JP2020091517A - 防災システム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画像の情報を出力することが可能となる防災システムを提供すること。【解決手段】受信機100のディスプレイ131に表示されている画像である表示画像を取得する取得部と、取得部が取得した表示画像の情報を出力する出力部と、を備え、取得部は、受信機100の状態を示す画像を、表示画像として取得し、出力部は、受信機100を特定する情報を、表示画像の情報と共に出力し、出力部は、受信機100がユーザから受け付けた情報を、表示画像の情報と共に出力し、出力部は、表示画像の情報を、受信機100のディスプレイ131に出力し、出力部は、表示画像の情報を、外部装置に送信又は格納し、外部装置は、通報センタの表示装置を含んでおり、出力部は、表示画像の情報を、表示装置に出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、防災システムに関する。
従来、監視領域の火災を報知するための防災設備として、防災受信機が知られていた(例えば、特許文献1参照)。この防災受信機は、ディスプレイを備えており、当該ディスプレイに必要な画像を表示するように構成されていた。
特開2016−040685号公報
しかしながら、ディスプレイの画像は任意のタイミング(例えば、火災等の異常を検出したタイミング、あるいは、ユーザが操作を行ったタイミング等)で、自動的に又は手動操作で順次切り替えられるので、切り替え前の画像を確認することが困難であったり、あるいは、切り替え前の画像を確認するために手動操作を行う必要があり手間になったりする可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、表示画像の情報を出力することが可能となる防災システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の防災システムは、防災装置のディスプレイに表示されている画像である表示画像を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記表示画像の情報を出力する出力手段と、を備える。
請求項2に記載の防災システムは、請求項1に記載の防災システムにおいて、前記取得手段は、前記防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像を、前記表示画像として取得する。
請求項3に記載の防災システムは、請求項1又は2に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記防災装置を特定する情報を、前記表示画像の情報と共に出力する。
請求項4に記載の防災システムは、請求項1から3の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報を、前記表示画像の情報と共に出力する。
請求項5に記載の防災システムは、請求項4に記載の防災システムにおいて、前記防災装置は、ユーザ側の端末であるユーザ端末からの情報を当該ユーザ端末との間で通信することにより受け付ける防災装置側受付手段、を備え、前記出力手段は、前記防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、前記ユーザから受け付けた情報として、前記表示画像の情報と共に出力する。
請求項6に記載の防災システムは、請求項1から5の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記防災システムは、前記表示画像の情報についての前記出力手段からの出力に関する設定を行う設定手段、を備え、前記出力手段は、前記設定手段の設定結果に基づいて、前記表示画像の情報を出力する。
請求項7に記載の防災システムは、請求項1から6の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、前記防災装置の前記ディスプレイに出力する。
請求項8に記載の防災システムは、請求項7に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記防災装置の前記ディスプレイに対する前記表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、前記表示画像の情報を出力する。
請求項9に記載の防災システムは、請求項1から8の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、外部装置に送信又は格納する。
請求項10に記載の防災システムは、請求項9に記載の防災システムにおいて、前記外部装置は、通報センタの表示装置を含んでおり、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、前記表示装置に出力する
請求項11に記載の防災システムは、請求項9又は10に記載の防災システムにおいて、前記外部装置は、前記取得手段にて前記表示画像を取得された前記防災装置以外の他の防災装置を含んでおり、前記出力手段は、前記表示画像の情報として前記表示画像を、前記他の防災装置を介して出力する。
請求項12に記載の防災システムは、請求項1から11の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、所定の出力タイミングに出力し、前記所定の出力タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングである。
請求項13に記載の防災システムは、請求項1から12の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記取得手段は、前記表示画像を、所定の取得タイミングに取得し、前記所定の取得タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングである。
請求項1に記載の防災システムによれば、表示画像を取得し、取得した表示画像を出力することにより、例えば、表示画像の情報を出力することが可能となる。特に、例えば、防災装置のディスプレイに現在表示されておらず、過去に表示されていた表示画像を出力することができるので、切り替える前の表示画像を確認することができ、利便性を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の防災システムによれば、防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像を取得することにより、例えば、防災装置の状態又は防災システムの状態を出力することができるので、防災装置の状態又は防災システムの状態を確実に把握させることが可能となる。
請求項3に記載の防災システムによれば、防災装置を特定する情報を表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、出力される情報に基づいて防災装置を特定することができるので、何れの防災装置の表示画像の情報であるかを把握させることが可能となる。
請求項4に記載の防災システムによれば、ユーザから受け付けた情報に関連する情報を、表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、ユーザが伝達したい情報を出力することができるので、ユーザ間において有用な情報を伝達させることが可能となる。
請求項5に記載の防災システムによれば、防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、ユーザから受け付けた情報として、表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地においてユーザが伝達した情報を出力することができるので、遠隔地のユーザ間において有用な情報を伝達させることが可能となる。
請求項6に記載の防災システムによれば、表示画像の情報についての出力手段からの出力に関する設定に基づいて、表示画像の情報を出力することにより、例えば、表示画像の情報の出力についてのユーザのニーズに柔軟に対応することができるので、利便性を向上させることが可能となる。
請求項7に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を防災装置のディスプレイに出力することにより、例えば、防災装置側で当該防災装置の表示画像をユーザに視認させることができるので、防災装置のメンテナンス又は設定作業等の任意の作業を行う場合に、ユーザに対して表示画像を視認させながら作業を行わせることができ、利便性を向上させることが可能となる。
請求項8に記載の防災システムによれば、表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、表示画像の情報を出力することにより、例えば、表示画像の情報の視認性を向上させることができるので、表示画像の情報をユーザに確実に認識させることが可能となる。
請求項9に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を外部装置に送信又は格納することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地において表示画像をユーザに視認させることができるので、遠隔地のユーザに対して表示画像を視認させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
請求項10に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を通報センタの表示装置に出力することにより、例えば、通報センタ側に表示画像の情報を報知することができるので、防災に関する適切な措置(例えば、故障の可能性があるのでメンテナンスを行う等)をとらせることが可能となる。
請求項11に記載の防災システムによれば、表示画像を他の防災装置を介して出力することにより、例えば、防災装置が複数設けられている比較的大規模なシステムにおいて、他の防災装置を、1つの防災装置の画像を出力するための機器(例えば、副表示盤の如き機器)として用いることができるので、複数の防災装置を有効に活用することが可能となる。
請求項12に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を所定の出力タイミングに出力することにより、例えば、表示画像の情報を、予め定められたタイミングで把握させることができるので、ユーザのニーズに応じて表示画像の情報を出力することが可能となる。また、所定の出力タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングであることにより、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時に表示画像の情報を、ユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
請求項13に記載の防災システムによれば、表示画像を所定の取得タイミングに取得することにより、例えば、表示画像を、予め定められたタイミングで取得することができるので、ユーザのニーズに応じて表示画像を取得することが可能となる。また、所定の取得タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングであることにより、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時に表示画像を取得することができるので、これらの各時の表示画像の情報をユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
実施の形態1及び2に係る受信機の正面図である。 受信機のブロック図である。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。 画像記録処理のフローチャートである。 画像表示処理のフローチャートである。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。 画像記録処理のフローチャートである。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。 受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。
以下に、本発明に係る防災システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防災システムに関するものである。
ここで、「防災システム」とは、表示画像の情報を出力するシステムであり、例えば、表示画像の情報を出力する専用システム、汎用装置(例えば、汎用的に用いられるコンピュータ等)に対して表示画像の情報を出力する機能を実装することにより実現されるシステム、あるいは、防災装置に対して表示画像の情報を出力する機能を実装することにより実現されるシステム等を含む概念である。なお、この「防災システム」とは、例えば、表示画像の情報を出力する機能を有する装置(例えば、上述の汎用装置又は防災装置等)を少なくも備えるシステムであり、一例としては、表示画像の情報を出力する機能を有する装置以外の他の装置を備えるシステム又は当該他の装置を備えていないシステム等を含む概念である。また、「防災システム」とは、例えば、取得手段、及び出力手段を備え、任意で、設定手段を備える。
また、「防災装置」とは、防災のために用いられる装置であり、例えば、防災受信機(つまり、火災受信機)、防災表示装置、表示盤(アナンシエータ)、及び地図盤等を含む概念であり、一例としては、任意で、防災装置側受付手段を備える装置を含む概念である。「防災受信機」とは、監視領域の異常を監視する装置であり、例えば、感知器と電気的に接続されている装置である。「感知器」とは、監視領域の異常(火災やガス漏れ等)を判定(検出)する機器であり、具体的には、監視領域の検出対象を検出することにより、異常を判定する機器であり、煙感知器、火災感知器、及びガス感知器等を含む概念である。「防災表示装置」とは、監視領域の異常に関する情報を表示する装置であり、例えば、感知器又は防災受信機と電気的に接続されている装置である。「監視領域」とは、監視の対象となっている領域であり、例えば、建物の部屋、階段、及び廊下等を含む概念である。「防災装置側受付手段」とは、ユーザ側の端末であるユーザ端末からの情報を当該ユーザ端末との間で通信することにより受け付ける手段である。なお、「ユーザ端末」とは、ユーザ側で用いられる端末であり、例えば、据え置き型のコンピュータ、あるいは、携帯可能なスマートフォンの如き携帯端末等を含む概念である。
また、「取得手段」とは、防災装置のディスプレイに表示されている画像である表示画像を取得する手段であり、例えば、少なくとも、防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像を、表示画像として取得する手段等を含む概念であり、また、表示画像を、所定の取得タイミングに取得する手段等を含む概念である。なお、ここでの取得手段に取得される表示画像は、例えば、ディスプレイに表示されている画像全体であってもよいし、あるいは、ディスプレイに表示されている画像のうちの一部の画像であってもよい。特に、一部の画像については、防災システムにおいて重要となる情報を表示する部分を含む画像であるものと解釈してもよい。
また、「出力手段」とは、取得手段が取得した表示画像の情報を出力する手段であり、例えば、防災装置を特定する情報を、表示画像の情報と共に出力する手段等を含む概念であり、また、防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報を、表示画像の情報と共に出力する手段等を含む概念であり、また、表示画像の情報を、防災装置のディスプレイに出力する手段等を含む概念であり、また、表示画像の情報を、外部装置に送信又は格納する手段等を含む概念であり、また、表示画像の情報を、通報センタの表示装置に出力する手段等を含む概念であり、また、表示画像の情報を、所定の出力タイミングに出力する概念等を含む概念である。また、「出力手段」とは、例えば、防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、ユーザから受け付けた情報として、表示画像の情報と共に出力する手段等を含む概念であり、また、設定手段の設定結果に基づいて、表示画像の情報を出力する手段等を含む概念であり、また、防災装置のディスプレイに対する表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、表示画像の情報を出力する手段等を含む概念であり、また、表示画像の情報として表示画像を、他の防災装置を介して出力する手段等を含む概念である。
また、「設定手段」とは、表示画像の情報についての出力手段からの出力に関する設定を行う手段である。なお、「出力に関する設定」とは、表示画像の情報を出力するための設定であり、例えば、情報の出力タイミング、又は出力する情報の種類(例えば、後述する文字、数字、画像、色等)の一方の設定、又は、両方の設定等を含む概念である。
また、「表示画像」とは、防災装置のディスプレイに表示されている画像等を含む概念であり、また、「表示画像の情報」とは、表示画像自体、表示画像の一部のみの画像、あるいは、表示画像に含まれている情報(例えば、文字、数字、画像、色)等を含む概念である。
また、「防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像」とは、防災装置自体のありさま、あるいは、防災装置に関連する機器のありさま示す画像であり、例えば、通常の状態(火災等の異常を判定していない状態)を示す画像、異常の状態(火災等の異常を判定した状態)を示す画像、防災装置の設定の状態を示す画像、防災装置又は防災装置に電気的に接続されている機器が故障しておらず正常な状態であることを示す画像、及び防災装置又は防災装置に電気的に接続されている機器が故障している状態であることを示す画像等を含む概念である。
また、「防災装置の設定」とは、例えば、防災装置と他の装置との間で連動を行うか否かの設定、あるいは、他の任意の設定等含む概念である。「他の装置」とは、防災装置と共に防災のために動作し得る装置であり、例えば、防火戸、シャッタ、たれ壁、ダンパー、給気口、排煙口、及び排煙機等を含む概念である。
また、「防災装置を特定する情報」とは、防災装置自体を特定する情報であり、具体的には、防災装置の属性を特定する情報であり、例えば、防災装置に設定されている名称、防災装置のシリアルナンバー、防災装置の型番、及び防災装置の設置位置等を含む概念である。
また、「防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報」とは、ユーザが防災装置に対して入力した情報自体又は当該情報に関連する情報であり、具体的には、ユーザが防災装置に対して入力した情報、あるいは、当該入力した情報との間で何等かの関係を有する情報等を含む概念であり、例えば、伝達情報に関する情報、あるいは、伝達情報に関する情報以外の任意情報を含む概念である。なお、「伝達情報に関する情報」とは、伝達情報に関連する情報であり、例えば、ユーザが入力した伝達情報、ユーザが伝達情報を入力した日付を特定する日付情報、ユーザが伝達情報を入力した時刻を特定する時刻情報、伝達情報を入力したユーザのユーザ名(一例としては、後述の伝達者又は伝達対象者の氏名)、当該ユーザのユーザID(一例としては、後述の伝達者又は伝達対象者を識別する情報(例えば、数値や記号等))等を含む概念である。「伝達情報」とは、防災装置に関する情報であり、具体的には、伝達対象者に伝達するべき情報であり、例えば、防災装置の施工、点検、及び動作状態に関する申し送り事項等を含む概念である。「申し送り事項」とは、伝達者から伝達対象者に対して伝える事項である。「伝達者」とは、伝達情報を伝達する者であり、また、「伝達対象者」とは、伝達情報を伝達される者である。また、これらの「伝達者」及び「伝達対象者」については、相互に同一の者であってもよく、あるいは、相互に異なる者であってもよい。
また、「外部装置」とは、表示画像が表示されている防災装置以外の任意の装置であり、具体的には、当該防災装置との間で通信可能となる装置等を含む概念であり、例えば、通報センタの表示装置、他の防災装置、あるいは、ユーザの端末装置(一例としては、据え置き型のコンピュータ、あるいは、携帯可能なスマートフォンの如き携帯端末等)等を含む概念である。なお、「通報センタの表示装置」とは、例えば、火災等の異常について通報が行われる警備会社側、防災センタ側、あるいは、防災装置のメンテナンスを行うメンテナンス会社側等のコンピュータ等を含む概念である。「他の防災装置」とは、取得手段にて表示画像を取得された防災装置以外の防災装置であり、例えば、取得手段にて表示画像を取得された防災装置と同種類又は異種類の防災装置等を含む概念である。
また、「所定の出力タイミング」とは、情報を出力するための予め定められたタイミングであり、例えば、イベント発生時、又は、所定時間間隔毎(例えば、1時間〜2時間毎等)等を含む概念である。なお、「イベント発生時」とは、防災装置又は防災システムに関連する出来事が発生した時であり、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時等のうちの少なくとも1つに対応するタイミング等を含む概念である。また、「所定の取得タイミング」とは、表示画像を取得するめの予め定められたタイミングであり、例えば、前述のイベント発生時、又は、前述の所定時間間隔毎等を含む概念である。なお、これらの「所定の出力タイミング」及び「所定の取得タイミング」については、相互に同様なタイミングであることとしてもよいし、あるいは、相互に全く異なるタイミングであることとしてもよい。
また、「表示画像の情報を出力する」とは、例えば、情報を表示出力すること、音声出力すること、ネットワークを介して通信出力すること、及び印刷して紙面出力すること等を含む概念である。特に、表示出力することについては、例えば、縮小して表示、拡大して表示、一部を表示(選択操作で全部を表示)、枠を付けて表示(現行の画面と区別するため)、ショートカットアイコン的な表示、サムネイル表示、履歴メニュー又は履歴画面等に対する画像リストとしての表示、選択操作での表示等を含む概念である。
そして、以下の実施形態では、「防災システム」が防災装置にて実現されており、また、「防災装置」が防災受信機(以下、単に「受信機」と称する)である場合について説明し、特に、実施の形態1では、防災装置の設定の状態を示す画像を取得して出力する場合について説明し、また、実施の形態2では、異常の状態を示す画像を取得して出力する場合について説明する。
[実施の形態の具体的内容]
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(実施の形態1)
最初に、実施の形態1について説明する。実施の形態1では、防災装置の設定の状態を示す画像を取得して出力する場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る受信機の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る受信機の正面図であり、図2は、受信機のブロック図である。
図2の受信機100は、防災システムであって、防災装置であり、例えば、通信部11、操作部12、表示部13、音響部14、印刷部15、記録部16、及び制御部17を備える。
(構成−通信部)
通信部11は、ネットワークを介して外部機器(例えば、不図示の感知器等)との間で通信するための通信手段である。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を用いて構成することができる。
(構成−操作部)
操作部12は、ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。この操作部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1のタッチパッド121を備えて構成される。タッチパッド121は、情報入力部であり、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付けるように構成されており、一例としては、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−表示部)
表示部13は、制御部17の制御に基づいて情報を表示する表示手段である。この表示部13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1のディスプレイ131を備えて構成される。ディスプレイ131は、情報出力部であり、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ(つまり、平面ディスプレイ)等を用いて構成することができる。なお、上記の操作部12のタッチパッド121と表示部13のディスプレイ131とを相互に重畳してタッチパネルとして一体形成しているものとして、以下説明する。
(構成−音響部)
音響部14は、制御部17の制御に基づいて音声情報を出力する音響手段である。この音響部14の具体的な種類は任意であるが、例えば、図1のスピーカ141を備えて構成される。
(構成−印刷部)
印刷部15は、制御部17の制御に基づいて紙面情報を出力する印刷手段である。この印刷部15の具体的な種類は任意であるが、例えば、図1のプリンタ151を備えて構成される。
(構成−記録部)
記録部16は、受信機100の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。この記録部16には、例えば、画像情報が記録されている。
(構成−記録部−画像情報)
「画像情報」とは、画像の情報であり、例えば、ディスプレイ131に表示された画像自体を含む情報に対応する概念である。なお、この画像情報の具体的な記録手法は任意であるが、例えば、後述する画像記録処理にて記録される。
(構成−制御部)
制御部17は、受信機100を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して受信機100にインストールされることで、制御部17の各部を実質的に構成する。
この制御部17は、機能概念的に、取得部171、及び出力部172を備える。取得部171は、受信機100のディスプレイ131に表示されている画像である表示画像を取得する取得手段である。出力部172は、取得部171が取得した表示画像の情報を出力する出力手段である。なお、この制御部17の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成され受信機100によって実行される画像記録処理、及び画像表示処理について説明する。図3〜図5は、受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。具体的には、図3は、通常の状態(火災等の異常を判定していない状態)を示す画像(以下、「通常監視画像」とも称する)を図示しており、また、図4及び図5は、防災装置の設定の状態を示す画像(以下、「設定用画像」とも称する)を図示しており、具体的には、受信機100と連動し得る前述の他の装置(一例としては、防火戸、シャッタ、たれ壁、ダンパー、給気口、排煙口、及び排煙機)との連動の状態を設定するための画像を図示している。詳細には、図4の設定用画像は、他の装置のうちのたれ壁以外の装置については連動が有効になっており、一方、垂れ壁については連動が無効になっている状態を図示しており、図5の設定用画像は、他の装置全てについて連動が有効になっている状態を図示している。この図3〜図5を適宜参照して各処理を説明する。
(処理−画像記録処理)
まず、画像記録処理について説明する。図6は、画像記録処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「画像記録処理」とは、概略的には、受信機100によって実行される処理であり、具体的には、ディスプレイ131に表示されている画像を記録する処理である。この画像記録処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、受信機100の電源をオンした場合に、繰り返し起動して実行を開始するものとし、実行が開始されたところから説明する(後述の画像表示処理も同様とする)。
ここでは、例えば、受信機100の電源をオンした場合に、制御部17が、ディスプレイ131に、図3の通常監視画像を表示することとして説明する。なお、この制御部17によるディスプレイ131への画像の表示又は表示する画像の切り替えについては、従来と同様にして処理することができるので、概要のみ説明する。また、例えば、受信機100の前述の他の装置が有効であるか無効であるかを示す設定情報が、記録部16に記録されていることとし、ここでは、特に、図4の設定用画像に対応する設定情報(つまり、他の装置のうちのたれ壁以外の装置については連動が有効になっており、一方、垂れ壁については連動が無効になっている状態を示す設定情報)が記録されていることとして説明する。
図6のSA1において取得部171は、画像を記録するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、画像を記録するか否かを判定するための判定条件として、「設定に関する操作が行われたこと」を特定する情報が、記録部16に記録されていることとする。「設定に関する操作」とは、タッチパッド121を介して行われるユーザによる特定の操作であり、ここでは、例えば、当該「設定に関する操作」が「設定用画像を表示するための操作」、又は、「設定用画像にて設定変更を行う操作」であることとして説明する。SA1において取得部171は、記録部16に記録されている判定条件を取得し、自己の状態が当該取得した判定条件に合致しているか否かを判定する。そして、合致していないものと判定した場合、画像を記録しないものと判定し(SA1のNO)、画像を記録するものと判定するまで、SA1を繰り返し実行する。また、合致しているものと判定した場合、画像を記録するものと判定し(SA1のYES)、SA2に移行する。
ここでは、例えば、ユーザがタッチパッド121を介して、「設定用画像を表示するための操作」を行った場合、取得部171は、記録部16に記録されている判定条件を取得し、自己の状態(つまり、「設定用画像を表示するための操作」を受け付けた状態)が、取得した判定条件(つまり、「設定に関する操作が行われたこと」)に合致するので、画像を記録するものと判定する(SA1のYES)。なお、この場合、例えば、制御部17が、ディスプレイ131の画像を、図3の通常監視画像から図4の設定用画像に切り替えて表示する。
図6のSA2において取得部171は、画像を取得する。具体的には任意であるが、例えば、ディスプレイ131に表示されている画像(つまり、表示画像)を取得する。ここでは、例えば、図4の設定用画像のスクリーンショットをとって、当該設定画像を取得する。
図6のSA3において取得部171は、画像を記録する。具体的には任意であるが、例えば、自己の不図示の計時手段(例えば、タイマー等)にアクセスして、現在の日時を取得し、また、SA2で取得した画像を取得し、取得した現在の日時及び画像を相互に対応付けた状態で、図1の記録部16の画像情報として記録する。ここでは、例えば、計時手段が計時している現在の日時が「2018年01月30日10時10分」である場合、図4の設定用画像と「2018年01月30日10時10分」とを相互に関連付けて記録する。
そして、この後、ユーザがタッチパッド121を介して、「設定用画像にて設定変更を行う操作(具体的には、たれ壁を無効から有効に変更する操作)」を行った場合、繰り返し行われるSA1において、取得部171は、自己の状態(つまり、「設定用画像にて設定変更を行う操作」を受け付けた状態)が、取得した判定条件(つまり、「設定に関する操作が行われたこと」)に合致するので、画像を記録するものと判定する(SA1のYES)。なお、この場合、例えば、制御部17が、ディスプレイ131の画像を、図4の通常監視画像から図5の設定用画像に切り替えて表示する。そして、この後、取得部171は、SA2において、図5の設定用画像を取得し、SA3において、当該設定画像を現在の日時と関連付けて記録部16に記録する。なお、「設定用画像にて設定変更を行う操作」を受け付けた場合、制御部17は、従来と同様にして、当該受け付けた設定変更に対応する情報となるように、記録部16に記録されている設定情報を更新する。これにて、画像記録処理の説明を終了する。
(処理−画像表示処理)
次に、画像表示処理について説明する。図7は、画像表示処理のフローチャートである。「画像表示処理」とは、概略的には、受信機100によって実行される処理であり、具体的には、画像の情報をディスプレイ131に表示する処理である。
図7のSB1において出力部172は、画像を表示するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、タッチパッド121を介して行われるユーザによる操作を監視し、画像の表示を要求する所定操作(つまり、特定操作)(例えば、記録部16の画像情報として記録されている画像のうちの、表示するべき画像を選択する操作等)を受け付けたか否かに基づいて判定する。そして、所定操作を受け付けていない場合、画像を表示しないものと判定し(SB1のNO)、画像を表示するものと判定するまで、繰り返しSB1を実行する。また、所定操作を受け付けた場合、画像を表示するものと判定し(SB1のYES)、SB2に移行する。
ここでは、例えば、ユーザがタッチパッド121を介して不図示の表示ボタンを押下した場合に、出力部172が、記録部16の画像情報として記録されている画像の日時をディスプレイ131に一覧表示することとし、ユーザがタッチパッド121を介して任意の画像の日時を選択した場合に、出力部172が、表示するべき画像を選択する操作を受け付けて、画像を表示するものと判定する。
図7のSB2において出力部172は、画像を表示する。具体的には任意であるが、例えば、SB1においてユーザによって選択された日時に対応する画像を、記録部16の画像情報から取得し、取得した画像をディスプレイ131に表示する。なお、ここでの表示手法は任意であるが、例えば、ディスプレイ131の一部に当該画像が表示されるように、例えば、50%〜60%程度に縮小して当該画像を表示する。
ここでは、例えば、SB1において、ユーザが図4の設定用画像を選択する操作を行った場合、SB2において、当該設定用画像を50%〜60%程度に縮小した上で、ディスプレイ131に表示する。これにて、画像表示処理の説明を終了する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、表示画像を取得し、取得した表示画像を出力することにより、例えば、表示画像の情報を出力することが可能となる。特に、例えば、受信機100のディスプレイ131に現在表示されておらず、過去に表示されていた表示画像を出力することができるので、切り替える前の表示画像を確認することができ、利便性を向上させることが可能となる。
また、受信機100の設定の状態を示す画像を取得することにより、例えば、受信機100の状態を出力することができるので、受信機100の状態を確実に把握させることが可能となる。
また、表示画像の情報を受信機100のディスプレイ131に出力することにより、例えば、受信機100側で当該受信機100の表示画像をユーザに視認させることができるので、受信機100のメンテナンス又は設定作業等の任意の作業を行う場合に、ユーザに対して表示画像を視認させながら作業を行わせることができ、利便性を向上させることが可能となる。
また、表示画像の情報を所定の出力タイミングに出力することにより、例えば、表示画像の情報を、予め定められたタイミングで把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。特に、例えば、特定操作時に表示画像の情報を、ユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
また、表示画像を所定の取得タイミングに取得することにより、例えば、表示画像を、予め定められたタイミングで取得することができるので、ユーザのニーズに応じて表示画像を取得することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2においては、異常の状態を示す画像を取得して出力する場合について説明する。なお、実施の形態2においては、実施の形態1の構成と同様な構成には同様な符号を付し、当該構成の説明は省略し、これ以外の構成について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る受信機の構成について説明する。図2の受信機200は、防災システムであって、防災装置であり、例えば、通信部11、操作部12、表示部13、音響部14、印刷部15、記録部16、及び制御部27を備える。
(構成−制御部)
制御部27は、機能概念的に、取得部271、及び出力部272を備える。取得部271は、受信機200のディスプレイ131に表示されている画像である表示画像を取得する取得手段である。出力部272は、取得部271が取得した表示画像の情報を出力する出力手段である。なお、この制御部27の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成され受信機200によって実行される画像記録処理、及び画像表示処理について説明する。図8は、受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。図8は、具体的には、異常の状態(火災等の異常を判定した状態)を示す画像(以下、「異常画像」とも称する)を図示している。
(処理−画像記録処理)
まず、画像記録処理について説明する。図9は、画像記録処理のフローチャートである。
ここでは、例えば、受信機200の電源をオンした場合に、制御部27が、ディスプレイ131に、図3の通常監視画像を表示することとして説明する。なお、この制御部27によるディスプレイ131への画像の表示又は表示する画像の切り替えについては、従来と同様にして処理することができるので、概要のみ説明する。
図9のSC1において取得部271は、画像を記録するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、画像を記録するか否かを判定するための判定条件として、「発報信号を受信したこと」を特定する情報が、記録部16に記録されていることとする。なお、「発報信号」とは、受信機200に電気的に接続されている不図示の感知器が火災を検出した場合に、当該感知器から受信機200に対して送信される信号であり、火災を検出したことを示す信号である。なお、発報信号を受信した場合の受信機200の動作のうちの、画像記録処理に関する動作以外の動作は従来と同様であるので、その説明については適宜概要のみ説明する。SC1において取得部271は、記録部16に記録されている判定条件を取得し、自己の状態が当該取得した判定条件に合致しているか否かを判定する。そして、合致していないものと判定した場合、画像を記録しないものと判定し(SC1のNO)、画像を記録するものと判定するまで、SC1を繰り返し実行する。また、合致しているものと判定した場合、画像を記録するものと判定し(SC1のYES)、SC2に移行する。
ここでは、例えば、監視領域で火災が発生した場合において、不図示の感知器が当該火災を検出し、受信機200に対して発報信号を送信した場合、取得部271は、通信部11を介して発報信号を受信する。そして、取得部271は、記録部16に記録されている判定条件を取得し、自己の状態(つまり、発報信号を受信した状態)が、取得した判定条件(つまり、「発報信号を受信したこと」)に合致するので、画像を記録するものと判定する(SC1のYES)。なお、この場合、例えば、制御部27が、ディスプレイ131の画像を、図3の通常監視画像から図8の異常画像に切り替えて表示する。
図9のSC2において取得部271は、画像を取得する。具体的には任意であるが、例えば、ディスプレイ131に表示されている画像(つまり、表示画像)を取得する。ここでは、例えば、図8の異常画像のスクリーンショットをとって、当該設定画像を取得する。
図9のSC3において取得部271は、画像を記録する。具体的には任意であるが、例えば、自己の不図示の計時手段(例えば、タイマー等)にアクセスして、現在の日時を取得し、また、SC2で取得した画像を取得し、取得した現在の日時及び画像を相互に対応付けた状態で、図1の記録部16の画像情報として記録する。ここでは、例えば、計時手段が計時している現在の日時が「2018年02月03日10時10分」である場合、図4の設定用画像と「2018年02月03日10時10分」とを相互に関連付けて記録する。これにて、画像記録処理の説明を終了する。
(処理−画像表示処理)
次に、画像表示処理について説明する。
図7のSD1において出力部272は、画像を表示するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、SB1と同様にして判定することとし、具体的には、所定操作を受け付けていない場合、画像を表示しないものと判定し(SD1のNO)、画像を表示するものと判定するまで、繰り返しSD1を実行する。また、所定操作を受け付けた場合、画像を表示するものと判定し(SD1のYES)、SD2に移行する。
ここでは、例えば、ユーザがタッチパッド121を介して不図示の表示ボタンを押下した場合に、出力部272が、記録部16の画像情報として記録されている画像の日時をディスプレイ131に一覧表示することとし、ユーザがタッチパッド121を介して任意の画像の日時を選択した場合に、出力部272が、表示するべき画像を選択する操作を受け付けて、画像を表示するものと判定する。
図7のSD2において出力部172は、画像を表示する。具体的には任意であるが、例えば、SB2と同様にして表示することとし、詳細には、SD1においてユーザによって選択された日時に対応する画像を、記録部16の画像情報から取得し、取得した画像をディスプレイ131に表示する。
ここでは、例えば、SD1において、ユーザが図8の異常画像を選択する操作を行った場合、SD2において、当該異常画像を50%〜60%程度に縮小した上で、ディスプレイ131に表示する。これにて、画像表示処理の説明を終了する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、異常の状態(火災等の異常を判定した状態)を示す画像を取得することにより、例えば、受信機200の状態を出力することができるので、受信機200の状態を確実に把握させることが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
(画像を記録するか否かの判定について)
また、画像を記録するタイミング(つまり、画像を取得するタイミング)を任意に変更してもよい。例えば、取得部が、ディスプレイ131の画像が切り替わったか否かを判定し、ディスプレイ131の画像が切り替わったものと判定した場合に、切り替わる前の画像又は切り替わった後の画像の一方、又は、両方を取得して、取得した画像を記録するように構成してもよい。なお、変形例の記載では、実施の形態1及び実施の形態2において相互に異なる符号が付されている構成のうち、相互に区別する必要がない構成については、当該符号を省略して説明する。
また、例えば、受信機に電気的に接続されている機器に障害が発生したか否かを判定し、障害が発生したものと判定した場合に、ディスプレイ131の画像を取得し、取得した画像を記録するように構成してもよい。図10は、受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。図10は、具体的には、受信機に電気的に接続されている機器が故障している状態を示す画像(以下、「故障表示画像」とも称する)を図示している。そして、障害が発生した場合には、図10の故障表示画像がディスプレイ131に表示されるので、この故障表示画像を取得して記録する。そして、これらの記録した画像については、各実施の形態で説明した手法で表示してもよい。
(画像の取得のタイミングについて)
また、上記各実施の形態では、取得部が、異常発生時又は特定操作時に画像を取得する場合について説明したが、これに限らない。例えば、前述したように、取得部が、イベント発生時、又は、所定時間間隔毎に画像を取得するように構成してもよく、特に、障害発生時、移報出力時、又はログ出力時に画像を取得するように構成してもよい。なお、これらの異常発生時、特定操作時、障害発生時、移報出力時、及びログ出力時については、後述する。このように構成した場合、所定の取得タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングであることにより、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時に表示画像を取得することができるので、これらの各時の表示画像の情報をユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
(画像の情報の出力について)
また、上記各実施の形態では、画像の情報を表示して出力する場合について説明したが、これに限らない。例えば、出力部が、取得部が取得した画像を、図1のプリンタ151にて印刷して紙面出力してもよいし、あるいは、通信部11を介して前述の外部装置に送信し、当該外部装置側に格納して出力してもよい。また、出力部が、取得部が取得した画像について任意の手法で画像認識を行い、画像中の情報を読み込んで認識した上で、読み込んで認識した情報をディスプレイ131に表示したり、スピーカ141を介して音声出力したり、プリンタ151にて印刷して紙面出力したり、あるいは、通信部11を介して外部装置側に送信し、当該外部装置側に格納して出力してもよい。なお、外部装置側に出力する場合については、出力部が、外部装置の記録部に情報を記録するのみであってもよいし、又は、外部装置の記録部に情報記録した上で外部装備の表示装置(ディスプレイ等)に当該記録した情報を表示してもよい。このように構成した場合、表示画像の情報を外部装置に送信又は格納することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地において表示画像をユーザに視認させることができるので、遠隔地のユーザに対して表示画像を視認させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
詳細には、例えば、出力部が、外部装置である通報センタの表示装置に表示画像の情報を送信して、当該表示装置にて当該画像を表示してもよい。このように構成した場合、表示画像の情報を外部装置に送信又は格納することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地において表示画像をユーザに視認させることができるので、遠隔地のユーザに対して表示画像を視認させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
また、例えば、出力部が、外部装置である他の防災装置(一例としては、他の受信機)に表示画像の情報を送信して、当該他の装置のディスプレイに当該表示画像の情報を表示してもよい。そして、この場合、例えば1つの受信機(例えば、表示画像が取得される受信機)をメインの受信機として用い、また、他の受信機を副表示盤(少なくとも、防災に関する情報を表示する装置)として用いることにより、大規模物件に導入されるR型分散盤システム(複数のR型受信機を用いるシステム)として構成した上で、他の受信機の表示画像の確認用に用いることが可能となる。なお、この場合、出力部は、表示画像の情報である前述の文字、数字、又は画像のうちの、画像についてのみを送信して出力するように構成してもよい。このように構成した場合、表示画像を他の受信機を介して出力することにより、例えば、受信機が複数設けられている比較的大規模なシステムにおいて、他の受信機を、1つの受信機の画像を出力するための機器(例えば、副表示盤の如き機器)として用いることができるので、複数の受信機を有効に活用することが可能となる。
(画像の情報の出力のタイミングについて)
また、上記実施の形態では、出力部が、画像の表示を要求する所定操作(つまり、特定操作)を受け付けた場合に、画像の情報を出力する場合について説明したが、これに限らない。例えば、出力部が、イベント発生時、又は、所定時間間隔毎に画像を取得するように構成してもよく、特に、異常発生時、障害発生時、移報出力時、又はログ出力時に、画像の情報を出力するように構成してもよい。特に、この場合、「(画像の情報の出力について)」で説明したように、通信部11を介して外部装置に出力してもよい。なお、「異常発生時」とは、異常が発生した場合であり、例えば、受信機が前述の発報信号を受信した場合等を含む概念である。また、「障害発生時」とは、受信機又は受信機に電気的に接続されている機器が故障した場合又は故障している可能性がある場合等含む概念であり、例えば、受信機において故障している可能性があることを特定する故障フラグが記録されている場合、受信機に接続されている機器からの当該機器が故障している可能性があることを特定する故障信号を受信した場合、当該機器との定期的な通信が不通となった場合、あるいは、当該機器が接続されている回線の電気的な状態に変化があった場合等を含む概念である。また、「移報出力時」とは、例えば、受信機が火災を断定した場合において移報信号を出力した場合等を含む概念である。なお、「受信機が火災を断定」することについては、従来と同様にして処理されることとし、例えば、ユーザが受信機の断定スイッチを操作した場合、発報信号を2か所以上の感知器(例えば、設置フロアが相互に異なる2個以上の感知器等)から受信した場合に、受信機が火災を断定することとする。また、「ログ出力時」とは、受信機を含む防災装置が、従来と同様にして自己の動作履歴を示すログ情報を記録していることとし、当該ログ情報を出力する場合等を含む概念である。なお、「ログ情報を出力」することについては、従来と同様にして処理されることとし、例えば、ユーザによるログ情報を出力するための操作が防災装置に対して行われたタイミング、あるいは、一定時間毎のタイミング等を含む概念である。具体的な実装手法は任意であるが、例えば、出力部が、自己が実装されている受信機の状態を監視、当該受信機の状態がこれらの各時に該当するか否かを判定し、該当するものと判定した場合に、画像の情報を出力するように構成してもよい。このように構成した場合、所定の出力タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングであることにより、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時に表示画像の情報を、ユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
(防災装置を特定する情報の出力について)
また、上記各実施の形態において、受信機の記録部16に受信機を特定する情報(受信機に設定されている名称、受信機のシリアルナンバー、受信機の型番、及び受信機の設置位置等を特定する情報)が記録されていることとし、取得部が、この記録されている受信機を特定する情報を取得し、出力部が、取得部が取得した受信機を特定する情報を、実施の形態で説明した手法又は変形例で説明した手法で出力するように構成してもよい。このように構成した場合、受信機を特定する情報を表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、出力される情報に基づいて受信機を特定することができるので、何れの受信機の表示画像の情報であるかを把握させることが可能となる。
(防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報の出力について)
また、上記各実施の形態において、ユーザがタッチパッド121を介して伝達情報を受信機に入力した場合、受信機の制御部が、当該入力された伝達情報を記録部16に記録することとする。そして、取得部が、この記録されている伝達情報を取得し、出力部が、取得部が取得した伝達情報を、実施の形態で説明した手法又は変形例で説明した手法で出力するように構成してもよい。このように構成した場合、ユーザから受け付けた情報に関連する情報を、表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、ユーザが伝達したい情報を出力することができるので、ユーザ間において有用な情報を伝達させることが可能となる。なお、ここでは、伝達情報を出力する場合を例示したが、出力部が、「ユーザから受け付けた情報に関連する情報」のうちの他の情報を任意の手法(例えば、記録部16に記録されている情報を取得する手法、あるいは、計時手段にアクセスして取得する手法等)で取得し、取得した情報を出力するように構成してもよい。
また、この場合、「ユーザから受け付けた情報に関連する情報」については、上述のように受信機のタッチパッド121を介して受け付けてもよいが、受信機の制御部に防災装置側受付部(防災装置側受付手段)を設けて、当該防災装置側受付部が当該受信機から離れた位置に設けられているユーザ端末との間で通信部11を介して通信を行って、当該ユーザ端末からの情報を受け付けるように構成してもよい。そして、受信機の出力部が、当該防災装置側受付部を介して受けた情報を、ユーザから受け付けた情報として出力するように構成してもよい。このように構成した場合、防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、ユーザから受け付けた情報として、表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地においてユーザが伝達した情報を出力することができるので、遠隔地のユーザ間において有用な情報を伝達させることが可能となる。
(情報の同時又は交互出力について)
また、「(防災装置を特定する情報の出力について)」及び「(防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報の出力について)」と各実施の形態とを組み合わせて、出力部が、実施の形態で説明したように、画像の情報を出力する場合に、当該画像の情報と共に、「(防災装置を特定する情報の出力について)」で説明した情報、あるいは、「(防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報の出力について)」で説明した情報を出力してもよい。例えば、図3〜図5、図8、及び図10の画像の隣に受信機を特定する情報、又は伝達情報の画像を表示することにより、これらの情報を同時に表示してもよい。また、例えば、これらの画像と、受信機を特定する情報、又は伝達情報の画像とを交互に表示してもよい。また、これらの画像をディスプレイ131に表示し、この表示中に、受信機を特定する情報、又は伝達情報をスピーカ141から音声出力したり、プリンタ151から紙面出力したり、あるいは、通信部11を介して外部装置に通信出力したりしてもよい。
(設定部について)
また、上記各実施の形態の受信機の制御部に設定部を設けてもよい。「設定部」とは、前述の設定手段である。この設定部の具体的な実装手法は任意であるが、例えば、表示画像情報を出力するタイミング、あるいは、出力する表示画像の情報の種類(例えば、文字、数字、画像、色等)を特定するユーザからの設定入力を、タッチパッド121を介して受け付けた場合に、受け付けた設定入力を特定する情報を記録部16に記録することとする。そして、出力部が、記録部16に記録されている設定入力を任意のタイミング(例えば、設定部が設定入力を記録した直後のタイミング等)に取得し、取得した設定入力に対応する処理を行うように構成してもよい。なお、「取得した設定入力に対応する処理」とは、設定入力が特定する出力タイミングで表示画像の情報を出力する処理、あるいは、設定入力が特定する種類の情報を出力する処理等を含む概念である。なお、設定入力において、出力タイミングのみが特定されている場合、出力部は、設定入力で特定されている出力タイミングで表示画像の情報のうちの所定の種類の情報(一例としては、画像)のみを出力してもよいし、あるいは、設定入力において、出力する情報の種類のみが特定されている場合、出力部は、所定の出力タイミング(一例としては、前述の所定の出力タイミングの定義で例示したタイミングのうちの1つ以上のタイミング)で表示画像の情報のうちの設定入力にて特定されている種類の情報を出力してもよい。このように構成した場合、表示画像の情報についての出力部からの出力に関する設定に基づいて、表示画像の情報を出力することにより、例えば、表示画像の情報の出力についてのユーザのニーズに柔軟に対応することができるので、利便性を向上させることが可能となる。
(出力態様について(その1))
また、上記各実施の形態の出力部が、受信機のディスプレイ131に対する表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、表示画像の情報を出力するように構成してもよい。なお、「出力態様」とは、例えば、表示画像の情報が出力されるありさまであり、例えば、2画面表示(ウインドウ表示)、縮小表示、拡大表示、及び部分拡大表示等含む概念であり、あるいは、前述したように、一部を表示(選択操作で全部を表示)、枠を付けて表示(現行の画面と区別するため)、ショートカットアイコン的な表示、サムネイル表示、履歴メニュー又は履歴画面等に対する画像リストとしての表示等を含む概念である。また、出力態様の特定手法は任意であるが、例えば、前述の「(設定部について)」で説明した設定入力に出力態様が含まれていることとし、出力部が、ユーザからの入力によって記録部16に記録されている設定入力を参照して出力態様を特定するように構成してもよいし、あるいは、設定入力とは異なる出力態様特定情報が記録部16に記録されていることとし、この出力態様特定情報を参照して出力態様を特定するよう構成してもよいし、あるいは、受信機を動作させるためのプログラムに出力態様が書き込まれており、この出力態様を特定するように構成してもよい。
図11及び図12は、受信機のディスプレイに表示される画像を例示した図である。具体的には、図11及び図12は、設定用画像の2画面表示の画像を例示した図であり、図11は、一部を縮小表示した画像を例示した図であり、図12は、一部を拡大表示した画像を例示した図である。ここでは、例えば、「(出力態様について)」で記載した技術を実施の形態1に適用する場合を例示して説明する。例えば、設定入力又は出力態様特定情報として、「2画面表示(ウインドウ表示)」且つ「縮小表示」が記録されている場合(以下、第1の場合)、及び「2画面表示(ウインドウ表示)」且つ「拡大表示」が記録されている場合(以下、第2の場合)を例示して説明する。また、特に、実施の形態1で説明したように、図4の設定用画像において、ユーザがタッチパッド121を介して、たれ壁を無効から有効に変更する操作を行って、ディスプレイ131の表示が図4の設定用画像から図5の設定用画像に切り替えられた後に、図4の設定用画像を選択して表示する場合を例示して説明する。
まず、例えば、第1の場合、出力部172は、設定入力又は出力態様特定情報として、「2画面表示(ウインドウ表示)」且つ「縮小表示」を取得し、また、記録部16の画像情報から図4の設定用画像を取得し、取得した設定用画像の一部を切り取った上で縮小し、当該ディスプレイ131に表示されている図5の設定用画像に対して縮小した当該画像を重畳して表示する。ここでは、例えば、図11に示すように表示する。なお、ここでの縮小する一部の画像は任意であるが、例えば、設定用画像において重要な部分が、防火戸、シャッタ、垂れ壁等が記載されている有効又は無効を表示する部分であることに鑑みて、当該特に重要な部分が予め指定されていることとし、この指定されている部分を縮小する一部としてもよい。
また、例えば、第2の場合、出力部172は、設定入力又は出力態様特定情報として、「2画面表示(ウインドウ表示)」且つ「拡大表示」を取得し、また、記録部16の画像情報から図4の設定用画像を取得し、取得した設定用画像の一部を切り取った上で拡大し、当該ディスプレイ131に表示されている図5の設定用画像に対して拡大した当該画像を重畳して表示する。ここでは、例えば、図12に示すように表示する。なお、ここでの拡大する一部の画像は任意であるが、例えば、設定用画像において重要な部分が、防火戸、シャッタ、垂れ壁等が記載されている有効又は無効を表示する部分であり、更に、重要な部分が設定の切り替えを表示する部分であることに鑑みて、設定が切り替えを表示する部分を特定し、当該特定した部分を拡大する一部としてもよい。なお、設定が切り替えを表示する部分を特定する具体的な手法は任意であるが、例えば、切り替えの前後において画像の変化が生じることに着目して、当該前後の画像を取得して比較した上で変化した部分を特定してもよいし、又は、ユーザがタッチパッド121を介して設定画像の設定変更の対象となる機器に対応する部分にタップした場合に、当該タップされた部分に対応する機器の設定が変更されるように構成されている場合、当該タップされた部分を特定してもよいし、あるいは、第1の場合と同様にして、予め指定されている部分を特定してもよい。
このように構成した場合、表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、表示画像の情報を出力することにより、例えば、表示画像の情報の視認性を向上させることができるので、表示画像の情報をユーザに確実に認識させることが可能となる。
(出力態様について(その2))
また、上述の「(出力態様について(その1))」の技術を任意に変更又は改良してもよく、例えば、タッチパッド121を介する特定の操作にて、ウインドウ(枠)についての画面内の表示位置(座標)を移動可能としてもよく、あるいは、ウインドウのサイズを変更可能としてもよい。詳細には、例えば、2画面表示となっている図11の縮小表示されている画像のウインドウ、又は図12の拡大表示されている画像のウインドウに関して、タッチパッド121を介して当該ウインドウについてドラッグ操作、ピンチ操作、又はストレッチ操作等を行うことにより、これらのウインドウについて移動又はサイズ変更等が可能となるように構成してもよい。
また、例えば、タッチパッド121を介する特定の操作にて、ウインドウ内(枠内)の画像を、ウインドウを移動せずに拡大する画像部分を移動(または変更)可能としてもよい。詳細には、例えば、2画面表示となっている図12の拡大表示されている画像のウインドウに関して、タッチパッド121を介して当該ウインドウ内の画像についてドラッグ操作等を行うことにより、当該ウインドウの位置及びサイズを固定した状態で、当該ウインドウ内の画像が移動又は変更可能となるように構成してもよい。なお、この場合、タッチパッド121を介して当該ウインドウ内の画像について、ピンチ操作、又はストレッチ操作等を行うことにより、当該ウインドウの位置及びサイズを固定した状態で、当該ウインドウ内の画像を拡大又は縮小可能となるように構成してもよい。また、ここで説明した技術と前述のウインドウの技術とを組み合わせて、ウインドウ内の画像が移動、変更、拡大、又は縮小可能となり、且つ、ウインドウが移動、又はサイズ変更可能となるように構成してもよい。
(各種処理について)
また、受信機の制御部が、ユーザによる所定操作(例えば、受信機の不図示の押しボタンを押下する操作、あるいは、タッチパッド121を介して行われる任意の操作(一例としては、任意の箇所をタップ、フリック、又はスワイプする操作等))を受け付けた場合に、以下の処理を行うように構成してもよい。
ユーザによる所定操作を受け付けた場合、例えば、取得部が、ディスプレイ131の表示画像のスクリーンショットをとることによって取得して、当該表示画像を記録部16に記録する処理を行うように構成してもよいし、あるいは、メモ入力モードへの移行を行うように構成してもよい。なお、「メモ入力モード」とは、ユーザに対して情報を入力させるためのモードである。そして、メモ入力モードに移行した場合、制御部が、ディスプレイ131にキーボード画像を表示し、当該キーボード画像を介するユーザからの情報を受け付けた場合に、受け付けた情報を記録部16に記録するように構成してもよい。
また、ユーザによる所定操作を受け付けた場合、例えば、出力部が、取得部に取得されて記録部16に記録されている表示画像を表示するように構成してもよいし、あるいは、表示するべき表示画像を選択するモードへの移行を行うように構成してもよい。なお、「表示するべき表示画像を選択するモード」とは、ディスプレイ131に表示するべき表示画像の情報に対応する表示画像をユーザに選択させるモードである。そして、表示するべき表示画像を選択するモードに移行した場合、出力部が、前記のスクリーンショットとして取られて記録部16に記録された表示画像の履歴の一覧、あるいは、スクリーンショットを行ったこと自体の履歴の一覧を、ディスプレイ131に表示するように構成してもよい。そして、出力部が、当該一覧における任意の履歴を選択する操作を、タッチパッド121又は不図示の押しボタンを介してユーザから受け付けた場合、当該受け付けた操作によって選択された表示画像を特定し、特定した表示画像の情報を、ディスプレイ131に表示するように構成してもよい。なお、ここでは、出力部が、一覧における任意の履歴を選択する操作と共に、出力態様を指定する操作をユーザから受け付けることとし、この受け付けた出力態様にて、表示画像の情報を、ディスプレイ131に表示するように構成してもよい。
また、例えば、ディスプレイ131に表示画像の情報が表示されている場合において、ユーザによる所定操作(例えば、ピンチ操作等)を受け付けた場合、出力部が、ディスプレイ131に表示されている表示画像の情報を、当該操作に応じて拡大又は縮小するように構成してもよい。
(ログ情報に関連付けて行う表示について)
また、受信機の制御部が、従来と同様にして、自己の動作履歴を示すイベント等のログ情報(例えば、発報信号を受信したイベント(つまり、異常発生時に対応するイベント)を特定する文字情報、発報信号を受信した後に移報信号を出力したイベント(つまり、移報信号出力時に対応するイベント)を特定する文字情報等)を記録部16に記録することとする。また、これらの各イベントと、当該各イベントが発生した場合にディスプレイ131の表示画像を取得するか否かを特定する取得有無情報とが相互に関連付けられた状態で、ユーザに定義されて記録部16に記録されていることとする。また、取得部が、イベントが発生したか否かを判定し、発生したものと判定した場合に、記録部16を参照して、当該発生したイベントに対応付けられている取得有無情報を特定し、特定した取得有無情報が表示画像を取得することを特定している場合に、表示画像を取得し、一方、特定した取得有無情報が表示画像を取得しないことを特定している場合に、表示画像を取得しないように構成してもよい。そして、取得部が、表示画像を取得した場合、前述のログ情報において、当該発生したイベントの文字情報に関連付けて、当該取得した表示画像を記録し、一方、表示画像を取得しなかった場合、従来と同様ようにして、当該発生したイベントの文字情報のみを記録するように構成してもよい。
そして、ログ情報を表示するためのユーザによる所定操作を受け付けた場合、例えば、出力部が、前述の記録されたイベント情報を表示するように構成してもよい。なお、ここでのイベント情報の表示態様は任意であるが、例えば、イベント情報としては、イベントの文字情報と、イベントの文字情報及び表示画像が相互に関連付けられた情報とが表示され得るが、これらを相互に異なる態様(一例としては、相互に異なる表示色、表示内容、又は表示サイズ等)にて表示することにより、何れの文字情報に対して表示画像が関連付けられているかを識別可能にさせるように構成してもよい。より具体的には、表示画像については文字情報の隣にアイコン表示し、当該アイコンをユーザがタップした場合に、出力部が、タップされたアイコンに対応する表示画像の情報を表示するように構成してもよい。
なお、ここでは、「取得有無情報」を用いて、発生したイベントに応じて、表示画像を取得したりしなかったりするように構成する場合を例示したが、例えば、取得有無情報を省略して、全てのイベントで表示画像を出力するように構成してもよい。また、例えば、取得有無情報を任意に編集することにより、例えば、異常発生時には取得するものの、障害発生時には取得しないように動作させてもよい。
(表示画像の消去について)
また、記録部16に記録された表示画像については、自動で又は手動操作で消去されるように構成してもよい。例えば、前述のようにログ情報においてイベントの文字情報と対応付けられている場合、制御部が、ログ情報を消去する操作入力を受け付けた場合に、当該ログ情報に対応付けられている表示画像もログ情報と共に消去するように構成してもよい。また、例えば、制御部が、各表示画像が記録されている期間を計時し、計時した期間が所定期間(例えば、1年〜3年等)を経過したか否かを判定し、経過したものと判定した場合に、当該表示画像を消去するように構成してもよい。なお、ログ情報においてイベントの文字情報と表示画像とが相互に関連付けられている場合、イベントの種類毎に当該期間を設定することができることとし、制御部が、この設定された期間を経過した表示画像を消去するように構成してもよい。
(特徴について)
また、実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組み合わせてもよい。
(付記)
付記1の防災システムは、防災装置のディスプレイに表示されている画像である表示画像を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記表示画像の情報を出力する出力手段と、を備える。
付記2の防災システムは、付記1に記載の防災システムにおいて、前記取得手段は、前記防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像を、前記表示画像として取得する。
付記3の防災システムは、付記1又は2に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記防災装置を特定する情報を、前記表示画像の情報と共に出力する。
付記4に記載の防災システムは、付記1から3の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報を、前記表示画像の情報と共に出力する。
付記5の防災システムは、付記4に記載の防災システムにおいて、前記防災装置は、ユーザ側の端末であるユーザ端末からの情報を当該ユーザ端末との間で通信することにより受け付ける防災装置側受付手段、を備え、前記出力手段は、前記防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、前記ユーザから受け付けた情報として、前記表示画像の情報と共に出力する。
付記6の防災システムは、付記1から5の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記防災システムは、前記表示画像の情報についての前記出力手段からの出力に関する設定を行う設定手段、を備え、前記出力手段は、前記設定手段の設定結果に基づいて、前記表示画像の情報を出力する。
付記7の防災システムは、付記1から6の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、前記防災装置の前記ディスプレイに出力する。
付記8の防災システムは、付記7に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記防災装置の前記ディスプレイに対する前記表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、前記表示画像の情報を出力する。
付記9の防災システムは、付記1から8の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、外部装置に送信又は格納する。
付記10の防災システムは、付記9に記載の防災システムにおいて、前記外部装置は、通報センタの表示装置を含んでおり、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、前記表示装置に出力する
付記11の防災システムは、付記9又は10に記載の防災システムにおいて、前記外部装置は、前記取得手段にて前記表示画像を取得された前記防災装置以外の他の防災装置を含んでおり、前記出力手段は、前記表示画像の情報として前記表示画像を、前記他の防災装置を介して出力する。
付記12の防災システムは、付記1から11の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記出力手段は、前記表示画像の情報を、所定の出力タイミングに出力し、前記所定の出力タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングである。
付記13の防災システムは、付記1から12の何れか一項に記載の防災システムにおいて、前記取得手段は、前記表示画像を、所定の取得タイミングに取得し、前記所定の取得タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングである。
(付記の効果)
付記1に記載の防災システムによれば、表示画像を取得し、取得した表示画像を出力することにより、例えば、表示画像の情報を出力することが可能となる。特に、例えば、防災装置のディスプレイに現在表示されておらず、過去に表示されていた表示画像を出力することができるので、切り替える前の表示画像を確認することができ、利便性を向上させることが可能となる。
付記2に記載の防災システムによれば、防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像を取得することにより、例えば、防災装置の状態又は防災システムの状態を出力することができるので、防災装置の状態又は防災システムの状態を確実に把握させることが可能となる。
付記3に記載の防災システムによれば、防災装置を特定する情報を表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、出力される情報に基づいて防災装置を特定することができるので、何れの防災装置の表示画像の情報であるかを把握させることが可能となる。
付記4に記載の防災システムによれば、ユーザから受け付けた情報に関連する情報を、表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、ユーザが伝達したい情報を出力することができるので、ユーザ間において有用な情報を伝達させることが可能となる。
付記5に記載の防災システムによれば、防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、ユーザから受け付けた情報として、表示画像の情報と共に出力することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地においてユーザが伝達した情報を出力することができるので、遠隔地のユーザ間において有用な情報を伝達させることが可能となる。
付記6に記載の防災システムによれば、表示画像の情報についての出力手段からの出力に関する設定に基づいて、表示画像の情報を出力することにより、例えば、表示画像の情報の出力についてのユーザのニーズに柔軟に対応することができるので、利便性を向上させることが可能となる。
付記7に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を防災装置のディスプレイに出力することにより、例えば、防災装置側で当該防災装置の表示画像をユーザに視認させることができるので、防災装置のメンテナンス又は設定作業等の任意の作業を行う場合に、ユーザに対して表示画像を視認させながら作業を行わせることができ、利便性を向上させることが可能となる。
付記8に記載の防災システムによれば、表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、表示画像の情報を出力することにより、例えば、表示画像の情報の視認性を向上させることができるので、表示画像の情報をユーザに確実に認識させることが可能となる。
付記9に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を外部装置に送信又は格納することにより、例えば、防災装置から離れた遠隔地において表示画像をユーザに視認させることができるので、遠隔地のユーザに対して表示画像を視認させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
付記10に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を通報センタの表示装置に出力することにより、例えば、通報センタ側に表示画像の情報を報知することができるので、防災に関する適切な措置(例えば、故障の可能性があるのでメンテナンスを行う等)をとらせることが可能となる。
付記11に記載の防災システムによれば、表示画像を他の防災装置を介して出力することにより、例えば、防災装置が複数設けられている比較的大規模なシステムにおいて、他の防災装置を、1つの防災装置の画像を出力するための機器(例えば、副表示盤の如き機器)として用いることができるので、複数の防災装置を有効に活用することが可能となる。
付記12に記載の防災システムによれば、表示画像の情報を所定の出力タイミングに出力することにより、例えば、表示画像の情報を、予め定められたタイミングで把握させることができるので、ユーザのニーズに応じて表示画像の情報を出力することが可能となる。また、所定の出力タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングであることにより、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時に表示画像の情報を、ユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
付記13に記載の防災システムによれば、表示画像を所定の取得タイミングに取得することにより、例えば、表示画像を、予め定められたタイミングで取得することができるので、ユーザのニーズに応じて表示画像を取得することが可能となる。また、所定の取得タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングであることにより、例えば、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時に表示画像を取得することができるので、これらの各時の表示画像の情報をユーザに対して把握させることができ、利便性を向上させることが可能となる。
11 通信部
12 操作部
13 表示部
14 音響部
15 印刷部
16 記録部
17 制御部
27 制御部
100 受信機
121 タッチパッド
131 ディスプレイ
141 スピーカ
151 プリンタ
171 取得部
172 出力部
200 受信機
271 取得部
272 出力部

Claims (13)

  1. 防災装置のディスプレイに表示されている画像である表示画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記表示画像の情報を出力する出力手段と、
    を備える防災システム。
  2. 前記取得手段は、前記防災装置の状態又は防災システムの状態を示す画像を、前記表示画像として取得する、
    請求項1に記載の防災システム。
  3. 前記出力手段は、前記防災装置を特定する情報を、前記表示画像の情報と共に出力する、
    請求項1又は2に記載の防災システム。
  4. 前記出力手段は、前記防災装置がユーザから受け付けた情報に関連する情報を、前記表示画像の情報と共に出力する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の防災システム。
  5. 前記防災装置は、ユーザ側の端末であるユーザ端末からの情報を当該ユーザ端末との間で通信することにより受け付ける防災装置側受付手段、を備え、
    前記出力手段は、前記防災装置側受付手段を介して受け付けた情報を、前記ユーザから受け付けた情報として、前記表示画像の情報と共に出力する、
    請求項4に記載の防災システム。
  6. 前記防災システムは、前記表示画像の情報についての前記出力手段からの出力に関する設定を行う設定手段、を備え、
    前記出力手段は、前記設定手段の設定結果に基づいて、前記表示画像の情報を出力する、
    請求項1から5の何れか一項に記載の防災システム。
  7. 前記出力手段は、前記表示画像の情報を、前記防災装置の前記ディスプレイに出力する、
    請求項1から6の何れか一項に記載の防災システム。
  8. 前記出力手段は、前記防災装置の前記ディスプレイに対する前記表示画像の情報の出力態様を特定し、特定した当該出力態様にて、前記表示画像の情報を出力する、
    請求項7に記載の防災システム。
  9. 前記出力手段は、前記表示画像の情報を、外部装置に送信又は格納する、
    請求項1から8の何れか一項に記載の防災システム。
  10. 前記外部装置は、通報センタの表示装置を含んでおり、
    前記出力手段は、前記表示画像の情報を、前記表示装置に出力する、
    請求項9に記載の防災システム。
  11. 前記外部装置は、前記取得手段にて前記表示画像を取得された前記防災装置以外の他の防災装置を含んでおり、
    前記出力手段は、前記表示画像の情報として前記表示画像を、前記他の防災装置を介して出力する、
    請求項9又は10に記載の防災システム。
  12. 前記出力手段は、前記表示画像の情報を、所定の出力タイミングに出力し、
    前記所定の出力タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングである、
    請求項1から11の何れか一項に記載の防災システム。
  13. 前記取得手段は、前記表示画像を、所定の取得タイミングに取得し、
    前記所定の取得タイミングは、異常発生時、障害発生時、特定操作時、移報出力時、又はログ出力時のうちの少なくとも1つに対応するタイミングである、
    請求項1から12の何れか一項に記載の防災システム。
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