JP2019040371A - 印刷仲介サーバ、印刷仲介サーバのためのコンピュータプログラム、及び、端末装置のためのコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザに無駄な操作を実行させることを抑制するための技術を提供すること。【解決手段】 印刷仲介サーバは、端末装置から、印刷データを特定する特定情報を受信し、特定情報に関連する第1の情報をメモリに記憶する。さらに、印刷仲介サーバは、端末装置が印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、印刷データをプリンタに送信不可能な第2の状態に変化したことを検出する場合に、第1の情報を記憶している状態から、第1の情報を記憶していない状態に変更する。印刷仲介サーバは、第1の情報を記憶していない状態において、プリンタから画面情報要求を受信する場合に、特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面をプリンタに表示させる。【選択図】図1
Description
本明細書では、端末装置が印刷仲介サーバを利用してプリンタに印刷を実行させる技術を開示する。
特許文献1には、PCと、複合機と、印刷管理サーバと、を備えるプリントシステムが開示されている。PCは、ユーザからの印刷指示に応じて印刷データを生成し、PC内の所定の格納場所に生成済みの印刷データを格納する。次いで、PCは、印刷データに対応する書誌情報データを印刷管理サーバに送信して記憶させる。また、印刷管理サーバは、複合機から印刷データ要求を受信することに応じて、記憶済みの書誌情報データから印刷データ一覧を生成し、複合機に送信する。そして、ユーザが複合機において表示される印刷データ一覧において印刷データを選択することに応じて複合機から印刷管理サーバに印刷要求が送信される場合に、PCは、印刷管理サーバから印刷指示を受信して、格納済みの印刷データを複合機に送信する。これにより、複合機では、当該印刷データに従った印刷が実行される。
上記のシステムでは、PCが印刷データを複合機に送信不可能である状況では、ユーザが複合機において当該印刷データを選択する選択操作を実行しても、PCから複合機に印刷データが送信されない。従って、印刷データに従った印刷が複合機によって実行されないので、複合機への選択操作が無駄になってしまう。
本明細書では、プリンタへの所定の操作がユーザによって実行されることに応じてサーバから所定情報が端末装置に送信される場合に、端末装置からプリンタに印刷データが送信されるシステムにおいて、ユーザに無駄な選択操作を実行させることを抑制する技術を開示する。
本明細書では、印刷仲介サーバのためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記印刷仲介サーバのコンピュータを、前記印刷対象の画像を表わす印刷データを記憶している端末装置から、印刷仲介サーバの通信インターフェースを用いて、インターネットを介して、前記印刷データを特定する特定情報を受信する特定情報受信部と、前記端末装置から前記特定情報が受信される場合に、前記特定情報に関連する第1の情報を前記印刷仲介サーバのメモリに記憶する第1の記憶制御部と、前記第1の情報が前記メモリに記憶された後に、前記端末装置が、前記印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、前記印刷データを前記プリンタに送信不可能な第2の状態に変化したことを検出する検出部と、前記端末装置が前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことが検出される場合に、前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態から、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態に変更する第2の記憶制御部と、前記プリンタから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタに画面を表示させるために利用される画面情報の送信を要求するための画面情報要求を受信する画面情報要求受信部と、前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記特定情報を選択可能な態様を有する第1の選択画面を前記プリンタに表示させるための第1の画面情報を前記プリンタに送信し、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面を前記プリンタに表示させるための第2の画面情報を前記プリンタに送信する画面情報送信部と、前記プリンタに表示される前記第1の選択画面において前記特定情報が選択される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタから、前記印刷データの送信を要求するための印刷データ要求であって、前記特定情報を含む前記印刷データ要求を受信する印刷データ要求受信部と、前記プリンタから前記印刷データ要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタへの前記印刷データの送信を前記端末装置に実行させるための所定情報を前記端末装置に送信する所定情報送信部と、として機能させる。
上記の構成によると、印刷仲介サーバは、端末装置が印刷データをプリンタに送信不可能な第2の状態である場合には、当該印刷データを特定する特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面をプリンタに表示させる。従って、端末装置が印刷データをプリンタに送信不可能な状態において、ユーザによって特定情報が選択されることを抑制することができる。これにより、ユーザに無駄な選択操作を実行させることを抑制することができる。
また、本明細書では、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、即ち、印刷対象の画像を表わす印刷データを前記端末装置のメモリに記憶する記憶制御部と、前記端末装置の通信インターフェースを用いて、インターネットを介して、前記印刷データを特定する特定情報を印刷仲介サーバに送信する特定情報送信部であって、前記印刷仲介サーバでは、前記端末装置から前記特定情報が受信される場合に、前記特定情報に関連する第1の情報が記憶される、前記特定情報送信部と、前記端末装置が、前記印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、前記印刷データを前記プリンタに送信不可能な第2の状態に変化する場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記端末装置が前記第2の状態に変化したことを示す状態通知を前記印刷仲介サーバに送信する状態通知送信部であって、前記印刷仲介サーバでは、前記状態通知が受信される場合に、前記第1の情報が記憶されている状態から、前記第1の情報が記憶されていない状態に変更され、前記印刷仲介サーバは、前記第1の情報が前記印刷仲介サーバに記憶されている状態において、前記プリンタから、前記プリンタに画面を表示させるために利用される画面情報の送信を要求するための画面情報要求を受信する場合に、前記特定情報を選択可能な態様を有する第1の選択画面を前記プリンタに表示させるための第1の画面情報を前記プリンタに送信し、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態において、前記プリンタから前記画面情報要求を受信する場合に、前記特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面を前記プリンタに表示させるための第2の画面情報を前記プリンタに送信する、前記状態通知送信部と、前記プリンタに表示される前記第1の選択画面において前記特定情報が選択される場合に、前記印刷仲介サーバから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタへの前記印刷データの送信を前記端末装置に実行させるための所定情報を受信する所定情報受信部と、前記印刷仲介サーバから前記所定情報が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記印刷データを前記プリンタに送信する印刷データ送信部と、として機能させる。
上記の構成によると、端末装置は、印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、印刷データをプリンタに送信不可能な第2の状態に変化する場合に、第2の状態に変化したことを示す状態通知を印刷仲介サーバに送信する。これにより、印刷仲介サーバでは、第1の情報を記憶している状態から、第1の情報を記憶していない状態に変更され、印刷仲介サーバは、第2の状態である場合には、印刷データを特定する特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面をプリンタに表示させる。従って、端末装置が印刷データをプリンタに送信不可能な状態において、ユーザによって特定情報が選択されることを抑制することができる。これにより、ユーザに無駄な選択操作を実行させることを抑制することができる。
上記の印刷仲介サーバそのもの及び上記の端末装置そのものも新規で有用である。また、上記の印刷仲介サーバ、端末装置、及び、プリンタのうちの2個以上のデバイスを備える通信システムも新規で有用である。
(第1実施例)
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のPC10,20と、印刷仲介サーバ50と、プリンタ90と、AP6と、を備える。以下では、印刷仲介サーバ50を単に「サーバ50」と記載することがある。各デバイス10,20,90は、AP6に接続されている(即ちLAN(Local Area Networkの略)に所属している)。AP6は、インターネット4に接続されている。サーバ50は、インターネット4に接続されている。従って、各デバイス10,20,90は、AP6及びインターネット4を介して、サーバ50と通信可能である。
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のPC10,20と、印刷仲介サーバ50と、プリンタ90と、AP6と、を備える。以下では、印刷仲介サーバ50を単に「サーバ50」と記載することがある。各デバイス10,20,90は、AP6に接続されている(即ちLAN(Local Area Networkの略)に所属している)。AP6は、インターネット4に接続されている。サーバ50は、インターネット4に接続されている。従って、各デバイス10,20,90は、AP6及びインターネット4を介して、サーバ50と通信可能である。
(PC10,20の構成)
各PC10,20は、本実施例では、据置型の端末装置(例えばデスクトップPC等)であるが、変形例では、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末装置であってもよい。PC10は、MACアドレス「A」を有する。PC20は、MACアドレス「B」を有する。PC10,20は、同様の構成を備えるため、以下では、PC10の構成のみを説明し、PC20の説明を省略する。
各PC10,20は、本実施例では、据置型の端末装置(例えばデスクトップPC等)であるが、変形例では、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末装置であってもよい。PC10は、MACアドレス「A」を有する。PC20は、MACアドレス「B」を有する。PC10,20は、同様の構成を備えるため、以下では、PC10の構成のみを説明し、PC20の説明を省略する。
PC10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をPC10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F16は、AP6に対し、LANケーブルを用いて有線接続するためのI/Fである。なお、変形例では、ネットワークI/F16は、AP6に対し、無線接続するためのI/Fであってもよい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36,38に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、OSプログラム36と印刷アプリケーション38(以下では単に「アプリ38」と呼ぶ)とを記憶する。OSプログラム36は、PC10の基本的な動作を実現するためのプログラムである。アプリ38は、サーバ50を利用して、プリンタ90に印刷を実行させるためのアプリケーションである。アプリ38は、例えば、プリンタ90のベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)からPC10にインストールされてもよいし、プリンタ90と共に出荷されるメディアからPC10にインストールされてもよい。
メモリ34は、さらに、ホットフォルダ40を記憶する。ホットフォルダ40は、印刷データを記憶しておき、トリガが与えられることに応じて当該印刷データをプリンタ90に送信するための送信元フォルダである。変形例では、印刷データが記憶されるフォルダは、ホットフォルダでなくてもよい。
(印刷仲介サーバ50の構成)
サーバ50は、各PC10,20とプリンタ90との間で印刷を仲介するためのサーバである。サーバ50は、本実施例では、プリンタ90のベンダによってインターネット上に設置されるが、変形例では、プリンタ90のベンダとは異なる事業者によって提供されてもよい。サーバ50は、ネットワークI/F56と、制御部60と、を備える。各部56,60は、バス線(符号省略)に接続されている。ネットワークI/F56は、インターネット4に接続されている。
サーバ50は、各PC10,20とプリンタ90との間で印刷を仲介するためのサーバである。サーバ50は、本実施例では、プリンタ90のベンダによってインターネット上に設置されるが、変形例では、プリンタ90のベンダとは異なる事業者によって提供されてもよい。サーバ50は、ネットワークI/F56と、制御部60と、を備える。各部56,60は、バス線(符号省略)に接続されている。ネットワークI/F56は、インターネット4に接続されている。
制御部60は、CPU62とメモリ64とを備える。CPU62は、メモリ64に格納されているプログラム66に従って、様々な処理を実行する。メモリ64は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。
(実施例の概要;図2)
続いて、図2を参照して、本実施例の概要を説明する。以下では、ユーザによって操作されるPC(例えば10又は20)のことを「対象PC」と呼ぶ。(1)対象PCは、ユーザによってサーバ50へのログインが実行され、ユーザからジョブ登録操作を受け付ける場合に、印刷データを含む印刷ジョブを生成して、印刷ジョブをホットフォルダ40に記憶し、さらに、ジョブ登録要求をサーバ50に送信する。ジョブ登録要求は、対象PCのMACアドレスと、ジョブIDと、格納情報と、を含む。ジョブIDは、印刷ジョブ(即ち印刷データ)を特定する情報であり、格納情報は、ホットフォルダ40内の印刷ジョブの格納場所を示す情報(即ちパス)である。次いで、(2)対象PCは、サーバ50から、ジョブ登録通知内の各情報がサーバ50に登録されたことを示す登録通知を受信する。登録通知は、PINコードを含む。
続いて、図2を参照して、本実施例の概要を説明する。以下では、ユーザによって操作されるPC(例えば10又は20)のことを「対象PC」と呼ぶ。(1)対象PCは、ユーザによってサーバ50へのログインが実行され、ユーザからジョブ登録操作を受け付ける場合に、印刷データを含む印刷ジョブを生成して、印刷ジョブをホットフォルダ40に記憶し、さらに、ジョブ登録要求をサーバ50に送信する。ジョブ登録要求は、対象PCのMACアドレスと、ジョブIDと、格納情報と、を含む。ジョブIDは、印刷ジョブ(即ち印刷データ)を特定する情報であり、格納情報は、ホットフォルダ40内の印刷ジョブの格納場所を示す情報(即ちパス)である。次いで、(2)対象PCは、サーバ50から、ジョブ登録通知内の各情報がサーバ50に登録されたことを示す登録通知を受信する。登録通知は、PINコードを含む。
(3)サーバ50は、PINコードがユーザによってプリンタ90に入力されることに応じて、プリンタ90からPINコードを含むリスト画面要求を受信する。この場合、(4)サーバ50は、登録済みのジョブIDを選択可能な態様を有するリスト画面を表わすリスト画面データをプリンタ90に送信する。(5)サーバ50は、プリンタ90に表示されるリスト画面内のジョブIDがユーザによって選択されることに応じて、プリンタ90から、選択済みのジョブIDを含む印刷データ要求を受信する。
(6)対象PCは、上記の(2)でサーバ50から登録通知を受信した後に、所定の期間が経過する毎に、対象PCのMACアドレスを含むステータス確認をサーバ50に送信する。そして、(7)対象PCは、上記の(5)でプリンタ90からサーバ50に印刷データ要求が送信された後に、サーバ50から、ステータス確認に対する応答として、ジョブID及び格納情報を受信する。この場合、(8)対象PCは、受信済みのジョブID及び格納情報によって特定される印刷データをプリンタ90に送信する。この結果、プリンタ90では、印刷データに従った印刷が実行される。
上記のシステムでは、対象PCがサーバ50を介してプリンタ90に印刷を実行させるので、例えば、サーバ50は、印刷データの送信元の対象PCと、印刷を実行したプリンタ90と、を知ることができる。これにより、サーバ50は、対象PCからプリンタ90への印刷の実行履歴等を管理することができ、例えば、当該履歴に応じて、対象PCのユーザへの課金処理を実行することができる。また、上記のシステムでは、印刷データは、不特定多数のユーザによって共有され得るサーバ50に保存されることなく、対象PCから同じLAN内のプリンタ90に直接送信される。このために、印刷データが第三者によって取得される可能性を低くすることができ、高セキュリティの印刷を実現することができる。
ここで、上記のシステムにおいて、対象PCが印刷データをプリンタ90に送信不可能である状況を想定する。印刷データを送信不可能な状況とは、例えば、上記の(2)の後に、ユーザがサーバ50からログアウトすることにより、上記の(6)でステータス確認が対象PCからサーバ50に送信されない状況、対象PCのホットフォルダ40内に記憶された印刷データがユーザによって削除される状況等を含む。この場合、上記の(8)において、対象PCが印刷データをプリンタ90に送信することができないので、ユーザが、プリンタ90において、PINコードの入力操作とリスト画面からのジョブIDの選択操作とを実行しても、印刷データに従った印刷がプリンタ90によって実行されない。従って、プリンタ90への操作が無駄になってしまう。本実施例では、このような無駄な操作をユーザに実行させることを抑制する。
(登録処理;図3)
続いて、図3を参照して、各デバイス10,20,50,90によって実行される登録処理を説明する。登録処理は、図2の(1)のジョブ登録要求をサーバ50に送信するための処理である。なお、以下では、理解の容易化のために、各デバイスのCPU(例えばPC10のCPU32、サーバ50のCPU62)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば、PC10、サーバ50)を主体として記載する。また、PC10及びサーバ50によって実行される全ての通信は、それぞれ、ネットワークI/F16,56を用いて実行される。従って、以下では、「ネットワークI/F16(又は56)を用いて」という記載を省略する。また、サーバ50によって実行される全ての通信は、インターネット4を介して実行される。従って、以下では、「インターネット4を介して」という記載を省略する。
続いて、図3を参照して、各デバイス10,20,50,90によって実行される登録処理を説明する。登録処理は、図2の(1)のジョブ登録要求をサーバ50に送信するための処理である。なお、以下では、理解の容易化のために、各デバイスのCPU(例えばPC10のCPU32、サーバ50のCPU62)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば、PC10、サーバ50)を主体として記載する。また、PC10及びサーバ50によって実行される全ての通信は、それぞれ、ネットワークI/F16,56を用いて実行される。従って、以下では、「ネットワークI/F16(又は56)を用いて」という記載を省略する。また、サーバ50によって実行される全ての通信は、インターネット4を介して実行される。従って、以下では、「インターネット4を介して」という記載を省略する。
サーバ50にログインするためのユーザ情報として、ユーザID「U」及びパスワード「P」がサーバ50に予め登録されている。PC10は、ユーザによってアプリ38が起動されると、アプリ38に従って以下の各処理を実行する。具体的には、T10では、PC10は、ユーザからユーザID「U」及びパスワード「P」の入力を受け付けることに応じて、ユーザID「U」及びパスワード「P」を含むログイン要求をサーバ50に送信する。これにより、PC10を介したサーバ50へのログインが実行される。
T20では、PC10は、ユーザからジョブ登録操作を受け付ける。ジョブ登録操作は、印刷対象の画像を表わす画像ファイルを選択する操作を含む。PC10は、ユーザからジョブ登録操作を受け付けることに応じて、T30において、印刷ジョブを生成する。具体的には、PC10は、まず、T20のジョブ登録操作で選択された画像ファイルを変換して、プリンタ90が解釈可能なデータ形式を有する印刷データPD1を生成する。また、PC10は、予め決められているルールに従った文字列又はランダムな文字列を生成することによって、ユニークな当該文字列を含むジョブID「J1」を生成する。この結果、ジョブID「J1」と印刷データPD1とを含む印刷ジョブが生成される。次いで、T32では、PC10は、生成済みの印刷ジョブをホットフォルダ40に格納する。
T32の後、T40では、PC10は、ジョブ登録要求をサーバ50に送信する。ジョブ登録要求は、PC10のMACアドレス「A」と、ジョブID「J1」と、サーバ50にログイン中のユーザID「U」(T10参照)と、ホットフォルダ40内の印刷ジョブのパスを示す格納情報「X1」と、を含む。
サーバ50は、T40において、PC10からジョブ登録要求を受信する場合に、T50において、ジョブ登録要求内の各情報(即ち、MACアドレス「A」、ジョブID「J1」、ユーザID「U」、格納情報「X1」)と、ステータス「Enable」と、PINコード「0001」と、が関連付けられているジョブ情報JI1をメモリ64に記憶する。
ステータスは、ジョブ情報の状態を示す情報であり、「Enable」、「Disable」、及び、「Release」のいずれかに設定される。ステータス「Enable」は、ジョブ登録要求の送信元のPCからプリンタ90への印刷データの送信を実行可能であることを示す情報である。ジョブ情報が登録される際には、まず、ステータス「Enable」が設定される。
PINコードは、サーバ50によって決定される認証情報であり、後述の印刷処理で利用される。サーバ50は、以下のようにして、今回のジョブ情報に含まれるPINコードを決定する。サーバ50は、ジョブ登録要求を受信する場合に、まず、当該ジョブ登録要求内のユーザID「U」を含む他のジョブ情報がメモリ64に記憶されているのか否かを判断する。サーバ50は、ユーザID「U」を含む他のジョブ情報が記憶されていないと判断する場合に、新たなPINコードを生成することによって、今回のジョブ情報に含まれるPINコードを決定する。一方、サーバ50は、ユーザID「U」を含む他のジョブ情報が記憶されていると判断する場合に、当該他のジョブ情報に含まれるPINコードを特定し、特定済みのPINコードを今回のジョブ情報に含まれるPINコードとして決定する。本ケースでは、サーバ50は、ユーザID「U」を含む他のジョブ情報が記憶されていないと判断して、PINコード「0001」を生成し、生成済みのPINコード「0001」を含むジョブ情報JI1をメモリ64に記憶する。
次いで、T60では、サーバ50は、サーバ50へのジョブ情報JI1の登録が完了したことを示す登録通知をPC10に送信する。登録通知は、ジョブ情報JI1内のPINコード「0001」を含む。
PC10は、T60において、サーバ50から登録通知を受信する場合に、当該登録通知内のPINコード「0001」を含む登録画面を表示部14に表示する。これにより、ユーザは、PINコード「0001」を知ることができ、後述の印刷処理(図4等参照)において、当該PINコードをプリンタ90に入力することができる。
T110〜T160は、ユーザによってPC20が操作されること、ジョブID「J2」、印刷データPD2、PC20のMACアドレス「B」、及び、格納情報「X2」が利用されること、及び、サーバ50にジョブ情報JI2が記憶されること、を除いて、T10〜T60と同様である。ジョブ情報JI2は、MACアドレス「B」と、ジョブID「J2」と、ユーザID「U」と、格納情報「X2」と、ステータス「Enable」と、PINコード「0001」と、を含む。本ケースでは、サーバ50は、T150において、ユーザID「U」を含むジョブ情報JI1がメモリ64に記憶されていると判断し、新たなPINコードを生成せずに、ジョブ情報JI1に含まれるPINコード「0001」を特定し、特定済みのPINコード「0001」をジョブ情報JI2に含まれるPINコードとして決定する。これにより、2個のジョブ情報JI1,JI2の双方が同じPINコード「0001」を含むことになる。T160の処理が終了すると、図3の登録処理が終了する。
(印刷処理;図4〜図7)
続いて、図4〜図7を参照して、各デバイス10,20,50,90によって実行される印刷処理を説明する。印刷処理は、サーバ50にジョブ情報が登録された後に、図2の(8)で印刷データを対象PCからプリンタ90に送信させて、プリンタ90に印刷を実行させるための処理である。図4〜図7の処理は、図3の登録処理によってジョブ情報JI1,JI2がサーバ50に記憶された後に実行される。まず、図4を参照して、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化しないケースAを説明する。
続いて、図4〜図7を参照して、各デバイス10,20,50,90によって実行される印刷処理を説明する。印刷処理は、サーバ50にジョブ情報が登録された後に、図2の(8)で印刷データを対象PCからプリンタ90に送信させて、プリンタ90に印刷を実行させるための処理である。図4〜図7の処理は、図3の登録処理によってジョブ情報JI1,JI2がサーバ50に記憶された後に実行される。まず、図4を参照して、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化しないケースAを説明する。
(ケースA;図4)
プリンタ90は、T200において、ユーザからPINコード「0001」の入力を含む印刷操作を受け付ける場合に、T202において、PINコード「0001」を含むリスト画面要求をサーバ50に送信する。リスト画面要求は、サーバ50に記憶されている各ジョブ情報JI1,JI2を示すリスト画面を表わすリスト画面データの送信をサーバ50に要求するためのコマンドである。
プリンタ90は、T200において、ユーザからPINコード「0001」の入力を含む印刷操作を受け付ける場合に、T202において、PINコード「0001」を含むリスト画面要求をサーバ50に送信する。リスト画面要求は、サーバ50に記憶されている各ジョブ情報JI1,JI2を示すリスト画面を表わすリスト画面データの送信をサーバ50に要求するためのコマンドである。
サーバ50は、T202において、プリンタ90からリスト画面要求を受信する場合に、T210において、リスト画面を表わすリスト画面データをプリンタ90に送信する。具体的には、サーバ50は、まず、リスト画面要求内のPINコード「0001」を含むジョブ情報JI1,JI2をメモリ64から取得し、取得済みのジョブ情報JI1,JI2のそれぞれについて、当該ジョブ情報内のステータスが「Enable」であるのか否かを判断する。サーバ50は、ジョブ情報内のステータスが「Enable」であると判断する場合に、当該ジョブ情報内のジョブIDとステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報を含むリスト画面データを生成する。一方、サーバ50は、ジョブ情報内のステータスが「Enable」以外のステータス(即ち「Disable」又は「Release」)であると判断する場合に、当該ジョブ情報内のジョブIDを含まないリスト画面データを生成する。本ケースAでは、サーバ50は、ジョブ情報JI1,JI2のそれぞれに含まれるステータスが「Enable」であると判断するので、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報と、ジョブ情報JI2内のジョブID「J2」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報と、を含むリスト画面データを生成する。ここで、サーバ50は、ステータス「Enable」に関連付けられているジョブID「J1」及び「J2」を選択可能な態様を有するリスト画面を表わすリスト画面データを生成する。そして、サーバ50は、生成済みのリスト画面データをプリンタ90に送信する。なお、変形例では、サーバ50は、ステータス「Enable」を含まず、ジョブID「J1」等を含むリスト画面データを生成してプリンタ90に送信してもよい。
プリンタ90は、T210において、サーバ50からリスト画面データを受信する場合に、T220において、リスト画面データによって表わされるリスト画面を表示する。上述したように、リスト画面は、ステータス「Enable」に関連付けられているジョブID「J1」及び「J2」を選択可能な態様を有する。そして、プリンタ90は、T230において、ユーザによってジョブID「J1」が選択される場合に、T232において、選択済みのジョブID「J1」を含む印刷データ要求をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T232において、プリンタ90から印刷データ要求を受信する場合に、T240において、印刷データ要求に含まれるジョブID「J1」に関連付けられているステータスを「Enable」から「Release」に変更する。ステータス「Release」は、プリンタ90においてユーザによって印刷操作(T200)及びジョブIDの選択操作(T230)が実行済みであることを示す情報である。
T250では、PC10は、ジョブ情報JI1に含まれるステータスを確認するためのステータス確認をサーバ50に送信する。ステータス確認は、PC10のMACアドレス「A」を含む。なお、PC10は、図3のT60でサーバ50から登録通知を受信してから印刷データPD1をプリンタ90に送信し終えるまで、所定の期間(例えば1分)毎に、ステータス確認をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T250において、PC10からステータス確認を受信する場合に、ステータス確認内のMACアドレス「A」を含むジョブ情報JI1を取得し、取得済みのジョブ情報JI1内のステータスが「Release」であるのか否かを判断する。本ケースAでは、ステータスが「Release」であるので(T240参照)、T260において、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Release」であると判断し、この場合、ステータス確認に対する応答として、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」及び格納情報「X1」をPC10に送信する。一方、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Release」以外のステータス(即ち「Enable」又は「Disable」)であると判断する場合には、ステータス確認に対する応答をPC10に送信しない。
PC10は、T260において、サーバ50からジョブID「J1」及び格納情報「X1」を受信する場合に、T270において、アプリ38のインストール時に設定されているプリンタ90のIPアドレスを送信先として、ジョブID「J1」及び格納情報「X1」によって特定される印刷データPD1をプリンタ90に送信する。次いで、T272では、PC10は、印刷ジョブをメモリ34内のホットフォルダ40から削除する。
プリンタ90は、T270において、PC10から印刷データPD1を受信する場合に、T280において、印刷データPD1に従った印刷を実行する。ここで、ユーザは、T200及びT230の操作を実行する際に、プリンタ90の近傍に位置する。T230の操作が実行されてからT280の印刷が実行されるまでの時間はそれほど長くない。従って、ユーザがプリンタ90の近傍に位置する状態において、プリンタ90から印刷物が排出される可能性が高い。このために、第三者によって印刷物が持ち去られることを抑制することができる。次いで、T290では、プリンタ90は、ジョブID「J1」を含む印刷完了通知をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T290において、プリンタ90から印刷完了通知を受信する場合に、T292において、印刷完了通知内のジョブID「J1」を含むジョブ情報JI1をメモリ64から削除する。これにより、図4のケースAが終了する。
(ケースB;図5及び図6)
続いて、図5及び図6を参照して、印刷処理のケースBを説明する。ケースBでは、ユーザがサーバ50からログアウトすることによって、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する。
続いて、図5及び図6を参照して、印刷処理のケースBを説明する。ケースBでは、ユーザがサーバ50からログアウトすることによって、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する。
PC10は、T300において、ユーザからログアウト操作を受け付ける場合に、T302において、ユーザがサーバ50からログアウトしたことを示すログアウト通知をサーバ50に送信する。ログアウト通知は、PC10のMACアドレス「A」を含む。ユーザがサーバ50からログアウトすると、PC10は、ステータス確認(図4のT250参照)をサーバ50に送信しないので、サーバ50からステータス確認に対する応答(T260参照)を受信することができない。このために、PC10は、印刷データPD1をプリンタ90に送信することができない。従って、ログアウト通知は、PC10の状態が、印刷データPD1をプリンタ90に送信可能な状態(即ちログイン状態)から、印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態(即ちログアウト状態)に変化したことを通知するための情報である。
サーバ50は、T302において、PC10からログアウト通知を受信する場合に、T310において、ログアウト通知内のMACアドレス「A」を含むジョブ情報JI1を特定し、特定済みのジョブ情報JI1内のステータス「Enable」に代えて、ステータス「Disable」をメモリ64に記憶する。ステータス「Disable」は、PCからプリンタ90への印刷データの送信を実行不可能であることを示す情報である。なお、ユーザがPC10から複数個のジョブ情報をサーバ50に記憶させていた場合には、MACアドレス「A」を含む全てのジョブ情報内のステータスが「Enable」から「Disable」に変更される。
T320及びT322は、図4のT200及びT202と同様である。本ケースBでは、ジョブ情報JI1内のステータスが「Disable」であるので、サーバ50は、T330において、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」を含まず、ジョブ情報JI2内のジョブID「J2」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報を含むリスト画面データをプリンタ90に送信する。
プリンタ90は、T330において、サーバ50からリスト画面データを受信する場合に、T340において、ジョブID「J2」を選択可能な態様を有するリスト画面を表示する。サーバ50からジョブID「J1」が受信されないので、リスト画面は、ジョブID「J1」を選択不可能な態様を有する。従って、T350において、プリンタ90は、ユーザから、ジョブID「J1」の選択を受け付けることなく、ジョブID「J2」の選択を受け付ける。
T352〜T412は、PC20、MACアドレス「B」、ジョブID「J2」、格納情報「X2」、及び、印刷データPD2が利用される点と、ジョブ情報JI2がサーバ50から削除される点と、を除いて、図4のT232〜T292と同様である。T412の処理が終了すると、図6の処理が実行される。
図6のT500では、PC10は、ユーザからユーザID「U」及びパスワード「P」の入力を受け付けることに応じて、ログイン要求をサーバ50に再び送信する。これにより、PC10を介したサーバ50へのログインが再び実行される。
サーバ50は、T500において、PC10からログイン要求を受信する場合に、T510において、ログイン要求内のMACアドレス「A」を含むジョブ情報JI1を特定し、特定済みのジョブ情報JI1内のステータス「Disable」に代えて、ステータス「Enable」をメモリ64に記憶する。
T520及びT522は、図5のT320及びT322と同様である。ジョブ情報JI2が削除され(図4のT412参照)、さらに、ジョブ情報JI1に含まれるステータスが「Enable」に変化したので(T510参照)、サーバ50は、T530において、ジョブ情報JI2内のジョブID「J2」を含まず、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報を含むリスト画面データをプリンタ90に送信する。
プリンタ90は、T530において、サーバ50からリスト画面データを受信する場合に、T540において、ジョブID「J1」を選択可能な態様を有するリスト画面を表示する。従って、T550において、プリンタ90は、ユーザから、ジョブID「J1」の選択を受け付ける。T552〜T612は、図4のT232〜T292と同様である。T612の処理が終了すると、ケースBの処理が終了する。
上記のように、ケースBでは、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Enable」でないと判断する場合に、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」を含まないリスト画面データをプリンタ90に送信する(T330)。これにより、プリンタ90では、ジョブID「J1」を含まないリスト画面が表示されるため、ユーザによってジョブID「J1」が選択されることがない。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。
(ケースC;図7)
続いて、図7を参照して、印刷処理のケースCを説明する。ケースCでは、ユーザによって印刷データPD1がPC10から削除されることによって、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する。
続いて、図7を参照して、印刷処理のケースCを説明する。ケースCでは、ユーザによって印刷データPD1がPC10から削除されることによって、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する。
T700では、PC10は、ユーザから印刷データPD1の削除操作を受け付けることに応じて、ホットフォルダ40内の印刷ジョブ(即ち印刷データPD1)を削除する。
T710では、PC10は、ユーザID「U」とPC10のMACアドレス「A」とを含むジョブリスト要求をサーバ50に送信する。なお、PC10は、図3のT60でサーバ50から登録通知を受信してから印刷データPD1をプリンタ90に送信するまでの間に、所定の時間毎にジョブリスト要求をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T710において、PC10からジョブリスト要求を受信する場合に、T720において、ジョブリスト要求内のMACアドレス「A」に関連付けられているジョブ情報JI1をメモリ64から特定し、特定済みのジョブ情報JI1に含まれるジョブID「J1」及び格納情報「X1」をPC10に送信する。
PC10は、T720において、サーバ50からジョブID「J1」及び格納情報「X1」を受信する場合に、T730において、ジョブID「J1」及び格納情報「X1」によって特定される印刷データPD1がホットフォルダ40から削除済みであると判断する。この場合、T740では、PC10は、サーバ50からジョブ情報JI1を削除するためのジョブ情報削除指示をサーバ50に送信する。ジョブ情報削除指示は、T720のジョブリスト内のジョブID「J1」と、ユーザID「U」と、PC10のMACアドレス「A」と、を含む。ジョブ情報削除指示は、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信可能な状態から送信不可能な状態に変化したことによって(T700参照)、PC10からサーバ50に送信される。従って、ジョブ情報削除指示は、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化したことを通知するための情報である。
サーバ50は、T740において、PC10からジョブ情報削除指示を受信する場合に、T750において、ジョブ情報削除指示に含まれる各情報(即ち、ジョブID「J1」、ユーザID「U」、MACアドレス「A」)を含むジョブ情報JI1をメモリ64から削除する。
T760〜T780は、図5のT320〜T340と同様である。その後、図5のT350〜T412と同様の処理が実行されると、ケースCの処理が終了する。
上記のように、ケースCでは、PC10は、印刷データPD1を記憶している状態から、印刷データPD1を記憶していない状態に変化する場合(T730)に、印刷データPD1を特定するジョブID「J1」を含むジョブ情報削除指示をサーバ50に送信する(T740)。サーバ50は、PC10からジョブ情報削除指示を受信する場合に、ジョブ情報削除指示内のジョブID「J1」を含むジョブ情報JI1をメモリ64から削除する(T750)。この結果、サーバ50は、T770において、ジョブID「J1」を含まないリスト画面データをプリンタ90に送信するため、T780において、プリンタ90では、ジョブID「J1」を含まないリスト画面が表示される。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。
(本実施例の効果)
本実施例では、サーバ50は、印刷操作及びジョブID「J1」の選択操作(図4のT200、T230)がプリンタ90に実行される場合に、ジョブID「J1」及び格納情報「X1」をPC10に送信し(T260)、印刷データPD1をPC10からプリンタ90に送信させる(T270)。これにより、サーバ50を利用した印刷をプリンタ90に実行させることができる。一方、サーバ50は、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態である場合(例えば、図5及び図6のケースB、図7のケースC)には、ジョブID「J1」を選択不可能な態様を有するリスト画面をプリンタ90に表示させる(図5のT340、図7のT780)。従って、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態において、ユーザによってジョブID「J1」が選択されることを抑制することができる。これにより、ユーザに無駄な選択操作を実行させることを抑制することができる。
本実施例では、サーバ50は、印刷操作及びジョブID「J1」の選択操作(図4のT200、T230)がプリンタ90に実行される場合に、ジョブID「J1」及び格納情報「X1」をPC10に送信し(T260)、印刷データPD1をPC10からプリンタ90に送信させる(T270)。これにより、サーバ50を利用した印刷をプリンタ90に実行させることができる。一方、サーバ50は、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態である場合(例えば、図5及び図6のケースB、図7のケースC)には、ジョブID「J1」を選択不可能な態様を有するリスト画面をプリンタ90に表示させる(図5のT340、図7のT780)。従って、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態において、ユーザによってジョブID「J1」が選択されることを抑制することができる。これにより、ユーザに無駄な選択操作を実行させることを抑制することができる。
また、本実施例では、PC10は、印刷データPD1をプリンタ90に送信可能な状態から、印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する場合(例えば、図5及び図6のケースB、図7のケースC)に、印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化したことを示す通知(例えば、図5のT302のログアウト通知、図7のT740のジョブ情報削除指示)をサーバ50に送信する。これにより、サーバ50では、ステータス「Enable」を記憶している状態から、ステータス「Enable」を記憶していない状態に変更される(図5のT310、図7のT740)。この場合、サーバ50は、ジョブID「J1」を選択不可能な態様を有するリスト画面をプリンタ90に表示させる。従って、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態において、ユーザによってジョブID「J1」が選択されることを抑制することができる。これにより、ユーザに無駄な選択操作を実行させることを抑制することができる。
(対応関係)
PC10が、「端末装置」の一例である。ジョブID「J1」が、「特定情報」の一例である。ステータス「Enable」、ステータス「Disable」が、それぞれ、「第1の情報」、「第2の情報」の一例である。ユーザがサーバ50にログインしている状態、及び、印刷データPD1がメモリ34内のホットフォルダ40に記憶されている状態が、「第1の状態」の一例であり、図5のT300でユーザがサーバ50からログアウトした状態、及び、図7のT700でメモリ34内のホットフォルダ40から印刷データPD1が削除された状態が、「第2の状態」の一例である。リスト画面要求が、「画面情報要求」の一例である。T210及びT530のリスト画面データ、T330及びT770のリスト画面データが、それぞれ、「第1の画面情報」、「第2の画面情報」の一例であり、T220及びT540のリスト画面、T340及びT780のリスト画面が、それぞれ、「第1の選択画面」、「第2の選択画面」の一例である。T260及びT580のジョブID「J1」及び格納情報「X1」が、「所定情報」の一例である。T302のログアウト通知及びT740のジョブ情報削除指示が、「状態通知」の一例である。
PC10が、「端末装置」の一例である。ジョブID「J1」が、「特定情報」の一例である。ステータス「Enable」、ステータス「Disable」が、それぞれ、「第1の情報」、「第2の情報」の一例である。ユーザがサーバ50にログインしている状態、及び、印刷データPD1がメモリ34内のホットフォルダ40に記憶されている状態が、「第1の状態」の一例であり、図5のT300でユーザがサーバ50からログアウトした状態、及び、図7のT700でメモリ34内のホットフォルダ40から印刷データPD1が削除された状態が、「第2の状態」の一例である。リスト画面要求が、「画面情報要求」の一例である。T210及びT530のリスト画面データ、T330及びT770のリスト画面データが、それぞれ、「第1の画面情報」、「第2の画面情報」の一例であり、T220及びT540のリスト画面、T340及びT780のリスト画面が、それぞれ、「第1の選択画面」、「第2の選択画面」の一例である。T260及びT580のジョブID「J1」及び格納情報「X1」が、「所定情報」の一例である。T302のログアウト通知及びT740のジョブ情報削除指示が、「状態通知」の一例である。
図3のT40の処理、T50の処理、図5のT302及び図7のT740の処理、T310及びT750の処理が、それぞれ、「特定情報受信部」、「第1の記憶制御部」、「検出部」、「第2の記憶制御部」によって実行される処理の一例である。T202、T322、T522、及び、T762の処理が、「画面情報要求受信部」によって実行される処理の一例である。T210、T530、T330、及び、T770の処理が、「画面情報送信部」によって実行される処理の一例である。T232及びT552の処理、T260及びT580の処理が、それぞれ、「印刷データ要求受信部」、「所定情報送信部」によって実行される処理の一例である。
T40の処理、T302及びT740の処理、T260及びT580の処理、T270及びT590の処理が、それぞれ、「特定情報送信部」、「状態通知送信部」、「所定情報受信部」、「印刷データ送信部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例;図8)
続いて、図8を参照して、第2実施例の印刷処理を説明する。第2実施例では、図5の印刷処理に代えて図8の印刷処理が実行される。第2実施例では、サーバ50からプリンタ90に送信されるリスト画面データの内容が第1実施例とは異なる。
続いて、図8を参照して、第2実施例の印刷処理を説明する。第2実施例では、図5の印刷処理に代えて図8の印刷処理が実行される。第2実施例では、サーバ50からプリンタ90に送信されるリスト画面データの内容が第1実施例とは異なる。
T800〜T822は、図5のT300〜T322と同様である。サーバ50は、T830において、リスト画面要求内のPINコード「0001」を含むジョブ情報JI1,JI2をメモリ64から取得し、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」とステータス「Disable」とが関連付けられた関連情報と、ジョブ情報JI2内のジョブID「J2」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報と、を含むリスト画面データを生成する。ここで、サーバ50は、ステータス「Disable」に関連付けられているジョブID「J1」を選択不可能な態様(例えばグレーアウト等)を有すると共に、ステータス「Enable」に関連付けられているジョブID「J2」を選択可能な態様を有するリスト画面を表わすリスト画面データを生成する。そして、サーバ50は、生成済みのリスト画面データをプリンタ90に送信する。
プリンタ90は、T830において、リスト画面データを受信する場合に、T840において、リスト画面データによって表わされるリスト画面を表示する。ここで、プリンタ90は、ステータス「Disable」が関連付けられているジョブID「J1」を選択不可能な態様、即ち、ユーザからのジョブID「J1」の選択操作を受け付けない態様(即ち選択操作が無効化される態様)で、リスト画面を表示する。従って、プリンタ90は、ジョブID「J1」の選択を受け付けることなく、ジョブID「J2」の選択を受け付けることができる。その後、図5のT350〜T412と同様の処理が実行される。
(本実施例の効果)
上記のように、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Disable」である場合においても、ジョブID「J1」を含むリスト画面データをプリンタ90に送信する。ただし、ジョブID「J1」は、選択不可能な態様を有する。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。特に、リスト画面が選択不可能な態様を有するジョブID「J1」を含むので、ユーザは、PC10がジョブID「J1」によって特定される印刷データPD1をサーバ50に送信不可能であることを知ることができる。これにより、例えば、ユーザは、印刷データPD1をサーバ50に送信可能な状態にPC10を変化させるために、PC10からサーバ50へのログインを実行すべきことを知ることができる。本実施例では、T830のリスト画面データ、T840のリスト画面が、それぞれ、「第2の画面情報」、「第2の選択画面」の一例である。
上記のように、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Disable」である場合においても、ジョブID「J1」を含むリスト画面データをプリンタ90に送信する。ただし、ジョブID「J1」は、選択不可能な態様を有する。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。特に、リスト画面が選択不可能な態様を有するジョブID「J1」を含むので、ユーザは、PC10がジョブID「J1」によって特定される印刷データPD1をサーバ50に送信不可能であることを知ることができる。これにより、例えば、ユーザは、印刷データPD1をサーバ50に送信可能な状態にPC10を変化させるために、PC10からサーバ50へのログインを実行すべきことを知ることができる。本実施例では、T830のリスト画面データ、T840のリスト画面が、それぞれ、「第2の画面情報」、「第2の選択画面」の一例である。
(第3実施例;図9及び図10)
続いて、図9及び図10を参照して、第3実施例の印刷処理のケースD及びケースEを説明する。第3実施例では、図4及び図5の印刷処理に代えて、図9及び図10の印刷処理が実行される。第3実施例では、リスト画面がプリンタ90で表示される前に、PCを選択するためのデバイス選択画面がプリンタ90で表示される。まず、図9を参照して、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化しないケースDを説明する。
続いて、図9及び図10を参照して、第3実施例の印刷処理のケースD及びケースEを説明する。第3実施例では、図4及び図5の印刷処理に代えて、図9及び図10の印刷処理が実行される。第3実施例では、リスト画面がプリンタ90で表示される前に、PCを選択するためのデバイス選択画面がプリンタ90で表示される。まず、図9を参照して、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化しないケースDを説明する。
T900は、図4のT200と同様である。T902では、プリンタ90は、PINコード「0001」を含むデバイス選択画面要求をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T902において、プリンタ90からデバイス選択画面要求を受信する場合に、T910において、デバイス選択画面を表わすデバイス選択画面データをプリンタ90に送信する。具体的には、サーバ50は、デバイス選択画面要求内のPINコード「0001」を含むジョブ情報JI1,JI2をメモリ64から取得し、取得済みのジョブ情報JI1,JI2のそれぞれについて、当該ジョブ情報内のステータスが「Enable」であるのか否かを判断する。サーバ50は、ジョブ情報内のステータスが「Enable」であると判断する場合に、当該ジョブ情報内のMACアドレスを含むデバイス選択画面データを生成する。一方、サーバ50は、ジョブ情報に含まれるステータスが「Enable」以外のステータス(即ち「Disable」又は「Release」)であると判断する場合に、当該ジョブ情報内のMACアドレスを含まないデバイス選択画面データを生成する。本ケースDでは、サーバ50は、ジョブ情報JI1,JI2のそれぞれに含まれるステータスが「Enable」であると判断するので、ジョブ情報JI1内のMACアドレス「A」と、ジョブ情報JI2内のMACアドレス「B」と、を含むデバイス選択画面データを生成する。そして、サーバ50は、生成済みのデバイス選択画面データをプリンタ90に送信する。
プリンタ90は、T910において、サーバ50からデバイス選択画面データを受信する場合に、T920において、デバイス選択画面データによって表わされるデバイス選択画面を表示する。プリンタ90は、T930において、デバイス選択画面からユーザによってMACアドレス「A」が選択される場合に、T932において、MACアドレス「A」を含むリスト画面要求をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T932において、プリンタ90からリスト画面要求を受信する場合に、T940において、リスト画面データをプリンタ90に送信する。具体的には、サーバ50は、リスト画面要求内のMACアドレス「A」を含むジョブ情報JI1をメモリ64から取得し、取得済みのジョブ情報JI1内のジョブID「J1」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報を含むリスト画面データを生成する。ここで、サーバ50は、ジョブID「J1」を選択可能な態様を有するリスト画面を表わすリスト画面データを生成する。そして、サーバ50は、生成済みのリスト画面データをプリンタ90に送信する。
プリンタ90は、T940において、サーバ50からリスト画面データを受信する場合に、T950において、リスト画面データによって表わされるリスト画面を表示する。この後に、図4のT230〜T292と同様の処理が実行されると、図9のケースDの処理が終了する。
(ケースE;図10)
続いて、図10を参照して、印刷処理のケースEを説明する。ケースEでは、ユーザがサーバ50からログアウトすることによって、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する。
続いて、図10を参照して、印刷処理のケースEを説明する。ケースEでは、ユーザがサーバ50からログアウトすることによって、PC10が印刷データPD1をプリンタ90に送信不可能な状態に変化する。
T1000〜T1020は、図5のT300〜T320と同様であり、T1022は、図9のT902と同様である。本ケースEでは、ジョブ情報JI1内のステータスが「Disable」であるので、サーバ50は、T1030において、ジョブ情報JI1内のMACアドレス「A」を含まず、ジョブ情報JI2内のMACアドレス「B」を含むデバイス選択画面データをプリンタ90に送信する。即ち、デバイス選択画面データによって表わされるデバイス画面は、MACアドレス「A」を選択不可能な態様を有する。
プリンタ90は、T1030において、サーバ50からデバイス選択画面データを受信する場合に、T1040において、デバイス選択画面データによって表わされるデバイス選択画面を表示する。デバイス選択画面は、MACアドレス「B」を選択可能な態様を有するが、MACアドレス「A」を選択不可能な態様を有する。従って、T1050において、プリンタ90は、ユーザから、MACアドレス「A」の選択を受け付けることなく、MACアドレス「B」の選択を受け付ける。この場合、T1052において、プリンタ90は、MACアドレス「B」を含むリスト画面要求をサーバ50に送信する。
サーバ50は、T1052おいて、プリンタ90からリスト画面要求を受信する場合に、リスト画面要求内のMACアドレス「B」を含むジョブ情報JI2をメモリ64から取得し、取得済みのジョブ情報JI2内のジョブID「J2」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報を含むリスト画面データを生成する。ここで、サーバ50は、ジョブID「J1」を含まないリスト画面データを生成するので、ジョブID「J2」を選択可能な態様を有するがジョブID「J1」を選択不可能な態様を有するリスト画面を表わすリスト画面データを生成する。そして、サーバ50は、生成済みのリスト画面データをプリンタ90に送信する。T1060〜T1070は、MACアドレス「B」、ジョブID「J2」が利用される点を除いて、図9のT940〜T950と同様である。その後、図5のT350〜T412と同様の処理が実行されると、図10のケースEの処理が終了する。
(本実施例の効果)
本実施例では、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Enable」であると判断する場合に、ジョブ情報JI1内のMACアドレス「A」を含むデバイス選択画面データをプリンタ90に送信して(図9のT910)、MACアドレス「A」を選択可能な様態を有するデバイス選択画面をプリンタ90に表示させる(T920)。この場合、MACアドレス「A」がユーザによって選択されると、ジョブID「J1」を含むリスト画面がプリンタ90に表示される(T950)。このために、ジョブID「J1」がユーザによって選択されると、印刷データPD1に従った印刷が実行される。一方、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Enable」でないと判断する場合に、ジョブ情報JI1内のMACアドレス「A」を含まないデバイス選択画面データをプリンタ90に送信して(図10のT1030)、MACアドレス「A」を選択不可能な様態を有するデバイス選択画面をプリンタ90に表示させる(T1040)。この場合、MACアドレス「A」がユーザによって選択されないので、ジョブID「J1」を含むリスト画面がプリンタ90に表示されない。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。
本実施例では、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Enable」であると判断する場合に、ジョブ情報JI1内のMACアドレス「A」を含むデバイス選択画面データをプリンタ90に送信して(図9のT910)、MACアドレス「A」を選択可能な様態を有するデバイス選択画面をプリンタ90に表示させる(T920)。この場合、MACアドレス「A」がユーザによって選択されると、ジョブID「J1」を含むリスト画面がプリンタ90に表示される(T950)。このために、ジョブID「J1」がユーザによって選択されると、印刷データPD1に従った印刷が実行される。一方、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のステータスが「Enable」でないと判断する場合に、ジョブ情報JI1内のMACアドレス「A」を含まないデバイス選択画面データをプリンタ90に送信して(図10のT1030)、MACアドレス「A」を選択不可能な様態を有するデバイス選択画面をプリンタ90に表示させる(T1040)。この場合、MACアドレス「A」がユーザによって選択されないので、ジョブID「J1」を含むリスト画面がプリンタ90に表示されない。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。
(対応関係)
図9のT910のデバイス選択画面データ及びT940のリスト画面データが、「第1の画面情報」の一例であり、T920のデバイス選択画面及びT950のリスト画面が、「第1の選択画面」の一例である。また、図10のT1030のデバイス選択画面データ及びT1060のリスト画面データが、「第2の画面情報」の一例であり、T1040のデバイス選択画面及びT1070のリスト画面が、「第2の選択画面」の一例である。
図9のT910のデバイス選択画面データ及びT940のリスト画面データが、「第1の画面情報」の一例であり、T920のデバイス選択画面及びT950のリスト画面が、「第1の選択画面」の一例である。また、図10のT1030のデバイス選択画面データ及びT1060のリスト画面データが、「第2の画面情報」の一例であり、T1040のデバイス選択画面及びT1070のリスト画面が、「第2の選択画面」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)図3のT40において、PC10は、格納情報「X1」を含むがジョブID「J1」を含まないジョブ登録要求をサーバ50に送信してもよい。この場合、T50において、サーバ50は、格納情報「X1」を含むがジョブID「J1」を含まないジョブ情報JI1をメモリ64に記憶し、図4のT210では、ジョブ情報JI1に含まれる格納情報「X1」とステータス「Enable」とが関連付けられた関連情報を含むリスト画面データをプリンタ90に送信して、プリンタ90に格納情報「X1」が選択可能な様態を有するリスト画面を表示させる。また、サーバ50は、図4のT260において、ステータス確認の応答としてジョブID「J1」を送信せずに格納情報「X1」を送信する。これにより、T270において、PC10は、格納情報「X1」によって特定される印刷データPD1をプリンタ90に送信する。本変形例では、格納情報「X1」が、「特定情報」及び「所定情報」の一例である。
(変形例2)図3のT50において、PC10は、ジョブID「J1」を含むが格納情報「X1」を含まないジョブ登録要求をサーバ50に送信してもよい。この場合、PC10は、T32において、印刷ジョブをホットフォルダ40に記憶する際に、さらに、ジョブID「J1」と格納情報「X1」とを関連付けてメモリ34に記憶する。また、T50において、サーバ50では、ジョブID「J1」を含むが格納情報「X1」を含まないジョブ情報が登録される。PC10は、図4のT260において、ステータス確認の応答として格納情報「X1」を受信せずにジョブID「J1」を受信し、T270において、メモリ34においてジョブID「J1」に関連付けられている格納情報「X1」によって特定される印刷データPD1をプリンタ90に送信する。本変形例では、ジョブID「J1」が、「特定情報」及び「所定情報」の一例である。
(変形例3)図3のT50において、サーバ50は、ステータス「Enable」を含まないジョブ情報JI1をメモリ64に記憶してもよい。この場合、サーバ50は、図5のT302において、PC10からログアウト通知を受信する場合に、ログアウト通知内のMACアドレス「A」を含むジョブ情報JI1をメモリ64から削除する。本変形例においても、T330では、サーバ50は、ジョブ情報JI1内のジョブID「J1」を含まないリスト画面データをプリンタ90に送信するため、プリンタ90では、ジョブID「J1」が選択不可能な様態を有するリスト画面が表示される(T340)。本変形例では、ジョブID「J1」が、「第1の情報」の一例であり、「特定情報」と「第1の情報」は、同じ情報であってもよい。
(変形例4)PC10は、図5のT300において、ユーザからのログアウト操作に代えて、PC10の電源をOFFにするための電源OFF操作を受け付けてもよい。この場合、T302において、PC10は、ログアウト通知に代えて、電源OFF通知をサーバ50に送信し、サーバ50は、ログアウト通知の受信に代えて、電源OFF通知を受信すること応じて、ジョブ情報JI1内のステータス「Enable」に代えてステータス「Disable」を記憶してもよい。本変形例では、PC10の電源がONである状態、OFFである状態が、それぞれ、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。また、電源OFF通知が、「状態通知」の一例である。
(変形例5)図4のT210、図5のT330等において、サーバ50は、リスト画面データに代えて、リスト画面を表示するための画面情報(即ち、ステータスとジョブIDとが関連付けられたテキストデータ)をプリンタ90に送信してもよい。この場合、プリンタ90は、リスト画面を表示するためのレイアウトデータを予め記憶しており、画面情報内のジョブID等を当該レイアウトデータに記述することによってリスト画面を表示する。即ち、「第1(又は第2)の画面情報」は、実施例のように、「第1(又は第2)の選択画面」そのものを表わす情報であってもよいし、本変形例のように、「第1(又は第2)の選択画面」に記述されるべき情報であってもよい。本変形例では、サーバ50は、複数の異なるモデルのプリンタのそれぞれについて、当該プリンタが表示可能なリスト画面データを生成するためのレイアウトデータを記憶せずに済む。
(変形例6)図3のT50及びT150において、サーバ50は、PINコード「0001」を決定せず、PINコード「0001」を含まないジョブ情報JI1,JI2をメモリ64に記憶してもよい。この場合、図4のT200では、プリンタ90は、ユーザからユーザID「U」及びパスワード「P」の入力を含む印刷操作を受け付けてもよい。本変形例では、ユーザID「U」が「第2のユーザ情報」の一例であり、「第1のユーザ情報」と「第2のユーザ情報」は同じ情報であってもよい。
(変形例7)PC10は、図7のT710〜T730の処理を実行しなくてもよく、T700でホットフォルダ40内の印刷ジョブ(即ち印刷データPD1)を削除することに応じて、T740の処理を実行してもよい。この場合、サーバ50は、T750でジョブ情報JI1をメモリ64から削除することに応じて、ジョブ情報JI1を削除したことを示す削除完了通知をPC10に送信してもよい。PC10は、サーバ50から削除完了通知を受信するまでジョブ情報削除指示をサーバ50に定期的に送信してもよい。本変形例でも、サーバ50は、T770において、ジョブID「J1」を含まないリスト画面データをプリンタ90に送信するので、T780において、プリンタ90では、ジョブID「J1」を含まないリスト画面が表示される。従って、ジョブID「J1」が選択されたにも関わらず、PC10からプリンタ90に印刷データPD1が送信されないという事象の発生を防ぐことができる。
(変形例8)サーバ50は、図4のT292、図5のT412、及び、図6のT612の処理を実行しなくてもよい。本変形例では、「削除部」を省略可能である。
(変形例9)「プリンタ」は、プリンタ90に限られず、印刷機能と他の機能(例えば、スキャン機能、FAX機能等)とを実行可能な多機能機であってもよい。
(変形例10)各実施例では、CPU32がソフトウェア(即ちアプリ38)を実行することによって、図3〜図10の各処理が実現される。これに代えて、図3〜図10の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:インターネット、6:AP、10,20:PC、12、操作部、14:表示部、16,56:ネットワークインターフェース、30,60:制御部、32,62:CPU、34,64:メモリ、36:OSプログラム、38:印刷アプリケーション、40:ホットフォルダ、50:印刷仲介サーバ、66:プログラム、90:プリンタ
Claims (12)
- 印刷仲介サーバのコンピュータを、
印刷対象の画像を表わす印刷データを記憶している端末装置から、前記印刷仲介サーバの通信インターフェースを用いて、インターネットを介して、前記印刷データを特定する特定情報を受信する特定情報受信部と、
前記端末装置から前記特定情報が受信される場合に、前記特定情報に関連する第1の情報を前記印刷仲介サーバのメモリに記憶する第1の記憶制御部と、
前記第1の情報が前記メモリに記憶された後に、前記端末装置が、前記印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、前記印刷データを前記プリンタに送信不可能な第2の状態に変化したことを検出する検出部と、
前記端末装置が前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことが検出される場合に、前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態から、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態に変更する第2の記憶制御部と、
前記プリンタから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタに画面を表示させるために利用される画面情報の送信を要求するための画面情報要求を受信する画面情報要求受信部と、
前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記特定情報を選択可能な態様を有する第1の選択画面を前記プリンタに表示させるための第1の画面情報を前記プリンタに送信し、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面を前記プリンタに表示させるための第2の画面情報を前記プリンタに送信する画面情報送信部と、
前記プリンタに表示される前記第1の選択画面において前記特定情報が選択される場合に、前記プリンタから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記印刷データの送信を要求するための印刷データ要求であって、前記特定情報を含む前記印刷データ要求を受信する印刷データ要求受信部と、
前記プリンタから前記印刷データ要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタへの前記印刷データの送信を前記端末装置に実行させるための所定情報を前記端末装置に送信する所定情報送信部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。 - 前記第1の情報は、前記端末装置が前記第1の状態であることを示すステータス情報を含み、
前記第1の記憶制御部は、前記端末装置から前記特定情報が受信される場合に、前記特定情報と前記第1の情報とを関連付けて前記メモリに記憶する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第2の記憶制御部は、前記特定情報と前記第1の情報とが関連付けて前記メモリに記憶された後に、前記端末装置が前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことが検出される場合に、前記特定情報に関連付けて、前記第1の情報に代えて、前記端末装置が前記第2の状態であることを示す第2の情報を前記メモリに記憶する、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
- 前記第1の状態は、前記端末装置のユーザが、前記端末装置を介して前記印刷仲介サーバにログインしている状態であり、
前記第2の状態は、前記ユーザが、前記端末装置を介して前記印刷仲介サーバにログインしていない状態である、請求項3に記載のコンピュータプログラム。 - 前記画面情報送信部は、
前記特定情報に関連付けて前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記特定情報を含む前記第1の画面情報を前記プリンタに送信し、
前記特定情報に関連付けて前記第2の情報が前記メモリに記憶されている状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記特定情報を含まない前記第2の画面情報を前記プリンタに送信する、請求項3又は4に記載のコンピュータプログラム。 - 前記コンピュータプログラムは、前記印刷仲介サーバのコンピュータを、さらに、
前記特定情報に関連付けて前記第2の情報が前記メモリに記憶された後に、前記端末装置が前記第2の状態から前記第1の状態に変化したことが検出される場合に、前記特定情報に関連付けて、前記第2の情報に代えて、前記第1の情報を前記メモリに記憶する第3の記憶制御部として機能させる、請求項3から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。 - 前記コンピュータプログラムは、前記印刷仲介サーバのコンピュータを、さらに、
前記端末装置から、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、ユーザを識別する第1のユーザ情報を受信するユーザ情報受信部として機能させ、
前記第1の記憶制御部は、前記端末装置から前記特定情報と前記第1のユーザ情報とが受信される場合に、前記第1の情報と、前記第1のユーザ情報と、を関連付けて前記メモリに記憶し、
前記画面情報送信部は、前記第1の情報と前記第1のユーザ情報とが前記メモリに記憶されている状態において、前記プリンタから、前記第1のユーザ情報に関係する第2のユーザ情報を含む前記画面情報要求が受信される場合に、前記特定情報を選択可能な態様を有する前記第1の選択画面を前記プリンタに表示させるための前記第1の画面情報を前記プリンタに送信する、請求項1から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。 - 前記第2の記憶制御部は、前記第1の情報が前記メモリに記憶された後に、前記端末装置が、前記印刷データを記憶している状態である前記第1の状態から、前記印刷データを記憶していない状態である前記第2の状態に変化したことが検出される場合に、前記メモリから前記第1の情報を削除する、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
- 前記コンピュータプログラムは、前記印刷仲介サーバのコンピュータを、さらに、
前記所定情報が前記端末装置に送信された結果として、前記プリンタへの前記印刷データの送信が前記端末装置によって実行される場合に、前記メモリから前記第1の情報を削除する削除部として機能させる、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。 - 端末装置のコンピュータを、
印刷対象の画像を表わす印刷データを前記端末装置のメモリに記憶する記憶制御部と、
前記端末装置の通信インターフェースを用いて、インターネットを介して、前記印刷データを特定する特定情報を印刷仲介サーバに送信する特定情報送信部であって、前記印刷仲介サーバでは、前記端末装置から前記特定情報が受信される場合に、前記特定情報に関連する第1の情報が記憶される、前記特定情報送信部と、
前記端末装置が、前記印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、前記印刷データを前記プリンタに送信不可能な第2の状態に変化する場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記端末装置が前記第2の状態に変化したことを示す状態通知を前記印刷仲介サーバに送信する状態通知送信部であって、前記印刷仲介サーバでは、前記状態通知が受信される場合に、前記第1の情報が記憶されている状態から、前記第1の情報が記憶されていない状態に変更され、前記印刷仲介サーバは、前記第1の情報が前記印刷仲介サーバに記憶されている状態において、前記プリンタから、前記プリンタに画面を表示させるために利用される画面情報の送信を要求するための画面情報要求を受信する場合に、前記特定情報を選択可能な態様を有する第1の選択画面を前記プリンタに表示させるための第1の画面情報を前記プリンタに送信し、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態において、前記プリンタから前記画面情報要求を受信する場合に、前記特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面を前記プリンタに表示させるための第2の画面情報を前記プリンタに送信する、前記状態通知送信部と、
前記プリンタに表示される前記第1の選択画面において前記特定情報が選択される場合に、前記印刷仲介サーバから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタへの前記印刷データの送信を前記端末装置に実行させるための所定情報を受信する所定情報受信部と、
前記印刷仲介サーバから前記所定情報が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記印刷データを前記プリンタに送信する印刷データ送信部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。 - 前記第1の状態は、前記端末装置が前記印刷データを前記メモリに記憶している状態を含み、
前記第2の状態は、前記端末装置が前記印刷データを前記メモリに記憶していない状態を含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム。 - 印刷仲介サーバであって、
通信インターフェースと、
メモリと、
印刷対象の画像を表わす印刷データを記憶している端末装置から、前記通信インターフェースを用いて、インターネットを介して、前記印刷データを特定する特定情報を受信する特定情報受信部と、
前記端末装置から前記特定情報が受信される場合に、前記特定情報に関連する第1の情報を前記メモリに記憶する第1の記憶制御部と、
前記第1の情報が前記メモリに記憶された後に、前記端末装置が、前記印刷データをプリンタに送信可能な第1の状態から、前記印刷データを前記プリンタに送信不可能な第2の状態に変化したことを検出する検出部と、
前記端末装置が前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことが検出される場合に、前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態から、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態に変更する第2の記憶制御部と、
前記プリンタから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタに画面を表示させるために利用される画面情報の送信を要求するための画面情報要求を受信する画面情報要求受信部と、
前記第1の情報が前記メモリに記憶されている状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記特定情報を選択可能な態様を有する第1の選択画面を前記プリンタに表示させるための第1の画面情報を前記プリンタに送信し、前記第1の情報が前記メモリに記憶されていない状態において、前記プリンタから前記画面情報要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記特定情報を選択不可能な態様を有する第2の選択画面を前記プリンタに表示させるための第2の画面情報を前記プリンタに送信する画面情報送信部と、
前記プリンタに表示される前記第1の選択画面において前記特定情報が選択される場合に、前記プリンタから、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記印刷データの送信を要求するための印刷データ要求であって、前記特定情報を含む前記印刷データ要求を受信する印刷データ要求受信部と、
前記プリンタから前記印刷データ要求が受信される場合に、前記通信インターフェースを用いて、前記インターネットを介して、前記プリンタへの前記印刷データの送信を前記端末装置に実行させるための所定情報を前記端末装置に送信する所定情報送信部と、
を備える、印刷仲介サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017161587A JP2019040371A (ja) | 2017-08-24 | 2017-08-24 | 印刷仲介サーバ、印刷仲介サーバのためのコンピュータプログラム、及び、端末装置のためのコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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---|---|
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ID=65727577
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7435227B2 (ja) | 2020-05-12 | 2024-02-21 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷システム、印刷装置、サーバー、及び、印刷方法 |
JP7484400B2 (ja) | 2020-05-12 | 2024-05-16 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷システム、印刷装置、サーバー、及び、印刷方法 |
-
2017
- 2017-08-24 JP JP2017161587A patent/JP2019040371A/ja active Pending
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