JP2009070118A - セキュリティ装置および監視モード切替制御方法 - Google Patents

セキュリティ装置および監視モード切替制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不要な警報発生を防止するセキュリティ装置およびその監視モード切替制御方法を提供する。
【解決手段】それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置1のシナリオ格納部104は、複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を格納する。警報判定部103は、第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際(S203)、対応情報を参照して第2監視モードで警告監視を所定時間実行し(S204〜S209)、その後、第2監視モードで警報監視を実行する(S210〜S211)。
【選択図】図5

Description

本発明は、ホームセキュリティシステム、防犯システムあるいは警備システムなどを含むセキュリティシステムに係り、特に複数の監視モードを切替可能なセキュリティ装置およびその切替制御方法に関する。
近年、セキュリティ意識の高まりと共に、各家庭においてもセキュリティシステムが広く普及しつつある。特に、複数の監視モードを選択できるセキュリティ装置も提供されている。たとえば、特開平11−283157号公報(特許文献1)には、外出警備モード、在宅警備モードおよび在宅監視モードを切り替える手段を有する警備装置が記載されている。
また、特開2000−207666号公報(特許文献2)には、不要な警報が発生しないように、延長時刻が入力されるとシステムが延長モードになり、延長時刻になると延長モードから警備モードへ切り替わる警備システムが開示されている。特開平5−298562号公報(特許文献3)には、ユーザがIDコードを入力することで、システムを警報監視モードから警報監視解除モードへ切り替えることができる防犯システムが開示されている。
特開平11−283157号公報 特開2000−207666号公報 特開平5−298562号公報
しかしながら、複数の監視モードをユーザが選択できるセキュリティシステムでは、ユーザの意思により監視モードの切替が可能になるという利点がある反面、特にホームセキュリティ装置などでは次のような思わぬ問題も生じていた。
たとえば、外出時の監視モードと在宅時の監視モードとは、当然、監視対象の組が異なっている。したがって、在宅時には監視されていなかった対象のなかには、外出監視モードに切り替えられると監視対象となるものがある。ところが、この新たな監視対象は、監視モードが切り替えられるまでは監視対象ではなかったのであるから、アラーム状態であるか否かはシステムとして把握できない。したがって、この新たな監視対象が既にアラーム状態になっている場合もあり得るのであり、その場合には監視モードが切り替えられると即座に警報通知がなされてしまう。この誤検出が何度も発生すると、やがてユーザが警報監視行為を止めるに至るきっかけを与えてしまう場合もある。
また、ユーザの意思により監視モードの切替が可能なシステムでは、ユーザが監視モード切替操作を忘れたり、誤って操作したりすることも考慮に入れる必要がある。本来、監視対象としたくない個別センサがアラーム状態を検出して、意図しない警報通知がなされるからである。
そこで、本発明の目的は、不要な警報発生を防止するセキュリティ装置およびその監視モード切替制御方法を提供することにある。
本発明によるセキュリティ装置は、それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置であって、複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を格納する格納手段と、第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、対応情報を参照して第2監視モードで警告監視を所定時間実行した後、第2監視モードで警報監視を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、監視モード切替時に事前に切替後の監視モードでの警告監視を行った後で警報監視を行うことで不要な警報発生を防止することができる。
1.セキュリティシステム
図1は、本発明の一実施例によるセキュリティ装置を装備したホームセキュリティシステムの一例を示す概略的構成図である。セキュリティ装置1は各家庭の室内に設置され、家庭内の所定箇所に設置された各種センサ群2および警報を発する警報機3と接続されている。さらにセキュリティ装置1は、LANケーブル等でブロードバンドルータ4と接続され、インターネットを介して監視センタサーバ5と常時接続されている。また、ブロードバンドルータ4には管理用のパーソナルコンピュータ(PC)6が接続されている。
管理用PC4は、セキュリティ装置1の設定あるいはアラーム状態のモニタを行うために用いられる。さらに、ブロードバンドルータ4は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)あるいはFTTH(Fiber To The Home)等によりインターネットを介して監視センタサーバ5と接続される。各種センサ群2は複数のセンサから構成され、家庭内の所定箇所に設置されて、それぞれの所定事象を監視する。各種センサ群2は、セキュリティ装置1に対して有線あるいは無線にて接続され、それぞれの監視対象の状態変化(監視事象)を通知する。セキュリティ装置1は各種センサ群2から受信した監視事象に基づいて警報表示をするとともに、ブロードバンドルータ4を介して監視センタサーバ5に通知する。
後述するように、セキュリティ装置1には複数種類の監視モードが用意されている。これらの監視モードの設定は、ユーザによる切替スイッチの押下あるいはブロードバンドルータ4を介した監視センタサーバ5からの指示によって変更することができる。さらに、複数の監視モードにおける監視対象はユーザによって容易にカスタマイズでき、監視モードと監視対象とのカスタマイズされた対応情報を「シナリオ」としてセキュリティ装置1内に保存することができる。シナリオについては後述する。
セキュリティ装置1は、保存されたシナリオに従って、各種センサ群2の監視対象をモニタし、その監視事象がアラーム状態と判断した場合、警報機3を作動させて警報ブザーの威嚇鳴動や警報表示の点灯を行うとともに、監視センタサーバ5に警報通知する。監視センタサーバ5では予め指定された警報アクションを実施することで、ユーザへ警報を通知するとともに、ユーザの安心確保のための行動をとる。
2.セキュリティ装置
図2は本実施例によるセキュリティ装置の回路構成を示す概略的ブロック図である。セキュリティ装置1において、センサ状態受信部101は各種センサ群2の全ての個別センサからそれぞれの監視対象の状態変化を常時あるいは所定周期で受信し、検出されたセンサ状態信号がアラーム情報格納部102に格納される。したがって、アラーム情報格納部102は常時あるいは所定周期でセンサ状態信号が更新されている。
警報判定部103は、アラーム情報格納部102、シナリオ格納部104および監視モード切替制御部105のそれぞれの情報に基づいて、後述する警告通知あるいは警報通知を行うか否かを判定し、警告通知の場合には警報表示部109の作動させてユーザに注意を促し、警報通知の場合には警報ブザー108および警報表示部109の作動させると共に、データ送信部110を制御してユーザあるいは監視センタサーバ5に通知する機能を有する。
シナリオ格納部104には、後述するように、監視モードと監視対象とのカスタマイズされた対応(監視条件)を示すシナリオが格納されている。
監視モード切替制御部105は、予め用意されている複数種類の監視モードから、監視モード切替スイッチ106あるいはデータ受信部112を介したユーザからの切替指示に従って、監視モードの切替を警報判定部103へ指示する。また、監視モード切替制御部105は、警報判定部103と連繋し、アラーム情報格納部102およびシナリオ格納部104のそれぞれの情報に基づいて後述する監視モード切替制御を実行する。現在選択されている監視モードは監視モード表示部107に表示される。
ネットワークインタフェース部111は図1におけるブロードバンドルータ4に接続され、管理用PC6あるいは監視センタサーバ5からの指示をデータ受信部112へ転送する。データ受信部112は、たとえばユーザが管理用PC6を用いてシナリオ設定を行うと、その設定されたシナリオをシナリオ格納部104に格納する。また、管理用PC6あるいは監視センタサーバ5から監視モード切替設定が行われると、その切替情報が監視モード切替制御部105に通知される。切替情報に従って、監視モード切替制御部105は警報判定部103に監視モード切替を指示し、監視モード表示部107の表示を更新する。
上述したように、セキュリティ装置1には複数種類の監視モードが用意され、ユーザは監視モードの選択を変更できる。監視モード切替は、ユーザによる監視モード切替スイッチ106の押下により行うことができる。監視モード切替スイッチ106の操作は監視モード切替制御部105に伝えられ、現在の監視モードから次の監視モードへ遷移するタイミングを得る。監視モード切替のもう一つの方法は、ネットワークインタフェース部111を通して接続されている監視センタサーバ5あるいは管理用PC4からの指示である。この場合はデータ受信部112にて切替指示が把握され、監視モード切替制御部105に伝えられる。
監視モードにおける監視対象はユーザによって容易にカスタマイズでき、これをシナリオとしてシナリオ格納部104に格納することができる。このシナリオ設定は、監視センタサーバ5あるいは管理用PC4から行うことができる。データ受信部112で受信されたシナリオ設定は監視モード毎にシナリオ格納部104に保存され、電源をオフしても失われない。
なお、警報判定部103および監視モード切替制御部105は、セキュリティ装置1の制御部として、CPU等のプログラム制御プロセッサ上で監視モード切替制御および警報判定制御プログラムを実行することにより実現することもできる。
図3は本実施例の具体的説明のために使用される監視対象リストの一例を示す模式図である。ここでは、一戸建て住宅のホームセキュリティを一例として示す。具体的には、居住空間外の監視対象としては門扉侵入、自動車侵入およびガレージ侵入など、出入口関連の監視対象としては玄関ドアや勝手口ドアなど、窓関連の監視対象としてはリビング窓、台所窓、寝室窓および子供部屋窓など、その他、各部屋の煙検知器、台所のガス検知器、老人が同居している場合には老人携帯スイッチなども監視対象に含めることができる。
これら監視対象にそれぞれ応じたセンサ群2が設置され、常に状態監視が行われる。セキュリティ装置1のセンサ状態受信部101は、これらのセンサ状態情報を取得し、アラーム情報格納部102に記録され、後述するように警報判定部103による判定動作に使用される。なお、住宅以外のオフィスやビルのセキュリティであっても、それぞれの監視対象を設定すれば、本実施例は同様に適用可能である。
以下、本発明による監視モード切替制御方法の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
3.第1実施例
3.1)シナリオ例1
図4は本発明の第1実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。本例のシナリオでは、監視モードとして在宅/就寝/外出/昼間が想定され、それぞれの監視モードにおいてどの監視対象を警報通知にするかが決められている。警報通知の方法については更に細かく設定してもよい。図4に示すようにシナリオが設定され、シナリオ格納部104に格納されているものとする。
まず、警報判定部103は、監視モード切替制御部105が示す現在の監視モードを取得し、シナリオ格納部104に格納されているシナリオを参照して現在の監視モードでの警報通知の可否を判断する。アラーム情報格納部102に蓄積されたセンサ状態情報を元に、警報判定部103は、シナリオにて警報通知(○印)となっている監視対象のセンサの状態がアラーム状態か否かを判断し、アラーム状態であれば警報ブザー108を決められた時間だけ鳴動させ警報を通知する。
この例における警報ブザー108は侵入者を威嚇する用途に用いるため、できる限り大きな音を発することが望ましい。また、警報判定部103は警報表示部109にて視覚的に警報を通知する。警報表示部109は、たとえばセキュリティ装置1に備えられた表示デバイスや外部に接続されたパトランプであり、ユーザが警報を認識するまで連続的に点灯することが望ましい。さらに、警報判定部103は、データ送信部110およびネットワークインタフェース部111を通して、監視センタサーバ5に対して警報の発生と警報の種別を通知する。監視センタサーバ5では予め指定された警報アクションを起動することで、通知されたアラームに対処する。警報アクションは、たとえばユーザ/警察/警備会社への通知や警備員の派遣などである。
3.2)監視モード切替制御
図5(A)は本発明の第1実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、図5(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。ここでは、在宅モードに対応するシナリオによる警報監視を実施している最中に、外出モードへの切替操作が行われた場合を一例として説明する。
図5(A)に示すように、監視モード切替制御部105が在宅モードを設定していると、警報判定部103はシナリオ格納部104に格納されたシナリオ(図4)を参照して在宅モードの監視対象を読み込んで設定する(ステップS201)。在宅モードの監視対象は、図4によれば「煙検知」と「ガス検知」である。警報判定部103は、これら監視対象に対するセンサ状態をアラーム情報格納部102から読み取りながら、在宅モード監視を実行する(ステップS202)。在宅モード監視中にたとえばガス検知器が作動すれば、警報判定部103は正規の警報通知を行う。
在宅モード監視中に、監視モード切替スイッチ106が操作されて在宅モードから外出モードに切り替わったとする(ステップS203)。この場合、警報判定部103は、シナリオ格納部104から外出モードシナリオを読込設定する前に、外出モードシナリオの事前読み込み(先読み)を行う(ステップS204)。そして所定の切替猶予期間(ガードタイマ)を設定し、タイムアップしたか否かを判定する(ステップS205)。タイムアップしていないならば(ステップS205:起動中)、外出モードでの予備監視を実行し(ステップS206)、すべての監視対象で正常であれば(ステップS207:未発生)、ガードタイマがタイムアップするまで外出モード予備監視を実行する(ステップS205〜S207)。
外出モードでの監視対象の1つでもアラーム状態であれば(ステップS207:検出)、予備監視による警告をユーザに通知する(ステップS208)。この警告通知では、正規の警報とは異なり、警報判定部103は監視センタサーバ5に対して通知を行わない。ユーザはガードタイマのタイムアップ期間内にそのアラーム事象を是正することで、正規の警報発生を回避する機会を得ることができる。たとえば、「寝室窓」は在宅モードの監視対象ではないが、外出モードでは監視対象となる。したがって、ユーザが寝室窓を施錠せずに外出モードに切り替えた場合、外出モード予備監視(S206)において監視対象の「寝室窓」がアラーム状態となり、ユーザに注意喚起のための警告が発せられる(ステップS208)。これによってユーザは寝室窓の閉め忘れに気づき、施錠等の適切な処置を行うことで、監視センタサーバ5へ通知される正式な警報発生を事前に回避することができると共に、確実な戸締まりを実施できる(ステップS209)。
あるいは、監視モード切替時にユーザが誤って他の監視モードに設定することもあり得る。ユーザが監視モード選択操作を誤っていた場合であっても、警告通知(ステップS208)によって事前に気づくことができるので、ユーザは自ら対処することで、あらためて意図する監視モードに切り替えることができる。
こうしてガードタイマがタイムアップすると(ステップS205:アボート)、警報判定部103は外出モードシナリオを読み込んで設定し(ステップS210)、以後、外出モードの監視対象について正式な監視を行う(ステップS211)。上述したように、誤ったモード設定や施錠忘れなどのアラーム発生原因は事前に取り除かれているので、正式な監視において不要な警報が発生することはない。
言い換えれば、本実施例によれば、次の監視モードへ遷移する際、一定時間の切替猶予時間を設け、この間、切替後の監視モードのシナリオを先読みして予備監視を行う。警報監視対象において一つでもアラーム発生状態である場合には、注意喚起のための警告通知を行うので、実際の警報発生の事前回避および確実な監視モードの設定を行うことが可能となる。
なお、監視センタサーバ5から監視モード切替を行った場合は、ユーザにその旨の事前確認通知を行うことで、ユーザによる監視モード切替を行わないようにすれば、ユーザ過失や誤検出による警報アクションを防ぐことができる。
これに対して、図5(B)に示すような背景技術によれば、外出モードで追加された監視対象が既にアラーム状態であった場合(例えばリビング窓が開放中であった場合)、在宅モードから外出モードへ切り替えると、いきなり警報発生に至り、監視センタサーバ5へ警報通知がなされてしまうことになる。本発明によれば、このような事態を有効に回避できる。
3.3)効果
本発明の第1実施例によれば、監視モードを切り替える前の所定期間内で、遷移先の監視モードの監視対象を先読みし、新たな監視モードで警報発生の原因が存在すれば、事前にユーザに対して、警報ではなく、警告を通知する。これによって、ユーザに対して適切な処置や監視モードの切替確認を促すことができ、ユーザの意図しない警報通知の回避および操作ミスの回避を達成できる。
4.第2実施例
4.1)シナリオ例2
図6は本発明の第2実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。本例のシナリオでは、監視モードとして朝/外出/昼/夕方/就寝が想定され、それぞれの監視モードでどの監視対象を警報通知に設定するかが決められている。特に、本実施例では、それぞれの監視モードの監視条件として切替時刻の項目が設けられている。図6に示すようにシナリオが設定され、シナリオ格納部104に格納されているものとする。
4.2)監視モード切替制御
図7(A)は本発明の第2実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、図7(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。ここでは、就寝モードに対応するシナリオによる警報監視を実施している最中に、誤った監視モードへ切替操作を行った場合を一例として説明する。
図7(A)に示すように、監視モード切替制御部105が就寝モードを設定していると、警報判定部103はシナリオ格納部104に格納されたシナリオ(図6)から就寝モードの監視対象を読み込んで設定する(ステップS301)。就寝モードの監視対象は、図6によれば「玄関ドア」、「勝手口ドア」、「リビング窓」、「寝室窓」・・・「煙検知」および「ガス検知」である。警報判定部103は、これら監視対象に対するセンサ状態をアラーム情報格納部102から読み取りながら、就寝モード監視を実行する(ステップS302)。就寝モード監視中にたとえばガス検知器が作動すれば、警報判定部103は正規の警報通知を行う。
就寝モード監視中に、ユーザが就寝モードから朝モードに切り替えようと監視モード切替スイッチ106を操作したものとする(ステップS303)。その際、ユーザが誤った監視モードに切り替えてしまうこともあり得る。特に、監視モード切替スイッチ106が各監視モードの個別スイッチではなく、1つのスイッチでトグル指定によって切り替える形式であれば、誤って別の監視モードを選択する可能性は高い。
そこで本実施例によれば、監視モード切替スイッチ106が操作されると(ステップS303)、監視モード切替制御部105は、現在の監視モード以外の各監視モードにおけるシナリオを事前に順次先読みし(ステップS304)、各監視モードの切替時刻が既に経過しているか否かを判断する(ステップS305)。そして、切替時刻が経過している監視モードがあれば(ステップS305:経過)、監視モード切替制御部105は、その中で最も新しい監視モードのシナリオを警報判定部103に指示する。警報判定部103はその監視モードのシナリオを読み込んで設定し(ステップS306)、そのシナリオで正規の監視を実行する(ステップS307)。
たとえば、ユーザが午前6時に起床して監視モード切替スイッチ106を操作したとすれば、監視モード切替制御部105は、シナリオ格納部104のシナリオ(図6)から現在の設定モード(就寝モード)以外の監視モードの監視条件(ここでは切替時刻)を順次読み出し、切替時刻が経過している監視モードの中で最も新しい監視モード、すなわち朝モードを警報判定部103に指示し、警報判定部103はそのシナリオを読み込んで設定する。こうして、たとえステップS303でユーザが誤った監視モードを選択したとしても、自動的に正しい監視モードを設定することが可能となる。なお、監視モードの切替が誤っている場合には、第1実施例のようにユーザに対して警告通知することも可能である。
また、新たな監視モードが決定した時点で、上述した第1実施例と同様に所定時間だけ予備監視を行った後、新たな監視モードに遷移することもできる。
これに対して、図7(B)に示すような背景技術によれば、ユーザがトグル切替操作を間違えて、たとえば就寝モードを朝モードにするところを外出モードに誤って切り替えた場合、そのまま外出モードのシナリオが読み込まれて設定されてしまう。このために、朝モードでは監視対象としていない勝手口ドア等が警報監視対象になるため、ユーザの意図していない警報通知が発生し得る。本発明によれば、このような事態を有効に回避できる。
4.3)効果
本発明の第2実施例によれば、ユーザが誤った監視モード切替を行った場合であっても、シナリオ設定を先読みし、有効な監視モードを自動的に特定して適切な監視モードへの切替を補助することができる。これによって、ユーザの意図しない警報通知を防止するとともに、確実で容易な警報監視が実現できるようになる。
5.第3実施例
5.1)シナリオ例3
図8は本発明の第3実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。本例のシナリオでは、監視モードとして朝/外出/夕方/就寝/OFFが想定され、それぞれの監視モードでどの監視対象を設定するかが決められている。特に、本実施例では、それぞれの監視モードの監視条件として自動切換の有効/無効および起動時刻の項目が設けられている。図8に示すようにシナリオが設定され、シナリオ格納部104に格納されているものとする。
5.2)監視モード切替制御
図9(A)は本発明の第3実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、図9(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。ここでは、就寝モードに対応するシナリオによる警報監視を実施中に、ユーザが朝モードへの切替を忘れた場合を一例として説明する。
図9(A)に示すように、監視モード切替制御部105が就寝モードを設定すると、警報判定部103はシナリオ格納部104に格納されたシナリオ(図8)から就寝モードの監視対象を読み込んで設定する(ステップS401)。就寝モードの監視対象は、図8によれば「玄関ドア」、「勝手口ドア」、「リビング窓」、・・・「煙検知」および「ガス検知」である。警報判定部103は、これら監視対象に対するセンサ状態をアラーム情報格納部102から読み取りながら、就寝モード監視を実行する(ステップS402)。就寝モード監視中にたとえばガス検知器が作動すれば、警報判定部103は正規の警報通知を行う。
さらに、監視モード切替制御部105は、就寝モード監視を実施中であっても、現在の監視モード以外の各監視モードにおけるシナリオを事前に順次先読みし(ステップS403)、各監視モードの自動切替の有効/無効をチェックし(ステップS404)、自動切替が有効であれば、さらに切替時刻が既に経過しているか否かを判断する(ステップS405)。自動切替が無効の場合あるいは起動時刻に達していない場合には、上記ステップS402〜S403を繰り返す。
自動切替が有効であり、かつ起動時刻が経過している監視モードが検索されれば(ステップS405:経過)、監視モード切替制御部105は、現在の監視モードから当該検索された監視モードその中で最も新しい監視モードへ自動的に切り替えて警報判定部103へ指示する(ステップS406)。これによって、警報判定部103は、当該シナリオを読み込んで設定し(ステップS407)正規の監視を実行する(ステップS408)。したがって、ユーザが監視モードの切替を忘れたとしても、自動切替が有効で起動時刻が設定されている監視モードであれば、設定された起動時刻になれば、自動的にその監視モードに切り替わる。
たとえば、ユーザが起床したにも拘わらず就寝モードを朝モードに切り替えることを忘れていた場合でも、監視モード切替制御部105は、朝モードの起動時刻である午前6時になれば、自動的に就寝モードを朝モードに切り替える。たとえば玄関ドアは朝モードでは警報監視対象ではないので、玄関ドアを開けても警報通知は行われない。
また、新たな監視モードが決定した時点で、上述した第1実施例と同様に所定時間だけ予備監視を行った後、新たな監視モードに遷移することもできる。
これに対して、図9(B)に示すような背景技術によれば、ユーザが就寝モードを朝モードに切り替えることを忘れると、たとえばリビング窓は依然として警報監視対象のままであるから、リビング窓を開けた途端、警報通知が発生することとなる。本発明によれば、このような事態を有効に回避できる。
5.3)効果
本発明の第3実施例によれば、ユーザが予め設定した時刻を経過する前に監視モード切替を行わなかった場合であっても、シナリオ設定を先読みし、有効な監視モードを指定された起動時刻に自動的に特定して適切な監視モードへの切替を補助することができる。これによって、ユーザの意図しない警報通知を防止するとともに、確実で容易な警報監視が実現できるようになる。
6.第4実施例
6.1)シナリオ例4
図10は本発明の第4実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。本例のシナリオでは、監視モードとして朝/外出/在宅/就寝/OFFが想定され、それぞれの監視モードでどの監視対象を設定するかが決められている。特に、本実施例では、それぞれの監視モードに監視モード切替のためのアクション条件(監視事象条件)を指定する項目が設けられている。アクション条件は、それぞれの監視モードへの自動切替条件となるアクション(監視事象)を規定したものであるが、それぞれの監視モードにおいて順次発生する複数のアクションを第1アクション条件、第2アクション条件・・・というように設定することが望ましい。シナリオ例4では、第1アクション条件:KeyAction1と第2アクション条件:KeyAction2とが時系列アクションとして設定される。
たとえば、起床すると、寝室のドアを開けてから台所のポットでお湯を沸かす行動がユーザの習慣であれば、朝モードの第1アクション条件を「寝室ドア開」、第2アクション条件を「ポットON」に設定しておく。これによって、就寝モード監視中に朝モードのアクション条件と合致するアクションを検出すると、自動的に就寝モードから朝モードへ監視モードの切替が行われる。同様に、外出するときにはキーホルダからキーを取ってから玄関ドアを閉めるので、第1アクション条件を「キーホルダOFF」、第2アクション条件を「玄関ドア閉」とする。また、帰宅するときには玄関ドアを開けてからキーをキーホルダに差し込むので、第1アクション条件を「玄関ドア開」、第2アクション条件を「キーホルダON」に設定する。このように時間的に継起するであろう複数のアクションを条件として指定しておくことで、次に設定すべき監視モードを確実に特定することができ、ユーザが切り替えなくとも、自動的に監視モードを切り替えることができる。このようなシナリオが図10に示すように設定され、シナリオ格納部104に格納されているものとする。
6.2)監視モード切替制御
図11(A)は本発明の第3実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、図11(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。ここでは、外出モードに対応するシナリオによる警報監視を実施中にユーザが帰宅する場合を一例として説明する。
図11(A)に示すように、監視モード切替制御部105が外出モードを設定していると、警報判定部103はシナリオ格納部104に格納されたシナリオ(図10)から外出モードの監視対象およびアクション条件を読み込んで設定する(ステップS501)。図10によれば、外出モードの監視対象は「キーホルダ」、「玄関ドア」、「リビング窓」、「寝室窓」および「煙感知」であり、アクション条件は「キーホルダOFF」および「玄関ドア閉」である。警報判定部103は、これら監視対象およびアクション条件に対するセンサ状態をアラーム情報格納部102から読み取りながら、外出モード監視を実行する(ステップS502)。外出モード監視中にたとえばガス検知器が作動すれば、警報判定部103は正規の警報通知を行う。
さらに、監視モード切替制御部105は、外出モード監視を実施中であっても、現在の監視モード以外の各監視モードにおけるシナリオを事前に順次先読み出し(ステップS503)、各監視モードのアクション条件をチェックする(ステップS504、S505)。ここでは、第1アクション条件(KeyAction1)に関するセンサに何ら状態変化がない場合(ステップS504:未検出)、上記ステップS502〜S503を繰り返す。また、第1アクション条件(KeyAction1)に合致するアクションが検出された場合であっても(ステップS504:条件合致)、第2アクション条件(KeyAction2)に関するセンサに何ら状態変化がない場合には(ステップS505:未検出)、同様に上記ステップS502〜S503を繰り返す。
第1アクション条件(KeyAction1)および第2アクション条件(KeyAction2)の双方の条件が合致した場合(ステップS505:条件合致)、監視モード切替制御部105は当該監視モードへの切替を自動的に実行する(ステップS506)。たとえば、ユーザが外出から帰宅した場合、上述したように玄関ドアを開けてからキーをキーホルダに差し込むというアクションをとる。したがって、ユーザの帰宅時のアクションがステップS503で事前読み込みした在宅モードの第1アクション条件「玄関ドア開」および第2アクション条件「キーホルダON」と合致する。これによって監視モード切替制御部105は警報判定部103に在宅モードを指示し、警報判定部103は在宅モードのシナリオを読み込んで設定して(ステップS507)、在宅モード監視を実行する(ステップS508)。
たとえば、玄関ドアが開いた後(ステップS504:条件合致)、キーホルダにキーが差し込まれる以外のアクションが発生し、所定時間内に第2アクション条件であるキーホルダにキーが差し込まれないと(ステップS505:条件不一致/タイムアウト)、監視モード切替制御部105は警報判定部103に指示して警報通知を実行する。所定時間の猶予を設けることで誤検出や警報監視もれを防止できる。
また、新たな監視モードが決定した時点で、上述した第1実施例と同様に所定時間だけ予備監視を行った後、新たな監視モードに遷移することもできる。
これに対して、図11(B)に示すような背景技術によれば、ユーザが監視モード解除切替操作を忘れていた場合、監視モードの遷移が行われない。このため、ユーザが玄関ドアを開けた時、意図していない警報通知がなされてしまうかもしれない。この場合、ユーザが帰宅して玄関ドアを開閉した後、在宅モードへの監視モード切替操作を行わなければ、侵入者警報として判断されるであろう。本発明によれば、このような事態を有効に回避できる。
6.3)効果
本発明の第4実施例によれば、監視モードごとに当該監視モードを特定する複数のアクション条件を規定しておくことで、次に設定すべき監視モードを確実に特定することができ、ユーザが切り替えなくとも、自動的に監視モードを切り替えることができる。本実施例では、ユーザが監視モード切替操作をし忘れた場合であっても、シナリオ設定を先読みし、適切な監視モードへの切替を補助する。これによって、ユーザの意図しない警報通知を防止できるとともに、確実で容易な警報監視が実現できる。
本発明は、ユーザがカスタマイズできる複数の監視モードを有するホームセキュリティ装置全般について適用できる。
本発明の一実施例によるセキュリティ装置を装備したホームセキュリティシステムの一例を示す概略的構成図である。 本実施例によるセキュリティ装置の回路構成を示す概略的ブロック図である。 本実施例の具体的説明のために使用される監視対象リストの一例を示す模式図である。 本発明の第1実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。 (A)は本発明の第1実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。 本発明の第2実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。 (A)は本発明の第2実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。 本発明の第3実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。 (A)は本発明の第3実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。 本発明の第4実施例におけるシナリオ設定の一例を示すテーブルである。 (A)は本発明の第3実施例による監視モード切替制御方法を示すフローチャートであり、(B)は背景技術の一例を比較例として示すフローチャートである。
符号の説明
1 セキュリティ装置
2 各種センサ群
3 警報機
4 ブロードバンドルータ
5 監視センタサーバ
6 管理用PC
101 センサ状態受信部
102 アラーム情報格納部
103 警報判定部
104 シナリオ格納部
105 監視モード切替制御部
106 監視モード切替スイッチ
107 監視モード表示部
108 警報ブザー
109 警報表示部
110 データ送信部
111 ネットワークインタフェース部
112 データ受信部

Claims (20)

  1. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置において、
    前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を格納する格納手段と、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、前記対応情報を参照して前記第2監視モードで警告監視を所定時間実行した後、前記第2監視モードで警報監視を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とするセキュリティ装置。
  2. 前記制御手段は、前記警告監視により少なくとも1つの監視対象でアラーム状態を検出すると、ユーザに警告通知を行うことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ装置。
  3. 前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報はユーザによりカスタマイズ可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のセキュリティ装置。
  4. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置において、
    前記複数の監視モードと各監視モードを特定する監視条件とを格納する格納手段と、
    前記複数の監視モードを切り替える際、現在選択されている監視モード以外の監視モードの監視条件に基づいて次に切り替えるべき監視モードを特定する制御手段と、
    を有し、
    前記監視条件は各監視モードに予め設定された切替時刻であり、前記制御手段は、監視モードを切り替えるときの時刻が前記切替時刻を経過しているか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを特定することを特徴とするセキュリティ装置。
  5. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置において、
    前記複数の監視モードと各監視モードを特定する監視条件とを格納する格納手段と、
    前記複数の監視モードを切り替える際、現在選択されている監視モード以外の監視モードの監視条件に基づいて次に切り替えるべき監視モードを特定する制御手段と、
    を有し、
    前記監視条件は各監視モードに予め設定された起動時刻であり、前記制御手段は、現在選択されている監視モード以外の監視モードを順次参照し、参照したときの時刻が前記起動時刻を経過しているか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを自動的に特定することを特徴とするセキュリティ装置。
  6. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置において、
    前記複数の監視モードと各監視モードを特定する監視条件とを格納する格納手段と、
    前記複数の監視モードを切り替える際、現在選択されている監視モード以外の監視モードの監視条件に基づいて次に切り替えるべき監視モードを特定する制御手段と、
    を有し、
    前記監視条件は各監視モードに予め設定された監視事象条件であり、前記制御手段は、現在選択されている監視モード以外の監視モードを順次参照し、監視結果が前記監視事象条件と合致するか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを自動的に特定することを特徴とするセキュリティ装置。
  7. 前記監視事象条件は、対応する監視モードに依存する時間的に継起する複数のアクションをそれぞれ特定する条件からなることを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ装置。
  8. 前記制御手段は、さらに、第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を参照して前記第2監視モードで警告監視を所定時間実行した後、前記第2監視モードで警報監視を実行することを特徴とする請求項1−7のいずれか1項に記載のセキュリティ装置。
  9. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置の監視モード切替制御方法であって、
    前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、前記格納手段の前記対応情報を参照し、警告判定手段に前記第2監視モードで警告監視を実行させ、
    前記警告判定手段に前記警告監視を所定時間実行させた後、前記第2監視モードで警報監視を実行させる、
    ことを特徴とする監視モード切替制御方法。
  10. 前記警告判定手段は、前記警告監視により少なくとも1つの監視対象でアラーム状態を検出すると、ユーザに警告通知を行うことを特徴とする請求項8に記載の監視モード切替制御方法。
  11. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置の監視モード切替制御方法であって、
    前記複数の監視モードと各監視モードに予め設定された切替時刻とを格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、現在選択されている監視モード以外の監視モードの監視条件を参照し、監視モードを切り替えるときの時刻が前記切替時刻を経過しているか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを特定する、
    ことを特徴とする監視モード切替制御方法。
  12. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置の監視モード切替制御方法であって、
    前記複数の監視モードと各監視モードに予め設定された起動時刻とを格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、現在選択されている監視モード以外の監視モードを順次参照し、参照したときの時刻が前記起動時刻を経過しているか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを自動的に特定する、
    ことを特徴とする監視モード切替制御方法。
  13. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置の監視モード切替制御方法であって、
    前記複数の監視モードと各監視モードに予め設定された監視事象条件とを格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、監視結果が前記監視事象条件と合致するか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを自動的に特定する、
    ことを特徴とする監視モード切替制御方法。
  14. 前記監視事象条件は、対応する監視モードに依存する時間的に継起する複数のアクションをそれぞれ特定する条件からなることを特徴とする請求項13に記載の監視モード切替制御方法。
  15. 第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を参照して前記第2監視モードで警告監視を所定時間実行した後、前記第2監視モードで警報監視を実行することを特徴とする請求項9−14のいずれか1項に記載の監視モード切替制御方法。
  16. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、前記格納手段の前記対応情報を参照し、警告判定手段に前記第2監視モードで警告監視を実行させ、
    前記警告判定手段に前記警告監視を所定時間実行させた後、前記第2監視モードで警報監視を実行させる、
    機能をコンピュータに実現するためのプログラム。
  17. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記複数の監視モードと各監視モードに予め設定された切替時刻とを格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、現在選択されている監視モード以外の監視モードの監視条件を参照し、監視モードを切り替えるときの時刻が前記切替時刻を経過しているか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを特定する、
    機能をコンピュータに実現するためのプログラム。
  18. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記複数の監視モードと各監視モードに予め設定された起動時刻とを格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、現在選択されている監視モード以外の監視モードを順次参照し、参照したときの時刻が前記起動時刻を経過しているか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを自動的に特定する、
    機能をコンピュータに実現するためのプログラム。
  19. それぞれ監視対象の組が異なる複数の監視モードを有し、選択された監視モードで警報監視を行うセキュリティ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記複数の監視モードと各監視モードに予め設定された監視事象条件とを格納手段に格納し、
    第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、監視結果が前記監視事象条件と合致するか否かを判定することで次に切り替えるべき監視モードを自動的に特定する、
    機能をコンピュータに実現するためのプログラム。
  20. 第1監視モードから第2監視モードへ切り替わる際、前記複数の監視モードの各々と監視対象との対応情報を参照して前記第2監視モードで警告監視を所定時間実行した後、前記第2監視モードで警報監視を実行する機能をコンピュータに実現することを特徴とする請求項16−19のいずれか1項に記載のプログラム。
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