JP2017037596A - 消耗品管理システム及び画像形成装置 - Google Patents

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【課題】適切な時期に画像形成装置の消耗品を配送できるようにする。【解決手段】消耗品管理システム1のプリンタ2は、予め使用日数ごとのトナー予測残量を算出すると共に配送日数DLを設定させ、これらを基にトナー基準残量RNを決定する。その上でプリンタ2は、印刷処理を行いトナー実績残量がトナー基準残量RN未満となった時点で、管理サーバ3に配送依頼を発行し、新たなトナーカートリッジCを発送させる。このため消耗品管理システム1では、プリンタ2に装着されているトナーカートリッジC内のトナーを全て使用し終える前に次のトナーカートリッジCを配送できるので、当該トナーカートリッジCの保管期間を必要最小限に抑えながら、ダウンタイムの発生を回避できる。【選択図】図10

Description

本発明は消耗品管理システム及び画像形成装置に関し、例えばプリンタの消耗品であるトナーカートリッジを管理する消耗品管理システムに適用して好適なものである。
従来、プリンタにおいて、例えばトナーの残量が所定の閾値を下回ったことを所定のセンサにより検出した場合に、間もなくトナーが枯渇すること、すなわちトナーカートリッジの交換が必要となることをユーザに通知するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−41193号公報(第2図)
ところで近年では、プリンタの消耗品(トナーカートリッジ等)を管理する消耗品管理システムが構築されることがある。この消耗品管理システムは、消耗品を管理する消耗品管理センタに管理サーバを配置し、ユーザの職場や自宅等に設置されているプリンタと当該管理サーバ等をインターネット等のネットワークにより接続した構成となっている。
プリンタは、トナーの残量が閾値を下回ったことを検出した場合、このことをネットワーク経由で管理サーバに通知する。これに応じて管理サーバは、消耗品管理センタや所定の倉庫から、ユーザの職場や自宅等に宛ててトナーカートリッジを配送させる。これによりユーザは、新たなトナーカートリッジを入手することができる。
しかしながら、プリンタにおけるトナーの消費速度、すなわち単位期間あたりに印刷処理を行う頻度や印刷内容等は、ユーザにより異なる。例えばトナーの消費速度が高いユーザにとっては、できるだけ早いタイミングでトナーカートリッジが配送されることが望ましい。一方、トナーの消費速度が低いユーザにとっては、早いタイミングでトナーカートリッジが配送された場合、これを長期間に渡って保管する必要が生じてしまう。さらには、ユーザによっては、トナーの消費速度が変動する場合もある。
このように従来の消耗品管理システムでは、ユーザごとにトナーの消費速度が異なる場合、或いはトナーの消費速度が変動する場合等に、適切な時期にトナーを配送することが困難である、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、適切な時期に画像形成装置の消耗品を配送し得る消耗品管理システム及び画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の消耗品管理システムにおいては、画像形成装置に設けられ、消耗品を使用して媒体に画像を形成する画像形成部と、交換用の消耗品の配送を依頼してから画像形成装置の設置場所に到着するまでに要する配送期間を記憶する記憶部と、消耗品の使用度合を検出する消耗品使用度合検出部と、予測される消耗品の使用度合である予測使用度合と、配送期間と、消耗品使用度合検出部により検出された消耗品の使用度合である実績使用度合とに基づき、消耗品を使用し終える前に次の消耗品が到着するように配送を依頼する配送依頼部と、配送依頼部により消耗品の配送が依頼された後に、画像形成部における消耗品の使用度合を制御する使用制御部とを設けるようにした。
また本発明の画像形成装置においては、消耗品を使用して媒体に画像を形成する画像形成部と、交換用の前記消耗品の配送を依頼してから到着するまでに要する配送期間を記憶する記憶部と、前記消耗品の使用度合を検出する消耗品使用度合検出部と、予測される前記消耗品の使用度合である予測使用度合と、前記配送期間と、前記消耗品使用度合検出部により検出された前記消耗品の使用度合である実績使用度合とに基づき、前記消耗品を使用し終える前に次の前記消耗品が到着するように配送を依頼する配送依頼部と、前記配送依頼部により前記消耗品の配送が依頼された後に、前記画像形成部における前記消耗品の使用度合を制御する使用制御部とを設けるようにした。
本発明では、予測使用度合を用いることで、配送期間内に必要となる消耗度合を算出でき、この消耗度合を踏まえ実績使用度合を用いて配送を依頼することにより、消耗品を使用し終える前に次の消耗品を到着させることができる。また本発明では、配送の依頼後に消耗品の使用度合が急激に高まった場合には、画像形成部における当該消耗品の使用度合を抑制することにより、次の消耗品が到着するまで、現在の消耗品の継続した使用を図ることができる。
本発明によれば、適切な時期に画像形成装置の消耗品を配送し得る消耗品管理システム及び画像形成装置を実現できる。
消耗品管理システムの全体構成を示す略線図である。 プリンタの構成を示す略線的ブロック図である。 管理サーバの構成を示す略線的ブロック図である。 プリンタの機能構成を示す略線的ブロック図である。 消耗品使用予測表を示す略線図である。 消耗品使用実績表を示す略線図である。 記憶部の記憶内容を示す略線図である。 初期設定処理手順を示すフローチャートである。 印刷処理手順を示すフローチャートである。 使用日数とトナー予測残量との関係を示す略線図である。 使用日数とトナー実績残量との関係を示す略線図である。 トナー交換処理手順を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.消耗品管理システムの全体構成]
図1に示すように、本実施の形態による消耗品管理システム1は、プリンタ2及び管理サーバ3がインターネット4を介して互いに接続された構成となっている。プリンタ2は、ユーザの職場や自宅等である設置場所L1に設置されている。管理サーバ3は、設置場所L1から離れた管理センタM1に設けられている。
プリンタ2は、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)となっており、媒体としての用紙に画像を形成する(すなわち印刷する)プリンタ機能の他、画像を読み取るイメージスキャナとしての機能や通信機能を有しており、これらの組み合わせによりプリンタ、複写機(コピー機)及びファクシミリ装置等として動作することができる。図2に示すように、プリンタ2は、その内部において、制御部11、記憶部12、通信部13、表示操作部14及び画像形成部15がバス10を介して相互に接続されている。制御部11は、プリンタ2の全体を統括的に制御している。
制御部11は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、記憶部12から所定のプログラムを読み出して実行することにより、印刷処理等の種々の処理を行う。記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリやハードディスクドライブ等でなり、印刷処理等の種々の処理に必要な各種設定値等、種々の情報を記憶し、また各種プログラムのワークエリアとしても機能する。
通信部13は、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3u/ab等の規格に準拠した有線LAN(Local Area Network)又はIEEE802.11a/b/g/n/ac等の規格に準拠した無線LANにより、インターネット4と接続されている。この通信部13は、所定の変調処理や復調処理等を行いながら、制御部11から供給された種々の情報やデータをインターネット4との間で種々の情報を送信又は受信する。また通信部13は、図示しないコンピュータ装置とも接続されており、画像データやその印刷指示等を受信して制御部11へ供給する。
表示操作部14は、図示しないタッチパネル及び物理キーの組み合わせにより構成されている。このうちタッチパネルは、各種情報や操作入力用の画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、ユーザによる操作指示等を入力するタッチセンサとが一体化されている。また物理キーは、プリンタ2の動作モード(コピー、ファクシミリ、プリンタ等)を切り替えるモード切替キーや数字キー、及び方向キーや決定キー等により構成されている。
画像形成部15は、図示しない露光装置や定着装置及び用紙の搬送機構等を有しており、さらに当該露光装置に対し、消耗品であるトナーを供給するトナーカートリッジCを着脱し得るようになっている。因みにプリンタ2は、いわゆるモノクロプリンタであり、画像形成部15に1色分のトナーカートリッジCのみを装着するようになっている。また交換用のトナーカートリッジCは、管理センタM1(図1)に保管されている。
この画像形成部15は、媒体としての用紙を搬送すると共に、制御部11から供給される画像データに基づき露光装置によってトナーによる像を形成し、このトナーの像を用紙に転写して定着させることにより印刷を行う。また画像形成部15は、制御部11の制御に基づいて印刷モードを切り替えることにより、通常モード又はトナーセーブモードに切り替え得るようになっている。このトナーセーブモードとは、本来よりもトナーの使用量を低減させた印刷モードであり、用紙に印字される文字や画像の濃度が低減されて画質や視認性を低下させるものの、トナーカートリッジCの交換までの期間を延長させ得る。タグ読取部16は、画像形成部15に装着されているトナーカートリッジCに付された一意のタグを読み取り、これを制御部11へ通知するようになっている。
図3に示すように、管理サーバ3は、制御部21、記憶部22、通信部23及びトナー配送部24が相互に接続された構成となっている。制御部21は、プリンタ2の制御部11と同様、図示しないCPUを中心に構成され、記憶部22から所定のプログラムを読み出して実行することにより、種々の処理を行う。記憶部22は、プリンタ2の記憶部12と同様、ROM、RAM、フラッシュメモリやハードディスクドライブ等でなり、種々の処理に必要な各種情報を記憶し、また各種プログラムのワークエリアとしても機能する。この記憶部22には、プリンタ2の製造番号や設置場所L1の住所等、プリンタ2に関する種々の情報も記憶されている。
通信部23は、プリンタ2の通信部13と同様、各種規格に準拠した有線LAN又は無線LANによりインターネット4と接続されている。トナー配送部24は、所定の配送業者(図示せず)等との間で、トナーカートリッジC(図1)の配送手続を行う。ここで配送手続が行われたトナーカートリッジCは、配送業者により、所定の配送期間をかけて、管理センタM1から設置場所L1(図1)へ配送される。因みに設置場所L1からは、使用済みのトナーカートリッジCが管理センタM1へ返送される。
このように消耗品管理システム1は、プリンタ2と管理サーバ3との間で情報を授受しながら、当該プリンタ2の消耗品であるトナーカートリッジCを、管理センタM1から設置場所L1へ配送するようになっている。
[2.プリンタの機能構成]
次に、プリンタ2の機能構成について説明する。プリンタ2の記憶部12は、図4に示すように、消耗品使用予測記憶部41、消耗品使用実績記憶部42、配送日数記憶部43、配送状況管理部44及びセーブモード設定記憶部45をそれぞれ有している。
消耗品使用予測記憶部41は、図5に示すような消耗品使用予測表T1を記憶している。消耗品使用予測表T1には、「使用日数」、「トナー容量」、「トナー予測使用量」及び「トナー予測残量」といった項目が設けられている。「使用日数」欄は、トナーカートリッジCの交換後における経過日数を表しており、値「1」から「10」まで、順に1ずつ増加した値が格納されている。「トナー容量」欄は、トナーカートリッジC内に収容されているトナーの全容量を表しており、全ての使用日数において一定の量を表す一定の値「1000」が格納されている。因みにトナーの量を表す各数値は、例えば値「1」が約0.1[g]のトナーに相当している。
「トナー予測使用量」欄は、トナーカートリッジCの交換後からの、使用日数ごとの予測されたトナーの使用量(すなわち消費量)を累積値により表している。この「トナー予測使用量」欄は、使用日数が「1」の場合に値「100」が格納され、使用日数ごとに値「100」ずつ増加した値が順次格納されており、使用日数が「10」の場合に値「1000」が格納されている。すなわち消耗品使用予測表T1は、トナーカートリッジCの交換後に、1日ごとにトナーが値「100」ずつ使用されると予測されていることを表している。「トナー予測残量」欄は、各使用日数における、トナーの予測された残量がトナー予測残量として格納されている。このトナー予測残量は、トナー容量からトナー予測使用量が減算された値である。トナー予測使用量及びトナー予測残量は、何れも消耗品であるトナーの使用度合を予測した値となっている。
消耗品使用実績記憶部42(図4)は、例えば図6に示す消耗品使用実績表T2を記憶している。消耗品使用実績表T2には、消耗品使用予測表T1(図5)と同様の「使用日数」及び「トナー容量」の他、「トナー予測使用量」及び「トナー予測残量」にそれぞれ代わる「トナー実績使用量」及び「トナー実績残量」の各欄が設けられている。このうち「使用日数」及び「トナー容量」については、消耗品使用予測表T1と同様の値がそれぞれ格納される。
「トナー実績使用量」欄は、トナーカートリッジCの交換後からの、使用日数ごとの実際のトナーの使用量(すなわち消費量)を累積値により表している。「トナー実績残量」欄は、各使用日数における、トナーの実際の残量がトナー実績残量として格納されている。このトナー実績残量は、トナー容量からトナー実績使用量が減算された値である。トナー実績使用量及びトナー実績残量は、何れも消耗品であるトナーの実際の使用度合を表す値となっている。
配送日数記憶部43(図4)は、管理センタM1(図1)から設置場所L1までトナーカートリッジCを配送するのに要する期間を日数により表した配送日数が格納されている。この配送日数記憶部43には、図7(A)に示すように、事前に配送業者から通知された日数(例えば「2日」)が格納される。
配送状況管理部44(図4)は、トナーカートリッジCの配送状況及び交換状況が記憶される。この配送状況管理部44には、図7(B)に示すように、「配送依頼済み」又は「交換済み」の何れかが格納される。このうち「配送依頼済み」は、プリンタ2から管理サーバ3に対しトナーカートリッジCの配送が依頼されたことを表している。また「交換済み」は、プリンタ2においてトナーカートリッジCが交換されたことを表している。
セーブモード設定記憶部45(図4)は、画像形成部15(図2)における印刷モードが通常モード又はトナーセーブモードの何れであるかを記憶する。このセーブモード設定記憶部45には、図7(C)に示すように、印刷モードが通常モードであること、すなわちトナーセーブモードがオフであることを表す「OFF」、又は印刷モードがトナーセーブモードであること、すなわちトナーセーブモードがオンであることを表す「ON」が格納される。
タグ記憶部46は、画像形成部15のタグ読取部16(図2)によりトナーカートリッジCから読み取られたタグを記憶する。因みにタグ記憶部46は、最後に読み取られたタグに加えて、過去に読み取られたタグも順次蓄積していく。
一方、制御部11(図2)は、記憶部12から印刷プログラム等の各種プログラムを読み出して実行することにより、図4に示した複数の機能ブロックを形成するようになっている。具体的に制御部11は、消耗品使用予測表算出部31、消耗品使用量算出部32、配送依頼部33、セーブモード設定判断部34、消耗品交換検出部35及び時刻管理部36をそれぞれ形成する。
消耗品使用予測表算出部31は、トナーカートリッジCの交換後における使用日数ごとのトナー予測使用量を算出し、消耗品使用予測記憶部41に記憶される消耗品使用予測表T1(図5)にそれぞれ格納する。このとき消耗品使用予測表算出部31は、トナー予測残量についても計算し、それぞれ格納する。消耗品使用度合検出部としての消耗品使用量算出部32は、画像形成部15へ供給した画像データの内容を基に、印刷処理において用紙に転写された、すなわち使用されたトナーの量であるトナー使用量を算出する。
配送依頼部33は、後述する処理手順に従い、トナーカートリッジCの配送を指示するか否かを判断し、必要な場合には管理サーバ3(図1)に対し当該トナーカートリッジCの配送を依頼する。使用制御部としてのセーブモード設定判断部34は、後述する処理手順に従い、印刷モードをトナーセーブモードに切り替えるか否かを判断し、必要に応じて画像形成部15(図2)をトナーセーブモードに設定させる。消耗品交換検出部35は、消耗品であるトナーカートリッジCに付されたタグを基に、当該トナーカートリッジCが交換されたか否かを検知する。時刻管理部36は、時計機能を有しており、現在の日付及び時刻を取得できる他、例えば直近のトナー交換時のような所定の基準日時からの経過日数及び経過時間を算出する。
[3.プリンタの処理手順]
次に、プリンタ2が初期設定処理、印刷処理及びトナー交換処理といった各処理を行う場合の処理手順について、図8、図9及び図10のフローチャートを用いてそれぞれ説明する。
[3−1.初期設定処理]
まず、ユーザによりプリンタ2が購入され、設置場所L1に初めて設置される場合に行われる初期設定処理について説明する。プリンタ2の制御部11は、最初に電源が投入されると、記憶部12から初期設定プログラムを読み出して実行することにより、図8に示す初期設定処理手順RT1を開始してステップSP1へ移る。ここでプリンタ2は、ユーザの作業により、画像形成部15に新たなトナーカートリッジCが装着されているものとする。
ステップSP1において制御部11は、画像形成部15のタグ読取部16によってトナーカートリッジCのタグを読み取らせ、その内容を取得することにより、トナーカートリッジCが正しく装着されたことを検出して、次のステップSP2へ移る。このとき制御部11は、現在装着されているトナーカートリッジCのタグを記憶部12のタグ記憶部46(図4)に記憶させておく。
ステップSP2において制御部11は、記憶部12の配送状況管理部44(図4、図7(B))に「交換済み」を設定することにより、この時点ではトナーの配送を指示していないことを記憶させ、次のステップSP3へ移る。ステップSP3において制御部11は、記憶部12のセーブモード設定記憶部45(図4、図7(C))に「OFF」を設定することにより、通常モードであることを記憶させ、次のステップSP4へ移る。これによりプリンタ2は、仮に製造時の動作試験等においてトナーセーブモードに設定されていたとしても、通常モードに設定されることになる。
ステップSP4において制御部11は、記憶部12の消耗品使用予測記憶部41(図4)に記憶されている消耗品使用予測表T1(図5)に初期値を設定し、次のステップSP5へ移る。このとき制御部11は、消耗品使用予測表T1における各使用日数の「トナー予測使用量」欄に、事前の調査等により得られた一般的なユーザのトナー使用量として、例えば1日あたり「100」が設定される。
ステップSP5において制御部11は、記憶部12の配送日数記憶部43(図4、図7(A))に配送日数を設定する。このとき制御部11は、例えば管理センタM1から設置場所L1へトナーカートリッジCを配送するときに要する日数を、ユーザにより事前に調査させた上で、表示操作部14(図2)を介して入力させる。その後制御部11は、次のステップSP6へ移って初期設定処理手順RT1を終了する。
[3−2.印刷処理]
次に、プリンタ2により行われる印刷処理について説明する。この場合、プリンタ2は、通信部13を介して接続されたコンピュータ装置(図示せず)から、画像データ及びその印刷指示が含まれる印刷ジョブを取得したものとする。
プリンタ2の制御部11は、この印刷ジョブを取得すると、記憶部12から印刷処理プログラムを読み出して実行することにより、図9に示す印刷処理手順RT2を開始してステップSP11へ移る。ステップSP11において制御部11は、印刷ジョブに含まれる画像データを画像形成部15へ供給すると共に当該画像形成部15を制御することにより、この印刷ジョブに基づいた画像を用紙に印刷させ、次のステップSP12へ移る。このとき制御部11は、消耗品使用量算出部32により、画像データを基にトナー使用量を算出する。
ステップSP12において制御部11は、この印刷ジョブにおいて使用したトナーの量を記憶部12に記憶させ、次のステップSP13へ移る。具体的に制御部11は、時刻管理部36により直近のトナー交換からの経過日数(すなわち使用日数)を取得した上で、消耗品使用実績記憶部42(図4)に記憶している消耗品使用実績表T2(図6)における、使用日数と対応するトナー実績使用量の欄に、ステップSP1におけるトナー使用量を加算して更新する。これと共に制御部11は、消耗品使用実績表T2(図6)における、使用日数と対応するトナー実績残量の欄を、更新後のトナー使用量をトナー容量から減算した値に更新する。
ステップSP13において制御部11は、更新後のトナー実績残量をトナー基準残量と比較し、次のステップSP14へ移る。ここでトナー基準残量とは、トナーカートリッジCの配送を依頼するか否かの判断基準となるトナー残量であり、トナーが使用されると予測される度合と、トナーカートリッジCの配送に要する日数とを基に決定される値である。このうちトナーが使用されると予測される度合は、消耗品使用予測表T1(図5)における使用日数ごとのトナー予測使用量(累積値)又はトナー予測残量である。またトナーカートリッジCの配送に要する日数は、記憶部12の配送日数記憶部43に記憶している配送日数DL(図6(B))である。
具体的に制御部11は、まず消耗品使用予測表T1(図5)においてトナー予測残量が値「0」となる使用日数(以下これを予測使用終了日DEと呼ぶ、例えば10日目)を確認する。次に制御部11は、予測使用終了日DEから配送日数DL(例えば2日)を減算した使用日数(以下これを配送依頼予測日DQ1と呼ぶ、例えば8日目)を算出する。さらに制御部11は、消耗品使用予測表T1(図5)を参照することにより、配送依頼予測日(例えば8日目)におけるトナー予測残量(例えば値「200」)をトナー基準残量RNとして決定する。制御部11は、このように決定したトナー基準残量RNを、その時点における実際のトナー残量、すなわちトナー実績残量(図6)と比較する。
ここで、使用日数Dとトナー残量Rとの関係をグラフ化すると、図10のように表すことができる。すなわち図10では、まず消耗品使用予測表T1(図5)におけるトナー予測残量を基に、トナー予測残量特性S1が表される。本実施の形態の場合、予測されるトナー使用量は1日あたり値「100」で一定であるため、図10においてトナー予測残量特性S1は、一定の負の傾きを有する直線状となる。この図10において、トナー予測残量特性S1と横軸との交点が予測使用終了日DE1を表し、ここから配送日数DLだけ少ない使用日数が配送依頼予測日DQ1となる。さらに、図10において、トナー予測残量特性S1上で配送依頼予測日DQ1となるときのトナー残量が、トナー基準残量RNとなる。
ステップSP14において制御部11は、配送依頼の発行が必要か否かを判断する。具体的に制御部11は、記憶部12の配送状況管理部44(図4、図7(B))に「交換済み」が設定されており、且つ配送依頼部33(図4)により、ステップSP13における比較処理の結果として、この時点におけるトナー実績残量がトナー基準残量RN未満であるか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、トナーカートリッジCに十分な量の、すなわち配送日数DLの間では使用しきれない量のトナーが残っており、この時点では配送依頼を発行する必要が無いこと、或いはトナー残量が比較的少ないものの、既に配送依頼を発行しているために再度発行する必要が無いことを表している。このとき制御部11は、次のステップSP16へ移る。
一方、ステップSP14において肯定結果が得られると、このことは、トナーカートリッジCに残っているトナーの残量が比較的少なく、この時点から配送日数DLが経過する日、若しくはその前にトナーを使用し終えると予測されることを表している。このとき制御部11は、次のステップSP15へ移る。
ステップSP15において制御部11は、通信部13(図2)によりインターネット4(図1)を介して管理サーバ3へトナーカートリッジCの配送依頼を発行する。これに応じて管理サーバ3(図3)は、記憶部22に記憶している設置場所L1の住所等を読み出した上で、トナー配送部24によりトナーカートリッジCを当該設置場所L1へ向けて発送する。また制御部11は、ステップSP15において、記憶部12の配送状況管理部44(図4、図7(B))に「配送依頼済み」を設定して、次のステップSP16へ移る。因みに制御部11は、トナーカートリッジCの配送依頼を発行した日を配送依頼発行日DQ2として記憶部12に記憶させる。この配送依頼発行日DQ2は、トナーカートリッジCの交換後におけるトナーの使用量に応じて変化し、配送依頼予測日DQ1と一致する場合もあり、また相違する場合もある。
ステップSP16において制御部11は、記憶部12の配送状況管理部44(図4、図7(B))に「配送依頼済み」が設定されているか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことはトナー実績残量が既にトナー基準残量RNよりも少なくなっており、且つトナーカートリッジCの配送依頼が既に発行されていることを表している。このとき制御部11は、次のステップSP17へ移る。
ステップSP17において制御部11は、セーブモード設定判断部34(図4)により、印刷モードが通常モードであり、且つトナーセーブモードへの切り替えが必要か否かを判断する。具体的に制御部11は、記憶部12のセーブモード設定記憶部45(図4、図7(C))が「OFF」であるか否かを判定する。さらに制御部11は、配送依頼発行日DQ2以降における、トナーの1日あたりの使用量(以下これをトナー実績使用速度V2と呼ぶ)を算出し、これが消耗品使用予測表T1(図5)における1日あたりのトナー使用量(以下これをトナー予測使用速度V1と呼ぶ)を越えているか否かを判定する。
ここでトナー予測使用速度V1は、図10のグラフにおいて、トナー予測残量特性S1における負の傾きの大きさを表すことになる。一方、トナー実績使用速度V2は、例えば図10と対応する図11において、トナー実績残量をトナー実績残量特性S2として表した場合に、このトナー実績残量特性S2における負の傾きの大きさを表すことになる。因みにこの図11では、配送依頼発行日DQ2から配送日数DLが経過した到着予定日DAに、次のトナーカートリッジCが設置場所L1に到着する予定であることが示されている。
このステップSP17において肯定結果が得られると、このことは、1日あたりのトナー使用量が予測よりも多いために、配送依頼発行日DQ2から配送日数DLが経過する前に、すなわち次のトナーカートリッジCの到着予定日DAよりも前に、現在のトナーカートリッジCのトナーを使用し終える予測使用終了日DE2となることを意味する。これは、図11において、配送依頼発行日DQ2以降の範囲でトナー実績残量特性S2の負の傾きであるトナー実績使用速度V2がトナー予測使用速度V1よりも大きく、当該トナー実績残量特性S2が到着予定日DAよりも左側で横軸と交差することにより表されている。この場合、プリンタ2では、画像形成部15(図2)において印刷処理を実行できない期間、いわゆるダウンタイムが発生する可能性があることを表している。
このとき制御部11は、次のステップSP18へ移り、画像形成部15における印刷モードをトナーセーブモードに設定し、記憶部12のセーブモード設定記憶部45(図4、図7(C))を「ON」に設定して、次のステップSP19へ移る。このことは、図11において、配送依頼発行日DQ2以降の範囲で、トナー実績使用速度V2よりも小さいトナーセーブ使用速度V3に切り替え、トナー実績残量特性S2からトナーセーブ残量特性S3に移行させることを意味している。
これにより図11では、トナーセーブモードで現在のトナーカートリッジCのトナーを使用し終える予測使用終了日DE3が、到着予定日DAよりも後となり、ダウンタイムの発生を回避できることが示されている。このとき制御部11は、表示操作部14(図2)に所定の確認メッセージを表示することにより、ユーザに対しトナーセーブモードへの切替についての許可を求め、許可が得られた場合にのみ、トナーセーブモードに切り替えるようになっている。
一方、ステップSP17において否定結果が得られると、このことは、既にトナーセーブモードに切り替えられているか、或いはトナー実績使用速度V2がトナー予測使用速度V1よりも小さく、次のトナーカートリッジCの到着予定日DAよりも後まで、現在のトナーカートリッジCのトナーが残っていると予測されることを表している。このとき制御部11は、トナーセーブモードに切り替える必要が無いと判断し、次のステップSP19へ移る。
また、ステップSP16において否定結果が得られると、このことはトナーの配送依頼が未だ発行されていないことから、トナーの残量が十分であり、トナーセーブモードに切り替える必要が無いことを表している。このとき制御部11は、次のステップSP19へ移る。ステップSP19において制御部11は、印刷処理手順RT2を終了する。
[3−3.トナー交換処理]
次に、プリンタ2においてトナーカートリッジCが交換されたときに行われるトナー交換処理について説明する。ここでプリンタ2は、電源が切断された状態で、ユーザの作業により、画像形成部15に装着されていたトナーカートリッジCが取り外され、さらに管理センタM1から配送されてきた新たなトナーカートリッジCが画像形成部15に装着されたものとする。
プリンタ2の制御部11は、電源が投入されると、記憶部12からトナー交換プログラムを読み出して実行することにより、トナー交換処理手順RT3を開始してステップSP21へ移る。ステップSP21において制御部11は、消耗品交換検出部35(図4)によりトナーの交換を検出したか否かを判定し、次のステップSP22へ移る。
具体的に消耗品交換検出部35は、まず画像形成部15のタグ読取部16により、この時点で装着されているトナーカートリッジCのタグ(以下これを現装着タグと呼ぶ)を読み出す。続いて消耗品交換検出部35は、記憶部12のタグ記憶部46(図4)に記憶している全てのタグと現装着タグとを順次比較する。ここで消耗品交換検出部35は、タグ記憶部46に記憶している何れかのタグと現装着タグとが一致した場合、トナーカートリッジCが交換されていないと判断する。また消耗品交換検出部35は、タグ記憶部46に記憶している全てのタグと現装着タグとが一致しなかった場合、トナーカートリッジCが交換されたと判断する。
ステップSP22において制御部11は、記憶部12の配送状況管理部44に「交換済み」を設定し、次のステップSP23へ移る。これにより制御部11は、現在のトナーカートリッジCのトナー残量が減少してきたときに、適切に配送依頼を発行することができる。
ステップSP23において制御部11は、通信部13(図2)によりインターネット4(図1)を介して管理サーバ3に対しトナーカートリッジCの交換作業が完了したことを通知し、次のステップSP24へ移る。これにより管理サーバ3は、発送したトナーカートリッジCが設置場所L1に無事に到着し、且つユーザにより正しく交換作業が行われたことを認識できる。
ステップSP24において制御部11は、セーブモード設定判断部34により記憶部12のセーブモード設定記憶部45(図4)を参照し、トナーセーブモードの設定状態が「ON」であった場合にはこれを「OFF」に設定して、次のステップSP25へ移る。これにより画像形成部15は、以降の印刷処理において、通常モードで高品質な画像を印刷できる。
ステップSP25において制御部11は、記憶部12の消耗品使用予測記憶部41(図4)に記憶している消耗品使用予測表T1(図5)の「トナー予測使用量」及び「トナー予測残量」をそれぞれ更新し、次のステップSP26へ移る。具体的に制御部11は、消耗品使用予測表算出部31(図4)により、消耗品使用実績表T2(図6)に格納されている使用日数ごとのトナー実績使用量を用いて、新たな使用日数ごとのトナー予測使用量を算出し、またこれに応じたトナー予測残量をそれぞれ算出して、消耗品使用予測表T1にそれぞれ格納する。
この場合、新たな使用日数ごとのトナー予測使用量は、例えば直前の消耗品使用実績表T2における使用日数ごとのトナー実績使用量をそのまま用いても良く、或いは過去のトナー使用量の1日あたりの平均値を算出し、これを用いて使用日数ごとのトナー予測使用量をそれぞれ算出しても良い。
一方、ステップSP21において否定結果が得られた場合、このことはトナーカートリッジCが交換されていないために、ステップSP22〜SP25の処理を行う必要が無いことを表している。このとき制御部11は、次のステップSP26へ移る。ステップSP26において制御部11は、トナー交換処理手順RT3を終了する。
[4.効果等]
以上の構成において、消耗品管理システム1のプリンタ2は、予め使用日数ごとのトナー予測使用量及びトナー予測残量をそれぞれ算出して消耗品使用予測表T1(図5)に格納する。またプリンタ2は、使用日数ごとのトナー予測残量及び配送日数DLを基に、トナー基準残量RNを決定する(図10)。その上でプリンタ2は、印刷処理を行う度に、トナー実績残量(図6)とトナー基準残量RNとを比較し、トナー実績残量がトナー基準残量RN未満となった時点で、管理サーバ3に対しトナーカートリッジCの配送依頼を発行し、新たなトナーカートリッジCを発送させる。
このためプリンタ2は、装着されているトナーカートリッジC内のトナーを全て使用し終える前に、次のトナーカートリッジCを配送させることができる。これによりプリンタ2は、使用中のトナーカートリッジC内のトナーを使用し終えたときに次のトナーカートリッジCが未到着であることによるダウンタイムの発生を回避できる。
特にプリンタ2は、トナーカートリッジCの配送依頼を発行するか否かを、トナー実績残量とトナー基準残量RNとの比較結果を基に判断している。一般に、プリンタにおいては、上述した特許文献1のように、装着されるトナーカートリッジ内のトナー残量が所定量未満となったことセンサ等により検出することができる。しかしながらこのセンサ等では、トナーの残量が所定量未満であるか否かのみを検出するに過ぎず、トナー残量を数値等により検出することはできなかった。
これに対して本実施の形態によるプリンタ2は、各印刷処理における画像データの内容を基にトナー使用量を計算により算出するため、トナー実績使用量及びトナー実績残量を数値によりきめ細かく表すことができる。またプリンタ2は、トナー基準残量RNを固定値とするのでは無く、使用日数ごとのトナー予測残量及び配送日数DLに応じて決定するようにした(図10)。このためプリンタ2は、ユーザの使用日数ごとのトナーを使用する度合(使用量又は使用速度)と、管理センタM1から設置場所L1までの距離等に応じて異なる配送日数DLとに応じて、ユーザに最適なトナー基準残量RNを決定することができる。
この結果、プリンタ2は、きめ細かく算出されるトナー実績残量と、ユーザにとって最適に決定されたトナー基準残量RNとを比較することにより、ユーザに最も適したタイミングで、次に使用するトナーカートリッジCを配送させることができる。これによりユーザは、プリンタ2にダウンタイムを発生させること無く、またトナーカートリッジCを2個以上保管する必要も無く、さらには自らトナーカートリッジCの配送を依頼する必要も無く、自動的に配送されてくるトナーカートリッジCを必要最小限の期間だけ保管するだけで、当該プリンタ2を円滑に使用することができる。
またプリンタ2は、トナーカートリッジCを交換するトナー交換処理(図12)において、消耗品使用予測表T1(図5)の「トナー予測使用量」及び「トナー予測残量」をそれぞれ更新するようにした。このためプリンタ2は、トナーカートリッジCが交換される度に、ユーザの使い方、すなわち過去におけるトナー実績残量の減少の様子に合わせて、トナー基準残量RNの精度を高めていくことができる。
さらにプリンタ2は、トナーカートリッジCの配送依頼を行った後に、予測よりも1日あたりのトナーの使用量が多く、すなわちトナー使用速度が高く、トナー実績使用速度V2がトナー予測使用速度V1よりも大きい場合に、印刷モードをトナーセーブモードに切り替える(図9及び図11)。これによりプリンタ2は、トナーの使用量を削減し、印刷する画像の品質をある程度低下させながらも、印刷可能な枚数を増加させることができる。
このためプリンタ2は、例えば最初のトナーカートリッジCを使用中でありユーザの使い方がトナー予測残量に反映されていない場合や、トナー使用量が急激に増加した場合等、いわば予測が外れた場合にも、トナーを使用し終えてしまいダウンタイムを発生させることを回避できる。この場合、プリンタ2は、トナー実績使用速度V2及びトナー予測使用速度V1の比較結果を基にトナーセーブモードを設定するか否かを判断するため、ユーザの経験や勘等に頼らせること無く、真に必要な場合にトナーセーブモードを設定することができる。またプリンタ2は、ユーザから許可を得た場合にのみトナーセーブモードを設定するため、印刷される画像の品質を、当該ユーザの意に反して低下させることが無い。
またプリンタ2は、トナー交換処理において、自動的にトナーセーブモードを解除して通常モードに切り替えるようにした(図12)。このためプリンタ2は、ユーザに煩わしい操作を行わせること無く通常モードに切り替えることで、トナー残量が十分である場合に、トナーの使用量を必要以上に抑えること無く、本来の高い品質で画像を印刷することができる。
以上の構成によれば、消耗品管理システム1のプリンタ2は、予め使用日数ごとのトナー予測残量を算出すると共に配送日数DLを設定させ、これらを基にトナー基準残量RNを決定する。その上でプリンタ2は、印刷処理を行いトナー実績残量がトナー基準残量RN未満となった時点で、管理サーバ3に配送依頼を発行し、新たなトナーカートリッジCを発送させる。このため消耗品管理システム1では、プリンタ2に装着されているトナーカートリッジC内のトナーを全て使用し終える前に次のトナーカートリッジCを配送できるので、当該トナーカートリッジCの保管期間を必要最小限に抑えながら、ダウンタイムの発生を回避できる。
[5.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、トナー交換処理において消耗品使用予測表T1(図5)を更新し、算出されたトナー予測残量を用いてトナー基準残量RNを決定する場合について述べた(図10)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば現在のトナーカートリッジCについて逐次更新される消耗品使用実績表T2(図6)のトナー実績残量を用いて、或いはトナー実績残量とトナー予測残量との加重平均を用いる等して、トナー基準残量RNを決定しても良い。要は、トナー残量の統計値や予測値等を適宜利用することにより、配送依頼予測日DQ1(図10)におけるトナー残量であるトナー基準残量RNを精度良く決定できれば良い。
また上述した実施の形態においては、消耗品使用予測表T1(図5)における使用日数ごとのトナー使用量を一定(例えば値「100」ずつ)とし、図10においてトナー予測残量特性S1を直線状とする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、種々の算出方法に従ってトナー予測使用量を算出することにより使用日数ごとにトナー使用量を変化させても良い。この場合、トナー予測残量特性S1が曲線状や折れ線状となるものの、配送依頼予測日DQ1(図10)におけるトナー残量をトナー基準残量RNとして決定すれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、予め使用日数ごとのトナー予測使用量及びトナー予測残量をそれぞれ算出し、これらの値を記憶部12の消耗品使用予測記憶部41(図4)に設けた表形式の消耗品使用予測表T1(図5)に格納しておく場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばトナー予測使用量及びトナー予測残量をそれぞれ使用日数の関数として作成しておき、これらの関数に使用日数をそれぞれ代入することで、その都度トナー予測使用量及びトナー予測残量を算出しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、トナー実績使用速度V2及びトナー予測使用速度V1(図11)の比較結果を基に、トナーセーブモードを設定するか否かを判断する場合について述べた(図9、ステップSP17)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばトナー実績使用速度V2を基に予測使用終了日DE2を算出し、これと到着予定日DAとの比較結果等、トナー実績残量等を用いた種々の比較結果を基に、トナーセーブモードを設定するか否かを判断しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、トナーカートリッジCを管理センタM1から設置場所L1へ実際に配送する場合に要する日数を配送日数DLとし、これを記憶部12の配送日数記憶部43に記憶させる場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、実際に配送に要する日数から増減させた値を配送日数DLとし、これを配送日数記憶部43に記憶させるようにしても良い。
例えば、実際に配送に要する日数よりも増加させた値を配送日数DLとすることにより、本来よりも早く配送依頼を行うため、配送業者による配送の遅れが生じやすい場合等に、ダウンタイムの発生を確実に防止できる。或いは、実際に配送に要する日数よりも減少させた値を配送日数DLとすることにより、1日あたりのトナー使用量が非常に少なく、トナー実績残量とトナー基準残量RNとの比較結果を基に配送依頼を発行したのでは早すぎるような場合に、トナーカートリッジCの配送を遅らせることができる。これらの場合、トナー予測使用量及びトナー予測残量の値については何ら変化させないため、以降の統計的な演算処理を用いたトナー予測使用量及びトナー予測残量の算出精度に悪影響を及ぼすことが無い。
さらに上述した実施の形態においては、消耗品使用予測表算出部31、配送依頼部33及びセーブモード設定判断部34を何れもプリンタ2側に設ける場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばこれらの一部または全部を管理サーバ3側に設け、当該管理サーバ3の制御部21においてステップSP12〜SP17における一部又は全部の処理(図9)を実行するようにしても良い。またトナーカートリッジCは、管理サーバ3が設置されている管理センタM1から発送する必要は無く、例えば図示しない倉庫等から発送しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2に1色分のトナーカートリッジCを装着する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばプリンタ2がカラープリンタであり、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローといった4色(4種類)のトナーカートリッジを装着する必要がある場合に適用しても良い。この場合、トナーの色ごとに消耗品使用予測表T1(図5)及び消耗品使用実績表T2(図6)を設け、トナーの色ごとにトナー基準残量RNを決定すれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2における消耗品としてトナーカートリッジCを配送する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばドラムカートリッジやベルトユニット等、プリンタ2における他の種々の消耗品を配送するようにしても良い。例えばベルトユニットの場合、配送依頼の発行後に予測よりも使用量が増加したときに、トナーセーブモードに代えて、例えば用紙の搬送速度を低減させた低速印刷モードに切り替えることにより、消耗度合を抑えるようにしても良い。
しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、消耗品使用予測表T1(図5)等において、トナー予測使用量及びトナー予測残量等を日単位で算出する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば半日単位や時間単位、或いは週単位など、種々の期間を単位としてそれぞれの値を算出しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、制御部11の消耗品使用量算出部32により、画像データを基にトナー使用量を算出する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばトナーカートリッジC内にトナー量を検出するセンサを組み込み、このセンサにより得られる値を基にトナー使用量等を算出しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、初期設定処理(図8)において、消耗品使用予測表T1(図5)における各使用日数の「トナー予測使用量」欄に、事前の調査等により得られた一般的なユーザのトナー使用量として、1日あたり「100」を初期値として設定する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば表示操作部14を介してユーザに1日あたりの印刷枚数の目安を入力させ、入力された枚数に応じて初期値を算出してトナー予測使用量としても良い。
さらに上述した実施の形態においては、設置場所L1にプリンタ2が設置され、最初に電源が投入されたときに初期設定処理(図8)を行う場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば管理センタM1において作業員等によりプリンタ2の初期設定作業を行わせ、その後当該プリンタ2を設置場所L1へ配送して設置しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2においてトナーを用紙に定着(付着)させることにより画像を形成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばプリンタ2においてインク等、他の種々の材料を用紙に付着させることにより画像を形成しても良い。
さらに本発明は、上述した実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部としての画像形成部15と、記憶部としての記憶部12と、消耗品使用度合検出部としての消耗品使用量算出部32と、配送依頼部としての配送依頼部33と、使用制御部としてのセーブモード設定判断部34とによって消耗品管理システムとしての消耗品管理システム1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる画像形成部と、記憶部と、消耗品使用度合検出部と、配送依頼部と、使用制御部とによって消耗品管理システムを構成しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部としての画像形成部15と、記憶部としての記憶部12と、消耗品使用度合検出部としての消耗品使用量算出部32と、配送依頼部としての配送依頼部33と、使用制御部としてのセーブモード設定判断部34とによって画像形成装置としてのプリンタ2を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる画像形成部と、記憶部と、消耗品使用度合検出部と、配送依頼部と、使用制御部とによって画像形成装置を構成しても良い。
本発明は、例えばプリンタのユーザに交換用のトナーカートリッジを配送する消耗品管理システムで利用できる。
1……消耗品管理システム、2……プリンタ、3……管理サーバ、4……インターネット、11……制御部、12……記憶部、15……画像形成部、16……タグ読取部、24……トナー配送部、31……消耗品使用予測表算出部、32……消耗品使用量算出部、33……配送依頼部、34……セーブモード設定判断部、35……消耗品交換検出部、41……消耗品使用予測記憶部、42……消耗品使用実績記憶部、43……配送日数記憶部、44……配送状況管理部、45……セーブモード設定記憶部、46……タグ記憶部、C……トナーカートリッジ、D……使用日数、DA……到着予定日、DE、DE1、DE2、DE3……予測使用終了日、DL……配送日数、DQ1、DQ2……配送依頼予測日、L1……設置場所、M1……管理センタ、R……トナー残量、RN……トナー基準残量、S1……トナー予測残量特性、S2……トナー実績残量特性、S3……トナーセーブ残量特性、T1……消耗品使用予測表、T2……消耗品使用実績表、V1……トナー予測使用速度、V2……トナー実績使用速度、V3……トナーセーブ使用速度。

Claims (8)

  1. 画像形成装置に設けられ、消耗品を使用して媒体に画像を形成する画像形成部と、
    交換用の前記消耗品の配送を依頼してから前記画像形成装置の設置場所に到着するまでに要する配送期間を記憶する記憶部と、
    前記消耗品の使用度合を検出する消耗品使用度合検出部と、
    予測される前記消耗品の使用度合である予測使用度合と、前記配送期間と、前記消耗品使用度合検出部により検出された前記消耗品の使用度合である実績使用度合とに基づき、前記消耗品を使用し終える前に次の前記消耗品が到着するように配送を依頼する配送依頼部と、
    前記配送依頼部により前記消耗品の配送が依頼された後に、前記画像形成部における前記消耗品の使用度合を制御する使用制御部と
    を具えることを特徴とする消耗品管理システム。
  2. 過去に得られた前記実績使用度合を基に前記予測使用度合を算出する予測使用度合算出部
    をさらに具え、
    前記配送依頼部は、前記予測使用度合算出部により算出された前記予測使用度合と、前記配送期間と、前記実績使用度合とに基づき、前記消耗品を使用し終える前に次の前記消耗品が到着するように配送を依頼する
    ことを特徴とする請求項1に記載の消耗品管理システム。
  3. 前記配送依頼部は、前記予測使用度合を基に前記消耗品を使用し終えると予測される予測使用終了時期を算出し、当該予測使用終了時期よりも前記配送期間だけ前の時点における前記予測使用度合を基準使用度合に設定し、上記実績使用度合が当該基準使用度合よりも小さくなった場合に、次の前記消耗品の配送を依頼する
    ことを特徴とする請求項2に記載の消耗品管理システム。
  4. 前記使用制御部は、次の前記消耗品が到着する前に現在の前記消耗品を使用し終えると判断した場合、前記画像形成部による前記消耗品の使用度合を低減させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の消耗品管理システム。
  5. 前記消耗品使用度合検出部により検出した使用度合を基に、所定の単位期間毎の使用度合を表す単位期間使用度合を算出する単位期間使用度合算出部
    をさらに具え、
    前記使用制御部は、前記配送依頼部により前記消耗品の配送が依頼された時点で予測されていた単位期間ごとの使用度合である予測単位期間使用度合よりも、前記単位期間使用度合算出部により実際に算出された実績単位期間使用度合が大きい場合、前記画像形成部における前記消耗品の使用度合を低減させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の消耗品管理システム。
  6. 前記消耗品は、前記媒体に付着されることにより前記画像を形成する付着体であり、
    前記使用制御部は、前記予測単位期間使用度合よりも前記実績単位期間使用度合が大きい場合、前記画像形成部に対し、前記付着体の使用量を低減させたセーブモードで前記画像を形成させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の消耗品管理システム。
  7. 前記配送期間は、交換用の前記消耗品の配送を依頼してから到着するまでに実際に要する期間から延長又は短縮されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の消耗品管理システム。
  8. 消耗品を使用して媒体に画像を形成する画像形成部と、
    交換用の前記消耗品の配送を依頼してから到着するまでに要する配送期間を記憶する記憶部と、
    前記消耗品の使用度合を検出する消耗品使用度合検出部と、
    予測される前記消耗品の使用度合である予測使用度合と、前記配送期間と、前記消耗品使用度合検出部により検出された前記消耗品の使用度合である実績使用度合とに基づき、前記消耗品を使用し終える前に次の前記消耗品が到着するように配送を依頼する配送依頼部と、
    前記配送依頼部により前記消耗品の配送が依頼された後に、前記画像形成部における前記消耗品の使用度合を制御する使用制御部と
    を具えることを特徴とする画像形成装置。
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