JP4617758B2 - 遠隔見守りシステム及びこれに用いられる宅内装置 - Google Patents

遠隔見守りシステム及びこれに用いられる宅内装置 Download PDF

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本発明は遠隔見守りシステム及びこれに用いられる宅内装置に関するものである。
従来から、センサにより宅内への侵入者を検知する宅内装置と、センサに反応があった場合に宅内装置から通知されるセンサ検知情報をインターネットを介して受信すると共に、そのセンサ検知情報をインターネットを介して認証された端末装置(例えば、携帯電話)に転送するサーバ装置とを備え、宅内への不法侵入者がいた場合に、その情報をユーザが使用する端末装置に通知する遠隔見守りシステムが知られている。また、宅内の複数箇所に設置された複数のセンサを備え、反応のあったセンサ番号(宅内の場所)をユーザに通知することができる遠隔見守りシステムも知られている。
しかしながら、従来の遠隔見守りシステムにおいては、センサはユーザと不法侵入者を区別することができず、ユーザ自身がセンサによって検知された場合であっても、センサ検知情報の通知を解除していない限り、ユーザにセンサ検知情報が通知されるため、誤報が多かった。このため、従来の遠隔見守りシステムにおいては、ユーザの在宅中は常に、センサ検知情報の通知を解除していなくてはならなかった。なお、本明細書においては、宅内装置に接続される全てのセンサについて、ユーザへのセンサ検知情報の通知(処理)が実行されているシステムの状態をセンサ通知実行モードといい、全てのセンサについてセンサ検知情報の通知が解除されているシステムの状態をセンサ通知解除モードといい、所定(全部又は一部)のセンサについてセンサ検知情報の通知が所定期間の間、停止されているシステムの状態をセンサ通知停止モードという。
また、従来の遠隔見守りシステムにおいては、センサ通知実行モードからセンサ通知解除モードへ変更する場合等、制御モードを変更する場合に、ユーザは宅内装置を直接操作して又はサーバ装置にアクセスして、制御モードを変更する必要があったため、操作性があまりよくなかった。また、例えば、ユーザが宅内装置を直接操作して、センサ通知実行モードからセンサ通知解除モードへの変更する場合には、ユーザ自身がセンサによって検知され、不必要なセンサ検知情報がユーザに通知される場合があった。
ところで、複数のセンサを備えた侵入監視装置等であって、予め設定されたセンサの反応順序(設定パターン)と、実際のセンサの反応順序(検知パターン)に基づいてセンサ反応が真報か誤報か判定するようにした装置等が知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
特開平11−306447号公報 特開平6−180790号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の侵入者監視装置等は、設定パターンと検知パターンに基づいて誤報を低減することができるものの、これら設定パターンや検知パターンに基づいてシステムの操作性を向上して、システムの利用者の利便性を向上させることができるものではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数のセンサを用いて不法侵入者の検知精度を向上させると共に、システムの操作性を向上して、システムの利用者の利便性を向上させることができる遠隔見守りシステム及び宅内装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、センサにより宅内への侵入者を検知する宅内装置と、前記センサに反応があった場合に前記宅内装置から通知されるセンサ検知情報をインターネットを介して受信すると共に、そのセンサ検知情報をインターネットを介して認証された端末装置に転送するサーバ装置とを備えた遠隔見守りシステムにおいて、前記宅内装置は、宅内への侵入者を検知するための複数のセンサと、前記センサに反応があった場合に、ユーザにより設定された制御モードに応じて、前記センサ検知情報を前記サーバ装置に通知するか否か判断し、サーバ装置へのセンサ検知情報の通知及び非通知を制御するセンサ通知制御手段とを有し、前記サーバ装置は、前記宅内装置から通知された前記センサ検知情報を前記端末装置に転送する転送手段と、前記複数のセンサの反応順序を示す設定パターンをユーザに入力させるための設定パターン入力手段と、前記宅内装置に、全てのセンサについて前記センサ検知情報の通知を実行させるセンサ通知実行モードと、全てのセンサについて前記センサ検知情報の通知を解除させるセンサ通知解除モードと、所定のセンサについて所定期間の間、前記センサ検知情報の通知を停止させるセンサ通知停止モードとを含む制御モードの中から、前記設定パターン入力手段により入力された設定パターンに対応する制御モードをユーザに入力させるための制御モード入力手段と、前記設定パターン入力手段により入力された設定パターン、及び前記制御モード入力手段により入力された制御モードを記憶する第1の設定パターン記憶手段と、前記第1の設定パターン記憶手段に記憶された前記設定パターン及び前記制御モードを前記宅内装置に送信する設定パターン送信手段とを有し、前記宅内装置は、前記設定パターン送信手段により送信された前記設定パターン及び前記制御モードを受信する設定パターン受信手段と、前記設定パターン受信手段により受信した前記設定パターン及び前記制御モードを記憶する第2の設定パターン記憶手段と、実際に反応があった前記複数のセンサの反応順序を示す検知パターンを記憶する検知パターン記憶手段とを更に有し、前記センサ通知制御手段は、前記第2の設定パターン記憶手段に記憶された設定パターンと前記検知パターン記憶手段に記憶された検知パターンが一致する場合に、この設定パターンに対応して設定された前記制御モードを実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにより設定されたセンサの反応順序を示す設定パターンと実際に反応があったセンサの反応順序を示す検知パターンが一致する場合に、この設定パターンに対応して設定された制御モードを実行するので、ユーザは宅内装置やサーバ装置を操作することなく、所定行為をトリガーとして制御モードを変更することができる。このため、システムの操作性を向上して、システムの利用者の利便性を向上させることができる。また、在宅中、ユーザは設定パターンに則して行動する(センサを反応させる)ことにより、センサ通知実行モード時であっても不法侵入者として検知されないので、設定パターンに則して行動しない不法侵入者のみを検出して、システム(宅内装置)の不法侵入者の検知精度を向上させることができる。
また、ユーザは、センサ通知実行モードに対応する設定パターンに則して行動することにより、宅内装置やサーバ装置を操作することなく、また、センサ検知情報を受信することなく、制御モードをセンサ通知実行モードに変更することができる。また同様にして、ユーザは、センサ通知解除モードに対応する設定パターンに則して行動することにより、制御モードをセンサ通知解除モードに変更することができ、センサ通知停止モードに対応する設定パターンに則して行動することにより、制御モードをセンサ通知停止モードに変更することができる。
以下、本発明の一実施形態による遠隔見守りシステムについて、図面を参照して説明する。図1は遠隔見守りシステムの全体構成を示す。この遠隔見守りシステム1は、宅内への不法侵入者がいた場合に、その情報をユーザが使用する端末装置(例えば、携帯電話)3に通知するシステムであり、センサ22により宅内への侵入者を検知する宅内装置2と、センサ22に反応があった場合に宅内装置2から通知されるセンサ検知情報をインターネット10を介して受信すると共に、そのセンサ検知情報をインターネット10を介して認証された端末装置3に転送するサーバ装置4とを備えている。
宅内装置2は、一般の家電製品と同様にユーザによって宅内の適宜の位置、例えば子供や老人、ペット等が居る部屋に設置され、ルータ、電話回線、及びISP(Internet Service Provider)等を介してインターネット10に接続される。また、宅内装置2は、センサ22の反応時にセンサ検知情報をサーバ装置4を介してユーザに通知し、また端末装置3からの操作指示に応じてサーバ装置4経由で受信した遠隔操作命令を実行する。
図2に示されるように、宅内装置2は、所定エリアを撮影するカメラ21と、複数のセンサ22と、各種情報を記憶する記憶部23と、サーバ装置との間で各種情報の送受信を行う通信部24と、ユーザが宅内装置2を操作するための操作部25と、宅内装置2全体を制御する制御部26とを備えている。センサ22は宅内装置2に内蔵されているセンサと、外付けのセンサにより構成され、カメラ21は、宅内装置2に内蔵されているカメラと、外付けのカメラにより構成される。
センサ22は、不法侵入者等を検出するためのものであり、このようなセンサ22としては、例えば、人体から放射される赤外線を受光することにより所定エリア内の人体の有無を検出する人体センサ、窓の開閉を検知する窓開きセンサ、窓ガラスが割れたか否かを検知する窓割れセンサ、ドアの開閉を検知するドアセンサ等が挙げられる。これらのセンサ22は宅内装置2に接続された状態で、例えば、図3に示されるように配置される。図3においては、2つの人体センサS1(宅内装置2に内蔵),S2と、2つのドアセンサD1,D2と、2つの窓開きセンサW1,W2と、1つの外付けカメラC1が宅内に配置された例を示している。また、図中、A1及びA2は、人体センサS1及び人体センサS2の検知エリアを示している。なお、以下において、センサを総称していうときは、センサ22といい、各センサを区別していうときは、人体センサS1,S2、ドアセンサD1,D2、及び窓開きセンサW1,W2という。
記憶部23(第2の設定パターン記憶手段、検知パターン記憶手段)は、ユーザにより設定されたセンサ22の反応順序を示す設定パターン、及び、この設定パターンに対応して設定された制御モードを記憶すると共に、実際に反応があったセンサ22の反応順序を示す検知パターンを記憶する。その他、記憶部23は、カメラ21より撮影された画像を記憶する。通信部(設定パターン受信手段)24は、サーバ装置4から送信された設定パターン及び制御モードを受信する。
操作部25は、ユーザによって押下操作されることにより、センサ通知実行モードとセンサ通知解除モードとの間で制御モードを切り替え可能とするセンサON/OFFスイッチ(不図示)を備えている。制御部(センサ通知制御手段)26は、センサ22に反応があった場合に、ユーザにより設定された制御モードに応じてセンサ検知情報をサーバ装置4に通知するか否か判断し、サーバ装置4へのセンサ検知情報の通知及び非通知を制御する。
サーバ装置4は、本遠隔見守りシステム1を運営する装置であり、宅内装置管理サーバ41、Webサーバ42、メールサーバ43、データベースサーバ44、及びFTPサーバ45等の複数のサーバを有している(図2参照)。宅内装置管理サーバ(第1の設定パターン記憶手段、設定パターン送信手段)41は、宅内装置2を管理するための情報(例えば、上記設定パターン及びこれに対応する制御モード)を記憶すると共に、宅内装置2を制御するための遠隔制御命令を宅内装置2に送信する。Webサーバ(設定パターン入力手段,制御モード入力手段)42は、HTMLファイルをHTTPプロトコルを使って端末装置3に配信し、ブラウザを介して端末装置3に各種情報(例えば、上記設定パターン及びこれに対応する制御モード)の入力画面を表示させる。メールサーバ(転送手段)43は、宅内装置2から通知されたセンサ検知情報等を電子メールを利用して端末装置3に転送する。
端末装置3は、携帯電話回線及びインターネット10を介してサーバ装置4に接続可能になっているブラウザ機能付きの端末である。このような端末装置3としては、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末やパソコンがある。これら端末装置3は、宅内装置2及びサーバ装置4に、上記設定パターン及びこれに対応する制御モードを記憶させる際に操作される。
次に、遠隔見守りシステム1のセンサ通知実行モード時の動作について図4を参照して説明する。宅内装置2は、センサ22により侵入者等の異常を検知すると(#1)、反応のあったセンサ番号に関する情報を含むセンサ検知情報を通信部24を介してサーバ装置4に送信すると共に、カメラ21にて撮影した画像をサーバ装置4に送信する(#2)。サーバ装置4は、宅内装置2から送られてきたセンサ検知情報及び画像を記憶し(#3)、さらに、センサ検知情報を端末装置3に電子メールで通知する(#4)。ユーザは、端末装置3に届いた電子メールにより異常が発生したことを知り、端末装置3を操作して、サーバ装置4にアクセスし、撮影された画像を要求する(#5)。サーバ装置4は、ユーザからの要求に応じて、記憶している画像を端末装置3に送信し(#6)、端末装置3は送られてきた画像を表示する(#7)。ユーザは、その表示画像を見ることで、異常発生時に撮影された画像を確認することができる。
次に、ユーザが端末装置3を操作して、宅内装置2及びサーバ装置4に、設定パターン及びこれに対応する制御モードを記憶させる際の動作について図5を参照して説明する。
サーバ装置4は、端末装置3からユーザID及びパスワードなどの情報が入力され、所定の認証処理が終了すると、端末装置3からの要求に応じて入力画面のHTMLデータを端末装置3に送信する(#21)。端末装置3は、受信したHTMLデータに基づいて、入力画面を表示する(#22)。ユーザは端末装置3を操作して、設定パターン及び制御モードを入力し、端末装置3は入力された情報をサーバ装置4に送信する(#23)。サーバ装置4は、受信した設定パターン及び制御モードを記憶する(#24)と共に、これらの情報に基づいて宅内装置2に対して設定パターン登録命令を送信する(#25)。宅内装置2は、サーバ装置4から受け取った設定パターン登録命令を実行し、設定パターン及び制御モードを記憶部23に記憶する(#26)。そして、設定パターン登録命令を実行した旨を通知する実行通知をサーバ装置4に送信する(#27)。サーバ装置4は受信した実行通知に基づいて、ユーザにより入力された設定パターン及び制御モードが、宅内装置2及びサーバ装置4に記憶されたことを通知する電子メールを、端末装置3に送信する(#28)。ユーザは、端末装置3に届いた電子メールにより、入力した設定パターン及び制御モードが、宅内装置2及びサーバ装置4に記憶されたことを確認することができる。
次に、図6、図7(a)(b)、及び図8(a)(b)を参照して、上記設定パターン及び制御モードがサーバ装置4に記憶される際に、サーバ装置4により行われる設定パターン登録処理を、より具体的に説明する。サーバ装置4は、まず、図7(a)に示されるような制御モード入力画面61を端末装置3に送信して、端末装置3から制御モードの入力を受け付ける(#41)。ユーザは、端末装置3を操作して、センサ通知開始の項目(センサ通知実行モードを実行させる設定パターンを入力する際に選択する項目)61a、センサ通知解除の項目(センサ通知解除モードを実行させる設定パターンを入力する際に選択する項目)61b、又はセンサ通知停止の項目(センサ通知停止モードを実行させる設定パターンを入力する際に選択する項目)61cのいずれかを選択することにより、後に入力される設定パターンに対応する制御モードを入力する。
次に、サーバ装置4は、図7(b)に示されるような設定パターン入力画面62を端末装置3に送信して、端末装置3から設定パターンの入力を受け付ける(#42)。図7(b)において、宅内装置2に接続されている各センサ22に対応するセンサ番号(例えば、センサ04はドアセンサD2、センサ05は窓開きセンサW1、センサ06は窓開きセンサW2にそれぞれ対応している)62aが表示されており、ユーザは、端末装置3を操作して、これらセンサ22の反応順序を示す設定パターンを入力し、最後に”終わり”の項目62bを選択して設定パターンの入力を終了する。
次に、サーバ装置4は、ステップ#41で入力された制御モードが、センサ通知停止モードか否か判断し(#43)、制御モードがセンサ通知停止モードであれば(#43でYES)、図8(a)に示されるような通知停止期間入力画面63を端末装置3に送信して、端末装置3から通知停止期間の入力を受け付ける(#44)。ユーザは、端末装置3を操作して、所望する通知停止期間を入力する。なお、図8(a)おいては、通知停止期間を時間で指定する場合について示したが、例えば、ドアセンサD2がオフ(ドアが閉められた状態)になるまで等のように、通知停止期間を指定するようにしてもよい。また、この際、センサ検知情報の通知を停止させるセンサ22を、ユーザに選択させるようにしてもよい。
サーバ装置4は、制御モードがセンサ通知停止モードの場合に(#43でYES)おいて通知停止期間が入力され、又は制御モードがセンサ通知停止モードでない場合(#43でNO)において設定パターンが入力されると、図8(b)に示されるような確認画面64を表示して、上述のようにしてユーザが設定した設定内容を表示する(#45)。ユーザは、確認画面64に表示された内容でよければ、OKボタン64aを選択して設定パターン及び制御モードの入力を終了し、設定パターン及び制御モードを入力し直したい場合には、キャンセルボタン64bを選択して、ステップ#41からの手順を繰り返す。サーバ装置4は、ユーザによりOKボタン64aが選択されると(#46でYES)、設定パターンを及び制御モードを記憶する(#47)(この後、宅内装置2にこれらの情報が送信される)。
図9は、図3のように配置されたセンサ22について、上記のようにしてサーバ装置4及び宅内装置2に記憶された設定パターン及び制御モードを示す図であり、センサ通知停止モードについて2つの設定例71,72と、センサ通知実行モードについて1つの設定例73を示している。図9において、例えば、設定例71は、人体センサS2を反応させ、その後にドアを開けてドアセンサD2をオンにする場合の設定パターンを示し、通知停止期間がドアセンサD2をオフ(ドアが閉められた状態)にするまでとした場合を示している。また、図9においては、センサ通知停止モードの対象となるセンサ22を、ユーザにより指定させた場合について示している。なお、これらセンサ通知停止モードの対象となるセンサ22として、全てのセンサ22を指定させることも可能である。
次に、宅内装置2によるセンサ検知情報通知処理について図10を参照して説明する。制御部26は、センサ22に反応があった場合に入力される検知信号を監視し、検知信号が入力されると(#61でYES)、記憶部23にセンサ番号を記憶して、検知パターンを記憶する(#62)。そして、設定パターンと検知パターンが一部一致するか否か判断し(#63)、設定パターンと検知パターンが一部一致しない場合には(#63でNO)、そのときの制御モードがセンサ通知実行モードか否か判断し(#64)、センサ通知実行モードであれば、センサ検知情報をユーザに通知し(#65)、制御モードがセンサ通知実行モードでなければ、センサ検知情報を通知せず処理を終了する。
一方、設定パターンと検知パターンが一部一致する場合には(#63でYES)、更に、設定パターンと検知パターンが全部一致するか否か判断する(#66)。そして、設定パターンと検知パターンが全部一致しない場合には(#66でNO)、検知パターンが設定パターンと一部一致しなくなるまで(#63でNO)、又は検知パターンが設定パターンと全部一致するまで(#66でYES)、ステップ#61からステップ#66までの処理を繰り返し、検知パターンが設定パターンと全部一致した場合には(#66でYES)、この設定パターンに対応して設定された制御モードを実行する(#67)。
次に、図3及び図9を参照して上記センサ検知情報通知処理を、より具体的に説明する。まず、設定例71の場合について説明する。設定例71は、システムの制御モードをセンサ通知実行モードにしてユーザが就寝するケースを想定している。この際、従来の遠隔見守りシステムにおいては、夜、トイレなどに行く場合には、制御モードをセンサ通知実行モードからセンサ通知解除モードに変更しなければ、ユーザにセンサ検知情報が通知されることになる。一方、本実施形態の設定例71によれば、制御モードをセンサ通知解除モードに変更しなくても、人体センサS2の検知エリアA2を通って人体センサS2を反応させ、更にドアを開けてドアセンサD2をオンさせることにより、センサ通知実行モードからセンサ通知停止モードに移行する。そして、ユーザがトイレから帰ってドアセンサD2がオフにされると、センサ通知停止モードからセンサ通知実行モードに移行する。このため、ユーザはトイレに行くまでの行動により、不必要なセンサ検知情報を受信することがない。
設定例72は、ユーザがシステム1の制御モードをセンサ通知実行モードにして外出し、帰宅した際に、宅内装置2のセンサON/OFFスイッチを直接操作して、制御モードをセンサ通知実行モードからセンサ通知解除モードに変更するケースを想定している。従来の遠隔見守りシステムによれば、ユーザがセンサON/OFFスイッチを操作する前に、例えば、ドアを開けてドアセンサD1をオンにすることにより、ユーザにセンサ検知情報が通知されることとなる。一方、設定例72によれば、ユーザは帰宅後、窓を開けて窓開きセンサW1をオンにすることにより、センサ通知実行モードからセンサ通知停止モードに移行させることができる。そして、通知停止期間となる30秒間は、人体センサS1、及びドアセンサD1に反応があった場合でも、ユーザにセンサ検知情報が通知されないので、ユーザは、センサ検知情報を受信することなく、30秒の間にセンサON/OFFスイッチを操作して制御モードをセンサ通知解除モードに変更することができる。
設定例73は、ユーザが外出等する際、宅内装置2のセンサON/OFFスイッチを直接操作せずに、制御モードをセンサ通知解除モードからセンサ通知実行モードに変更するケースを想定している。ユーザは、外出する際、ドアを2回開閉し、ドアセンサD1を、オン、オフ、オン、オフと変化させることにより、センサON/OFFスイッチを直接操作せずに、制御モードをセンサ通知解除モードからセンサ通知制御モードに変更させることができる。
本実施形態の遠隔見守りシステム1及び宅内装置2によれば、ユーザにより設定されたセンサ22の反応順序を示す設定パターンと実際に反応があったセンサ22の反応順序を示す検知パターンが一致する場合に、この設定パターンに対応して設定された制御モードを実行するので、ユーザは宅内装置2やサーバ装置4を操作することなく、所定行為をトリガーとして制御モードを変更することができる。このため、システム1の操作性を向上して、システム1の利用者の利便性を向上させることができる。また、在宅中、ユーザは設定パターンに則して行動する(センサを反応させる)ことによりセンサ通知実行モード時であっても不法侵入者として検知されないので、設定パターンに則して行動しない不法侵入者のみを検出して、システム1の不法侵入者の検知精度を向上させることができる。
また、ユーザは、センサ通知実行モードに対応する設定パターンに則して行動することにより、宅内装置2やサーバ装置4を操作することなく、また、センサ検知情報を受信することなく、制御モードをセンサ通知実行モードに変更することができる。また同様にして、ユーザは、センサ通知解除モードに対応する設定パターンに則して行動することにより、制御モードをセンサ通知解除モードに変更することができ、センサ通知停止モードに対応する設定パターンに則して行動することにより、制御モードをセンサ通知停止モードに変更することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、
制御モードは、設定パターンと検知パターンが一致する場合に、単にセンサ検知情報をユーザに通知しないような制御モードを含んでいてもよい。また、センサ22の反応順序のみならず、センサの反応時間間隔を設定パターンとしてユーザが設定できるようにしてもよい。また、設定例も上記設定例71〜73に限られるものではない。
本発明の一実施形態に係る遠隔見守りシステムの全体構成図。 同遠隔見守りシステムの概略構成を示す電気的ブロック構成図。 同遠隔見守りシステムのセンサ配置例を示す図。 同遠隔見守りシステムのセンサ通知実行モード時の動作を示すタイムチャート。 同遠隔見守りシステムの設定パターン登録時の動作を示すタイムチャート。 同設定パターン登録時のサーバ装置による設定パターン登録処理を示すフローチャート。 (a)は同サーバ装置から端末装置に送信される制御モード入力画面を示す図であり、(b)は設定パターン入力画面を示す図。 (a)は同サーバ装置から端末装置に送信される通知停止期間入力画面を示す図であり、(b)は確認画面を示す図。 同設定パターン登録処理により登録された設定パターン及び制御モードを示す図。 同遠隔見守りシステムの宅内装置によるセンサ検知情報通知処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 遠隔見守りシステム
2 宅内装置
3 端末装置
4 サーバ装置
21 カメラ
22 センサ
23 記憶部
24 通信部
25 操作部
26 制御部
S1,S2 人体センサ
D1,D2 ドアセンサ
W1,W2 窓開きセンサ

Claims (1)

  1. センサにより宅内への侵入者を検知する宅内装置と、前記センサに反応があった場合に前記宅内装置から通知されるセンサ検知情報をインターネットを介して受信すると共に、そのセンサ検知情報をインターネットを介して認証された端末装置に転送するサーバ装置とを備えた遠隔見守りシステムにおいて、
    前記宅内装置は、
    宅内への侵入者を検知するための複数のセンサと、
    前記センサに反応があった場合に、ユーザにより設定された制御モードに応じて、前記センサ検知情報を前記サーバ装置に通知するか否か判断し、サーバ装置へのセンサ検知情報の通知及び非通知を制御するセンサ通知制御手段とを有し、
    前記サーバ装置は、
    前記宅内装置から通知された前記センサ検知情報を前記端末装置に転送する転送手段と、
    前記複数のセンサの反応順序を示す設定パターンをユーザに入力させるための設定パターン入力手段と、
    前記宅内装置に、全てのセンサについて前記センサ検知情報の通知を実行させるセンサ通知実行モードと、全てのセンサについて前記センサ検知情報の通知を解除させるセンサ通知解除モードと、所定のセンサについて所定期間の間、前記センサ検知情報の通知を停止させるセンサ通知停止モードとを含む制御モードの中から、前記設定パターン入力手段により入力された設定パターンに対応する制御モードをユーザに入力させるための制御モード入力手段と、
    前記設定パターン入力手段により入力された設定パターン、及び前記制御モード入力手段により入力された制御モードを記憶する第1の設定パターン記憶手段と、
    前記第1の設定パターン記憶手段に記憶された前記設定パターン及び前記制御モードを前記宅内装置に送信する設定パターン送信手段とを有し、
    前記宅内装置は、
    前記設定パターン送信手段により送信された前記設定パターン及び前記制御モードを受信する設定パターン受信手段と、
    前記設定パターン受信手段により受信した前記設定パターン及び前記制御モードを記憶する第2の設定パターン記憶手段と、
    実際に反応があった前記複数のセンサの反応順序を示す検知パターンを記憶する検知パターン記憶手段とを更に有し、
    前記センサ通知制御手段は、前記第2の設定パターン記憶手段に記憶された設定パターンと前記検知パターン記憶手段に記憶された検知パターンが一致する場合に、この設定パターンに対応して設定された前記制御モードを実行することを特徴とする遠隔見守りシステム。
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