JP2020071303A - 画像形成装置及び帯電バイアス制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び帯電バイアス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】両面印刷時に生じる画像の不具合を低減することができる画像形成装置等を提供する。【解決手段】記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置(10)であって、感光体ドラム(131)と、感光体ドラム(131)の表面に帯電バイアスを印加することにより感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置(132)と、感光体ドラム(131)を露光して潜像を形成する露光装置(133)と、トナーを付着させて前記潜像を現像する現像装置(134)とを有する画像形成部(130)と、印刷履歴を記憶する記憶部(160)と、前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する補正量決定部(170)と、前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部(180)と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置等に係り、特に、記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式による画像形成装置において、感光体ドラムを帯電する場合、感光体ドラムに対して同じように帯電バイアスを印加しても、感光体ドラムがどれだけ使用されてきたか、あるいはその周りの環境によって、感光体表面の帯電量が変化する。
そのため、常に安定した画像を得るために、感光体ドラムの状態や周りの環境に応じて、感光体ドラムに印加する帯電バイアスに補正を掛ける必要があった。
従来技術として、例えば、画像形成装置において、感光体回転時間、感光体停止時間、雰囲気環境の温度、雰囲気環境の絶対湿度、感光体(感光体ドラム)の新品時からの積算回転時間から、VLアップとVLダウンによる変動をそれぞれ予測することで適切な画像形成制御を行うようにしたものが提案されている(特許文献1を参照。)。
ここで、一定の電位まで帯電した感光体に光照射することで感光体表面に形成された静電潜像の部分の電位をVLとしている。
特開2009−288307号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、感光体回転時間、感光体停止時間、雰囲気環境の温度、雰囲気環境の絶対湿度等の情報から、VLアップとVLダウンによる変動をそれぞれ予測した結果に基づいて帯電バイアスを制御するようにしているが、両面印刷に対応するものではなかった。
特に、画像形成装置のモノクロ機においては、両面印刷を行った場合、一度定着を通過した用紙が再度感光体ドラムに接触ことにより、感光体表面電位よりも多く電位がのってしまい、クリーニングフィールドが広がる。その結果、画像の濃度が薄くなったり、キャリアが現像装置の外側に出てしまったりするという問題が生じる。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、両面印刷時に生じる画像の不具合を低減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置であって、感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面に帯電バイアスを印加することにより前記感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムを露光して潜像を形成する露光装置と、トナーを付着させて前記潜像を現像する現像装置とを有する画像形成部と、印刷履歴を記憶する記憶部と、前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する補正量決定部と、前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置の帯電バイアス制御方法であって、感光体ドラムの表面に帯電バイアスを印加することにより前記感光体ドラム表面を帯電させる工程と、前記感光体ドラムを露光して潜像を形成する工程と、トナーを付着させて前記潜像を現像する工程と、印刷履歴を記憶する工程と、前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する工程と、前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明の画像形成装置によれば、記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置であって、感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面に帯電バイアスを印加することにより前記感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムを露光して潜像を形成する露光装置と、トナーを付着させて前記潜像を現像する現像装置とを有する画像形成部と、印刷履歴を記憶する記憶部と、前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する補正量決定部と、前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部と、を備えることで、両面印刷を行った履歴に応じて帯電バイアスのバイアス値に補正をかけて、感光体ドラムに適正な帯電バイアスを印加することができるので、両面印刷時に生じる画像の不具合を低減することができる画像形成装置を提供することができる。
また、本発明の帯電バイアス制御方法によれば、記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置の帯電バイアス制御方法であって、感光体ドラムの表面に帯電バイアスを印加することにより前記感光体ドラム表面を帯電させる工程と、前記感光体ドラムを露光して潜像を形成する工程と、トナーを付着させて前記潜像を現像する工程と、印刷履歴を記憶する工程と、前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する工程と、前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する工程と、を備えることで、両面印刷を行った履歴に応じて帯電バイアスのバイアス値に補正をかけて、感光体ドラムに適正な帯電バイアスを印加することができるので、両面印刷時に生じる画像の不具合を低減することができる画像形成装置を提供することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 前記画像形成装置による両面印刷における帯電バイアスのバイアス値の補正を含む印刷動作を示すフローチャートである。 前記画像形成装置の両面印刷における感光体ドラムを帯電する帯電バイアスのバイアス値の補正量の基本補正量を両面印刷の枚数と外部温度とにより特定するテーブルを示す説明図である。 前記補正量を設定するためのプロセス速度による係数K1を特定するテーブルを示す説明図である。 前記補正量を設定するための定着温度による係数K2を特定するテーブルを示す説明図である。 前記補正量を設定するための印刷紙面サイズによる係数K3を特定するテーブルを示す説明図である。 前記画像形成装置において実行された両面印刷が開始されてからの経過時間と外部温度とによる係数K4を特定するテーブルを示す説明図である。 前記画像形成装置において両面印刷が30分前に行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。 前記画像形成装置において両面印刷が15分前に行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。 第2実施形態に係る画像形成装置における両面印刷終了後の放置時の冷却ファンの稼動状態による係数K5を特定するテーブルを示す説明図である。 前記画像形成装置における感光体ドラムの使用状態を特定するテーブルを示す説明図である。 前記画像形成装置において両面印刷が30分前に行われたときの両面印刷の履歴と冷却ファンの稼動状態と感光体ドラムのライフにより帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。 前記画像形成装置において両面印刷が15分前に行われたときの両面印刷の履歴と冷却ファンの稼動状態と感光体ドラムのライフにより帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。 第3実施形態に係る画像形成装置において両面印刷を連続して行った経過を示す説明図である。 前記画像形成装置において1回目の両面印刷が行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。 前記画像形成装置において2回目の両面印刷が行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。 前記画像形成装置において3回目の両面印刷が行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図、図2は前記画像形成装置の概略構成を示す説明図、図3は前記画像形成装置による両面印刷における帯電バイアスのバイアス値の補正を含む印刷動作を示すフローチャートである。
第1実施形態は、図1に示すように、記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置10であって、感光体ドラム131と、感光体ドラム131の表面に帯電バイアスを印加することにより感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置132と、感光体ドラム131を露光して潜像を形成する露光装置133と、トナーを付着させて前記潜像を現像する現像装置134とを有する画像形成部130と、印刷履歴を記憶する記憶部160とを備え、さらに、帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する補正量決定部170と、帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部180と、を備えることを特徴とするものである。
補正量決定部170は、記憶部160に記憶されている印刷履歴のうちの両面印刷の履歴を抽出して、両面印刷の履歴に基づいて帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定することを特徴とする。
補正部180は、補正量決定部170により決定された補正量に基づいて、感光体ドラム131の表面に印加する帯電バイアスのバイアス値を補正することを特徴とする。
(画像形成装置の構成)
まず、第1実施形態に係る画像形成装置10の基本的な構成について説明する。
画像形成装置10は、図2に示すように、装置本体の上部に原稿読取部112を備えて原稿の画像を読取り、電子写真方式により画像を出力する情報処理装置である。
そして、画像形成装置10は、図1に示すように、主に、制御部100と、画像入力部110と、画像処理部120と、画像形成部130と、操作部140と、表示部150と、記憶部160とを備えて構成されている。
制御部100は、画像形成装置10の全体を制御するための機能部である。
そして、制御部100は、各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えば1又は複数の演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit))等により構成されている。
画像入力部110は、画像形成装置10に入力される画像データを読み取るための機能部である。そして、画像入力部110は、原稿の画像を読み取る機能部である原稿読取部112と接続され、原稿読取部112から出力される画像データを入力する。
また、画像入力部110は、USB(Universal Serial Bus)メモリや、SDカード等の記憶媒体から画像データを入力してもよい。また、他の端末装置と接続を行う通信部を備えて、他の端末装置から画像データを入力してもよい。
画像処理部120は、画像データに基づく出力データを記録媒体(例えば記録用紙)に形成するための機能部である。例えば、図2に示すように、給紙トレイ122から記録用紙を給紙し、画像処理部120において記録用紙の表面に画像が形成された後に排紙トレイ124から排紙される。画像処理部120は、例えば電子写真方式を利用したレーザプリンタ等により構成されている。
画像形成部130は、画像データに各種画像処理を施す機能部である。そして、画像処理が施された画像データに基づき出力画像を形成する。
具体的には、図1に示すように、帯電装置132により感光体ドラム131の表面に帯電バイアスを印加して感光体ドラム131の表面を帯電させる。そして、露光装置133により帯電した感光体ドラム131の表面に静電潜像を形成する。そして、現像装置134により感光体ドラム131の表面にトナー像を形成する。感光体ドラム131の表面に形成されたトナー像は記録用紙に転写されて、印刷物として出力される。
操作部140は、ユーザによる操作指示を受け付けるための機能部であり、各種キースイッチや、接触による入力を検出する装置等により構成されている。ユーザは、操作部140を介して、使用する機能や出力条件を入力する。また、表示部150は、ユーザに各種情報を表示するための機能部であり、例えばLCD(Liquid crystal display)等により構成されている。
なお、画像形成装置10は、図2に示すように、操作部140と、表示部150とが一体に形成されているタッチパネルを備えてもよい。この場合において、タッチパネルの入力を検出する方式は、例えば、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった、一般的な検出方式であればよい。
記憶部160は、画像形成装置10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部160は、例えば、半導体メモリであるSSD(Solid State Drive)や、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
第1実施形態では、記憶部160には、利用者のジョブ履歴(ジョブログ)が記憶される。ジョブ履歴には、両面印刷の履歴が記憶されている。
ここで、第1実施形態の画像形成装置10の特徴的な構成について説明する。
第1実施形態の画像形成装置10は、帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する補正量決定部170と、帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部180とを備えることを特徴としている。
第1実施形態では、補正量決定部170は、両面印刷中の帯電装置(例えば、帯電ローラ)133の駆動に応じて、片面を含む最新の印刷動作に対して、過去にどれだけ両面印刷を行ったかに応じて補正量を決定する。
(両面印刷時の帯電バイアスの補正について)
次に、第1実施形態の画像形成装置10において、感光体ドラム131に帯電バイアスを印加する際の帯電バイアスの補正量を決定する手順について、フローチャートに沿って説明する。
図3は第1実施形態の画像形成装置において感光体ドラムを帯電させるときの帯電バイアスの補正量を決定する手順を示すフローチャートである。
画像形成装置10において印刷処理を行う場合は、図3に示すように、まず、印刷開始が要求される(ステップS101)。そして、第1実施形態では、過去4時間以内に両面印刷の履歴が有るか否かが判定される(ステップS103)。
ステップS103において、過去4時間以内に両面印刷の履歴が有ると判定された場合は、両面印刷の1サイクルの履歴に応じて帯電バイアスの補正値及び係数を算出して、補正値と係数に基づき帯電バイアスの補正量を決定する(ステップS105)。ここでは、直近の両面印刷の履歴に基づき算出される。そして、印刷を開始する(ステップS109)。
両面印刷の履歴として、例えば、印刷枚数、印刷時の環境(温度)、プロセス速度、定着温度、紙面サイズ、印刷が行われた時間、放置されている環境、放置時の装置内の冷却ファンの稼動状態、感光体ドラムのライフ(耐用回転数)、等の両面印刷時の情報が記憶されている。
一方、ステップS103において、過去4時間以内に両面印刷の履歴が無いと判定された場合は、帯電バイアスの補正量は0として(ステップS107)、印刷を開始する(ステップS109)。印刷が開始されると記憶部160に印刷開始時間が記憶される。
そして、ステップS111に進み、印刷が中断されたか否かが判定される。
ステップS111において、印刷が中断されたと判定された場合は、中断の原因が解消された後に、印刷処理が再開される(ステップS113)。そして、ステップS103に戻り、再び両面印刷の履歴の有無が判定される。
一方、ステップS111において、印刷が中断されていないと判定された場合は、印刷処理を続行して終了する(ステップS115)。そして、感光体ドラム131の表面に印加する帯電バイアスを補正する処理は終了する。
(帯電バイアスの補正量の決定方法)
次に、画像形成装置10において、感光体ドラム131を帯電するために印加する帯電バイアスのバイアス値を補正するときの補正量の決定方法について説明する。
図4は第1実施形態に係る画像形成装置の両面印刷における感光体ドラムを帯電する帯電バイアスのバイアス値の補正量の基本補正量を両面印刷の枚数と外部温度とにより特定するテーブルを示す説明図、図5は前記補正量を設定するためのプロセス速度による係数K1を特定するテーブルを示す説明図、図6は前記補正量を設定するための定着温度による係数K2を特定するテーブルを示す説明図、図7は前記補正量を設定するための印刷紙面サイズによる係数K3を特定するテーブルを示す説明図、図8は前記画像形成装置において実行された両面印刷が開始されてからの経過時間と外部温度とによる係数K4を特定するテーブルを示す説明図である。
第1実施形態では、画像形成装置10において、印刷時に感光体ドラム131に印加する帯電バイアスのバイアス値の補正量は、印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて決定される。両面印刷の履歴に基づく両面印刷時の情報として、プロセス速度、定着温度、紙面サイズ、両面印刷を行った経過時間と放置環境、を用いて決定する。
両面印刷時の補正量を「H」とすると、
H=Σ(Ha×K1×K2×K3×K4)
となる。
そして、各符号は、
Ha:両面印刷1サイクルの基本補正量
K1:プロセス速度による係数
K2:定着温度による係数
K3:紙面サイズによる係数
K4:両面印刷を行ってからの経過時間と放置環境(温度)による係数
とする。
両面印刷1サイクルの基本補正量Haは、図4に示すように、両面印刷1サイクルの枚数と装置周辺の環境情報としての外部温度とによるテーブルに基づき特定される。
第1実施形態では、例えば、両面印刷の枚数を、0〜15(枚)、16〜30(枚)、31〜45(枚)、46〜60(枚)、61〜75(枚)、76〜90(枚)、91(枚)以上に対して、外部温度を、7度以下、7.1〜14(℃)、14.1〜21(℃)、21.1〜28(℃)、28.1〜35(℃)、35.1(℃)以上で対応して基本補正量をテーブル上で特定するようにしている。例えば、両面印刷の枚数が30枚であり、外部温度が5度とすると、基本補正量Haは「−6」となる。
印刷枚数が多く、外部温度が低いほど、感光体ドラム表面温度が大きくなると推測できる。したがって、印刷枚数が多いほど、また、外部温度が低いほど、帯電バイアスの補正量を多くする。
プロセス速度による係数K1は、図5に示すように、例えば、プロセス速度100〜150(mm/s)、151〜200(mm/s)、201〜250(mm/s)、251〜300(mm/s)、301〜350(mm/s)、351〜400(mm/s)に対応して、数値が1.15から0.9まで0.05ずつ小さくなるようにテーブル上で特定するようにしている。
プロセス速度が遅いほど、感光体ドラムと記録用紙との接触時間が長くなるため、感光体ドラム表面温度が上昇幅が大きくなると推測できる。したがって、プロセス速度が遅いほど係数K1を大きくする。
定着温度による係数K2は、図6に示すように、例えば、定着温度170(℃)以下、171〜180(℃)、181〜190(℃)、191〜200(℃)、200以上(℃)に対応して、数値が0.9から1.1まで0.05ずつ大きくなるようにテーブル上で特定するようにしている。
定着温度が高いほど、紙面の表面温度が高くなるため、感光体ドラムの表面温度の上昇幅が大きいと推測できる。したがって、定着温度が高いほど、係数K2を大きくする。
印刷方向紙面サイズによる係数K3は、図7に示すように、例えば、紙面サイズ100(mm)以下、101〜150(mm)、151〜200(mm)、201〜250(mm)、251〜300(mm)、301〜350(mm)、351(mm)以上に対応して、数値が0.8から1.1まで0.05ずつ大きくなるようにテーブル上で特定するようしている。
紙面サイズが長いほど、紙面と感光体ドラムの接触時間が長くなるため、感光体ドラムの表面温度の上昇幅が大きいと推測される。したがって、紙面サイズが長いほど、係数K3を大きくする。
両面印刷を行ってからの経過時間と外部温度とによる係数K4は、図8に示すように、例えば、経過時間を、5分以下から235分以上まで5分毎に対して、外部温度を、7度以下、7.1〜14(℃)、14.1〜21(℃)、21.1〜28(℃)、28.1〜35(℃)、35.1(℃)以上で対応して数値をテーブル上で特定するようにしている。
放置温度が低いと短い時間で急激にドラム表面温度が低下して、放置温度が高くなるにつれて表面温度が下がりにくくなる。したがって、放置温度が低いと時間が経つにつれ、係数を極端に小さくする。そして、放置温度が高いと時間が経つにつれ、係数K4をなだらかに小さくする。
(両面印刷の履歴に基づく帯電バイアスの補正量の決定について)
次に、第1実施形態の画像形成装置10において両面印刷を行う場合の帯電バイアスの補正量について、両面印刷が30分前に行われたときの両面印刷の履歴に基づく補正量と、両面印刷が15分前に行われたときの両面印刷の履歴に基づく補正量とにより、帯電バイアスの補正量を決定する場合について説明する。
図9は第1実施形態に係る画像形成装置において両面印刷が30分前に行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図、図10は前記画像形成装置において両面印刷が15分前に行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。
第1実施形態の画像形成装置10における両面印刷の条件は、
・外部環境 :5℃
・プロセスコントロール結果の帯電ローラバイアス :1385(V)
・印刷枚数 Ha:50枚(30分前)、30枚(15分前)
・プロセス速度 K1:200mm/s
・定着温度 K2:180℃
・紙面サイズ K3:A4(297mm)
・経過時間 K4:30分前、15分前
とする。
第1実施形態では、画像形成装置10において、感光体ドラム131へ印加する帯電バイアスのバイアス値の補正量は、補正量決定部170により、両面印刷の枚数に応じた基本補正量(Ha)に基づいて、プロセス速度(K1)、定着温度(K2)、紙面サイズ(K3)、経過時間(K4)の係数を乗じて算出する。
すなわち、両面印刷時の補正量を「H」とすると、
H=Σ(Ha×K1×K2×K3×K4)
となる。
30分前の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量(1)は、図9に示すように、Haの−18の値に、K1の1.1、K2の0.95、K3の1、K4の0.15、との係数の値を乗じて、−2.8となる。
一方、15分前の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量(2)は、図10に示すように、Haの−6の値に、K1の1.1、K2の0.95、K3の1、K4の0.2、との係数の値を乗じて、−1.3となる。
これにより、帯電バイアスの補正量Hは、補正量(1)と補正量(2)を加えた値、
すなわち、
帯電バイアスの補正量H:(−2.8)+(−1.3)=(−4.1)(V)
となる。
そして、補正部180により、補正された帯電バイアスの値が算出される。
すなわち、
補正された帯電バイアス値:1385+(−4.1)≒1381(V)
(小数点以下四捨五入とする。)
となる。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、画像形成装置10において、帯電バイアスのバイアス値の補正量Hを決定する補正量決定部170と、帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部180と、を備え、さらに、補正量決定部170は、記憶部160に記憶されている印刷履歴のうちの両面印刷の履歴を抽出して、両面印刷の履歴に基づいて帯電バイアスのバイアス値の補正量Hを決定することで、感光体ドラム131に適正な帯電バイアスを印加することができるので、両面印刷時に生じる画像の不具合を低減することができる
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態の画像形成装置10において、帯電バイアスの補正量を決定するため両面印刷の履歴に基づくプロセス速度や定着温度等のパラメータに加えて、さらに、冷却ファンの稼動状態と、感光体ドラムのライフとをパラメータに加えて、帯電バイアスの補正量を決定するものである。
なお、第2実施形態において、説明の便宜上、第1実施形態と同一の機能を有する構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
図11は第2実施形態に係る画像形成装置における両面印刷終了後の放置時の冷却ファンの稼動状態による係数K5を特定するテーブルを示す説明図、図12は前記画像形成装置における感光体ドラムの使用状態を特定するテーブルを示す説明図である。
(帯電バイアスの補正量の決定方法)
第2実施形態では、画像形成装置10において、第1実施形態における帯電バイアスの補正量を決定する、プロセス速度、定着温度、紙面サイズ、両面印刷を行った経過時間と放置環境という両面印刷の履歴に基づく両面印刷時の情報に加えて、さらに、両面印刷後の放置時の冷却ファンの稼動状態、感光体ドラムのライフ、を用いて決定する。
両面印刷時の補正量を「H」とすると、
H=Σ(Ha×K1×K2×K3×K4×K5×K6)
となる。
そして、各符号は、Ha、K1、K2、K3、K4に加えて、
K5:両面印刷後の放置時の冷却ファンの稼動状態による係数
K6:感光体ドラムのライフによる係数
とする。
両面印刷後の冷却ファンの稼動状態による係数K5は、図11に示すように、例えば、冷却ファンの稼動率が0(%)、1〜50(%)、51〜100(%)に対応して、数値が1.1、1.05、1となるようにテーブル上で特定するようにしている。
冷却ファンが停止していると温度の低下が遅くなるため、感光体ドラム131の表面温度の減少幅が小さいと推測できる。したがって、冷却ファンの稼動率が低いほど、係数K5を大きくする。
ドラムライフ(感光体ドラムのライフ)の係数K6は、図12に示すように、例えば、ドラムライフとして感光体ドラムを使用した回転数が0〜50(k回転)、51〜100(k回転)、101〜150(k回転)、151(k回転)以上に対応して、数値が1、1.05、1.1、1.15となるようにテーブル上で特定するようにしている。
感光体ドラムのライフが進むと、印加された帯電バイアスに対する感光体ドラムの応答性が鈍る。したがって、感光体ドラムのライフが進むほど、係数K6を大きくする。
(両面印刷の履歴に基づく帯電バイアスの補正量の決定について)
次に、第2実施形態の画像形成装置10において両面印刷を行う場合の帯電バイアスの補正量について、第1実施形態と同様に、両面印刷が30分前に行われたときの両面印刷の履歴に基づく補正量と、両面印刷が15分前に行われたときの両面印刷の履歴に基づく補正量とにより、帯電バイアスの補正量を決定する場合について説明する。
図13は第2実施形態に係る画像形成装置において両面印刷が30分前に行われたときの両面印刷の履歴と冷却ファンの稼動状態と感光体ドラムのライフにより帯電バイアスの補正量を決定する説明図、図14は前記画像形成装置において両面印刷が15分前に行われたときの両面印刷の履歴と冷却ファンの稼動状態と感光体ドラムのライフにより帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。
第2実施形態では、第1実施形態の画像形成装置10における両面印刷の条件に加えて、さらに、冷却ファンの稼動状態と感光体ドラムのライフを加えて
・両面印刷後の冷却ファンの稼動状態(Duty) K5:50(%)
・感光体ドラムのライフ(稼動時間) K6:30(k回転)
とする。
ここでは、画像形成装置10において、感光体ドラム131へ印加する帯電バイアスのバイアス値の補正量は、補正量決定部170により、両面印刷の枚数に応じた基本補正量(Ha)に基づいて、プロセス速度(K1)、定着温度(K2)、紙面サイズ(K3)、経過時間(K4)の係数に加えて、さらに、冷却ファンの稼動状態(K5)、感光体ドラムのライフ(K6)を乗じて算出する。
すなわち、両面印刷時の補正量を「H」とすると、
H=Σ(Ha×K1×K2×K3×K4×K5×K6)
となる。
30分前の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量H30は、図13に示すように、Haの−18の値に、K1の1.1、K2の0.95、K3の1、K4の0.15、K5の1.05、K6の1、との係数の値を乗じて、−3.0となる。
一方、15分前の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量H15は、図12に示すように、Haの−6の値に、K1の1.1、K2の0.95、K3の1、K4の0.2、K5の1.05、K6の1、との係数の値を乗じて、−1.3となる。
これにより、帯電バイアスの補正量Hは、補正量H30と補正量H15を加えた値、
すなわち、
帯電バイアスの補正量H:(−3.0)+(−1.3)=(−4.3)(V)
となる。
そして、補正部180により、補正された帯電バイアスの値が算出される。
すなわち、
補正された帯電バイアス値:1385+(−4.3)≒1381(V)
(小数点以下四捨五入とする。)
となる。
第2実施形態における帯電バイアスの補正量と、第1実施形態における帯電バイアスの補正量とを比較すると、僅かであるが補正量が異なっている。これは、第2実施形態では、冷却ファンの稼動状態による係数K5と感光体ドラムのライフによる係数K6をさらに加えたことで、さらに正確に帯電バイアスの補正量を算出できたものと言える。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、画像形成装置10において、帯電バイアスのバイアス値の補正量Hを決定する補正量決定部170と、帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部180と、を備え、補正量決定部170は、記憶部160に記憶されている両面印刷の履歴に基づくとともに、さらに、装置内の冷却ファンの稼動状態(K5)と感光体ドラムのライフ(K6)に基づいて帯電バイアスのバイアス値の補正量Hを決定することで、より正確な帯電バイアスの補正量を算出でき、感光体ドラム131に適正な帯電バイアスを印加することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、第2実施形態の画像形成装置10において、両面印刷を連続して行う際に、途中でプロセルコントロール等により印刷が中断されて連続印刷が複数回にわたり行われた場合に、実行された両面印刷の履歴に基づき、帯電バイアスの補正量を決定するものである。
なお、第3実施形態において、説明の便宜上、第2実施形態と同一の機能を有する構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
図15は第3実施形態に係る画像形成装置において両面印刷を連続して行った経過を示す説明図、図16は前記画像形成装置において1回目の両面印刷が行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図、図17は前記画像形成装置において2回目の両面印刷が行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図、図18は前記画像形成装置において3回目の両面印刷が行われたときの両面印刷の履歴により帯電バイアスの補正量を決定する説明図である。
第3実施形態は、図15に示すように、画像形成装置10において、両面印刷を連続して行った際に、途中で2回の印刷中断があり、その結果、両面印刷が3回の連続印刷によって行われたものである。
第3実施形態の画像形成装置10における両面印刷の条件は、
・外部環境 :15℃
・プロセスコントロール結果の帯電ローラバイアス :1300(V)
・印刷枚数 Ha:1分ごとに30枚(3分で90枚)(1回目から3回目とも)
・プロセス速度 K1:350mm/s
・定着温度 K2:190℃
・紙面サイズ K3:A4(210mm)
・経過時間 K4:10分前(1回目)、6分半前(2回目)、3分半前(3回目)
・両面印刷後の冷却ファンの稼動状態(Duty) K5:100(%)
・感光体ドラムのライフ(稼動時間) K6:120(k回転)
とする。
第3実施形態では、画像形成装置10において、感光体ドラム131へ印加する帯電バイアスのバイアス値の補正量Hは、1回目から3回目の各々の両面印刷の履歴に基づき、補正量決定部170により、両面印刷の枚数に応じた基本補正量(Ha)に基づいて、プロセス速度(K1)、定着温度(K2)、紙面サイズ(K3)、経過時間(K4)の係数、冷却ファンの稼動状態(K5)、感光体ドラムのライフ(K6)を乗じて算出する。
そして、1回目から3回目の補正量を合算して、帯電バイアスのバイアス値の補正量Hとする。
1回毎の両面印刷時の補正量HをそれぞれH1、H2、H3とすると、
H(H1、H2、H3)=Σ(Ha×K1×K2×K3×K4×K5×K6)
となる。
1回目の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量H1は、図16に示すように、Haの−9の値に、K1の0.95、K2の1、K3の0.95、K4の0.35、K5の1、K6の1.1、との係数の値を乗じて、−3.1となる。
2回目の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量H2は、図17に示すように、Haの−9の値に、K1の0.95、K2の1、K3の0.95、K4の0.35、K5の1、K6の1.1、との係数の値を乗じて、−3.1となる。
3回目の両面印刷の履歴に基づいた帯電バイアスのバイアス値の補正量H3は、図18に示すように、Haの−9の値に、K1の0.95、K2の1、K3の0.95、K4の1、K5の1、K6の1.1、との係数の値を乗じて、−8.9となる。
これにより、3回連続で両面印刷を行った後の補正量Hは、1回目の補正量H1と2回目の補正量H2と3回目の補正量H3を加えた値、
すなわち、
帯電バイアスの補正量H:(−3.1)+(−3.1)+(−8.9)
=(−15.1)(V)
となる。
そして、補正部180により、補正された帯電バイアスの値が算出される。
すなわち、
補正された帯電バイアス値:1300+(−15.1)≒1285(V)
(小数点以下四捨五入とする。)
となる。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、画像形成装置10において、複数回連続して両面印刷を行った後に帯電バイアスの補正量を決定する場合は、1回毎の両面印刷の履歴に基づき帯電バイアスの補正量を算出した後、複数回分の帯電バイアスの補正量を合算することで、感光体ドラム131に印加する適正な帯電バイアスを決定できるので、両面印刷時に生じる画像の不具合を低減することができる。
以上のように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 画像形成装置
100 制御部
110 画像入力部
112 原稿読取部
120 画像処理部
122 給紙トレイ
124 排紙トレイ
130 画像形成部
131 感光体ドラム
132 帯電装置
133 露光装置
134 現像装置
140 操作部
150 表示部
160 記憶部
170 補正量決定部
180 補正部

Claims (11)

  1. 記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置であって、
    感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面に帯電バイアスを印加することにより前記感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムを露光して潜像を形成する露光装置と、トナーを付着させて前記潜像を現像する現像装置とを有する画像形成部と、
    印刷履歴を記憶する記憶部と、
    前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する補正量決定部と、
    前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する補正部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷の枚数を含み、
    前記補正量決定部は、直近の両面印刷の枚数に応じて前記補正量を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷が行われた外部の環境情報を含み、
    前記補正量決定部は、前記環境情報に応じて前記補正量を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷時のプロセス速度を含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記プロセス速度による係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷時の定着温度を含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記定着温度による係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷を行う記録媒体のサイズを含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記記録媒体のサイズによる係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷後からの経過時間を含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記経過時間に応じた係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷後の外部の環境情報を含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記環境情報に応じた係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 装置内に冷却ファンを備え、
    前記両面印刷の履歴は、両面印刷後から次回両面印刷開始までの冷却ファンの動作状態を含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記冷却ファンの動作状態に応じた係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から8のうち何れか一項に記載に記載の画像形成装置。
  10. 前記両面印刷の履歴は、両面印刷時の前記感光体ドラムのライフを含み、
    前記補正量決定部は、前記補正量に前記感光体ドラムのライフに応じた係数を掛けて算出することを特徴とする請求項1から8のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体の両面に画像を形成可能に構成された画像形成装置の帯電バイアス制御方法であって、
    感光体ドラムの表面に帯電バイアスを印加することにより前記感光体ドラム表面を帯電させる工程と、
    前記感光体ドラムを露光して潜像を形成する工程と、
    トナーを付着させて前記潜像を現像する工程と、
    印刷履歴を記憶する工程と、
    前記印刷履歴のうちの両面印刷の履歴に基づいて前記帯電バイアスのバイアス値の補正量を決定する工程と、
    前記補正量に基づいて、前記帯電バイアスのバイアス値を補正する工程と、
    を備えることを特徴とする帯電バイアス制御方法。
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