JP2020086061A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光体ドラムにおける残留現像剤のクリーニング不良を抑制できるクリーニング装置等を提供する。【解決手段】感光体ドラム(131)にトナー像を形成して、トナー像を記録媒体に転写して出力するように構成された画像形成装置において、感光体ドラム(131)に当接して残留現像剤を除去するクリーニングブレード(171)と、クリーニングブレード(171)を回転可能に支持するクリーニングブレード支持部(173)と、クリーニングブレード(171)の動作範囲を規制するクリーニングブレード動作規制部(175)と、クリーニングブレード(171)の一端部を前記感光体ドラム(131)に当接するように付勢するばね部材(179)と、を具備するクリーニング装置(170)を備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、クリーニング装置等に係り、特に、画像形成装置の感光体ドラムの残留現像剤を除去するクリーニング装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラム上に残った現像剤を除去するためにクリーニング装置を備えている。クリーニング装置は、一般的にクリーニングブレードによる掻取り方式が用いられている。
クリーニング装置の構成は、バネによってクリーニングブレードに一定の荷重をかけて、常に一定の線圧でブレードエッジを感光体ドラムに当接するようにした、いわゆる定荷重方式によるものと、クリーニングブレードを所定量変位させて、ブレードエッジを感光体ドラムに当接するようにした、いわゆる定変位方式によるものとが知られている(特許文献1を参照。)。
特開2014−211518号公報
従来の定荷重方式によるクリーニング装置では、常に一定の線圧が常にブレードエッジにかかっているため、クリーニング性能の安定化を図ることができるが、継時やブレードゴムの劣化等によって、クリーニングブレードの変位が大きくなると感光体ドラムへの当接角(クリーニング角)が小さくなり、ブレードエッジが面接触となる、いわゆる腹当たりによるトナーのすり抜けが発生してクリーニング不良となる場合があった。
また、従来の定変位方式によるクリーニング装置では、経時的なブレードゴム等の変位によって線圧が低下して、現像剤のすり抜けが発生してクリーニング不良となる場合があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、感光体ドラムにおける残留現像剤のクリーニング不良を抑制できるクリーニング装置等を提供することを目的とする。
本発明は、クリーニング装置であって、感光体ドラムに当接して残留現像剤を除去するクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードを回転可能に支持するクリーニングブレード支持部と、前記クリーニングブレードの動作範囲を規制するクリーニングブレード動作規制部と、前記クリーニングブレードの一端部を前記感光体ドラムに当接するように付勢するクリーニングブレード付勢部と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、感光体ドラムに現像剤像を形成して、前記現像剤像を記録媒体に転写して出力するように構成された画像形成装置であって、感光体ドラムに当接して残留現像剤を除去するクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードを回転可能に支持するクリーニングブレード支持部と、前記クリーニングブレードの動作範囲を規制するクリーニングブレード動作規制部と、前記クリーニングブレードの一端部を前記感光体ドラムに当接するように付勢するクリーニングブレード付勢部と、を具備するクリーニング装置を備えることを特徴とするものである。
本発明のクリーニング装置によれば、感光体ドラムに当接して残留現像剤を除去するクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードを回転可能に支持するクリーニングブレード支持部と、前記クリーニングブレードの動作範囲を規制するクリーニングブレード動作規制部と、前記クリーニングブレードの一端部を前記感光体ドラムに当接するように付勢するクリーニングブレード付勢部と、を備えることで、クリーニングブレードと感光体ドラムとの当接状態を安定させて、感光体ドラムにおける残留現像剤のクリーニング不良を抑制できるクリーニング装置を提供することができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、感光体ドラムに現像剤像を形成して、前記現像剤像を記録媒体に転写して出力するように構成された画像形成装置において、感光体ドラムに当接して残留現像剤を除去するクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードを回転可能に支持するクリーニングブレード支持部と、前記クリーニングブレードの動作範囲を規制するクリーニングブレード動作規制部と、前記クリーニングブレードの一端部を前記感光体ドラムに当接するように付勢するクリーニングブレード付勢部と、を具備するクリーニング装置を備えることで、クリーニングブレードと感光体ドラムとの当接状態を安定させて、感光体ドラムにおける残留現像剤のクリーニング不良を抑制して、良好な画像を出力できる画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 前記画像形成装置を構成するクリーニング装置の概略構成を示す説明図である。 前記クリーニング装置を構成するクリーニングブレード動作規制部の構成を示す説明図である。 前記クリーニング装置において感光体ドラムとクリーニングブレードとの当接状態が第2の当接状態であることを示す説明図である。 前記第2の当接状態のときのクリーニングブレード支持部とクリーニングブレード位置調整部との当接状態を示す説明図である。 前記クリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第1の当接状態の実施例を示す説明図である。 前記クリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第2の当接状態の実施例を示す説明図である。 第2実施形態に係るクリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第1の当接状態を示す説明図である。 前記クリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第2の当接状態を示す説明図である。 第3実施形態に係るクリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第1の当接状態を示す説明図である。 前記クリーニング装置において感光体ドラムに当接したクリーニングブレードが変位した状態を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図、図2は前記画像形成装置の概略構成を示す説明図である。
第1実施形態は、図1に示すように、感光体ドラム131に現像剤像を形成して、現像剤像を記録媒体に転写して出力するように構成された画像形成装置10において、転写後の感光体ドラム131の残留現像剤を除去する特徴的なクリーニング装置170を備え、感光体ドラム131における残留トナー(残留現像剤)のクリーニング不良を抑制して、良好な画像を実現することを特徴とするものである。
(画像形成装置の構成)
まず、第1実施形態に係る画像形成装置10の基本的な構成について説明する。
画像形成装置10は、図2に示すように、装置本体の上部に原稿読取部112を備えて原稿の画像を読取り、電子写真方式により画像を出力する情報処理装置である。
そして、画像形成装置10は、図1に示すように、主に、制御部100と、画像入力部110と、画像処理部120と、画像形成部130と、操作部140と、表示部150と、記憶部160とを備えて構成されている。
制御部100は、画像形成装置10の全体を制御するための機能部である。
そして、制御部100は、各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えば1又は複数の演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit))等により構成されている。
画像入力部110は、画像形成装置10に入力される画像データを読み取るための機能部である。そして、画像入力部110は、原稿の画像を読み取る機能部である原稿読取部112と接続され、原稿読取部112から出力される画像データを入力する。
また、画像入力部110は、USB(Universal Serial Bus)メモリや、SDカード等の記憶媒体から画像データを入力してもよい。また、他の端末装置と接続を行う通信部を備えて、他の端末装置から画像データを入力してもよい。
画像処理部120は、画像データに各種画像処理を施す機能部である。そして、画像処理が施された画像データに基づき出力データを生成する。
画像形成部130は、画像データに基づく出力データを記録媒体(例えば記録用紙)に形成するための機能部である。例えば、図2に示すように、給紙トレイ122から記録用紙を給紙し、画像形成部130において記録用紙の表面に画像が形成された後に排紙トレイ124から排紙される。画像形成部130は、例えば電子写真方式を利用したレーザプリンタ等により構成されている。
具体的には、図1に示すように、帯電装置132により感光体ドラム131の表面に帯電バイアスを印加して感光体ドラム131の表面を帯電させる。そして、露光装置133により帯電した感光体ドラム131の表面に静電潜像を形成する。そして、現像装置134により感光体ドラム131の表面にトナー像を形成する。感光体ドラム131の表面に形成されたトナー像は記録用紙に転写されて、印刷物として出力される。
また、画像形成部130は、クリーニング装置170を備えている。クリーニング装置170により、転写後の感光体ドラム131の残留トナーが除去される。
操作部140は、ユーザによる操作指示を受け付けるための機能部であり、各種キースイッチや、接触による入力を検出する装置等により構成されている。ユーザは、操作部140を介して、使用する機能や出力条件を入力する。また、表示部150は、ユーザに各種情報を表示するための機能部であり、例えばLCD(Liquid crystal display)等により構成されている。
なお、画像形成装置10は、図2に示すように、操作部140と、表示部150とが一体に形成されているタッチパネルを備えてもよい。この場合において、タッチパネルの入力を検出する方式は、例えば、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった、一般的な検出方式であればよい。
記憶部160は、画像形成装置10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部160は、例えば、半導体メモリであるSSD(Solid State Drive)や、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
(クリーニング装置の構成)
次に、第1実施形態に係る特徴的なクリーニング装置170について説明ずる。
図3は第1実施形態に係る画像形成装置を構成するクリーニング装置の概略構成を示す説明図、図4は前記クリーニング装置を構成するクリーニングブレード動作規制部の構成を示す説明図である。
第1実施形態に係るクリーニング装置170は、図3に示すように、主に、クリーニングブレード171と、クリーニングブレード支持部173と、クリーニングブレード動作規制部175と、ばね部材(クリーニングブレード付勢部)179と、を備えて構成されている。
クリーニングブレード171は、感光体ドラム131の長手方向に沿って設けられ、一端部171aを感光体ドラム131の表面に当接して、少なくともトナー画像が形成される領域に残留したトナー(現像剤)を除去する。
クリーニングブレード支持部173は、クリーニングブレード171の他端部171b側を保持して、クリーニングブレード171を感光体ドラム131に対して当接/離間するように回転可能に支持する。
クリーニングブレード支持部173の構成として、クリーニングブレード171を保持する保持部173aと、クリーニングブレード動作規制部175と当接する当接部173bと、ばね部材179の一端部が取付けられる取付部173cとを備える。
クリーニングブレード動作規制部175は、クリーニングブレード支持部173の当接部173bと当接してクリーニングブレード支持部173の動作範囲を規制することで、クリーニングブレード171の動作範囲を規制する。
クリーニングブレード動作規制部175の構成として、図4に示すように、クリーニングブレード支持部173の当接部173bが当接してクリーニングブレード171の動作範囲を規制する位置を調整するクリーニングブレード位置調整部176と、クリーニングブレード位置調整部176の取付位置を変更可能に取付ける取付部177と、を備える。
クリーニングブレード位置調整部176は、取付ねじ178により取付部177に取付けられる。
クリーニングブレード位置調整部176は、当接部176aと傾斜面176bとを備えている。
当接部176aは、クリーニングブレード支持部173の当接部173bが配置される側に向かい突設され、クリーニングブレード支持部173の当接部173bと当接することでクリーニングブレード支持部173の動作範囲を規制する。
傾斜面176bは、取付部177へ取付ける取付面であって、取付部177の上部に形成された傾斜面177aに取付けられて、取付け位置に応じて当接部176aの位置を変位させるように構成されている。
具体的には、図4に示すように、クリーニングブレード位置調整部176を取付部177の傾斜面177aに沿って矢印X方向(図中左右方向)に変位させることで、クリーニングブレード位置調整部176を矢印Y方向(図中上下方向)に変位させることができる。すなわち、クリーニングブレード位置調整部176と取付部177との隙間d1を調整することで、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとの隙間d2を調整することができる。
ばね部材179は、引っ張りばねであり、図3に示すように、一端部がクリーニングブレード支持部173の取付部173cに取付けられて、クリーニングブレード171の一端部171aを感光体ドラム131に当接するように付勢する。
(感光体ドラムとクリーニングブレードとの当接状態)
ここで、第1実施形態に係るクリーニング装置170における感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態について説明する。
図5は第1実施形態に係るクリーニング装置において感光体ドラムとクリーニングブレードとの当接状態が第2の当接状態であることを示す説明図、図6は前記第2の当接状態のときのクリーニングブレード支持部とクリーニングブレード位置調整部との当接状態を示す説明図である。
クリーニング装置170により感光体ドラム131の残留トナーを除去するときの、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態は、定荷重方式による第1の当接状態と、定変位方式による第2の当接状態とを有する。
第1の当接状態は、図3に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171の一端部171aとが当接した状態のとき、図4に示すように、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとが当接しない状態であって、ばね部材179の付勢力によりクリーニングブレード171の一端部171aと感光体ドラム131とが当接する状態である。
クリーニングブレード171の変位が少ない初期では、感光体ドラム131へのクリーニングブレード171の当接部の線圧が一定に維持できる「定荷重方式」による第1の当接状態とする。これにより、必要な当接線圧でクリーニングブレード171によるクリーニング性を確保できる。
第2の当接状態は、図5に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171の一端部171aとが当接した状態のとき、図6に示すように、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとが当接した状態で、ばね部材179の付勢力によりクリーニングブレード171の一端部171aと感光体ドラム131とが当接する状態である。
クリーニングブレード171のライフ、継時等の要因でクリーニングブレード171の変位が大きくなってきたときには、感光体ドラム131へのクリーニングブレード171の当接角度が大きくなる。これにより、クリーニングブレード171が腹当たりの状態となることで、除去した残留トナーがすり抜けることを防止するために、所定量以上クリーニングブレード171が変位しないように「定変位方式」による第2の当接状態とする。
第2の当接状態では、第1の当接状態において、ばね部材179により定荷重の状態であっても、クリーニングブレード171が変形または変位して感光体ドラム131とクリーニングブレード171の一端部171aとの当接角度が変化した場合に、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとが当接することで、感光体ドラム131とクリーニングブレード171の一端部171aとの当接角度が所定値以上変化しない状態となる。
これにより、感光体ドラム131とクリーニングブレード171の一端部171aとの当接角度が所定値以上変化することで、クリーニングブレード171が感光体ドラム131に対して腹当たりの状態となることを防止することができる。
(実施例)
ここで、第1実施形態に係るクリーニング装置170について、具体的に例を挙げて説明する。
図7は第1実施形態に係るクリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第1の当接状態の実施例を示す説明図、図8は前記クリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第2の当接状態の実施例を示す説明図である。
実施例では、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態は、クリーニングブレード171を使用する初期においては、図7に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態が定荷重方式による第1の当接状態となるように構成されている。
そして、クリーニングブレード171が継時で変位が大きくなるライフ間近では、図8に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態が定位置方式による第2の当接状態となるように構成されている。
具体的には、第1の当接状態は、鉛直方向に対してクリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が23.7°のときに、クリーニングブレード171が感光体ドラム131に当接する状態である。
クリーニングブレード171の一端部171aは、ばね部材179により感光体ドラム131の表面に付勢されている。
クリーニングブレード動作規制部175は、クリーニングブレード位置調整部176と取付部177との隙間が2(mm)で取付けられている。クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとは当接していない状態となっている。
一方、第2の当接状態は、クリーニングブレード171が継時で変位して、鉛直方向に対してクリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が28°のときに、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとが当接した状態となる。
クリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が28°以下では、クリーニングブレード171が感光体ドラム131に対して、いわゆる腹当たりにならない状態で当接している。
実施例によれば、クリーニングブレード171が継時による変位が所定量以下では、感光体ドラム131とクリーニングブレード171とが第1の当接状態で、定荷重により安定したクリーニングブレード171によるクリーニング処理を行うことができる。
そして、クリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が28°でクリーニングブレード171の変位が所定量に達したときは、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとが当接することで定変位の第2の当接状態となることで、クリーニングブレード171が所定量以上変位することを防止して、クリーニングブレード171の腹当たりによる除去した残留トナーのすり抜けを抑制することができる。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、画像形成装置10において、転写後の感光体ドラム131の残留現像剤を除去するクリーニング装置170を備え、クリーニング装置170の構成として、クリーニングブレード171と、クリーニングブレード支持部173と、クリーニングブレード動作規制部175と、ばね部材179と、を備えることで、クリーニングブレード171と感光体ドラム131との当接状態を安定させて、感光体ドラム131における残留トナーのクリーニング不良を抑制できる。
また、第1実施形態では、クリーニングブレード支持部173とばね部材179とを用いて定荷重方式による第1の当接状態を形成し、クリーニングブレード支持部173とクリーニングブレード動作規制部175とを用いて定変位方式による第2の当接状態を形成するようにして、第1の当接状態を経過した後に第2の当接状態となるように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態か切り換るようにしたので、長期間に亘り安定して残留トナーのクリーニング処理を行うことができる。
また、第1実施形態では、クリーニングブレード位置調整部176に突出した当接部176aを設けたことで、クリーニングブレード支持部173の当接部173bと安定して当接状態を形成できる。
また、第1実施形態では、クリーニングブレード動作規制部175の構成として、クリーニングブレード位置調整部176と取付部177とを備え、クリーニングブレード位置調整部176と取付部177とに形成した傾斜面176b,177aにより変位可能に取付けるように構成したので、クリーニングブレード支持部173との当接位置を簡単に調整することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に係るクリーニング装置170の実施例とは異なるタイミングで第1の当接状態から第2の当接状態に切り換るようにしたことを特徴とするものである。
図9は第2実施形態に係るクリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第1の当接状態を示す説明図、図10は前記クリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第2の当接状態を示す説明図である。
なお、第2実施形態において、説明の便宜上、第1実施形態と同一の機能を有する構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
画像形成装置におけるクリーニング装置おいて、クリーニングブレードの当接線圧を強く設定すると、クリーニングブレードのライフ短期でクリーニングブレードの変位が早く進行する場合がある。そこで、クリーニングブレードの当接線圧を強く設定する場合は、クリーニングブレードの変位に合わせて感光体ドラムとクリーニングブレードの当接状態を設定する必要がある。
第2実施形態に係るクリーニング装置270は、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態は、クリーニングブレード171を使用する初期においては、図9に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態が定荷重方式による第1の当接状態となるように構成されている。
そして、クリーニングブレード171の当接線圧を強く設定した場合は、クリーニングブレード171のライフ短期で変位が大きくなるため、クリーニングブレード171の変位が大きくなることで線圧が大きく変動しないように、図10に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態を早めに定位置方式による第2の当接状態となるように構成されている。
具体的には、第1の当接状態は、鉛直方向に対してクリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が23.7°のときに、クリーニングブレード171が感光体ドラム131に当接する状態である。
クリーニングブレード171の一端部171aは、ばね部材279により感光体ドラム131の表面に付勢されている。ばね部材279は、第1実施形態のばね部材179よりも強い力を有する。
クリーニングブレード動作規制部175は、クリーニングブレード位置調整部176と取付部177との隙間が1.5(mm)で取付けられている。クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとは当接していない状態となっている。
一方、第2の当接状態は、クリーニングブレード171が継時で変位して、鉛直方向に対してクリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が26.4°のときに、クリーニングブレード支持部173の当接部173bとクリーニングブレード位置調整部176の当接部176aとが当接した状態である。
クリーニングブレード支持部173の保持部173aの傾斜角度が26.4°以下では、クリーニングブレード171が感光体ドラム131に対して、いわゆる腹当たりにならない状態で当接している。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、クリーニング装置270において、クリーニングブレード171の当接線圧を大きくする場合には、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態を、クリーニングブレード171が大きく変位する前に第1の当接状態から第2の当接状態に切り換えるようにしたことで、クリーニングブレード171の変位が大きくなることで線圧が大きく変動することなく、安定したクリーニングブレード171の当接線圧でクリーニング処理を行うことができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、第1実施形態の画像形成装置10におけるクリーニング装置において、感光体ドラムへのクリーニングブレードの当接線圧が一定となるように設定することを特徴とするものである。
図11は第3実施形態に係るクリーニング装置における感光体ドラムとクリーニングブレードとの第1の当接状態を示す説明図、図12は前記クリーニング装置において感光体ドラムに当接したクリーニングブレードが変位した状態を示す説明図である。
なお、第3実施形態において、説明の便宜上、第1実施形態と同一の機能を有する構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係るクリーニング装置370は、図11に示すように、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態が常に定荷重方式による第1の当接状態となるように構成されている。
クリーニングブレード171は、ばね部材179の付勢力により一定の当接線圧で感光体ドラム131に当接している。
クリーニングブレード動作規制部375は、クリーニングブレード位置調整部176を除き、取付部177のみで構成されている。
クリーニングブレード支持部173は、クリーニングブレード171が感光体ドラム131に当接した状態で、クリーニングブレード171が変位可能な範囲で回動動作が規制されることなく、クリーニングブレード171を回動可能に支持している。すなわち、クリーニングブレード支持部173の当接部173bは、クリーニングブレード動作規制部375と当接しない状態で設けられている。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、クリーニング装置370において、クリーニングブレード171を、ばね部材179の付勢力により一定の当接線圧で感光体ドラム131に当接させ、クリーニングブレード支持部173を、クリーニングブレード171が変位可能な範囲で回動動作が規制されることなく支持するように構成することで、感光体ドラム131とクリーニングブレード171との当接状態が、常に定荷重方式による第1の当接状態となるようにできる。これにより、クリーニングブレード171のライフまで定荷重方式でクリーニング処理を行うことができる。
以上のように、本発明は、上述した実施例や実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 画像形成装置
131 感光体ドラム
170,270,370 クリーニング装置
171 クリーニングブレード
173 クリーニングブレード支持部
175,375 クリーニングブレード動作規制部
176 クリーニングブレード位置調整部
177 取付部
179,279 ばね部材(クリーニングブレード付勢部)

Claims (5)

  1. 感光体ドラムに当接して残留現像剤を除去するクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードを回転可能に支持するクリーニングブレード支持部と、
    前記クリーニングブレードの動作範囲を規制するクリーニングブレード動作規制部と、
    前記クリーニングブレードの一端部を前記感光体ドラムに当接するように付勢するクリーニングブレード付勢部と、
    を備えることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記クリーニングブレード動作規制部は、前記クリーニングブレード支持部の一部が当接して前記クリーニングブレードの動作範囲を規制する位置を調整するクリーニングブレード位置調整部を備えることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記感光体ドラムと前記クリーニングブレードの一端部との当接状態は、
    前記感光体ドラムと前記クリーニングブレードの一端部とが当接した状態のとき、
    前記クリーニングブレード支持部の一部と前記クリーニングブレード動作規制部とが当接しない状態で、前記クリーニングブレード付勢部の付勢力により前記クリーニングブレードの一端部と前記感光体ドラムとが当接する第1の当接状態を有することを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記感光体ドラムと前記クリーニングブレードの一端部との当接状態は、
    前記感光体ドラムと前記クリーニングブレードの一端部とが当接した状態のとき、
    前記クリーニングブレード支持部の一部と前記クリーニングブレード動作規制部とが当接した状態で、前記クリーニングブレード付勢部の付勢力により前記クリーニングブレードの一端部と前記感光体ドラムとが当接する第2の当接状態を有することを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載のクリーニング装置。
  5. 感光体ドラムに現像剤像を形成して、前記現像剤像を記録媒体に転写して出力するように構成された画像形成装置であって、
    請求項1から4のうち何れか一項に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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