JP6765218B2 - 火災監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災監視システムに関する。
従来、火災感知器と接続され、火災感知器から火災信号を受信すると火災発報処理を行う液晶表示部を備えた火災受信機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−66149号公報
火災受信機は一般に、ビルや地下街等の防火対象となる建物の一室に設置されて管理者により管理され、長年に渡って使用される。しかし、年月が経つと、火災受信機を管理する管理者が変わることがある。火災受信機及びこれが接続されたシステムにおいては定期点検が必要だが、管理者が変わって定期点検の時期が引き継がれなかった場合には定期点検が行われないおそれがある。また、管理者が変わらない場合でも、年月が経つと、管理者が定期的に行うべき定期点検等の仕事に関する意識が薄れてしまうおそれがあった。したがって、火災が検出されたときの火災発報とは別に、火災受信機の管理者等に対して注意喚起を行うことのできる火災受信機を備えた火災監視システムが望まれていた。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、火災受信機を管理する管理者等に対して各種の注意喚起を行うことのできる火災監視システムを提供するものである。
本発明に係る火災監視システムは、伝送線を介して火災感知器と接続され、前記火災感知器から送信される火災信号を受信すると火災発報処理を行う火災受信機を複数備えた火災監視システムであって、前記火災受信機は、タイマと、前記タイマが計測する時間である計測時間を入力する入力部と、表示装置と、前記表示装置に表示する、前記火災受信機を管理する管理者に対する注意喚起情報を設定する表示設定部と、を備え、前記表示装置は、前記タイマが計時を開始してから前記計測時間が経過すると、前記表示設定部によって設定された前記注意喚起情報を表示し、前記注意喚起情報を表示している際に前記火災信号を受信すると、前記注意喚起情報の表示を停止して前記火災発報処理を行い、前記火災信号を受信して前記火災発報処理を行っている際に、前記タイマが計時を開始してから前記計測時間が経過した場合は、前記火災発報処理が終了するまでは前記注意喚起情報を表示しないものであり、複数の前記火災受信機のうちの一部の前記火災受信機の前記表示装置が前記注意喚起情報を表示し、残りの前記火災受信機の前記表示装置は、前記注意喚起情報を表示しないものである
本発明に係る火災監視システムによれば、火災発報処理を妨げることなく、管理者等に対する注意喚起を行うことができる。
実施の形態1に係る火災監視システムの構成図である。 実施の形態1に係る火災受信機の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る火災受信機の注意喚起情報の表示に関する動作を説明する図である。 実施の形態1に係る火災受信機の表示装置の火災監視中の表示例を説明する図である。 実施の形態1に係る火災受信機の表示装置の注意喚起情報の表示例を説明する図である。 実施の形態2に係る火災監視システムの構成図である。
本発明に係る火災受信機及び火災監視システムの実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る火災監視システムの構成図である。火災監視システム1は、伝送線2を介して、火災受信機10、熱感知器21、煙感知器22、中継器50、及び中継器51が接続されている。中継器50にはベル31が接続され、中継器51には熱感知器21、煙感知器22、ベル31、及び防火扉41が接続されている。
熱感知器21は、設定温度以上の熱を感知すると伝送線2に火災信号を出力する火災感知器である。煙感知器22は、煙を感知すると伝送線2に火災信号を出力する火災感知器である。熱や煙を感知する火災感知器のほか、赤外線放射、紫外線放射、燃焼ガス等の火災に起因する物理現象を検出する任意の火災感知器を用いることができる。なお、以降の説明において火災感知器の種類を特定する必要のないときには、火災感知器20と総称する。
ベル31は、警報装置の一例であり、伝送線2を介して取得する火災受信機10からの信号に基づいて音響警報を出力する。警報装置としては、ベル31のほか、スピーカやフラッシュライト等が用いられる。防火扉41は、防排煙装置の一例であり、伝送線2及び中継器51を介して取得する火災受信機10からの信号に基づいて、扉を閉じる。防排煙装置としては、防火扉41のほか、シャッター等が用いられる。なお、以降の説明において種類を特定する必要のないときには、警報装置30、防排煙装置40と称する。
中継器50及び中継器51は、伝送線2を介して火災受信機10と接続されるとともに、他の信号線を介して火災感知器20、警報装置30、及び防排煙装置40のいずれか一つ以上と接続される。中継器50及び中継器51は、火災受信機10からの信号を中継して火災感知器20、警報装置30、及び防排煙装置40に伝えるとともに、火災感知器20等からの信号を中継して火災受信機10に伝える。
火災受信機10は、伝送線2を介して火災信号を受信すると火災発報処理を行う。火災受信機10は、操作入力装置11、表示装置12、及び印刷装置13を備えている。操作入力装置11は、例えばタッチパネル、ハードウェアスイッチ、ボタン等の使用者からの操作入力を受け付ける装置である。
表示装置12は、火災感知器20が感知した火災に関する情報、複数の火災感知器20等の状態を示す情報など、火災監視システム1を構成する各部の情報を表示する。表示装置12は、例えば、液晶表示画面やランプ等を備える。
印刷装置13は、火災発報情報を印字する装置であり、必要に応じて設けることができる。
実施の形態1では、火災受信機10には、外部機器60及び表示機70が通信可能に接続されている。外部機器60は、例えば専用端末やパーソナルコンピュータであり、火災監視システム1内の火災感知器20等の機器の情報や、後述する注意喚起情報の表示に関する設定を行う機器である。火災受信機10と外部機器60とは、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C等を用いた有線通信又は無線通信の任意の通信方式で接続される。
表示機70は、火災感知器20が感知した火災に関する情報、複数の火災感知器20等の状態を示す情報など、火災監視システム1を構成する各部の情報を、火災受信機10が設置された場所とは別の場所で表示するための装置である。表示機70は、例えば液晶表示画面又はランプを有し、任意の通信方式で火災受信機10と接続される。表示機70は必要に応じて設ければよい。
図2は、実施の形態1に係る火災受信機の機能ブロック図である。火災受信機10は、前述の操作入力装置11、表示装置12、及び印刷装置13に加え、制御装置14、伝送装置15、通信装置16を備える。
制御装置14は、火災受信機10全体の動作を制御する。制御装置14は、例えばマイコンや制御回路で構成される演算部141と、演算部141を動作させるためのプログラム及び演算部141の演算処理に用いられるデータを保持する記憶部142と、タイマ144とを備える。記憶部142には、後述するデータベース143が記憶されるほか、伝送線2に接続された火災感知器20、警報装置30、防排煙装置40、中継器50、51を識別するアドレス等の識別情報が格納される。
データベース143には、表示装置12に表示する注意喚起情報の表示に関する情報として、通知設定情報143aと計時情報143bとが格納される。通知設定情報143aは、注意喚起情報として表示する内容である。注意喚起情報は、文字に限定されず、例えば図柄を表示であってもよい。また、表示装置12がランプである場合には、ランプの点灯状態に関する情報を通知設定情報143aに格納する。計時情報143bは、タイマ144が計測する時間である計測時間Tを含む。
タイマ144は、演算部141からの指令に基づいて時間を計測する。具体的には、演算部141は、計時開始タイミングになると、タイマ144に計時の開始を指示するとともに計測時間Tを指示する。タイマ144は、計時を開始してから設定された計測時間Tが経過すると、その旨の信号を演算部141に出力する。
伝送装置15は、伝送線2を介して信号を送受信する通信インタフェースである。通信装置16は、外部機器60と信号を送受信する通信インタフェースである。
外部機器60は、火災受信機10の通信装置16との通信インタフェースである通信装置61を備え、データベース62を格納している。データベース62は、通知設定情報62aと計時情報62bを有する。通知設定情報62a及び計時情報62bは、火災受信機10のデータベース143内の通知設定情報143a及び計時情報143bと同じである。
火災受信機10のデータベース143への設定は、操作入力装置11と外部機器60の何れか又は両方を用いて行う。操作入力装置11に注意喚起情報として表示する内容及び注意喚起情報を表示するタイミング、すなわち計測時間Tを入力すると、制御装置14の記憶部142のデータベース143にそれら情報が格納される。また、外部機器60に格納された通知設定情報62aと計時情報62bを、通信装置61を介して通信装置16に送信し、記憶部142のデータベース143に格納することもできる。本発明の表示設定部は、実施の形態1では操作入力装置11及び外部機器60に相当する。
次に、実施の形態1に係る火災監視システム1の火災監視及び火災発報処理に係る基本的な動作を説明する。火災感知器20は、設置された場所において火災に起因する物理現象の有無を監視しており、火災の発生を検出すると火災信号を伝送線2に出力する。火災受信機10は、火災感知器20からの火災信号を受信すると、火災発報処理を行う。ここで、火災発報処理は、火災の発生を知らせる処理の総称であり、警報装置30に警報を出力させる処理、防排煙装置40を動作させる処理、表示機70に警報を表示させる処理、及び表示装置12に火災を検出した火災感知器20の識別情報や設置場所等の情報を表示させる処理を含む。実施の形態1では、火災受信機10の制御装置14が火災発報処理を司る。火災受信機10からの発報処理に係る信号を受信した警報装置30及び防排煙装置40は、予め定められた動作を行う。
次に、火災受信機10の注意喚起情報の表示に係る処理を説明する。図3は、実施の形態1に係る火災受信機の注意喚起情報の表示に関する動作を説明する図である。ここで、火災受信機10の記憶部142のデータベース143には、通知設定情報143a及び計時情報143bが格納されているものとする。
(ケース1:火災監視中)
火災監視中であって、火災が検出されていない状態の動作を、ステップS101〜S103に示す。図4は、実施の形態1に係る火災受信機の表示装置の火災監視中の表示例を説明する図である。表示装置12には、伝送線2に接続された火災感知器20、警報装置30、及び防排煙装置40の状態が表示される。火災監視中において、火災受信機10の制御装置14の演算部141は、計時開始タイミングになると(S101:YES)、タイマ144に計時の開始を指示する。
ここで、タイマ144が計時を開始する計時開始タイミングは、火災受信機10が防火対象となる場所に設置されて電源が投入されたときとすることができる。この場合、火災受信機10に電源が投入されるとタイマ144は計時を開始する。あるいは、計時開始タイミングを、計時情報143bに格納するようにしてもよい。この場合、計時情報143bに、計測時間Tに加えて所望の日時を計時開始タイミングとして格納する。そして、演算部141は、内部データとして保持しているカレンダー情報に基づいて計時開始タイミングになったことを検出すると、タイマ144に計時を開始させる。
計時を開始したタイマ144は、データベース143の計時情報143bに格納された計測時間Tをカウントするまで計時を続け、計測時間Tが経過すると(S102:YES)、演算部141に対して計測時間Tが経過したことを知らせる信号を出力する。
計測時間Tが経過したことを知らせる信号を受けた演算部141は、表示装置12に予め定めた注意喚起情報を表示させる(S103)。表示装置12に表示される注意喚起情報は、データベース143の通知設定情報143aに格納された情報である。図5は、実施の形態1に係る火災受信機の表示装置の注意喚起情報の表示例を説明する図である。図5の例では、表示装置12に注意喚起情報121が文字で表示されている。
(ケース2:火災発報処理中)
火災感知器20は上述のように常時火災を監視しており、火災の発生を検出すると(S211:YES)、伝送線2を介して火災信号が火災受信機10に送信される。火災信号を受信した火災受信機10は、火災発報処理を行い(S201)、警報装置30及び防排煙装置40が作動する(S221)。
火災受信機10は、火災発報処理を行っている最中にタイマ144が計測時間Tを計時した場合であっても、火災発報処理が終了するまでは注意喚起情報の表示を行わない。このようにすることで、火災発報処理が妨げられることがなく、火災受信機10の本来の機能を発揮することができる。なお、火災受信機10は、火災発報処理が終了(火災が復旧)したあとは、注意喚起情報を表示しない状態を継続する。なお、注意喚起情報の表示は、翌日の所定の時刻に再度行うものとする。
(ケース3:注意喚起情報の表示中に火災感知)
表示装置12が注意喚起情報を表示している状態である(S301)。このとき、火災感知器20が火災の発生を検出すると(S311:YES)、伝送線2を介して火災信号が火災受信機10に送信される。火災信号を受信した火災受信機10は、表示装置12による注意喚起情報の表示を停止する(S302)。火災受信機10は、火災発報処理を行い(S303)、警報装置30及び防排煙装置40が作動する(S321)。このように注意喚起情報を表示している最中に火災が検出された場合には、注意喚起情報の表示を停止して火災発報処理を行うことで、火災受信機10の本来の機能が発揮される。なお、火災受信機10は、火災発報処理が終了(火災が復旧)したあとは、注意喚起情報を表示しない状態を継続する。なお、注意喚起情報の表示は、翌日の所定の時刻に再度行うものとする。
以上のように実施の形態1の火災受信機10は、注意喚起情報を表示装置12に表示するので、火災発報処理を妨げることなく、管理者等に対する注意喚起を行うことができる。例えば、注意喚起情報として定期点検を促すメッセージを設定した場合には、火災受信機10が設置されてから定期点検を忘れて何年も放置されるのを抑制することができる。また、注意喚起情報として何らかの費用が未払いであることを知らせるメッセージを設定した場合には、管理者に費用の支払いを求めることができる。
なお、表示装置12が注意喚起情報を表示しているときに表示を一時的に停止させる一時停止設定部を火災受信機10に設けてもよい。制御装置14は、一時停止設定部により表示の一時停止が設定されると、注意喚起情報の表示を一時停止するように表示装置12を制御する。一時停止設定部は、例えば、操作入力装置11により実現することができ、図5に示された「閉じる」ボタン122がその一例である。あるいは、外部機器60で設定された表示の一時停止を、一時停止設定部としての通信装置16を介して制御装置14に伝達するようにしてもよい。注意喚起表示を一時的に停止させることで、管理者は、通常の監視時の情報を表示装置12で確認することができる。
また、表示装置12は、注意喚起情報を表示してから第一時間が経過すると表示を停止し、その後、定期的に注意喚起情報を表示してもよい。具体的には、演算部141は、表示装置12に注意喚起情報を表示させてから、タイマ144を用いて任意の第一時間を計時し、第一時間が経過すると注意喚起情報の表示を停止させる。そして、さらにタイマ144を用いて表示の待機時間である第二時間を計時し、第二時間が経過すると表示装置12に注意喚起情報を表示させる。なお、上述の一時停止設定部を設けた場合であって、一時停止設定部により表示の一時停止が設定されて表示を停止した場合でも、その後定期的に注意喚起情報を表示するようにしてもよい。このように定期的に注意喚起情報を表示することで、管理者により注意を促すことができる。
また、表示装置12による注意喚起情報の表示の中止を設定する表示中止設定部を火災受信機10に設け、表示装置12は、表示中止設定部により表示の中止が設定された後は注意喚起表示を行わないようにしてもよい。表示中止設定部は、例えば、操作入力装置11により実現することができる。あるいは、外部機器60で設定された表示の中止を、表示中止設定部としての通信装置16を介して制御装置14に伝達するようにしてもよい。さらに、安易に表示の中止を行えないようにするために、表示中止の設定のためのパスワードを設けてもよい。
また、表示装置12による注意喚起情報の表示に加え、印刷装置13が注意喚起情報を印刷するようにしてもよい。表示装置12による注意喚起情報の表示に加え、表示機70が注意喚起情報を表示するようにしてもよい。
また、記憶部142のうち、少なくともデータベース143を記憶する素子については書き換え可能な記憶素子で構成して、データベース143を更新できるようにしてもよい。
また、データベース143には、対応関係となる通知設定情報143aと計時情報143bとを、複数格納するようにして、複数の注意喚起情報を表示装置12に表示するようにしてもよい。その場合、計時タイマ144が個別の計測時間Tを計時したタイミングで、個別の注意喚起情報を表示装置12に表示する。
実施の形態2.
実施の形態2では、複数台の火災受信機を有する火災監視システムについて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図6は、実施の形態2に係る火災監視システムの構成図である。図6に示す火災監視システム1Aは、複数の火災受信機10Aが受信機ネットワーク80を介して通信接続されている。火災受信機10Aは、実施の形態1で説明した構成に加え、受信機ネットワーク80を介して互いに通信するための受信機通信装置17を備えている。
実施の形態2の火災受信機10Aは、火災受信機10A同士で連動して注意喚起情報の表示/表示停止を行う機能を有する。火災受信機10Aは、それぞれ、受信機ネットワーク80に接続された火災受信機10Aを特定する情報を記憶している。そして、一台の火災受信機10Aのタイマ144が計測時間Tを計測すると、その火災受信機10Aは表示装置12に注意喚起情報を表示するとともに、受信機ネットワーク80を介して他の火災受信機10Aに注意喚起情報の表示を指示する信号を送信する。そして、信号を受信した他の火災受信機10Aも表示装置12に同様の注意喚起情報を表示する。これにより、管理者がどの火災受信機10Aの近くにいる場合でも、管理者に注意を促すことができる。
また、一時停止設定部又は表示中止設定部を火災受信機10Aに設けた場合、同時に注意喚起情報を表示している複数の火災受信機10Aのうち、いずれか一台に対して表示の一時停止又は表示の中止が設定されたときには、その火災受信機10Aは受信機ネットワーク80を介して他の火災受信機10Aに表示の一時停止又は中止を指示する信号を送信する。そして、信号を受信した他の火災受信機10Aは、信号に基づいて注意喚起情報の表示を一時停止又は中止する。このようにすることで、複数台の火災受信機10Aのそれぞれに対して注意喚起情報の一時停止又は中止の設定を行う必要がないので、管理者の手間を省くことができる。
また、複数の火災受信機10Aのうち、一部の火災受信機10Aのみが注意喚起情報を表示するようにしてもよい。例えば、複数の火災受信機10Aのうちの注意喚起情報を表示する火災受信機10Aを予め決めておき、注意喚起情報を表示する火災受信機10Aの識別情報を各火災受信機10Aの記憶部142に記憶しておく。そして、注意喚起情報を表示する火災受信機10A以外の火災受信機10Aのタイマ144が計測時間Tを計測すると、自身では注意喚起情報の表示を行わず、注意喚起情報を表示する火災受信機10Aに対して注意喚起情報の表示を指示する信号を送信する。そして、信号を受信した火災受信機10Aが注意喚起情報を表示する。複数の火災受信機10Aのうち一部の火災受信機10Aのみが注意喚起情報を表示することで、管理者に対して所望の注意を促すとともに、複数台が同時に注意喚起情報を表示することによる煩わしさを解消することができる。
また、複数の火災受信機10Aのうちの注意喚起情報を表示する火災受信機10Aを予め決めておき、注意喚起情報を表示する火災受信機10Aの識別情報を各火災受信機10Aの記憶部142に記憶する場合については、一の火災受信機10Aのタイマ144が計測時間Tを計測すると、注意喚起情報を表示する他の火災受信機10Aに対して注意喚起情報の表示を指示する信号を送信するようにしてもよい。この場合、当該信号には、記憶部142に記憶された識別情報が付与されている。そして、自身の識別情報が付与された信号を受信した火災受信機10Aが注意喚起情報を表示することで、同様の効果が得られるものとなっている。
1、1A 火災監視システム、2 伝送線、10、10A 火災受信機、11 操作入力装置、12 表示装置、13 印刷装置、14 制御装置、15 伝送装置、16 通信装置、17 受信機通信装置、20 火災感知器、21 熱感知器、22 煙感知器、30 警報装置、31 ベル、40 防排煙装置、41 防火扉、50 中継器、51 中継器、60 外部機器、61 通信装置、62 データベース、62a 通知設定情報、62b 計時情報、70 表示機、80 受信機ネットワーク、121 注意喚起情報、122 ボタン、141 演算部、142 記憶部、143 データベース、143a 通知設定情報、143b 計時情報、144 タイマ。

Claims (4)

  1. 伝送線を介して火災感知器と接続され、前記火災感知器から送信される火災信号を受信すると火災発報処理を行う火災受信機を複数備えた火災監視システムであって、
    前記火災受信機は、
    タイマと、
    前記タイマが計測する時間である計測時間を入力する入力部と、
    表示装置と、
    前記表示装置に表示する、前記火災受信機を管理する管理者に対する注意喚起情報を設定する表示設定部と、を備え、
    前記表示装置は、
    前記タイマが計時を開始してから前記計測時間が経過すると、前記表示設定部によって設定された前記注意喚起情報を表示し、
    前記注意喚起情報を表示している際に前記火災信号を受信すると、前記注意喚起情報の表示を停止して前記火災発報処理を行い、
    前記火災信号を受信して前記火災発報処理を行っている際に、前記タイマが計時を開始してから前記計測時間が経過した場合は、前記火災発報処理が終了するまでは前記注意喚起情報を表示しないものであり、
    複数の前記火災受信機のうちの一部の前記火災受信機の前記表示装置が前記注意喚起情報を表示し、残りの前記火災受信機の前記表示装置は、前記注意喚起情報を表示しない
    ことを特徴とする火災監視システム
  2. 前記表示装置は、前記注意喚起情報を表示してから第一時間が経過すると表示を停止し、その後、定期的に前記注意喚起情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の火災監視システム
  3. 前記表示装置による前記注意喚起情報の表示の一時停止を設定する一時停止設定部を備え、
    前記表示装置は、前記一時停止設定部により表示の一時停止が設定されると表示を停止し、その後、定期的に前記注意喚起情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の火災監視システム
  4. 前記表示装置による前記注意喚起情報の表示の中止を設定する表示中止設定部を備え、
    前記表示装置は、前記表示中止設定部により前記表示の中止が設定された後は前記注意喚起情報の表示を行わない
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の火災監視システム
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