JPH08328365A - トナー残量出力装置及び給紙装置 - Google Patents

トナー残量出力装置及び給紙装置

Info

Publication number
JPH08328365A
JPH08328365A JP7134868A JP13486895A JPH08328365A JP H08328365 A JPH08328365 A JP H08328365A JP 7134868 A JP7134868 A JP 7134868A JP 13486895 A JP13486895 A JP 13486895A JP H08328365 A JPH08328365 A JP H08328365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
counter
value
count value
pick
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7134868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3155169B2 (ja
Inventor
Yasunori Taniguchi
泰紀 谷口
公相 ▲吉▼田
Kousuke Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP13486895A priority Critical patent/JP3155169B2/ja
Publication of JPH08328365A publication Critical patent/JPH08328365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3155169B2 publication Critical patent/JP3155169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、トナー残量を検出して出力するトナ
ー残量出力装置の提供と、ピックローラの正確な交換を
可能にする給紙装置の提供を目的とする。 【構成】トナー切れからのトナー使用量が規定値以下の
場合には、トナー残量が不定である旨を表示しつつ、そ
のトナー切れからのトナー使用量を使って、トナーカー
トリッジが交換されてからのトナー使用量を求める構成
を採って、その求めたトナー使用量を使ってトナー残量
を求めて表示していくことでトナー残量出力装置を構成
する。そして、ピックローラのピックミスの回数を検出
する構成を採って、そのピックミス回数を使って、ピッ
クローラの交換指示を発行していくことで給紙装置を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザプリン
タで使用されるトナーカートリッジのトナー残量を検出
して出力するトナー残量出力装置と、ピックローラの正
確な交換を可能にする給紙装置とに関する。
【0002】レーザプリンタや複写機では、交換可能な
トナーカートリッジのトナーを使って印刷や複写を実行
していくことになる。このトナーカートリッジは消耗品
であることから、その正確な交換が実現できるようにす
る構成を構築していく必要がある。
【0003】また、プリンタや複写機やイメージスキャ
ナでは、給紙装置を使って印刷や複写やイメージ読み取
りを実行していくことになる。この給紙装置は、ホッパ
に載置される用紙をピックローラを使ってピックして、
それを処理機構に搬送していく構成を採っているが、こ
のピックローラは摩耗する消耗品であることから、その
正確な交換が実現できるようにする構成を構築していく
必要がある。
【0004】
【従来の技術】トナーカートリッジは、トナー切れを検
出するセンサを具備している。これから、従来のレーザ
プリンタや複写機では、このセンサがトナー切れを出力
するときに、その旨を操作パネルに表示していくこと
で、ユーザに対して、トナーカートリッジの交換を指示
していくという方法を採っている。
【0005】また、従来の給紙装置では、給紙回数を計
数することでピックローラの摩耗を評価する構成を採っ
て、この給紙回数が規定値に達するときに、ピックロー
ラが寿命となったことを操作パネルに表示していくこと
で、ユーザに対して、ピックローラの交換を指示してい
くという方法を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、トナーカートリッジがトナー切れとなると
きに、トナーカートリッジの交換を指示していくという
方法を採っていたのでは、トナーがどの位残っているの
かが分からないことから、交換するトナーカートリッジ
の準備が遅れることで、トナーカートリッジを正確に交
換できないことが起こるという問題点があった。
【0007】また、従来技術のように、給紙装置のピッ
クローラの寿命を給紙回数を使って評価して、ピックロ
ーラの交換を指示していくという方法を採っていたので
は、ピックローラのピック性能がまだ劣化していないの
に交換指示がでてしまうとか、ピックローラのピック性
能が既に劣化しているのに交換指示がでないことが起こ
ることで、ピックローラを正確に交換できないことが起
こるという問題点があった。
【0008】しかも、従来では、プリンタや複写機やイ
メージスキャナが、用紙の種類に合わせて複数の給紙装
置を備えるときにあって、いずれかの給紙装置のピック
ローラに寿命がくると、全てのピックローラの交換を指
示するという構成を採っていることから、また使用でき
るピックローラについても交換されてしまうことになる
という問題点もあった。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、トナーカートリッジのトナー残量を検出して
出力するトナー残量出力装置の提供を目的とするととも
に、ピックローラの正確な交換を可能にする新たな給紙
装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明のトナー残
量出力装置の原理構成、図2に本発明を具備する給紙装
置の原理構成を図示する。
【0011】図1中、10はレーザプリンタや複写機等
の本体装置であって、トナー切れの出力機能を持つトナ
ーカートリッジ11と、トナーカートリッジ11のトナ
ーを使用するトナー使用機構12と、トナーカートリッ
ジ11のトナー残量を検出して出力する本発明のトナー
残量出力装置13と、ユーザインタフェースとなる操作
パネル14とを備えるものである。
【0012】本発明のトナー残量出力装置13は、第1
のカウンタ手段15と、第2のカウンタ手段16と、カ
ウンタ制御手段17と、算出手段18と、出力手段19
とを備え、更に、決定手段20を備えることがある。
【0013】この第1のカウンタ手段15は、トナー使
用機構12の使用するトナー使用量を計数する。第2の
カウンタ手段16は、トナーカートリッジ11からトナ
ー切れが出力されるときに計数値を計数開始値にセット
しつつ、そのトナー切れからのトナー使用機構12の使
用するトナー使用量を計数する。
【0014】カウンタ制御手段17は、第2のカウンタ
手段16の計数値が規定値に到達するときに、その規定
値(第2のカウンタ手段16の計数値)を第1のカウン
タ手段15にセットしてから、第2のカウンタ手段16
の計数値を非計数値へとクリアする。算出手段18は、
トナーカートリッジ11のトナー残量を算出する。出力
手段19は、操作パネル14に対して、算出手段18の
算出するトナー残量を出力するか、トナー切れ状態か新
トナーカートリッジ装着開始状態のいずれかにある旨を
出力する。
【0015】決定手段20は、第2のカウンタ手段16
の計数値が規定値に到達するときに、第1のカウンタ手
段15の計数値と、その規定値(第2のカウンタ手段1
6の計数値)との差分値を算出することで、トナーカー
トリッジ11の持つトナー量を決定したり、その差分値
と過去に算出した差分値との平均値を算出することで、
トナーカートリッジ11の持つトナー量を決定する。こ
こで、この決定手段20が備えられるときには、カウン
タ制御手段17は、決定手段20の差分値算出処理を確
保させるように処理する。
【0016】図2中、30は本発明を具備する給紙装置
であって、用紙に対して印刷等の規定の処理を実行する
処理機構31と、処理機構31の処理対象となる用紙を
載置するホッパ32と、ホッパ32に載置される用紙を
ピックするピックローラ33と、ピックローラ33のピ
ックする用紙を処理機構31に搬送するフィードローラ
34と、ピックローラ33及びフィードローラ34を駆
動するモータ35と、モータ35の駆動処理を制御する
駆動制御手段36と、処理の同期をとるために用意され
て、処理機構31に搬送される用紙を検出する用紙検出
センサ37と、ユーザインタフェースとなる操作パネル
38とを備える。
【0017】この給紙装置30は、本発明を実現するた
めに、ピックローラ33のピックミスを検出する検出手
段39と、検出手段39の検出するピックミスの回数を
計数するピックミス計数手段40と、給紙要求を計数す
ることで給紙回数を計数する給紙計数手段41と、ピッ
クローラ33のピックミスの発生頻度を測定する測定手
段42と、操作パネル38に対してピックローラ33の
交換指示を出力する出力手段43とを備える。
【0018】
【作用】図1に原理構成を図示する本発明のトナー残量
出力装置13では、決定手段20が備えられないときに
は、第1のカウンタ手段15がトナー使用量を計数し、
第2のカウンタ手段16がトナー切れからのトナー使用
量を計数するときにあって、カウンタ制御手段17は、
第2のカウンタ手段16の計数値が規定値に到達すると
きには、その規定値(第2のカウンタ手段16の計数
値)を第1のカウンタ手段15にセットしてから、第2
のカウンタ手段16の計数値を非計数値へとクリアす
る。
【0019】すなわち、カウンタ制御手段17は、第2
のカウンタ手段16の計数値が規定値に到達するときに
は、新品のトナーカートリッジ11に交換されたことで
トナー切れが解消したことを判断して、その新品のトナ
ーカートリッジ11のトナー使用量が第2のカウンタ手
段16で計数されていることに対応させて、第2のカウ
ンタ手段16の計数値を第1のカウンタ手段15にセッ
トすることで、その後、第1のカウンタ手段15を使っ
て、その新品のトナーカートリッジ11のトナー使用量
を計数していくように処理するとともに、第2のカウン
タ手段16の計数値を非計数値へとクリアすることで、
第1のカウンタ手段15の計数するトナー使用量が正し
いものであることを表示していくように処理するのであ
る。
【0020】そして、算出手段18は、予め設定される
トナーカートリッジ11の持つトナー量の期待値と、第
1のカウンタ手段15の計数するトナーカートリッジ1
1のトナー使用量とを使って、トナーカートリッジ11
のトナー残量を算出する。ここで、このとき算出される
トナー残量は、第2のカウンタ手段16の計数値が非計
数値を示しているときに有効となる。
【0021】この算出手段18の算出処理を受けて、出
力手段19は、第2のカウンタ手段16の計数値が非計
数値を示しているときには、算出手段18の算出するト
ナー残量が正しいものであるので、その算出されたトナ
ー残量を操作パネル14に出力する。これに対して、第
2のカウンタ手段16の計数値が非計数値以外のもの、
すなわち本来の計数値を示しているときには、その計数
値が規定値まで到達していないことで、新品のトナーカ
ートリッジ11に交換されたのか、トナー切れを出力し
たトナーカートリッジ11が再利用されているのかの判
断がつかないことから、トナー切れ状態か新トナーカー
トリッジ装着開始状態のいずれかにある旨を操作パネル
14に出力する。
【0022】一方、決定手段20が備えられるときに
は、この決定手段20は、第2のカウンタ手段16の計
数値が規定値に到達するときには、第1のカウンタ手段
15の計数値とその規定値との差分値を算出すること
で、トナーカートリッジ11の持つトナー量を決定した
り、その差分値と過去に算出した差分値との平均値を算
出することで、トナーカートリッジ11の持つトナー量
を決定し、これを受けて、算出手段18が、決定手段2
0の決定するトナー量と、第1のカウンタ手段15の計
数するトナーカートリッジ11のトナー使用量とを使っ
て、トナーカートリッジ11のトナー残量を算出してい
くことになる。
【0023】すなわち、決定手段20は、第2のカウン
タ手段16の計数値が規定値に到達するときには、新品
のトナーカートリッジ11に交換されたことでトナー切
れが解消したことを判断して、その新品のトナーカート
リッジ11のトナー使用量が第2のカウンタ手段16で
計数されており、前のトナーカートリッジ11のトナー
使用量とその新品のトナーカートリッジ11のトナー使
用量との合計値が第1のカウンタ手段15で計数されて
いることに対応させて、第1のカウンタ手段15の計数
値と第2のカウンタ手段16の計数値との差分値を算出
することで、トナーカートリッジ11の持つトナー量を
決定したり、その差分値と過去に算出した差分値との平
均値を算出することで、トナーカートリッジ11の持つ
トナー量を決定するのである。
【0024】そして、この決定されるトナーカートリッ
ジ11の持つトナー量と、第1のカウンタ手段15の計
数するトナーカートリッジ11のトナー使用量とを使っ
て、トナーカートリッジ11のトナー残量を算出してい
くのである。
【0025】このようにして、図1に原理構成を図示す
る本発明のトナー残量出力装置13では、トナーカート
リッジ11の交換を考慮しつつ、トナーカートリッジ1
1のトナーがどの位残っているのかを検出して出力する
ように処理することから、ユーザは、トナーカートリッ
ジ11の交換準備が遅れることもなくなって、トナーカ
ートリッジ11を正確に交換できるようになる。
【0026】図2に原理構成を図示する本発明の給紙装
置30では、検出手段39は、駆動制御手段36に対し
て給紙要求が発行されるときに、用紙検出センサ37が
用紙搬送を検出するのか否かをチェックすることで、ピ
ックローラ33のピックミスが発生したのか否かを検出
し、この検出結果を受けて、ピックミス計数手段40
は、検出手段39の検出するピックミス回数を計数す
る。
【0027】一方、給紙計数手段41は、駆動制御手段
36に対して発行される給紙要求を計数することで給紙
回数を計数し、測定手段42は、駆動制御手段36に対
して発行される給紙要求と、検出手段39の検出するピ
ックミスとを監視することで、ピックローラ33のピッ
クミスの発生頻度を測定する。
【0028】これらの処理を受けて、出力手段43は、
給紙計数手段41の計数値が規定値に到達するときに、
ピックローラ33の交換指示を出力するとともに、その
出力に同期させて、ピックミス計数手段40の計数値を
出力したり、ピックミス計数手段40の計数値が規定値
に到達するときに、ピックローラ33の交換指示を出力
したり、測定手段42の測定する発生頻度が規定値に到
達するときに、ピックローラ33の交換指示を出力す
る。
【0029】このようにして、図2に原理構成を図示す
る本発明の給紙装置30では、ピックローラ33のピッ
ク性能を表すピックミスを使ってピックローラ33の交
換を指示する構成を採ることから、ユーザは、ピックロ
ーラ33を正確に交換できるようになる。
【0030】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。最初に、本発明のトナー残量出力装置を実施例に従
って詳細に説明する。
【0031】図3に、本発明のトナー残量出力装置を実
装するレーザプリンタ50の装置構成を図示する。この
図に示すように、レーザプリンタ50は、トナー切れの
出力機能を持つ交換可能なトナーカートリッジ51と、
トナーカートリッジ51のトナーを使って印刷処理を実
行するエンジン52と、ホスト装置からの印刷指示を受
け取ってエンジン52を制御することで印刷処理を制御
するコントローラ53と、ユーザインタフェースとなる
液晶ディスプレイ54とから構成されるものである。
【0032】このコントローラ53は、CPU55及び
不揮発性メモリ56を備えるとともに、本発明を実現す
るために、カウンタA57と、カウンタB58と、カウ
ンタC59とを備える。
【0033】後述するように、このカウンタA57は、
エンジン52がトナーカートリッジ51の交換後に使用
するトナー使用量を計数し、カウンタB58は、エンジ
ン52がトナーカートリッジ51のトナー切れ後に使用
するトナー使用量を計数し、カウンタC59は、過去N
回のトナーカートリッジ51の交換により求められたト
ナーカートリッジ51の持つトナー量を保持する処理を
実行する。
【0034】ここで、このカウンタB58は、カウンタ
A57が正確なトナー使用量の計数処理を実現するため
に用意されるものである。このカウンタB58により、
カウンタA57は、エンジン52がトナーカートリッジ
51の交換後に使用する正確なトナー使用量を計数でき
るようになるので、トナーカートリッジ51の持つトナ
ー量が分かるならば、このトナー量とカウンタA57の
計数するトナー使用量とを使って、トナーカートリッジ
51のトナー残量を検出できることになる。
【0035】なお、エンジン52の使用するトナー使用
量は、印刷枚数や印刷ライン数や印刷ドット数や、これ
らを印刷濃度係数で補正したものを計数することで求め
られることになる。
【0036】図4及び図5に、本発明のトナー残量出力
処理を実現するために実行するコントローラ53の処理
フローの一実施例を図示する。次に、この処理フローに
従って、本発明のトナー残量出力処理について詳細に説
明する。
【0037】レーザプリンタ50のコントローラ53
は、電源が投入されると、図4及び図5の処理フローに
示すように、先ず最初に、ステップ1で、不揮発性メモ
リ56に格納されるカウンタA57及びカウンタB58
の計数値を読み込む。すなわち、前回の印刷処理終了時
のカウンタA57及びカウンタB58の計数値を読み込
むのである。
【0038】続いて、ステップ2で、カウンタB58の
計数値が“0”を表示しているのか否かをチェックす
る。後述するように、カウンタB58の計数値が“0”
を表示しているときには、カウンタA57の計数値が有
効であることを意味し、“0”以外を表示しているとき
には、新品のトナーカートリッジ51に交換されたの
か、トナー切れを出力したトナーカートリッジ51が再
利用されているのかの判断がつかない状態にあることを
意味している。これから、このステップ2で、カウンタ
B58の計数値が“0”以外を表示していることを判断
するときには、ステップ3に進んで、液晶ディスプレイ
54にトナー残量不定を表示する。
【0039】一方、ステップ2で、カウンタB58の計
数値が“0”を表示していることを判断するとき、すな
わち、カウンタA57の計数値がトナーカートリッジ5
1の交換後の正確なトナー使用量を表示していることを
判断するときには、ステップ4に進んで、予め設定され
ているトナーカートリッジ51の持つトナー量“α”を
使い、
【0040】
【数1】
【0041】に従って、トナーカートリッジ51のトナ
ー残量を求めて、そのトナー残量を図6に示すような表
示形態に従って液晶ディスプレイ54に表示する。ステ
ップ3及びステップ4の処理を終了すると、続いて、ス
テップ5で、ホスト装置からの印刷指示を待つことで印
刷開始待ちに入って、ホスト装置から印刷指示がある
と、ステップ6に進んで、エンジン52を制御すること
でページ印刷を開始する。続いて、ステップ7で、この
印刷処理で使用したトナー使用量に合わせて、カウンタ
A57の計数するトナー使用量をカウントアップする。
【0042】続いて、ステップ8で、カウンタB58の
計数値が“0”を表示しているのか否かをチェックし
て、カウンタB58の計数値が“0”を表示しているこ
とを判断するとき、すなわち、カウンタA57の計数値
がトナーカートリッジ51の交換後の正確なトナー使用
量を表示していることを判断するときには、ステップ9
に進んで、上述の〔数1〕式に従って、トナーカートリ
ッジ51のトナー残量を求めて液晶ディスプレイ54に
表示する。
【0043】一方、ステップ8で、カウンタB58の計
数値が“0”以外を表示していることを判断するときに
は、ステップ10に進んで、ステップ6での印刷処理で
使用したトナー使用量に合わせて、カウンタB58の計
数するトナー使用量をカウントアップしてから、続くス
テップ11で、新品のトナーカートリッジ51に交換さ
れたのか、トナー切れを出力したトナーカートリッジ5
1が再利用されているのかの判断がつかない状態にある
ことに対応させて、液晶ディスプレイ54にトナー残量
不定を表示する。
【0044】ステップ9及びステップ11の処理を終了
すると、続いて、ステップ12で、エンジン52からト
ナーカートリッジ51のトナー切れが出力されているの
か否かを判断して、トナー切れが出力されていることを
判断するときには、ステップ13に進んで、カバーを開
閉してトナーカートリッジ51の交換を行う。このと
き、新たなトナーカートリッジ51に交換されることも
あるが、ユーザによっては、取り出したトナーカートリ
ッジ51を振って再利用していくこともある。続いて、
ステップ14で、カウンタB58の計数値を計数初期値
の“1”にセットする。すなわち、トナー切れが出力さ
れるときには、常に、カウンタB58の計数値を計数初
期値の“1”にセットするのである。
【0045】ステップ14の処理を終了し、また、ステ
ップ12でトナー切れが出力されないことを判断すると
きには、ステップ15に進んで、カウンタB58の計数
値が規定値を超えたのか否かを判断して、超えていない
ことを判断するときには、ステップ5に戻っていくこと
で、印刷処理の実行に合わせて、カウンタA57の計数
するトナー使用量をカウントアップしていくとともに、
カウンタB58の計数するトナー切れ後のトナー使用量
をカウントアップしていく。このカウントアップ処理に
より、ステップ15で、カウンタB58の計数値が規定
値を超えることを判断すると、ステップ16に進んで、
カウンタB58の計数するトナー使用量をカウンタA5
7の計数値としてセットし、続くステップ17で、カウ
ンタB58の計数値を“0”にクリアしてからステップ
5に戻っていく。
【0046】このようにして、図7に示すように、カウ
ンタA57を使ってトナーカートリッジ51のトナー使
用量を計数していくときに、トナー切れが出力される
と、カウンタB58を使ってトナー切れ後のトナー使用
量の計数処理に入って、液晶ディスプレイ54にトナー
残量不定を表示していくとともに、その計数値が規定値
を超えるときには、最後のトナー切れ後に新品のトナー
カートリッジ51に交換されたことを判断していく。
【0047】そして、その新品のトナーカートリッジ5
1のトナー使用量がカウンタB58で計数されているこ
とに対応させて、カウンタB58の計数値をカウンタA
57にセットすることで、その後、カウンタA57を使
って、その新品のトナーカートリッジ51のトナー使用
量を計数していくように処理するとともに、カウンタB
58の計数値を“0”へとクリアすることで、カウンタ
A57の計数値が有効であることを表示させて、上述の
〔数1〕式に従ってトナーカートリッジ51のトナー残
量を求めて液晶ディスプレイ54に表示していくととも
に、カウンタB58のカウントアップ処理を停止させて
いくのである。
【0048】このように、コントローラ53は、図4及
び図5の処理フローを実行することで、トナーカートリ
ッジ51の交換を考慮しつつ、トナーカートリッジ51
のトナーがどの位残っているのかを検出して出力するよ
うに処理することから、ユーザは、トナーカートリッジ
51の交換準備が遅れることもなくなって、トナーカー
トリッジ51を正確に交換できるようになる。
【0049】図8及び図9に、本発明のトナー残量出力
処理を実現するために実行するコントローラ53の処理
フローの他の実施例を図示する。図4及び図5に示した
処理フローでは、予め設定されているトナーカートリッ
ジ51の持つトナー量“α”を使い、〔数1〕式に従っ
て、トナーカートリッジ51のトナー残量を求める構成
を採っているのに対して、この処理フローでは、過去N
回のトナーカートリッジ51の交換により求められたト
ナーカートリッジ51の持つトナー量を保持するカウン
タC59を用意する構成を採って、このカウンタC59
の保持値を更新しつつ、最新の保持値を使い、
【0050】
【数2】
【0051】に従って、トナーカートリッジ51のトナ
ー残量を求めて液晶ディスプレイ54に表示する構成を
採ることを特徴とする。この図8及び図9に示す処理フ
ローと、図4及び図5に示した処理フローの相違点につ
いて説明するならば、図4及び図5に示した処理フロー
では、ステップ1で、不揮発性メモリ56に格納される
カウンタA57及びカウンタB58の計数値を読み込む
のに対して、この図8及び図9に示す処理フローでは、
ステップ1で、不揮発性メモリ56に格納されるカウン
タA57、カウンタB58及びカウンタC59の計数値
を読み込むように処理している。
【0052】また、図4及び図5に示した処理フローで
は、ステップ4及びステップ9で、〔数1〕式に従っ
て、トナーカートリッジ51のトナー残量を求めるのに
対して、この図8及び図9に示す処理フローでは、ステ
ップ4及びステップ9で、〔数2〕式に従って、トナー
カートリッジ51のトナー残量を求めるように処理して
いる。
【0053】すなわち、カウンタC59には、過去N回
のトナーカートリッジ51の交換により求められたトナ
ーカートリッジ51の持つトナー量が保持されているの
で、このトナー量を使って、〔数2〕式に従って、トナ
ーカートリッジ51のトナー残量を求めるように処理す
るのである。
【0054】また、図4及び図5に示した処理フローで
は、ステップ16で、カウンタB58の計数するトナー
使用量をカウンタA57の計数値としてセットし、続く
ステップ17で、カウンタB58の計数値を“0”にク
リアしてからステップ5に戻っていくのに対して、この
図8及び図9に示す処理フローでは、ステップ16で、
【0055】
【数3】
【0056】に従って、カウンタC59の新たな保持値
を求め、続くステップ17で、カウンタB58の計数す
るトナー使用量をカウンタA57の計数値としてセット
し、続くステップ18で、カウンタB58の計数値を
“0”にクリアしてからステップ5に戻っていくように
処理している。ここで、〔数3〕式中のNの値は“0”
であってもよい。
【0057】すなわち、図7から分かるように、カウン
タB58の計数値が規定値を超えるときには、最後のト
ナー切れ後に新品のトナーカートリッジ51に交換され
たことを判断して、その新品のトナーカートリッジ51
のトナー使用量がカウンタB58で計数され、前のトナ
ーカートリッジ51のトナー使用量とその新品のトナー
カートリッジ51のトナー使用量との合計値がカウンタ
A57で計数されていることに対応させて、上述の〔数
3〕式に従ってカウンタC59の新たな保持値を求めて
いくのである。
【0058】このように、コントローラ53は、図8及
び図9の処理フローを実行することで、トナーカートリ
ッジ51の持つトナー量の設定を要求することなく、ト
ナーカートリッジ51の交換を考慮しつつ、トナーカー
トリッジ51のトナーがどの位残っているのかを検出し
て出力するように処理することから、ユーザは、トナー
カートリッジ51の交換準備が遅れることもなくなっ
て、トナーカートリッジ51を正確に交換できるように
なる。
【0059】次に、本発明の給紙装置を実施例に従って
詳細に説明する。図10に、本発明の給紙装置を実装す
るプリンタ60の装置構成を図示する。この図に示すよ
うに、プリンタ60は、印刷処理を実行するエンジン6
1と、印刷対象となる用紙を載置するホッパ62と、ホ
ッパ62に載置される用紙をピックするピックローラ6
3と、ピックローラ63のピックする用紙をエンジン6
1の印刷機構に搬送するフィードローラ64と、フィー
ドローラ64により搬送される用紙を検出する用紙検出
センサ65と、ユーザインタフェースとなる液晶パネル
66と、全体の制御処理を実行するとともに、ピックロ
ーラ63の交換指示を発行するコントローラ67と、コ
ントローラ67の作業メモリとして用意されるEEPR
OM68とから構成されるものである。
【0060】図11ないし図13に、本発明の給紙装置
が実行するピックローラ交換指示処理を実現するために
実行するコントローラ67の処理フローの一実施例を図
示する。次に、これらの処理フローに従って、本発明の
給紙装置が実行するピックローラ交換指示処理について
詳細に説明する。
【0061】図11の処理フローに従う場合、プリンタ
60のコントローラ67は、図示しないホスト装置から
印刷命令となる給紙命令を受信すると、先ず最初に、ス
テップ1で、エンジン61に対して給紙命令を発行する
ことで、ピックローラ63及びフィードローラ64を駆
動して給紙処理に入る。
【0062】続いて、ステップ2で、EEPROM68
に展開される給紙カウンタの計数値を1つインクリメン
トすることで給紙回数を計数する。続いて、ステップ3
で、用紙検出センサ65が用紙を検出するのか否かをチ
ェックすることで給紙ミスが発生したのか否かを判断し
て、給紙ミスの発生を検出するとき、すなわち、用紙検
出センサ65が用紙を検出しないことを判断するときに
は、ステップ4に進んで、EEPROM68に展開され
る給紙ミスカウンタの計数値を1つインクリメントする
ことで給紙ミス回数を計数する。一方、ステップ3で給
紙ミスの発生を検出しないときには、このステップ4で
の給紙ミスカウンタのインクリメント処理を省略する。
【0063】続いて、ステップ5で、ステップ2で更新
した給紙カウンタの計数値が規定値に到達したのか否か
を判断して、規定値に到達していないことを判断すると
きには、そのまま処理を終了し、規定値に到達したこと
を判断するときには、ステップ6に進んで、ピックロー
ラ63の交換要求メッセージと、給紙ミスカウンタの計
数する給紙ミス回数とを液晶パネル66に表示して処理
を終了する。
【0064】このようにして、プリンタ60のコントロ
ーラ67は、図11の処理フローに従う場合、給紙回数
が規定値に到達するときに、図14に示すように、液晶
パネル66に対して、ピックローラ63の交換要求メッ
セージを出力するとともに、その出力に合わせて、その
ピックローラ63の給紙ミス回数を出力していく。これ
により、ユーザは、給紙ミス回数を評価することで、ピ
ックローラ63がまだ使えるのか否かを判断できるよう
になる。
【0065】図12の処理フローに従う場合、プリンタ
60のコントローラ67は、図示しないホスト装置から
印刷命令となる給紙命令を受信すると、先ず最初に、ス
テップ1で、エンジン61に対して給紙命令を発行する
ことで、ピックローラ63及びフィードローラ64を駆
動して給紙処理に入る。
【0066】続いて、ステップ2で、用紙検出センサ6
5が用紙を検出するのか否かをチェックすることで給紙
ミスが発生したのか否かを判断して、給紙ミスの発生を
検出しないとき、すなわち、用紙検出センサ65が用紙
を検出したことを判断するときには、そのまま処理を終
了し、給紙ミスの発生を検出するときには、ステップ3
に進んで、EEPROM68に展開される給紙ミスカウ
ンタの計数値を1つインクリメントすることで給紙ミス
回数を計数する。
【0067】続いて、ステップ4で、更新した給紙ミス
カウンタの計数値が規定値に到達したのか否かを判断し
て、規定値に到達していないことを判断するときには、
そのまま処理を終了し、規定値に到達したことを判断す
るときには、ステップ5に進んで、ピックローラ63の
交換要求メッセージを液晶パネル66に表示して処理を
終了する。
【0068】このようにして、プリンタ60のコントロ
ーラ67は、図12の処理フローに従う場合、給紙ミス
回数が規定値に到達するときに、液晶パネル66に対し
て、ピックローラ63の交換要求メッセージを出力して
いく。これにより、ユーザは、ピック性能を表す給紙ミ
ス回数に従ってピックローラ63を正確に交換できるよ
うになる。
【0069】図13の処理フローに従う場合、プリンタ
60のコントローラ67は、図示しないホスト装置から
印刷命令となる給紙命令を受信すると、先ず最初に、ス
テップ1で、エンジン61に対して給紙命令を発行する
ことで、ピックローラ63及びフィードローラ64を駆
動して給紙処理に入る。
【0070】続いて、ステップ2で、EEPROM68
に展開される添字カウンタの計数値iを1つインクリメ
ントする。続いて、ステップ3で、添字カウンタの計数
値iが“100”よりも大きくなったのか否かを判断し
て、大きくなったことを判断するときには、ステップ4
に進んで、添字カウンタの計数値iを“1”にセットす
る。一方、ステップ3で大きくなっていないことを判断
するときには、このステップ4での添字カウンタのセッ
ト処理を省略する。
【0071】続いて、ステップ5で、用紙検出センサ6
5が用紙を検出するのか否かをチェックすることで給紙
ミスが発生したのか否かを判断して、給紙ミスの発生を
検出するとき、すなわち、用紙検出センサ65が用紙を
検出しないことを判断するときには、ステップ6に進ん
で、EEPROM68に展開される給紙ミス格納配列M
[i] の配列データの内の添字カウンタの計数値iの指す
ものに“1”をセットする。一方、ステップ5で給紙ミ
スの発生を検出しないときには、ステップ7に進んで、
その給紙ミス格納配列M[i] に“0”をセットする。
【0072】続いて、ステップ8で、給紙ミス格納配列
M[1] 〜給紙ミス格納配列M[100]の格納値の合計値S
を求め、続くステップ9で、その合計値Sが規定値に到
達したのか否かを判断して、規定値に到達していないこ
とを判断するときには、そのまま処理を終了し、規定値
に到達したことを判断するときには、ステップ10に進
んで、ピックローラ63の交換要求メッセージを液晶パ
ネル66に表示して処理を終了する。
【0073】このようにして、プリンタ60のコントロ
ーラ67は、図13の処理フローに従う場合、給紙ミス
の発生頻度が規定値に到達するときに、液晶パネル66
に対して、ピックローラ63の交換要求メッセージを出
力していく。これにより、ユーザは、ピック性能を表す
給紙ミスの発生頻度に従ってピックローラ63を正確に
交換できるようになる。
【0074】図11ないし図13に示す処理フローで
は、プリンタ60がピックローラ63を1個備える構成
を想定したが、図15に示すように、複数の給紙カセッ
トを備えることで複数のピックローラ63を備えるとき
には、ピックローラ63毎にこれらの処理を実行する構
成を採って、図16に示すように、液晶パネル66にピ
ックローラ63の交換要求メッセージを出力(給紙ミス
回数を合わせて出力することもある)していくときに、
交換対象となるピックローラ63のID情報を出力して
いくように処理することになる。
【0075】図示実施例に従って本発明を開示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、プリンタに適用する実施例に従って本発明を開
示したが、本発明はその適用がプリンタに限られるもの
ではない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトナー残
量出力装置では、トナーカートリッジの交換を考慮しつ
つ、トナーカートリッジのトナーがどの位残っているの
かを検出して出力するように処理することから、ユーザ
は、トナーカートリッジの交換準備が遅れることもなく
なって、トナーカートリッジを正確に交換できるように
なる。
【0077】また、本発明の給紙装置では、ピックロー
ラのピック性能を表すピックミスを使ってピックローラ
の交換を指示する構成を採ることから、ユーザは、ピッ
クローラを正確に交換できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明を実装するレーザプリンタの装置構成図
である。
【図4】本発明のトナー残量出力装置を実現するために
実行する処理フローの一実施例である。
【図5】本発明のトナー残量出力装置を実現するために
実行する処理フローの一実施例である。
【図6】トナー残量の出力処理の説明図である。
【図7】カウンタA/カウンタBの計数処理の説明図で
ある。
【図8】本発明のトナー残量出力装置を実現するために
実行する処理フローの他の実施例である。
【図9】本発明のトナー残量出力装置を実現するために
実行する処理フローの他の実施例である。
【図10】本発明を実装するプリンタの装置構成図であ
る。
【図11】本発明の給紙装置を実現するために実行する
処理フローの一実施例である。
【図12】本発明の給紙装置を実現するために実行する
処理フローの一実施例である。
【図13】本発明の給紙装置を実現するために実行する
処理フローの一実施例である。
【図14】ピックローラ交換メッセージの出力処理の説
明図である。
【図15】複数の給紙カセットを持つプリンタの装置構
成図である。
【図16】ピックローラ交換メッセージの出力処理の説
明図である。
【符号の説明】
10 本体装置 11 トナーカートリッジ 12 トナー使用機構 13 トナー残量出力装置 14 操作パネル 15 第1のカウンタ手段 16 第2のカウンタ手段 17 カウンタ制御手段 18 算出手段 19 出力手段 20 決定手段 30 給紙装置 31 処理機構 32 ホッパ 33 ピックローラ 34 フィードローラ 35 モータ 36 駆動制御手段 37 用紙検出センサ 38 操作パネル 39 検出手段 40 ピックミス計数手段 41 給紙計数手段 42 測定手段 43 出力手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー切れを出力するトナーカートリッ
    ジのトナー残量を検出して出力するトナー残量出力装置
    であって、 トナー使用量を計数する第1のカウンタ手段(15)と、 トナー切れが出力されるときに計数値を計数開始値にセ
    ットしつつ、そのトナー切れからのトナー使用量を計数
    する第2のカウンタ手段(16)と、 上記第2のカウンタ手段(16)の計数値が規定値に到達す
    るときに、該規定値を上記第1のカウンタ手段(15)にセ
    ットしてから、上記第2のカウンタ手段(16)の計数値を
    非計数値へとクリアするカウンタ制御手段(17)と、 予め設定されるトナーカートリッジの持つトナー量の期
    待値と、上記第1のカウンタ手段(15)の計数値とを使っ
    てトナー残量を算出する算出手段(18)と、 上記第2のカウンタ手段(16)の計数値が非計数値を示し
    ているときには、上記算出手段(18)の算出するトナー残
    量を出力するとともに、計数値を示しているときには、
    トナー切れ状態か新トナーカートリッジ装着開始状態の
    いずれかにある旨を出力する出力手段(19)とを備えるこ
    とを、 特徴とするトナー残量出力装置。
  2. 【請求項2】 トナー切れを出力するトナーカートリッ
    ジのトナー残量を検出して出力するトナー残量出力装置
    であって、 トナー使用量を計数する第1のカウンタ手段(15)と、 トナー切れが出力されるときに計数値を計数開始値にセ
    ットしつつ、そのトナー切れからのトナー使用量を計数
    する第2のカウンタ手段(16)と、 上記第2のカウンタ手段(16)の計数値が規定値に到達す
    るときに、上記第1のカウンタ手段(15)の計数値と該規
    定値との差分値から、トナーカートリッジの持つトナー
    量を決定する決定手段(20)と、 上記第2のカウンタ手段(16)の計数値が規定値に到達す
    るときに、上記決定手段(20)の差分値算出処理を確保さ
    せつつ、該規定値を上記第1のカウンタ手段(15)にセッ
    トしてから、上記第2のカウンタ手段(16)の計数値を非
    計数値へとクリアするカウンタ制御手段(17)と、 上記決定手段(20)の決定するトナー量と、上記第1のカ
    ウンタ手段(15)の計数値とを使ってトナー残量を算出す
    る算出手段(18)と、 上記第2のカウンタ手段(16)の計数値が非計数値を示し
    ているときには、上記算出手段(18)の算出するトナー残
    量を出力するとともに、計数値を示しているときには、
    トナー切れ状態か新トナーカートリッジ装着開始状態の
    いずれかにある旨を出力する出力手段(19)とを備えるこ
    とを、 特徴とするトナー残量出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のトナー残量出力装置にお
    いて、 決定手段(20)は、新たに算出する差分値と過去に算出し
    た差分値との平均値を求めることで、トナーカートリッ
    ジの持つトナー量を決定するよう処理することを、 特徴とするトナー残量出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトナー残量出力装置にお
    いて、 決定手段(20)は、過去に算出した差分値の平均値と、そ
    の平均回数とを管理する構成を採って、新たに算出する
    差分値と、この平均値及び平均回数とからトナーカート
    リッジの持つトナー量を決定するよう処理することを、 特徴とするトナー残量出力装置。
  5. 【請求項5】 ホッパに載置される用紙をピックするピ
    ックローラと、該ピックローラのピックする用紙を処理
    機構に搬送するフィードローラとを備える給紙装置にお
    いて、 給紙要求に対しての用紙搬送の有無をチェックすること
    でピックローラのピックミスを検出する検出手段(39)
    と、 上記検出手段(39)の検出するピックミスの回数を計数す
    るピックミス計数手段(40)と、 給紙要求を計数することで給紙回数を計数する給紙計数
    手段(41)と、 上記給紙計数手段(41)の計数値が規定値に到達するとき
    に、ピックローラの交換指示を出力するとともに、その
    出力に同期させて、上記ピックミス計数手段(40)の計数
    値を出力する出力手段(43)とを備えることを、 特徴とする給紙装置。
  6. 【請求項6】 ホッパに載置される用紙をピックするピ
    ックローラと、該ピックローラのピックする用紙を処理
    機構に搬送するフィードローラとを備える給紙装置にお
    いて、 給紙要求に対しての用紙搬送の有無をチェックすること
    でピックローラのピックミスを検出する検出手段(39)
    と、 上記検出手段(39)の検出するピックミスの回数を計数す
    るピックミス計数手段(40)と、 上記ピックミス計数手段(40)の計数値が規定値に到達す
    るときに、ピックローラの交換指示を出力する出力手段
    (43)とを備えることを、 特徴とする給紙装置。
  7. 【請求項7】 ホッパに載置される用紙をピックするピ
    ックローラと、該ピックローラのピックする用紙を処理
    機構に搬送するフィードローラとを備える給紙装置にお
    いて、 給紙要求に対しての用紙搬送の有無をチェックすること
    でピックローラのピックミスを検出する検出手段(39)
    と、 給紙要求と、それに対しての上記検出手段(39)の検出結
    果とから、ピックローラのピックミスの発生頻度を測定
    する測定手段(42)と、 上記測定手段(42)の測定する発生頻度が規定値に到達す
    るときに、ピックローラの交換指示を出力する出力手段
    (43)とを備えることを、 特徴とする給紙装置。
  8. 【請求項8】 請求項5、6又は7記載の給紙装置にお
    いて、 出力手段(43)は、給紙装置が用紙種類に合わせて複数の
    ピックローラを持つときには、交換指示のピックローラ
    の識別情報を付加しつつ、ピックローラの交換指示を出
    力するよう処理することを、 特徴とする給紙装置。
JP13486895A 1995-06-01 1995-06-01 トナー残量出力装置 Expired - Fee Related JP3155169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13486895A JP3155169B2 (ja) 1995-06-01 1995-06-01 トナー残量出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13486895A JP3155169B2 (ja) 1995-06-01 1995-06-01 トナー残量出力装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000155609A Division JP2000351486A (ja) 2000-01-01 2000-05-26 給紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08328365A true JPH08328365A (ja) 1996-12-13
JP3155169B2 JP3155169B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=15138357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13486895A Expired - Fee Related JP3155169B2 (ja) 1995-06-01 1995-06-01 トナー残量出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3155169B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291143A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体取扱装置
JP2009139725A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US20120308245A1 (en) * 2006-01-17 2012-12-06 Yoshiya Inoue Image forming apparatus and output setting method of consumed status of consumable items of the image forming apparatus
JP2020101682A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291143A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体取扱装置
US20120308245A1 (en) * 2006-01-17 2012-12-06 Yoshiya Inoue Image forming apparatus and output setting method of consumed status of consumable items of the image forming apparatus
US8391731B2 (en) * 2006-01-17 2013-03-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and output setting method of consumed status of consumable items of the image forming apparatus
US8588626B2 (en) 2006-01-17 2013-11-19 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and output setting method of consumed status of consumable items of the apparatus
JP2009139725A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2020101682A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3155169B2 (ja) 2001-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5369232B2 (ja) 画像形成装置
JP6711579B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
US8295719B2 (en) Apparatus, system, and method of controlling an image processing apparatus
JP2007096813A (ja) 画像形成装置
JP2009203074A (ja) 画像形成装置、媒体供給方法、及び、コンピュータプログラム
JP2015203738A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2016185831A (ja) 用紙搬送装置、画像処理装置及び用紙搬送方法
JP2010210801A (ja) 画像形成装置
JP5640058B2 (ja) 画像形成装置
JPH08328365A (ja) トナー残量出力装置及び給紙装置
US6916131B2 (en) Image forming device customizing the image to fit the paper length
JP5145081B2 (ja) エラー予測装置
JP3598768B2 (ja) 重送検知方法および装置
JP2008134508A (ja) 画像形成装置
JP3557853B2 (ja) 印刷装置
JP2006117432A (ja) 画像形成装置
JP2004315177A (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JP2000351486A (ja) 給紙装置
JP2003186356A (ja) 画像形成装置
JP2007297199A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP2020015565A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP6570863B2 (ja) 画像形成装置及びトナー量判定方法
JP2017067866A (ja) 画像形成装置及びその画像形成方法
JP2010210937A (ja) 画像形成装置
JP2011144033A (ja) 劣化状態判定装置、画像形成装置及び劣化状態判定プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees