JPH11109816A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109816A
JPH11109816A JP26973497A JP26973497A JPH11109816A JP H11109816 A JPH11109816 A JP H11109816A JP 26973497 A JP26973497 A JP 26973497A JP 26973497 A JP26973497 A JP 26973497A JP H11109816 A JPH11109816 A JP H11109816A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
toner image
image carrier
cleaning
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP26973497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morimoto
浩史 森本
Akira Tai
昭 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to JP26973497A priority Critical patent/JPH11109816A/ja
Publication of JPH11109816A publication Critical patent/JPH11109816A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーフィルミング及びブレードめくれを防
止する。 【解決手段】 感光体に当接させるクリーニングブレー
ドの当接点における感光体表面の接線とクリーニングブ
レードを保持するブレードホルダーの回転中心を結ぶ線
との間の、感光体移動方向下流側の角度(ホルダー設定
角)θ1が、 35°≦θ1≦50° を満足するように、感光体に対して、クリーニングブレ
ード及びブレードホルダーを設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
画像を形成する画像形成装置に関し、特に改良されたク
リーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像を形成する画像
形成装置におけるトナー像担持体のクリーニング手段と
しては、弾性体からなるクリーニングブレードが一般に
使用されている。そして、かかるクリーニング装置にお
いては、クリーニングブレードのトナー像担持体に対す
る当接角度、即ちトナー像担持体とクリーニングブレー
ドの間の角度で、トナー像担持体の移動方向下流側の角
度が鋭角になるように、即ちカウンター方向にクリーニ
ングブレードの先端をトナー像担持体に当接させてクリ
ーニングを行うのが一般的である。このように、クリー
ニングブレードの先端をカウンター方向に当接させるこ
とによって強いクリーニング力が得られ、トナーのよう
な微粒子でも完全に除去されて像担持体の繰り返し使用
が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、クリーニ
ングブレードを用いたクリーニング装置は従来概ね満足
すべき性能を有し、広く使用されてはいるが、更に高性
能の画像形成装置を実現するにはなお不十分な点がある
ことが研究の結果判明した。即ち、長期間に亘って画像
形成を行うとトナー像担持体、即ち感光体の表面にトナ
ー或いは紙粉等の融着層が形成される現象、いわゆるト
ナーフィルミング現象が発生して、画像汚れ、かぶり等
の原因になることが判明した。特に、微粒子化されたト
ナーを用いた高画質の画像形成装置においては、前記の
問題が顕著であった。
【0004】従って、本発明の目的はこのようなトナー
フィルミング現象を防止して、長期間に亘って鮮明な画
像が形成される画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
トナー像担持体及び該トナー像担持体の表面をクリーニ
ングするクリーニング装置を備えた画像形成装置におけ
る前記クリーニング装置が、回転可能に軸支されたブレ
ードホルダー、該ブレードホルダーに保持され、前記像
担持体に対してカウンター方向に当接するクリーニング
ブレード及びクリーニングブレードの先端を前記トナー
像担持体に押圧する押圧手段を備えた画像形成装置にお
いて、前記ブレードホルダーの回転中心と、前記クリー
ニングブレードの先端が前記トナー像担持体に当接する
接点とを結ぶ線と、前記接点における前記トナー像担持
体表面の接線とのなす前記トナー像担持体の移動方向下
流側の角度(ホルダー設定角)θ1が次の式を満足する
ように前記トナー像担持体に対して前記クリーニングブ
レード及び前記ブレードホルダーを配置したことを特徴
とする画像形成装置。
【0006】35°≦θ1≦50° によって、達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図1及び2に基づいて実施
の形態を説明する。
【0008】図1は実施の形態にかかる画像形成装置の
概略を示す。1はトナー像担持体の具体例である感光体
ドラムであり、アルミニウム基体に導電性層及び感光層
を形成してなる。感光層としては、有機光導電性層、a
−Si層等で形成することができ、本実施の形態におい
ては、有機光導電性層で構成している。感光体ドラム1
の矢印Rで示す時計方向の回転に従って、帯電器2によ
る一様帯電、露光器3による露光及び現像器4による現
像によって、感光体ドラム1上にトナー像が形成され
る。該トナー像は転写器5により転写紙Pに転写され、
定着器7によって定着される。転写後の感光体ドラム1
はクリーニング装置6によりその表面がクリーニングさ
れて、次の画像を形成できる状態に復元される。
【0009】図2は前記実施の形態におけるクリーニン
グ装置の要部を示す。クリーニング装置6には、先端が
感光体ドラム1の表面に当接し、該表面をクリーニング
するクリーニングブレード61、該クリーニングブレー
ド61を保持するブレードホルダー62、該ブレードホ
ルダー62を回転自在に支持する軸63及びブレードホ
ルダー62を付勢してクリーニングブレード61の先端
を感光体ドラム1の表面に押圧してクリーニングブレー
ドにクリーニング力を付与するバネ64(押圧手段)が
設けられている。
【0010】クリーニングブレード61の先端は点Pに
おいて、感光体ドラム1の表面に当接するが、クリーニ
ングブレード61、ブレードホルダー62及び軸63の
配置関係は次のように設定される。
【0011】(1)感光体ドラム1の移動方向下流側に
おける、感光体ドラム1とクリーニングブレード61と
の間の角度が鋭角になるように、即ちカウンター方向に
クリーニングブレード61が感光体ドラム1に当接す
る。
【0012】(2)クリーニングブレード先端の当接点
Pにおける感光体ドラム表面に引いた接線L1と、感光
体ドラム1の表面にクリーニングブレード61の先端が
当接する当接点Pとブレードホルダー62の回転中心Q
を結ぶ線L2間の角度θ1(ホルダー設定角)が次の式を
満足する。
【0013】35°≦θ1≦50° 画像形成実験の結果、前記の条件の下で、トナーフィル
ミングの発生がなく、鮮明な画像を長期間に亘って、形
成することができることが確認された。
【0014】クリーニングブレード61のクリーニング
力を決定する主要因は、当接点Pにおけるクリーニング
ブレード先端の感光体ドラム1に対する圧力である。こ
の圧力の大小を左右する最も大きなファクターは前記の
ホルダー設定角θ1である。該ホルダー設定角θ1を前記
の範囲内の値に設定することによって、大きなクリーニ
ング力が確保され、トナーフィルミングの発生を防止す
ることができた。
【0015】ホルダー設定角θ1が上記の範囲の下限よ
りも小さな値になるとクリーニング力が低下する結果、
トナーフィルミングが発生した。また、ホルダー設定角
θ1が上限よりも大きな値になると、押圧手段64によ
って与えられた接線方向の力と摩擦力によって、クリー
ニングブレードが感光体ドラム1の移動方向に反転する
現象、即ちブレードめくれ現象が起こってクリーニング
不能になる事態が発生した。
【0016】更に次の設定条件で画像形成を行った結
果、特に優れたクリーニング性能が得られ、連続画像形
成実験において鮮明な画像が得られた。
【0017】即ちクリーニングブレード61と感光体ド
ラム1の当接角度をθ2とするとき、θ2が次の式を満足
するようにクリーニングブレード61及びブレードホル
ダー62を設定することが特に好ましい。
【0018】14°≦θ2≦25° クリーニングブレード61はウレタンゴム等の弾性材料
で構成され、感光体ドラム1に圧接する作動時に屈曲或
いは圧縮等の変形を受ける。前記当接角度θ2はクリー
ニングブレード61が剛体であると仮定した場合におけ
る感光体ドラム1の当接点Pにおける接線L1とクリー
ニングブレード61の板面L3、即ち平板状のクリーニ
ングブレード61を支持するブレードホルダー62のブ
レード支持面との間の角度である。
【0019】更に、クリーニングブレード61の前記し
たブレードめくれを防止するために本実施の形態におい
ては、ストッパー66を設けた。該ストッパー66にブ
レードホルダー62の端部65が規制されてブレードホ
ルダー62は所定角以上の反時計方向の回転が阻止され
る。その結果、クリーニングブレード61がその先端に
感光体ドラム1との摩擦力の増加によって矢印Rで示し
た方向のへの反転力が作用してもクリーニングブレード
61の反転、即ちブレードめくれが防止される。
【0020】ホルダー設定角θ1は設計される各画像形
成装置において前記範囲内において、最適に設定され
る。そして、ストッパー66は設定されたホルダー設定
角θ1を超えてブレードホルダー62が回転することが
ないように設置するのが特に望ましい。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。実施例に
示されるように、非接触現像法によって感光体1上にト
ナー像を形成する画像形成装置において、特に顕著な効
果が認められたが、本発明は接触現像法等他の現像法に
おいても顕著な効果を有する。非接触現像と同様に、感
光体1の表面を擦過しないで現像を行う非擦過現像を行
う画像形成装置においても特に顕著な効果が得られる。
【0022】次の条件で画像形成実験を行った。
【0023】 感光体 有機光導電性感光体(OPC) 現像剤 トナー 粒径:8.5μm キャリア 粒径:30μm クリーニングブレード 材料:ウレタンゴム 形状:幅:230mm、厚さ2mm ゴム硬度:65° ホルダー設定角:0°、29°、35°、50°及び52°の5種類に設定した 当接角:14° 当接荷重:10g/cm 画像形成装置として、非接触現像によって感光体上にト
ナー像を形成する画像形成装置を用いて、次のような画
像形成実験の結果が得られた。
【0024】各ホルダー設定角θ1における画像形成開
始後のトナーフィルミング或いはブレードめくれの発生
状況。
【0025】θ1:トナーフィルミング及びブレードめ
くれの発生状況 0°:500枚の画像形成でトナーフィルミングが発生
した 29°:1000枚の画像形成でトナーフィルミングが
発生した 35°:4000枚の画像形成でトナーフィルミングが
発生した 50°:5000枚でもトナーフィルミングが発生せ
ず。画像形成を停止した 52°:ブレードめくれが発生し、使用不能となった。
【0026】以上の結果から、ホルダー設定角を、 35°≦θ1≦50° にすれば、実際的に必要な繰り返し画像形成性能が得ら
れることが判明した。
【0027】
【発明の効果】長期間の連続画像形成において、トナー
フィルミングが発生せず、鮮明な画像を形成することが
できる。また、クリーニングブレードのブレードめくれ
現象も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる画像形成装置の概略を示す
図である。
【図2】実施の形態におけるクリーニング装置の要部を
示す図である。
【符号の説明】
6 クリーニング装置 61 クリーニングブレード 62 ブレードホルダー 63 軸 66 ストッパー P 当接点 Q 回転中心 θ1 ホルダー設定角 θ2 当接角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像担持体及び該トナー像担持体の
    表面をクリーニングするクリーニング装置を備えた画像
    形成装置における前記クリーニング装置が、回転可能に
    軸支されたブレードホルダー、該ブレードホルダーに保
    持され、前記像担持体に対してカウンター方向に当接す
    るクリーニングブレード及びクリーニングブレードの先
    端を前記トナー像担持体に押圧する押圧手段を備えた画
    像形成装置において、 前記ブレードホルダーの回転中心と、前記クリーニング
    ブレードの先端が前記トナー像担持体に当接する接点と
    を結ぶ線と、前記接点における前記トナー像担持体表面
    の接線とのなす前記トナー像担持体の移動方向下流側の
    角度θ1(ホルダー設定角)が次の式を満足するように
    前記トナー像担持体に対して前記クリーニングブレード
    及び前記ブレードホルダーを配置したことを特徴とする
    画像形成装置。 35°≦θ1≦50°
  2. 【請求項2】 前記トナー像担持体に対する前記クリー
    ニングブレードの当接角度θ2が次の式を満足させるよ
    うに前記トナー像担持体に対して前記クリーニングブレ
    ードを当接させたことを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。 14°≦θ2≦25°
  3. 【請求項3】 前記ブレードホルダーの所定角度を超え
    る回転を阻止するストッパーを前記ブレードホルダーに
    近接して設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー像担持体上にトナー像を形成
    する現像装置を有し、該現像装置が非接触現像又は非擦
    過現像によってトナー像形成を行うことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP26973497A 1997-10-02 1997-10-02 画像形成装置 Pending JPH11109816A (ja)

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JP26973497A JPH11109816A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086061A (ja) * 2018-11-21 2020-06-04 シャープ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020086061A (ja) * 2018-11-21 2020-06-04 シャープ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置

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