JP3191926U - 離型シート - Google Patents

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茂隆 吉野
茂隆 吉野
洋平 吉野
洋平 吉野
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日本スリット工業株式会社
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Abstract

【課題】静電気の帯電を防止することができる離型シートを提供する。【解決手段】合成樹脂フィルムからなる基材9と、該基材9の両面に塗布される帯電防止層10,11と、少なくとも一方の帯電防止層11の表面に塗布される離型剤層12とを備え、前記基材9が、二軸延伸ポリプロピレンからなっており、また、前記離型剤層12が、シリコーン樹脂材料からなる皮膜からなっていることを特徴とする離型シート。【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば閉塞可能な袋の開口部に備える接着面に貼り付けられる離型シートに関する。
従来から、閉塞可能な袋の開口部の接着面に離型シートを貼り付けることによって、接着面が他物に接触することがないようにしている。その離型シートが、プラスチックフィルムからなる基材と、基材の両面のうちの一方の面に離型剤層を備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−207285号公報
上記特許文献1の離型シートがプラスチックフィルムからなる基材であるため、例えば他物との接触によって基材に静電気が帯電し易い。そのため、離型シートを剥がしたときに、離型シートが手にまとわりついてしまい、袋に物を収納して開口部を閉じる作業において作業性が低下していた。
そこで、本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、静電気の帯電を防止することができる離型シートを提供することを課題とする。
本考案に係る離型シートは、合成樹脂フィルムからなる基材と、該基材の両面に塗布される帯電防止層と、少なくとも一方の帯電防止層の表面に塗布される離型剤層とを備えていることを特徴としている。
本考案によれば、基材の両面に帯電防止層を備えているので、基材に静電気が帯電することを防止できる。これによって、離型シートを剥がしたときに離型シートが手にまとわりついてしまうことがない。
また、本考案に係る離型シートは、前記基材が、二軸延伸ポリプロピレンからなっていることが好ましい。
上記のように、基材を、二軸延伸ポリプロピレンから構成しておけば、保形強度が高く、容易に折れ曲がってしまうことがない。これにより離型シートを容易に剥がし易い。
また、本考案に係る離型シートは、前記離型剤層が、シリコーン樹脂材料からなる皮膜からなっていることが好ましい。
上記のように、離型剤層を、離型性において優れているシリコーン樹脂材料から構成しておけば、離型シートを貼り付けられている部分から離型し易い。
また、本考案に係る離型シートは、前記帯電防止層が、界面活性剤により構成されていることが好ましい。
上記のように、帯電防止層が、界面活性剤により構成されていれば、金属酸化物粒子を添加して帯電防止層を構成している場合に比べて、コスト面において有利になる。
以上の如く、本考案によれば、基材の両面に帯電防止層を備えることによって、静電気の帯電を防止することができる離型シートを提供することができる。これによって、離型シートを剥がすときに離型シートがまとわりつくことがなく、袋に物を収納して開口部を閉じる作業を容易迅速に行うことができる。
(a)は本考案の離型シートを剥がしかけている包装袋の斜視図、(b)は図1(a)におけるA−A線断面図である。 他の離型シートの断面図である。
以下、本考案に係る離型シートの一実施形態について、図面に基づいて説明する。
まず、図1(a)に、包装袋1に貼り付けられた離型シート2を引き剥がしている状態を示している。
包装袋1は、透明な合成樹脂製の1枚(複数枚でもよい)のフィルム(複合フィルムでもよい)からなる袋本体3と、袋本体3に備える粘着剤層4とを備えている。この粘着剤層4を覆うための前記離型シート2が粘着剤層4の表面に貼り付けられる。
袋本体3は、向かい合わせに位置する長方形状の前側部5と前側部5よりも長い長方形状の後側部6とを有し、それら2つの両側部5,6の長手方向一端側に開口7が形成されている。そして、後側部6の開口側端を前側部5の開口側端よりも延出させて横長で長方形状の封緘部8が形成されている。具体的には、前側部5の遊端に対して後側部6の遊端が延出されるように、一枚の合成樹脂製のフィルムを折り重ね、折り重ねた側部5,6の左右両横側部を熱溶着することによって一端側に開口7を有する袋本体3が形成される。ここでは、縦長状の袋体1を例に挙げて説明しているが、横長状のものや縦寸法と横寸法とが同一の正方形状の包装袋1であってもよい。また、合成樹脂製の包装袋を例に挙げているが、紙製の袋や封筒等であってもよい。
粘着剤層4は、封緘部8の開口側端(図1(a)では下端)から反対側の遊端(図1(a)では上端)までのほぼ中央に位置する部分の表面に横幅全域に亘る長さを有する帯状の形状に形成されている。また、粘着剤層4は、具体的には、ホットメルト粘着剤やコールドメルト粘着剤、糊などから構成される。従って、離型シート2を引き剥がしてから、封緘部8を前側部5の開口側端部5Aに重なるように折り曲げることで封緘部8と前側部5の開口側端部5Aとを粘着剤層4で接着することができる。
離型シート2は、1枚の合成樹脂フィルムからなり、粘着剤層4の表面に離脱可能に固定される横長状で長方形状の基材9と、基材9の両面に塗布される帯電防止層10,11と、一方(図1(b)では下側)の帯電防止層11の表面に塗布される離型剤層12とを備えている。基材9の両面に帯電防止層10,11を備えることによって、離型シート2に静電気が帯電することを防止することができる。これによって、離型シート2を剥がしたときに、離型シート2が手にまとわりついてしまうことがない。
基材9としては、20μm〜30μmの任意の厚みの板状の二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムが最適であるが、無延伸ポリプロピレン(CP)フィルムであってもよい。前記のように、基材9を、二軸延伸ポリプロピレンから構成することによって、保形強度が高く、容易に折れ曲がってしまうことがない。これにより離型シート2を容易に剥がし易い。
また、離型剤層12が、シリコーン樹脂材料からなる皮膜からなっている。これにより、離型シート2を粘着剤層4から離型し易い。
帯電防止層10,11が、界面活性剤により構成されている。これにより、金属酸化物粒子を添加して帯電防止層を構成している場合に比べて、コスト面において有利になるが、場合によっては、金属酸化物粒子を添加して構成することも可能である。界面活性剤として、陽イオン界面活性剤が帯電防止作用において優れている。
尚、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、一方の帯電防止層11の表面に離型剤層12を塗布したが、図2に示すように、他方の帯電防止層10に離型剤層12を塗布してもよい。
また、前記実施形態では、離型剤層が、シリコーン系化合物(シリコーン樹脂材料)から構成する他、フッ素系化合物であってもよい。
1…包装袋、2…離型シート、3…袋本体、4…粘着剤層、5…前側部、6…後側部、5A…開口側端部、7…開口、8…封緘部、9…基材、10,11…帯電防止層、12…離型剤層

Claims (4)

  1. 合成樹脂フィルムからなる基材と、該基材の両面に塗布される帯電防止層と、少なくとも一方の帯電防止層の表面に塗布される離型剤層とを備えていることを特徴とする離型シート。
  2. 前記基材が、二軸延伸ポリプロピレンからなることを特徴とする請求項1に記載の離型シート。
  3. 前記離型剤層が、シリコーン樹脂材料からなる皮膜からなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の離型シート。
  4. 前記帯電防止層が、界面活性剤により構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の離型シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039859A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 日東電工株式会社 セパレーター付表面保護フィルム

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