cに送信する(S80)。
PC90Cは、T622において、プリンタ10からエラー画面データを受信すると、T624において、エラー画面を表示する。当該画面は、プリンタ情報のサーバ100への登録が失敗したことを示すメッセージと、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することを促すメッセージと、を含む。これにより、第3のユーザは、プリンタ情報のサーバ100への登録が失敗したこと、及び、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することによってプリンタ情報をサーバ100に登録することができることを知ることができる。
(ケースG;図8)
ケースGでは、PC90CへのURLの直接入力に起因して、プリンタ情報がサーバ100に登録される。ケースGの初期状態は、図3のケースAの初期状態と同様である。T710、T720は、それぞれ、T610、T620と同様である。この場合、プリンタ10は、登録指示が文字列「privet」を含むと判断し(S60でYES)、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「OFF」であると判断し(S62でYES)、T730において、確認画面を表示する。その後のT732〜T782は、アカウント情報AI3が利用される点を除いて、図7のT452〜T502と同様である。
(ケースH;図9)
ケースHでは、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用して、プリンタ情報がサーバ100に登録される。ケースHの初期状態は、図4のケースDの初期状態と同様である。
まず、プリンタ10とPC90Aとの間で、図4のケースDのT310〜T334と同様の処理が実行される。この場合、プリンタ10は、T840において、PC90Aから、URL54「http://202.134.101.1/gcp.html」を送信先URLとして含む登録指示を受信する(図6のS50でYES)。そして、プリンタ10は、登録指示が文字列「privet」を含まないと判断し(S60でNO)、T850において、確認画面を表示する(S70)。T852〜T870は、図7のT452〜T470と同様である。
PC90Aは、T870において、プリンタ10から登録トークンRTを受信すると、T872において、入力画面D4を表示する。図5(D)に示されるように、画面D4は、アカウント情報入力欄と、OKボタンと、キャンセルボタンと、を含む。PC90Aは、T874において、アカウント情報AIの入力、及び、OKボタンの選択を第1のユーザから受け付けると、T876において、アカウント情報AI1及び登録トークンRTを含む更新要求をサーバ100に送信する。その後のT878、T880、T890〜T912は、アカウント情報AI1が利用される点を除いて、それぞれ、図7のT474、T476、T480〜T522と同様である。なお、機能テーブル42内の制限情報の設定値が「OFF」であっても、プリンタ10、PC90A、及び、サーバ100の間で、図4のT310〜T334、図9のT840〜T912と同様の処理が実行される。即ち、機能テーブル42内の制限情報の設定値に関わらず、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用したプリンタ情報のサーバ100への登録は制限されない。なお、本実施例では、Google Chromeであるブラウザプログラムを利用して、プリンタ10のウェブサーバ機能が実行されているが、変形例では、Google Chromeとは異なるブラウザ(例えば、IE(Internet Explorer(登録商標)の略)、Safari(登録商標)等)を利用して、プリンタ10のウェブサーバ機能が実行されてもよい。
(サーバ印刷プロセス)
続いて、図10を参照して、サーバ100を利用してプリンタ10に印刷を実行させるサーバ印刷プロセスについて説明する。図10は、図9のケースHの後の状態、即ち、プリンタ10とサーバ100との間にXMPP接続が確立されている。また、サーバ100には、アカウント情報AI1を含むプリンタ情報が記憶されている。
PC90Aは、アカウント情報AI1の入力を第1のユーザから受け付けると、T1010において、アカウント情報AI1を含むログイン要求をサーバ100に送信し、T1012において、プリンタ選択画面要求をサーバ100に送信する。当該要求は、アカウント情報AI1に関連付けられているプリンタを選択する画面に対応するデータの送信をサーバ100に要求するコマンドである。
サーバ100は、T1012において、PC90Aからプリンタ選択画面要求を受信すると、アカウント情報AI1に対応する管理ID「M」を特定し、T1014において、特定済みの管理ID「M」を含むプリンタ選択画面データをPC90Aに送信する。
PC90Aは、T1014において、サーバ100からプリンタ選択画面データを受信すると、T1020において、プリンタ選択画面を表示する。PC90Aは、T1022において、プリンタ選択画面内の管理ID「M」の選択を第1のユーザから受け付けると、T1030において、管理ID「M」を含む印刷設定画面要求をサーバ100に送信し、T1032において、サーバ100から印刷設定画面データを受信し、T1034において、印刷設定画面を表示する。当該画面は、モノクロ印刷を示すボタンを含む。PC90Aは、T1040において、印刷設定画面内のモノクロを示すボタンの選択、及び、画像ファイルFの選択を第1のユーザから受け付けると、T1042において、画像ファイルFと、モノクロ印刷を示す印刷設定「モノクロ」と、をサーバ100に送信する。
サーバ100は、T1042において、PC90Aから画像ファイルF及び印刷設定「モノクロ」を受信すると、印刷設定「モノクロ」に従って画像ファイルFを変換して、印刷データPDを生成する。そして、サーバ100は、T1050において、T1030で受信された管理ID「M」と、生成済みの印刷データPDと、T1042で受信された印刷設定「モノクロ」と、を含む印刷ジョブJを記憶する。そして、サーバ100は、T1060において、XMPP接続を利用して、管理ID「M」を含むジョブ通知をプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T1060において、サーバ100からジョブ通知を受信すると、当該通知内の管理ID「M」を特定し、T1062において、管理ID「M」を含むジョブ要求をサーバ100に送信し、T1070において、サーバ100から印刷ジョブJを受信する。そして、プリンタ10は、T1072において、印刷ジョブJ内の印刷データPDを利用した印刷を実行する。
(本実施例の効果)
図3のケースAに示されるように、プリンタ10は、PC90Bに表示される所定画面の検索ボタンが選択される場合(図3のT16)に、PC90Bから検索信号を受信する(T20)。プリンタ10は、PC90Bから検索信号が受信され(T20)、かつ、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「OFF」である場合に、検索信号に対する応答信号をPC90Bに送信する(T22)。この場合、図3のケースA及び図7のケースDに示されるように、プリンタ10は、PC90Bから登録指示を受信し(T40、図7のT440)、登録要求をサーバ100に送信する(T454)。その後、プリンタ10、PC90C、及び、サーバ100の間で、プリンタ情報をサーバ100に登録するための処理が実行され、プリンタ情報がサーバ100に登録される。一方、図3のケースBに示されるように、プリンタ10は、PC90Bから検索信号が受信され(T120)、かつ、制限機能の設定値が「ON」である場合に、検索信号に対する応答信号をPC90に送信しない。この場合、プリンタ10は、PC90から登録指示を受信しない。このため、プリンタ情報がサーバ100に登録されない。従って、PC90から送信される検索信号に対する応答信号を送信することに起因して、プリンタ情報がサーバ100に登録されるのを制限することができる。
また、図4のケースD及び図9のケースHに示されるように、プリンタ10は、トップ画面データをPC90Aに送信し(図4のT314)、PC90Aから受信されるログイン要求に含まれるパスワードと、メモリ34内のパスワード38と、が一致する場合に、登録確認画面データをPC90Aに送信する(T330)。そして、プリンタ10は、PC90Aから登録指示を受信すると(T340、T840)、登録要求をサーバ100に送信する(T854)。なお、プリンタ10は、PC90Aから受信されるログイン要求に含まれるパスワードと、メモリ34内のパスワード38と、が一致する場合に、機能テーブル42内の制限機能の設定値に関わらず、登録要求をサーバ100に送信する。プリンタ10のメモリ34内に記憶されているパスワード38は、プリンタ10の管理者のみが知っている情報である。このため、管理者は、制限機能の設定値が「ON」であっても、プリンタ情報をサーバ100に登録させることができる。一方、第2のユーザは、プリンタ10のメモリ34内に記憶されているパスワード38を知らない。このため、プリンタ10は、トップ画面データをPC90Bに送信したとしても、PC90Bからパスワード38と一致するパスワードを受信せず、登録確認画面データをPC90Bに送信しない。従って、パスワード38を知らない第2のユーザは、制限機能の設定値が「ON」に設定されている場合に、プリンタ情報をサーバ100に登録させることができない。従って、パスワード38を知らないユーザ、即ち、プリンタ情報のサーバ100への登録が制限されているユーザの操作によって、プリンタ情報がサーバ100に登録されるのを制限することができる。
また、図8のケースFに示されるように、プリンタ10は、PC90Cから文字列「_privet._tcp」を含む検索信号を受信することなく、かつ、トップ画面データをPC90Cに送信することなく、PC90Cから文字列「privet」を含む登録指示を受信する場合(T620)に、登録要求をPC90Cに送信しない。この場合、プリンタ情報がサーバ100に登録されない。従って、PC90へのURLの直接入力に起因して、プリンタ情報がサーバ100に登録されるのを制限することができる。
また、図8のケースGに示されるように、プリンタ10は、機能テーブル42内の制限機能の設定値が「OFF」である状態において、PC90Cから文字列「privet」を含む登録指示を受信する場合(T720)に、登録要求をPC90Cに送信する(T734)。この場合、プリンタ情報がサーバ100に登録される。従って、機能テーブル42内の制限機能の設定値に応じて、PC90へのURLの直接入力に起因して、プリンタ情報がサーバ100に登録されるのを制限するのか否かを切り替えることができる。
(対応関係)
プリンタ10、PC90Bが、「通信装置」、「第1の端末装置」の一例である。機能テーブル42内の制限機能が、「送信設定」の一例である。機能テーブル42内の制限機能の設定値「OFF」、機能テーブル42内の制限機能の設定値「ON」が、それぞれ、「第1の設定値」、「第2の設定値」の一例である。図3のT20、T120の検索信号が、「第1の検索信号」の一例である。図3のT22の応答信号が、「第1の応答信号」の一例である。図3のT16、T116が、「第1の検索操作」の一例である。図3のT40及び図7のT440の登録指示が、「第1の登録指示」の一例である。図7のT454の登録要求が、「第1の登録要求」の一例である。
文字列「_privet._tcp」が、「第1の所定文字列」の一例である。IPPを利用した通信を実行可能な装置を検索するための操作、IPPを利用した通信を実行可能な装置を検索するための信号、PC90Bが、それぞれ、「第2の検索操作」、「第2の検索信号」、「第2の応答信号」、「第2の端末装置」の一例である。プリンタ10のメモリ34内のパスワード38が、「第1の認証情報」及び「第1の特定情報」の一例である。トップ画面D1が、「認証画面」の一例である。PC90Aが、「第3の端末装置」の一例である。図4のT318で入力されるパスワード「xyz」が、「第2の認証情報」及び「第2特定情報」の一例である。図4のT320のログイン要求が、「認証要求」の一例である。入力画面D4が、「登録画面」の一例である。図4のT334が、「第1の登録操作」の一例である。図4のT340及び図9のT840の登録指示が、「第2の登録指示」の一例である。図9のT854の登録要求が、「第2の登録要求」の一例である。
図4のT210、図8のT610、T710が、「第2の登録操作」の一例である。PC90Cが、「第4の端末装置」の一例である。図4のT220及び図8のT620の登録指示が、「第3の登録指示」の一例である。文字列「privet」が、「第2の所定文字列」の一例である。機能テーブル42内の制限機能が、「登録要求送信設定」の一例である。機能テーブル42内の制限機能の設定値の「OFF」、機能テーブル42内の制限機能の設定値の「OFF」、「ON」が、それぞれ、「第3の設定値」、「第4の設定値」の一例である。図6のS62でYESを経た後のS74の登録要求が、「第3の登録要求」の一例である。図8のT624のエラー画面が、「第2の通知画面」の一例である。
図2のS10が、「第1の検索信号受信部」によって実行される処理の一例である。図2のS30が、「第1の応答信号送信部」によって実行される処理の一例である。図6のS50が、「第1の登録指示受信部」によって実行される処理の一例である。図6のS74が、「第1の登録要求送信部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例)
続いて、第2実施例について説明する。本実施例では、プリンタ10のメモリ34に、ユーザテーブル44(図1参照)が記憶される。また、図6のS62で実行される処理が、第1実施例とは異なる。
図1を参照して、プリンタ10のメモリ34内のユーザテーブル44について説明する。ユーザテーブル44では、ユーザIDと、パスワードと、許可アカウント情報と、制限情報と、が対応付けられている。ユーザID及びパスワードは、ユーザがプリンタ10にログインするために利用される情報である。許可アカウント情報は、プリンタ情報のサーバ100への登録が許可されているアカウント情報である。許可アカウント情報は、プリンタ10の管理者によって登録される。制限情報は、プリンタ10が実行可能なモノクロ印刷及びカラー印刷のうち、ユーザに利用が許可されている1個以上の印刷機能を特定する情報である。「OK」は利用が許可されていることを示し、「NG」は利用が許可されていないことを示す。なお、本実施例において、制限機能は、外部機器から受信される一部の検索信号に対する応答信号の送信を制限する機能であるが、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することなく、プリンタ情報のサーバ100への登録を制限する機能ではない。
続いて、CPU32によって実行される図6のS62について説明する。S62において、CPU32は、PC90から受信される登録指示内のアカウント情報と一致するアカウント情報が、ユーザテーブル44内の許可アカウント情報に登録されているのか否かを判断する。CPU32は、PC90から受信される登録指示内のアカウント情報と一致するアカウント情報が許可アカウント情報に登録されていると判断する場合(S62でYES)に、S70に進む。一方、CPU32は、PC90から受信される登録指示内のアカウント情報と一致するアカウント情報が許可アカウント情報に登録されていない場合(S62でNO)に、S80に進む。
(ケースI;図11)
続いて、図11を参照して、本実施例の図6の処理によって実行されるケースIについて説明する。ケースIの初期状態では、ユーザテーブル44において、許可アカウント情報AI1がユーザID「U1」に対応付けて記憶されており、許可アカウント情報AI3がユーザID「U3」に対応付けて記憶されている。また、プリンタ10の機能テーブル42内の応答機能、サーバ印刷機能、及び、制限機能の設定値は「ON」に設定されている。
T1110、T1120は、それぞれ、図4のケースCのT210、T220と同様である。プリンタ10は、T1120において、PC90CからURL52「http://202.134.101.1/privet/register/AI3」を送信先URLとして含む登録指示を受信すると(図6のS50でYES)、登録指示が文字列「privet」を含むと判断し(S60でYES)、登録指示内のアカウント情報AI3と一致するアカウント情報がユーザテーブル44内の許可アカウント情報に登録されていると判断する(S62でYES)。この場合、プリンタ10は、T1130において、確認画面を表示する(S70)。その後のT1132〜T1182は、図8のT732〜782と同様である。これにより、プリンタ10とサーバ100との間にXMPP接続が確立される。
(本実施例の効果)
図11のケースIに示されるように、プリンタ10は、PC90Cから文字列「privet」を含む登録指示を受信すると(T1120)、当該登録指示内のアカウント情報AI3と一致するアカウント情報が、ユーザテーブル44内の許可アカウント情報に登録されている場合に、登録要求をサーバ100に送信する(T1134)。この場合、プリンタ情報がサーバ100に登録される。一方、プリンタ10は、仮に、ユーザテーブル44内の許可アカウント情報に登録指示内のアカウント情報と一致するアカウント情報が登録されていない場合に、登録要求をサーバ100に送信しない。この場合、プリンタ情報はサーバ100に登録されない。従って、管理者以外のユーザについて、プリンタ情報のサーバ100への登録が許可されるユーザと、プリンタ情報のサーバ100への登録が制限されるユーザと、を切り分けることができる。
(対応関係)
ユーザテーブル44内の許可アカウント情報が、「第1のユーザ情報」の一例である。図11のT1120の登録指示内のアカウント情報AI3が、「第2のユーザ情報」の一例である。図11のT1134の登録要求が、「第3の登録要求」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)プリンタ10は、ウェブサーバ機能を有していなくてもよい。本変形例では、「認証画面データ送信部」、「認証要求受信部」、「登録画面データ送信部」、「第2の登録指示受信部」、「第2の登録要求送信部」を省略可能である。
(変形例2)図4のT320に含まれるパスワード「xyz」が暗号化されていてもよい。本変形例では、プリンタ10及びPC90Aには、共通鍵が記憶されている。PC90Aは、T318において、パスワード入力欄へのパスワード「xyz」の入力、及び、ログインボタンの選択を第1のユーザから受け付けると、PC90Aに記憶されている共通鍵を利用して、パスワード「xyz」を暗号化し、暗号化データを生成する。そして、PC90Aは、T320において、生成済みの暗号化データを含むログイン要求をプリンタ10に送信する。プリンタ10は、T320において、ログイン要求を受信すると、プリンタ10に記憶されている共通鍵を利用して、メモリ34内のパスワード38を暗号化し、暗号化データを生成する。そして、プリンタ10は、生成済みの暗号化データと、ログイン要求内の暗号化データと、が一致する場合に、T322において、設定画面データをPC90Aに送信する。本変形例では、プリンタ10によって生成される暗号化データ、PC90Aによって生成される暗号化データが、それぞれ、「第1の特定情報」、「第2の特定情報」の一例である。
(変形例3)ユーザテーブル44において、許可アカウント情報に代えて、許可情報が記憶されていてもよい。許可情報は、プリンタ情報のサーバ100への登録が許可されていることを示す「OK」と、プリンタ情報のサーバ100への登録が禁止されていることを示す「NG」と、どちらかの値を示す。本変形例では、CPU32は、図6のS60でYESと判断する場合に、プリンタ10にログインするためのログイン画面データをPC90に送信する。そして、CPU32は、ログイン画面データをPC90に送信した後に、PC90からユーザID及びパスワードを含むログイン要求を受信する。そして、CPU32は、S62において、ログイン要求内のユーザID及びパスワードに対応するユーザテーブル44内の許可情報が「OK」であるのか否かを判断する。CPU32は、ユーザテーブル44内の許可情報が「OK」である場合(S62でYES)に、S70に進む。一方、CPU32は、ユーザテーブル44内の許可情報が「NG」である場合(S62でNO)に、S80に進む。本変形例では、「第1のユーザ情報」、「第3の登録要求送信部」を省略可能である。なお、別の変形例では、CPU32は、図6のS60でYESと判断する場合に、ログイン画面データをPC90に送信することなく、ログイン画面を表示部14に表示させてもよい。
(変形例4)CPU32は、図6のS60において、PC90から受信される登録指示がJSON(JavaScript(登録商標)Object Notationの略)形式を有するのか否かを判断してもよい。本変形例では、CPU32は、登録指示がJSON形式を有する場合(S60でYES)に、S62に進む。一方、CPU32は、登録指示がhtml(HyperText Markup Languageの略)等のJSON形式と異なるデータフォーマットを有する場合(S60でNO)に、S62をスキップして、S70に進む。本変形例では、JSON形式が「所定のデータフォーマット」の一例である。
(変形例5)第2実施例において、機能テーブル42内に、プリンタ10のウェブサーバ機能を利用することなく、プリンタ10に関する情報のサーバ100への登録を制限する第2の制限機能が記憶されていてもよい。本変形例では、CPU32は、S62において、第2の制限機能の設定値が「OFF」である場合に、S62でYESと判断し、第2の制限機能の設定値が「ON」である場合に、S62でNOと判断する。本変形例では、制限機能、第2の制限機能が、それぞれ、「送信設定」、「登録要求送信設定」の一例である。
(変形例6)図6のS80の処理が省略されてもよい。本変形例では、「通知部」を省略可能である。
(変形例7)CPU32は、図6のS80において、エラー画面を表示部14に表示させてもよい。本変形例では、当該エラー画面が、「第1の通知画面」の一例である。
(変形例8)「通信装置」は、プリンタに限定されず、スキャン機能、FAX機能等を実行可能な多機能機であってもよい。
(変形例9)上記の各実施例では、図2〜図11の各処理がソフトウェア(即ちプログラム36)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:インターネット、6:LAN、10:プリンタ、12:操作部、14:表示部、16:ネットワークI/F、18:印刷実行部、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:パスワード、40:IPアドレス、42:機能テーブル、44:ユーザテーブル、90A〜90C:PC、100:画像処理サーバ

Claims (13)

  1. 通信装置であって、
    送信設定を記憶するメモリであって、前記送信設定は、第1の検索信号に対する第1の応答信号を送信する第1の設定値と、前記第1の検索信号に対する前記第1の応答信号を送信しない第2の設定値と、のどちらかの値を示し、前記第1の検索信号は、サーバに登録可能な装置を検索するための第1の検索操作が端末装置に実行されることに応じて前記端末装置から送信される信号であり、かつ、前記サーバが提供するサービスを受けることができるのか否かを問い合わせるための信号である、前記メモリと、
    前記第1の検索操作が第1の端末装置に実行される場合に、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号を受信する第1の検索信号受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の検索信号が受信され、かつ、前記送信設定が前記第1の設定値を示す場合に、前記第1の応答信号を前記第1の端末装置に送信する第1の応答信号送信部であって、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号が受信され、かつ、前記送信設定が前記第2の設定値を示す場合に、前記第1の応答信号は送信されない、前記第1の応答信号送信部と、
    前記第1の応答信号が前記第1の端末装置に送信される場合に、前記第1の端末装置から第1の登録指示を受信する第1の登録指示受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の登録指示が受信される場合に、前記通信装置に関する情報の登録を要求する第1の登録要求を前記サーバに送信する第1の登録要求送信部と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記第1の検索信号は、第1の所定文字列を含み、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第1の検索操作とは異なる第2の検索操作が第2の端末装置に実行される場合に、前記第2の端末装置から前記第1の所定文字列を含まない第2の検索信号を受信する第2の検索信号受信部と、
    前記第2の端末装置から前記第2の検索信号が受信される場合に、前記送信設定の値に関わらず、前記第2の検索信号に対する第2の応答信号を前記第2の端末装置に送信する第2の応答信号送信部と、を備える、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、さらに、
    表示部と、
    前記送信設定として記憶されるべき値を指定するための設定画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示部に表示される前記設定画面において、前記送信設定として前記第1の設定値が指定される場合に、前記送信設定として前記第1の設定値を前記メモリに記憶させ、前記表示部に表示される前記設定画面において、前記送信設定として前記第2の設定値が指定される場合に、前記送信設定として前記第2の設定値を前記メモリに記憶させる記憶制御部と、を備える、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記メモリは、さらに、第1の認証情報を記憶し、
    認証画面を表示するための認証画面データを第3の端末装置に送信する認証画面データ送信部と、
    前記第3の端末装置に表示される前記認証画面において、第2の認証情報が前記第3の端末装置に入力される場合に、前記第3の端末装置から、前記第2の認証情報を用いて得られる第2の特定情報を含む認証要求を受信する認証要求受信部と、
    前記第3の端末装置から前記認証要求が受信され、かつ、前記メモリ内の前記第1の認証情報を用いて得られる第1の特定情報と、前記認証要求に含まれる前記第2の特定情報と、が一致する場合に、前記通信装置に関する情報を前記サーバに登録するための登録画面を表示するための登録画面データを前記第3の端末装置に送信する登録画面データ送信部であって、前記第3の端末装置から前記認証要求が受信され、かつ、前記第1の特定情報と前記第2の特定情報とが一致しない場合に、前記登録画面データは前記第3の端末装置に送信されない、前記登録画面データ送信部と、
    前記第3の端末装置に表示される前記登録画面において、前記通信装置に関する情報を前記サーバに登録するための第1の登録操作が前記第3の端末装置に実行される場合に、前記第3の端末装置から第2の登録指示を受信する第2の登録指示受信部と、
    前記第3の端末装置から前記第2の登録指示が受信される場合に、前記通信装置に関する情報の登録を要求する第2の登録要求を前記サーバに送信する第2の登録要求送信部と、を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置は、さらに、
    前記通信装置に関する情報を前記サーバに登録するための第2の登録操作が第4の端末装置に実行される場合に、前記第4の端末装置から前記第1の検索信号を受信することなく、かつ、前記認証画面データを前記第4の端末装置に送信することなく、前記第4の端末装置から第3の登録指示を受信する第3の登録指示受信部を備え、
    前記第4の端末装置から前記第3の登録指示が受信される場合に、前記通信装置に関する情報の登録を要求する登録要求は前記サーバに送信されない、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記第3の登録指示は、第2の所定文字列を含み、
    前記第2の登録指示は、前記第2の所定文字列を含まない、請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記第3の登録指示は、所定のデータフォーマットを有し、
    前記第2の登録指示は、前記所定のデータフォーマットを有さない、請求項5又は6に記載の通信装置。
  8. 前記メモリは、さらに、第1のユーザ情報を記憶し、
    前記第3の登録指示は、第2のユーザ情報を含み、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第4の端末装置から前記第3の登録指示が受信され、かつ、前記メモリ内の前記第1のユーザ情報と前記第3の登録指示に含まれる前記第2のユーザ情報とが一致する場合に、前記通信装置に関する情報の登録を要求する第3の登録要求を前記サーバに送信する第3の登録要求送信部であって、前記第4の端末装置から前記第3の登録指示が受信され、かつ、前記第1のユーザ情報と前記第2のユーザ情報とが一致しない場合に、前記第3の登録要求は前記サーバに送信されない、前記第3の登録要求送信部を備える、請求項5〜7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記メモリは、さらに、登録要求送信設定を記憶し、
    前記登録要求送信設定は、前記通信装置に関する情報の登録を要求する第3の登録要求を前記サーバに送信する第3の設定値と、前記第3の登録要求を前記サーバに送信しない第4の設定値と、のどちらかの値を示し、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第4の端末装置から前記第3の登録指示が受信され、かつ、前記登録要求送信設定が前記第3の設定値を示す場合に、前記第3の登録要求を前記サーバに送信する第3の登録要求送信部であって、前記第4の端末装置から前記第3の登録指示が受信され、かつ、前記登録要求送信設定が前記第4の設定値を示す場合に、前記第3の登録要求は前記サーバに送信されない、前記第3の登録要求送信部を備える、請求項5〜7のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. 前記通信装置は、さらに、
    前記第4の端末装置から前記第3の登録指示が受信されることに応じて、前記通信装置に関する情報の登録を要求する登録要求が前記サーバに送信されない場合に、前記通信装置に関する情報が前記サーバに登録されなかったことを通知する通知部を備える、請求項5〜9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記通信装置は、さらに、
    表示部を備え、
    前記通知部は、前記認証画面データの送信を要求するための操作を端末装置に実行すべきことを促す第1の通知画面を前記表示部に表示する、請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記通知部は、前記認証画面データの送信を要求するための操作を端末装置に実行すべきことを促す第2の通知画面を表示するための通知画面データを前記第4の端末装置に送信する、請求項10に記載の通信装置。
  13. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置は、
    送信設定を記憶するメモリであって、前記送信設定は、第1の検索信号に対する第1の応答信号を送信する第1の設定値と、前記第1の検索信号に対する前記第1の応答信号を送信しない第2の設定値と、のどちらかの値を示し、前記第1の検索信号は、サーバに登録可能な装置を検索するための第1の検索操作が端末装置に実行されることに応じて前記端末装置から送信される信号であり、かつ、前記サーバが提供するサービスを受けることができるのか否かを問い合わせるための信号である、前記メモリと、
    コンピュータと、を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
    前記第1の検索操作が第1の端末装置に実行される場合に、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号を受信する第1の検索信号受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の検索信号が受信され、かつ、前記送信設定が前記第1の設定値を示す場合に、前記第1の応答信号を前記第1の端末装置に送信する第1の応答信号送信部であって、前記第1の端末装置から前記第1の検索信号が受信され、かつ、前記送信設定が前記第2の設定値を示す場合に、前記第1の応答信号は送信されない、前記第1の応答信号送信部と、
    前記第1の応答信号が前記第1の端末装置に送信される場合に、前記第1の端末装置から第1の登録指示を受信する第1の登録指示受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の登録指示が受信される場合に、前記通信装置に関する情報の登録を要求する第1の登録要求を前記サーバに送信する第1の登録要求送信部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
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