JP2020035186A - 防災システム - Google Patents

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【課題】システムが表示しているデータを外部へ容易に出力できるようにする。【解決手段】防災受信盤10の電流測定部1001は、トンネル内に設置された端末機器と防災受信盤10とを結ぶ信号線11a、11c、11dに流れる電流を測定し、測定結果を記憶部109に記録する。防災受信盤10は、測定結果をGOT104で表示する。防災受信盤10は、USBメモリが接続されると、表示している測定結果の画面を表す画像データを、USBメモリへ出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、防災システムに関する。
防災受信盤と端末機器で構成されるトンネル防災システムにおいては、手動通報装置、消火栓起動装置、ダクト温度検知器等の端末機器は、防災受信盤に信号回線で接続される。この信号回線がどのような状態にあるかを調べる発明として、例えば特許文献1に開示された防災システムがある。この防災システムは、信号回線に流れる電流を測定し、防災受信盤に着脱可能なメモリカードに測定結果を記録し、防災受信盤が備えるメインモニタ装置やサブモニタ装置で測定結果のデータを表示する。表示されたデータを見ることにより、信号回線の絶縁の劣化等、信号回線がどのような状態にあるのかを把握することができる。
特開2018−45541号公報
防災受信盤で表示されているデータについては、必要に応じて防災受信盤からコピーし、パーソナルコンピュータなどの外部装置で確認を行うことがある。外部メモリへデータを保存する場合、メモリカードを防災受信盤から取り外し、メモリカード内のデータをコピーするのは、取り外しの手間やコピーの手間がかかることとなる。
本発明は、システムが表示しているデータを外部へ容易に出力できるようにすることを目的とする。
(1)本発明に係る防災システムは、外部メモリが接続される接続手段と、画像を表示する表示手段と、前記接続手段に接続された前記外部メモリへ、前記表示手段が表示している画面のデータを出力する出力手段と、前記接続手段に前記外部メモリが接続された場合、前記出力手段による前記データの出力を可能にする出力制御手段と、を備える。
(2)本発明に係る防災システムは、(1)に記載の構成において、前記データは、前記画面を表す画像データであることを特徴とする。
(3)また、本発明に係る防災システムは、(1)または(2)の構成において、前記出力制御手段は、前記接続手段に前記外部メモリが接続されると、利用者が前記外部メモリへ前記データの出力を指示するためのボタンを前記画面上に表示させ、前記出力手段は、前記ボタンが前記利用者により選択されると、前記外部メモリへ前記データを出力することを特徴とする。
(4)また、本発明に係る防災システムは、(1)乃至(3)いずれかの構成において、自システムは、防災受信盤であり、前記データは、トンネル内に設置される複数の端末機器に接続されている信号線を流れる電流の値を示すことを特徴とする。
上記の(1)の構成によれば、システムが表示しているデータを外部へ容易に出力することができる。
上記の(2)の構成によれば、外部へ出力されたデータを容易に確認することができる。
上記の(3)の構成によれば、画面を操作してデータを外部へ容易に出力することができる。
上記の(4)の構成によれば、トンネル内に設置される複数の端末機器に接続されている信号線を流れる電流の値を外部へ容易に出力することができる。
本発明に係る防災システム1の構成を説明する図。 伝送部102の構成を示したブロック図。 測定回路202a、測定回路202c、測定回路202dの詳細を示した図。 GOT104が表示するGUI画面の一例を示した図。 GOT104が表示するGUI画面の一例を示した図。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、防災システム1の概要を示した図である。防災システム1は、トンネル内で発生する火災の拡大を防ぐためのシステムである。図1においては、自動車専用道路で上り線のトンネル2aと下り線のトンネル2bを有するトンネルに係る防災システム1の概要を示している。
トンネル2aとトンネル2bの壁面には、トンネルの延伸方向に沿って予め定められた間隔で火災検知器32が設置されている。火災検知器32は、トンネルの上流側と下流側を監視して火災による炎を検知する。火災による炎が火災検知器32により検知されると、火災信号が流れる。
トンネル2aとトンネル2bには、トンネルの延伸方向に沿って換気や排気のためのダクトが設けられており、ダクト内においては、予め定められた間隔で温度検知器31が設置されている。温度検知器31は、接点手段として機能するスイッチを備えており、火災によりダクト内の温度が上昇すると、このスイッチがオンとなり、温度検知信号が流れる。
また、トンネル2aとトンネル2bの監視員通路の壁面には、監視員通路の延伸方向に沿って、予め定められた間隔で消火栓装置33と手動通報装置34が設置されている。
消火栓装置33は、初期消火用の放水設備であり、ノズル付きホースが接続された消火栓と消火器を扉内に収納している。火災時には消火栓扉を開いてノズル付きホースを引き出し、消火栓弁開閉レバーを開操作すると、消火栓へ給水を行うための消火栓起動スイッチがオンとなり、起動信号が流れる。起動信号が流れると、消火栓に給水を行う消火ポンプが起動し、ホースのノズルから消火用水が放水される。
また、消火栓装置33には、消防隊が使用する給水栓と、給水栓へ給水を行う消火ポンプを起動する給水栓起動スイッチが設けられている。消防隊の操作により給水栓起動スイッチがオンとなると、起動信号が流れる。起動信号が流れると、消火ポンプが起動し、給水栓へ給水が行われる。なお、給水栓は必須の構成ではないため、消火栓装置33は、給水栓を備えていない構成であってもよい。
なお、消火栓起動スイッチと給水栓起動スイッチは、共に同じ消火ポンプ起動して起動信号を出力するスイッチであることから、以下、消火栓起動スイッチおよび給水栓起動スイッチを起動スイッチと称する場合がある。
手動通報装置34は、火災を知らせるための装置であり、押しボタンが操作されてスイッチがオンとなると、火災通報信号が流れる。なお、押しボタン式である手動通報装置は、トンネル2aとトンネル2bの壁面に設けられた非常電話機にも設置されている。
手動通報装置34、消火栓装置33および温度検知器31は、本発明に係る端末機器の一例である。
防災受信盤10は、トンネル内の異常を検知する機能を有し、火災の発生を報知し、他の設備と連動してトンネル内の火災の拡大を防ぐ設備であり、トンネルの通信機械室に設置されている。
防災受信盤10は、P型のシステムであり、温度検知器31に接続されている信号線11a、火災検知器32に接続されている信号線11b、手動通報装置34に接続されている信号線11d、および起動スイッチに接続されている信号線11cが接続されている。
温度検知器31に接続する信号線11aは、トンネル内を分割した複数の区画毎に設けられており、複数の信号線11aの各々は、対応する区画に設置されている温度検知器31に接続されている。火災検知器32に接続する信号線11bは、トンネル内を分割した複数の区画毎に設けられており、複数の信号線11bの各々は、対応する区画に設置されている火災検知器32に接続されている。手動通報装置34に接続する信号線11dは、トンネル内を分割した複数の区画毎に設けられており、複数の信号線11dの各々は、対応する区画に設置されている手動通報装置34に接続されている。起動スイッチに接続する信号線11cは、トンネル内を分割した複数の区画毎に設けられており、複数の信号線11cの各々は、対応する区画に設置されている起動スイッチに接続されている。
また、防災システム1は、消火ポンプの制御と、ダクトを冷却するダクト冷却ポンプの制御を行うポンプ制御盤21を備える。
(防災受信盤10の構成)
防災受信盤10は、制御部101、伝送部102、通信部103、GOT104、操作部105、警報部106、ポンプ制御部107、表示部108、および記憶部109を備える。
制御部101は、所謂PLC(Programmable Logic Controller)であり、CPUおよびメモリを有するCPUユニット、電源ユニット、AD変換機能を有する入力ポートを含む各種の入力ポートおよび出力ポートを備えた入出力ユニットを備える。
伝送部102は、信号線11a、信号線11b、信号線11cおよび信号線11dに接続されている。伝送部102は、温度検知信号、火災信号、起動信号、および火災通報信号を制御部101へ供給する。
GOT(Graphic Operation Terminal)104は、タッチパネルを備えた入出力装置である。GOT104は、制御部101と協働して各種のGUI画面を表示し、GUI画面に対して行われた操作を受け付ける。GOT104は、信号線11a、信号線11cおよび信号線11dを流れる電流の測定結果の表示や、電流の測定に係る設定画面の表示などを行う。また、GOT104は、USB端子を備えており、USB端子に接続されたUSBメモリに対して各種データを出力する。GOT104は、本発明に係る表示手段および本発明に係る接続手段の一例である。
通信部103は、通信ネットワーク3を介して外部の上位設備である遠隔制御設備30と通信を行うための通信インターフェースとして機能する。操作部105は、防災受信盤10を操作するための各種スイッチやボタンを有する。警報部106は、スピーカ、主音響装置、警報表示灯を有し、火災発生時に警報を発する。ポンプ制御部107は、ポンプ制御盤21を制御し、消火ポンプやダクト冷却ポンプの制御を行う。表示部108は、液晶ディスプレイ装置を有し、火災の発生の警報表示や、信号線11a、信号線11cおよび信号線11dを流れる電流の異常表示などを行う。記憶部109は、例えば、メモリカードなどの不揮発性メモリであり、伝送部102に接続されている信号線に流れる電流の測定結果を記憶する。なお、制御部101は、PLCに限定されるものではなく、CPU、メモリ、入出力ユニットを備えたマイクロコンピュータまたはパーソナルコンピュータであってもよい。また、本実施形態においては、表示部108と操作部105とがメイン表示操作部を構成し、GOT104がサブ表示操作部を構成し、別々の構成となっているが、一体の構成であってもよい。
(伝送部102の構成)
図2は、伝送部102の構成を示したブロック図である。トンネル内を分割した複数の区画5の各々には、区画5に配置されている温度検知器31、消火栓装置33、手動通報装置34が含まれる。伝送部102は、トンネル内を分割した複数の区画5毎に入出力ユニット200を備えている。
入出力ユニット200は、信号受信部201a、信号受信部201cおよび信号受信部201dを有する。信号受信部201aは、対応する区画5に含まれる温度検知器31に信号線11aで接続されている。信号受信部201cは、対応する区画5に含まれる消火栓装置33に信号線11cで接続されている。信号受信部201dは、対応する区画5に含まれる手動通報装置34に信号線11dで接続されている。
また、入出力ユニット200は、測定回路202a、測定回路202cおよび測定回路202dを有する。測定回路202aは、信号線11aに流れる電流を測定するための回路である。測定回路202cは、信号線11cに流れる電流を測定するための回路である。測定回路202dは、信号線11dに流れる電流を測定するための回路である。
図3は、測定回路202a、測定回路202cおよび測定回路202dの詳細を示した図である。信号線11a、信号線11cおよび信号線11dは、具体的には、信号ラインLとコモンラインCで構成されている。信号ラインLは抵抗R2を介して電源電圧Vcに接続されてプルアップされて直流信号が流れており、コモンラインCはグランドに接続されている。
信号ラインLとコモンラインCからなる信号線11aには、温度検知器31に設けられているスイッチSWaおよび終端抵抗R1が並列に接続されており、通常状態でスイッチSWaは図示したようにオフとなっている。
信号ラインLとコモンラインCからなる信号線11cには、消火栓装置33に設けられている起動スイッチSWcおよび終端抵抗R1が並列に接続されており、通常状態で起動スイッチSWcは図示したようにオフとなっている。
信号ラインLとコモンラインCからなる信号線11dには、手動通報装置34に設けられているスイッチSWdおよび終端抵抗R1が並列に接続されており、通常状態でスイッチSWdは図示したようにオフとなっている。
スイッチSWaがオフしている通常状態では、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧は電源電圧Vcとなっており、この電圧が信号受信部201aに入力されている。スイッチSWaのいずれかが温度上昇によりオンとなると、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧が低下する。信号受信部201aは、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧が予め定められた電圧より低下した場合、温度検知信号を制御部101へ出力する。
また、起動スイッチSWcがオフしている通常状態では、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧は電源電圧Vcとなっており、この電圧が信号受信部201cに入力されている。起動スイッチSWcのいずれかがオンとなると、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧が低下する。信号受信部201cは、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧が予め定められた電圧より低下した場合、起動信号を制御部101へ出力する。
スイッチSWdがオフしている通常状態では、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧は電源電圧Vcとなっており、この電圧が信号受信部201dに入力されている。押しボタンが操作されてスイッチSWdのいずれかがオンとなると、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧が低下する。信号受信部201dは、信号ラインLとコモンラインCの間の電圧が予め定められた電圧より低下した場合、火災通報信号を制御部101へ出力する。
測定回路202a、測定回路202cおよび測定回路202dは、信号ラインLとコモンラインCとの間の電圧を検出するための回路であり、信号ラインLに接続する信号ラインLaを有する。なお、測定回路202a、測定回路202cおよび測定回路202dは、図示した回路に限定されるものではなく、信号ラインLにおいて信号ラインLaが接続されている点とコモンラインCとの間の電圧を信号ラインLに流れる電流の増加に応じて変化させる回路であればよい。
選択部210は、接続される複数の信号ラインLa毎にリレー回路を備えている。選択部210においては、制御部101からの制御信号によりリレー回路が動作し、複数の信号ラインLaのうちの一つがリレー回路により制御部101のAD変換ポートに接続される。
(制御部101の構成)
制御部101においては、CPUがプログラムを実行することにより、本発明に係る電流測定部1001、出力部1002、出力制御部1003、監視部1004、GUI部1005を実現する。
監視部1004は、伝送部102から供給される信号に応じて各部を制御する。監視部1004は、例えば、手動通報装置34の操作による火災通報信号を受信した場合、警報部106を制御して主音響装置を鳴動させ、表示部108を制御して火災表示と手動通報区画表示を行う。また、監視部1004は、火災通報信号を受信した場合、ポンプ制御部107でポンプ制御盤21を制御して消火ポンプを起動する。
また、監視部1004は、ダクト内温度が上昇したことにより温度検知信号を受信した場合、ポンプ制御部107でポンプ制御盤21を制御して冷却ポンプを起動し、ダクト内に設置されているヘッドから散水してダクト内を冷却する制御を行う。
電流測定部1001は、信号線11a、信号線11cおよび信号線11dに流れる電流の電流値をAD変換ポートで測定し、測定結果を記憶部109に記録する。電流測定部1001は、信号ラインLaとグランド間の電圧VaをAD変換ポートで測定することにより、信号ラインLに流れる電流の電流値Iを、例えば、I=(Vc−Va)/R2の式で算出する。
電流測定部1001は、一日の予め定められた時刻となると、選択部210を制御し、選択部210に接続されている信号ラインLaを順次AD変換ポートへ接続する。電流測定部1001は、接続された信号ラインLa毎に電圧を測定し、接続された信号ラインLaに流れる電流の電流値Iを、測定した電圧から算出し、算出した電流値を記憶部109に記録する。
また、電流測定部1001は、全ての信号ラインLに流れる電流の測定を指示する操作がGOT104において行われた場合には、選択部210を制御して信号ラインLaを順次AD変換ポートへ接続する。電流測定部1001は、接続された信号ラインLa毎に電圧を測定し、接続された信号ラインLaに流れる電流の電流値を測定した電圧から算出し、算出した電流値を記憶部109に記録する。
また、電流測定部1001は、電流値を測定する信号ラインLがGOT104において選択され、選択された信号ラインLに流れる電流の測定を指示する操作がGOT104において行われた場合には、選択された信号ラインLに接続されている信号ラインLaをAD変換ポートに接続する。電流測定部1001は、接続された信号ラインLaの電圧を測定し、接続された信号ラインLaに流れる電流の電流値を測定した電圧から算出し、算出した電流値を記憶部109に記録する。
信号ラインLに流れる電流が増加すると、信号ラインLとコモンラインCとの間の電圧Vaが流れる電流の増加に比例して増加する。例えば、信号線11aの絶縁が劣化すると、絶縁抵抗が低下し、信号線11aを流れる電流が増加するため、信号ラインLとコモンラインCとの間の電圧Vaが増加する。電圧Vaが変化すると、前述の式で得られる電流値Iが変化するため、電流測定部1001が信号ラインLに流れる電流を測定し、電流値Iの変化を監視することにより、信号線の絶縁低下を判定することができる。
出力部1002は、GOT104に表示されている画面を表す画像データを、GOT104のUSB端子に接続されているUSBメモリに出力する。
出力制御部1003は、GOT104が備えるUSB端子へUSBメモリが接続されたことを検知する。出力制御部1003は、USB端子にUSBメモリが接続されると、出力部1002がUSBメモリへ画像データを出力するのを許可する。
GUI部1005は、GOT104に対して行われた操作や操作部105で行われた操作に応じてGOT104で各種画面を表示する。例えば、GUI部1005は、測定した電流値の測定結果を表示する操作が行われた場合、記憶部109に記憶されている測定結果を、GOT104で表示する。
(実施形態の動作例)
次に、GOT104に表示されている電流の測定結果をUSBメモリへ出力するときの動作例について説明する。
図4は、信号ラインLに流れる電流の測定を行うときにGOT104が表示するGUI画面(自動測定画面)の一例である。例えば、信号ラインを点検する利用者により図4に示したボタンB3を押す操作が行われると、電流測定部1001は、選択部210を制御して信号ラインLaを順次AD変換ポートへ接続する。電流測定部1001は、接続された信号ラインLa毎に電圧を測定し、接続された信号ラインLaに流れる電流の電流値を測定した電圧から算出し、算出した電流値を記憶部109に記録する。電流測定部1001は、一の信号ラインLaについて、流れる電流値の測定を終える毎にGUI画面を更新して測定値を表示する。例えば、電流測定部1001は、信号ラインLaの識別のために信号ラインLaの各々に付与されている回線番号が003の信号ラインLaについて測定が終了すると、算出した電流値を「No.」の列の「003」の行に表示する。なお、図4の画面例では、各回線番号に対応して、電流値を異常と判断するしきい値下限、電流値を異常と判断するしきい値上限、および電流値の測定値が表示されている。そして、測定値がしきい値範囲外である場合は、電流値異常と判断されて、測定値の欄がハイライト表示される。
図4に示したボタンB1は、GOT104に表示されているGUI画面を表す画像データをUSBメモリへ出力するときに操作するボタンであり、ボタンB2は、GOT104のUSB端子に接続されたUSBメモリを取り外すときに操作するボタンである。出力制御部1003は、GOT104のUSB端子にUSBメモリが装着されていないときは、ボタンB1およびボタンB2をグレーアウトで表示する。出力制御部1003は、GOT104のUSB端子にUSBメモリが装着されると、ボタンB1とボタンB2のグレーアウトを解除する。
出力制御部1003は、グレーアウトが解除されたボタンB1が操作されると、出力部1002からUSBメモリへのデータの出力を許可する。データの出力が許可された出力部1002は、GOT104に表示されているGUI画面を表す画像データをUSBメモリへ出力する。次に、ボタンB2が操作されると、出力制御部1003は、USBメモリを取り外す処理を行い、ボタンB1とボタンB2をグレーアウトの表示にする。
本実施形態によれば、USBメモリをGOT104に装着した後、表示しているデータをボタンの操作だけで外部メモリへ容易に出力することができる。また、本実施形態によれば、USBメモリに出力された画像データを、パーソナルコンピュータにおいて画像ビューワーで表示すると、GOT104に表示されていた電流値の測定結果の画面を閲覧することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、USBメモリがGOT104のUSB端子に接続されていない場合、ボタンB1とボタンB2がグレーアウトされているが、本発明においては、USBメモリがGOT104のUSB端子に接続されていない場合には、ボタンB1とボタンB2を表示せず、USBメモリがGOT104のUSB端子に接続されると、ボタンB1とボタンB2を表示するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、ボタンB1を操作することにより、GOT104に表示されている画面の画像データがUSBメモリへ出力されるが、本発明においては、USBメモリがUSB端子に接続されると、GOT104への操作が行われなくとも、GOT104が表示している画面の画像データを自動的にUSBメモリへ出力する構成としてもよい。
上述した実施形態においては、出力部1002は、GOT104に表示されている電流の測定結果を画像データでUSBメモリへ出力しているが、本発明においては、表示されている測定結果の電流値を例えば、CSV(Comma-Separated Values)データとしてUSBメモリへ出力してもよく、また、画像データとCSVデータの両方をUSBメモリへ出力してもよい。
上述した実施形態においては、出力部1002は、電流の測定結果の画面の画像データをUSBメモリへ出力しているが、本発明においては、電流の測定結果の表示画面以外の画面の画像データを出力してもよい。例えば、制御部101で入出力ユニットの異常が検知され、入出力ユニットの異常を知らせる画面がGOT104で表示されている場合、GUI画面を表す画像データをUSBメモリへ出力するための操作がされると、出力部1002は、入出力ユニットの異常を知らせる画面の画像データをUSBメモリへ出力してもよい。また、信号ラインLaを流れる電流の異常の履歴をGOT104で表示し、表示した履歴の画面の画面データをUSBメモリへ出力してもよい。図5は、信号ラインLaを流れる電流の異常の履歴画面の一例を示した図である。図5においては、回線番号が001の信号ラインLを流れる電流の電流値がしきい値の上限を超えたときの日時と、回線番号が003の信号ラインLを流れる電流の電流値がしきい値の下限未満となったときの日時が示されている。図5の画面において、ユーザがボタンB1を操作すると、図5の画面の画像データがUSBメモリへ出力される。なお、図4に示した自動測定画面の電流の測定結果の画面や図5に示した異常履歴画面にて表示している信号線11(信号ラインL)等の異常状態について、表示している画面の画像データとしてUSBメモリに保存できるため、USBメモリから必要とするファイルを見つけて、迅速に内容を確認することができ、保守・メンテナンス時等の作業効率の向上及び不具合発生時の早急な対応が可能となる。
上述した実施形態においては、GOT104が表示している画面の画像データをUSBメモリへ出力しているが、画像データの出力先はUSBメモリに限定されるものではなく、例えば、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、USBで接続されたパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどに画像データを出力してもよい。
本発明においては、画像データの出力先と無線通信により接続し、無線通信により接続した外部メモリへ画像データを出力してもよい。例えば、Bluetooth(登録商標)やWi-fi(登録商標)NFC(Near field communication)などの無線通信により他の装置に接続し、接続した装置に画像データを出力してもよい。
上述した実施形態においては、トンネル内に設置されている端末機器と防災受信盤10とを接続する信号線について、流れる電流を防災受信盤10で測定しているが、例えば、ビルなどの建築物に設置される火災受信機と熱や煙を感知する感知器や発信機とを接続する信号線に流れる電流について、火災受信機で測定して測定結果をGOTで表示し、GOTが表示した測定結果の画面をUSBメモリへ出力してもよい。
1…防災システム、2a、2b…トンネル、3…通信ネットワーク、5…区画、10…防災受信盤、11a、11b、11c、11d…信号線、21…ポンプ制御盤、30…遠隔制御設備、31…温度検知器、32…火災検知器、33…消火栓装置、34…手動通報装置、101…制御部、102…伝送部、103…通信部、104…GOT、105…操作部、106…警報部、107…ポンプ制御部、108…表示部、109…記憶部、200…入出力ユニット、201a、201c、201d…信号受信部、202a、202c、202d…測定回路、210…選択部、1001…電流測定部、1002…出力部、1003…出力制御部、1004…監視部、1005…GUI部。

Claims (4)

  1. 外部メモリが接続される接続手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    前記接続手段に接続された前記外部メモリへ、前記表示手段が表示している画面のデータを出力する出力手段と、
    前記接続手段に前記外部メモリが接続された場合、前記出力手段による前記データの出力を可能にする出力制御手段と、
    を備える防災システム。
  2. 前記データは、前記画面を表す画像データである
    請求項1に記載の防災システム。
  3. 前記出力制御手段は、前記接続手段に前記外部メモリが接続されると、利用者が前記外部メモリへ前記データの出力を指示するためのボタンを前記画面上に表示させ、
    前記出力手段は、前記ボタンが前記利用者により選択されると、前記外部メモリへ前記データを出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の防災システム。
  4. 自システムは、防災受信盤であり、前記データは、トンネル内に設置される複数の端末機器に接続されている信号線を流れる電流の値を示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の防災システム。
JP2018161326A 2018-08-30 2018-08-30 防災システム Active JP7207907B2 (ja)

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