JP2020101682A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消耗品が使用できる残り日数を正確に推定する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、1日当たりのトナー使用量を算出して、トナーの使用履歴の格納が許可されていればリストに算出した1日当たりのトナー使用量を格納し、使用履歴の格納が禁止されていればリストに算出した1日当たりのトナー使用量を格納しない処理(S100)と、トナーの使用履歴の格納が許可されている場合に、リストに格納される所定期間の1日当たりのトナー使用量に基づいて、ユーザによるトナーの消費傾向を表す特徴量を抽出し、トナーの使用履歴の格納が禁止されている場合に、特徴量を抽出しない処理(S102)と、特徴量に基づいて、トナーを使用できる残り日数である残日数を算出する処理(S103)と、残日数が所定の閾値以下である場合に、トナーボトルの配送を要求する配送要求信号を通知する処理(S104)と、行う。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置等の装置における消耗品の管理技術に関する。
画像形成装置の消耗品を管理するために、保守システムが構築される。保守システムは、例えば画像形成装置と保守サーバとをインターネット等のネットワークにより接続して構成される。画像形成装置は、消耗品の交換時期が近づいていることを検出した場合、保守サーバへ新たな消耗品の配送を要求する配送要求信号を通知する。保守サーバは、配送要求信号に応じて当該画像形成装置が設置されている職場等への新たな消耗品の配送を手配する。これによりユーザは、新しい消耗品を入手することができる。画像形成装置は、配送要求信号の通知時に、ディスプレイに交換時期が近づいていることをユーザに知らせる。これによりユーザビリティが向上する。
画像形成装置における消耗品は、トナーといった成果物に使用されることで消費される消耗品や、感光体といった成果物を生成するために動作する消耗品(消耗部品)のことである。成果物に使用されるトナーが画像形成装置を使用している最中に消費され尽くすと、ユーザが期待する成果物が作成できなくなってしまう。そのため消耗品は、無くなる前にユーザの元に配送される必要がある。
特許文献1の画像形成装置は、ユーザの消耗品(トナー)の使用履歴からトナー残量を予測してトナーボトルを使用できる残りの日数(以下、「残日数」と呼ぶ)を算出する。この画像形成装置は、残日数が所定日数を下回った場合に配送要求信号を保守サーバへ通知する。算出した残日数に応じて配送要求信号を保守サーバに通知することで、ユーザ毎にトナーの消費速度が異なる場合、或いはトナーの消費速度が変動する場合等にも、適切なタイミングでトナーボトルを配送することが可能である。
特開2017−37596号公報
消耗品は、ユーザによるプリント動作(以下、「ユーザプリント動作」と呼ぶ)時以外にも、消耗品交換時の初期動作やメンテナンス動作等の、突発的な画像形成装置の動作(以下、「非ユーザ動作」と呼ぶ)により消費されることがある。非ユーザ動作によって使用された消耗品の使用量をユーザの使用履歴に蓄積すると、ユーザプリント動作と非ユーザ動作とがユーザの使用履歴に混在することになる。これは、残日数の算出精度が低下する原因となる。
例えば、消耗品交換時の初期動作によってトナーが消費された場合、ユーザプリント動作による使用量に初期動作による使用量が加わり、消耗品交換時に多くのトナーが消費されたことが使用履歴に蓄積される。初期動作によるトナーの使用量は、一般的にユーザプリント動作時のトナーの使用量よりも多い。そのために画像形成装置は、今後も多くのトナーが使用され、トナーが早くなくなると判断してしまう。消耗品交換は突発的に行われる動作であり、初期動作以降はユーザプリント動作のみによりトナーが消費される。その結果、画像形成装置は、実際にはトナーボトルにトナーが十分あるにもかかわらず、配送要求信号を通知してしまう。
このように、残日数の算出の精度が低下した結果、配送要求信号が不適切なタイミングで通知される。そのために、消耗品残量が十分にある時点で消耗品がユーザの元に配送される「早配」、逆に消耗品がユーザの元に届く前になくなる「遅配」が発生する可能性がある。過度な「早配」は、配送された消耗品がユーザの元で放置されることで、消耗品の劣化が起きるリスクや、実際の交換前に消耗品が紛失するというリスクがある。「遅配」は消耗品の枯渇のために画像形成装置が使用不能の状況に陥り、成果物の生産を停止させてしまうことになる。
消耗品の配送を適切なタイミングで行うためには、残日数をできるだけ正確に推定する必要がある。
本発明は、上記のような問題に鑑み、消耗品が使用できる残り日数である残日数を正確に推定する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像形成に用いられる消耗品を有する画像形成装置であって、前記消耗品の1日当たりの使用量を算出して、前記消耗品の使用履歴の格納が許可されていれば所定のリストに算出した前記1日当たりの使用量を格納し、前記使用履歴の格納が禁止されていれば前記リストに算出した前記1日当たりの使用量を格納しない使用量算出手段と、前記消耗品の使用履歴の格納が許可されている場合に、前記リストに格納される所定期間の前記1日当たりの使用量に基づいて、ユーザによる前記消耗品の消費傾向を表す特徴量を抽出し、前記消耗品の使用履歴の格納が禁止されている場合に、前記特徴量を抽出しない抽出手段と、前記抽出手段で抽出された前記特徴量に基づいて、前記消耗品を使用できる残り日数である残日数を算出する残日数算出手段と、算出された前記残日数が所定の閾値以下である場合に、前記消耗品の配送を要求する配送要求信号を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、消耗品が使用できる残り日数である残日数を正確に推定して、消耗品の配送を適切なタイミングで行うことが可能となる。
画像形成装置の構成図。 トナーの補給動作の説明図。 コントローラの説明図。 消耗品の配送管理処理を表すフローチャート。 トナー使用量算出処理を表すフローチャート。 (a)は1日当たりのトナー使用量の例示図、(b)はトナーボトル内のトナー残量の例示図。 特徴量の抽出処理を表すフローチャート。 残日数の算出処理を表すフローチャート。 操作パネルに表示される残日数の例示図。 配送要求信号の通知判断処理を表すフローチャート。 トナーボトル内のトナーの残量推移の例示図。 従来技術による残日数の説明図。 (a)、(b)は、本実施形態による残日数の説明図。 メンテナンスモードのトナー使用量算出処理を表すフローチャート。
本発明の画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。本実施形態の画像形成装置には、電子写真方式、オフセット印刷方式、インクジェット方式等の種々の方式が適用可能である。ここでは、電子写真方式を用いた画像形成装置101について説明する。
画像形成装置101は、4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応する複数の画像形成部110Y、110M、110C、110Kが、中間転写ベルト1に沿って配置される中間転写タンデム方式である。符号末尾の、Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックを表す。なお、以下の説明において、色別に説明する必要が無い場合は、符号末尾のY、M、C、Kを省略する。画像形成部110Yはイエローのトナー像を形成し、画像形成部110Mはマゼンタのトナー像を形成し、画像形成部110Cはシアンのトナー像を形成し、画像形成部110Kはブラックのトナー像を形成する。各色のトナー像は、画像形成部110Y、110M、110C、110Kから中間転写ベルト1に重畳するように転写される。中間転写ベルト1は、紙搬送部150により搬送される記録材Sにトナー像を転写することで、記録材Sに画像を形成する。記録材Sに転写されたトナー像は定着器158により記録材Sに定着される。
画像形成部110Y、110M、110C、110Kには、トナーボトル140Y、140M、140C、140Kから対応する色のトナーが補給される。トナーボトル140Y、140M、140C、140Kは画像形成装置101に着脱可能に構成されている。トナーボトル140Y内にはイエローのトナー、トナーボトル140M内にはマゼンタのトナー、トナーボトル140C内にはシアンのトナー、トナーボトル140K内にはブラックのトナーが収容されている。トナーボトル140Y、140M、140C、140Kは、画像形成装置101に設けられたボトルマウントに装着されることで、補給口に設けられた補給口シャッタが解放される。トナーボトル140からのトナーの補給動作の詳細は後述する。
紙搬送部150による記録材Sの搬送処理について説明する。記録材Sは、記録材収納部151に収納されており、リフトアップ部152上に積載される。記録材Sは、給紙ローラ153により記録材収納部151から給紙搬送パス154へ給紙される。給紙動作は、画像形成部110Y、110M、110C、110Kの画像形成のタイミングに応じて開始される。記録材Sは、給紙搬送パス154をレジストローラ155まで搬送される。レジストローラ155は、搬送方向に対する記録材Sの斜行補正を行い、搬送を再開するタイミングを調整して記録材Sを二次転写部へ搬送する。二次転写部は、対向して配置された2つの転写部材である二次転写内駆動ローラ2及び二次転写外駆動ローラ156により構成される転写ニップ部である。二次転写部は、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが付与されることで、中間転写ベルト1から記録材Sへトナー像の転写を行う。
記録材Sが二次転写部まで搬送されるタイミングにあわせて、トナー像を二次転写部まで搬送する画像形成プロセスについて説明する。画像形成部110Y、110M、110C、110Kは、形成するトナー像の色が異なるのみであり、同様の構成により同様の動作を行う。以下に、画像形成部110Yの構成及び動作について説明し、他の画像形成部110M、110C、110Kの説明については省略する。
トナー像形成部としての画像形成部Yは、像担持体である感光体111、帯電器112、現像器114、一次転写ローラ115、及び感光体クリーナ116を備える。画像形成部Yの近傍には、レーザ及びポリゴンミラー補正系レンズを含むスキャナユニット117が設けられる。感光体111は、ドラム形状であり、矢印m方向に回転する。帯電器112は、感光体111の表面を一様に帯電する。スキャナユニット117は、形成する画像を表す画像ピクセル情報(画像を構成する各画素の位置等の情報)に応じて変調したレーザ光を、感光体111の帯電された表面(露光部113)に照射する。これにより感光体111の表面に画像ピクセル情報に応じた静電潜像が形成される。現像器114は、感光体111上に形成された静電潜像を、静電帯電したイエローのトナー(現像剤)により現像する。これにより感光体111上にイエロートナー像が形成される。同様に、画像形成部Mの感光体にはマゼンタのトナー像が形成され、画像形成部Cの感光体にはシアンのトナー像が形成され、画像形成部Kの感光体にはブラックのトナー像が形成される。
一次転写ローラ115は、所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが付与されることで、中間転写ベルト1上に感光体111からイエローのトナー像を転写する。転写後に感光体111上に残った転写残トナーは、感光体クリーナ116により回収される。感光体111は、転写残トナーの回収により次の画像形成に備える。同様に、画像形成部Mの感光体に形成されたマゼンタのトナー像、画像形成部Cの感光体に形成されたシアンのトナー像、及び画像形成部Kの感光体に形成されたブラックのトナー像が、順次、イエローのトナー像に重畳して中間転写ベルト1に転写される。
以上のような各色の画像形成プロセスが、画像形成部110Y、110M、110C、110Kにより並列に行われる。各画像形成部110Y、110M、110C、110Kで行われる画像形成プロセスは、各色のトナー像が中間転写ベルト1に順次重畳して転写されるタイミングで行われる。その結果、最終的にフルカラーのトナー像が中間転写ベルト1上に形成される。フルカラーのトナー像は、中間転写ベルト1により二次転写部へ搬送される。本実施形態では、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの4色のトナー像を形成する構成について説明したが、色数はこれに限定されない。また、画像形成部110の並びも図1に示す構成に限定されない。
中間転写ベルト1は、中間転写ベルトユニット102に含まれる。中間転写ベルトユニット102は、中間転写ベルト1を張架する二次転写内駆動ローラ2、テンションローラ3、及び二次転写前ローラ4を備える。二次転写内駆動ローラ2は、駆動部材と二次転写内部材とを兼ねる。テンションローラ3は、中間転写ベルト1に所定の張力を付与する。二次転写前ローラ4は、張架部材である。中間転写ベルト1は、二次転写内駆動ローラ2により矢印V方向に搬送駆動されるベルト部材である。中間転写ベルト1は、搬送駆動されることで各画像形成部110から転写されたトナー像を二次転写部へ搬送する。
矢印Vが示す中間転写ベルト1の搬送方向に対して、二次転写前ローラ4は二次転写内駆動ローラ2の上流側に配置され、テンションローラ3は二次転写内駆動ローラ2の下流側に配置される。テンションローラ3と二次転写前ローラ4との間には、各画像形成部110の一次転写ローラ115が配設される。テンションローラ3及び二次転写前ローラ4は、駆動力が付与されず、中間転写ベルト1の搬送に従動して回転する。
テンションローラ3は、矢印T方向(テンションローラ3と二次転写前ローラ4との間に張架された中間転写ベルト1の方向)に移動可能であり、不図示の付勢部により中間転写ベルト1に張力を与える方向に付勢される。二次転写内駆動ローラ2は、中間転写ベルト1にテンションローラ3による張力が与えられた状態で摩擦力により中間転写ベルト1を搬送可能であるように、外周面が導電性EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)により形成される。二次転写内駆動ローラ2の外周面の初期摩擦抵抗μは1.0〜1.5程度に設定されている。なお、二次転写内駆動ローラ2の材質や外周面の初期摩擦抵抗は、上述の構成に限定されるものではない。テンションローラ3の中間転写ベルト1を挟んで対向する位置には、中間転写ベルト1に残ったトナーを除去する中間転写クリーナ50が、テンションローラ3に対して固定的に取り付けられる。
中間転写ベルト1は、本実施形態では、ポリイミドで形成された、周長792[mm]、幅346[mm]、厚さ60[μm]のエンドレスベルトである。なお、中間転写ベルト1の材料は、これに限定されるものではなく、例えば、ポリカーボネート、PVDF、ETFE、PTFE等により形成されたエンドレスベルトを用いることができる。また、中間転写ベルト1を張架するローラの数は図1の構成に限定されるものではない。
以上のようにして二次転写部に記録材S及びトナー像が搬送されてくる。二次転写部は、中間転写ベルト1に形成されたフルカラーのトナー像を記録材S上に二次転写する。トナー像が転写された記録材Sは、二次転写部から定着前搬送部157を介して定着器158へ搬送される。
定着器158は様々な構成及び方式があるが、本実施形態では、対向して配置される定着ローラ159と加圧ローラ160とを備える。定着器158は、定着ローラ159と加圧ローラ160とで形成される定着ニップ内で所定の加圧力と熱量を記録材Sに付与することで、記録材S上にトナー像を溶融固着させる。定着ローラ159は、内部に熱源となるヒータを備える。加圧ローラ160は定着ローラ159に向かって付勢されている。
画像定着された記録材Sは、フラッパ163により、定着器158から、排紙反転ローラ161或いは両面搬送パス164へ搬送される。記録材Sを排紙トレイ162へ排出する場合、フラッパ163は、記録材Sを排紙反転ローラ161側へ搬送する。両面への画像形成(両面印刷)を行う場合、フラッパ163は、記録材Sを一旦排紙反転ローラ161側へ搬送する。その後、排紙反転ローラ161は、スイッチバック動作を行うことで記録材Sの先後端を入れ替える。その間にフラッパ163は、切り替わって先後端が入れ替わった記録材Sを両面搬送パス164へ導く。
その後、給紙ローラ153より搬送されてくる後続ジョブの記録材とのタイミングを合わせて、記録材Sは、再給紙パス165から給紙搬送パス154に合流し、裏面(2面目)への画像形成が行われる。同様に二次転写部へと送られる。裏面(2面目)への画像形成プロセスは、先述の表面(1面目)の場合と同様である。
(トナーボトルから現像器へのトナー補給)
図2は、トナーボトルから現像器114への消耗品であるトナーの補給動作の説明図である。画像形成プロセスでは、現像器114がトナーにより静電潜像を現像する。現像器114は、内部にトナーを収容しており、現像動作によりトナーを消費する。そのために、画像形成プロセスが行われるたびに、現像器114内のトナーが減少する。現像器114は、トナーが減少するためにトナーボトル140からトナーを補給される必要がある。
現像器114は、収容するトナーの量を検知する現像トナー量検知センサ131を備える。また、現像器114は、ホッパ132を介してトナーボトル140に内部が連通する。現像トナー量検知センサ131により検知された現像器114内のトナー量が一定量を下回った場合、現像器114はホッパ132に収容されるトナーが補給される。ホッパ132は、内部に補給スクリュー133を備える。補給スクリュー133の回転量が制御されることで、ホッパ132から現像器114へ供給されるトナーの量が一定量に保たれる。
ホッパ132内に収容されるトナー量が所定量以下になると、補給スクリュー133の回転量によらず、ホッパ132から現像器114へ正確な量のトナー補給ができなくなる。ホッパ132は、収容するトナーの量を検知するホッパトナー量検知センサ134を備える。ホッパトナー量検知センサ134により検知されたホッパ132内のトナー量が一定量を下回った場合、ホッパ132はトナーボトル140に収容されるトナーが補給される。
なお、現像トナー量検知センサ131及びホッパトナー量検知センサ134は、例えば透磁率を測定するインダクタンスセンサや、圧電振動子を用いた粉体レベルセンサを用いることができるが、これらに限られるものではない。
上記の通りトナーボトル140は、画像形成装置101に設けられる不図示のボトルマウントに着脱可能に構成される。トナーボトル140の補給口は、ボトルマウントに装着されることで補給口シャッタが開放される。トナーボトル140は内部に螺旋状のトナー搬送部が形成される。トナーボトル140は、ホッパ132へのトナー補給が指示された場合に、回転することでトナー搬送部によりトナーを補給口方向へ搬送する。そして、トナーボトル140内のトナーがトナーボトル140の補給口からホッパ132に補給される。
このように、現像器114で消費されるトナーは、トナーボトル140から供給される。そのために、画像形成プロセスが行われることでトナーボトル140内のトナーが減少する。トナーが減少したトナーボトル140は新しいトナーボトルに交換される。これにより画像形成装置101は、画像形成プロセスを継続して実行することが可能である。
(トナーボトル交換)
トナーボトル140からホッパ132へのトナーの補給動作が所定回数続けられてもホッパトナー量検知センサ134がホッパ132内の一定量以上のトナーを検知しない場合、画像形成装置101は、トナーボトル140内のトナーがなくなったと判断する。この場合、画像形成装置101は、ユーザにトナーボトル140の交換を促す。ただし、画像形成プロセスは、現像トナー量検知センサ131が現像器114内の一定量以上のトナーを検知しなくなるまで継続可能である。
トナーボトル140が交換されると、画像形成装置101は、ホッパトナー量検知センサ134がホッパ132内の一定量以上のトナーを検知するまで、トナーボトル140からホッパ132へのトナーの補給動作を実行する。この間、現像トナー量検知センサ131が検知する現像器114内のトナー量が一定量を下回っていれば、画像形成装置101は、補給スクリュー133を制御してホッパ132から現像器114へのトナーの補給を行う。ホッパトナー量検知センサ134がホッパ132内の一定量以上のトナーを検知すると、画像形成装置101は、トナーボトル140からホッパ132へのトナーの補給動作を停止する。
(コントローラ)
図3は、画像形成装置101の動作を制御するためにコントローラの説明図である。コントローラ30は、画像形成動作(搬送処理、画像形成プロセス)の制御の他に、画像形成時に使用される消耗品の配送管理を行う。コントローラ30は、画像形成装置101内部に設けられる。ここでは、消耗品がトナーである場合について説明する。
コントローラ30は、スキャナユニット117、トナーボトルメモリ304、及び操作パネル171に接続される。また、コントローラ30は、公衆回線等のネットワークを介して保守サーバ307と通信可能に接続される。
トナーボトルメモリ304は、トナーボトル140に設けられており、トナーボトル140の内部に収容されるトナーの残量を表すトナー残量情報を格納する。トナーボトル140が未使用の場合、トナーボトルメモリ304には、生産時に充填されたトナー量がトナー残量情報の初期値として格納される。トナーボトルメモリ304に格納されるトナー残量情報は、コントローラ30によって書き換え可能に管理されている。また、トナーボトルメモリ304には、保守サーバ307に後述の配送要求信号が通知されたか否かを判別するための情報が格納される。
操作パネル171は、キーボタン、タッチパネル等の入力装置と、ディスプレイ等の出力装置とを組み合わせたユーザインタフェースである。操作パネル171は、画像形成装置101に設けられており、指示等をコントローラ30へ送信し、コントローラ30の制御によりディスプレイに画像表示を行う。
保守サーバ307は、画像形成装置101とネットワークを介して接続される外部のサーバ装置であり、コントローラ30からの信号に応じた表示を行うディスプレイを備える。保守サーバ307は、画像形成装置101の販売元が運営する保守サービス機関に設置される。
コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)200、ROM(Read Only Memory)201、及びRAM(Random Access Memory)202を備える情報処理装置である。CPU200は、ROM201に格納されるコンピュータプログラムを、RAM202を作業領域に用いて実行することで、画像形成装置101の動作を制御する。CPU200、ROM201、及びRAM202は、バスBを介して通信可能に接続される。バスBには、この他に画像処理部301、トナー補給処理部303、及び通信部203が接続される。また、バスBにはトナーボトルメモリ304及び操作パネル171が接続される。
CPU200は、不図示の外部装置又は操作パネル171から印刷ジョブが入力されると、画像処理部301に、印刷ジョブに応じた指示を送信する。画像処理部301は、画像形成する画像に応じた画像ピクセル情報を生成する。画像処理部301は、画像ピクセル情報に応じて、レーザ発光指令を生成してスキャナユニット117へ送信する。スキャナユニット117は、レーザ発光指令により発光タイミングが制御される。画像ピクセル情報は、トナー使用量の予測にも用いられる。
CPU200は、トナーボトルメモリ304から取得したトナー残量情報から後述の方法で算出されるトナー使用量の予測値を逐次減算することで新しいトナー残量を算出する。CPU200は算出した新しいトナー残量に応じてトナー残量情報を更新する。CPU200は保守サーバ307に新たなトナーボトルの配送を要求する配送要求信号を、後述の方法で決定したタイミングで通信部203を介して通知する。
トナー補給処理部303は、上述のように現像トナー量検知センサ131及びホッパトナー量検知センサ134の検知結果に基づいて補給スクリュー133及びトナーボトル140の動作タイミングを決定し、それぞれを駆動するためのモータを回転駆動させる。トナー補給処理部303は、トナーボトル140を回転動作させた回数をトナー補給回数として計数し、RAM202に格納する。
(消耗品の配送管理)
以上のような画像形成装置101による消耗品の配送管理処理について説明する。ここれは、消耗品はトナーであり、トナーボトル140の配送管理が行われる。CPU200は、トナーを使用できる残り日数である残日数を予測し、残日数に応じてトナーボトルの配送要求信号を保守サーバ307へ通知する。図4は、このような消耗品の配送管理処理を表すフローチャートである。CPU200は、所定の固定周期、例えば1秒に1回の周期で配送管理処理を行う。
CPU200は、トナー補給情報及び画像ピクセル情報に基づいてトナー使用量を算出する(S100)。トナー補給情報は、例えばRAM202に格納されるトナー補給回数であり、トナーボトル140から補給されたトナー量を表す。トナー使用量の予測処理の詳細は後述する。
トナー使用量を算出したCPU200は、日付を確認して、前回、1日当たりのトナー使用量を取得した日から日付が進行したか否かを判断する(S101)。日付が進行している場合(S101:Y)、CPU200は、ユーザによる過去の所定期間のトナー使用量の平均値及び標準偏差を算出して、該ユーザの画像形成装置101を使用する特徴量を抽出する(S102)。特徴量の抽出処理の詳細は後述する。
特徴量の抽出後にCPU200は、トナーボトル140内のトナーの残日数を算出する(S103)。日付が進行していない場合(S101:N)、CPU200は特徴量の抽出を行わずにトナーボトル140内のトナーの残日数を算出する(S103)。残日数の算出処理の詳細は後述する。CPU200は、トナーボトル140内のトナーの残日数とトナーボトル140の配送に必要な日数とから、トナー(トナーボトル140)の配送要求信号を通知するか否かを判断する(S104)。配送要求信号の通知判断処理の詳細は後述する。以上によりCPU200は、1回の配送管理処理を終了する。
図5は、S100のトナー使用量算出処理を表すフローチャートである。ここでは、CPU200が時刻Tのタイミングでこの処理を行う場合について説明する。前回この処理が行われたタイミングは時刻T−1である。
CPU200は、トナーボトルメモリ304に格納されている前回の処理時のトナーボトル140のトナー残量情報(トナー残量WT-1)を取得する(S200)。トナー残量WT-1は、前回CPU200が行った処理により算出されてトナーボトルメモリ304に格納されたトナー残量である。トナーボトル140が新たに装着されて最初にCPU200が図5の処理を行う場合には、トナー残量WT-1は、初期値であるトナーボトル140の生産時に充填されたトナー量である。
CPU200は、画像処理部301から画像ピクセル情報Pを取得し、RAM202からトナー補給回数Nを取得する(S201)。画像ピクセル情報Pは、これまでに画像形成及び出力を行った画素数の累計値を表す。トナー補給回数Nは、これまでにトナーボトル140を回転動作させた回数の累計値を表す。
CPU200は、画像ピクセル情報Pが表す画素数から、前回の処理時に取得した画像ピクセル情報PT-1が表す画素数を減算した結果であるΔPを算出する。また、CPU200は、トナー補給回数Nから、前回の処理時に取得したトナー補給回数NT-1を減算した結果であるΔNを算出する(S202)。
CPU200は、算出したΔP、ΔN、1画素当たりのトナー使用量の代表値、及びトナー補給回数1回当たりのトナー使用量の代表値により、現時刻Tにおいて使用されると推定される1回のトナー使用量の推定量(推定使用量Q)を算出する(S203)。推定使用量Qは、例えば以下の式により算出される。推定使用量Qの単位はミリグラムである。
Q=(0.015×ΔP+180×ΔN)/2
この式では、1画素当たりのトナー使用量の代表値=0.015[mg]、トナー補給回数1回当たりのトナー使用量の代表値=180[mg]である。この式は、出力画像に基づいた推定トナー使用量とトナーボトル140からのトナー供給量に基づいた推定トナー使用量との平均を用いて、現時刻Tにおいて使用されると推定されるトナーの推定使用量Qを求めるための計算式である。
次にCPU200は、1日当たりのトナーの使用量を演算する。前回演算時に求めた当日の累積トナー使用量CT-1に推定使用量Qを加算して、時刻T時点での当日の累積トナー使用量CTを算出する(S204)。さらにCPU200は、トナー残量WT-1から推定使用量Qを減算して時刻T時点でのトナー残量WTを算出する(S205)。CPU200は、トナーボトルメモリ304に格納されるトナー残量情報を、算出した時刻T時短のトナー残量WTに応じて更新する(S206)。
CPU200は、トナーボトル140の交換時の初期動作が行われているかどうかを判断する(S207)。初期動作が行われている場合(S207:Y)、CPU200は、履歴格納禁止フラグをオンに設定する(S208)。履歴格納禁止フラグは、後述する過去使用量リストに1日あたりのトナー使用量をRAM202に格納するか否かを判断するために使用される。履歴格納禁止フラグにより、ユーザによる消耗品の使用履歴の格納を許可するか或いは格納を禁止するかが設定される。履歴格納禁止フラグは、通常はオフに設定される。初期動作が行われていない場合(S207:N)、履歴格納禁止フラグはオフのままである。その後、CPU200は、日付を確認して、前回、トナー使用量算出処理を行った日から日付が進行したか否かを判断する(S209)。日付が進行している場合(S209:Y)、CPU200は、履歴格納禁止フラグの状態を確認する(S210)。
履歴格納禁止フラグがオフの場合(S210:Y)、CPU200は、当日の累積トナー使用量CTを、1日あたりのトナー使用量として確定して過去使用量リストに格納する(S211)。過去使用量リストとは、1日当たりのトナー使用量の履歴を記憶するリストであり、RAM202に格納される。その後、CPU200は、特徴量抽出許可フラグをオンに設定する(S212)。特徴量抽出許可フラグとは、図4のS102の特徴量の抽出処理の実行可否を判断するために使用するフラグである。特徴量抽出許可フラグがオンの場合、図4のS102の特徴量の抽出処理が実行される。
なお、履歴格納禁止フラグがオンの場合(S210:N)、CPU200は、特徴量抽出許可フラグをオフに設定する(S213)。特徴量抽出許可フラグがオフの場合、図4のS102の特徴量の抽出処理が実行されない。
特徴量抽出許可フラグの設定後、CPU200は、当日の累積トナー使用量CTを0クリアし(S214)、履歴格納禁止フラグをオフに設定して処理を終了する(S215)。なお、日付が進行していない場合(S209:N)、CPU200はS210以降の処理を行わずにこの処理を終了する。そのために当日の累積トナー使用量CTが0リセットされることなくこの処理が終了する。この場合、次回以降の処理(S204の処理)の実行時に、当日の累積トナー使用量CTに、S203の処理で算出した推定使用量Qが累積される。
図6は、1日当たりのトナー使用量とトナーボトル140内のトナー残量の例示図である。図6(a)は、ユーザの1日当たりのトナー使用量(累積トナー使用量CT)の変化を例示する。各点が各日の1日当たりのトナー使用量である。図6(a)では、トナーの使用開始から70日経過した時点のトナー使用量の変化を示す。図6(b)は、トナー初期量(0日)から1日当たりのトナー使用量を減算して、日々のトナー残量の推移を例示する。図6(b)では、70日経過時点のトナー残量が「W」である。
図7は、S102の特徴量の抽出処理を表すフローチャートである。特徴量は、ユーザが画像形成装置101を使用するときの消耗品の消費傾向を表しており、ここでは、1日当たりのトナー使用量の平均値及び1日当たりのトナー使用量の標準偏差を用いる。
CPU200は、図5のS212、S213の処理で設定された特徴量抽出許可フラグの状態を確認して特徴量を抽出するか否かを判断する(S301)。特徴量許可フラグがオフの場合(S301:N)、CPU200は、この処理を終了する。この場合、特徴量は抽出されない。つまり、トナーボトル140の交換時の初期動作が行われている間、特徴量は抽出されない。
特徴量許可フラグがオンの場合(S301:Y)、CPU200は、RAM202から図5のS211の処理で更新された過去使用量リストを取得する(S302)。CPU200は、取得した過去使用量リストに過去の所定期間(i日分)のデータが格納されているか否かを判断する(S303)。ここで、過去のi日分のデータの有無を判断するのは、後述する残日数を予測するために過去のi日分のトナー使用量が必要となるためである。
過去のi日分のトナー使用量のデータが格納されている場合(S303:Y)、CPU200は、特徴量として、過去の所定期間の1日毎のトナー使用量の平均値UAVE及び過去の所定期間の1日毎のトナー使用量の標準偏差σを算出する(S304)。所定期間をi日、n日前のトナー使用量をUnとすると、平均値UAVE及び標準偏差σは以下の式で算出される。CPU200は、算出した平均値UAVE及び標準偏差σをRAM202に格納して処理を終了する(S305)。なお、過去のi日分のトナー使用量のデータが格納されていない場合(S303:N)、CPU200は、特徴量(平均値UAVE及び標準偏差σ)を抽出せずに処理を終了する。
本実施形態では、過去の所定期間をi日=30日としている。残日数を精度よく算出するには30日分のトナー使用量が必要であるという実験結果が得られたためである。ただし、所定期間(i日)の日数は任意に変更可能なものである。
図8は、S103の残日数の算出処理を表すフローチャートである。CPU200は、残日数の予測に過去の所定期間(i日分)のトナー使用量のデータを用いる。
CPU200は、過去使用量リストに過去の所定期間(i日分)のトナー使用量のデータが格納されているか否かを判断する(S401)。過去の所定期間のトナー使用量のデータが格納されている場合(S401:Y)、CPU200は、図5のS205の処理で算出したトナー残量WTをトナーボトルメモリ304から取得する(S402)。CPU200は、図6のS305でRAM202に格納した平均値UAVE及び標準偏差σを取得する(S403)。CPU200は、予めRAM202に格納してある残量予測誤差σL及び遅配確率変数rを取得する(S404)。なお、残量予測誤差σLは実験によって算出された予測誤差であり、遅配確率変数rはどれだけの遅配発生確率を許容するかを任意に設定できる変数である。遅配確率変数rが大きいほど遅配発生確率が小さくなり且つ早配確率が大きくなる。CPU200は、取得したトナー残量WT、標準偏差σ、残量予測誤差σL、及び遅配確率変数rに基づいて、トナーボトル140からトナーが無くなるまでの残日数Dを算出する(S405)。残日数Dの算出方法は後述する。
過去の所定期間のトナー使用量のデータが格納されていない場合(S401:N)、CPU200は、残日数Dを所定日数、本実施形態では999日に設定する(S410)。「999日」は、後述する操作パネル171上に残日数が未確定である旨を表示するために予め決められた値であり、残日数が未確定であることが明らかにできるのであれば他の値であってもよい。
CPU200は、残日数Dを操作パネル171のディスプレイに表示する(S406)。図9は、操作パネル171に表示される残日数Dの例示図である。表示は消耗品管理画面600に消耗品の種別毎に表示される。ここで、ブラックのトナーKは、過去の所定期間のトナー使用量のデータが無く、残日数Dが999日になっていることを表す。この場合、消耗品管理画面600に残日数が表示されず、「―――」が表示される。なお、本実施形態では残日数表示を「―――」としているが、正しく求められた残日数と区別がつけばよいだけであり、「学習中」や「999日」であってもよい。
S405の残日数の算出方法について詳細に説明する。なお、残日数Dは、この先D日間は過去の所定期間i日の使い方の特徴が継続されるという仮定で算出される。
算出には、以下の値が用いられる。
D日後のトナー使用量(中心値) :UAVE×D
D日後のトナー使用量の標準偏差 :(σ×D)1/2

D日後の残量の予測誤差 :σL
遅配確率変数 :r
トナー残量 :W
図6(b)により、トナー残量Wは、以下の式で表される。
UAVE×D+r×(σ×D)1/2=W
この式から残日数Dは、以下の式で算出される。
CPU200は、以上のような式により残日数Dを算出する。ここで、消耗品の中でもトナーボトル140のように無くなることで画像形成装置101の動作が停止してしまうようなものについては、最短となる残日数Dminを採用することで停止のリスクを最大限回避する。また、遅配確率変数rを調整することによって、遅配を防ぐ確率を任意に設定することが可能である。なお、S102の特徴量の抽出処理で特徴量が抽出されない場合、CPU200は、S403の処理で最新の平均値UAVE及び標準偏差σを取得することができない。この場合、CPU200は、過去にRAM202に格納された平均値UAVE及び標準偏差σを用いて残日数Dを算出することになる。
図10は、S104の配送要求信号の通知判断処理を表すフローチャートである。CPU200は、図8のS405の処理或いはS410の処理で算出した残日数Dと所定の配送閾値とを比較する(S601)。配送閾値は、配送元から配送先へ消耗品を配送するために必要な日数に基づいて設定され、本実施形態では7日としている。残日数Dが配送閾値よりも大きい場合(S601:N)、CPU200は、消耗品(トナーボトル140)の配送を要求せずにこの処理を終了する。残日数Dが配送閾値以下である場合(S601:Y)、CPU200は、消耗品としてトナーボトル140に収容されるトナーがまもなく使い切られると判断する。この場合、CPU200は、配送要求信号通知フラグを確認する(S602)。配送要求信号通知フラグは、配送要求信号が通知済みであるか否かを表す。CPU200は、配送要求信号通知フラグがオンである場合に(S602:N)、配送要求信号が通知済みであると判断するために、この処理を終了する。
配送要求信号通知フラグがオフの場合(S602:Y)、CPU200は、交換用のトナーボトルの配送要求信号を操作パネル171へ送信するとともに、通信部203を介して外部の保守サーバ307へ配送要求信号を通知する(S603)。CPU200は、配送要求信号通知フラグをオンにしてトナーボトルメモリ304に記憶する(S604)。配送要求信号が重複して通知されないように、配送要求信号通知フラグはオンに設定される。
操作パネル171は配送要求信号を受け取ると、配送要求を指示する画面をディスプレイに表示する。これにより画像形成装置101のユーザは、交換用のトナーボトル140の手配を行うことができ、適切なタイミングで交換用のトナーボトル140を入手することが可能である。
保守サーバ307は、通信部203を介してCPU200から取得する配送要求信号に応じて、配送要求を指示する画面を所定のディスプレイに表示する。保守サーバ307がこのような画面を表示することで、保守サーバ307のオペレータは、表示内容を確認して、トナーボトルの交換或いは常備のための配送手配の要否(配送の個数を含む)を確認することができる。これにより、適切なタイミングで交換用のトナーボトルを画像形成装置101の設置場所に対して配送することが可能である。
(残日数算出の具体例)
従来技術と本実施形態とによるトナーボトル140の交換時の初期動作を含めた残日数Dの相違について説明する。
図11はトナーボトル140内のトナーの残量推移の例示図である。トナーボトル140を交換した1日目には、交換時の初期動作が行われる。そのために1日目のトナー使用量が多くなり、トナー残量が大きく減少している。この例では、交換から50日目にトナーボトル140内のトナーが使い切られている。
図12は、従来技術による残日数Dの説明図である。図12では、新品のトナーボトル140の使用開始から30日時点での残日数Dが予測されている。30日時点のトナー残留Wは278.9[g]である。
従来は、過去30日の1日のトナー使用量の平均値UAVE及び過去30日の1日のトナー使用量の標準偏差σを算出する際に、交換時の初期動作で使用されたトナー使用量が含まれる。その結果、30日時点の過去30日の1日のトナー使用量の平均値UAVEが17.4[g]、過去30日の1日のトナー使用量の標準偏差σが20.6[g]となる。残量予測誤差σL=5[g]、遅配確率変数r=5とすると、最短の残日数Dminが7日、最長の残日数Dmaxが72日となる。つまりトナーボトル140は、最短で残り7日(使用開始から37日)、最長で残り72日(使用開始から102日)でトナーが使い切られると予測される。
最短の残日数Dminが配送閾値以下であるために、CPU200は、30日目に交換用のトナーボトルの配送要求信号を通知することになる。交換用のトナーボトルは、37日目までに画像形成装置101のユーザの元に配送される。しかし、実際には37日目の時点で画像形成装置101に装着されているトナーボトル140のトナー残量が十分であり、使い切るまでに10日以上ある。この場合、トナーボトルの早配となる。
図13は、本実施形態による残日数Dの説明図である。図13(a)では、新品のトナーボトル140の使用開始から30日時点(トナー残留W=278.9[g])での残日数Dが予測されている。図13(a)では、過去30日の1日のトナー使用量の平均値UAVE及び過去30日の1日のトナー使用量の標準偏差σを算出する際に、交換時の初期動作で使用された使用量を含む1日目のトナー使用量を用いない。その結果、30日時点の過去30日の1日のトナー使用量の平均値UAVEが14.2[g]、過去30日の1日のトナー使用量の標準偏差σが10.8[g]となる。残量予測誤差σL=5[g]、遅配確率変数r=5とすると、最短の残日数Dminが13日、最長の残日数Dmaxが55日となる。つまりトナーボトル140は、最短で残り13日(使用開始から43日)、最長で残り55日(使用開始から85日)でトナーが使い切られると予測される。このように、本実施形態では、使用開始から30日目の時点でCPU200が交換用のトナーボトルの配送要求信号を通知することはない。
図13(b)では、新品のトナーボトル140の使用開始から40日時点(トナー残留W=236.6[g])での残日数Dが予測されている。図13(a)と同様の処理を行うと、最短の残日数Dminが7日、最長の残日数Dmaxが38日となる。つまりトナーボトル140は、最短で残り7日(使用開始から47日)、最長で残り38日(使用開始から78日)でトナーが使い切られると予測される。
最短の残日数Dminが配送閾値以下であるために、CPU200は、40日目に交換用のトナーボトルの配送要求信号を通知する。交換用のトナーボトルは、47日目までに画像形成装置101のユーザの元に配送される。47日目の時点で画像形成装置101に装着されているトナーボトル140のトナー残量が少なくなり、あと3日ほどでトナーが使い切られる。このように、本実施形態では、「早配」「遅配」を起こさず、最適なタイミングで交換用のトナーボトルをユーザの元に配送することができる。
以上ではトナーの使用量に基づく例を説明したが、本実施形態は、トナー(トナーボトル)に限定するものではなく、記録材S等の他の消耗品であっても適用可能である。また、本実施形態では消耗品の特徴量として使用量の平均値及び標準偏差を用いているが、標準偏差を二乗した分散値を標準偏差の代わりに特徴量に用いてもよい。
(メンテナンスモード)
画像形成装置101は、状態を最適に保つために、サービスマン等によりメンテナンスが行われる。メンテナンスは、画像形成装置101をメンテナンスモードで動作させて行われる。メンテナンスモードでは、サービスマンは、サービスマン用の画面からメンテナンス用の調整やテストプリント等を指示する。メンテナンスモードがユーザによる使用ではないために、メンテナンス動作による消耗品の使用量をユーザの使用履歴として蓄積してしまうと、残日数の精度が低下する。ここでは、メンテナンスモードで消耗品が消費される場合の残日数の算出方法について説明する。
メンテナンスモードは、サービスマンが操作パネル171を操作することで設定される。メンテナンスモードでは、画像形成装置101の調整動作やテストプリントが可能になる。画像形成装置101の調整動作では、画像形成部110及び中間転写ベルトユニット102が駆動される。調整動作では、感光体111や中間転写ベルト1の表面に付着した汚れを取り除くクリーニング動作や、画像調整用のトナー像を形成して画像形成に用いるパラメータを調整する画像調整動作等が行われる。テストプリントでは、記録材Sに所定の画像が形成されて、画像形成装置101の正常動作が確認される。
サービスマンが操作パネル171により調整動作の実行を指示すると、操作パネル171からCPU200に調整動作の実行指示が送信される。サービスマンが操作パネル171によりテストプリントの実行を指示すると、操作パネル171からCPU200に印刷ジョブ及びテストプリント用ジョブであることを識別する情報が送信される。CPU200は、操作パネル171から送信される指示や印刷ジョブ、情報に基づいて、メンテナンスモード用の動作であるかどうか判断することができる。
図14は、メンテナンスモードで消耗品(トナー)が消費された場合の使用量(トナー使用量)算出処理を表すフローチャートである。CPU200は、図5のS200〜S206の処理と同様の処理により、累積トナー使用量CT及びトナー残量WTを取得する(S900〜S906)。CPU200は、画像形成装置101がメンテナンスモードで動作中であるか否かを判定する(S907)。メンテナンスモードで動作中である場合(S907:Y)、CPU200は、履歴格納禁止フラグをオンにする(S908)。メンテナンスモードで動作中ではない場合(S907:N)、履歴格納禁止フラグはオフのままである。その後、CPU200は、図5のS209〜S215と同様の処理によりトナー使用量を算出する(S909〜S915)。メンテナンスモードで動作していない場合(S907:N)、CPU200は、履歴格納禁止フラグをオンにすることなく、特徴量抽出許可フラグをオフに設定して(S913)、累積トナー使用量CTを0クリアする(S214)。
以降、CPU200は、特徴量抽出及び残日数演算を行うことにより、メンテナンスによって消耗品が使用された場合であっても、ユーザによる使用量だけを履歴に残すことができ、残日数演算の精度を上げることができる。
以上の説明において使用した各種の数値は一例であり、上記の数値に限るものではない。また、画像形成装置101に限らず、消耗品を用いて動作する装置であれば、本発明を適用可能である。このように画像形成装置101は、予備の消耗品の配送要求が適切なタイミングで行うことが可能である。

Claims (11)

  1. 画像形成に用いられる消耗品を有する画像形成装置であって、
    前記消耗品の1日当たりの使用量を算出して、前記消耗品の使用履歴の格納が許可されていれば所定のリストに算出した前記1日当たりの使用量を格納し、前記使用履歴の格納が禁止されていれば前記リストに算出した前記1日当たりの使用量を格納しない使用量算出手段と、
    前記消耗品の使用履歴の格納が許可されている場合に、前記リストに格納される所定期間の前記1日当たりの使用量に基づいて、ユーザによる前記消耗品の消費傾向を表す特徴量を抽出し、前記消耗品の使用履歴の格納が禁止されている場合に、前記特徴量を抽出しない抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された前記特徴量に基づいて、前記消耗品を使用できる残り日数である残日数を算出する残日数算出手段と、
    算出された前記残日数が所定の閾値以下である場合に、前記消耗品の配送を要求する配送要求信号を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記使用量算出手段は、前記消耗品の交換時の初期動作が行われている場合に前記使用履歴の格納が禁止され、前記消耗品の交換時の初期動作が行われていない場合に前記使用履歴の格納が許可されることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記使用量算出手段は、前記画像形成装置のメンテナンスを行うためのメンテナンスモードが設定されている場合に前記使用履歴の格納が禁止され、前記メンテナンスモードが設定されていない場合に前記使用履歴の格納が許可されることを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記使用量算出手段は、前記使用履歴の格納が許可されていれば前記抽出手段による前記特徴量の抽出を許可するフラグをオンに設定し、前記使用履歴の格納が禁止されていれば前記抽出手段による前記特徴量の抽出を許可する前記フラグをオフに設定し、
    前記抽出手段は、前記フラグの状態に基づいて前記特徴量を抽出するか否かを判断することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記抽出手段は、前記リストに格納される所定期間の前記1日当たりの使用量に基づき、前記特徴量として、前記1日当たりの使用量の平均値及び標準偏差を算出することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記抽出手段は、前記リストに格納される所定期間の前記1日当たりの使用量に基づいて、前記特徴量として前記1日当たりの使用量の平均値及び分散値を算出することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記残日数算出手段は、前記リストに所定期間の前記1日当たりの使用量が格納されている場合に前記残日数を前記特徴量に基づいて算出し、前記リストに前記所定期間の前記1日当たりの使用量が格納されていない場合に前記残日数を未確定である旨を表す値に設定することを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記使用量算出手段は、前記1日当たりの使用量に基づいて前記消耗品の残量を算出し、
    前記残日数算出手段は、前記特徴量及び前記残量に基づいて前記残日数を算出することを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記配送要求信号に応じた画面を所定のディスプレイに表示させる表示手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. ネットワークを介して外部のサーバ装置へ前記配送要求信号を送信する通信手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 画像形成に用いられる消耗品を有する画像形成装置により実行される方法であって、
    前記消耗品の1日当たりの使用量を算出して、前記消耗品の使用履歴の格納が許可されていれば所定のリストに算出した前記1日当たりの使用量を格納し、前記使用履歴の格納が禁止されていれば前記リストに算出した前記1日当たりの使用量を格納しないステップと、
    前記消耗品の使用履歴の格納が許可されている場合に、前記リストに格納される所定期間の前記1日当たりの使用量に基づいて、ユーザによる前記消耗品の消費傾向を表す特徴量を抽出し、前記消耗品の使用履歴の格納が禁止されている場合に、前記特徴量を抽出しないステップと、
    前記特徴量に基づいて、前記消耗品を使用できる残り日数である残日数を算出するステップと、
    算出された前記残日数が所定の閾値以下である場合に、前記消耗品の配送を要求する配送要求信号を通知するステップと、を含むことを特徴とする、
    画像形成装置の制御方法。
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