JP2007148694A - セキュリティシステム - Google Patents

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Takehiro Sekine
剛宏 関根
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Kenji Nakakita
賢二 中北
Takashi Nishiyama
高史 西山
Ryoji Nakajima
了治 仲島
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Abstract

【課題】台所に発生する異常状態を警報するにあたり、利用者に与える煩わしさを軽減することが可能なセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】セキュリティシステム1は、防災センサである熱感知センサ11fの検出結果に基づいて警報を行う。また、セキュリティシステム1は、行動センサ12の検出結果に応じて警報の出力内容を制御する。このため、セキュリティシステム1は、台所を有する建築物内の人間の有無やその行動に応じて警報を変化させることができ、建築物内に居る人にとって煩わしらを抑制した警報を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セキュリティシステムに関する。
従来、火災センサ、ガス漏れセンサ、防犯センサなどのセンサからの信号に基づいて、警報を発するホームセキュリティシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平4−354298号公報
一般的にホームセキュリティシステムでは、万が一の場合に備えて比較的警報を発しやすい構成となっている。すなわち、ガス漏れに関して言えば、比較的少量のガス漏れ程度であっても、万全を期して警報を行うようになっている。
しかし、従来のセキュリティシステムでは、上記構成であるため、誤警報の回数が多くなってしまい、利用者にとって非常に煩わしいものとなる可能性があった。また、利用者によっては、煩わしさから警報装置の警報機能をシャットダウンしてしまう(例えば電源をオフしてしまう)場合があり、その場合には、ホームセキュリティシステムとしての機能を果たし難くなってしまう。特に、セキュリティシステムが台所での火災やガス漏れなどの異常状態を検出し警報する構成である場合、利用者が警報機能をシャットダウンしてしまうことは防災の観点からも望ましいことではない。
本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、台所に発生する異常状態を警報するにあたり、利用者に与える煩わしさを軽減することが可能なセキュリティシステムを提供することを目的とする。
本発明のセキュリティシステムは、防災センサと、警報手段と、行動センサとを備えている。防災センサは、台所に発生する火災やガス漏れなどの異常状態を検出するものであり、警報手段は、防災センサの検出結果に応じて警報を出力するものである。行動センサは、台所を有する建築物内に居る人間の行動を検出するものである。また、上記の警報手段は、行動センサの検出結果に応じて前記警報の出力内容を制御する構成となっている。
本発明によれば、台所を有する建築物内に居る人間の行動を検出する行動センサの検出結果に応じて警報の出力内容を制御するため、建築物内の人間の有無やその行動に応じて警報を変化させることができ、建築物内に居る人にとって煩わしらを抑制した警報を行うことが可能となる。従って、台所に発生する異常状態を警報するにあたり、利用者に与える煩わしさを軽減することが可能なセキュリティシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一又は同様の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るセキュリティシステムの構成図である。図1に示すように、セキュリティシステム1は、台所の火災等の異常状態を検出して警報するものであり、特に本実施形態に係るセキュリティシステム1は、台所の火災等の異常状態の他に、建築物への無断侵入者を検出して警報する機能についても備えている。このセキュリティシステム1は、各種センサ10と、セキュリティ親機(警報手段)20と、セキュリティ子機(警報手段)30と、防犯セット解除キースイッチ40とを備えている。
各種センサ10は、警戒センサ11と、行動センサ12とからなっている。警戒センサ11は、建築物への侵入者又は建築物に生じる災害を検出するものであって、具体的には扉開閉センサ11a、第1窓開閉センサ11b、第2窓開閉センサ11c、第1ガラス破壊センサ11d、第2ガラス破壊センサ11e、及び熱感知センサ(防災センサ)11fが該当する。
扉開閉センサ11aは玄関扉の開閉を検出するものであり、第1及び第2窓開閉センサ11b,11cは窓の開閉を検出するものであり、第1及び第2ガラス破壊センサ11d,11eは窓ガラスが破壊されたことを検出するものである。熱感知センサ11fは温度情報をもとに台所に発生する火災を検出するものである。なお、警戒センサ11には、ガス漏れや煙を検出することにより台所に発生する異常状態を検出するセンサ(防災センサ)を含んでいてもよい。
また、行動センサ12は、台所を有する建築物内に居る人間の行動を検出するものであり、具体的には熱センサ、赤外線センサなどの人感センサが該当する。人感センサは、玄関付近や室内等に設置され、人間の体温程度の温度を検出することによって、人間の有無を検出する構成となっている。また、人感センサは建築物の各所に設けられることにより、建築物内に居る人間の移動の様子についても検出可能となっている。
さらに、行動センサ12は、建築物の設備及び機器への操作を検出する生活行動センサであってもよい。具体的に生活行動センサは、照明機器のオン・オフを検出するセンサや、テレビの電源のオン・オフやチャンネル選択を検出するセンサなどが該当する。さらに、生活行動センサは、冷蔵庫の扉開閉、コンロ等の調理機器の操作、カーテンの開閉、トイレの使用、室内ドアの開閉などを検出するセンサであってもよい。
セキュリティ親機20は、各種センサ10に接続されており、警戒センサ11の検出結果に応じて警報を出力する警報手段として機能するものである。具体的に説明すると、セキュリティ親機20は、例えば第1ガラス破壊センサにより窓ガラスが破壊されたと検出された場合に警報を出力する。また、セキュリティ親機20は、例えば熱感知センサ11fにより火災等による熱が検出された場合に警報を出力する。さらに、セキュリティ親機20は、通信線を介してセキュリティ子機30に接続されており、警報出力を行う際には、その旨の情報をセキュリティ子機30に送信するように構成されている。
セキュリティ子機30は、セキュリティ親機20からの指示に従って警報出力するものである。このセキュリティ子機30は、セキュリティ親機20からの指示に従って警報出力することから、警戒センサ11の検出結果に応じて警報を出力する警報手段として機能することとなる。
防犯セット解除キースイッチ40は、玄関先に設けられ、セキュリティシステム1を防犯モードと解除モードとで切り替えるものである。利用者は、外出する際、防犯セット解除キースイッチ40を操作して、セキュリティシステム1を防犯モードにする。これにより、セキュリティ親機20及び子機30は、第1及び第2窓開閉センサ11c,11dにより窓の開閉が検出された場合や、扉開閉センサ11aにより扉の開閉が検出された場合に、居住者等以外の者が建築物へ侵入しようとしている判断して警報を出力することとなる。なお、防犯モードがセットされておらず、解除モードがセットされている状態において、第1及び第2ガラス破壊センサ11d,11eにより窓ガラスの破壊が検出された場合には、明らかに不審者が進入しようとしているため、セキュリティ親機20及び子機30は、警報を出力することとなる。また、熱感知センサ11fにより火災等による熱が検出された場合も同様にセキュリティ親機20及び子機30は警報を出力することとなる。なお、本実施形態に係るセキュリティシステム1は、台所の火災等の異常状態の他に、建築物への無断侵入者を検出して警報する機能を備えているが、セキュリティシステムがこの機能を備えない場合には、防犯セット解除キースイッチ40を構成を省略してもよい。
図2は、図1に示したセキュリティ親機20の詳細構成図である。図2に示すように、セキュリティ親機20は、CPU(Central Processing Unit)21、PROM(Programmable Read Only Memory)22、SRAM(Static Random Access Memory)23、及び各IF(Interface)部24を備えている。
CPU21は、セキュリティ親機20の全体を制御するものであり、PROM22に格納される処理プログラムを読み出して実行するものである。また、CPU21は、SRAM23への書き込み及び呼び出しを行うようになっている。IF部24は、センサIF部24aと、セキュリティ子機IF部24bと、防犯セット解除キーSWIF部24cとからなっており、それぞれが各種センサ10、セキュリティ子機30、防犯セット解除キーSW40とのインターフェイス部となっている。
さらに、セキュリティ親機20は、電源部25、防犯セット・解除状態表示部26と、警報停止SW27と、音声出力部28aと、異常状態表示部28bと、電話回線IF部29aと、メール通知IF部29bとを有している。電源部25は、セキュリティ親機20に電力を供給するものである。防犯セット・解除状態表示部26は、現在防犯モードであるか解除モードであるかを表示するものである。警報停止SW27は、セキュリティ親機20からの警報出力を停止させるためのスイッチであり、誤警報等において警報停止のために利用者によって操作されるものである。音声出力部28aは、スピーカ等によって構成され、異常状態を音声により利用者に知らせるためのものである。異常状態表示部28bは、異常状態の種別を表示するものであり、「侵入」や「火災」などの表示を行うものである。この音声出力部28aの音声出力及び異常状態表示部28bの表示によって警報が行われることとなる。電話回線IF部29aは電話回線とのIF部である。メール通知IF部29bはインターネット回線とのIF部である。
図3は、図1に示したセキュリティ子機30の詳細構成図である。図3に示すように、セキュリティ子機30は、CPU31、PROM32、SRAM33、及びセキュリティ親機IF部34を備えている。CPU31、PROM32及びSRAM33は、図2に示したものと同様である。セキュリティ親機IF部34は、セキュリティ親機20とのインターフェイス部であり、セキュリティ親機20からの警報等の情報を入力する構成となっている。
さらに、セキュリティ子機30は、電源部35、防犯セット・解除状態表示部36と、警報停止SW37と、音声出力部38aと、異常状態表示部38bとを有している。これら各部についてもセキュリティ親機20のものと同様である。
図4は、本実施形態に係るセキュリティシステム1の配置例を示す図である。図4に示すように、扉開閉センサ11aは玄関扉に設けられている。第1及び第2窓開閉センサ11b,11cは人の出入りが容易な大きさを有する窓がある部屋(図4では道路側に面する玄関隣の和室)の窓ガラスに設けられている。第1及び第2ガラス破壊センサ11d,11eは、人の出入りが容易でない大きさを有する窓がある部屋(図4では道路側に面さないリビング)に設けられている。熱感知センサ11fは台所、特に調理器具付近に設けられている。
行動センサ12は、例えば台所に設けられている。なお、行動センサ12は、台所に限らず、他の箇所に設けられてもよいし、複数設けられていてもよい。セキュリティ親機20は、例えば台所に設けられている。セキュリティ子機30はセキュリティ親機20から離れた部屋(図4では上記の和室)に設けられている。
図5は、セキュリティ親機20のSRAM23に格納されるデータ構成を示す図である。なお、図5は、セキュリティシステム1が第1行動センサ12と第2行動センサ12との2つを備えているときのデータ構成例を示すものとする。
図5に示すように、SRAM23には、位置情報格納エリアと行動情報格納エリアとがある。位置情報格納エリアは、セキュリティ親機20及び子機30の警報エリアと、各種センサ10それぞれの位置とを対応付けて記憶する記憶領域であり、セキュリティ親機報知エリアとセキュリティ子機報知エリアとに分類されている。セキュリティ親機報知エリアには熱感知センサ11fや第1行動センサ12など該エリア内に設置されているセンサの情報が記憶されている。また、同様に、セキュリティ子機報知エリアには扉開閉センサ11aや第2行動センサ12など該エリア内に設置されているセンサの情報が記憶されている。
行動情報格納エリアは、各行動センサ12とその検出結果とを対応付けて記憶する記憶領域であり、例えば第1行動センサ12の検出結果を記憶する領域と、第2行動センサ12の検出結果を記憶する領域とに分けられている。第1行動センサ12の検出結果を記憶する領域には、現在時刻−6t秒から現在時刻−t秒に至るまで時系列的に検出結果(起動あり又は起動無し)が格納されている。第2行動センサ12の検出結果を記憶する領域についても同様である。
図5に示す例では、現在時刻−6t秒から現在時刻−5t秒までの時間帯で、第2行動センサ12により人の存在が検出され、現在時刻−4t秒から現在時刻−t秒までの時間帯で、第1行動センサ12により人の存在が検出されている。また、上記のような検出結果から、建築物内において人が第2行動センサ12の検出領域から第1行動センサ12の検出領域に移動したと推定することもできる。
以上のような構成を有するセキュリティシステム1において、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は、行動センサ12の検出結果に応じて警報の出力内容を制御する構成となっている。例えば、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は、行動センサ12の検出結果に応じて警報を出力する場所を制御する。すなわち、セキュリティ親機20のみで警報したり、セキュリティ子機30のみで警報したりする。また、双方で警報してもよい。この際、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は、建築物内において人間が居る場所のみに警報を行う。例えば、図5に示す例では、現在時刻−t秒の時点において人間がセキュリティ親機報知エリアにいることから、セキュリティ親機20により警報を行い、セキュリティ子機30により警報を行わないこととする。
また、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は、行動センサ12の検出結果に応じて警報出力のレベルを制御する。例えば警報出力を音声にて行う場合、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は音量レベルを代える。また、警報出力をランプ等の表示形式により行う場合には、ランプの点灯具合を代えてもよい。
さらに、セキュリティ親機20は、警報の出力を開始してから一定時間経過した場合、予め設定されたメールアドレスへ電子メールを送信する。これにより、警報の出力を開始し、異常状態の改善がみられず一定時間経過した場合に、外部の人間に異常状態を知らせることが可能となる。
さらに、本実施形態に係るセキュリティシステム1では、行動センサ12の起動と熱感知センサ11f(防災センサ)との起動との関係に基づいて、火災(異常状態)の状況を詳細に判断し、警報内容を制御する。行動センサ12が調理器具のオンオフを検出するセンサである場合を例にとり具体的に説明する。例えば調理器具のオンを検出している場合に、熱感知センサ11fにより火災が検出されたとき、セキュリティ親機20は調理中の火災であると詳細に判断する。また、調理器具のオフを検出した場合に、熱感知センサ11fにより火災が検出されたとき、セキュリティ親機20は調理中の火災でないと詳細に判断する。
そして、セキュリティ親機20は、上記詳細な判断結果により警報内容を制御する。調理器具がオフしている場合に火災を検出したとき、建築物全体の火災である可能性がある。このため、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は大音量で警報を行うと共に、電話回線IF部29を通じて、公共機関等への電話通報を行う。一方、調理中の火災である場合、セキュリティ親機20は建築物内に居る人間に対して通常音量で警報を行うこととする。
また、熱感知センサ11fに代えてガス漏れや煙を検出するセンサを備える場合、セキュリティシステム1では、以下のようにしてガス漏れ等の状況を詳細に判断し、警報内容を制御する。例えば調理器具のオンを検出している場合に、ガス漏れセンサによりガス漏れが検出されたとき、セキュリティ親機20は調理中のガス漏れであると詳細に判断する。また、調理器具のオフを検出した場合に、ガス漏れセンサによりガス漏れが検出されたとき、セキュリティ親機20は調理中のガス漏れでないと詳細に判断する。
ここで、調理器具がオフしている場合にガス漏れを検出したとき、調理器具やその周辺機器等自体からガス漏れが発生している可能性があり、早期の機器等のメンテナンスが必要となる。このため、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は大音量で警報を行う。一方、調理中のガス漏れである場合、不完全燃焼などである可能性が高く、建築物内に居る人間の簡易対処によって早期にガス漏れ状態を解消できる。よって、セキュリティ親機20は建築物内に居る人間に対して通常音量で警報を行うこととする。
このように、本実施形態では、通常の熱感知センサ11fやガス漏れセンサ等のみでは判断できない火災やガス漏れの詳細な状況を行動センサ12の検出結果によって詳細に判断し、この詳細な判断に応じて警報内容を制御できるようになっている。
次に、本実施形態に係るセキュリティシステム1の動作を説明する。図6は、本実施形態に係るセキュリティシステム1の動作の一例を示すフローチャートであり、熱感知センサ11fにより火災を検出した場合の動作例を示している。なお、図6に示す処理は、セキュリティシステム1の電源がオフされるまで繰り返し実行されるものとする。
図6に示すように、まず、セキュリティ親機20は、行動センサ12からの検出結果をSRAM23に書き込む(ST1)。次に、セキュリティ親機20は、熱感知センサ11fにより火災が検出されたか否かを判断する(ST2)。熱感知センサ11fにより火災が検出されなかったと判断した場合(ST2:NO)、図6に示す処理は終了する。
一方、熱感知センサ11fにより火災が検出されたと判断した場合(ST2:YES)、セキュリティ親機20は、警報を行うべきと判断する。そして、セキュリティ親機20は、行動センサ12の検出結果をSRAM23から読み込む(ST3)。次いで、セキュリティ親機20は、建築物内に人が居るか否かを判断する(ST4)。人が居ないと判断した場合(ST4:NO)、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は、大音量により警報を行う(ST5)。その後、処理はステップST9に移行する。
人が居ると判断した場合(ST4:YES)、セキュリティ親機20は、その人がセキュリティ親機報知エリアに居るか否かを判断する(ST6)。人がセキュリティ親機報知エリアに居ると判断した場合(ST6:YES)、セキュリティ親機20は、通常音量により警報を行い、セキュリティ子機30は異常状態表示部38bにより異常状態の表示のみを行う(ST7)。その後、処理はステップST9に移行する。
一方、人がセキュリティ親機報知エリアに居ないと判断した場合(ST6:NO)、セキュリティ親機20は、異常状態表示部28bにより異常状態の表示のみを行い、セキュリティ子機30は、通常音量により警報を行う(ST8)。その後、処理はステップST9に移行する。
ステップST9において、セキュリティ親機20は、火災環境が一定時間以内に改善されたか否かを判断する(ST9)。火災環境が一定時間以内に改善されたと判断した場合(ST9:YES)、セキュリティ親機20及びセキュリティ子機30は、警報を停止する(ST10)。その後、図6に示す処理は終了する。一方、火災環境が一定時間以内に改善されなかったと判断した場合(ST9:NO)、セキュリティ親機20は、予め設定されたメールアドレスへ電子メールを送信する(ST11)。その後、図6に示す処理は終了する。
このようにして、本実施形態に係るセキュリティシステム1によれば、台所を有する建築物内に居る人間の行動を検出する行動センサ12の検出結果に応じて警報の出力内容を制御するため、建築物内の人間の有無やその行動に応じて警報を変化させることができ、建築物内に居る人にとって煩わしらを抑制した警報を行うことが可能となる。従って、台所に発生する異常状態を警報するにあたり、利用者に与える煩わしさを軽減することが可能なセキュリティシステムを提供することができる。
また、行動センサ12により人間の行動を検出した場合、建築物内において人間が居る場所のみに警報を行うため、警報は局所的に行われることとなる。このように、建築物内において人間が居る場所のみに局所的な警報を行うことで、建築物内の全てなどにおいて警報を行う場合と比較して、警報による煩わしさを軽減することができる。
また、警報の出力を開始してから一定時間経過した場合、予め設定されたメールアドレスへ電子メールを送信する。このため、警報の出力を開始し、異常状態の改善がみられず一定時間経過した場合に、外部の人間に異常状態を知らせることが可能となる。従って、適切な報知を行うことができる。
また、行動センサ12が台所に設けられているため、台所に人が居るか否かを判断でき、火災等の発生箇所に人が居るか否かを判断できる。ここで、台所に居る人は火災等に気がつき易いため、警報音量が小さかったり、警報時間を短かったりしてもセキュリティシステム1は火災の発生を利用者に容易に知らせることができる。従って、行動センサ12を台所に設けることで、より効果的な警報が可能となる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態においてセキュリティシステム1はセキュリティ子機30を1つだけ有しているが、セキュリティ子機30は1つに限られるものでなく、複数設けられていてもよい。また、本実施形態では建築物として一般住宅を例に説明したが、建築物は一般住宅に限られるものでなく、商業ビルなどであってもよい。
本発明の実施形態に係るセキュリティシステムの構成図である。 図1に示したセキュリティ親機の詳細構成図である。 図1に示したセキュリティ子機の詳細構成図である。 本実施形態に係るセキュリティシステムの配置例を示す図である。 セキュリティ親機のSRAMに格納されるデータ構成を示す図である。 本実施形態に係るセキュリティシステムの動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…セキュリティシステム
10…各種センサ
11…警戒センサ
11a…扉開閉センサ
11b,11c…窓開閉センサ
11d,11e…ガラス破壊センサ
11f…熱感知センサ(防災センサ)
12…行動センサ
20…セキュリティ親機(警報手段)
21…CPU
22…PROM
23…SRAM
24…IF部
24a…防犯セット・解除キーSWIF部
24b…セキュリティ子機IF部
24c…センサIF部
25…電源部
26…防犯セット・解除状態表示部
27…警報停止SW
28a…音声出力部
28b…異常状態表示部
29a…電話回線IF部
29b…メール通知IF部
30…セキュリティ子機(警報手段)
31…CPU
32…PROM
33…SRAM
34…セキュリティ親機IF部
35…電源部
36…防犯セット・解除状態表示部
37…警報停止SW
38a…音声出力部
38b…異常状態表示部
40…防犯セット解除キースイッチ

Claims (3)

  1. 台所に発生する火災やガス漏れなどの異常状態を検出する防災センサと、
    前記防災センサの検出結果に応じて警報を出力する警報手段と、
    前記台所を有する建築物内に居る人間の行動を検出する行動センサと、を備え、
    前記警報手段は、前記行動センサの検出結果に応じて前記警報の出力内容を制御する
    ことを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記警報手段は、前記行動センサにより前記人間の行動を検出した場合、建築物内において前記人間が居る場所のみに警報を行うことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記警報手段は、前記警報の出力を開始してから一定時間経過した場合、予め設定されたメールアドレスへ電子メールを送信することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
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