JP2020099147A - 絶縁ゲート型デバイス駆動装置 - Google Patents

絶縁ゲート型デバイス駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020099147A
JP2020099147A JP2018236886A JP2018236886A JP2020099147A JP 2020099147 A JP2020099147 A JP 2020099147A JP 2018236886 A JP2018236886 A JP 2018236886A JP 2018236886 A JP2018236886 A JP 2018236886A JP 2020099147 A JP2020099147 A JP 2020099147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
insulated gate
charging current
low
operational amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018236886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7271933B2 (ja
Inventor
貴浩 森
Takahiro Mori
貴浩 森
基光 岩本
Motomitsu Iwamoto
基光 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2018236886A priority Critical patent/JP7271933B2/ja
Priority to US16/699,401 priority patent/US10756728B2/en
Publication of JP2020099147A publication Critical patent/JP2020099147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7271933B2 publication Critical patent/JP7271933B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/60Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being bipolar transistors
    • H03K17/602Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being bipolar transistors in integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/04Modifications for accelerating switching
    • H03K17/042Modifications for accelerating switching by feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/04206Modifications for accelerating switching by feedback from the output circuit to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0018Special modifications or use of the back gate voltage of a FET
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0027Measuring means of, e.g. currents through or voltages across the switch
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0081Power supply means, e.g. to the switch driver

Abstract

【課題】配線抵抗が大きくなってしまう場合でも、パワーデバイスを十分に駆動できる駆動回路を提供する。【解決手段】駆動回路2aは、オペアンプ11、NMOSトランジスタ12および抵抗13にて基準電圧VREFから電流I1を生成し、PMOSトランジスタ14,15によるカレントミラー回路で充電電流I2を出力し、パワーデバイス1をターンオンする充電回路10に、充電電流補正回路40を備えている。充電電流補正回路40では、電源端子とPMOSトランジスタ15との間に存在する配線抵抗16の両端に生じた電位差をオペアンプ41で増幅して補正電圧Vonを生成し、この補正電圧Vonをオペアンプ47が基準電圧VREFに加算し、その加算した電圧をオペアンプ51が極性反転して新たな基準電圧VREF2とする。これにより、充電電流I2が増えることで、パワーデバイス1の駆動能力が維持できるようになる。【選択図】図1

Description

本発明は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)またはMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)のような絶縁ゲート型のパワーデバイスを駆動する絶縁ゲート型デバイス駆動装置に関する。
モータなどの負荷を制御する電力変換装置では、負荷をスイッチング制御するパワーデバイスとこのパワーデバイスを駆動する駆動回路とを1つのパッケージに収容した半導体モジュールが使用されている。パワーデバイスとしては、IGBTまたはMOSFETが一般に用いられている。駆動回路としては、出力段が電流を吐き出すトランジスタと電流を吸い込むトランジスタとを直列に接続したトーテムポール出力回路で構成されたものが用いられることがある(たとえば、特許文献1参照)。ここで、この特許文献1に記載の駆動回路について説明する。
図3は従来のパワーデバイスの駆動回路の一構成例を示す回路図である。
図3に例示したパワーデバイスの駆動回路2は、IGBTとするパワーデバイス1をターンオンまたはターンオフするものであって、充電回路10と、切替回路20と、放電回路30とを有している。駆動回路2は、集積回路(IC:Integrated Circuit)によって構成され、パワーデバイス1とともに半導体モジュールに収容されている。
充電回路10は、オペアンプ11と、NチャネルのMOSFET(以下、NMOSトランジスタという)12と、抵抗13と、PチャネルのMOSFET(以下、PMOSトランジスタという)14,15とを有し、充電電流を生成する回路を構成している。
オペアンプ11は、その非反転入力端子に充電電流の値を設定するために外部より入力された基準電圧VREFが印加され、オペアンプ11の出力端子は、NMOSトランジスタ12のゲートに接続されている。NMOSトランジスタ12のソースは、抵抗13の一方の端子とオペアンプ11の反転入力端子とに接続され、抵抗13の他方の端子は、このパワーデバイス1および駆動回路2のグランドGNDに接続されている。ここで、オペアンプ11、NMOSトランジスタ12および抵抗13は、基準電圧VREFを基に電流I1を生成する電圧入力/電流出力回路を構成している。すなわち、オペアンプ11は、反転入力端子の電圧(抵抗13の両端の電圧)が基準電圧VREFに等しくなるように動作するので、NMOSトランジスタ12には、基準電圧VREFと抵抗13の抵抗値とで決まる電流I1が流れることになる。
NMOSトランジスタ12のドレインは、PMOSトランジスタ14のドレインおよびゲートとPMOSトランジスタ15のゲートとに接続され、PMOSトランジスタ14,15のソースは、駆動回路2の電源電圧Vccのラインに接続されている。ここで、PMOSトランジスタ14,15は、カレントミラー回路を構成し、電流I1に比例した充電電流I2をPMOSトランジスタ15のドレインから出力する。
切替回路20は、レベルシフト回路21とPMOSトランジスタ22とを有している。レベルシフト回路21の入力端子は、駆動信号の入力端子に接続され、レベルシフト回路21の出力端子は、PMOSトランジスタ22のゲートに接続されている。PMOSトランジスタ22のドレインは、PMOSトランジスタ15のゲートに接続され、PMOSトランジスタ22のソースは、駆動回路2の電源電圧Vccのラインに接続されている。レベルシフト回路21は、ハイレベルの駆動信号が入力されるとローレベルの信号を出力してPMOSトランジスタ22をオンし、PMOSトランジスタ15のゲートと電源電圧Vccのラインとを短絡状態にしてPMOSトランジスタ15をオフする。レベルシフト回路21は、また、ローレベルの駆動信号が入力されると電源電圧Vccのレベルの信号を出力してPMOSトランジスタ22をオフし、PMOSトランジスタ15をオンする。
放電回路30は、バッファ31とNMOSトランジスタ32とを有している。バッファ31の入力端子は、駆動信号の入力端子に接続され、バッファ31の出力端子は、NMOSトランジスタ32のゲートに接続されている。バッファ31は、ローレベルの駆動信号が入力されるとローレベルの信号を出力してNMOSトランジスタ32をオフする。バッファ31は、また、ハイレベルの駆動信号が入力されるとハイレベルの信号を出力してNMOSトランジスタ32をオンする。
充電回路10のPMOSトランジスタ15のドレインは、放電回路30のNMOSトランジスタ32のドレインに接続され、この接続点は、駆動回路2の出力端子OUTを構成している。この出力端子OUTは、パワーデバイス1のゲートに接続されている。また、駆動回路2のグランドGNDは、パワーデバイス1のエミッタに接続されている。
なお、充電回路10のPMOSトランジスタ15のソースは、配線抵抗16を介して駆動回路2の電源電圧Vccのラインに接続され、PMOSトランジスタ15のバックゲートは、電源電圧Vccのラインに接続されている。また、放電回路30のNMOSトランジスタ32のソースは、配線抵抗33を介してグランドGNDに接続され、NMOSトランジスタ32のバックゲートは、グランドGNDに接続されている。ここで、配線抵抗16は、IC基板の電源電圧Vccの電源端子とPMOSトランジスタ15のソースとの間に不可避的に存在する配線の抵抗である。また、配線抵抗33は、IC基板のグランドGNDの端子とNMOSトランジスタ32のソースとの間に不可避的に存在する配線の抵抗である。
以上の駆動回路2は、充電回路10では、オペアンプ11、NMOSトランジスタ12および抵抗13が基準電圧VREFに相当する電流I1を生成し、PMOSトランジスタ14,15が電流I1に比例した充電電流I2を出力するようにしている。
ここで、ローレベルの駆動信号が入力されると、レベルシフト回路21は、PMOSトランジスタ22をオフし、PMOSトランジスタ15をオンして、充電電流I2を出力する。この充電電流I2は、パワーデバイス1のゲートに吐き出され、パワーデバイス1のゲート・エミッタ間容量およびゲート・コレクタ間容量を充電し、パワーデバイス1をターンオンする。このとき、放電回路30では、バッファ31がローレベルの信号を出力し、NMOSトランジスタ32をオフしている。
次に、ハイレベルの駆動信号が入力されると、レベルシフト回路21は、PMOSトランジスタ22をオンし、PMOSトランジスタ15をオフする。一方、放電回路30では、バッファ31がハイレベルの信号を出力し、NMOSトランジスタ32をオンする。これにより、パワーデバイス1のゲート・エミッタ間容量に蓄積された電荷が放電電流I3としてNMOSトランジスタ32に吸い込まれ、パワーデバイス1をターンオフする。
特開2013−219633号公報
従来のパワーデバイスの駆動回路では、トーテムポール出力回路を構成するハイサイド出力トランジスタおよびローサイド出力トランジスタのソース側に配線抵抗が存在する。これらの配線抵抗は、IC基板における駆動回路のレイアウト構成上、少なからず存在するものであり、抵抗値が電源端子またはグランド端子とハイサイドまたはローサイドのトランジスタのソースとの間の距離に依存する。トーテムポール出力回路は、アンペアオーダーの大電流が流れるが、その場合、配線抵抗にはその電流に相当する電圧降下が生じ、ハイサイドまたはローサイドのトランジスタのソースに対してバックゲートに逆方向のバイアス電圧が印加されることになる。これにより、ハイサイドまたはローサイドのトランジスタは、バックゲート効果により閾値電圧が高くなるので、流そうとする充放電電流が絞られることになる。これは、駆動回路をIC基板の電源端子またはグランド端子から離れた位置に配置せざるを得ない場合に顕著に現れ、パワーデバイスを十分に駆動することができなくなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、配線抵抗が無視できないほど大きくなってしまうような場合でも、パワーデバイスを十分に駆動することができる絶縁ゲート型デバイス駆動装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記の課題を解決するために、ハイサイド出力トランジスタおよびローサイド出力トランジスタからなるトーテムポール出力回路から出力される充電電流によって絶縁ゲート型デバイスを駆動する絶縁ゲート型デバイス駆動装置が提供される。この絶縁ゲート型デバイス駆動装置は、電源とハイサイド出力トランジスタとの間のハイサイド配線抵抗によって減少する充電電流を増やすように補正する充電電流補正回路を備えている。
このような絶縁ゲート型デバイス駆動装置によれば、ハイサイド配線抵抗が大きい場合、ハイサイド出力トランジスタがオンしてハイサイド配線抵抗に充電電流が流れたときに、充電電流補正回路が充電電流を増やすように作用する。これにより、ハイサイド配線抵抗に電位差が生じてハイサイド出力トランジスタの閾値電圧が上昇することによる充電電流の減少を補うことができる。
また、本発明では、ハイサイド出力トランジスタおよびローサイド出力トランジスタからなるトーテムポール出力回路が絶縁ゲート型デバイスから放電電流を引き込むことによって絶縁ゲート型デバイスを駆動する絶縁ゲート型デバイス駆動装置が提供される。この絶縁ゲート型デバイス駆動装置は、ローサイド出力トランジスタとグランド端子との間のローサイド配線抵抗によって減少する放電電流を増やすように補正する放電電流補正回路を備えている。
このような絶縁ゲート型デバイス駆動装置によれば、ローサイド配線抵抗が大きい場合、ローサイド出力トランジスタがオンしてローサイド配線抵抗に放電電流が流れたときに、放電電流補正回路が放電電流を増やすように作用する。これにより、ローサイド配線抵抗に電圧降下が生じてローサイド出力トランジスタの閾値電圧が上昇することによる放電電流の減少を補うことができる。
上記構成の絶縁ゲート型デバイス駆動装置は、ハイサイド配線抵抗に電位差が生じることによる充電電流の減少が補われるので、絶縁ゲート型デバイスの本来の駆動能力を維持できるという利点がある。また、ローサイド配線抵抗に電圧降下が生じることによる放電電流の減少が補われるので、絶縁ゲート型デバイスの本来の駆動能力を維持できるという利点がある。
本発明を適用したパワーデバイスの駆動回路の一構成例を示す回路図である。 パワーデバイスの駆動回路の要部波形を示す図である。 従来のパワーデバイスの駆動回路の一構成例を示す回路図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
図1は本発明を適用したパワーデバイスの駆動回路の一構成例を示す回路図、図2はパワーデバイスの駆動回路の要部波形を示す図である。なお、図1において、図3に示した構成要素と同じ構成要素については、同一の符号で示している。また、図2に示す波形は、上から駆動信号、充電電流I2および放電電流I3を示している。
図1に示したIGBTとするパワーデバイス1の駆動回路2aは、図3に示した駆動回路2をベースとし、このベースとする駆動回路2に加えて、充電電流補正回路40および放電電流補正回路60を備えている。すなわち、ベースとする駆動回路2は、オペアンプ11、NMOSトランジスタ12、抵抗13およびPMOSトランジスタ14,15を含む充電回路10と、レベルシフト回路21およびPMOSトランジスタ22を含む切替回路20と、バッファ31およびNMOSトランジスタ32を含む放電回路30とを備えている。なお、PMOSトランジスタ15は、ハイサイド出力トランジスタであり、NMOSトランジスタ32は、ローサイド出力トランジスタであり、PMOSトランジスタ15およびNMOSトランジスタ32は、駆動回路2のトーテムポール出力回路を構成している。
充電電流補正回路40は、オペアンプ41を有し、このオペアンプ41の反転入力端子には、抵抗42の一方の端子が接続され、抵抗42の他方の端子は、PMOSトランジスタ15のソースに接続されている。オペアンプ41の反転入力端子は、また、抵抗43の一方の端子に接続され、抵抗43の他方の端子は、オペアンプ41の出力端子に接続されている。オペアンプ41の非反転入力端子は、抵抗44の一方の端子に接続され、抵抗44の他方の端子は、電源電圧Vccの電源端子に接続されている。オペアンプ41の非反転入力端子は、また、抵抗45の一方の端子に接続され、抵抗45の他方の端子は、グランドに接続されている。これにより、オペアンプ41および抵抗42,43,44,45は、配線抵抗16の両端に生じる電位差を増幅する差動増幅回路を構成している。
オペアンプ41の出力端子は、抵抗46の一方の端子に接続され、抵抗46の他方の端子は、オペアンプ47の反転入力端子に接続されている。オペアンプ47の反転入力端子は、また、抵抗48の一方の端子に接続され、抵抗48の他方の端子は、基準電圧VREFの入力端子に接続されている。オペアンプ47の反転入力端子は、さらに、抵抗49の一方の端子に接続され、抵抗49の他方の端子は、オペアンプ47の出力端子に接続されている。オペアンプ47の非反転入力端子は、グランドに接続されている。ここで、オペアンプ47および抵抗46,48,49は、基準電圧VREFに差動増幅回路が出力する電圧を加算する加算回路を構成している。
オペアンプ47の出力端子は、抵抗50の一方の端子に接続され、抵抗50の他方の端子は、オペアンプ51の反転入力端子に接続されている。オペアンプ51の反転入力端子は、また、抵抗52の一方の端子に接続され、抵抗52の他方の端子は、オペアンプ51の出力端子に接続されている。オペアンプ51の非反転入力端子は、グランドに接続されている。オペアンプ51の出力端子は、電圧入力/電流出力回路のオペアンプ11の非反転入力端子に接続されている。ここで、オペアンプ51および抵抗50,52は、オペアンプ51の非反転入力端子を基準にして入力と出力の極性が逆極性になる反転増幅回路を構成している。
次に、充電電流補正回路40の動作について説明する。まず、差動増幅回路において、オペアンプ41の反転入力端子および非反転入力端子に接続された抵抗42,44の抵抗値をそれぞれR1pとし、オペアンプ41の反転入力端子と出力端子とに接続された抵抗43およびオペアンプ41の非反転入力端子とグランドとに接続された抵抗45の抵抗値をそれぞれR2pとする。また、配線抵抗16のPMOSトランジスタ15のソース側の電位をV1p、配線抵抗16の電源電圧Vccの電源端子側の電位をV2pとする。これにより、オペアンプ41が出力する補正電圧Vonは、(R2p/R1p)・(V2p−V1p)となり、配線抵抗16の両端の電位差(V2p−V1p)をオペアンプ41の増幅率(R2p/R1p)で増幅した値になる。
オペアンプ47による加算回路およびオペアンプ51による反転増幅回路では、抵抗46,48,49,50,52をすべて同じ抵抗値(R)とすると、オペアンプ47,51の増幅率は1となる。すると、オペアンプ41の出力電圧は、−(Von+VREF)となり、オペアンプ51の出力電圧は、(Von+VREF)=VREF2となり、オペアンプ11の非反転入力端子には、電流I1を生成するための新たな基準電圧として、VREF2が印加される。
この充電電流補正回路40によれば、駆動信号としてハイレベルの論理信号が入力されているとき、レベルシフト回路21によってPMOSトランジスタ22がオンされており、PMOSトランジスタ14,15のカレントミラー回路は、強制的に無効化されている。この場合、配線抵抗16には電流が流れないので、差動増幅回路が出力する補正電圧Vonは、0ボルト(V)である。したがって、オペアンプ11に入力される基準電圧は、VREF2=VREFとなり、電圧入力/電流出力回路は、基準電圧VREFに相当する電流I1を生成している。
駆動信号がローレベルの論理信号となると、レベルシフト回路21は、PMOSトランジスタ22をオフし、PMOSトランジスタ14,15のカレントミラー回路を有効化する。駆動信号がローレベルになると、PMOSトランジスタ15は、図2に示したように、電流I1に比例した充電電流I2を流すことができるようになる。充電電流I2の値が大きくなるに連れて、配線抵抗16での電圧降下が大きくなると、差動増幅回路が出力する補正電圧Vonも大きくなっていく。これにより、電圧入力/電流出力回路のオペアンプ11に入力される基準電圧VREF2も大きくなるので、生成される電流I1の値が大きくなり、充電電流I2の値も大きくなる。
このように、充電電流I2は、配線抵抗16での電圧降下が大きくなるに連れて大きくなるように補正される。したがって、配線抵抗16での電圧降下が大きくなり、バックゲート効果による充電電流I2の低下(図2に破線で示す充電電流I2)が生じても、その充電電流I2の低下分が充電電流補正回路40によって補われ、駆動能力が維持されることになる。なお、充電電流I2は、PMOSトランジスタ15が飽和するまで上昇するのではなく、パワーデバイス1のゲート・エミッタ間容量およびゲート・コレクタ間容量への充電が完了すると、最小値まで低下する。
放電電流補正回路60は、比較器61,62を有し、これら比較器61,62の非反転入力端子は、NMOSトランジスタ32のソースに接続されている。比較器61の反転入力端子は、電圧源63の正極端子に接続され、電圧源63の負極端子は、グランドに接続されている。電圧源63は、比較器61の比較基準の所定値である閾値電圧Vthn1を出力する。比較器62の反転入力端子は、電圧源64の正極端子に接続され、電圧源64の負極端子は、グランドに接続されている。電圧源64は、比較器62の比較基準の所定値である閾値電圧Vthn2を出力する。なお、この閾値電圧Vthn2は、閾値電圧Vthn1より高い値に設定されている。これにより、比較器61,62および電圧源63,64は、ローサイド配線抵抗に生じる電圧降下の値を検出する電圧降下検出回路を構成している。
比較器61の出力端子は、NMOSトランジスタ65のゲートに接続されている。NMOSトランジスタ65のドレインは、出力端子OUTに接続され、NMOSトランジスタ65のソースは、グランドGNDに接続されている。これにより、NMOSトランジスタ65は、NMOSトランジスタ32および配線抵抗33の直列回路に並列に接続されたスイッチ素子による第1のバイパス回路を構成している。比較器62の出力端子は、NMOSトランジスタ66のゲートに接続されている。NMOSトランジスタ66のドレインは、出力端子OUTに接続され、NMOSトランジスタ66のソースは、グランドGNDに接続されている。これにより、NMOSトランジスタ66は、第1のバイパス回路に並列に接続されたスイッチ素子による第2のバイパス回路を構成している。
なお、NMOSトランジスタ65,66は、NMOSトランジスタ32に比べて流すことのできる許容ドレイン電流値が小さく、放電電流I3の補正量も小さいので、IC基板にスペース的な余裕があれば、許容ドレイン電流値の大きな素子にしておくのがよい。
次に、放電電流補正回路60の動作について説明する。まず、駆動信号としてローレベルの論理信号が入力されているとき、バッファ31の出力信号もローレベルであるため、NMOSトランジスタ32は、オフしている。このとき、配線抵抗33の両端の電圧Vnは、0Vであるので、比較器61,62の出力信号もローレベルになって、NMOSトランジスタ65,66は、オフしている。
ここで、駆動信号がハイレベルの論理信号に変化すると、バッファ31の出力信号もハイレベルに変化し、NMOSトランジスタ32がオンする。すると、パワーデバイス1のゲート・エミッタ間容量に蓄積されていた電荷が放電電流I3としてNMOSトランジスタ32に吸い込まれ、パワーデバイス1をターンオフしようとする。このとき、図2に示したように、NMOSトランジスタ32を流れる放電電流I3の値が大きくなる。放電電流I3の値が大きくなるに連れて、配線抵抗33での電圧降下が大きくなり、配線抵抗33の両端の電圧Vnも大きくなっていく。これにより、NMOSトランジスタ32は、バックゲート効果により閾値電圧が高くなって放電電流I3の吸い込み量を低減するようになる。
このとき、配線抵抗33の両端の電圧Vnが高くなって、電圧源63の閾値電圧Vthn1よりも高くなると、比較器61は、ハイレベルの出力信号を出力し、NMOSトランジスタ65をオンする。これにより、放電電流I3の一部が分流して、NMOSトランジスタ65に流れるようになり、その分、放電電流I3の吸い込み量低減が緩和される。
配線抵抗33の両端の電圧Vnがさらに高くなって、電圧源64の閾値電圧Vthn2よりも高くなると、比較器62は、ハイレベルの出力信号を出力し、NMOSトランジスタ66をオンする。これにより、放電電流I3の一部が分流して、NMOSトランジスタ66に流れるようになることで、放電電流I3の吸い込み量低減がさらに緩和される。そして、放電電流I3は、パワーデバイス1のターンオフ後、パワーデバイス1のゲート・エミッタ間容量に蓄積されていた電荷がなくなると、最小値まで低下する。
なお、この実施の形態の放電電流補正回路60では、比較器61,62およびNMOSトランジスタ65,66のように、2組のバイパス回路を設けているが、これに限定されるのではなく、1組または3組以上の補正回路を設けてもよい。
本発明は、以上の構成の駆動回路2aを1つのIC基板に複数個備えた駆動装置に好適に適用することができる。すなわち、たとえば三相モータを駆動する駆動装置では、上述の駆動回路2aが3組搭載されるが、IC基板上の駆動回路2aは、レイアウト構成上、電源電圧Vccの電源端子およびグランドGNDの端子からの距離がそれぞれ異なっている。このため、それぞれの駆動回路2aにおいて、ハイサイドの配線抵抗およびローサイドの配線抵抗が異なり、各相の駆動能力にアンバランスが生じることがある。このような三相モータ用の駆動装置では、各相の駆動回路2aに上記の充放電電流の補正回路をそれぞれ追加することで、駆動能力のアンバランスを解消することが可能になる。
また、この実施の形態では、配線抵抗による充放電電流の低減を補正することができる機能をアナログ回路によって構成したが、同じ機能をデジタル回路によって構成することも可能である。
1 パワーデバイス(絶縁ゲート型デバイス)
2a 駆動回路
10 充電回路
11 オペアンプ
12 NMOSトランジスタ
13 抵抗
14,15 PMOSトランジスタ
16 配線抵抗
20 切替回路
21 レベルシフト回路
22 PMOSトランジスタ
30 放電回路
31 バッファ
32 NMOSトランジスタ
33 配線抵抗
40 充電電流補正回路
41 オペアンプ
42,43,44,45,46 抵抗
47 オペアンプ
48,49,50 抵抗
51 オペアンプ
52 抵抗
60 放電電流補正回路
61,62 比較器
63,64 電圧源
65,66 NMOSトランジスタ

Claims (5)

  1. ハイサイド出力トランジスタおよびローサイド出力トランジスタからなるトーテムポール出力回路から出力される充電電流によって絶縁ゲート型デバイスを駆動する絶縁ゲート型デバイス駆動装置であって、
    電源と前記ハイサイド出力トランジスタとの間のハイサイド配線抵抗によって減少する前記充電電流を増やすように補正する充電電流補正回路を備えている、絶縁ゲート型デバイス駆動装置。
  2. 前記充電電流補正回路は、前記ハイサイド出力トランジスタおよび前記ハイサイド配線抵抗の接続部における第1の電位と前記ハイサイド配線抵抗および前記電源の接続部における第2の電位との電位差を増幅する差動増幅回路と、前記充電電流を設定するために外部より入力された基準電圧に前記差動増幅回路が出力する補正電圧を加算する加算回路と、前記加算回路の出力電圧の極性を反転して前記充電電流を生成する回路に供給する反転増幅回路とを有する、請求項1記載の絶縁ゲート型デバイス駆動装置。
  3. ハイサイド出力トランジスタおよびローサイド出力トランジスタからなるトーテムポール出力回路が絶縁ゲート型デバイスから放電電流を引き込むことによって前記絶縁ゲート型デバイスを駆動する絶縁ゲート型デバイス駆動装置であって、
    前記ローサイド出力トランジスタとグランド端子との間のローサイド配線抵抗によって減少する前記放電電流を増やすように補正する放電電流補正回路を備えている、絶縁ゲート型デバイス駆動装置。
  4. 前記放電電流補正回路は、前記ローサイド配線抵抗に前記放電電流が流れることによって生じる電圧降下を検出する電圧降下検出回路と、前記ローサイド出力トランジスタおよび前記ローサイド配線抵抗の直列回路に並列に接続されたバイパス回路とを備え、前記電圧降下検出回路が検出した電圧降下検出値が所定値を超えたとき、前記放電電流の一部を前記バイパス回路にバイパスさせるようにした、請求項3記載の絶縁ゲート型デバイス駆動装置。
  5. 前記バイパス回路は、前記ローサイド出力トランジスタおよび前記ローサイド配線抵抗の直列回路の両端に接続されて前記電圧降下検出値が前記所定値を超えるとオンするスイッチ素子である、請求項4記載の絶縁ゲート型デバイス駆動装置。
JP2018236886A 2018-12-19 2018-12-19 絶縁ゲート型デバイス駆動装置 Active JP7271933B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018236886A JP7271933B2 (ja) 2018-12-19 2018-12-19 絶縁ゲート型デバイス駆動装置
US16/699,401 US10756728B2 (en) 2018-12-19 2019-11-29 Insulated gate device drive apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018236886A JP7271933B2 (ja) 2018-12-19 2018-12-19 絶縁ゲート型デバイス駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020099147A true JP2020099147A (ja) 2020-06-25
JP7271933B2 JP7271933B2 (ja) 2023-05-12

Family

ID=71097973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018236886A Active JP7271933B2 (ja) 2018-12-19 2018-12-19 絶縁ゲート型デバイス駆動装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10756728B2 (ja)
JP (1) JP7271933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022019128A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 三菱電機株式会社 検出回路

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113491070A (zh) * 2019-09-11 2021-10-08 富士电机株式会社 电流生成电路、驱动电路和电流调整方法
JP2022133772A (ja) * 2021-03-02 2022-09-14 株式会社東芝 半導体装置
US11855635B2 (en) * 2021-06-30 2023-12-26 Navitas Semiconductor Limited Transistor DV/DT control circuit
CN115549441A (zh) * 2021-06-30 2022-12-30 纳维达斯半导体有限公司 关断电路和功率转换器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219633A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Fuji Electric Co Ltd パワートランジスタの駆動回路
JP2015231180A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 トヨタ自動車株式会社 駆動回路及び半導体装置
JP2017130985A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 株式会社明電舎 半導体素子の駆動装置
WO2018150737A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 富士電機株式会社 絶縁ゲート型半導体デバイス駆動回路
US10469057B1 (en) * 2018-10-05 2019-11-05 Infineon Technologies Austria Ag Method for self adaption of gate current controls by capacitance measurement of a power transistor

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6518737B1 (en) * 2001-09-28 2003-02-11 Catalyst Semiconductor, Inc. Low dropout voltage regulator with non-miller frequency compensation
JP2005045590A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP4199706B2 (ja) * 2004-07-13 2008-12-17 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 降圧回路
JP4924086B2 (ja) * 2007-02-21 2012-04-25 三菱電機株式会社 半導体装置
US8179108B2 (en) * 2009-08-02 2012-05-15 Freescale Semiconductor, Inc. Regulator having phase compensation circuit
JP6171553B2 (ja) 2013-05-17 2017-08-02 富士電機株式会社 電力変換装置
US9172363B2 (en) * 2013-10-25 2015-10-27 Infineon Technologies Austria Ag Driving an MOS transistor with constant precharging
JP6617571B2 (ja) 2016-01-14 2019-12-11 富士電機株式会社 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219633A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Fuji Electric Co Ltd パワートランジスタの駆動回路
JP2015231180A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 トヨタ自動車株式会社 駆動回路及び半導体装置
JP2017130985A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 株式会社明電舎 半導体素子の駆動装置
WO2018150737A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 富士電機株式会社 絶縁ゲート型半導体デバイス駆動回路
US10469057B1 (en) * 2018-10-05 2019-11-05 Infineon Technologies Austria Ag Method for self adaption of gate current controls by capacitance measurement of a power transistor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022019128A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 三菱電機株式会社 検出回路
JP7347355B2 (ja) 2020-07-17 2023-09-20 三菱電機株式会社 検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20200204174A1 (en) 2020-06-25
US10756728B2 (en) 2020-08-25
JP7271933B2 (ja) 2023-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7271933B2 (ja) 絶縁ゲート型デバイス駆動装置
US8766671B2 (en) Load driving apparatus
JP6197685B2 (ja) ゲート駆動回路
US6744224B2 (en) Rush current limiting circuit for a PFM control charge pump
JP2020036530A (ja) スイッチング素子の駆動制御装置
JP5477407B2 (ja) ゲート駆動回路
JP4901445B2 (ja) 駆動回路及びこれを用いた半導体装置
KR100850840B1 (ko) 구동장치
JP4235561B2 (ja) 半ブリッジ駆動回路とその駆動回路を備える電力変換システム
US20050270034A1 (en) Short circuit detecting circuit and abnormality monitoring signal generating circuit
JP2015532052A (ja) ハーフブリッジ回路のハイサイドを駆動するための回路および関連技法
US7405614B2 (en) Circuit arrangement having an amplifier arrangement and an offset compensation arrangement
US10666137B2 (en) Method and circuitry for sensing and controlling a current
US8901967B2 (en) Comparator
JP2009075957A (ja) 電源回路および半導体装置
US9531259B2 (en) Power supply circuit
JP2017079534A (ja) ゲート制御回路
JP4459689B2 (ja) スイッチング素子の駆動回路
US20080169863A1 (en) Semiconductor integrated circuit device including charge pump circuit capable of suppressing noise
WO2020021757A1 (ja) スイッチ回路及び電力変換装置
US11784612B2 (en) Signal detection circuit
JP6202208B2 (ja) パワー半導体素子の電流検出装置
US10931278B2 (en) Driving circuit of switching transistor
JP2023069532A (ja) 半導体装置
JP6642074B2 (ja) スイッチング素子の駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20191212

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7271933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150