JP2018120546A - 表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】防災機器の意匠性を維持しつつ当該防災機器を識別可能とする表示システムを提供する。
【解決手段】防災のための機器である感知器1についての画像を表示する表示システムであって、感知器1は、感知器1の部品を収容する筐体12、を備える。表示システムは、画像を電気的に表示するための、感知器1の筐体12の外面の少なくとも一部に設けられている電子ペーパ13を備え、電子ペーパ13は、識別画像を表示する。表示システムは、電子ペーパ13に表示される画像を制御する表示制御部と、感知器1の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する試験判定部と、を備える。表示制御部は、動作試験が行われていることを試験判定部が判定した場合には、識別画像を電子ペーパ13に表示させ、動作試験が行われていないことを試験判定部が判定した場合には、識別画像を電子ペーパ13に表示させない。
【選択図】図3
【解決手段】防災のための機器である感知器1についての画像を表示する表示システムであって、感知器1は、感知器1の部品を収容する筐体12、を備える。表示システムは、画像を電気的に表示するための、感知器1の筐体12の外面の少なくとも一部に設けられている電子ペーパ13を備え、電子ペーパ13は、識別画像を表示する。表示システムは、電子ペーパ13に表示される画像を制御する表示制御部と、感知器1の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する試験判定部と、を備える。表示制御部は、動作試験が行われていることを試験判定部が判定した場合には、識別画像を電子ペーパ13に表示させ、動作試験が行われていないことを試験判定部が判定した場合には、識別画像を電子ペーパ13に表示させない。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示システムに関する。
従来、監視の対象となっている監視対象領域に設置されている火災感知器であって、監視対象領域の煙の濃度を検出することにより、火災を判定する火災感知器が知られていた(例えば、特許文献1参照)。そして、この火災感知器については、当該火災感知器が正常に動作することを確認するために、定期的に点検作業が行われていた。この点検作業においては、作業員が所定の試験装置(例えば、煙を供給するための加煙試験機等)を用いて、火災感知器に煙を供給することにより火災感知器を発報させて、火災感知器が正常に動作することを確認していた。
ところで、一般的に、特許文献1の火災感知器については、監視対象領域に複数設置されており、点検作業については、所定の作業手順書(例えば、複数の火災感知器についての煙を供給する順番を規定するために、火災感知器のアドレスや設置場所が列挙されている手順書等)に従って、複数の火災感知器から煙の供給対象の1つの火災感知器を特定した上で、特定した1つの火災感知器に試験装置を用いて煙を供給することにより行われていた。
ところが、監視対象領域に設置されている複数の火災感知器について、火災感知器に設定されているアドレスを外部から目視確認できなかったので、火災感知器の設置場所のみを頼りに煙の供給対象となっている1つの火災感知器を特定していたが、設置場所のみからでは1つの火災感知器を特定し難い場合(例えば、比較的大きい1つの部屋に多数(例えば、5〜10個等)の火災感知器が設置されている場合等)があり、この場合等に、煙の供給対象の火災感知器を取り違えてしまい正しく点検を行えなくなる可能性があった。
そこで、煙の供給対象の火災感知器を取り違えることを防止するために、火災感知器に対して、設定されているアドレスが記載されているラベル等を付すことにより、火災感知器に設定されているアドレスを外部から目視確認できるようにする工夫が提案されていたが、火災感知器に対してラベルを付した場合、以下に示すように、火災感知器の外観の印象又はラベルの視認性の観点から問題が発生する可能性があった。
すなわち、ラベルの視認性を向上させるために当該ラベルのサイズを比較的大きくした場合、当該ラベル自体が目立ってしまい火災感知器の外観についての違和感(例えば、まとまりが無く煩雑な印象)を与えてしまう可能性があり、一方、火災感知器の外観についての違和感を生じさせないようにするためにラベルのサイズを比較的小さくした場合、当該ラベルに記載されているアドレスを視認し難くなってしまう可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、防災機器の意匠性を維持しつつ当該防災機器を識別可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の表示システムは、防災のための機器である防災機器についての画像を表示する表示システムであって、前記防災機器は、当該防災機器の部品を収容する収容手段、を備え、前記表示システムは、画像を電気的に表示する表示手段であって、前記防災機器の前記収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている前記表示手段、を備え、前記表示手段は、少なくとも、前記防災機器の種別又は前記防災機器に設定されているアドレスを特定する画像である識別画像を表示する。
また、請求項2に記載の表示システムは、請求項1に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記表示手段に表示される画像を制御する表示制御手段、を備える。
また、請求項3に記載の表示システムは、請求項2に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記防災機器の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する第1の判定手段、を備え、前記表示制御手段は、前記動作試験が行われていることを前記第1の判定手段が判定した場合に、前記識別画像を前記表示手段に表示させ、前記動作試験が行われていないことを前記第1の判定手段が判定した場合に、前記識別画像を前記表示手段に表示させない。
また、請求項4に記載の表示システムは、請求項2又は3に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記防災機器の動作に関する試験である動作試験が終了したことを判定する第2の判定手段、を備え、前記表示制御手段は、前記動作試験が終了したことを前記第2の判定手段が判定した場合に、前記動作試験が終了したことを特定する画像である終了画像を前記表示手段に表示させる。
また、請求項5に記載の表示システムは、請求項1から4のいずれか一項に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、電子ペーパである。
請求項1に記載の表示システムによれば、防災機器の収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている表示手段を備えることにより、例えば、識別画像を表示手段に表示して視認可能とすることにより防災機器の種別やアドレスを識別可能にしたり、識別画像を表示手段に非表示として視認不可能とすることにより防災機器の意匠性を維持したりすることができるので、防災機器の意匠性を維持しつつ防災機器を識別可能とすることができる。
請求項2に記載の表示システムによれば、表示手段に表示される画像を制御する表示制御手段を備えることにより、例えば、識別画像の表示又は非表示を自動的に切り替えられるので、識別画像を切り替えるためのマニュアル操作が不要となり、識別画像の切り替えについての利便性を向上させることができる。
請求項3に記載の表示システムによれば、動作試験が行われていることを判定した場合に識別画像を表示させ、動作試験が行われていないことを判定した場合に識別画像を表示させないことにより、例えば、動作試験が行われている場合に防災機器を識別しやすくし、また、動作試験が行われていない場合に防災機器の外観をシンプルにすることができるので、動作試験の試験効率を向上させ、且つ、動作試験が行われていない場合の防災機器の意匠性を維持することが可能となる。
請求項4に記載の表示システムによれば、動作試験が終了したことを判定した場合に終了画像を表示手段に表示させることにより、例えば、動作試験の終了を防災機器の周辺の作業員に気付かせることができるので、実際には動作試験が終了しているにも関わらず作業員が気付かずに動作試験の終了を待ち続ける等の無駄を省略することができ、作業員による作業効率を向上させることができる。
請求項5に記載の表示システムによれば、表示手段が電子ペーパであることにより、例えば、低消費電力にて識別画像を表示することができるので、低消費電力にて防災機器を識別可能とすることができる。
以下に、本発明に係る表示システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防災機器についての画像を表示する表示システムに関するものである。
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防災機器についての画像を表示する表示システムに関するものである。
ここで、「防災機器」とは、防災のために用いられる機器であり、具体的には、少なくとも収容手段を備えているものであり、例えば、発信機、中継器、感知器、及び受信機等を含む概念である。「収容手段」とは、防災機器の部品を収容する手段であり、例えば、防災機器の外形を形成しているものである。「発信機」とは、監視領域の異常を報知するためにユーザによって操作される機器であり、例えば、火災を報知するためにユーザによって押下操作される操作ボタン等を備えているものである。「中継器」とは、各種出力を中継する装置であり、具体的には、各種センサからの出力を中継する装置、各種リレーを制御する装置等であり、例えば、ガス漏れ用中継器、防排煙用中継器等を含む概念である。「感知器」とは、監視領域の異常を判定する機器であり、具体的には、監視領域の検出対象を検出することにより、火災、ガス漏れ等の異常を判定する機器であり、例えば、煙感知器、熱感知器、火災感知器、及びガス漏れ感知器等を含む概念である。また、「受信機」とは、監視領域における異常を報知する装置であり、具体的には、監視領域での火災又はガス漏れ等の発生を報知するものであって、例えば、R型受信機、及びP型受信機を含む概念である。
また、「監視領域」とは、感知器による監視の対象となっている領域であり、具体的には、一定の広がりを持った空間であって、屋内あるいは屋外の空間であって、例えば、建物の廊下、階段、又は部屋等の空間を含む概念である。また、「検出対象」とは、感知器による検出の対象であり、具体的には、監視領域の異常に関連するものであり、例えば、煙、熱、炎、及び一酸化炭素等の有毒ガス等を含む概念である。
また、「表示システム」とは、防災機器についての画像を表示するシステムであり、具体的には、少なくとも表示手段を備えているものであり、例えば、発信機、中継器、感知器、及び受信機のうちの1つのみの装置の構成要素として実現されているもの、これらの装置のうちの2つ以上の装置の構成要素として実現されているもの等を含む概念である。「防災機器についての画像」とは、防災機器に関する画像であり、例えば、識別画像、及び終了画像等を含む概念である。「識別画像」とは、防災機器を特定するための画像であり、例えば、防災機器の種別を特定する画像である種別識別画像、又は、防災機器に設定されているアドレスを特定する画像であるアドレス識別画像等を含む概念である。
また、「表示手段」とは、画像を電気的に表示するものであって、防災機器の収容手段の外面の少なくとも一部に設けられているものであり、例えば、電子ペーパ、あるいは、電子ペーパ以外の電気的ディスプレイ等を含む概念である。「収容手段の外面の少なくとも一部」とは、収容手段における外部から視認可能な部分(以下、視認可能部分)の少なくとも一部であり、具体的には、視認可能部分の全部、又は、視認可能部分の一部のみを含む概念であり、例えば、収容手段における底面、側面等を含む概念である。「電子ペーパ」とは、電気的に自己に表示されている画像を変更可能なものであって、収容手段の外面に設けられるものであり、具体的には、柔軟に曲げられるもの、あるいは、或る程度形状が定まっており多少曲げられるもの等を含む概念である。この「電子ペーパ」は、例えば、白黒又はカラーにて画像を表示するものであって、いわゆるマイクロカプセル型電気泳動方式、セグメント方式、ドットマトリクス方式、カラーフィルタを用いる方式、RGBの光を選択的に反射するコレステリック液晶を積層する方式、又はその他の公知の方式、あるいは、これらの方式の任意の組み合わせによる方式を用いて構成されるものである。
そして、以下に示す実施の形態では、「防災機器」が火災感知器であり、「表示システム」が、火災感知器及び受信機の構成要素として実現されており、「表示手段」が収容手段の外面の一部のみに設けられており、「識別画像」がアドレス識別画像である場合において、例えば、少なくとも感知器の動作試験を行う場合に識別画像であるアドレス識別画像を表示して、ユーザに対して火災感知器を識別し易くする場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る防災システムについて説明する。図1は、本実施の形態に係る防災システムを示すブロック図である。なお、防災システム100の受信機4に接続されている感知器の個数は任意であるが、ここでは、実際には感知器が複数(4個以上)設けられていることとし、当該複数の感知器のうちの3つのみを図1において感知器1〜3として図示し、以下説明する。
まず、本実施の形態に係る防災システムについて説明する。図1は、本実施の形態に係る防災システムを示すブロック図である。なお、防災システム100の受信機4に接続されている感知器の個数は任意であるが、ここでは、実際には感知器が複数(4個以上)設けられていることとし、当該複数の感知器のうちの3つのみを図1において感知器1〜3として図示し、以下説明する。
(構成−防災システム)
図1に示す防災システム100は、防災のために用いられるシステムであり、具体的には、火災の被害を防止又は低減するためのものであり、例えば、感知器1〜3、及び受信機4を備える。
図1に示す防災システム100は、防災のために用いられるシステムであり、具体的には、火災の被害を防止又は低減するためのものであり、例えば、感知器1〜3、及び受信機4を備える。
(構成−防災システム−感知器)
図2は、感知器の側面図であり、図3は、感知器の底面図である。なお、説明の便宜上、図2については、感知器1の外側を破線で示し、内側を実線で示している。また、以下の説明では、図2及び図3に示すX―Y―Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、Z方向が鉛直方向であって、X方向及びY方向が鉛直方向に対して直交する水平方向であるものとして、例えば、Z方向を高さ方向と称し、+Z方向を上側(平面)と称し、−Z方向を下側(底面)と称して説明する(後述する図7及び図8も同様とする)。また、図1の感知器1〜3については、以下で特記する事項を除いて互いに同様に構成されていることとし、感知器1の構成について代表して詳細に説明し、感知器2及び3の詳細の説明については省略する。
図2は、感知器の側面図であり、図3は、感知器の底面図である。なお、説明の便宜上、図2については、感知器1の外側を破線で示し、内側を実線で示している。また、以下の説明では、図2及び図3に示すX―Y―Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、Z方向が鉛直方向であって、X方向及びY方向が鉛直方向に対して直交する水平方向であるものとして、例えば、Z方向を高さ方向と称し、+Z方向を上側(平面)と称し、−Z方向を下側(底面)と称して説明する(後述する図7及び図8も同様とする)。また、図1の感知器1〜3については、以下で特記する事項を除いて互いに同様に構成されていることとし、感知器1の構成について代表して詳細に説明し、感知器2及び3の詳細の説明については省略する。
図1〜図3に示す感知器1は、防災機器であり、具体的には、火災感知器であり、例えば、図2の取り付けベース11、筐体12、図3の電子ペーパ13、図1の通信部14、検出部15、記録部16、及び制御部17を備えている。
(構成−防災システム−感知器−取付ベース)
図2の取付ベース11は、設置面900に対して、筐体12を取り付けるための取付手段である。なお、「設置面」900とは、感知器1が取り付けられる面であり、例えば、壁面又は天井面であるが、ここでは、例えば、設置面900が天井面である場合について以下説明する。取付ベース11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、筐体12と設置面900との間において用いられるものであって、公知の固定手段(例えば、ねじあるいは嵌合構造等)によって固定されているものである。
図2の取付ベース11は、設置面900に対して、筐体12を取り付けるための取付手段である。なお、「設置面」900とは、感知器1が取り付けられる面であり、例えば、壁面又は天井面であるが、ここでは、例えば、設置面900が天井面である場合について以下説明する。取付ベース11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、筐体12と設置面900との間において用いられるものであって、公知の固定手段(例えば、ねじあるいは嵌合構造等)によって固定されているものである。
(構成−防災システム−感知器−筐体)
図2の筐体12は、感知器1の部品を収容する収容手段である。ここで、「感知器1の部品」とは、防災機器の部品であって、具体的には、感知器1を構成する部品であり、例えば、後述する防虫網121等を含む概念である。筐体12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図2及び図3に示すように、高さ方向(Z方向)において上側(+Z方向)に設けられている円筒状部分と、この円筒状部分から下側(−Z方向)に突出するように形成されたものであって少なくとも防虫網121を収容するためのドーム状部分とによって形成されているものであり、図3の開口部122が設けられているものである。
図2の筐体12は、感知器1の部品を収容する収容手段である。ここで、「感知器1の部品」とは、防災機器の部品であって、具体的には、感知器1を構成する部品であり、例えば、後述する防虫網121等を含む概念である。筐体12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図2及び図3に示すように、高さ方向(Z方向)において上側(+Z方向)に設けられている円筒状部分と、この円筒状部分から下側(−Z方向)に突出するように形成されたものであって少なくとも防虫網121を収容するためのドーム状部分とによって形成されているものであり、図3の開口部122が設けられているものである。
(構成−防災システム−感知器−筐体−防虫網)
図2の防虫網121は、遮光領域に虫が進入するのを防止する防虫手段であり、具体的には、感知器1の部品であり、例えば、公知の構成を適用することができる。ここで、「遮光領域」とは、外部から遮光されている領域であり、具体的には、感知器1の検出対象である煙を含む気体が流入する領域であって、流入した当該気体に含まれている煙を検出するための領域であり、例えば、防虫網121により囲まれている公知の領域である。
図2の防虫網121は、遮光領域に虫が進入するのを防止する防虫手段であり、具体的には、感知器1の部品であり、例えば、公知の構成を適用することができる。ここで、「遮光領域」とは、外部から遮光されている領域であり、具体的には、感知器1の検出対象である煙を含む気体が流入する領域であって、流入した当該気体に含まれている煙を検出するための領域であり、例えば、防虫網121により囲まれている公知の領域である。
(構成−防災システム−感知器−筐体−開口部)
図3の開口部122は、筐体12に対して気体を流入させる流入手段である。この開口部122の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、筐体12のドーム状部分における防虫網121と対向する位置を複数設けられているものである。
図3の開口部122は、筐体12に対して気体を流入させる流入手段である。この開口部122の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、筐体12のドーム状部分における防虫網121と対向する位置を複数設けられているものである。
(構成−防災システム−感知器−電子ペーパ)
電子ペーパ13は、画像を電気的に表示する表示手段であって、防災機器の収容手段の外面に設けられている表示手段である。この電子ペーパ13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、柔軟に曲げられるものであって、カラーにて画像を表示するものであり、詳細には、筐体12の外面におけるドーム状部分の下側(−Z方向)の面に設けられている円形のものであり、公知の固定手段(例えば、接着剤等)によって固定されているものである。
電子ペーパ13は、画像を電気的に表示する表示手段であって、防災機器の収容手段の外面に設けられている表示手段である。この電子ペーパ13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、柔軟に曲げられるものであって、カラーにて画像を表示するものであり、詳細には、筐体12の外面におけるドーム状部分の下側(−Z方向)の面に設けられている円形のものであり、公知の固定手段(例えば、接着剤等)によって固定されているものである。
(構成−防災システム−感知器−通信部)
図1の通信部14は、受信機4との間で通信を行う通信手段である。この通信部14の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を備えて構成することができる(後述する各装置の通信部も同様とする)。
図1の通信部14は、受信機4との間で通信を行う通信手段である。この通信部14の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を備えて構成することができる(後述する各装置の通信部も同様とする)。
(構成−防災システム−感知器−検出部)
検出部15は、監視領域の検出対象の物理量を検出する検出手段であり、特に、前述の遮光領域の煙の濃度を検出するものである。この検出部15の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の光電式の煙センサを備えて構成することができる。
検出部15は、監視領域の検出対象の物理量を検出する検出手段であり、特に、前述の遮光領域の煙の濃度を検出するものである。この検出部15の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の光電式の煙センサを備えて構成することができる。
(構成−防災システム−感知器−記録部)
記録部16は、感知器1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、公知の記録装置を用いて構成される。この公知の記録装置としては、例えば、外部記録装置としてのハードディスク、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash、ROM、USBメモリ、又は、SDカードの如き電気的記録媒体、あるいは、その他の任意の記録媒体を用いることができる(後述する各装置の記録部も同様とする)。
記録部16は、感知器1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、公知の記録装置を用いて構成される。この公知の記録装置としては、例えば、外部記録装置としてのハードディスク、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash、ROM、USBメモリ、又は、SDカードの如き電気的記録媒体、あるいは、その他の任意の記録媒体を用いることができる(後述する各装置の記録部も同様とする)。
この記録部16には、例えば、感知器アドレス、火災判定閾値、及び画像用情報が格納されている。「感知器アドレス」とは、感知器1に設定されているアドレスであり、具体的には、感知器1を識別するための情報である。「火災判定閾値」とは、火災の発生を判定するための閾値であり、具体的には、検出部15が検出した煙の濃度と比較される値であり、例えば、火災を判定したことを報知する信号である発報信号を出力するか否かに関する閾値である。「画像用情報」とは、図3の電子ペーパ13に表示される画像の情報であり、例えば、アドレス識別画像用情報、終了画像用情報、及び背景画像用情報を含んでいる情報である。ここで、「アドレス識別画像用情報」とは、前述のアドレス識別画像を表示させるための情報である。また、「終了画像用情報」とは、動作試験が終了したことを特定する画像である終了画像を表示させるための情報である。なお、「動作試験」とは、感知器1の動作に関する試験であり、具体的な内容は任意あるが、例えば、火災判定閾値を超える煙を供給した場合に感知器1が適切に発報するか否かを確認する作動試験等を含む概念である。また、「背景画像用情報」とは、図3の電子ペーパ13についての当該電子ペーパ13の周囲に対する違和感を生じさせない画像である背景画像を表示させるための情報である。なお、「図3の電子ペーパ13についての当該電子ペーパ13の周囲に対する違和感を生じさせない」とは、図3のように電子ペーパ13が設けられている感知器1を視認したユーザに対して、電子ペーパ13の存在を認識させ難くすることであり、例えば、電子ペーパ13の色を感知器1における当該電子ペーパ13が設けられている部分の周囲の色に対応する色(例えば、同色等)にすること、あるいは、電子ペーパ13の模様を感知器1における当該電子ペーパ13が設けられている部分の周囲の模様に対応する模様(例えば、同模様等)にすること等を含む概念である。
そして、感知器アドレスについては、感知器1の不図示の入力手段による入力、あるいは、通信部14での通信を介して「101」が設定されて格納されており、また、火災判定閾値については、同様な入力あるいは通信を介して「10(%/m)」(以下、単位「%/m」については適宜省略する)が格納されているものとする。また、画像用情報については、同様な入力あるいは通信を介して、感知器アドレスである「101」のテキスト画像を表示するためのアドレス識別画像用情報が格納されており、「試験終了」のテキスト画像を表示するための終了画像用情報が格納されており、図3の感知器1の筐体12の外面が全て無地の白色であることとし、無地の白色画像を表示するための背景画像用情報が格納されているものとして、以下説明する。
なお、図1の感知器2については、感知器アドレス、火災判定閾値、及び画像用情報(具体的には、アドレス識別画像用情報、終了画像用情報、及び背景画像用情報)のうちの火災判定閾値、終了画像用情報、及び背景画像用情報については、感知器1の同一名称の情報と同様な情報が格納されているものとする(感知器3についても同様とする)。そして、感知器2については、感知器アドレスとして「102」が設定されて格納されており、アドレス識別画像用情報として「102」のテキスト画像を表示するための情報が格納されているものとし、感知器3については、感知器アドレスとして「103」が設定されて格納されており、アドレス識別画像用情報として「103」のテキスト画像を表示するための情報が格納されているものとして、以下説明する。
(構成−防災システム−感知器−制御部)
図1の制御部17は、感知器1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して感知器1にインストールされることで、制御部17の各部を実質的に構成する(後述する各装置の制御部も同様とする)。なお、この制御部17の各部により行われる処理については後述する。
図1の制御部17は、感知器1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して感知器1にインストールされることで、制御部17の各部を実質的に構成する(後述する各装置の制御部も同様とする)。なお、この制御部17の各部により行われる処理については後述する。
(構成−防災システム−受信機)
図1に示す受信機4は、例えば、通信部41、操作部42、表示部43、音響部44、記録部45、及び制御部46を備える。
図1に示す受信機4は、例えば、通信部41、操作部42、表示部43、音響部44、記録部45、及び制御部46を備える。
(構成‐防災システム‐受信機‐通信部)
通信部41は、少なくとも、感知器1〜3との間で通信を行う通信手段である。
通信部41は、少なくとも、感知器1〜3との間で通信を行う通信手段である。
(構成‐防災システム‐受信機‐操作部)
操作部42は、受信機4を操作するための操作手段である。この操作部42の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の操作ボタン等を備えて構成することができる。
操作部42は、受信機4を操作するための操作手段である。この操作部42の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の操作ボタン等を備えて構成することができる。
(構成‐防災システム‐受信機‐表示部)
表示部43は、各種情報を表示する表示手段である。この表示部43の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を備えて構成することができる。
表示部43は、各種情報を表示する表示手段である。この表示部43の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を備えて構成することができる。
(構成‐防災システム‐受信機‐音響部)
音響部44は、警報音を出力する音響手段である。音響部44の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知のスピーカ等を備えて構成することができる。
音響部44は、警報音を出力する音響手段である。音響部44の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知のスピーカ等を備えて構成することができる。
(構成‐防災システム‐受信機‐記録部)
記録部45は、受信機4の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、動作モードフラグ、及び機器情報が格納されている。
記録部45は、受信機4の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、動作モードフラグ、及び機器情報が格納されている。
「動作モードフラグ」とは、受信機4を動作させるモードである動作モードを特定する情報であり、例えば、試験モードを特定する「試験」、又は、通常モードを特定する「通常」である。ここで、「試験モード」とは、前述の動作試験を行うためのモードであり、例えば、受信機4に接続されている各感知器が発報信号を出力した場合に、動作試験中であることを考慮して外部の防災センター等に移報を行わないモードである。また、「通常モード」とは、前述の動作試験を行わない通常のモードであり、例えば、受信機4に接続されている各感知器が発報信号を出力した場合に移報を行うモードである。そして、この動作モードフラグについては、操作部42を介する所定の操作入力を受け付けることにより、受信機4が通常モードに設定された場合に「通常」が格納され、一方、操作部42を介する所定の操作入力を受け付けることにより、受信機4が試験モードに設定された場合に「試験」が格納されるものとする。
「機器情報」とは、受信機4に接続されている機器についての情報であり、具体的には、動作試験等を行うために用いられる情報である。図4は、機器情報を例示した図である。この図4に示すように、機器情報は、項目「感知器アドレス」、項目「結果情報」、及び項目「日時情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「感知器アドレス」は、前述の感知器アドレスである(図2では、「101」等)。また、項目「結果情報」に対応する情報は、動作試験の結果の判定結果を特定する結果情報である(図2では、試験結果が規定を満たしており正常であることを示す「合格」、動作試験が行われていないことを示す「不実施」等)。なお、図2には具体的には図示されていないが、結果情報としては、試験結果が規定を満たしておらず正常でないことを示す「不合格」も格納され得る。また、項目「日時情報」に対応する情報は、動作試験が行われた日時を特定する日時情報である(図2では、10月10日10時10分を示す「10101010」等)。そして、この機器情報において、感知器アドレスについては、受信機4に接続されている各感知器との間の通信を介して、各感知器から取得することにより予め格納されていることとし、また、結果情報及び日時情報については、後述する試験用画像表示処理を実行することにより格納されるものとする。
(構成‐防災システム‐受信機‐制御部)
図1の制御部46は、受信機4を制御する制御手段であり、機能概念的に、試験判定部461、及び表示制御部462を備える。試験判定部461は、受信機4に接続されている各感知器の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する第1の判定手段であり、また、受信機4に接続されている各感知器の動作に関する試験である動作試験が終了したことを判定する第2の判定手段である。また、表示制御部462は、電子ペーパ13に表示される画像を制御する表示制御手段である。このような制御部46の各部の処理については後述する。なお、これらの試験判定部461、表示制御部462、及び感知器1の電子ペーパ13が「表示システム」に相当する。
図1の制御部46は、受信機4を制御する制御手段であり、機能概念的に、試験判定部461、及び表示制御部462を備える。試験判定部461は、受信機4に接続されている各感知器の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する第1の判定手段であり、また、受信機4に接続されている各感知器の動作に関する試験である動作試験が終了したことを判定する第2の判定手段である。また、表示制御部462は、電子ペーパ13に表示される画像を制御する表示制御手段である。このような制御部46の各部の処理については後述する。なお、これらの試験判定部461、表示制御部462、及び感知器1の電子ペーパ13が「表示システム」に相当する。
(処理)
次に、このように構成される防災システム100によって実行される通常用画像表示処理、及び試験用画像表示処理について説明する。なお、この防災システム100においては、この通常用画像表示処理、及び試験用画像表示処理以外にも、監視領域を監視して火災発生を判定した場合に警報又は移報等を行う防災処理等の任意の処理が実行されるが、この任意の処理については公知の処理を適用することができるので、通常用画像表示処理、及び試験用画像表示処理についてのみ説明する。また、例えば、感知器1〜3が行う処理については、特記する事項を除いて互いに同様であることとし、感知器1の処理について代表して詳細に説明し、感知器2及び3の詳細の説明については省略する。
次に、このように構成される防災システム100によって実行される通常用画像表示処理、及び試験用画像表示処理について説明する。なお、この防災システム100においては、この通常用画像表示処理、及び試験用画像表示処理以外にも、監視領域を監視して火災発生を判定した場合に警報又は移報等を行う防災処理等の任意の処理が実行されるが、この任意の処理については公知の処理を適用することができるので、通常用画像表示処理、及び試験用画像表示処理についてのみ説明する。また、例えば、感知器1〜3が行う処理については、特記する事項を除いて互いに同様であることとし、感知器1の処理について代表して詳細に説明し、感知器2及び3の詳細の説明については省略する。
(処理‐通常用画像表示処理)
図5は、通常用画像表示処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「通常用画像表示処理」とは、受信機4に接続されている各感知器に画像を表示する処理であり、具体的には、受信機4に通常モードが設定されている場合に背景画像を表示する処理である。この通常用画像表示処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、防災システム100の各装置の電源をオンした場合に起動されて繰り返し実行するものとして、通常用画像表示処理が起動されたところから説明する(なお、試験用画像表示処理についても同様とする)。
図5は、通常用画像表示処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「通常用画像表示処理」とは、受信機4に接続されている各感知器に画像を表示する処理であり、具体的には、受信機4に通常モードが設定されている場合に背景画像を表示する処理である。この通常用画像表示処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、防災システム100の各装置の電源をオンした場合に起動されて繰り返し実行するものとして、通常用画像表示処理が起動されたところから説明する(なお、試験用画像表示処理についても同様とする)。
まず、図5に示すように、SA1において受信機4の試験判定部461は、動作試験が行われているか否かを判定する。具体的な手法は任意であるが、例えば、受信機4に設定されている動作モードに基づいて判定する。より具体的には、図1の動作モードフラグを取得し、取得した動作モードフラグに基づいて、以下のように判定する。詳細には、取得した動作モードフラグが「試験」である場合、受信機4に試験モードが設定されているので、動作試験が行われているものと判定し(SA1のYES)、動作試験が行われていないものと判定するまで、繰り返しSA1を実行する。また、取得した動作モードフラグが「通常」である場合、受信機4に通常モードが設定されているので、動作試験が行われていないものと判定し(SA1のNO)、SA2に移行する。ここでは、例えば、受信機4に試験モードが設定されている場合、動作試験が行われているものと判定し、一方、例えば、受信機4に通常モードが設定されている場合、動作試験が行われていないものと判定する。
図5に戻って、SA2において受信機4の表示制御部462は、背景画像表示要求信号を送信する。ここで、「背景画像表示要求信号」とは、背景画像を表示することを要求する信号であり、例えば、背景画像を表示する対象となっている感知器の感知器アドレスを含む信号である。SA2の具体的な手法は任意であるが、例えば、図1の機器情報を取得し、取得した機器情報に基づいて送信する。より具体的には、図4の機器情報の感知器アドレスを全て取得し、取得した全ての感知器アドレスを含む背景画像表示要求信号を生成し、生成した背景画像表示要求信号を、通信部41を介して受信機4に接続されている各感知器に送信する。ここでは、例えば、感知器アドレスとして「101」、「102」、及び「103」等を含む背景画像表示要求信号を生成して送信する。
一方、感知器1の制御部17は、自己に格納されている感知器アドレスが含まれている背景画像表示要求信号を、受信機4から受信した場合に、記録部16の画像用情報から背景画像用情報を取得し、取得した当該背景画像用情報を用いて、図3の電子ペーパ13に背景画像を表示させる。ここでは、例えば、図3の電子ペーパ13の無地の白色画像を表示させる。また、感知器2及び3についても、感知器1と同様にして、自己の電子ペーパに背景画像を表示させる。この場合、電子ペーパ13の色及び模様が感知器1における当該電子ペーパ13が設けられている部分の周囲の色及び模様と同じになるので、感知器1を視認したユーザに対して、電子ペーパ13の存在を認識させ難くし、当該ユーザに対して感知器1の視認性に関する違和感を抱かせ難くすることができる。これにて、通常用画像表示処理を終了する。
(処理‐試験用画像表示処理)
図6は、試験用画像表示処理のフローチャートである。「試験用画像表示処理」とは、受信機4に接続されている各感知器に画像を表示する処理であり、具体的には、受信機4に試験モードが設定されている場合にアドレス識別画像、終了画像、又は背景画像を表示する処理である。ここでは、例えば、受信機4に接続されている各感知器の作動試験を行うために、受信機4の動作モードを通常モードから試験モードに切り替える場合を適宜例示して、説明する。
図6は、試験用画像表示処理のフローチャートである。「試験用画像表示処理」とは、受信機4に接続されている各感知器に画像を表示する処理であり、具体的には、受信機4に試験モードが設定されている場合にアドレス識別画像、終了画像、又は背景画像を表示する処理である。ここでは、例えば、受信機4に接続されている各感知器の作動試験を行うために、受信機4の動作モードを通常モードから試験モードに切り替える場合を適宜例示して、説明する。
まず、図6に示すように、SB1において受信機4の試験判定部461は、動作試験が行われているか否かを判定する。具体的な手法は任意であるが、例えば、図5のSA1と同様に、受信機4に設定されている動作モードに基づいて判定する。より具体的には、図1の動作モードフラグを取得し、取得した動作モードフラグに基づいて、以下のように判定する。詳細には、取得した動作モードフラグが「通常」である場合、受信機4に通常モードが設定されているので、動作試験が行われていないものと判定し(SB1のNO)、動作試験が行われているものと判定するまで、繰り返しSB1を実行する。また、取得した動作モードフラグが「試験」である場合、受信機4に試験モードが設定されているので、動作試験が行われているものと判定し(SB1のYES)、図4の結果情報及び日時情報として全て「不実施」を格納した上で、SB2に移行する。ここでは、例えば、受信機4の動作モードが通常モードから試験モードに切り替えられた場合、動作試験が行われているものと判定する。
図6に戻って、SB2において受信機4の表示制御部462は、アドレス識別画像表示要求信号を送信する。ここで、「アドレス識別画像表示要求信号」とは、アドレス識別画像を表示することを要求する信号であり、例えば、アドレス識別画像を表示する対象となっている感知器の感知器アドレスを含む信号である。SB2の具体的な手法は任意であるが、例えば、図5のSA2と同様に、図1の機器情報を取得し、取得した機器情報に基づいて送信する。より具体的には、図4の機器情報の感知器アドレスを全て取得し、取得した全ての感知器アドレスを含むアドレス識別画像表示要求信号を生成し、生成したアドレス識別画像表示要求信号を、通信部41を介して受信機4に接続されている各感知器に送信し、ここでは、例えば、感知器アドレスとして「101」、「102」、及び「103」等を含むアドレス識別画像表示要求信号を生成して送信する。
一方、感知器1の制御部17は、自己に格納されている感知器アドレスが含まれているアドレス識別画像表示要求信号を、受信機4から受信した場合に、記録部16の画像用情報からアドレス識別画像用情報を取得し、取得した当該アドレス識別画像用情報を用いて、図3の電子ペーパ13にアドレス識別画像を表示させる。図7は、アドレス識別画像の表示例の図である。ここでは、例えば、感知器1の制御部17は、図7に示すように、電子ペーパ13に無地の白色に対して一例として赤字にて「101」のテキスト画像を表示させる。また、感知器2は、同様な処理を行って、自己の電子ペーパに無地の白色に対して一例として赤字にて「102」のテキスト画像を表示させ、また、感知器3は、同様な処理を行って、自己の電子ペーパに無地の白色に対して一例として赤字にて「103」のテキスト画像を表示させる。この場合、図1の感知器1〜3の周辺の作業員(以下、感知器側作業員)は各感知器に表示されている画像を視認することにより、受信機4が試験モードに設定されていること、及び、各感知器の1〜3に設定されている感知器アドレスを認識することが可能となる。
図6に戻って、SB3において受信機4の試験判定部461は、動作試験が終了したか否かを判定する。具体的な手法は任意であるが、例えば、前述の感知器側作業員と、図1の受信機4の周辺の作業員(以下、受信機側作業員)との2名で動作試験についての以下の各種操作等を行うことを前提して、従来の手法と同様な手法を用いることとする。
まず、各種操作について具体的には、図4の機器情報が受信機4の表示部43に表示されていることとし、受信機側作業員が、この表示されて機器情報の感知器アドレス及び結果情報を視認して、結果情報が「不実施」の任意の感知器アドレスを試験対象の感知器アドレスとして特定した上で、特定した試験対象の感知器アドレスを、所定の通信手段(例えば、携帯電話等)を用いて感知器側作業員に連絡し、この連絡直後に当該連絡した感知器アドレスを試験対象の感知器アドレスとして、図1の操作部42を介して受信機4に入力することとする。一方、感知器側作業員は、受信機側作業員から連絡された試験対象の感知器アドレスに対応する感知器を、各感知器に表示されているアドレス識別画像を視認することにより特定し、特定した試験対象の感知器に対して、動作試験のために煙を供給する公知の加煙試験機を用いて、煙を供給することとする。
次に、前述の各種操作を前提としたSB3について具体的には、受信機4の試験判定部461は、図1の操作手段42を介して感知器アドレスが入力されてからの経過時間、及び、入力された感知器アドレスを含む発報信号を通信部41を介して受信したか否かに基づいて、試験対象の感知器に対する動作試験が終了したか否かを判定する。そして、感知器アドレスが入力されてからの経過時間が所定時間(例えば、1分〜2分等)を超えておらず、且つ、入力された感知器アドレスを含む発報信号を受信していない場合、動作試験が終了していないものと判定し(SB3のNO)、動作試験が終了したものと判定するまで、繰り返しSB3を実行する。また、感知器アドレスが入力されてからの経過時間が所定時間を超えるまでに、入力された感知器アドレスを含む発報信号を受信した場合、又は、感知器アドレスが入力されてからの経過時間が所定時間を超えている場合、動作試験が終了したものと判定し(SB3のYES)、SB4に移行する。
ここでは、各種操作については、例えば、図4の具体的に図示されている情報とは異なり、図4において感知器アドレスに対応する結果情報及び日時情報が全て「不実施」である場合には、例えば、受信機側作業員は、受信機4の表示部43に表示されている機器情報を視認して、「101」の感知器アドレスを試験対象の感知器アドレスとして特定した上で、携帯電話にて「101」が試験対象の感知器アドレスであることを感知器側作業員に連絡し、この連絡直後に「101」を受信機4に入力する。一方、感知器側作業員は、受信機側作業員から連絡された「101」が設定されている感知器1を、図7のアドレス識別画像を視認することにより特定し、特定した感知器1に対して、公知の加煙試験機を用いて煙を供給することする。この場合、図1の感知器1の制御部17は、検出部15が検出した煙の濃度と記録部16の火災判定閾値とを比較して、検出した煙の濃度が火災判定閾値を超えている場合に、自己の感知器アドレスである「101」を含む発報信号を生成して、生成した発報信号を、通信部14を介して受信機4に送信する。
次に、前述の各種操作を前提としたSB3については、例えば、受信機4の試験判定部461は、「101」の感知器アドレスが入力されてからの経過時間が所定時間を超えるまでに、図1の感知器1からの「101」を含む発報信号を、通信部41を介して受信した場合、動作試験が終了したものと判定する。
図6に戻って、SB4において受信機4の制御部46は、結果情報等を格納する。具体的な手法は任意であるが、例えば、SB3にて、感知器アドレスが入力されてからの経過時間が所定時間を超えるまでに、入力された感知器アドレスを含む発報信号を受信したか否かに基いて、試験結果が規定を満たしているか否かを判定した上で、結果情報等を格納する。より具体的には、SB3にて経過時間が所定時間を超えるまでに感知器アドレスを含む発報信号を受信した場合、試験結果が規定を満たしており正常であることを判定し、また、この判定した日時を不図示の計時手段(例えば、カウンター等)から取得した上で、図4の機器情報において、SB3で入力された試験対象の感知器アドレスに対応する結果情報として「合格」を格納し、また、当該感知器アドレスに対応する日時情報として取得した日時を格納する。一方、SB3にて経過時間が所定時間を超えるまでに感知器アドレスを含む発報信号を受信なかった場合、試験結果が規定を満たしておらず正常でないことを判定し、また、この判定した日時を不図示の計時手段(例えば、カウンター等)から取得した上で、図4の機器情報において、SB3で入力された試験対象の感知器アドレスに対応する結果情報として「不合格」を格納し、また、当該感知器アドレスに対応する日時情報として取得した日時を格納する。ここでは、例えば、「101」の感知器アドレスが入力されてからの経過時間が所定時間を超えるまでに、図1の感知器1からの「101」を含む発報信号を受信した場合、例えば、図4の機器情報における図面最上段の「合格」及び「10101010」を格納する。
図6に戻って、SB5において受信機4の表示制御部462は、終了画像表示要求信号を送信する。ここで、「終了画像表示要求信号」とは、終了画像を表示することを要求する信号であり、例えば、終了画像を表示する対象となっている感知器の感知器アドレスを含む信号である。SB5の具体的な手法は任意であるが、例えば、SB3で入力された試験対象の感知器アドレスを含む終了画像表示要求信号を生成し、生成した終了画像表示要求信号を、通信部41を介して受信機4に接続されている各感知器に送信する。ここでは、例えば、感知器アドレスとして「101」を含む終了画像表示要求信号を生成して送信する。
一方、感知器1の制御部17は、自己に格納されている感知器アドレスが含まれている終了画像表示要求信号を、受信機4から受信した場合に、記録部16の画像用情報から終了画像用情報を取得し、取得した当該終了画像用情報を用いて、図3の電子ペーパ13に終了画像を表示させる。図8は、終了画像の表示例の図である。ここでは、例えば、感知器1の制御部17は、「101」を含む終了画像表示要求信号を受信して、図8に示すように、電子ペーパ13に無地の白色に対して一例として黒字にて「試験終了」のテキスト画像を表示させる。なお、感知器2及び感知器3は、自己に格納されている感知器アドレスが含まれている終了画像表示要求信号を受信していないので、アドレス識別画像を表示したままの状態となる。この場合、感知器側作業員は各感知器に表示されている画像を視認することにより、動作試験が終了済の感知器を認識することが可能となる。このために、後述する図6のSB6にて「NO」と判定した後に繰り返し実行されるSB3に、受信機側作業員からの指示を受けた感知器側作業員は、試験対象の感知器アドレスに対応する感知器を特定する場合に、「試験終了」と表示されている感知器を当該特定する感知器の候補から除外することができるので、試験対象の感知器アドレスに対応する感知器を迅速に特定することが可能となる。
図6に戻って、SB6において受信機4の試験判定部461は、全ての動作試験が終了したか否かを判定する。具体的な手法は任意であるが、例えば、図4の機器情報を参照して、結果情報として「不実施」が格納されている感知器アドレスがあるか否かに基づいて判定する。そして、結果情報として「不実施」が格納されている感知器アドレスがある場合、全ての動作試験が終了しているわけではないものと判定し(SB6のNO)、SB3に移行する。また、結果情報として「不実施」が格納されている感知器アドレスがない場合(つまり、全ての結果情報として「合格」又は「不合格」が格納されている場合)、全ての動作試験が終了したものと判定し(SB6のYES)、処理を終了する。ここでは、例えば、図1の受信機4に接続されている各感知器に対して、動作試験を行った場合に、図4の機器情報において、「不実施」が格納されている感知器アドレスがなくなるので、この場合に、全ての動作試験が終了したものと判定する。これにて、試験用画像表示処理を終了する。
(感知器に表示される画像について)
以上より、例えば、図1の受信機4が通常モードに設定されている場合には、図5の通常用画像表示処理を行うことにより、図3の電子ペーパ13の無地の白色画像を表示させることができ、ユーザに対して感知器1の視認性に関する違和感を抱かせ難くすることができる。また、例えば、図1の受信機4が試験モードに設定されている場合には、図6の試験用画像表示処理を行うことにより、電子ペーパ13に図7のアドレス識別画像を表示させたり、図8の終了画像を表示させたりすることができ、動作試験試験効率を向上させることができる。
以上より、例えば、図1の受信機4が通常モードに設定されている場合には、図5の通常用画像表示処理を行うことにより、図3の電子ペーパ13の無地の白色画像を表示させることができ、ユーザに対して感知器1の視認性に関する違和感を抱かせ難くすることができる。また、例えば、図1の受信機4が試験モードに設定されている場合には、図6の試験用画像表示処理を行うことにより、電子ペーパ13に図7のアドレス識別画像を表示させたり、図8の終了画像を表示させたりすることができ、動作試験試験効率を向上させることができる。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、感知器1の筐体12の外面の一部に設けられている電子ペーパ13を備えることにより、例えば、アドレス識別画像を電子ペーパ13に表示して視認可能とすることにより感知器1を識別可能にしたり、アドレス識別画像を電子ペーパ13に非表示として視認不可能とすることにより感知器1の意匠性を維持したりすることができるので、感知器1の意匠性を維持しつつ感知器1を識別可能とすることができる。
このように本実施の形態によれば、感知器1の筐体12の外面の一部に設けられている電子ペーパ13を備えることにより、例えば、アドレス識別画像を電子ペーパ13に表示して視認可能とすることにより感知器1を識別可能にしたり、アドレス識別画像を電子ペーパ13に非表示として視認不可能とすることにより感知器1の意匠性を維持したりすることができるので、感知器1の意匠性を維持しつつ感知器1を識別可能とすることができる。
また、電子ペーパ13に表示される画像を制御する表示制御部462を備えることにより、例えば、アドレス識別画像の表示又は非表示を自動的に切り替えられるので、アドレス識別画像を切り替えるためのマニュアル操作が不要となり、アドレス識別画像の切り替えについての利便性を向上させることができる。
また、動作試験が行われていることを判定した場合にアドレス識別画像を表示させ、動作試験が行われていないことを判定した場合にアドレス識別画像を表示させないことにより、例えば、動作試験が行われている場合に感知器1を識別しやすくし、また、動作試験が行われていない場合に感知器1の外観をシンプルにすることができるので、動作試験の試験効率を向上させ、且つ、動作試験が行われていない場合の感知器1の意匠性を維持することが可能となる。
また、動作試験が終了したことを判定した場合に終了画像を電子ペーパ13に表示させることにより、例えば、動作試験の終了を感知器1の周辺の作業員に気付かせることができるので、実際には動作試験が終了しているにも関わらず作業員が気付かずに動作試験の終了を待ち続ける等の無駄を省略することができ、作業員による作業効率を向上させることができる。
また、電子ペーパ13を備えることにより、例えば、低消費電力にてアドレス識別画像を表示することができるので、低消費電力にて感知器1を識別可能とすることができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、受信機4の試験判定部461、及び表示制御部462を、受信機4に接続されている各感知器に設けてもよい。また、受信機4の試験判定部461については、第1の判定手段としての判定、又は、第2の判定手段としての判定のうちの、いずれか一方
のみを行うように構成してもよい。このように構成する場合については、受信機4の試験判定部461が実行する一方のみの判定結果に関する処理のみを、表示制御部462が行うように構成してもよい。すなわち、表示制御部462については、図6のSB2又はSB5のうちの一方のみを実行するように構成してもよい。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、受信機4の試験判定部461、及び表示制御部462を、受信機4に接続されている各感知器に設けてもよい。また、受信機4の試験判定部461については、第1の判定手段としての判定、又は、第2の判定手段としての判定のうちの、いずれか一方
のみを行うように構成してもよい。このように構成する場合については、受信機4の試験判定部461が実行する一方のみの判定結果に関する処理のみを、表示制御部462が行うように構成してもよい。すなわち、表示制御部462については、図6のSB2又はSB5のうちの一方のみを実行するように構成してもよい。
(電子ペーパについて)
また、上記実施の形態では、図3に示すように、電子ペーパ13を筐体12の下側(−Z方向)の面である底面に設ける場合であり、つまり、電子ペーパ13を筐体12における外部から視認可能な部分の一部のみに設ける場合について説明したが、これに限らない。例えば、電子ペーパ13を任意に構成して、筐体12における外部から視認可能な部分の全部に設けてもよいし、あるいは、筐体12における外部から視認可能な部分のうちの実施の形態で説明した部分とは異なる一部(例えば、筐体12の側面等)のみに設けてもよい。そして、特に、電子ペーパ13を筐体12の全体に設けた場合、筐体12の全体に設けた電子ペーパ13の背景画像として、感知器1が取り付けられる設置面900の外観に対応する画像(例えば、設置面900における感知器1が取り付けられる部分の外観の画像)を採用してもよい。このように構成した場合、受信機4が通常モードに設定されている場合の感知器1を目立ち難くすることができる。
また、上記実施の形態では、図3に示すように、電子ペーパ13を筐体12の下側(−Z方向)の面である底面に設ける場合であり、つまり、電子ペーパ13を筐体12における外部から視認可能な部分の一部のみに設ける場合について説明したが、これに限らない。例えば、電子ペーパ13を任意に構成して、筐体12における外部から視認可能な部分の全部に設けてもよいし、あるいは、筐体12における外部から視認可能な部分のうちの実施の形態で説明した部分とは異なる一部(例えば、筐体12の側面等)のみに設けてもよい。そして、特に、電子ペーパ13を筐体12の全体に設けた場合、筐体12の全体に設けた電子ペーパ13の背景画像として、感知器1が取り付けられる設置面900の外観に対応する画像(例えば、設置面900における感知器1が取り付けられる部分の外観の画像)を採用してもよい。このように構成した場合、受信機4が通常モードに設定されている場合の感知器1を目立ち難くすることができる。
(画像について(その1))
また、上記実施の形態では、アドレス識別画像、及び終了画像としてテキスト画像を表示する場合について説明したが、これに限らない。例えば、アドレス識別画像、及び終了画像として、テキスト画像以外の任意の画像(例えば、イメージ図の画像等)を表示してもよい。
また、上記実施の形態では、アドレス識別画像、及び終了画像としてテキスト画像を表示する場合について説明したが、これに限らない。例えば、アドレス識別画像、及び終了画像として、テキスト画像以外の任意の画像(例えば、イメージ図の画像等)を表示してもよい。
(画像について(その2))
また、上記実施の形態では、動作試験を行う場合にアドレス識別画像を表示する場合について説明したが、これに限らない。例えば、動作試験を行うか否かに関わらず、アドレス識別画像を表示してもよい。例えば、感知器1にアドレス表示ボタンを設けた上で、当該アドレス表示ボタンが押下された場合に、感知器1の制御部17が、自己の感知器アドレスを取得し、取得した感知器アドレスを識別するアドレス識別画像を生成し、生成したアドレス識別画像を電子ペーパ13に表示させるように構成してもよい。このように構成した場合、感知器1へのアドレス設定時に、実際に設定されているアドレスを確認することができる。なお、例えば、受信機4からのアドレス表示の要求があった場合に、感知器1の制御部17が、上述のようにして、アドレス識別画像を生成して表示させるように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、動作試験を行う場合にアドレス識別画像を表示する場合について説明したが、これに限らない。例えば、動作試験を行うか否かに関わらず、アドレス識別画像を表示してもよい。例えば、感知器1にアドレス表示ボタンを設けた上で、当該アドレス表示ボタンが押下された場合に、感知器1の制御部17が、自己の感知器アドレスを取得し、取得した感知器アドレスを識別するアドレス識別画像を生成し、生成したアドレス識別画像を電子ペーパ13に表示させるように構成してもよい。このように構成した場合、感知器1へのアドレス設定時に、実際に設定されているアドレスを確認することができる。なお、例えば、受信機4からのアドレス表示の要求があった場合に、感知器1の制御部17が、上述のようにして、アドレス識別画像を生成して表示させるように構成してもよい。
(画像について(その3))
また、上記実施の形態では、感知器1の電子ペーパ13に表示される画像が変更可能である場合について説明したが、これに限らない。例えば、電子ペーパ13に表示される画像が、アドレス識別画像のみに固定してもよい。
また、上記実施の形態では、感知器1の電子ペーパ13に表示される画像が変更可能である場合について説明したが、これに限らない。例えば、電子ペーパ13に表示される画像が、アドレス識別画像のみに固定してもよい。
(通常用画像表示処理について)
また、上記実施の形態においては、図5のSA2にて背景画像表示要求信号を送信した場合に、感知器1の電子ペーパ13に背景画像を表示させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、図5のSA2にて背景画像表示要求信号を送信した場合に、単に、感知器1の電子ペーパ13に画像表示のために供給される電圧をオフするのみであってもよい。
また、上記実施の形態においては、図5のSA2にて背景画像表示要求信号を送信した場合に、感知器1の電子ペーパ13に背景画像を表示させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、図5のSA2にて背景画像表示要求信号を送信した場合に、単に、感知器1の電子ペーパ13に画像表示のために供給される電圧をオフするのみであってもよい。
(試験用画像表示処理について(その1))
また、上記実施の形態の図6のSB1にて「YES」と判定した場合、図4の結果情報及び日時情報として全て「不実施」を格納した上で、SB2に移行する場合について説明したが、例えば、「不実施」を格納する前に、図4の機器情報全てをコピーして履歴情報として蓄積してもよい。
また、上記実施の形態の図6のSB1にて「YES」と判定した場合、図4の結果情報及び日時情報として全て「不実施」を格納した上で、SB2に移行する場合について説明したが、例えば、「不実施」を格納する前に、図4の機器情報全てをコピーして履歴情報として蓄積してもよい。
(試験用画像表示処理について(その2))
また、上記実施の形態の図6のSB3について、実施の形態に記載の処理以外の処理を行って、動作試験が終了したか否かを判定してもよい。例えば、感知器側作業者によって用いられる加煙試験機について、感知器側作業者が試験を行っている感知器の感知器アドレスを入力できるように操作手段を設けて、また、当該加煙試験機を当該入力された感知器アドレスを含む試験開始信号を受信機4に送信できるように通信手段を設けた上で、煙を供給するための加煙試験機の供給ボタンを押下した場合に、試験対象の感知器アドレスを含む試験開始信号を加煙試験機が受信機4に送信するように構成した上で、以下のように判定してもよい。具体的には、受信機4の試験判定部461は、加煙試験機からの試験開始信号を受信してからの経過時間と、当該試験開始信号に含まれている発報信号を受信したか否かに基づいて、動作試験が終了したか否かを判定してもよい。
また、上記実施の形態の図6のSB3について、実施の形態に記載の処理以外の処理を行って、動作試験が終了したか否かを判定してもよい。例えば、感知器側作業者によって用いられる加煙試験機について、感知器側作業者が試験を行っている感知器の感知器アドレスを入力できるように操作手段を設けて、また、当該加煙試験機を当該入力された感知器アドレスを含む試験開始信号を受信機4に送信できるように通信手段を設けた上で、煙を供給するための加煙試験機の供給ボタンを押下した場合に、試験対象の感知器アドレスを含む試験開始信号を加煙試験機が受信機4に送信するように構成した上で、以下のように判定してもよい。具体的には、受信機4の試験判定部461は、加煙試験機からの試験開始信号を受信してからの経過時間と、当該試験開始信号に含まれている発報信号を受信したか否かに基づいて、動作試験が終了したか否かを判定してもよい。
(試験用画像表示処理について(その3))
また、上記実施の形態の図6のSB4で格納した結果情報を特定する画像を、感知器1に表示させてもよい。具体的には、SB4で格納した結果情報を、SB5にて終了画像表示要求信号に含めて送信することにより、感知器1が電子ペーパ13に表示する終了画像の背景色を、送信された終了画像表示要求信号に含まれている結果情報に基づいて変更してもよい。具体的には、「合格」が含まれている場合に、緑色の背景色に黒字にて「試験終了」のテキスト画像を表示させ、また、「不合格」が含まれている場合に、赤色の背景色に黒字にて「試験終了」のテキスト画像を表示させてもよい。また、例えば、終了画像表示要求信号に含まれている結果情報を特定するテキスト画像を、感知器1の電子ペーパ13に表示させてもよい。
また、上記実施の形態の図6のSB4で格納した結果情報を特定する画像を、感知器1に表示させてもよい。具体的には、SB4で格納した結果情報を、SB5にて終了画像表示要求信号に含めて送信することにより、感知器1が電子ペーパ13に表示する終了画像の背景色を、送信された終了画像表示要求信号に含まれている結果情報に基づいて変更してもよい。具体的には、「合格」が含まれている場合に、緑色の背景色に黒字にて「試験終了」のテキスト画像を表示させ、また、「不合格」が含まれている場合に、赤色の背景色に黒字にて「試験終了」のテキスト画像を表示させてもよい。また、例えば、終了画像表示要求信号に含まれている結果情報を特定するテキスト画像を、感知器1の電子ペーパ13に表示させてもよい。
(画像用情報について)
また、上記実施の形態では、画像用情報が感知器1に格納されている場合について説明したが、これに限らない。例えば、画像用情報を受信機4に格納した上で、当該画像用情報を受信機4が感知器1に送信し、送信された画像用情報に基づいて電子ペーパ13に画像を表示させるように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、画像用情報が感知器1に格納されている場合について説明したが、これに限らない。例えば、画像用情報を受信機4に格納した上で、当該画像用情報を受信機4が感知器1に送信し、送信された画像用情報に基づいて電子ペーパ13に画像を表示させるように構成してもよい。
(識別画像について)
また、上記実施の形態では、識別画像としてアドレス識別画像を表示する場合について説明したが、これに限らない。具体的には、識別画像として、アドレス識別画像に代えて、あるいは、アドレス識別画像と共に、前述の種別識別画像を表示してもよい。この場合について具体的には、図1の防災システム100に、実施の形態で例示した感知器1〜3である火災感知器以外に、煙感知器、熱感知器、又はガス漏れ感知器が設けられている場合、これら各感知器の電子ペーパに種別識別画像を表示させてもよい。具体的に表示される種別識別画像については、任意であるが、例えば、火災感知器を識別する「火」、煙感知器を識別する「煙」、熱感知器を識別する「熱」、又はガス漏れ感知器を識別する「ガス」等のテキスト画像を種別識別画像として表示させてもよいし、各感知器の種別を特定するイメージ図の画像を種別識別画像として表示させてもよい。このように構成した場合、火災感知器、煙感知器、熱感知器、又はガス漏れ感知器のうちの2種類以上の感知器が混在している場合であっても、各感知器の動作試験を各感知器の種類に応じて適切に行うことが可能となる。
また、上記実施の形態では、識別画像としてアドレス識別画像を表示する場合について説明したが、これに限らない。具体的には、識別画像として、アドレス識別画像に代えて、あるいは、アドレス識別画像と共に、前述の種別識別画像を表示してもよい。この場合について具体的には、図1の防災システム100に、実施の形態で例示した感知器1〜3である火災感知器以外に、煙感知器、熱感知器、又はガス漏れ感知器が設けられている場合、これら各感知器の電子ペーパに種別識別画像を表示させてもよい。具体的に表示される種別識別画像については、任意であるが、例えば、火災感知器を識別する「火」、煙感知器を識別する「煙」、熱感知器を識別する「熱」、又はガス漏れ感知器を識別する「ガス」等のテキスト画像を種別識別画像として表示させてもよいし、各感知器の種別を特定するイメージ図の画像を種別識別画像として表示させてもよい。このように構成した場合、火災感知器、煙感知器、熱感知器、又はガス漏れ感知器のうちの2種類以上の感知器が混在している場合であっても、各感知器の動作試験を各感知器の種類に応じて適切に行うことが可能となる。
(明るさの調整について)
また、図1の表示制御部462が、電子ペーパ13に表示される画像の明るさを、段階的(例えば、5〜6段階等)に、あるいは、連続的に調整するように構成してもよい。この場合、例えば、明るさが変化する環境に感知器1等を設けた場合、感知器1等の周辺の明るさに対して、電子ペーパ13の表示画像が相対的に暗すぎて見難くなったり、当該表示画像の明るさが相対的に明るすぎて視覚的な刺激が強くなり過ぎたりするのを防止するために、感知器100等の周辺に対して明るさを計測する照度計の如き照度計測手段を設けて、表示制御部462が、この照度計測手段の計測結果に基づいて、電子ペーパ13の表示画像の明るさを調整するように構成してもよい。また、例えば、表示制御部462が、照度計測手段の計測結果に基づかず、任意の事象(例えば、動作試験が開始したか否か、あるいは、動作試験が終了したか否か等)に基づいて、電子ペーパ13の表示画像の明るさを調整するように構成してもよい。
また、図1の表示制御部462が、電子ペーパ13に表示される画像の明るさを、段階的(例えば、5〜6段階等)に、あるいは、連続的に調整するように構成してもよい。この場合、例えば、明るさが変化する環境に感知器1等を設けた場合、感知器1等の周辺の明るさに対して、電子ペーパ13の表示画像が相対的に暗すぎて見難くなったり、当該表示画像の明るさが相対的に明るすぎて視覚的な刺激が強くなり過ぎたりするのを防止するために、感知器100等の周辺に対して明るさを計測する照度計の如き照度計測手段を設けて、表示制御部462が、この照度計測手段の計測結果に基づいて、電子ペーパ13の表示画像の明るさを調整するように構成してもよい。また、例えば、表示制御部462が、照度計測手段の計測結果に基づかず、任意の事象(例えば、動作試験が開始したか否か、あるいは、動作試験が終了したか否か等)に基づいて、電子ペーパ13の表示画像の明るさを調整するように構成してもよい。
(特徴について)
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
(付記)
付記1の表示システムは、防災のための機器である防災機器についての画像を表示する表示システムであって、前記防災機器は、当該防災機器の部品を収容する収容手段、を備え、前記表示システムは、画像を電気的に表示する表示手段であって、前記防災機器の前記収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている前記表示手段、を備え、前記表示手段は、少なくとも、前記防災機器の種別又は前記防災機器に設定されているアドレスを特定する画像である識別画像を表示する。
付記1の表示システムは、防災のための機器である防災機器についての画像を表示する表示システムであって、前記防災機器は、当該防災機器の部品を収容する収容手段、を備え、前記表示システムは、画像を電気的に表示する表示手段であって、前記防災機器の前記収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている前記表示手段、を備え、前記表示手段は、少なくとも、前記防災機器の種別又は前記防災機器に設定されているアドレスを特定する画像である識別画像を表示する。
付記2の表示システムは、付記1に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記表示手段に表示される画像を制御する表示制御手段、を備える。
付記3の表示システムは、付記2に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記防災機器の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する第1の判定手段、を備え、前記表示制御手段は、前記動作試験が行われていることを前記第1の判定手段が判定した場合に、前記識別画像を前記表示手段に表示させ、前記動作試験が行われていないことを前記第1の判定手段が判定した場合に、前記識別画像を前記表示手段に表示させない。
付記4の表示システムは、付記2又は3に記載の表示システムにおいて、前記表示システムは、前記防災機器の動作に関する試験である動作試験が終了したことを判定する第2の判定手段、を備え、前記表示制御手段は、前記動作試験が終了したことを前記第2の判定手段が判定した場合に、前記動作試験が終了したことを特定する画像である終了画像を前記表示手段に表示させる。
付記5の表示システムは、付記1から4のいずれか一項に記載の表示システムにおいて、前記表示手段は、電子ペーパである。
(付記の効果)
付記1に記載の表示システムによれば、防災機器の収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている表示手段を備えることにより、例えば、識別画像を表示手段に表示して視認可能とすることにより防災機器の種別やアドレスを識別可能にしたり、識別画像を表示手段に非表示として視認不可能とすることにより防災機器の意匠性を維持したりすることができるので、防災機器の意匠性を維持しつつ防災機器を識別可能とすることができる。
付記1に記載の表示システムによれば、防災機器の収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている表示手段を備えることにより、例えば、識別画像を表示手段に表示して視認可能とすることにより防災機器の種別やアドレスを識別可能にしたり、識別画像を表示手段に非表示として視認不可能とすることにより防災機器の意匠性を維持したりすることができるので、防災機器の意匠性を維持しつつ防災機器を識別可能とすることができる。
付記2に記載の表示システムによれば、表示手段に表示される画像を制御する表示制御手段を備えることにより、例えば、識別画像の表示又は非表示を自動的に切り替えられるので、識別画像を切り替えるためのマニュアル操作が不要となり、識別画像の切り替えについての利便性を向上させることができる。
付記3に記載の表示システムによれば、動作試験が行われていることを判定した場合に識別画像を表示させ、動作試験が行われていないことを判定した場合に識別画像を表示させないことにより、例えば、動作試験が行われている場合に防災機器を識別しやすくし、また、動作試験が行われていない場合に防災機器の外観をシンプルにすることができるので、動作試験の試験効率を向上させ、且つ、動作試験が行われていない場合の防災機器の意匠性を維持することが可能となる。
付記4に記載の表示システムによれば、動作試験が終了したことを判定した場合に終了画像を表示手段に表示させることにより、例えば、動作試験の終了を防災機器の周辺の作業員に気付かせることができるので、実際には動作試験が終了しているにも関わらず作業員が気付かずに動作試験の終了を待ち続ける等の無駄を省略することができ、作業員による作業効率を向上させることができる。
付記5に記載の表示システムによれば、表示手段が電子ペーパであることにより、例えば、低消費電力にて識別画像を表示することができるので、低消費電力にて防災機器を識別可能とすることができる。
1 感知器
2 感知器
3 感知器
11 取付ベース
12 筐体
13 電子ペーパ
14 通信部
15 検出部
16 記録部
17 制御部
4 受信機
41 通信部
42 操作部
43 表示部
44 音響部
45 記録部
46 制御部
100 防災システム
121 防虫網
122 開口部
461 試験判定部
462 表示制御部
900 設置面
2 感知器
3 感知器
11 取付ベース
12 筐体
13 電子ペーパ
14 通信部
15 検出部
16 記録部
17 制御部
4 受信機
41 通信部
42 操作部
43 表示部
44 音響部
45 記録部
46 制御部
100 防災システム
121 防虫網
122 開口部
461 試験判定部
462 表示制御部
900 設置面
Claims (5)
- 防災のための機器である防災機器についての画像を表示する表示システムであって、
前記防災機器は、当該防災機器の部品を収容する収容手段、を備え、
前記表示システムは、画像を電気的に表示する表示手段であって、前記防災機器の前記収容手段の外面の少なくとも一部に設けられている前記表示手段、を備え、
前記表示手段は、少なくとも、前記防災機器の種別又は前記防災機器に設定されているアドレスを特定する画像である識別画像を表示する、
表示システム。 - 前記表示システムは、前記表示手段に表示される画像を制御する表示制御手段、を備える、
請求項1に記載の表示システム。 - 前記表示システムは、前記防災機器の動作に関する試験である動作試験が行われているか否かを判定する第1の判定手段、を備え、
前記表示制御手段は、前記動作試験が行われていることを前記第1の判定手段が判定した場合に、前記識別画像を前記表示手段に表示させ、前記動作試験が行われていないことを前記第1の判定手段が判定した場合に、前記識別画像を前記表示手段に表示させない、
請求項2に記載の表示システム。 - 前記表示システムは、前記防災機器の動作に関する試験である動作試験が終了したことを判定する第2の判定手段、を備え、
前記表示制御手段は、前記動作試験が終了したことを前記第2の判定手段が判定した場合に、前記動作試験が終了したことを特定する画像である終了画像を前記表示手段に表示させる、
請求項2又は3に記載の表示システム。 - 前記表示手段は、電子ペーパである、
請求項1から4のいずれか一項に記載の表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017013344A JP2018120546A (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017013344A JP2018120546A (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 表示システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019004921U Continuation JP3225490U (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018120546A true JP2018120546A (ja) | 2018-08-02 |
Family
ID=63045219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017013344A Pending JP2018120546A (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018120546A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019008389A (ja) * | 2017-06-21 | 2019-01-17 | 能美防災株式会社 | 防災システム |
JP2020184348A (ja) * | 2020-06-24 | 2020-11-12 | 能美防災株式会社 | 防災システム |
-
2017
- 2017-01-27 JP JP2017013344A patent/JP2018120546A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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