JP5331336B2 - 警備装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、警備装置および方法に関する。
従来、一般住宅や、テナントビル等に設置されている警備装置の制御プログラムの書換えを行う際には、作業員が警備装置を設置している現地に出動し、警備装置ごとに制御プログラムの書換えを行っていた。このような警備装置ごとの制御プログラムの書換えは、作業の負担が膨大であるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、火災感知器のメンテナンス支援システムが開示されている(特許文献1参照)。かかるシステムでは、火災感知器への制御信号を送信することによって遠隔操作で火災感知器に保守作業を実行することができる。
特開2005−209030号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、制御信号による保守動作であるため、現在動作している制御プログラムに予め設定されているメンテナンス処理のような簡易な保守作業は可能であるが、上述したような警備装置を制御している制御プログラムを書換えることはできない。
また、通常のパーソナルコンピュータがネットワークに接続されている場合に、サーバからプログラムをダウンロードし、再起動することによって制御プログラムを書換えるような技術を適用したとしても、防犯上の理由から警備装置自体の電源を利用者が自由に切断することはできないため、利用者の操作によって制御プログラムをダウンロードして切替えることはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メンテナンスの作業負担の少ない警備装置および方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視センタとネットワークを介して接続される警備装置において、前記警備装置を制御している制御プログラムを記憶する記憶手段と、警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信する警備モード、または、前記警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信しない警備解除モードを警備状態として記憶する警備状態記憶手段と、前記監視センタから、書換え対象の制御プログラムと、再起動時の前記警備状態の指定、及び前記書換え対象の制御プログラムを読み込んで前記警備装置を再起動させる日時を示す指定日時または指定日時なし、を組み合わせたタイミング情報と、を受信する受信手段と、前記記憶手段に記憶された制御プログラムを、前記書換え対象の制御プログラムに書換える書換手段と、受信された前記タイミング情報に示される前記警備状態の指定が警備解除モードを示し且つ日時指定なしである場合に、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判別し、該判別によって現在の警備状態が警備モードであると判別した場合、警備状態が警備解除モードとなるまで警備状態の判別を繰り返し、警備状態が警備解除モードとなった場合は、警備状態が警備解除モードとなってから所定時間継続して警備解除モードである場合に、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動し、受信された前記タイミング情報に指定日時が含まれ且つ前記警備状態の指定が警備解除モードを示す場合に、現在の警備状態が警備解除モードであり且つ現在日時が前記指定日時であるときに、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動する再起動手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の警備装置において、前記再起動手段は、現在時刻が前記指定日時となったときに、前記警備状態記憶手段に記憶された警備状態が警備解除モードでない場合は、前記指定日時に所定の時間を追加して新たな指定日時とすること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項1または請求項2に記載の警備装置において、前記記憶手段は、さらに前記制御プログラムで用いる制御データを記憶し、前記受信手段は、さらに書換え対象の制御データを受信し、前記書換手段は、さらに前記記憶手段に記憶された制御データを前記書換え対象の制御データに書換え、前記再起動手段は、さらに前記タイミング情報に従って、書換え後の前記制御データを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、監視センタとネットワークを介して接続される警備装置で実行されるプログラム更新方法において、前記警備装置は、前記警備装置を制御している制御プログラムを記憶する記憶手段と、警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信する警備モード、または、前記警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信しない警備解除モードを警備状態として記憶する警備状態記憶手段と、を備え、受信手段が、前記監視センタから、書換え対象の制御プログラムと、再起動時の前記警備状態の指定、及び前記書換え対象の制御プログラムを読み込んで前記警備装置を再起動させる日時を示す指定日時または指定日時なし、を組み合わせたタイミング情報と、を受信する受信工程と、書換手段が、前記記憶手段に記憶された制御プログラムを、前記書換え対象の制御プログラムに書換える書換工程と、再起動手段が、受信された前記タイミング情報に示される前記警備状態の指定が警備解除モードを示し且つ日時指定なしである場合に、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判別し、該判別によって現在の警備状態が警備モードであると判別した場合、警備状態が警備解除モードとなるまで警備状態の判別を繰り返し、警備状態が警備解除モードとなった場合は、警備状態が警備解除モードとなってから所定時間継続して警備解除モードである場合に、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動し、受信された前記タイミング情報に指定日時が含まれ且つ前記警備状態の指定が警備解除モードを示す場合に、現在の警備状態が警備解除モードであり且つ現在日時が前記指定日時であるときに、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動する再起動工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、警備装置のメンテナンスの作業負担を軽減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる警備装置および方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
本実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる警備装置100は、センサ101と、受信部102と、操作パネル部103と、制御部104と、書換部105と、再起動部106と、タイマ部107と、プログラム・データ記憶部108と、書換えプログラム・データ記憶部109と、警備状態記憶部110と、警備装置情報記憶部111と、通信部112とを備えている。なお、警備装置100は、インターネットなどのネットワーク300を介して監視センタ200と接続されている。
センサ101は、検知領域での異常を検知する。センサ101は、例えば赤外線の受光量の変化をもとに人を検知する赤外線センサ、赤外線などが遮られることで人を検知する遮断センサ、電磁波の乱れで人を検知する気配センサ、マグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの検知領域の異常を検出する各種センサである。受信部102は、センサ101が異常を検知した際の検知情報を受信する。
操作パネル部103は、警備装置100に関する情報の表示や警備装置100に対する情報の入力を受け付ける。操作パネル部103は、例えば操作パネル102に表示されたボタンを押下することによって警備状態の入力を受け付ける。
制御部104は、受信部102、操作パネル部103等の警備装置100の各部を制御する。制御部104は、警備装置100が起動する際に、プログラム・データ記憶部108に記憶された制御プログラムや設定データ等を読み込むことにより制御部104としての動作が可能となり、警備装置100の各部を制御する。ここで、制御プログラムとは、警備装置100の各部を制御するプログラム(ファームウェア)である。設定データとは、制御プログラムで用いられるデータ、すなわち制御データである。
通信部112は、監視センタ200と各種情報を送受信する。通信部112は、監視センタ200から送信される書換えに関する情報や制御プログラム、設定データを受信し、受信した制御プログラムや設定データを書換えプログラム・データ記憶部109に格納する。また、通信部112は、警備装置100での制御プログラム等の書換え処理に対する結果を監視センタ200に送信する。なお、書換えに関する情報や制御プログラム、設定データは、監視センタ200に代えて、ネットワーク300に接続されたサーバから送信するようにしてもよい。また、通信部112は、警報情報を監視センタ200に送信する。
プログラム・データ記憶部108は、現在警備装置100を制御している制御プログラムや設定データを記憶している。なお、プログラム・データ記憶部108は、読み書き可能な不揮発性メモリである。
書換えプログラム・データ記憶部109は、監視センタ200から送信された制御プログラムや設定データを記憶する。なお、書換えプログラム・データ記憶部109は、プログラム・データ記憶部108と同様に、読み書き可能な不揮発性メモリである。また、書換えプログラム・データ記憶部109は、プログラム・データ記憶部108と同一の記憶媒体であっても異なる記憶媒体であってもよい。
書換部105は、監視センタ200から送信されたタイミング情報に従って、書換えプログラム・データ記憶部109に記憶された制御プログラムや設定データを、プログラム・データ記憶部108に格納する。
ここで、タイミング情報とは、警備状態が警備解除モードである場合に制御プログラムや設定データを書換えて、書換え後の制御プログラムや設定データを読み込んで再起動させる旨の指定と、制御プログラムや設定データを書換えて、書換え後の制御プログラムや設定データを読み込んで再起動させる日時を示す指定日時との組み合わせた情報である。タイミング情報は、“警備解除時,2007年12月26日14:00”のような警備解除時でかつ設定日時の指定、“なし,2007年12月26日14:00”のような設定日時の指定、“警備解除時,なし”のような警備解除時の指定、“なし,なし”の受信後即時の指定の4通りの指定が可能となる。
再起動部106は、プログラム・データ記憶部108に格納された制御プログラムや設定データで警備装置100を動作させるために、書換部105によって制御プログラムや設定データが書換えられた後に警備装置100を再起動させる。再起動部106は、警備装置100の電源を切断した後、プログラム・データ記憶部108に記憶された制御プログラムや設定データを読み込んで起動することにより、監視センタ200から送信された制御プログラムや設定データで、警備装置100を制御することができる。
タイマ部107は、現在日時を計時する。また、タイマ部107は、計時開始時からの経過時間を計時する。
警備状態記憶部110は、現在の警備装置100の警備状態を記憶する。具体的には、操作パネル部103から入力を受け付けた警備状態を記憶する。警備装置100で設定可能な警備状態には、大別して警備モードと警備解除モードとがある。警備モードとは、センサ101が検知領域で異常を検知した際に送出する検知情報を受信した場合に、警備領域での異常を知らせる警報情報をネットワーク300で接続されている監視センタ200に送信するモードをいい、警備解除モードとは、上記検知情報を受信した場合でも警報情報を監視センタ200に送信しないモードをいう。
警備装置情報記憶部111は、警備装置100に関する情報を記憶する。ここで、警備装置100に関する情報とは、警備装置100の型番を示す機種ID等である。
次に、以上のように構成されている警備装置100による制御プログラム・設定データ書換え処理について説明する。図2は、通信部112、書換部105が行う制御プログラム・設定データ書換え処理手順を示すフローチャートである。なお、制御プログラム・設定データ書換え処理は、監視センタ200から書換え開始指示および対応機種IDが送信されることから開始される。
まず、警備装置100の通信部112は、監視センタ200から送信された書換え開始指示および書換え対象機種IDを受信する(ステップS201)。書換部105は、警備装置情報記憶部111から機種IDを取得する(ステップS202)。書換部105は、受信した対象機種IDと、警備装置情報記憶部111に記憶された機種IDが適合するか否かを判断する(ステップS203)。
受信した対象機種IDと、警備装置情報記憶部111に記憶された機種IDが適合すると判断した場合は(ステップS203:Yes)、通信部112は監視センタ200に適合信号を送信する(ステップS204)。通信部112は、監視センタ200が適合信号に応じて送信したタイミング情報、制御プログラムおよび設定データを受信する(ステップS205)。通信部112は、受信した制御プログラムおよび設定データを書換えプログラム・データ記憶部109に格納する(ステップS206)。
通信部112は、制御プログラムおよび設定データを正常に受信したか否かを判断する(ステップS207)。制御プログラムおよび設定データを正常に受信したと判断した場合は(ステップS207:Yes)、制御プログラム・設定データ書換え処理を実行する(ステップS208)。制御プログラム・設定データ書換え処理の詳細は、後述する。
制御プログラムおよび設定データを正常に受信していないと判断した場合は(ステップS207:No)、通信部112は書換えプログラム・データ記憶部109に格納した制御プログラムおよび設定データを破棄する(ステップS209)。通信部112は、監視センタ200に受信データ異常信号を送信する(ステップS210)。
ステップS203において、受信した対象機種IDと、警備装置情報記憶部111に記憶された機種IDが適合しないと判断した場合は(ステップS203:No)、不適合信号を監視センタ200に送信する(ステップS211)。
次に、制御プログラム・設定データ書換え処理について説明する。図3は、書換部105が行う制御プログラム・設定データ書換え処理手順を示すフローチャートである。
まず、書換部105は、タイミング情報に警備解除時指定が含まれているか否かを判断する(ステップS301)。タイミング情報に警備解除時指定が含まれていると判断した場合は(ステップS301:Yes)、書換部105はタイミング情報に日時指定が含まれているか否かを判断する(ステップS302)。タイミング情報に日時指定が含まれていると判断した場合は(ステップS302:Yes)、書換部105は日時指定かつ警備解除時の書換え処理を実行する(ステップS303)。処理の詳細は、後述する。タイミング情報に日時指定が含まれていないと判断した場合は(ステップS302:No)、書換部105は警備解除時の書換え処理を実行する(ステップS304)。処理の詳細は、後述する。
ステップS301において、タイミング情報に警備解除時指定が含まれていないと判断した場合は(ステップS301:No)、書換部105はタイミング情報に日時指定が含まれているか否かを判断する(ステップS305)。タイミング情報に日時指定が含まれていると判断した場合は(ステップS305:Yes)、書換部105は日時指定の書換え処理を実行する(ステップS306)。処理の詳細は、後述する。タイミング情報に日時指定が含まれていないと判断した場合は(ステップS305:No)、書換部105は書換え処理を実行する(ステップS307)。処理の詳細は、後述する。
次に、日時指定かつ警備解除時の書換え処理について説明する。図4は、書換部105が行う日時指定かつ警備解除時の書換え処理手順を示すフローチャートである。
まず、書換部105は現在日時が指定日時であるか否かを判断する(ステップS401)。現在日時が指定日時でないと判断した場合は(ステップS401:No)、ステップS401に戻り、現在日時が指定日時になるまでこの処理を繰り返す。
現在日時が指定日時であると判断した場合は(ステップS401:Yes)、書換部105は警備状態記憶部110から現在の警備状態を取得する(ステップS402)。書換部105は、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判断する(ステップS403)。現在の警備状態が警備解除モードであると判断した場合は(ステップS403:Yes)、書換え処理を実行する(ステップS404)。処理の詳細は、後述する。現在の警備状態が警備解除モードでないと判断した場合は(ステップS403:No)、書換部105は指定日時を指定日時に1日加算した日時とし(ステップS405)、ステップS401に戻る。なお、指定日時に加算する時間は、1日に限らず、警備装置100が設置されている警備領域の実情に応じた時間を加算する。
次に、警備解除時の書換え処理について説明する。図5は、書換部105が行う警備解除時の書換え処理手順を示すフローチャートである。
まず、書換部105は、警備状態記憶部110から現在の警備状態を取得する(ステップS501)。書換部105は、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判断する(ステップS502)。現在の警備状態が警備解除モードであると判断した場合は(ステップS502:Yes)、ステップS509に進む。現在の警備状態が警備解除モードでないと判断した場合は(ステップS502:No)、すなわち現在の警備状態が警備モードであると判断した場合は、書換部105は警備状態記憶部110から現在の警備状態を取得する(ステップS503)。書換部105は、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判断する(ステップS504)。現在の警備状態が警備解除モードであると判断した場合は(ステップS504:Yes)、タイマ部107は書換えタイマをスタートする(ステップS505)。これにより、タイマ部107は警備解除モードが設定されてからの経過時間を計時する。現在の警備状態が警備解除モードでないと判断した場合は(ステップS504:No)、ステップS503に戻り、現在の警備状態が警備解除モードに設定されるまでこの処理を繰り返す。
書換部105は、警備状態記憶部110から現在の警備状態を取得する(ステップS506)。書換部105は、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判断する(ステップS507)。現在の警備状態が警備解除モードであると判断した場合は(ステップS507:Yes)、書換部105は書換えタイマがスタートしてから所定時間を経過したか否かを判断する(ステップS508)。所定時間を経過したと判断した場合は(ステップS508:Yes)、書換部105は書換え処理を実行する(ステップS509)。処理の詳細は、後述する。所定時間を経過していないと判断した場合は(ステップS508:No)、ステップS506に戻り、所定時間経過するまでこの処理を繰り返す。
ステップS507において、現在の警備状態が警備解除モードでないと判断した場合は(ステップS507:No)、すなわち所定時間を経過する前に警備モードが設定された場合は、ステップS503に戻る。例えば、家人が忘れ物を取りに戻った後に再び外出するような場合など、警備状態を警備解除モードに設定した後すぐに警備モードに切替える場合も多いため、警備解除モードが設定されて所定時間が経過した後に書換え処理を行う。これにより、書換え処理を実行することで無警備状態になる時間を短くすることができる。
次に、日時指定の書換え処理について説明する。図6は、書換部105が行う日時指定の書換え処理手順を示すフローチャートである。
まず、書換部105は、現在日時が指定日時であるか否かを判断する(ステップS601)。現在日時が指定日時でないと判断した場合は(ステップS601:No)、ステップS601に戻り、現在日時が指定日時となるまでこの処理を繰り返す。現在日時が指定日時であると判断した場合は(ステップS601:Yes)、書換部105は書換え処理を実行する(ステップS602)。処理の詳細は、後述する。
次に、書換え処理について説明する。図7は、書換部105、再起動部106が行う書換え処理手順を示すフローチャートである。
まず、書換部105は、書換えプログラム・データ記憶部109から制御プログラム、設定データを取得する(ステップS701)。書換部105は、取得した制御プログラム、設定データを、プログラム・データ記憶部108に格納する(ステップS702)。
再起動部106は、警備装置100を再起動する(ステップS703)。具体的には、再起動部106は、警備装置100の電源を切断し、プログラム・データ記憶部108に記憶された制御プログラム、設定データを制御部104に読み込んで起動する。これにより、監視センタ100から送信された新たな制御プログラムおよび設定データが読み込まれた制御部104によって警備装置100が制御されるため、これまで警備装置100を制御していた制御プログラムおよび設定データとは異なる制御プログラムおよび設定データで警備装置100を制御することができる。
書換部105は、再起動が成功したか否かを判断する(ステップS704)。再起動が成功したと判断した場合は(ステップS704:Yes)、通信部112は書換え成功信号を監視センタ200に送信する(ステップS705)。再起動が成功していないと判断した場合は(ステップS704:No)、通信部112は書換え失敗信号を監視センタ200に送信する(ステップS706)。
このように、監視センタ200からの書換え指示のみで制御プログラムおよび設定データを書換え、警備装置の制御プログラムや設定データを変更することができるため、メンテナンスの作業負担を削減することができる。
また、タイミング情報に従って、制御プログラムや設定データを書換え、再起動することにより、警備領域の警備の実情に応じて、例えば警備員の警備スケジュールや、不審者侵入の危険度等を考慮したタイミングで、警備装置100が無警備状態になるため、警備の質の低下を防ぐことができる。
また、ネットワーク300を電話回線としないことにより、利用者宅の電話回線が使用中となることもなく、利用者宅の電話に着信して制御プログラムや設定データを送信できないことを防ぐことができる。
なお、警備装置100は、制御プログラムや設定データを監視センタ200から受信し、受信した制御プログラムを書換えるまでの間に、監視センタ200から書換え中止信号を受信した場合に、書換えプログラム・データ記憶部109に記憶された制御プログラム、設定データをプログラム・データ記憶部108の制御プログラム、設定データに書換えることを中止するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、制御プログラムと設定データを同時に書換える例を用いて説明したが、制御プログラムと設定データはどちらか一方を監視センタ200から受信して書き換えても、制御プログラムと設定データを別々に監視センタ200から受信し、異なるタイミングで書換え処理を行ってもよい。なお、制御プログラムと設定データそれぞれのタイミングは、上述した“指定日時かつ警備解除時”、“警備解除時”、“指定日時”、“受信後即時”のいずれかである。
なお、制御プログラムと設定データを異なるタイミングで書換え、再起動する場合には、制御プログラムと設定データとの整合を取るため、制御プログラムと設定データのそれぞれに適合する設定データや制御プログラムの情報を保持しておき、書き換える際に適合するか否かを確認する。
また、警備装置100ごとに制御している制御プログラムや設定データを管理するために、再起動部106によって警備装置100が再起動される際に、制御プログラムや設定データの製造番号等を監視センタ200に送信し、監視センタ200で警備装置100ごとに現在動作している制御プログラムや設定データの製造番号等を管理するようにしてもよい。
また、警備装置100では、警報情報のような監視センタ200に即時に送信する必要がある情報以外の情報、例えば操作パネル部103の操作履歴情報や、異常を検知したセンサ101のIDや検知時間等を図示しない記憶部に格納しておき、監視センタ200からの要求に応じて記憶部に記憶された操作履歴情報等を監視センタ200に送信するようにしてもよい。
なお、本発明を上述した実施の形態を用いて説明してきたが、上述した実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。また、説明した構成や機能は、自由に組み合わせることができる。
本実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。 制御プログラム・設定データ書換え処理手順を示すフローチャートである。 制御プログラム・設定データ書換え処理手順を示すフローチャートである。 日時指定かつ警備解除時の書換え処理手順を示すフローチャートである。 警備解除時の書換え処理手順を示すフローチャートである。 日時指定の書換え処理手順を示すフローチャートである。 書換え処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 警備装置
101 センサ
102 受信部
103 操作パネル部
104 制御部
105 書換部
106 再起動部
107 タイマ部
108 プログラム・データ記憶部
109 書換えプログラム・データ記憶部
110 警備状態記憶部
111 警備装置情報記憶部
112 通信部
200 監視センタ
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 監視センタとネットワークを介して接続される警備装置において、
    前記警備装置を制御している制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信する警備モード、または、前記警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信しない警備解除モードを警備状態として記憶する警備状態記憶手段と、
    前記監視センタから、書換え対象の制御プログラムと、再起動時の前記警備状態の指定、及び前記書換え対象の制御プログラムを読み込んで前記警備装置を再起動させる日時を示す指定日時または指定日時なし、を組み合わせたタイミング情報と、を受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶された制御プログラムを、前記書換え対象の制御プログラムに書換える書換手段と、
    受信された前記タイミング情報に示される前記警備状態の指定が警備解除モードを示し且つ日時指定なしである場合に、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判別し、該判別によって現在の警備状態が警備モードであると判別した場合、警備状態が警備解除モードとなるまで警備状態の判別を繰り返し、警備状態が警備解除モードとなった場合は、警備状態が警備解除モードとなってから所定時間継続して警備解除モードである場合に、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動し、
    受信された前記タイミング情報に指定日時が含まれ且つ前記警備状態の指定が警備解除モードを示す場合に、現在の警備状態が警備解除モードであり且つ現在日時が前記指定日時であるときに、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動する再起動手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  2. 前記再起動手段は、現在時刻が前記指定日時となったときに、前記警備状態記憶手段に記憶された警備状態が警備解除モードでない場合は、前記指定日時に所定の時間を追加して新たな指定日時とすること、を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記記憶手段は、さらに前記制御プログラムで用いる制御データを記憶し、
    前記受信手段は、さらに書換え対象の制御データを受信し、
    前記書換手段は、さらに前記記憶手段に記憶された制御データを前記書換え対象の制御データに書換え、
    前記再起動手段は、さらに前記タイミング情報に従って、書換え後の前記制御データを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動すること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の警備装置。
  4. 監視センタとネットワークを介して接続される警備装置で実行されるプログラム更新方法において、
    前記警備装置は、
    前記警備装置を制御している制御プログラムを記憶する記憶手段と、警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信する警備モード、または、前記警備領域で異常を検知した場合に前記監視センタに警報を送信しない警備解除モードを警備状態として記憶する警備状態記憶手段と、を備え、
    受信手段が、前記監視センタから、書換え対象の制御プログラムと、再起動時の前記警備状態の指定、及び前記書換え対象の制御プログラムを読み込んで前記警備装置を再起動させる日時を示す指定日時または指定日時なし、を組み合わせたタイミング情報と、を受信する受信工程と、
    書換手段が、前記記憶手段に記憶された制御プログラムを、前記書換え対象の制御プログラムに書換える書換工程と、
    再起動手段が、受信された前記タイミング情報に示される前記警備状態の指定が警備解除モードを示し且つ日時指定なしである場合に、現在の警備状態が警備解除モードであるか否かを判別し、該判別によって現在の警備状態が警備モードであると判別した場合、警備状態が警備解除モードとなるまで警備状態の判別を繰り返し、警備状態が警備解除モードとなった場合は、警備状態が警備解除モードとなってから所定時間継続して警備解除モードである場合に、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動し、受信された前記タイミング情報に指定日時が含まれ且つ前記警備状態の指定が警備解除モードを示す場合に、現在の警備状態が警備解除モードであり且つ現在日時が前記指定日時であるときに、書換え後の前記制御プログラムを前記記憶手段から読み込んで前記警備装置を再起動する再起動工程と、
    を含むことを特徴とするプログラム更新方法。
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