JP2018173779A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信装置に関係する管理情報を管理サーバに適切に記憶させるための技術を提供する。【解決手段】第1の通信装置は、通信インタフェースと、第1の通信設定情報を利用して、第1の通信装置に関係する管理情報を管理サーバに送信し、記憶させるための第1の送信処理を実行する第1の送信部と、第1の通信装置が所属するローカルエリアネットワークに接続されている1個以上の通信装置のうち、管理情報を管理サーバに記憶させる設定をされた第2の通信装置から、第2の通信設定情報を受信する受信部と、第1の送信処理が失敗した場合に、第1の通信設定情報に代えて第2の通信設定情報を利用して、前記管理情報を前記管理サーバに送信し、記憶させるための第2の送信処理を実行する第2の送信部とを備える。【選択図】図3
Description
本明細書では、通信装置に関係する情報をサーバに送信するための技術を開示する。
特許文献1には、クライアントPCと、印刷機器と、収集サーバと、を備える印刷結果情報管理システムが開示されている。クライアントPCは、印刷指示を印刷機器に送信する場合に、当該印刷指示に対応する印刷ログをログ保管先に生成する。クライアントPCは、通常状態において、30秒毎にログ保管先を監視し、当該ログ保管先に印刷ログが蓄積されている場合に、当該印刷ログを収集サーバに転送する転送処理を実行する。また、クライアントPCは、収集サーバへの印刷ログの転送が失敗した場合に、通常状態から転送休止状態に遷移する。クライアントPCは、転送休止状態において、1時間毎に転送処理を実行する。
クライアントPCには、収集サーバと通信を実行するための通信設定情報が設定される。しかしながら、クライアントPCは、当該通信設定情報が正しく設定されていない場合には、収集サーバと通信を実行することができない。
本明細書では、第1の通信装置に関係する第1の関係情報を第1のサーバに適切に記憶させるための技術を提供する。
本明細書によって開示される第1の通信装置は、第1のサーバと通信を実行するための第1の通信設定情報を記憶するためのメモリと、通信インタフェースと、前記メモリ内の前記第1の通信設定情報を利用して、前記通信インタフェースを介して、前記第1の通信装置に関係する第1の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための第1の送信処理を実行する第1の送信部であって、前記第1のサーバは、前記第1の通信装置を含む複数個の通信装置のそれぞれから当該通信装置に関係する関係情報を受信して、受信済みの関係情報を記憶するためのサーバである、前記第1の送信部と、前記第1の通信装置が所属するローカルエリアネットワークに接続されている1個以上の通信装置のうち、送信処理を実行すべき第1の設定と、前記送信処理を実行しない第2の設定と、のうちの前記第1の設定に設定された第2の通信装置から、前記通信インタフェースを介して、前記第1のサーバと通信を実行するための第2の通信設定情報を受信する受信部であって、前記送信処理は、前記第2の通信装置に関係する第2の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第2の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための処理である、前記受信部と、前記第1の送信処理が失敗する場合に、前記第1の通信設定情報に代えて前記第2の通信設定情報を利用して、前記通信インタフェースを介して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための第2の送信処理を実行する第2の送信部と、を備える。
上記の構成によると、第1の通信装置は、第1の通信設定情報を利用した第1の送信処理が失敗する場合に、第1の設定が設定された第2の通信装置から受信される第2の通信設定情報を利用した第2の送信処理を実行する。従って、第1の通信装置は、第1の関係情報を第1のサーバに適切に記憶させることができる。
上記の第1の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の第1の通信装置と、1個以上のデバイス(例えば、第2の通信装置及び/又は第1のサーバ)と、を備える通信システムも、新規で有用である。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、複数個のプリンタ10、60と、メールサーバ100と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocolの略)サーバ110と、DNS(Domain Name Systemの略)サーバ120と、SNTP(Simple Network Time Protocolの略)サーバ130と、Proxyサーバ140と、データ管理サーバ200と、端末300と、を備える。プリンタ10、プリンタ60、及び、各サーバ100〜140は、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている(即ちLAN4に所属している)。LAN4は、本実施例では有線LANであるが、変形例では無線LANであってもよい。データ管理サーバ200及び端末300は、インターネット6に接続されている。
図1に示すように、通信システム2は、複数個のプリンタ10、60と、メールサーバ100と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocolの略)サーバ110と、DNS(Domain Name Systemの略)サーバ120と、SNTP(Simple Network Time Protocolの略)サーバ130と、Proxyサーバ140と、データ管理サーバ200と、端末300と、を備える。プリンタ10、プリンタ60、及び、各サーバ100〜140は、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている(即ちLAN4に所属している)。LAN4は、本実施例では有線LANであるが、変形例では無線LANであってもよい。データ管理サーバ200及び端末300は、インターネット6に接続されている。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、印刷機能を実行可能な周辺装置(例えば図示省略のPC等の周辺装置)である。プリンタ10は、プリンタ10のベンダによって提供されるサービスであるMPS(Managed Print serviceの略)機能をサポートしている。MPSは、複数個のプリンタのそれぞれの印刷ログ情報をデータ管理サーバ200で一括して管理し、最適な印刷環境(例えばLAN4に接続されるプリンタの最適な台数等)の提案を行なうためのサービスである。以下では、MPS機能が有効化されている状態、無効化されている状態を、それぞれ、「ON」、「OFF」で表現する。プリンタ10は、MPS機能が「ON」に設定されている状態では、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に送信し、MPS機能が「OFF」に設定されている状態では、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に送信しない。本実施例では、プリンタ10においてMPS機能が「ON」に設定されている状態を想定している。
プリンタ10は、印刷機能を実行可能な周辺装置(例えば図示省略のPC等の周辺装置)である。プリンタ10は、プリンタ10のベンダによって提供されるサービスであるMPS(Managed Print serviceの略)機能をサポートしている。MPSは、複数個のプリンタのそれぞれの印刷ログ情報をデータ管理サーバ200で一括して管理し、最適な印刷環境(例えばLAN4に接続されるプリンタの最適な台数等)の提案を行なうためのサービスである。以下では、MPS機能が有効化されている状態、無効化されている状態を、それぞれ、「ON」、「OFF」で表現する。プリンタ10は、MPS機能が「ON」に設定されている状態では、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に送信し、MPS機能が「OFF」に設定されている状態では、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に送信しない。本実施例では、プリンタ10においてMPS機能が「ON」に設定されている状態を想定している。
プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、有線インタフェース(以下ではインタフェースを「I/F」と記載する)20と、制御部30と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、文字列、アイコン画像等を利用して様々な情報を表示可能なディスプレイであり、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。有線I/F20は、有線通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、プログラム36の他に、印刷ログ情報38と、プリンタ10のIPアドレス40aと、通信設定情報42と、メール設定情報44と、を記憶する。
印刷ログ情報38は、プリンタ10の使用履歴を示す情報であり、カラー印刷及びモノクロ印刷に利用された印刷用紙の総枚数である総印刷枚数と、カラー印刷に利用された印刷用紙の枚数であるカラー印刷枚数と、を含む。印刷ログ情報38は、データ管理サーバ200に定期的に(例えば毎日)送信される。
IPアドレス40aは、LAN4上でプリンタ10を識別するためのローカルIPアドレスである。本実施例では、IPアドレス40aは、DHCPサーバ110によってプリンタ10に割り当てられることを想定している。
通信設定情報42は、LAN4内の各サーバ110〜140との通信を実行するための情報である。プリンタ10は、各サーバ110〜140との通信を適切に実行可能である場合には、通常、インターネット6上のデータ管理サーバ200との通信も実行可能である。従って、通信設定情報42は、データ管理サーバ200との通信を実行するための情報である。通信設定情報42は、DHCPサーバ110に関係するDHCP情報、DNSサーバ120に関係するDNS情報、SNTPサーバ130に関係するSNTP情報、及び、Proxyサーバ140に関係するProxy情報を含む。各情報は、プリンタ10の管理者(以下では「プリンタ管理者」と呼ぶ)によって指定され、各サーバ110〜140のIPアドレス、ポート番号等を含む。
メール設定情報44は、LAN4内のメールサーバ100との通信を実行するための情報である。メール設定情報44は、プリンタ管理者によって指定され、メールサーバ100のIPアドレス100a、ポート番号、POP(Post Office Protocolの略)設定、SMTP(Simple Mail Transfer Protocolの略)設定等を含む。メール設定情報44は、さらに、データ管理サーバ200の管理者に割り当てられているメールアドレスを含む。当該メールアドレスは、プリンタ10の出荷時からメモリ34に予め記憶されている。なお、変形例として、当該メールアドレスは、プリンタ10の出荷後、プリンタ管理者等によってメモリ34に登録されてもよい。
(プリンタ60の構成)
プリンタ60は、プリンタ10と同様の構成を備える。また、プリンタ60では、MPS機能が「ON」に設定されている。このために、プリンタ60は、プリンタ60の印刷ログ情報をデータ管理サーバ200に定期的に送信する。そして、プリンタ60は、最新の印刷ログ情報の送信に成功しているので、「成功」を示す通信結果情報を記憶しており、さらに、最新の印刷ログ情報の送信日時(即ち成功日時)を記憶している。
プリンタ60は、プリンタ10と同様の構成を備える。また、プリンタ60では、MPS機能が「ON」に設定されている。このために、プリンタ60は、プリンタ60の印刷ログ情報をデータ管理サーバ200に定期的に送信する。そして、プリンタ60は、最新の印刷ログ情報の送信に成功しているので、「成功」を示す通信結果情報を記憶しており、さらに、最新の印刷ログ情報の送信日時(即ち成功日時)を記憶している。
(各サーバ100〜140の構成)
メールサーバ100は、LAN4に接続されている機器(例えばプリンタ10)とインターネット6上の他のメールサーバとの間の電子メールの通信を中継する。
メールサーバ100は、LAN4に接続されている機器(例えばプリンタ10)とインターネット6上の他のメールサーバとの間の電子メールの通信を中継する。
DHCPサーバ110は、LAN4に接続されている機器からの要求に応じて、当該機器にIPアドレス及びサブネットマスクを割り当てる。
DNSサーバ120は、LAN4に接続されている各機器について、当該機器のノード名(即ちデバイス名)と、当該機器のローカルIPアドレスと、を対応付けて記憶する。これにより、DNSサーバ120は、LAN4に接続されている第1の機器から第2の機器のノード名を受信することに応じて、第2の機器のIPアドレスを第1の機器に通知することができる。また、DNSサーバ120は、インターネット6上の他のDNSサーバ(図示省略)にアクセスして、インターネット6上の機器(例えばデータ管理サーバ200)のグローバルIPアドレスを取得することができる。
SNTPサーバ130は、日時を管理するためのサーバである。具体的には、SNTPサーバ130は、LAN4に接続されている機器から問い合わせ信号を受信することに応じて、現在日時を示す情報を当該機器に送信する。これにより、当該機器は、現在日時を知ることができる。SNTPサーバ130によって管理される現在日時は、データ管理サーバ200によって管理される現在日時と同じである。即ち、SNTPサーバ130は、LAN4に接続されている各機器で利用される現在日時とデータ管理サーバ200で利用される現在日時と、を同期させる。
Proxyサーバ140は、LAN4に接続されている各機器と、インターネット6上の機器(例えばデータ管理サーバ200)と、の間の通信を中継する。
(データ管理サーバ200の構成)
データ管理サーバ200は、プリンタ10、60のベンダによってインターネット6上に設置される。データ管理サーバ200は、MPS機能が「ON」に設定されている機器(例えば、プリンタ10、60)から印刷ログ情報を受信して記憶する。
データ管理サーバ200は、プリンタ10、60のベンダによってインターネット6上に設置される。データ管理サーバ200は、MPS機能が「ON」に設定されている機器(例えば、プリンタ10、60)から印刷ログ情報を受信して記憶する。
(端末300の構成)
端末300は、データ管理サーバ200の管理者によって利用される端末である。端末300は、携帯電話、スマートフォン、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末であってもよいし、デスクトップPCなどの据置型の端末であってもよい。端末300は、プリンタ10内のメール設定情報44に含まれるメールアドレス宛に送信される電子メールを受信するための設定を有する。このために、端末300は、プリンタ10から受信される電子メールを受信することができる。
端末300は、データ管理サーバ200の管理者によって利用される端末である。端末300は、携帯電話、スマートフォン、PDA、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末であってもよいし、デスクトップPCなどの据置型の端末であってもよい。端末300は、プリンタ10内のメール設定情報44に含まれるメールアドレス宛に送信される電子メールを受信するための設定を有する。このために、端末300は、プリンタ10から受信される電子メールを受信することができる。
(プリンタが実行する処理;図2)
続いて、図2を参照して、プリンタ10のCPU32がプログラム36に従って実行する処理の内容を説明する。CPU32は、MPS機能が「ON」に設定されている場合に、図2の処理を実行する。なお、図2で実行される全ての通信は、有線I/F20を介した通信である。このため、以下の説明では、「有線I/F20を介して」という説明を省略する。
続いて、図2を参照して、プリンタ10のCPU32がプログラム36に従って実行する処理の内容を説明する。CPU32は、MPS機能が「ON」に設定されている場合に、図2の処理を実行する。なお、図2で実行される全ての通信は、有線I/F20を介した通信である。このため、以下の説明では、「有線I/F20を介して」という説明を省略する。
S10において、CPU32は、プリンタ管理者によって予め設定されているログ送信時刻(例えば「22:00」)が到来することを監視する。CPU32は、通信設定情報42内のSNTP情報を利用して、SNTPサーバ130に定期的に現在日時を問い合わせており、その結果として取得される現在日時がログ送信時刻に一致する場合に、S10でYESと判断して、S12に進む。
S12において、CPU32は、通信設定情報42を利用して、ログ情報をデータ管理サーバ200に送信することを試みる。上述したように、CPU32は、通信設定情報42内のSNTP情報を利用して、SNTPサーバ130から現在日時を取得する。また、CPU32は、通信設定情報42内のDHCP情報を利用して、DHCPサーバ110に定期的にIPアドレスを問い合わせており、その結果としてプリンタ10のローカルIPアドレス40aを取得する。
また、CPU32は、通信設定情報42内のDNS情報を利用して、メモリ34内に予め記憶されているデータ管理サーバ200のURL(Uniform Resource Locatorの略)をDNSサーバ120に送信する。この場合、DNSサーバ120は、当該URLに対応するグローバルIPアドレスをインターネット6上の他のDNSサーバに問い合わせて、当該グローバルIPアドレスを取得してプリンタ10に送信する。これにより、CPU32は、データ管理サーバ200のグローバルIPアドレスを取得する。
次いで、CPU32は、通信設定情報42内のProxy情報を利用して、ログ情報をProxyサーバ140に送信する。ログ情報は、プリンタ10のシリアル番号と、メモリ34内の印刷ログ情報38と、SNTPサーバ130から取得された現在日時を示す日時情報と、を含む。また、ログ情報は、DHCPサーバ110から取得されたプリンタ10のローカルIPアドレス40aを送信元のIPアドレスとして含み、DNSサーバ120から取得されたデータ管理サーバ200のグローバルIPアドレスを送信先のIPアドレスとして含む。これにより、CPU32は、Proxyサーバ140を介して、ログ情報をデータ管理サーバ200に送信する。
S14において、CPU32は、データ管理サーバ200へのログ情報の送信が成功したのか否かを判断する。メモリ34内の通信設定情報42が適切に設定されている場合には、通常、ログ情報の送信が成功する。この場合、CPU32は、データ管理サーバ200から「成功」を示す応答信号を受信し、S14でYESと判断してS10に戻る。図示省略しているが、CPU32は、「成功」を示す通信結果情報と、ログ情報の送信日時(即ち成功日時)と、をメモリ34に記憶させる。一方、CPU32は、データ管理サーバ200から「成功」を示す応答信号を受信しない場合、即ち、ログ情報の送信に失敗する場合には、S14でNOと判断してS20に進む。ログ情報の送信に失敗するいくつかのケースを以下に説明する。
まず、通信設定情報42内のDHCP情報が適切でないことに起因して、ログ情報の送信に失敗するケースを説明する。例えば、正しいDHCP情報が過去に設定されていたが、ユーザによって誤った操作が実行されることに起因して、当該DHCP情報が変更される状況を想定する。この場合、DHCPサーバ110からIPアドレスを取得可能である状況から、DHCPサーバ110からIPアドレスを取得不可能である状況に変更される。後者の状況においてS12が実行される際には、プリンタ10は、前者の状況において取得されたプリンタ10のIPアドレスを送信元のIPアドレスとして含むログ情報を送信する。ただし、DHCPサーバ110が当該IPアドレスに一致するIPアドレスをLAN4内の他の機器に割り当てている可能性がある。即ち、LAN4において、プリンタ10のIPアドレスと、他の機器のIPアドレスと、が重複し得る。この場合、Proxyサーバ140は、データ管理サーバ200から応答信号を受信する場合に、応答信号をプリンタ10ではなく当該他の機器に送信し得る。この結果、CPU32は、応答信号を受信することができず、ログ情報の送信に失敗したと判断する(S14でNO)。
次いで、通信設定情報42内のDNS情報が適切でないことに起因して、ログ情報の送信に失敗するケースを説明する。CPU32は、DNS情報が適切でない場合には、DNSサーバ120からデータ管理サーバ200のグローバルIPアドレスを取得することができない。この結果、CPU32は、ログ情報を送信することができないので、応答信号を受信することができず、ログ情報の送信に失敗したと判断する(S14でNO)。
次いで、通信設定情報42内のSNTP情報が適切でないことに起因して、ログ情報の送信に失敗するケースを説明する。CPU32は、SNTP情報が適切でない場合には、SNTPサーバ130から現在日時を取得することができず、この結果、プリンタ10で利用される現在日時と、データ管理サーバ200で利用される現在日時と、が大きく異なり得る。この場合、データ管理サーバ200は、プリンタ10から取得されたログ情報内の日時情報によって示される現在日時と、データ管理サーバ200で利用される現在日時と、が大きく異なるので、当該ログ情報を破棄し、応答信号を送信しない。この結果、CPU32は、応答信号を受信することができず、ログ情報の送信に失敗したと判断する(S14でNO)。
最後に、通信設定情報42内のProxy情報が適切でないことに起因して、ログ情報の送信に失敗するケースを説明する。CPU32は、Proxy情報が適切でない場合には、ログ情報をProxyサーバ140に送信することができないので、応答信号を受信することができず、ログ情報の送信に失敗したと判断する(S14でNO)。
S20において、CPU32は、ブロードキャストによって検索信号を送信する。検索信号は、MPS機能が「ON」に設定されている機器に応答信号の送信を要求するための信号である。即ち、検索信号は、MPS機能が「OFF」に設定されている機器から応答信号を受信しないための信号である。
S22において、CPU32は、S20で送信された検索信号に対する応答信号を受信するのか否かを判断する。応答信号は、当該応答信号の送信元の機器によって実行された最新のログ情報の送信結果を示す通信結果情報を含む。応答信号は、「成功」を示す通信結果情報を含む場合には、さらに、成功日時を示す日時情報を含む。CPU32は、1個以上の応答信号を受信する場合に、S22でYESと判断し、S30に進む。一方、CPU32は、検索信号を送信してから所定時間が経過しても、1個の応答信号も受信しない場合に、S22でNOと判断し、S34に進む。上述のように、CPU32は、MPS機能が「OFF」に設定されている機器から応答信号を受信せずに、MPS機能が「ON」に設定されている機器から応答信号を受信することができる。従って、LAN4に接続されている各機器から、MPS機能「ON」又は「OFF」を示す情報を含む応答信号を受信し、当該各機器の中からMPS機能が「ON」に設定されている機器を特定する構成と比べて、プリンタ10の通信負荷及び処理負荷を低減させることができる。
S30において、CPU32は、S22で受信された1個以上の応答信号の中に、「成功」を示す通信結果情報を含む応答信号(以下では「成功応答信号」と呼ぶ)が存在するのか否かを判断する。CPU32は、1個以上の成功応答信号が存在すると判断する場合(S30でYES)に、S32に進む。以下では、成功応答信号の送信元の機器のことを「成功機器」と呼ぶ。S20〜S30の処理において、CPU32は、LAN4に接続されている各機器の中から、1個以上の成功機器を特定することができる。また、CPU32は、1個の成功応答信号も存在しないと判断する場合(S30でNO)に、S34に進む。
S32において、CPU32は、S30で特定された1個以上の成功機器のそれぞれについて、当該成功機器から受信された成功応答信号に含まれる日時情報によって示される成功日時と、現在日時と、の差分時間(以下では「第1の経過時間」と呼ぶ)が、第1の所定時間(例えば30分)未満であるのか否かを判断する。CPU32は、第1の経過時間が第1の所定時間未満である成功機器が存在する場合に、S32でYESと判断して、S40に進む。これにより、CPU32は、当該成功機器を後述のS40の処理の対象の成功機器(以下では「対象成功機器」と呼ぶ)として特定する。なお、CPU32は、第1の経過時間が第1の所定時間未満である2個以上の成功機器が存在する場合には、当該2個以上の成功機器のうち、第1の経過時間が最も短い成功機器を対象成功機器として特定する。一方、CPU32は、第1の経過時間が第1の所定時間未満である1個の成功機器も存在しない場合に、S32でNOと判断して、S34に進む。
S34において、CPU32は、S20の検索信号の送信回数が3回に到達したのか否かを判断する。CPU32は、送信回数が3回に到達した場合に、S34でYESと判断し、S50に進む。一方、CPU32は、送信回数が1回又は2回である場合に、S34でNOと判断して、S36に進む。
S36において、CPU32は、最新の検索信号を送信してからの経過時間(以下では「第2の経過時間」と呼ぶ)が、第2の所定時間(例えば10分)を経過することを監視する。CPU32は、第2の経過時間が第2の所定時間を経過する場合に、S36でYESと判断し、S20に戻る。即ち、CPU32は、送信回数が3回に到達するまで、第2の所定時間が経過する度に、検索信号の送信を繰り返す。第2の経過時間が第2の所定時間を経過するまでの間に、LAN4内において、MPS機能が「OFF」から「ON」に変更される機器があったり(S22でYES)、新たな成功機器が登場したり(S30でYES)、第1の経過時間が第1の所定時間未満である成功機器が登場したりし得る(S32でYES)。従って、CPU32は、検索信号を繰り返し送信することによって、対象成功機器を特定する可能性を高めることができる。特に、CPU32は、S36で第2の所定時間待機した後に、検索信号を再び送信する。このために、S22、S30、又は、S32でNOと判断された直後に検索信号を再び送信する構成と比べると、検索信号の送信頻度を低くすることができる。この結果、プリンタ10の通信負荷及び処理負荷を軽減させることができる。
S40において、CPU32は、対象成功機器から受信された成功応答信号に含まれる対象成功機器のIPアドレスを送信先として(即ちユニキャストによって)、通信設定情報要求を対象成功機器に送信する。当該要求は、対象成功機器に記憶されている通信設定情報(即ち、DHCP情報、DNS情報、SNTP情報、Proxy情報)の送信を要求するための信号である。そして、CPU32は、対象成功機器から通信設定情報(以下では「対象通信設定情報」)を含む応答信号を受信すると、S42に進む。S30及びS32でYESと判断された対象成功機器から受信される対象通信設定情報は、各サーバ110〜140との通信を適切に実行可能な情報である可能性が高い。このような対象通信設定情報を利用すれば、後述のS44においてログ情報の送信が成功する可能性を高めることができる。
S42において、CPU32は、メモリ34内の通信設定情報42に代えて、S40で受信された対象通信設定情報を利用して、ログ情報をデータ管理サーバ200に送信することを試みる。この処理は、対象通信設定情報が利用される点を除くと、S12と同様である。即ち、ここで送信されるログ情報は、プリンタ10のシリアル番号と、メモリ34内の印刷ログ情報38と、対象通信設定情報内のSNTP情報を利用してSNTPサーバ130から取得された現在日時を示す日時情報と、を含む。また、ログ情報は、対象通信設定情報内のDHCP情報を利用してDHCPサーバ110から取得されたプリンタ10のローカルIPアドレスを送信元のIPアドレスとして含み、対象通信設定情報内のDNS情報を利用してDNSサーバ120から取得されたデータ管理サーバ200のグローバルIPアドレスを送信先のIPアドレスとして含む。そして、CPU32は、対象通信設定情報内のProxy情報を利用して、ログ情報をProxyサーバ140に送信する。
S44は、S14と同様である。CPU32は、データ管理サーバ200から応答信号を受信する場合に、S44でYESと判断し、S46に進み、データ管理サーバ200から応答信号を受信しない場合に、S44でNOと判断し、S50に進む。
S46において、CPU32は、メモリ34内の通信設定情報42を対象通信設定情報に更新する。これにより、今後、CPU32は、各サーバ110〜140との通信を適切に実行可能な通信設定情報、即ち、データ管理サーバ200との通信を適切に実行可能な通信設定情報を利用することができる。S46が終了すると、S10に戻る。
S50において、CPU32は、メモリ34内のメール設定情報44を利用して、メールサーバ100を介して、電子メールを送信する。当該電子メールは、プリンタ10のシリアル番号と、MPS機能を実行不可能であることを示すエラー情報と、を含む。当該電子メールの宛先は、メール設定情報44に含まれるメールアドレス、即ち、端末300に設定されているメールアドレスである。従って、電子メールは端末300で受信され、この結果、データ管理サーバ200の管理者(以下では「サーバ管理者」と呼ぶ)は、プリンタ10がMPS機能を実行不可能であることを知ることができる。
(具体的なシーケンス)
続いて、図2の処理によって実現される具体的なケースについて説明する。プリンタ10の通信設定情報42では、DHCP情報、DNS情報、及び、SNTP情報が適切に設定されている。一方、通信設定情報42内のProxy情報が適切に設定されていない。即ち、Proxy情報は、Proxyサーバ140のIPアドレスとは異なるIPアドレスを含む。
続いて、図2の処理によって実現される具体的なケースについて説明する。プリンタ10の通信設定情報42では、DHCP情報、DNS情報、及び、SNTP情報が適切に設定されている。一方、通信設定情報42内のProxy情報が適切に設定されていない。即ち、Proxy情報は、Proxyサーバ140のIPアドレスとは異なるIPアドレスを含む。
(ケースA;図3)
プリンタ60は、プリンタ10と同様に、図2の処理を実行する。そして、プリンタ60においてログ情報の送信が成功するので、プリンタ60には、「成功」を示す通信結果情報、及び、成功日時「21:45」が記憶されている。
プリンタ60は、プリンタ10と同様に、図2の処理を実行する。そして、プリンタ60においてログ情報の送信が成功するので、プリンタ60には、「成功」を示す通信結果情報、及び、成功日時「21:45」が記憶されている。
プリンタ10は、通信設定情報42内のSNTP情報を利用して、SNTPサーバ130から取得される現在日時D1がログ送信時刻「22:00」に一致すると(S10でYES)、T10において、通信設定情報42を利用して、ログ情報をデータ管理サーバ200に送信することを試みる(S12)。ログ情報は、プリンタ10のシリアル番号と、印刷ログ情報38と、を含む。印刷ログ情報38は、総印刷枚数として100枚を示し、カラー印刷枚数として20枚を示す。また、プリンタ10は、通信設定情報42内のDHCP情報を利用して、DHCPサーバ110からIPアドレス40aを取得済みであり、ログ情報は、さらに、当該IPアドレス40aを送信元IPアドレスとして含む。また、プリンタ10は、通信設定情報42内のDNS情報を利用して、DNSサーバ120から、データ管理サーバ200のグローバルIPアドレス200aを取得済みであり、ログ情報は、さらに、当該IPアドレス200aを送信先IPアドレスとして含む。ログ情報は、さらに、SNTPサーバ130から取得済みである上記の現在日時D1(即ち「22:00」)を示す日時情報を含む。そして、プリンタ10は、通信設定情報42内のProxy情報を利用して、ログ情報をProxyサーバ140に送信する。
上述のように、通信設定情報42内のProxy情報が適切に設定されていないので、Proxyサーバ140へのログ情報の送信が失敗し、この結果、データ管理サーバ200へのログ情報の送信が失敗する。このために、プリンタ10は、データ管理サーバ200から応答信号を受信せず(S14でNO)、T20において、ブロードキャストによって検索信号を送信する(S20)。
プリンタ10は、T22において、プリンタ60から、「成功」を示す通信結果情報と、成功日時「21:45」を示す日時情報と、を含む応答信号を受信する(S22でYES)。この場合、プリンタ10は、応答信号内の通信結果情報が「成功」を示すと判断し(S30でYES)、応答信号内の日時情報によって示される「21:45」と現在日時「22:00」との差分時間(即ち15分)が第1の所定時間(30分)未満であると判断し(S32でYES)、プリンタ60を対象成功機器として特定する。
次いで、プリンタ10は、T30において、通信設定情報要求を対象成功機器であるプリンタ60に送信し(S40)、T32において、プリンタ60から対象通信設定情報を受信する(S40)。対象通信設定情報内のDHCP情報、DNS情報、及び、SNTP情報は、通信設定情報内のDHCP情報、DNS情報、及び、SNTP情報と同じである。ただし、対象通信設定情報内のProxy情報は、通信設定情報内のProxy情報とは異なり、Proxyサーバ140の正しいIPアドレス等を含む。
T40では、プリンタ10は、T32で受信された対象通信設定情報を利用して、ログ情報をデータ管理サーバ200に送信することを試みる(S42)。ここで送信されるログ情報も、T10のログ情報と同様に、プリンタ10のシリアル番号と、印刷ログ情報38と、を含む。また、上述したように、対象通信設定情報内のDHCP情報及びDNS情報は、通信設定情報42内のDHCP情報及びDNS情報と同じである。従って、ここで送信されるログ情報も、T10のログ情報と同様に、IPアドレス40aを送信元IPアドレスとして含み、IPアドレス200aを送信先IPアドレスとして含む。プリンタ10は、対象通信設定情報内のSNTP情報(即ち通信設定情報42内のSNTP情報と同じ情報)を利用して、SNTPサーバ130から現在日時D2を取得し、ログ情報は、さらに、現在日時D2を示す日時情報を含む。そして、プリンタ10は、対象通信設定情報内の正しいProxy情報を利用して、ログ情報をProxyサーバ140に送信する。正しいProxy情報が利用されるので、ログ情報は、Proxyサーバ140を介してデータ管理サーバ200に適切に送信される。
データ管理サーバ200は、T40において、プリンタ10からログ情報を受信すると、ログ情報内の日時情報によって示される現在日時D2がデータ管理サーバ200で利用される現在日時と同期していると判断し、T42において、ログ情報内のシリアル番号と印刷ログ情報38とを対応付けて記憶する。そして、データ管理サーバ200は、T44において、応答信号をプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T44において、応答信号を受信すると、データ管理サーバ200へのログ情報の送信が成功したと判断し(S44でYES)、T46において、メモリ34内の通信設定情報42を対象通信設定情報に更新する(S46)。
(ケースAの効果)
上述したように、プリンタ10は、通信設定情報42が適切に設定されていない場合に、データ管理サーバ200への印刷ログ情報38の送信が失敗する(T10)。この場合、プリンタ10は、LAN4に接続されている1個以上の機器の中から、対象成功機器としてプリンタ60を特定し(T20、T22)、プリンタ60から対象通信設定情報を受信する(T30、T32)。そして、プリンタ10は、対象通信設定情報を利用して、印刷ログ情報38を含むログ情報をデータ管理サーバ200に送信する(T40)。これにより、プリンタ10は、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に適切に記憶させることができる。
上述したように、プリンタ10は、通信設定情報42が適切に設定されていない場合に、データ管理サーバ200への印刷ログ情報38の送信が失敗する(T10)。この場合、プリンタ10は、LAN4に接続されている1個以上の機器の中から、対象成功機器としてプリンタ60を特定し(T20、T22)、プリンタ60から対象通信設定情報を受信する(T30、T32)。そして、プリンタ10は、対象通信設定情報を利用して、印刷ログ情報38を含むログ情報をデータ管理サーバ200に送信する(T40)。これにより、プリンタ10は、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に適切に記憶させることができる。
本実施例によると、データ管理サーバ200は、LAN4に接続されている複数個のプリンタ10、60のそれぞれから、印刷ログ情報を受信して記憶することができる。この場合、サーバ管理者(即ち、プリンタ10、60のベンダ)は、複数個のプリンタのそれぞれの印刷ログ情報を解析して、最適な印刷環境(プリンタの台数、各プリンタのレイアウト)をプリンタ管理者に提案することができる(即ちMPSを提供することができる)。例えば、サーバ管理者は、プリンタ60の総印刷枚数がプリンタ10の総印刷枚数よりも極端に少ない場合には、プリンタ60の撤去を提案すると共に、プリンタ10の設置場所をプリンタ60の設置場所に近づけることを提案することができる。
(ケースB;図4)
ケースBでは、プリンタ60のMPS機能が「OFF」である。T110、T120は、図3のT10、T20と同様である。プリンタ10は、T120において、検索信号を送信しても、プリンタ60のMPS機能が「OFF」であるので、プリンタ60から応答信号を受信しない(S22でNO)。プリンタ10は、第2の所定時間が経過する度に(S36でYES)に、T122及びT124において、検索信号を送信することを繰り返す(S20)。プリンタ10は、送信回数が3回に到達する場合(S34でYES)に、T130において、メール設定情報44を利用して、プリンタ10のシリアル番号と、MPS機能を実行不可能であることを示すエラー情報と、を含む電子メールをメールサーバ100に送信する。これにより、電子メールは、メールサーバ100を介して、端末300に送信される(T140)。
ケースBでは、プリンタ60のMPS機能が「OFF」である。T110、T120は、図3のT10、T20と同様である。プリンタ10は、T120において、検索信号を送信しても、プリンタ60のMPS機能が「OFF」であるので、プリンタ60から応答信号を受信しない(S22でNO)。プリンタ10は、第2の所定時間が経過する度に(S36でYES)に、T122及びT124において、検索信号を送信することを繰り返す(S20)。プリンタ10は、送信回数が3回に到達する場合(S34でYES)に、T130において、メール設定情報44を利用して、プリンタ10のシリアル番号と、MPS機能を実行不可能であることを示すエラー情報と、を含む電子メールをメールサーバ100に送信する。これにより、電子メールは、メールサーバ100を介して、端末300に送信される(T140)。
(ケースBの効果)
上述したように、プリンタ10は、対象成功機器を特定することができない場合(T120〜T124)に、メール設定情報44を利用して、エラー情報を含む電子メールをメールサーバ100に送信する(T130)。これにより、サーバ管理者は、プリンタ10がMPS機能を実行不可能であることを知ることができ、プリンタ10の通信設定情報42が適切でない可能性があることをプリンタ管理者に知らせることができる。これにより、プリンタ管理者は、プリンタ10の通信設定情報を変更することができ、この結果、プリンタ10は、MPS機能を実行することができるようになる。
上述したように、プリンタ10は、対象成功機器を特定することができない場合(T120〜T124)に、メール設定情報44を利用して、エラー情報を含む電子メールをメールサーバ100に送信する(T130)。これにより、サーバ管理者は、プリンタ10がMPS機能を実行不可能であることを知ることができ、プリンタ10の通信設定情報42が適切でない可能性があることをプリンタ管理者に知らせることができる。これにより、プリンタ管理者は、プリンタ10の通信設定情報を変更することができ、この結果、プリンタ10は、MPS機能を実行することができるようになる。
(対応関係)
プリンタ10、プリンタ60、データ管理サーバ200、メールサーバ100が、それぞれ、「第1の通信装置」、「第2の通信装置」、「第1のサーバ」、「第2のサーバ」の一例である。プリンタ10の印刷ログ情報38、プリンタ60の印刷ログ情報が、それぞれ、「第1の関係情報」、「第2の関係情報」の一例である。通信設定情報42、対象通信設定情報が、それぞれ、「第1の通信設定情報」、「第2の通信設定情報」の一例である。MPS機能「ON」、MPS機能「OFF」が、それぞれ、「第1の設定」、「第2の設定」の一例である。「成功」を示す通信結果情報、「失敗」を示す通信結果情報が、それぞれ、「成功情報」、「失敗情報」の一例である。検索信号、検索信号に対する応答信号が、それぞれ、「特定の要求」、「特定の要求に対する応答」の一例である。メール設定情報44が、「特定の通信設定情報」の一例である。
プリンタ10、プリンタ60、データ管理サーバ200、メールサーバ100が、それぞれ、「第1の通信装置」、「第2の通信装置」、「第1のサーバ」、「第2のサーバ」の一例である。プリンタ10の印刷ログ情報38、プリンタ60の印刷ログ情報が、それぞれ、「第1の関係情報」、「第2の関係情報」の一例である。通信設定情報42、対象通信設定情報が、それぞれ、「第1の通信設定情報」、「第2の通信設定情報」の一例である。MPS機能「ON」、MPS機能「OFF」が、それぞれ、「第1の設定」、「第2の設定」の一例である。「成功」を示す通信結果情報、「失敗」を示す通信結果情報が、それぞれ、「成功情報」、「失敗情報」の一例である。検索信号、検索信号に対する応答信号が、それぞれ、「特定の要求」、「特定の要求に対する応答」の一例である。メール設定情報44が、「特定の通信設定情報」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)「第1の関係情報」は、プリンタ10に装着されているインクカートリッジ内のインク残量を示す情報、プリンタ10のエラー履歴を示す情報等を含んでいてもよい。一般的に言うと、「第1の関係情報」は、プリンタ10のステータス情報を含んでいてもよい。また、「第1の関係情報」は、プリンタ10を利用したユーザを示す情報、プリンタ10に印刷実行要求を送信した機器の情報等を含んでいてもよい。一般的に言うと、「第1の関係情報」は、プリンタ10に関係する情報であればよい。
(変形例2)図2のS20で送信される検索信号は、MPS機能が「ON」に設定されているプリンタに通信設定情報の送信を要求するための信号であってもよい。この場合、CPU32は、S30及びS32を省略して、検索信号の送信に応じて受信される通信設定情報を利用して、印刷ログ情報38をデータ管理サーバ200に送信する。本変形例では、「特定部」を省略可能である。
(変形例3)例えば、プリンタ管理者は、LAN4内の各プリンタについて、当該プリンタのMPS機能の設定(即ち「ON」、「OFF」)を調査しておき、調査結果を示すリストをプリンタ10に記憶させておいてもよい。この場合、CPU32は、S20〜S32に代えて、上記のリストを参照して、MPS機能が「ON」に設定されているプリンタを選択し、通信設定情報の送信を要求するための信号を当該プリンタにユニキャストによって送信してもよい。本変形例でも、「特定部」を省略可能である。
(変形例4)図2のS20〜S32において対象成功機器を特定する処理は、以下のように実行されてもよい。
(変形例4−1)S20で送信される検索信号は、MPS機能が「ON」に設定されており、かつ、「成功」を示す通信結果情報を有するプリンタに応答信号の送信を要求するための信号であってもよい。この場合、CPU32は、「失敗」を示す通信結果情報を有するプリンタから応答信号を受信しないので、S30を省略することができる。なお、本変形例において、応答信号は、成功日時を含んでいなくてもよい。この場合、S32も省略することができる。
(変形例4−2)S20で送信される検索信号は、LAN4に接続されている全ての機器に応答信号の送信を要求するための信号であってもよい。この場合、応答信号は、MPS機能が「ON」又は「OFF」であることを示す情報、通信結果情報、及び、成功日時を含む。CPU32は、各応答信号内の情報を利用して、MPS機能が「ON」に設定されており、かつ、「成功」を示す通信結果情報を有し、かつ、第1の経過時間が第1の所定時間未満であるプリンタを対象成功機器として特定する。本変形例も、「特定部」によって実行される処理の一例である。なお、本変形例において、応答信号は、通信結果情報と成功日時とのうちの少なくとも一方を含まなくてもよい。即ち、CPU32は、少なくともMPS機能が「ON」に設定されているプリンタを対象成功機器として特定すればよい。
(変形例5)CPU32は、対象成功機器を特定できない場合(S22、S30、S32でNO)に、検索信号を再送信しなくてもよい。この場合、S34、S36を省略可能である。また、CPU32は、対象成功機器を特定できない場合(S22、S30、S32でNO)に、エラー情報を送信しなくてもよい。この場合、S50を省略可能であり、一般的に言うと、「第3の送信部」を省略可能である。
(変形例6)CPU32は、データ管理サーバ200へのログ情報を送信する前(例えばログ送信時刻の5分前)に、S20〜S40の処理を実行して、対象通信設定情報を受信しておいてもよい。この場合、CPU32は、S14でNOと判断する場合に、S20〜S40を実行せずに、事前に受信済みである対象通信設定情報を利用して、ログ情報を再送信してもよい。即ち、「受信部」は、第1の送信処理が実行される前に、第2の通信設定情報を受信しておいてもよい。
(変形例7)T130で送信される電子メールは、エラー情報に加えて、又は、エラー情報に代えて、印刷ログ情報38を含んでいてもよい。
(変形例8)「通信装置」は、印刷機能のみを実行可能なプリンタ10でなくてもよく、多機能機、スキャナ、PC、サーバ等であってもよい。
(変形例9)上記の各実施例では、CPU32がプログラム36(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図4の各処理が実現される。これに代えて、図2〜図4の各処理のうちの少なくとも一部の処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:LAN、6:インターネット、10:プリンタ、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、20:有線I/F、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:印刷ログ情報、40:IPアドレス、42:通信設定情報、42:メール設定情報、100:メールサーバ、110:DHCPサーバ、120:DNSサーバ、130:SNTPサーバ、140:Proxyサーバ、200:データ管理サーバ、300:端末
Claims (11)
- 第1の通信装置であって、
第1のサーバと通信を実行するための第1の通信設定情報を記憶するためのメモリと、
通信インタフェースと、
前記メモリ内の前記第1の通信設定情報を利用して、前記通信インタフェースを介して、前記第1の通信装置に関係する第1の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための第1の送信処理を実行する第1の送信部であって、前記第1のサーバは、前記第1の通信装置を含む複数個の通信装置のそれぞれから当該通信装置に関係する関係情報を受信して、受信済みの関係情報を記憶するためのサーバである、前記第1の送信部と、
前記第1の通信装置が所属するローカルエリアネットワークに接続されている1個以上の通信装置のうち、送信処理を実行すべき第1の設定と、前記送信処理を実行しない第2の設定と、のうちの前記第1の設定に設定された第2の通信装置から、前記通信インタフェースを介して、前記第1のサーバと通信を実行するための第2の通信設定情報を受信する受信部であって、前記送信処理は、前記第2の通信装置に関係する第2の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第2の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための処理である、前記受信部と、
前記第1の送信処理が失敗する場合に、前記第1の通信設定情報に代えて前記第2の通信設定情報を利用して、前記通信インタフェースを介して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための第2の送信処理を実行する第2の送信部と、
を備える第1の通信装置。 - 前記第1の通信装置は、さらに、
前記通信インタフェースを介した通信を実行して、前記ローカルエリアネットワークに接続されている前記1個以上の通信装置の中から、前記第1の設定に設定された前記第2の通信装置を特定する特定部を備え、
前記受信部は、特定済みの前記第2の通信装置から、前記通信インタフェースを介して、前記第2の通信設定情報を受信する、請求項1に記載の第1の通信装置。 - 前記特定部は、前記通信インタフェースを介した前記通信を実行して、前記ローカルエリアネットワークに接続されている前記1個以上の通信装置の中から、前記第1の設定に設定された前記第2の通信装置であって、最新の前記送信処理が成功したことを示す成功情報と、最新の前記送信処理が失敗したことを示す失敗情報と、のうちの前記成功情報を記憶している前記第2の通信装置を特定する、請求項2に記載の第1の通信装置。
- 前記特定部は、
前記第1の設定に設定された前記第2の通信装置から、前記通信インタフェースを介して、最新の前記送信処理の成功日時を示す日時情報を含む前記成功情報を受信し、
前記成功情報に含まれる前記日時情報によって示される前記成功日時と現在日時との差分が第1の所定時間未満である前記第2の通信装置を特定する、請求項3に記載の第1の通信装置。 - 前記メモリは、さらに、前記第1のサーバとは異なる第2のサーバと通信を実行するための特定の通信設定情報を記憶であって、
前記通信装置は、さらに、
前記通信インタフェースを介した前記通信を実行しても、前記第1の設定に設定された1個の通信装置も特定することができない場合に、前記メモリ内の前記特定の通信設定情報を利用して、前記通信インタフェースを介して、前記第1の送信処理が失敗したことを示すエラー情報及び前記第1の関係情報のうちの少なくとも一方を前記第2のサーバに送信する第3の送信部を備える、請求項2から4のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記特定部は、
前記通信インタフェースを介して、特定の要求をブロードキャストによって前記ローカルエリアネットワークに送信し、
前記第2の設定に設定された通信装置から、前記通信インタフェースを介して、前記特定の要求に対する応答を受信せずに、前記第1の設定に設定された前記第2の通信装置から、前記通信インタフェースを介して、前記特定の要求に対する応答を受信することによって、前記第1の設定に設定された前記第2の通信装置を特定する、請求項2から5のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記特定部は、
前記通信インタフェースを介した前記通信を実行しても、前記第1の設定に設定された1個の通信装置も特定することができない場合に、第2の所定時間が経過した後に、前記通信インタフェースを介した前記通信を再度実行する、請求項2から6のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記特定部は、前記第1の送信処理が失敗する場合に、前記通信インタフェースを介した前記通信を実行して、前記第2の通信装置を特定する、請求項2から7のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記第1の通信設定情報及び前記第2の通信設定情報のそれぞれは、
Proxyサーバに関係するProxy情報と、
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocolの略)サーバに関係するDHCP情報と、
DNS(Domain Name Systemの略)サーバに関係するDNS情報と、
SNTP(Simple Network Time Protocolの略)サーバに関係するSNTP情報と、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記第1の通信装置は、印刷機能を実行可能であり、
前記第1の関係情報は、前記印刷機能の実行履歴を示す印刷ログ情報を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の通信装置。 - 第1の通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信装置に搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
前記通信装置のメモリ内の第1の通信設定情報であって、第1のサーバと通信を実行するための前記第1の通信設定情報を利用して、前記通信装置の通信インタフェースを介して、前記第1の通信装置に関係する第1の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための第1の送信処理を実行する第1の送信部であって、前記第1のサーバは、前記第1の通信装置を含む複数個の通信装置のそれぞれから当該通信装置に関係する関係情報を受信して、受信済みの関係情報を記憶するためのサーバである、前記第1の送信部と、
前記第1の通信装置が所属するローカルエリアネットワークに接続されている1個以上の通信装置のうち、送信処理を実行すべき第1の設定と、前記送信処理を実行しない第2の設定と、のうちの前記第1の設定に設定された第2の通信装置から、前記通信インタフェースを介して、前記第1のサーバと通信を実行するための第2の通信設定情報を受信する受信部であって、前記送信処理は、前記第2の通信装置に関係する第2の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第2の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための処理である、前記受信部と、
前記第1の送信処理が失敗する場合に、前記第1の通信設定情報に代えて前記第2の通信設定情報を利用して、前記通信インタフェースを介して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに送信して、前記第1の関係情報を前記第1のサーバに記憶させるための第2の送信処理を実行する第2の送信部と、
として機能させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2017071039A JP2018173779A (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 通信装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020135131A (ja) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置及び通信装置のためのコンピュータプログラム |
-
2017
- 2017-03-31 JP JP2017071039A patent/JP2018173779A/ja active Pending
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