JP2010072246A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放置時間によってかぶりが発生するのを防止することができ、画像品位を向上させることができるようにする。
【解決手段】像担持体と、帯電部材と、現像剤担持体と、現像剤供給部材と、定着装置と、印刷が終了してから再び開始されるまでの放置時間が閾値以上である場合、放置時間に対応させて、標準の画像形成電圧と異なる放置後画像形成準備電圧を設定する電圧設定部と、放置後画像形成準備電圧を所定の画像形成要素に印加した状態で、所定の空転時間、像担持体を空転させる放置後画像形成準備処理手段とを有する。現像剤の帯電量及び像担持体の表面電位を良好領域に置くことができるので、放置時間によってかぶりが発生するのを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、帯電装置によって均一に帯電させられた感光体ドラムの表面を露光装置によって露光して静電潜像を形成し、現像器によって前記静電潜像を現像し、感光体ドラム上にトナー像を形成した後、トナー像を用紙に転写し、定着させるようになっている。
そして、前記現像器は、前記感光体ドラム上の静電潜像にトナーを付着させる現像ローラ、該現像ローラにトナーを供給するトナー供給ローラ、現像ローラ上にトナーの薄層を形成する現像ブレード等を備え、トナーカートリッジから現像器に供給されたトナーは、現像ローラに印加される現像電圧及びトナー供給ローラに印加される供給電圧によって、また、現像ローラとトナー供給ローラとの間、及び現像ローラと現像ブレードとの間で摩擦帯電させられることによって荷電される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−169343号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、印刷が終了してから再び開始されるまでの放置時間によって、用紙の非画像部分にトナーが付着する現象、すなわち、かぶりが発生し、画像品位が低下してしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、放置時間によってかぶりが発生するのを防止することができ、画像品位を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、表面に潜像が形成される像担持体と、帯電電圧が印加され、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、現像電圧が印加され、前記像担持体上の潜像に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、供給電圧が印加され、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、転写された現像剤像を媒体に定着させる定着装置と、印刷が終了してから再び開始されるまでの放置時間が閾値以上である場合、放置時間に対応させて、標準の画像形成電圧と異なる放置後画像形成準備電圧を設定する電圧設定部と、前記放置後画像形成準備電圧を所定の画像形成要素に印加した状態で、所定の空転時間、前記像担持体を空転させる放置後画像形成準備処理手段とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、表面に潜像が形成される像担持体と、帯電電圧が印加され、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、現像電圧が印加され、前記像担持体上の潜像に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、供給電圧が印加され、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、転写された現像剤像を媒体に定着させる定着装置と、印刷が終了してから再び開始されるまでの放置時間が閾値以上である場合、放置時間に対応させて、標準の画像形成電圧と異なる放置後画像形成準備電圧を設定する電圧設定部と、前記放置後画像形成準備電圧を所定の画像形成要素に印加した状態で、所定の空転時間、前記像担持体を空転させる放置後画像形成準備処理手段とを有する。
この場合、印刷が終了してから再び開始されるまでの放置時間が閾値以上である場合、放置時間に対応させて、標準の画像形成電圧と異なる放置後画像形成準備電圧が設定され、該放置後画像形成準備電圧が所定の画像形成要素に印加された状態で、所定の空転時間、前記像担持体が空転させられるので、現像剤の帯電量及び像担持体の表面電位を良好領域に置くことができる。その結果、放置時間によってかぶりが発生するのを防止することができ、画像品位を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図に示されるように、画像形成ユニット10は、像担持体としての感光体ドラム11、該感光体ドラム11と当接させて配設され、感光体ドラム11の表面を一様に帯電させる帯電装置としての、かつ、帯電部材としての帯電ローラ12、前記感光体ドラム11の表面に形成された潜像としての静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させて現像し、現像剤像としてのトナー像を形成する現像器20、及び転写後に感光体ドラム11上に残留したトナーを回収するクリーニング部材としてのクリーニングブレード18を備える。
また、前記現像器20は、前記感光体ドラム11と当接させて配設された現像剤担持体としての現像ローラ14、該現像ローラ14と当接させて配設され、前記トナーを帯電させて現像ローラ14に供給する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ15、先端を前記現像ローラ14と当接させて配設され、現像ローラ14上に均一な厚さでトナーの薄層を形成する現像剤規制部材としての現像ブレード16等を備える。前記現像器20には、図示されないトナーカートリッジからトナーが供給される。なお、前記感光体ドラム11、帯電ローラ12、現像ローラ14、トナー供給ローラ15、現像ブレード16等によって画像形成要素が構成される。
また、前記画像形成ユニット10の上方には、前記感光体ドラム11と対向させて露光装置としてのLEDヘッド13が配設され、該LEDヘッド13は、感光体ドラム11の表面を露光して前記静電潜像を形成する。また、前記画像形成ユニット10の下方には、前記感光体ドラム11と対向させて、かつ、当接させて、転写部材としての転写ローラ17が配設され、該転写ローラ17は、感光体ドラム11上に形成されたトナー像を媒体としての用紙Pに転写する。
前記感光体ドラム11は、例えば、アルミニウム等から成るドラム形状の導体の表面に光導電層を形成することによって、前記帯電ローラ12は、例えば、ステンレス鋼等から成る導体を軸として、エピクロルヒドリンゴム等の導電性を有する弾性体を被覆することによって形成される。また、前記現像ローラ14は、例えば、ステンレス等から成る導体を軸として、ウレタン等の導電性の弾性体を被覆することによって、前記トナー供給ローラ15は、例えば、ステンレス等から成る導体を軸として、シリコーン等の発泡性の弾性体を被覆することによって形成される。そして、前記現像ブレード16は、例えば、ステンレス鋼から成る板状部材によって形成される。
また、LEDヘッド13は、LED素子、LED駆動素子及びレンズアイから成り、LED素子によって発生させられた光が、感光体ドラム11の表面に結像する位置に配設される。そして、前記転写ローラ17は、例えば、導電性の発泡体によって、クリーニングブレード18は、例えば、ゴムブレード等によって形成される。
前記画像形成ユニット10と転写ローラ17との間に用紙Pを供給するために、プリンタの下部には、用紙Pを収納する媒体収容部としての用紙カセット21、及び前記用紙Pを1枚ずつ分離させ、搬送するための繰出ローラとしてのホッピングローラ22が配設される。そして、用紙Pを搬送するための媒体搬送路におけるホッピングローラ22より下流側には、搬送部材としてのレジストローラ25が配設される。さらに、媒体搬送路における画像形成ユニット10の下流側には、定着装置としての定着器27、及び該定着器27を通過した用紙Pをプリンタの本体、すなわち、装置本体外に排出するための一対の排出ローラ28が配設される。
前記定着器27は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱し、加圧することによって用紙Pに定着させる。
なお、前記感光体ドラム11は、図示されないドラムモータを駆動することによって、矢印A方向に回転させられ、帯電ローラ12、現像ローラ14、トナー供給ローラ15及び転写ローラ17は、感光体ドラム11からの回転を受けて矢印方向(矢印Aと反対方向)に回転させられる。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
プリンタにおいて、前記用紙カセット21に収容された用紙Pは、ホッピングローラ22によって1枚ずつ分離させられて繰り出され、媒体搬送路に沿って搬送される。そして、レジストローラ25によって斜行が矯正された後、用紙Pは画像形成ユニット10と転写ローラ17との間を通過し、感光体ドラム11上のトナー像が用紙Pに転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着器27に送られ、該定着器27において、トナー像が加熱され、加圧され、用紙Pに定着させられる。その後、用紙Pは、排出ローラ28によって装置本体外に排出される。
次に、前記構成のプリンタの制御装置について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
前記現像ローラ14には、現像電圧制御部34が接続され、該現像電圧制御部34によって現像電圧が印加され、前記トナー供給ローラ15には、供給電圧制御部35が接続され、該供給電圧制御部35によって供給電圧が印加され、前記現像ブレード16には、現像ブレード電圧制御部36が接続され、該現像ブレード電圧制御部36によって現像ブレード電圧が印加され、前記帯電ローラ12には、帯電電圧制御部37が接続され、該帯電電圧制御部37によって帯電電圧が印加される。また、前記供給電圧制御部35には供給電圧切替部38が、前記帯電電圧制御部37には帯電電圧切替部39が接続される。
そして、前記現像電圧制御部34、現像ブレード電圧制御部36、供給電圧切替部38及び帯電電圧切替部39は制御部42に接続され、該制御部42に第1の電圧設定部としての画像形成電圧設定部40、第2の電圧設定部としての放置後画像形成準備電圧設定部41、及び第3の電圧設定部としての放置後画像形成電圧設定部103が配設される。
前記制御部42は、供給電圧切替部38及び帯電電圧切替部39に指示を送り、供給電圧制御部35及び帯電電圧制御部37に送る電圧設定値を、画像形成電圧設定部40に保持されている画像形成電圧と、放置後画像形成準備電圧設定部41に保持されている放置後画像形成準備電圧(調整シーケンス電圧)と、放置後画像形成電圧設定部103に保持されている放置後画像形成電圧とで切り替える。
そして、供給電圧制御部35及び帯電電圧制御部37は、供給電圧切替部38及び帯電電圧切替部39から送られた電圧設定値に基づいて、トナー供給ローラ15及び帯電ローラ12に印加する電圧を出力する。
また、駆動部としてのドラムモータ32にはモータ制御部43が接続され、転写ローラ17には転写電圧制御部44が接続され、LEDヘッド13にはLEDヘッド発光制御部45が接続され、定着器27には定着器温度制御部100が接続され、前記モータ制御部43、転写電圧制御部44、LEDヘッド発光制御部45及び定着器温度制御部100の各制御部は制御部42に接続され、該制御部42からの指示に基づいて、ドラムモータ32の駆動動作、転写ローラ17に印加される転写電圧、LEDヘッド13の発光動作及び定着器27の定着器温度を制御する。
また、前記制御部42は、回転数累積値計測部としてのドラムカウント値計測部46によって計測され、出力されるドラムカウント値、及び時間計測部47によって計測され、出力される時間(又は時刻)を読み込み、記憶部48に記録する。なお、前記ドラムカウント値は、感光体ドラム11の回転数の累積値を表し、例えば、3枚のA4判の用紙Pに対して連続して印刷を行う場合におけるドラムカウント値の増加量は3になる。
次に、前記画像形成ユニット10の動作について説明する。
まず、感光体ドラム11は、ドラムモータ32を駆動することによって矢印A方向に回転させられ、表面が、帯電電圧が印加された帯電ローラ12によって、一様に、負の極性に帯電させられる。そして、制御部42から送られた画像データに基づいて、LEDヘッド13が感光体ドラム11の表面を露光し、該感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。
続いて、現像ローラ14上のトナーが感光体ドラム11上の静電潜像に付着させられ、静電潜像が現像されて、トナー像が形成される。そして、表面にトナーの薄層が形成された現像ローラ14に現像電圧が印加され、該現像ローラ14は、感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。
このとき、トナー供給ローラ15及び現像ブレード16には、現像ローラ14上のトナーの薄層を均一に形成し、該薄層中のトナーの帯電量を所定の値にするために、それぞれ供給電圧及び現像ブレード電圧が印加される。
そして、転写電圧が印加された転写ローラ17によって、前記感光体ドラム11上のトナー像が用紙Pに転写され、定着器27において用紙Pに定着させられ、その後、用紙Pは、排出ローラ28によって装置本体外に排出される。なお、転写されずに感光体ドラム11の表面に残留したトナーは、クリーニングブレード18によって掻き取られ、除去される。
負の帯電極性を有するトナーを使用してプリンタを常温常湿の環境で動作させる場合、印加電圧の設定は、例えば、帯電電圧を−1000[V]、現像電圧を−200[V]、供給電圧を−280[V]、現像ブレード電圧を−280[V]とする。
感光体ドラム11の表面は、所定の値以上の帯電電圧が帯電ローラ12に印加されると帯電させられ、印加される帯電電圧に比例して表面電位が変化する。本実施の形態においては、感光体ドラム11の表面電位を−500[V]とする。そして、LEDヘッド13によって形成された静電潜像の電圧、すなわち、潜像電圧は−50[V]になる。したがって、静電潜像に現像ローラ14からトナーが付着させられて、反転現像が行われる。なお、負の帯電極性を有するトナーは、例えば、ポリスチレン樹脂に帯電性及び流動性を付与するシリカ等を外添することによって形成される。
ところで、前記プリンタにおいては、プリンタを放置すると、トナーの自然放電によって、正規の電位まで帯電させることができないトナーが発生したり、逆の(本実施の形態においては、正の)極性に帯電させられたトナーが発生したりするが、この種のトナーは、かぶりトナーとして感光体ドラム11の表面に付着することがある。その場合、かぶりトナーが更に用紙Pの非画像部分に付着してかぶりが発生してしまう。
そこで、プリンタにおいて印刷を行ったときのかぶりが発生する程度、すなわち、かぶりレベルについて説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるかぶりレベルの推移を示す図である。この場合、かぶりレベルが高いほど多くのかぶりが発生していることを示す。
図に示されるように、プリンタの放置時間が長くなるほど、かぶりレベルが高くなり、多くのかぶりが発生する。また、放置時間が3時間を超えたあたりから、かぶりが増加し、放置時間が6時間を超えると、画像品位上容認することができない程度のかぶりレベルを表す値が2に達する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるトナー帯電量によるかぶりの発生状態を示す図である。この場合、反転現象が行われるプリンタについて説明する。
図においては、縦軸に、ある時点でのトナーの帯電量、すなわち、トナー帯電量Qが採ってあり、トナーは負の極性に帯電させられるので、縦軸上で上方の値になるほど、トナー帯電量Qは負の方向に多くなり、縦軸上で下方の値になるほど、トナー帯電量Qは負の方向に少なくなる。
Q1は、感光体ドラム11の表面にかぶりが発生しないようにする下限のトナー帯電量であり、Q2は、正規の電位以上に帯電させられたトナーが、感光体ドラム11の表面に付着してしまう汚れ現象が発生しないようにする上限のトナー帯電量である。
したがって、トナー帯電量Qが、
Q1>Q
となる範囲はかぶり領域であり、かぶりが発生してしまう。
また、トナー帯電量Qが、
Q2<Q
となる範囲は汚れ領域であり、汚れが発生してしまう。
すなわち、トナー帯電量Qが、
Q1≦Q≦Q2
となる範囲が良好領域であり、現像ローラ14上のトナーが感光体ドラム11の表面に付着させられることがなく、かぶりが発生することもない。
図5は本発明の第1の実施の形態における感光体ドラムの表面電位によるかぶりの発生状態を示す図である。
図においては、縦軸に、ある時点での感光体ドラム11の表面電位V’を採ってあり、トナーは負の極性に帯電させられるので、縦軸上で上方の値になるほど、表面電位V’は負の方向に高くなり、縦軸上で下方の値になるほど、表面電位V’は負の方向に低くなる。
また、図において、V1は現像ローラ14に印加される現像電圧に対して、現像ローラ14上のトナー層の電位を加えた電位であり、V2は感光体ドラム11の表面に汚れが発生しないようにする下限の電位、V3は感光体ドラム11の表面にかぶりが発生しないようにする上限の電位である。
したがって、表面電位V’が、
V1≦V’<V2
となる範囲は汚れ領域であり、汚れが発生してしまう。
また、表面電位V’が、
V3<V’
となる範囲はかぶり領域であり、かぶりが発生してしまう。
すなわち、表面電位V’が、
V2≦V’≦V3
となる範囲が良好領域であり、現像ローラ14上のトナーが感光体ドラム11の表面に付着させられることがなく、かぶりが発生することもない。
ところで、プリンタを印刷が終了してから再び開始するまで長時間放置すると、トナー帯電量Qが少なくなり、トナー帯電量Qが少なくなると、電位V1を形成するトナー層の電位も低くなるので、かぶりを発生させない上限の電位V3が低くなり、表面電位V’がかぶり領域に入ってしまう。したがって、トナー帯電量Q及び表面電位V’がかぶり領域に入ってしまうので、かぶりが発生してしまう。
そこで、本実施の形態においては、プリンタが長時間放置された場合でもトナー帯電量Q及び表面電位V’が良好領域に入るように、プリンタの放置時間に応じて、所定の画像形成要素、本実施の形態においては、帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加される電圧、すなわち、帯電電圧及び供給電圧を調整するとともに、印刷準備動作時に印刷動作時と異なる帯電電圧及び供給電圧を発生させ、かつ、感光体ドラム11を空転させる(これに伴って、帯電ローラ12、現像ローラ14、トナー供給ローラ15、転写ローラ17も空転させられる。)調整シーケンスを設けるようにしている。なお、該調整シーケンスにおいては、放置時間の長さに対応させて、感光体ドラム11を空転させる時間、すなわち、空転時間が変更される。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すタイムチャートである。
図において、タイミングt0からt1までの間、前記画像形成電圧設定部40は、電圧設定値を標準の値を表す画像形成電圧α1に設定する。そして、前記制御部42の図示されない標準画像形成処理手段は、標準画像形成処理を行い、画像形成電圧α1を帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で画像を形成する。
なお、画像形成電圧α1は、帯電電圧の場合、
α1=−1000[V]
に、供給電圧の場合、
α1=−280[V]
に設定される。
続いて、タイミングt1で印刷が終了し、外部、例えば、図示されない上位装置から印刷ジョブが送られてこなくなると、プリンタは放置される。このとき、時間計測部47は、計測を開始し、タイミングt2で印刷が再び開始されると計測を終了し、タイミングt1からt2までの時間を計測し、放置時間Tとして算出する。そして、制御部42の図示されない放置判定処理手段は、放置判定処理を行い、前記放置時間Tを読み込み、放置時間Tが閾値τ1、本実施の形態においては、3〔時間〕以上であるかどうかによって、プリンタが長時間放置されているかどうかを判断する。
すなわち、放置判定処理手段は、前記放置時間Tが、
T<3〔時間〕
である場合、プリンタが長時間放置されていないと判断し、前記放置時間Tが、
3〔時間〕≦T
である場合、プリンタが長時間放置されていると判断する。
そして、プリンタが長時間放置されていないと判断されると、前記画像形成電圧設定部40は、電圧設定値を画像形成電圧α1に設定する。
続いて、タイミングt3で印刷が終了し、再びプリンタが放置されると、時間計測部47は、計測を開始し、タイミングt4で印刷が再び開始されると計測を終了し、タイミングt3からt4までの時間を計測し、放置時間Tとして算出する。前記放置判定処理手段は、前記放置時間Tを読み込み、前述されたように、放置時間Tが3〔時間〕以上であるかどうかによって、プリンタが長時間放置されているかどうかを判断する。
そして、前記放置時間Tが、
3〔時間〕≦T
である場合、前記放置判定処理手段は、プリンタが長時間放置されていると判断し、前記放置後画像形成準備電圧設定部41は、電圧設定値を、調整された第1の電圧を表す放置後画像形成準備電圧α2に設定し、前記制御部42の図示されない放置後画像形成準備処理手段は、放置後画像形成準備処理を行い、タイミングt4 からt5までの間、前記放置後画像形成準備電圧α2を帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で、感光体ドラム11を空転させる。この場合、LEDヘッド13による露光、及び現像ローラ14による現像は行われず、画像は形成されない。
続いて、前記放置後画像形成電圧設定部103は、電圧設定値を、調整された第2の電圧を表す放置後画像形成電圧βに設定し、前記制御部42の図示されない放置後画像形成処理手段は、放置後画像形成処理を行い、タイミングt5からt6までの間、放置後画像形成電圧βを帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で、画像を形成する。
次に、プリンタが長時間放置された後の制御部42の動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタを放置した後の制御部の動作を示すタイムチャートである。
前述されたように、前記上位装置から印刷ジョブが送られると、前記放置判定処理手段は、前記放置時間Tを読み込み、放置時間Tが3〔時間〕以上であるかどうかによって、プリンタが長時間放置されているかどうかを判断する。放置時間Tが3〔時間〕以上である場合、前記放置後画像形成準備電圧設定部41は、電圧設定値を、画像形成電圧α1より負の方向に高い(絶対値で大きい)放置後画像形成準備電圧α2に設定する。
この場合、該放置後画像形成準備電圧α2は、前記画像形成電圧α1に、帯電電圧の場合、帯電電圧調整値CHを、供給電圧の場合、供給電圧調整値SBを加算することによって設定される。
そして、表1に示されるように、前記帯電電圧調整値CH及び供給電圧調整値SBは、放置時間Tが、閾値τ2、本実施の形態においては、6〔時間〕より短いかどうかによって異ならせて設定される。
Figure 2010072246
すなわち、放置時間Tが、
3〔時間〕≦T<6〔時間〕
である場合、帯電電圧調整値CHは−100〔V〕に、供給電圧調整値SBは−20〔V〕にされ、
6≦T〔時間〕
である場合、帯電電圧調整値CHは−100〔V〕に、供給電圧調整値SBは−50〔V〕にされる。このように、帯電電圧調整値CHは放置時間Tによって変化させられることはなく、供給電圧調整値SBは放置時間Tが長くなるほど負の方向に大きく(絶対値で大きく)される。
そして、制御部42の図示されない回転数検出部は、ドラムカウント値を読み込み、ドラムカウント値に基づいて、前記放置後画像形成準備処理手段は、放置後画像形成準備電圧α2を前記帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加する。
このとき、制御部42の図示されない回転数検出処理手段は、回転数検出処理を行い、ドラムカウント値に基づいて、放置後画像形成準備処理が開始されてからの感光体ドラム11の回転数Nを検出し、前記放置後画像形成準備処理手段は、前記回転数Nが第1の閾値としての回転数Naになるまで、所定の空転時間、感光体ドラム11を空転させる。この場合、表2に示されるように、回転数Naは、放置時間Tに対応させて設定され、放置時間Tが、
3〔時間〕≦T<6〔時間〕
である場合、回転数Naは3に、放置時間Tが、
6〔時間〕≦T<9〔時間〕
である場合、回転数Naは5に、放置時間Tが、
9〔時間〕≦T
である場合、回転数Naは10に設定される。すなわち、放置時間Tが長いほど回転数Naは大きくされ、空転時間が長くされる。
Figure 2010072246
続いて、ドラムカウント値が回転数Naになると、前記放置後画像形成電圧設定部103は、前記電圧設定値を前記放置後画像形成電圧βに設定する。該放置後画像形成電圧βは、帯電電圧の場合、負の方向において前記画像形成電圧α1及び放置後画像形成準備電圧α2より低く(絶対値で小さく)、供給電圧の場合、負の方向において前記画像形成電圧α1より高く(絶対値で大きく)、かつ、放置後画像形成準備電圧α2より低く(絶対値で小さく)設定される。
この場合も、前記放置後画像形成電圧βは、前記画像形成電圧α1に、帯電電圧の場合、帯電電圧調整値CHを、供給電圧の場合、供給電圧調整値SBを加算することによって設定される。
そして、表3に示されるように、前記供給電圧調整値SBは、放置時間Tが、6〔時間〕より短いかどうかによって異ならせて設定される。
Figure 2010072246
すなわち、放置時間Tが、
3〔時間〕≦T<6〔時間〕
である場合、帯電電圧調整値CHは+50〔V〕に、供給電圧調整値SBは0〔V〕にされ、放置時間Tが、
6≦T〔時間〕
である場合、帯電電圧調整値CHは+50〔V〕に、供給電圧調整値SBは−20〔V〕にされる。このように、帯電電圧調整値CHは放置時間Tによって変化させられることはなく、供給電圧調整値SBは放置時間Tが長くなるほど負の方向に大きくされる。
そして、前記放置後画像形成処理手段は、放置後画像形成電圧βを帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で、画像を形成する。
次に、放置後画像形成電圧βによる画像の形成から、画像形成電圧α1による標準の画像の形成に戻る場合の条件について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態における放置後印刷時のかぶりレベルの推移を示す図である。なお、図において、横軸に感光体ドラム11の回転数Nを、縦軸にかぶりレベルを採ってある。
図に示されるように、プリンタが長時間放置された後に印刷が開始され、前記感光体ドラム11の回転数Nが大きくなると、かぶりレベルが小さくなる。そして、回転数が所定の値、例えば、150に到達すると、かぶりレベルが画像品位上容認できる値2になる。
そこで、本実施の形態においては、放置後画像形成準備電圧α2による印刷が開始された後、ドラムカウント値に基づいて検出された回転数Nが第2の閾値としての回転数Nb、本実施の形態においては、150になるまで、前記放置後画像形成準備処理が行われ、ドラムカウント値が150になると、前記標準画像形成処理手段は、画像形成電圧α1を帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で、通常の印刷を行う。
なお、本実施の形態において、プリンタの図示されない電源は、放置されている間もオンの状態にされているが、プリンタの電源を、商用電源等の主電源及びバッテリ等の補助電源によって構成し、主電源をオフにした場合でも補助電源によって電力を時間計測部47に供給し、前記時間計測部47を作動させることができる。
このように、本実施の形態においては、プリンタの放置時間Tが3〔時間〕以上になると、放置後画像形成準備処理が行われるので、トナー帯電量Q及び表面電位V’を良好領域に置くことができる。その結果、画像品位を向上させることができる。また、放置後画像形成準備処理が行われた後、放置後画像形成処理が行われるので、トナー帯電量Q及び表面電位V’を一層良好領域に置くことができる。その結果、画像品位を一層向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
この場合、プリンタは定着器温度検出部101を備え、該定着器温度検出部101は、定着器27の所定の箇所に配設され、定着器27の温度、すなわち、定着器温度を検出し、制御部42に送り、該制御部42は、前記定着器温度を読み込み、記憶部48に記録する。
本実施の形態において、プリンタはバッテリ等の補助電源を備えていない。そこで、操作者がプリンタを放置した後、電源をオフにした場合について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態における定着器温度の推移を示す図である。なお、図において、横軸に放置時間を、縦軸に定着器温度を採ってある。
本実施の形態においては、印刷中の定着器温度は170[℃]に設定されているが、媒体としての用紙Pの種類、厚さ、及びプリンタの周辺温度によって、設定を適宜変更することができる。
図に示されるように、放置時間が長くなるほど、定着器温度は低くなる。
そこで、本実施の形態において、前記制御部42の図示されない放置時間推定処理手段は、放置時間推定処理を行い、印刷が終了したときの定着器温度を終了時温度Feとして、プリンタが放置された後、印刷が再び開始されたときの定着器温度を開始時温度Fsとして読み込み、終了時温度Feと開始時温度Fsとの差、すなわち、定着温器度差Fに基づいて放置時間を推定する。
そのために、制御部42の図示されない定着器温度差算出処理手段は、定着器温度差算出処理を行い、終了時温度Fe及び開始時温度Fsを読み込み、定着器温度差Fを算出する。
続いて、前記放置判定処理手段は、前記定着器温度差Fを読み込み、定着器温度差Fが閾値f1、本実施の形態においては、120〔℃〕以上であるかどうか(推定された放置時間Tが3〔時間〕以上であるかどうか)によって、プリンタが長時間放置されているかどうかを判断する。
そして、前記定着器温度差Fが、
120〔℃〕≦F
である場合、前記放置判定処理手段は、プリンタが長時間放置されていると判断し、第1の電圧設定部としての前記画像形成電圧設定部40は、電圧設定値を、調整された第1の電圧を表す放置後画像形成準備電圧α2に設定し、前記放置後画像形成準備処理手段は、放置後画像形成準備電圧α2を帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で、所定の空転時間、感光体ドラム11を空転させる。
この場合、前記放置後画像形成準備電圧α2は、前記画像形成電圧α1に、帯電電圧の場合、帯電電圧調整値CHを、供給電圧の場合、供給電圧調整値SBを加算することによって設定される。
そして、表4に示されるように、前記供給電圧調整値SBは、定着器温度差Fが、閾値f2、本実施の形態においては、130〔℃〕以上であるかどうか(推定された放置時間Tが6〔時間〕以上であるかどうか)によって異ならせて設定される。
Figure 2010072246
続いて、前記放置後画像形成準備処理手段は、ドラムカウント値が第1の閾値としての回転数Naになるまで、放置後画像形成準備電圧α2を、帯電装置としての、かつ、帯電部材としての帯電ローラ12及び現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ15に印加した状態で、像担持体としての感光体ドラム11を、所定の空転時間、空転させる。この場合、表5に示されるように、回転数Naは、定着器温度差Fに対応させて設定される。
Figure 2010072246
そして、ドラムカウント値が回転数Naになると、第3の電圧設定部としての前記放置後画像形成電圧設定部103は、前記電圧設定値を、調整された第2の電圧を表す放置後画像形成電圧βに設定し、前記放置後画像形成処理手段は、前記放置後画像形成電圧βを帯電ローラ12及びトナー供給ローラ15に印加した状態で、画像を形成する。
この場合も、前記放置後画像形成電圧βは、前記画像形成電圧α1に、帯電電圧の場合、帯電電圧調整値CHを、供給電圧の場合、供給電圧調整値SBを加算することによって設定される。
そして、表6に示されるように、前記供給電圧調整値SBは、定着器温度Fが、130〔℃〕より低いかどうかによって異ならせて設定される。
Figure 2010072246
このように、本実施の形態においては、プリンタが補助電源を備えていない場合に、操作者がプリンタの電源をオフにすると、時間計測部47によって放置時間を計測することができなくなってしまうが、定着器温度差Fに基づいて放置時間を推定するようになっているので、印刷が終了した後、かぶりが発生するのを防止することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるかぶりレベルの推移を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるトナー帯電量によるかぶりの発生状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における感光体ドラムの表面電位によるかぶりの発生状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタを放置した後の制御部の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態における放置後印刷時のかぶりレベルの推移を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における定着器温度の推移を示す図である。
符号の説明
11 感光体ドラム
12 帯電ローラ
14 現像ローラ
15 トナー供給ローラ
16 現像ブレード
27 定着器
40 画像形成電圧設定部
41 放置後画像形成準備電圧設定部
103 放置後画像形成電圧設定部
P 用紙
T 放置時間
α1 画像形成電圧
α2 放置後画像形成準備電圧
τ1、τ2 閾値

Claims (10)

  1. (a)表面に潜像が形成される像担持体と、
    (b)帯電電圧が印加され、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
    (c)現像電圧が印加され、前記像担持体上の潜像に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、
    (d)供給電圧が印加され、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、
    (e)転写された現像剤像を媒体に定着させる定着装置と、
    (f)印刷が終了してから再び開始されるまでの放置時間が閾値以上である場合、放置時間に対応させて、標準の画像形成電圧と異なる放置後画像形成準備電圧を設定する電圧設定部と、
    (g)前記放置後画像形成準備電圧を所定の画像形成要素に印加した状態で、所定の空転時間、前記像担持体を空転させる放置後画像形成準備処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記放置後画像形成準備処理手段は、前記空転時間を放置時間が長いほど長くする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記放置後画像形成準備処理手段は、前記像担持体を空転させる回転数を多くすることによって前記空転時間を長くする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記放置時間を計測する時間計測部を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. (a)定着装置の定着器温度を検出する定着器温度検出部と、
    (b)前記定着器温度に基づいて放置時間を推定する放置時間推定処理手段とを有する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体の空転が終了した後、前記標準の画像形成電圧及び放置後画像形成準備電圧と異なる放置後画像形成電圧を前記画像形成要素に印加した状態で画像を形成する放置後画像形成処理手段を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  7. (a)前記画像形成要素は帯電装置であり、
    (b)前記電圧設定部は、帯電電圧の放置後画像形成準備電圧を設定する請求項1又は6に記載の画像形成装置。
  8. (a)前記画像形成要素は現像剤供給部材であり、
    (b)前記電圧設定部は、供給電圧の放置後画像形成準備電圧を設定する請求項1又は6に記載の画像形成装置。
  9. 前記電圧設定部は、放置後画像形成準備電圧を標準の電圧設定値より絶対値で大きく設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記電圧設定部は、供給電圧の放置後画像形成準備電圧を、放置時間が長いほど絶対値で大きく設定する請求項9に記載の画像形成装置。
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