JP2020088893A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの底面に貼られたシール部材に記録された文字などが、他部材と接触して摩擦などにより消失することを抑制する。【解決手段】ステータ4と、ロータ3と、記録面901に記録がなされたシール部材90が底面に貼られ、ステータ4及びロータ3を収容するケース51と、底面側から記録面901を超えて突出する突出部700と、を備えるモータ1。このような構成のモータ1とすることで、モータ1の底面に貼られたシール部材90に記録された文字などが、他部材と接触して摩擦などにより消失することを抑制することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、モータに関する。
従来から、ステータと、ロータと、ステータ及びロータを収容するケースとを備える様々なモータが使用されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−44352号公報
従来から特許文献1に開示されるようなモータにおいては、ケースの底面に、製品情報などが記録されたシール部材を貼り付けることが行われている。しかしながら、モータを運搬する場合などにおいて、例えば運搬用の箱に箱詰めされたモータが動き、ケースの底面側に貼り付けられたシール部材の記録面が箱の底部などに対して擦れることで、シール部材に記録された製品情報などが消失する場合があった。
そこで、本発明の目的は、モータの底面に貼られたシール部材に記録された文字などが、他部材と接触して摩擦などにより消失することを抑制することである。
本発明のモータは、ステータと、ロータと、記録面に記録がなされたシール部材が底面に貼られ、前記ステータ及び前記ロータを収容するケースと、前記底面側から前記記録面を超えて突出する突出部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、ケースの底面側から記録面を超えて突出部が突出するので、記録がなされた記録面と他部材との接触を抑制できる。このため、モータの底面に貼られたシール部材に記録された文字などが、他部材と接触して摩擦などにより消失することを抑制できる。
本発明のモータにおいては、前記突出部は、前記ケースの内部で前記ロータを回転可能に支持し、前記ケースの内部から前記底面の外側まで突出する、固定軸であることが好ましい。固定軸を突出部として利用することで、構成部材の点数を増やすことなく突出部を形成できる。
本発明のモータにおいては、前記突出部は、前記ケースの内部で前記ロータを回転可能に支持する固定軸に取り付けられていることが好ましい。例えば従来の構成のモータに突出部としてキャップ部材などを取り付けることで、突出部を簡単に形成できる。
本発明のモータにおいては、前記突出部は、前記ケースの底部に形成されていることが好ましい。例えば、突出部をケースと一体的に形成することで、構成部材の点数を増やすことなく突出部を形成できる。
本発明のモータにおいては、前記突出部は、前記ケースの底部を一部切り出して外側に突出させて形成されていることが好ましい。ケースの底部を一部切り出して外側に突出させて突出部を形成することで、構成部材の点数を増やすことなく突出部を形成できる。
本発明のモータにおいては、前記突出部を3つ以上備えることが好ましい。突出部を3つ以上備えることでモータをぐらつかせることなく載置できる。
本発明のモータは、モータの底面に貼られたシール部材に記録された文字などが、他部材と接触して摩擦などにより消失することを抑制することができる。
実施例1のモータの全体構成を示す斜視図である。 実施例1のモータにおいてカバーを分離した状態を示す斜視図である。 実施例1のモータにおいてカバーとケースとを分離した状態を示す斜視図である。 実施例1のモータにおいてカバーを取り外した状態を示す平面図である。 実施例1のモータの側面断面図である。 実施例1のモータの歯車機構の分解斜視図である。 実施例1のモータの歯車機構の各歯車の配置を説明するための分解図である。 実施例1のモータにおける底面側からの斜視図である。 実施例1のモータにおいてシール部材を取り外した状態を示す底面側からの斜視図である。 実施例1のモータにおいてシール部材とケースとを取り外した状態を示す底面側からの斜視図である。 実施例2のモータにおける底面側からの斜視図である。 実施例2のモータにおいてシール部材を取り外した状態を示す底面側からの斜視図である。 実施例2のモータにおけるケースの底面図である。 実施例3のモータにおける底面側からの斜視図である。 実施例3のモータにおいてシール部材を取り外した状態を示す底面側からの斜視図である。 実施例3のモータにおけるケースの底面図である。
以下に、図面を参照して本発明の一実施例に係るモータ1について説明する。
[実施例1](図1〜図10)
最初に、実施例1のモータ1としてのギヤードモータ1A(以下、モータ1Aとする。)について説明する。以下においては、互いに直交する3方向をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向としており、モータ軸線方向LがZ軸方向に対応している。
(全体構成)
図1から図3は、本発明を適用したモータ1Aの全体構成を示す説明図であり、図1、図2、図3は、順に、モータ1Aの斜視図、モータ1Aからカバー52を外した状態の分解斜視図、ケース51を外した状態の分解斜視図である。図4は、本実施例のモータ1Aからカバー52を取り外した状態の平面図である。図5は、モータ1Aを図4のS−S′線に相当する位置で切断したときの断面図である。
図1から図5において、本実施例のモータ1Aは、概ね、ステッピングモータ構造を備えたモータ部2と、複数の歯車からなる歯車機構6と、モータ部2および歯車機構6を収容したハウジング5とから構成されている。ハウジング5は、上面が開口するカップ状のケース51と、ケース51の開口を塞ぐ板状のカバー52とを備えている。
(内部構成)
図5に示すように、モータ部2は、ステータ4とロータ3とから概略構成されている。ステータ4は、モータ軸線方向Lに重ねて配置された2つのステータ組4a、4bを備えており、ステータ組4a、4bの各々において、外ステータコア41と内ステータコア42とがモータ軸線方向Lで対向するように配置されている。外ステータコア41および内ステータコア42は、いずれも円環状のフランジ部と、フランジ部の内周縁からモータ軸線方向Lに折れ曲がった極歯とを備え、外ステータコア41および内ステータコア42をモータ軸線方向Lに配置した状態で、外ステータコア41の極歯と、内ステータコア42の極歯は、周方向で交互に配列される。
ステータ4の内側にはロータ3が同軸状に配置されている。ロータ3は、軸穴330を備えたロータ本体33と、このロータ本体33の外周面に固着された永久磁石31とを備えており、永久磁石31の外周面は、極歯と対向している。かかるロータ3は、軸穴330に嵌った支軸70によって回転可能に支持されている。支軸70は、ケース51の底部510とカバー52とによって両端部分が支持された固定軸である。なお、支軸70における底部510側における配置などについての詳細は後述する。ロータ本体33において、カバー52側の端部は、外周面にモータピニオン34を備えた回転軸35になっている。このように構成したモータ部2において回転軸35が突出する出力側L1とは反対側(反出力側L2)に配置されたステータ組4bの外ステータコア41は、ケース51の一部として形成されている。ロータ本体33とケース51の底部510との間には、板バネ80が形成されている。
2つのステータ組4a、4bの各々において、外ステータコア41および内ステータコア42は、コイルボビン86に形成されている一対のフランジ部88の各々に重なっている。フランジ部88は、極歯の周りを囲む円筒部87によって繋がっており、円筒部87とフランジ部88によって区画された領域内にコイル45が巻回されている。コイルボビン86は、ステータ4の出力側L1の端面に対して径方向外側に位置する部分に肉厚の端子保持部85を備えており、端子保持部85は、ケース51の側面部に形成された切り欠き515(図3参照)から径方向外側に突出している。かかる端子保持部85には、複数本のモータ側端子99が保持されている。端子保持部85は、径方向の外側が端子カバー11で覆われ、さらに外カバー12で覆われている。
(歯車機構6の概略構成)
図6は、本実施例のモータ1Aの歯車機構6の説明図であり、歯車機構6の分解斜視図である。また、図7は、本実施例のモータ1Aの歯車機構6の各歯車61、62、63、64の配置を説明するための分解図である。
図4および図6などに示すように、本実施例のモータ1Aは、モータピニオン34を含む複数の歯車からなる歯車機構6を備えており、モータ部2のロータ3の回転は、歯車機構6を介して外部に出力される。本実施例のモータ1Aにおいて、歯車機構6は、モータピニオン34の他に、計4つの歯車61、62、63、64を備えており、最終段の歯車64は、出力軸641を備えた出力部材640として構成されている。出力部材640において、出力軸641は、丸棒部分を相対向する2面で切り欠いた形状の板状部である。
最終段の歯車64を除く3つの歯車61、62、63はいずれも、ケース51に固定された地板55と、カバー52とによって両端が支持された支軸71、72、73(図7参照)によって回転可能に支持されている。最終段の歯車64は、それ自身に形成された軸部642、643がカバー52側の軸受部521と地板55側の軸受部551とに回転可能に支持されている。本形態において、地板55は、平板部550と、平板部550の相対向する位置から出力側L1に向けて起立した一対の連結板556、557とを備えており、連結板556、557は、ケース51の内面に固定されている。また、地板55の平板部550の中央部には、支軸70やロータ3の回転軸35等が貫通する中央孔558が形成されている。本実施例のモータ1Aにおいて、歯車61、62、63は、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド等からなる樹脂製の歯車である。
本形態において、モータピニオン34からみて第1番目の歯車61の大径歯車部611は、回転軸35の出力側L1の外周側に形成されたモータピニオン34と噛合し、歯車61の小径歯車部612には、第2番目の歯車62の大径歯車部621が噛合している。歯車62の小径歯車部622には、第3番目の歯車63の大径歯車部631が噛合し、歯車63の小径歯車部632には最終段の歯車64の歯部645が噛合している。このようにして歯車機構6は減速歯車列として構成されている。ここで、4つの歯車61、62、63、64は、モータピニオン34の周りに配置されている。
このように構成したモータ1Aにおいて、モータ部2のステータ4に給電されてロータ3が回転すると、その回転は、モータピニオン34、歯車61、歯車62、歯車63を介して出力部材640(歯車64)に伝達され、出力軸641が回転する。本形態では、ロータ3は時計回りCWの方向および反時計回りCCWの方向に回転し、それに伴い、出力部材640(歯車64)は、所定の角度範囲にわたって往復回転する。
(底面側の構成)
次に、図5と、図8から図10とを用いて本実施例のモータ1Aにおける底面側の構成について説明する。ここで、図8はモータ1Aにおける底面側からの斜視図であり、図9はモータ1Aからシール部材90を取り外した状態を示す底面側からの斜視図であり、図10はモータ1Aからシール部材90とケース51とを取り外した状態を示す底面側からの斜視図である。
図5及び図8で表されるように、本実施例のモータ1Aは、ケース51の底部510にはシール部材90が貼られている。シール部材90の記録面901には、モータ1Aの製品情報などの記録がなされている。なお、このような製品情報などの記録は、シール部材90の記録面901に熱転写で文字などを形成することなどにより好ましく行われる。また、図8で表されるように、Z軸方向から見たシール部材90の中央部には孔部902が形成されている。
図5及び図10で表されるように、Z軸方向から見たロータ3及びステータ4の中央部に支軸70がZ軸方向に沿って延びている。そして、図5及び図9で表されるように、ケース51の底部510は、Z軸方向から見た中央部に内側に凹んだ凹部511が形成されており、Z軸方向から見た凹部511の中央部から支軸70が突出している。なお、シール部材90の孔部902の位置は、凹部511の位置に対応している。
そして、支軸70は、凹部511に形成された支軸通し孔512に通され、支軸通し孔512に通された状態で凹部511においてかしめられている。支軸70が凹部511においてかしめられていることで、支軸70はケース51に固定され、外部から支軸通し孔512を通して異物が混入することが抑制される。なお、支軸70は、略円柱状であるが、先端部分に先細りとなるテーパー領域を有する。ここで、支軸70の凹部511においてかしめられる部分は該テーパー領域とはなっていないところである。支軸70をケース51に固定する。
ここで、図5及で表されるように、支軸70は、ケース51の底面(底部510)に貼られたシール部材90の記録面901を超えて突出している。換言すれば、図5にあえ突出部としての支軸70の端部は、シール部材90の厚みよりも長く(高く)形成されている。モータ1Aは、底部510を下側にして箱などに詰められて搬送される場合が多いが、記録面901と箱の底部とが接触すると、記録面901に記録された製品情報などが摩擦などにより消えてしまう虞がある。しかしながら、本実施例のモータ1Aは、支軸70が記録面901を超えて突出しているので、支軸70の端部が箱の底部などに接触し、記録面901と箱の底部などの他部材との接触を抑制でき、シール部材90に記録された文字などが消失することを抑制できる。
ここで、本実施例のモータ1Aにおいては、ケース51の内部でロータ3を回転可能に支持しケース51の内部から底部510の外側まで突出する固定軸である支軸70が、シール部材90の記録面901を超えて突出する突出部700の役割をしている。このため、支軸70を突出部700として利用することで、構成部材の点数を増やすことなく突出部700を形成している。底部に貼りつけるシール部材90は、突出部700としての支軸70の周辺に孔をあけるので、それ以外は従来どおり、記録面901として活用することが可能になる。
ただし、本発明はこのような構成に限定されない。支軸70に取り付け可能な突出部700を別途備えていてもよい。例えば、支軸70が記録面901よりも突出していない従来の構成のモータに突出部700としてキャップ部材などを取り付けることで、突出部700を簡単に形成できる。キャップ部材などを突出部700に取り付けることで、支軸70に直接、衝撃等の外力が伝わらないようにでき、モータ部2への影響を抑制することが可能になる。
[実施例2](図11から図13)
図11は、実施例2のモータ1としてのギヤードモータ1B(以下、モータ1Bとする。)の底面側からの斜視図であり、実施例1のモータ1Aにおける図8に対応する図である。図12は、本実施例のモータ1Bからシール部材90を取り外した状態を示す底面側からの斜視図であり、実施例1のモータ1Aにおける図9に対応する図である。図13は、本実施例のモータ1Bのケース51の底面図である。なお、上記実施例1と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。また、本実施例のモータ1Bは、支軸70のZ軸方向の長さ及びケース51の構成以外は、実施例1のモータ1Aと同様の構成である。
図12で表されるように、本実施例の支軸70のZ軸方向の長さは、実施例1の支軸70のZ軸方向の長さと比べると短い。このため、図11で表されるように、ケース51の底面(底部510)にシール部材90が貼られると、支軸70はシール部材90の記録面901から突出しない。
しかしながら、図11から図13で表されるように、本実施例のケース51の底面(底部510)には、ケース51の底部510の一部701を切り出して外側に突出させて形成されている突出部700が設けられている。本実施例のモータ1Bのように突出部700を形成することでも、実施例1のモータ1Aと同様、構成部材の点数を増やすことなく突出部700を形成できる。このように、ケース51の底部510の一部701を切出して突出部700を形成することで、実施例1に示すモータ1Aのように、支軸70が固定軸に限定されず、たとえば、ロータと一体に回転する回転軸で構成されたモータ構造にも適用可能となる。
ここで、本実施例のモータ1Bにおいては、突出部700を3つ備えている。突出部700を3つ以上備えることで、モータ1をぐらつかせることなく搬送用の箱などに載置できる。ただし、突出部700を4つ以上備える構成とすると、モータ1をぐらつかせることなく搬送用の箱などに載置するための各突出部700の突出量調整が必要となる場合が生じるとともに、突出部700の形成数が増えてしまう。このため、突出部700の形成負荷を増やさないために突出部700を3つ備える構成とすることが特に好ましい。このように、複数の突出部700をモータ1Bのケース51の底部510に形成することで、モータ1Bを製品に組付ける際、製品の面に突出部700を当接することで、高さ方向の位置決めしながら配置することが可能となる。
図11で表されるように、本実施例のシール部材90は、突出部700の形成位置に対応する領域に略半円形の切欠き部903を備えている。このため、シール部材90が突出部700上に配置され、突出部700上に配置された部分からシール部材90が剥がれやすくなることを抑制している。
[実施例3](図14から図16)
図14は、実施例3のモータ1としてのギヤードモータ1C(以下、モータ1Cとする。)の底面側からの斜視図であり、実施例1のモータ1Aにおける図8および実施例2のモータ1Bにおける図11に対応する図である。図15は、本実施例のモータ1Bからシール部材90を取り外した状態を示す底面側からの斜視図であり、実施例1のモータ1Aにおける図9および実施例2のモータ1Bにおける図12に対応する図である。図16は、本実施例のモータ1Bのケース51の底面図であり、実施例2のモータ1Bにおける図13に対応する図である。なお、上記実施例1及び実施例2と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。また、本実施例のモータ1Cは、ケース51の構成以外は、実施例2のモータ1Bと同様の構成である。
図15で表されるように、本実施例の支軸70のZ軸方向の長さは、実施例2の支軸70のZ軸方向の長さと同様であり、実施例1の支軸70のZ軸方向の長さと比べると短い。このため、図14で表されるように、実施例2のモータ1Bと同様、ケース51の底面(底部510)にシール部材90が貼られると、支軸70はシール部材90の記録面901から突出しない。
本実施例のケース51の底面(底部510)には、略円錐状の突出部700が設けられている。ここで、本実施例の突出部700はケース51の成形に伴って一体成型されたものであるが、ケース51を成形した後に、別部材をケース51の底部510に接着などで固定することで突出部700を形成してもよい。ただし、本実施例のモータ1Cのように突出部700をケース51の成形に伴って一体成型で形成することで、実施例1のモータ1Aや実施例2のモータ1Bと同様、構成部材の点数を増やすことなく突出部700を形成できる。
ここで、本実施例のモータ1Cにおいても、実施例2のモータ1Bと同様、突出部700を3つ備えている。このため、モータ1をぐらつかせることなく搬送用の箱などに載置できる。
また、図14で表されるように、本実施例のシール部材90も、実施例2のシール部材90と同様、突出部700の形成位置に対応する領域に略半円形の切欠き部903を備えている。このため、シール部材90が突出部700上に配置され、突出部700上に配置された部分からシール部材90が剥がれやすくなることを抑制している。
本発明は、上述の実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。
1…モータ、1A…モータ、1B…モータ、1C…モータ、2…モータ部、
3…ロータ、4…ステータ、5…ハウジング、6…歯車機構、11…端子カバー、
12…外カバー、31…永久磁石、33…ロータ本体、34…モータピニオン、
35…回転軸、41…外ステータコア、42…内ステータコア、45…コイル、
51…ケース、52…カバー、55…地板、61…歯車、62…歯車、
63…歯車、64…歯車、70…支軸(固定軸)、71…支軸、
72…支軸、73…支軸、80…板バネ、85…端子保持部、
86…コイルボビン、87…円筒部、88…フランジ部、
90…シール部材、99…モータ側端子、330…軸穴、510…底部、
511…凹部、512…支軸通し孔、515…切り欠き、521…軸受部、
550…平板部、551…軸受部、556…連結板、557…連結板、
558…中央孔、611…大径歯車部、621…大径歯車部、622…小径歯車部、
631…大径歯車部、632…小径歯車部、640…出力部材、641…出力軸、
642…軸部、643…軸部、645…歯部、700…突出部、
701…底部510の一部、901…記録面、902…孔部、903…切欠き部

Claims (6)

  1. ステータと、
    ロータと、
    記録面に記録がなされたシール部材が底面に貼られ、前記ステータ及び前記ロータを収容するケースと、
    前記底面側から前記記録面を超えて突出する突出部と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記突出部は、前記ケースの内部で前記ロータを回転可能に支持し、前記ケースの内部から前記底面の外側まで突出する、固定軸であることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記突出部は、前記ケースの内部で前記ロータを回転可能に支持する固定軸に取り付けられていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記突出部は、前記ケースの底部に形成されていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記突出部は、前記ケースの底部を一部切り出して外側に突出させて形成されていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項4または5に記載のモータにおいて、
    前記突出部を3つ以上備えることを特徴とするモータ。
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