JP2020094151A - 物品の貼り止めシール - Google Patents

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【課題】物品や壁面、衣服等を傷つけることなく、物品を貼り止めすることが可能であるとともに、作製を簡単かつ安価で行うことができる物品の貼り止めシールを提供すること。【解決手段】可撓性を有する基材層と、基材層の裏面に設けられる粘着層とを有し、基材層の表面に溝部111を形成する。好ましくは、前記基材層は、前記溝部の両端に非加工部を有し、熱可塑性樹脂からなる。【選択図】図1

Description

本発明は、物品を貼り止めする際に使用する貼り止めシールに関するものである。
掲示物等の物品を壁面に固定する際には、画鋲が用いられている。また、衣服やカバンに名札等の物品を止めたりする際には、安全ピンが用いられている。しかし、画鋲や安全ピンは、物品だけでなく壁面や衣服等にも穴を開けてしまうといった欠点があった。
そこで、物品や壁面、衣服等を傷つけることなく、貼り止めできるようにする貼り止め粘着テープが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の貼り止め粘着テープは、基材の中程に折り線を設け、その折り線より下面右側に第1粘着面、上面左側に第2粘着面を設け、この第2粘着面の端に非粘着部を設け、折り線より基材を折り、第2粘着面を第1粘着面の背に貼り付けたものである。
しかし、特許文献1の貼り止め粘着テープは、粘着面を基材の下面と上面の両方に設けるとともに、使用前は折り線より基材を折り第2粘着面を第1粘着面の背に貼り付けた状態として、これを1つずつ作製する必要があるため、作製が煩雑でコストもかかるという不都合が生じ得る。
特開平8−81660号公報
本発明は、物品や壁面、衣服等を傷つけることなく、物品を貼り止めすることが可能であるとともに、作製を簡単かつ安価で行うことができる物品の貼り止めシールを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明が採った手段は、可撓性を有する基材層と、該基材層の裏面に設けられる粘着層とを有し、前記基材層は、表面に溝部が形成されることを特徴とする物品の貼り止めシール、である。
本発明の貼り止めシールは、可撓性を有する基材層の裏面に粘着層を設け、さらに基材層の表面に溝部を形成したものである。この貼り止めシールによれば、物品や壁面、衣服等を傷つけることなく、物品を貼り止めすることができる。また、基材層の表面に設けた溝部を折り目として、貼り止めシールを屈曲させて使用することができる。
また、前記基材層は、前記溝部の両端に非加工部を有するものであってもよい。非加工部とは、基材層の表面の溝部が形成されていない部分をいう。溝部の両端に非加工部を設けることで、貼り止めシールを折り曲げたときに溝部に破れが生じることを防止することができる。
さらに、前記基材層は、熱可塑性樹脂からなるものであってもよい。こうすることで、溝部を加熱による溶融加工や超音波振動による溶融加工によって形成することが可能となる。
本発明の貼り止めシールによれば、物品や壁面、衣服等を傷つけることなく、物品を貼り止めすることができるとともに、作製を簡単かつ安価で行うことができる。また、基材層に溝部を設けたことで、溝部を折り目にして屈曲させることができるので、貼り付け場所や貼り付け方に応じて折り曲げて貼り付けすることができる。
実施例に係る貼り止めシールの平面図である。 実施例に係る貼り止めシールの断面図である。 実施例に係る貼り止めシールを壁面に貼り付けた状態を示す断面図であって、(a)は貼り止めシールを山折りにした図、(b)は貼り止めシールを谷折りにした図である。 実施例に係る貼り止めシールを90°屈曲させて貼り付けした状態を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 実施例に係る貼り止めシールを180°屈曲させて貼り付けした状態を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 実施例に係る貼り止めシールを用いて、ポケットに名札を貼り止めした状態を示す正面図である。 実施例に係る貼り止めシールを複数配置したシールシートの平面図である。 (a)〜(e)は、貼り止めシールのバリエーションを示す図である。
以下に、本発明の貼り止めシールの実施例を図に基づいて説明する。
図1および図2には、貼り止めシール100が示されている。貼り止めシール100は、平面視円形に形成されており、基材層110と基材層110の裏面に配置される粘着層120の2層から構成され、さらに、粘着層120の裏面には剥離紙130が設けられている。基材層110は、可撓性を有する熱可塑性樹脂であるポリエチレン発泡体から形成されている。粘着層120は、感圧粘着剤より形成されており、剥離紙130を剥がすことで貼り付けが可能となる。
基材層110の表面には、一本の直線状の溝部111が貼り止めシール100の直径方向に沿って形成されている。溝部111は、貼り止めシール100を屈曲可能とするために形成されるものであり、超音波振動による溶融加工によって形成される。ここで、溝部111の深さは特に限定されないが、深さが浅すぎると貼り止めシール100に十分な屈曲性を持たせることができず、逆に深すぎると貼り止めシール100を屈曲させたときに基材層110が溝部111から破れやすくなるため、基材層120の厚さの半分程度の深さに形成することが好ましい。
溝部111の両端には、非加工部112が設けられる。非加工部112は、溝部111を形成するときに溶融加工しなかった部分である。このように、非加工部112を設けておくことで、基材層110に屈曲性を持たせながら、貼り止めシール100が溝部111で容易に破れたりしないように強度を持たせることができる。
図3には、貼り止めシール100を用いてポスターPを壁面Wに貼り付けた状態が示されている。図3(a)および図3(b)に示すように、貼り止めシール100は、曲面を有する壁面等であっても、溝部111を折り目として自在に屈曲することができるので、壁面形状に沿って貼り付けることができる。
図4から図6には、貼り止めシール100の使用形態が例示されている。図4には、溝部111を折り目として貼り止めシール100を90°山折りにして、間仕切りRの上部に書類Dを貼り止めした状態が示されている。また、図5には、溝部111を折り目として貼り止めシール100を180°山折りにして、2枚の書類Dを1つに束ねた状態が示されている。さらに、図6には、溝部111を折り目として貼り止めシール100を180°山折りにして、ポケットPに名札Nを貼り止めした状態が示されている。このように、貼り止めシール100は、溝部111を設けて屈曲自在としたことで様々な用途に使用することができる。
図7には、貼り止めシール100を複数配置したシールシート1が示されている。貼り止めシールをシートとして形成することによって、大量の貼り止めシール100を簡単に作製することが可能となる。シールシート1は、貼り止めシール100と同様に、シート全体がポリエチレン発泡体からなる基材層と、感圧粘着剤からなる粘着層とから構成され、さらに粘着層の裏面には剥離紙が設けられている。そして、平面視円形の貼り止めシール100が整列して複数配置される形となるように基材層と粘着層に切り込み加工が施されている。こうして形成された貼り止めシール100のそれぞれには、超音波振動による溶融加工によって形成された溝部111と非加工部112とが設けられている。さらに、シールシート1では、隣接する貼り止めシール100の間にも切り込み加工を施すことにより、4つの貼り止めシール100に囲まれた略十字形の貼り止めシール200が形成されている。このようにして、平面視円形の貼り止めシール100以外の部分も無駄なく使用できるようになっている。なお、貼り止めシール200にも、貼り止めシール100の溝部111と同様にして溝部211が形成されている。
このように、本実施例に係る貼り止めシール100によれば、物品や壁面、衣服等を傷つけることなく、物品を貼り止めすることができるとともに、簡単かつ安価で作製することができる。また、基材層110の表面に溝部111を形成したことによって、溝部111を折り目にして自在に屈曲させることができるので、貼り付け場所の形状や貼り付け方等に応じて折り曲げて貼り付けすることができる。また、溝部の両端に非加工部を設けているので、基材層110が溝部111から容易に破れることを防止することができる。
なお、本発明は上記実施例の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせも権利範囲に含むものである。
例えば、上記実施例では、貼り止めシール100を平面視円形に形成しているが、これに限定されるものではなく、図8(a)に示すような四角形等、物品を貼り止めすることが可能な形状であればよい。貼り止めシールの大きさも限定されるものではなく、用途に応じて適宜設定することができる。
溝部の形状も特に限定されるものではなく、図8(b)、(c)に示すような十字形状に形成したもの、図8(d)に示すような2本の直線状に形成したもの、図8(e)に示すような断続的な直線状に形成したもの等、貼り止めシールに屈曲性を与えることが可能な形状であればよい。また、上記実施例では、溝部の両端に非加工部を設けているが、これを省略することもできる。
さらに、基材層の材質もポリエチレン発泡体に限定されるものではなく、溝部の形成が可能で可撓性を有する材質であれば特に限定されるものではない。また、溝部の形成方法も超音波振動による溶融加工に限定されるものではなく、熱加工等の他の方法を用いることができる。
100、200 貼り止めシール
110 基材層
111、211 溝部
112 補強部
120 粘着層
130 剥離紙

Claims (3)

  1. 可撓性を有する基材層と、
    該基材層の裏面に設けられる粘着層とを有し、
    前記基材層は、表面に溝部が形成されることを特徴とする物品の貼り止めシール。
  2. 前記基材層は、前記溝部の両端に非加工部を有することを特徴とする請求項1に記載の物品の貼り止めシール。
  3. 前記基材層は、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項1または2に記載の物品の貼り止めシール。
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