JP2007172084A - 防犯システム - Google Patents

防犯システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007172084A
JP2007172084A JP2005365569A JP2005365569A JP2007172084A JP 2007172084 A JP2007172084 A JP 2007172084A JP 2005365569 A JP2005365569 A JP 2005365569A JP 2005365569 A JP2005365569 A JP 2005365569A JP 2007172084 A JP2007172084 A JP 2007172084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
unit
security
signal
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005365569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4950483B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Honma
義久 本間
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Hideaki Yamaguchi
英亮 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005365569A priority Critical patent/JP4950483B2/ja
Publication of JP2007172084A publication Critical patent/JP2007172084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4950483B2 publication Critical patent/JP4950483B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】システムコストの上昇を抑えるとともに防犯受信機の動作モードの切替を容易に行う。
【解決手段】操作端末器31,32の操作部31(スイッチS11,S21)を操作することで防犯受信機1の動作モードを警戒モードに切り替えることができるから、従来例のように動作モードの切替専用の機器(ワイヤレス送信機と受信機)が不要となってシステムコストの上昇を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住戸への不審者の侵入等の異常を検知して警報を発する防犯システムに関し、特に機器の動作を遠隔から制御及び監視する制御系のシステムを含んだ防犯システムに関するものである。
従来、機器の動作を遠隔から制御及び監視する制御系のシステムを含み、住戸への不審者の侵入等の異常を検知して警報を発する防犯システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる従来システムは、住戸に設置されて不審者の侵入等の異常を検知するとともに異常検知時に検知信号を出力する1乃至複数の防犯センサと、防犯センサから出力される検知信号を受信したときに警報を発する警戒モード並びに検知信号を受信しても警報を発しない非警戒モードの2つの動作モードを有する防犯受信機とを備え、住戸の住人が外出時あるいは就寝時に防犯受信機の動作モードを警戒モードに切り替えている。
特開2004−295408号公報
ところで、上記従来システムにおいては、防犯受信機の動作モードの切替操作を防犯受信機の操作入力部で行い、防犯受信機まで操作者が近づく必要があり煩わしいという問題があった。一方、防犯受信機の動作モードの切替をワイヤレス送信機を使って行う場合には、システムコストが高くなるという問題やワイヤレス送信機を紛失する虞があるといった問題もあった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、システムコストの上昇を抑えるとともに防犯受信機の動作モードの切替が容易に行える防犯システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、住戸に設置されて不審者の侵入等の異常を検知するとともに異常検知時に検知信号を出力する1乃至複数の防犯センサと、防犯センサから出力される検知信号を受信したときに警報を発する警戒モード並びに検知信号を受信しても警報を発しない非警戒モードの2つの動作モードを有し固有のアドレスが割り当てられた防犯受信機と、それぞれに固有のアドレスが割り当てられるとともに住戸に設置された機器の動作を制御し且つ当該機器の動作状態を監視する1乃至複数の制御端末器と、固有のアドレスが割り当てられるとともに手動操作可能な操作部を有し操作部が操作されたときに予め前記アドレスによる対応関係が決められている機器の動作状態を変化させるための指令を生成する1乃至複数の操作端末器とを備え、防犯受信機と制御端末器と操作端末器とが互いに信号線で接続されるとともに前記アドレスにより互いを識別して信号を伝送し、操作端末器で生成された指令が前記対応関係に従って信号線を介して制御端末器に送信され、当該制御端末器は操作端末器から受け取った指令に基づいて機器を制御して動作状態を変化させるとともに変化後の動作状態を信号線を介して当該操作端末器に返信する防犯システムであって、防犯受信機との間で予め前記アドレスによる対応関係が決められている1乃至複数の特定の操作端末器のアドレス及び当該特定の操作端末器によって制御される機器の動作状態に関する条件を記憶する記憶手段と、前記変化後の動作状態が前記記憶手段に記憶した動作状態に関する条件を満たす場合に警戒モードに設定させるための警戒設定指令を防犯受信機に対し信号線を介して送信する信号処理手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記信号処理手段は、複数の機器の変化後の動作状態が全て前記条件を満たす場合に前記警戒設定指令を防犯受信機に送信することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記記憶手段は、前記条件として特定の操作端末器により制御されて変化する機器の動作状態のパターンを記憶し、前記信号処理手段は、当該機器の動作状態が前記パターンと一致したときに警戒設定指令を防犯受信機に送信することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前記信号処理手段は、予め決められた時間帯においてのみ警戒設定指令を防犯受信機に送信することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、防犯受信機は、前記信号処理手段から警戒設定指令を受信して動作モードを非警戒モードから警戒モードに切り替えた後に警戒モードに設定したことを信号線を介して前記信号処理手段に通知し、前記信号処理手段は、前記通知を受け取ったときに特定の機器の動作状態を二回連続して反転させる指令を当該機器を制御する制御端末器に送信することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、操作端末器の操作部を操作することで防犯受信機の動作モードを警戒モードに切り替えることができるから、防犯受信機の動作モードの切替操作を防犯受信機の操作入力部で行う必要は無く、防犯受信機まで操作者が近づく煩わしさが解消されるとともに、ワイヤレス送信機を使うなどシステムコストが高くなる虞もない。
請求項2の発明によれば、複数の操作端末器の操作を組み合わせて防犯受信機の動作モードを切り替えるので、様々な状況に応じて動作モードを切り換えることができるとともに誤操作を減らすことができる。
請求項3の発明によれば、例えば、機器の動作状態をオフ、オン、オフというパターンで変化させるように操作部を操作することで機器の動作状態に依存せずに防犯受信機の動作モードを切り替えることができる。
請求項4の発明によれば、予め決められた時間帯においてのみ防犯受信機の動作モードを切り替えることができるから、誤操作を減らすことができる。
請求項5の発明によれば、防犯受信機の動作モードが警戒モードに切り替えられたときに特定の機器の動作状態が二回連続して反転するため、例えば、特定の機器が照明器具の場合には消灯、点灯、消灯というように動作状態が変化することで警戒モードへの切替を確認することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の防犯システムは、図1に示すように住戸に設置されて不審者の侵入等の異常を検知するとともに異常検知時に検知信号を出力する複数の防犯センサ2と、防犯センサ2から出力される検知信号を受信したときに警報を発する警戒モード並びに検知信号を受信しても警報を発しない非警戒モードの2つの動作モードを有する防犯受信機1と、住戸に設置された機器(例えば、照明器具)511,512,521,522の動作を制御し且つ機器511,512,521,522の動作状態を監視する複数の制御端末器41,42と、手動操作可能なスイッチS11,S12,S21,S22を有しスイッチS11,…が操作されたときに機器511,…の動作状態を変化させるための指令を生成する複数の操作端末器31,32と、防犯受信機1、操作端末器31,32、制御端末器41,42が信号線Lsを介して接続された中央処理装置6とを備えている。ここで、防犯受信機1、操作端末器31,32、制御端末器41,42、中央処理装置6にはそれぞれ固有のアドレスが割り当てられており、当該アドレスによって防犯受信機1、操作端末器31,32、制御端末器41,42、中央処理装置6が互いを識別して信号線Lsを介した伝送信号の授受を行うことができる。
防犯センサ2は、例えば住戸の窓が空けられたり或いは窓ガラスが割られたときに生じる振動を検知するものや、検知エリアにおける人の存在を検知するもの、あるいは玄関扉の錠が解錠されたことを検知するものなどがあり、これらの異常を検知したときに接続線Lxを介して防犯受信機1に検知信号を出力する。但し、このような防犯センサ2は従来周知であるから詳細な構成の図示並びに説明は省略する。
防犯受信機1は、図2に示すように信号線Lsを介して伝送信号を伝送する信号伝送部10と、防犯センサ2から出力された検知信号を接続線Lxを介して取り込む防犯センサインタフェース(I/F)部11と、CPUを主構成要素とする制御部12と、制御部12により制御されて音や光による警報を発生する警報発生部13とを具備する。ここで、制御部12には上述のように警戒モードと非警戒モードの2つの動作モードが有り、警戒モードに設定されているときに何れかの防犯センサ2から検知信号が出力されると制御部12が警報発生部13を制御して警報を発生させることにより住戸の住人に異常の発生(例えば、窓ガラスの破壊)を知らせる。なお、警報発生部13による警報発生だけでなく、防犯受信機1から信号線Lsを介して伝送する伝送信号で機器511,…の動作状態を変化(例えば、短い周期での点滅)させることで警報を発生させても構わない。
操作端末器31,32は、図3に示すように信号線Lsを介して伝送信号を伝送する信号伝送部30と、1乃至複数(図1では2つ)のスイッチS11,S12、S21,S22を有しスイッチS11,…が操作されたときに操作信号を出力する操作部31と、CPUを主構成要素とし操作部31から出力される操作信号を取り込んで制御データを生成する機能や生成した制御データを信号伝送部30から伝送信号により制御端末器41,42に伝送させる機能などを有する制御部32とを具備する。ここで、操作端末器31,32に割り当てられるアドレスは、端末器自体を識別するための端末器アドレスと、操作部31が有する2つのスイッチS11,…を識別するためのスイッチアドレスとで構成される。したがって、2つのスイッチS11,…にそれぞれ別の機器511を対応させることができる。
制御端末器41,42は、図4に示すように信号線Lsを介して伝送信号を伝送する信号伝送部40と、複数のリレー(図示せず)を有し当該リレーを駆動することで機器511,…への給電を入切して動作状態を変化させる機器インタフェース(I/F)部41と、CPUを主構成要素とし操作端末器31,32から受け取った伝送信号に含まれる制御データに応じて機器I/F部41のリレーを駆動する機能や機器511,…の動作状態(=リレーの駆動状態)を示す動作状態データを伝送信号により操作端末器31,32に伝送させる機能などを有する制御部42とを具備する。ここで、制御端末器41,42に割り当てられるアドレスは、端末器自体を識別するための端末器アドレスと、機器I/F部41が有する2つのリレー(機器511,…)を識別するための機器アドレスとで構成される。
本実施形態においては、操作端末器31のスイッチS11,S12でそれぞれ機器511,512を個別にオン・オフ(点灯・消灯)させ、操作端末器32のスイッチS21,S22でそれぞれ機器521,522を個別にオン・オフ(点灯・消灯)させるようにアドレスの対応関係が設定され、操作端末器31,32並びに制御端末器41,42がそれぞれ具備する不揮発性メモリ(図示せず)に前記対応関係が記憶されている。
図6は伝送信号のフォーマットを示し、送信先アドレス、送信元アドレス、パケット種別、制御内容で構成される。また送信先アドレス並びに送信元アドレスは、端末器アドレスとスイッチアドレス若しくは機器アドレスとで構成されている。パケット種別には、図7に示すように制御端末器41,42に対して機器511,…の動作制御を要求する制御要求(制御内容はオフ制御とオン制御と二回連続反転制御)と、制御端末器41,42から制御要求の送信元に返信する制御結果(制御内容はACKとNAK)と、制御端末器41,42に対して現在の機器511,…の動作状態を問い合わせる状態要求と、制御端末器41,42から状態要求の送信元に返信する状態通知(制御内容はオフ状態とオン状態)と、制御端末器41,42からアドレスの対応関係を有する操作端末器31,32等に対して機器511,…の動作状態が変化したことを通知する状態変化通知(制御内容はオフ状態とオン状態)とがあり、それぞれに固有のビット列が割り当てられている。
例えば、スイッチS11が操作されると操作端末器31の制御部32は、パケット種別を制御要求、制御内容をオン制御とする制御データを生成し、図示しないメモリに記憶しているアドレスの対応関係を参照して制御端末器41の端末器アドレスと機器511に対応する機器アドレスを送信先アドレスとし、自己の端末器アドレス及びスイッチS11のスイッチアドレスを送信元アドレスとして、生成した制御データ(パケット種別並びに制御内容)を含む伝送信号を信号伝送部30より信号線Lsを介して伝送させる。すると、送信先アドレスが自己のアドレスと一致する制御端末器41が当該伝送信号を信号伝送部40から制御部42に取り込み、制御データに基づいて制御部42が機器I/F部41の一方のリレーをオン駆動することで機器511の動作状態がオフからオンに切り替わる。そして、制御部42は、パケット種別を制御結果、制御内容をACK(制御要求通りの制御を完了したこと)とする制御データを生成し、制御要求の送信元である操作端末器31の端末器アドレス及びスイッチS11のスイッチアドレスを送信先アドレスとし、自己の端末器アドレス及び機器511に対応する機器アドレスを送信元アドレスとして、生成した制御データ(パケット種別並びに制御内容)を含む伝送信号を信号伝送部40より信号線Lsを介して伝送させる。操作端末器31においては、制御端末器41から前記制御データを受け取ると、制御部32がメモリ(図示せず)に記憶している機器511の動作状態をオン状態に変更する。
一方、中央処理装置6は、図5に示すように信号線Lsを介して防犯受信機1、操作端末器31,32、制御端末器41,42との間で伝送信号を伝送する信号伝送部60と、不揮発性メモリからなる記憶部61と、CPUを主構成要素とする信号処理部62とを具備する。記憶部61には、防犯受信機1に割り当てられている固有のアドレスと、防犯受信機1との間でアドレスによる対応関係が決められている1乃至複数の特定の操作端末器のアドレス及び当該操作端末器によって制御される機器の動作状態に関する条件を記憶している。例えば、操作端末器31,32のアドレスが防犯受信機1のアドレスと対応付けられ、操作端末器31で制御可能な機器511がオン状態であるという条件(第1の条件)と、操作端末器32で制御可能な機器521がオフ状態であるという条件(第2の条件)とが設定されて記憶部11に記憶される。
次に、図8のシーケンスフローを参照して防犯受信機1を警戒モードに設定する動作について説明する。なお、既に説明したように操作端末器31,32では制御対象の機器511,512,521,522の動作状態(オン状態又はオフ状態)を制御部32がメモリに記憶して管理しており、図8では操作端末器31,32で管理する機器511,521がオン状態のときにスイッチがオン、機器511,521がオフ状態のときにスイッチがオフと表している。
まず、機器511がオン状態且つ機器521がオフ状態、すなわち、スイッチS11がオン、スイッチS21がオフであったとする。但し、かかる状況は中央処理装置6の記憶部61にも記憶されている。このとき、操作端末器31のスイッチS11が操作されて操作端末器31から制御端末器41に対して機器511をオンさせるための制御要求が伝送信号で伝送されると、制御端末器41では、制御部42が機器I/F部41を制御して機器511をオンするとともに機器511をオン状態としたことを示す制御結果を伝送信号により操作端末器31に返送する。当該制御結果を受信した操作端末器31の制御部32は、機器511の状態がオフ状態からオン状態に変化したこと、つまり、スイッチS11がオフからオンの状態に変化したことを通知するために、中央処理装置6に対して状態変化通知の伝送信号を送信する。
中央処理装置6では、当該状態変化通知を受け取った信号処理部62が記憶部61に記憶している条件と照らし合わせ、スイッチS11がオン、つまり、機器511がオン状態であるという第1の条件に一致していることから第1の条件に対して一致フラグをセットする。但し、この時点では機器521がオン状態であるから第2の条件に一致しないので、第2の条件の一致フラグはセットされておらず、従って信号処理部62は何の処理も行わない。
さらに、操作端末器32のスイッチS21が操作されて操作端末器32から制御端末器42に対して機器521をオフさせるための制御要求が伝送信号で伝送されると、制御端末器42では、制御部42が機器I/F部41を制御して機器521をオフするとともに機器521をオフ状態としたことを示す制御結果を伝送信号により操作端末器32に返送する。当該制御結果を受信した操作端末器32の制御部32は、機器521の状態がオン状態からオフ状態に変化したこと、つまり、スイッチS21がオンからオフの状態に変化したことを通知するために、中央処理装置6に対して状態変化通知の伝送信号を送信する。
中央処理装置6では、当該状態変化通知を受け取った信号処理部62が記憶部61に記憶している条件と照らし合わせ、スイッチS21がオフ、つまり、機器521がオフ状態であるという第2の条件に一致していることから第2の条件に対して一致フラグをセットする。その結果、第1及び第2の条件の双方に一致フラグがセットされたので、信号処理部62はパケット種別を制御要求、制御内容をオン制御とする制御データ(警戒設定指令)を生成し、記憶部61に記憶している防犯受信機1のアドレスを送信先アドレスとし、自己のアドレスを送信元アドレスとして、生成した制御データ(パケット種別並びに制御内容)を含む伝送信号を信号伝送部30より信号線Lsを介して伝送させる。すると、送信先アドレスが自己のアドレスと一致する防犯受信機1が当該伝送信号を信号伝送部10から制御部12に取り込み、制御データに基づいて制御部12が動作モードを警戒モードに切り替える。さらに制御部12は、パケット種別を制御結果、制御内容をACK(警戒モードに設定したこと)とする制御データを生成し、制御要求の送信元である中央処理装置6のアドレスを送信先アドレスとし、自己のアドレスを送信元アドレスとして、生成した制御データ(パケット種別並びに制御内容)を含む伝送信号を信号伝送部10より信号線Lsを介して伝送させる。
一方、中央処理装置6においては、防犯受信機1から前記制御データを受け取ると、信号処理部62が記憶部61に記憶している防犯受信機1の動作モードを非警戒モードから警戒モードに変更する。さらに信号処理部62は、記憶部61に記憶されているアドレスの対応関係に基づいて特定の機器(例えば、機器511)の動作状態を二回連続して反転させるための制御データ、つまり、パケット種別を制御要求、制御内容を二回連続反転制御とする制御データを生成し、当該制御データを含む伝送信号を信号伝送部60より信号線Lsを介して伝送させる。制御端末器41では、制御部42が機器I/F部41を制御して機器511をオンからオフに反転させた後にオフからオンに再度反転させる。その結果、照明器具からなる機器511では短い周期で点灯、消灯、点灯というように動作状態が二回反転することになり、このことによって、住人に対して防犯受信機1が警戒モードに設定されたことを知らせることができる。
而して、上述のように本実施形態によれば、操作端末器31,32の操作部31(スイッチS11,S21)を操作することで防犯受信機1の動作モードを警戒モードに切り替えることができるから、防犯受信機1から離れた場所(操作端末器31、32の設置場所)で動作モードを容易に切り替えることができる。また、本実施形態では複数(2台)の操作端末器31,32の操作を組み合わせて防犯受信機1の動作モードを切り替えるようにしているので、様々な状況に応じて動作モードを切り換えることができるとともに誤操作を減らすことができるという利点がある。
ところで、記憶部61に記憶する前記条件として、例えば、操作端末器32のスイッチS22が所定時間(例えば、3秒)の間に続けて操作されてスイッチS22の状態がオフ、オンというパターンで変化することを条件とすれば、機器522の動作状態に依存せずに防犯受信機1の動作モードを切り替えることができる。あるいは、警戒モードに設定する時間帯がほぼ一定であるような場合、中央処理装置6の記憶部61に警戒モード設定を有効とする時間帯を記憶しておき、当該時間帯においてのみ制御データ(警戒設定指令)を防犯受信機1に伝送可能とすれば、防犯受信機1が警戒モードに設定される時間帯を限定することで誤操作を減らすことができるという利点がある。
なお、本実施形態では信号処理手段たる信号処理部62と記憶手段たる記憶部61を中央処理装置6に具備しているが、これらの各手段を操作端末器3や制御端末器4に具備してもよい。
ここで、エミット(EMIT(Embedded Micro Internetworking Technology))と称する機器組み込み型ネットワーク技術(機器に簡単にミドルウェアを組み込んでネットワークに接続できる機能を備えるネットワーク技術、以降、EMIT技術と称する。)を用いることで、携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、PHS(Personal Handy phone System)等の外部端末(図示せず)から様々な設備機器(照明装置、空調装置、動力装置、センサ、電気錠、ウェブカメラ等、以降、EMIT端末と称する。)<図示せず>にアクセスして、EMIT端末を遠隔監視・制御することができる。
尚、EMIT端末は、マイコン搭載の組み込み機器であり、機器組み込み型のネット接続用ミドルウェアでありEMIT技術を実現するEMITソフトウェアが搭載されている。例えば、本実施形態においては防犯受信機1、操作端末器31、32、制御端末器41、42、中央処理装置6にEMITソフトウェアを実装してもよい。
本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 同上における防犯受信機のブロック図である。 同上における操作端末器のブロック図である。 同上における制御端末器のブロック図である。 同上における中央処理装置のブロック図である。 同上における伝送信号の説明図である。 同上における伝送信号の説明図である。 同上の動作説明用のシーケンスフローである。
符号の説明
1 防犯受信機
2 防犯センサ
1,32 操作端末器
1,42 制御端末器
11,512,521,522 機器
6 中央処理装置(記憶手段、信号処理手段)

Claims (5)

  1. 住戸に設置されて不審者の侵入等の異常を検知するとともに異常検知時に検知信号を出力する1乃至複数の防犯センサと、防犯センサから出力される検知信号を受信したときに警報を発する警戒モード並びに検知信号を受信しても警報を発しない非警戒モードの2つの動作モードを有し固有のアドレスが割り当てられた防犯受信機と、それぞれに固有のアドレスが割り当てられるとともに住戸に設置された機器の動作を制御し且つ当該機器の動作状態を監視する1乃至複数の制御端末器と、固有のアドレスが割り当てられるとともに手動操作可能な操作部を有し操作部が操作されたときに予め前記アドレスによる対応関係が決められている機器の動作状態を変化させるための指令を生成する1乃至複数の操作端末器とを備え、防犯受信機と制御端末器と操作端末器とが互いに信号線で接続されるとともに前記アドレスにより互いを識別して信号を伝送し、操作端末器で生成された指令が前記対応関係に従って信号線を介して制御端末器に送信され、当該制御端末器は操作端末器から受け取った指令に基づいて機器を制御して動作状態を変化させるとともに変化後の動作状態を信号線を介して当該操作端末器に返信する防犯システムであって、
    防犯受信機との間で予め前記アドレスによる対応関係が決められている1乃至複数の特定の操作端末器のアドレス及び当該特定の操作端末器によって制御される機器の動作状態に関する条件を記憶する記憶手段と、前記変化後の動作状態が前記記憶手段に記憶した動作状態に関する条件を満たす場合に警戒モードに設定させるための警戒設定指令を防犯受信機に対し信号線を介して送信する信号処理手段とを備えたことを特徴とする防犯システム。
  2. 前記信号処理手段は、複数の機器の変化後の動作状態が全て前記条件を満たす場合に前記警戒設定指令を防犯受信機に送信することを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
  3. 前記記憶手段は、前記条件として特定の操作端末器により制御されて変化する機器の動作状態のパターンを記憶し、前記信号処理手段は、当該機器の動作状態が前記パターンと一致したときに警戒設定指令を防犯受信機に送信することを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
  4. 前記信号処理手段は、予め決められた時間帯においてのみ警戒設定指令を防犯受信機に送信することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の防犯システム。
  5. 防犯受信機は、前記信号処理手段から警戒設定指令を受信して動作モードを非警戒モードから警戒モードに切り替えた後に警戒モードに設定したことを信号線を介して前記信号処理手段に通知し、
    前記信号処理手段は、前記通知を受け取ったときに特定の機器の動作状態を二回連続して反転させる指令を当該機器を制御する制御端末器に送信することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の防犯システム。
JP2005365569A 2005-12-19 2005-12-19 防犯システム Expired - Fee Related JP4950483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365569A JP4950483B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 防犯システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365569A JP4950483B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 防犯システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007172084A true JP2007172084A (ja) 2007-07-05
JP4950483B2 JP4950483B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=38298603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005365569A Expired - Fee Related JP4950483B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 防犯システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4950483B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070118A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Nec Access Technica Ltd セキュリティ装置および監視モード切替制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332022A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 制御システムおよびそのプログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332022A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 制御システムおよびそのプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070118A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Nec Access Technica Ltd セキュリティ装置および監視モード切替制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4950483B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2899708B1 (en) Combination of buses for a danger management system
JP4950483B2 (ja) 防犯システム
JP5665945B2 (ja) 火災警報システム
JP5377375B2 (ja) 火災警報用装置及び火災警報システム
JP2005258713A (ja) ホームセキュリティシステム
JP4102940B2 (ja) 防犯システム
JP4747825B2 (ja) 防犯システム
JP2008089284A (ja) 無線テレコントロールシステム
JP4104540B2 (ja) 無線セキュリティ装置
JP5410824B2 (ja) 警報器
JP4245954B2 (ja) 警備システム
JP3642242B2 (ja) 集合住宅警報監視システム
JP5406080B2 (ja) 火災警報システム
JP5723645B2 (ja) 移報出力器
JP2023061682A (ja) 警報システム
JP2007022405A (ja) 車両の遠隔操作装置
JP4421279B2 (ja) 盗難警報装置
JP2011197730A (ja) 警報器及び警報システム
JP5384995B2 (ja) 警報器
JP5393179B2 (ja) 警報器連動システム
JP2007086851A (ja) 伝送システム、その受信盤およびその端末
WO2009084745A1 (en) Device for controling and sensing, integrated managing server, and system for preventing emergency using thereof
JP4531464B2 (ja) 防犯装置
JP4352993B2 (ja) ワイヤレス防犯システム
JP2003030761A (ja) 火災感知器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120309

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees