JP2020075848A - 線状多孔チタン酸リチウム材料及びその調製並びに製品 - Google Patents
線状多孔チタン酸リチウム材料及びその調製並びに製品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020075848A JP2020075848A JP2019160625A JP2019160625A JP2020075848A JP 2020075848 A JP2020075848 A JP 2020075848A JP 2019160625 A JP2019160625 A JP 2019160625A JP 2019160625 A JP2019160625 A JP 2019160625A JP 2020075848 A JP2020075848 A JP 2020075848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium
- lithium titanate
- linear
- titanium
- porous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G23/00—Compounds of titanium
- C01G23/003—Titanates
- C01G23/005—Alkali titanates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
- H01M10/0525—Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/48—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides
- H01M4/485—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of mixed oxides or hydroxides for inserting or intercalating light metals, e.g. LiTi2O4 or LiTi2OxFy
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/70—Crystal-structural characteristics defined by measured X-ray, neutron or electron diffraction data
- C01P2002/76—Crystal-structural characteristics defined by measured X-ray, neutron or electron diffraction data by a space-group or by other symmetry indications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/10—Particle morphology extending in one dimension, e.g. needle-like
- C01P2004/16—Nanowires or nanorods, i.e. solid nanofibres with two nearly equal dimensions between 1-100 nanometer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/54—Particles characterised by their aspect ratio, i.e. the ratio of sizes in the longest to the shortest dimension
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/60—Particles characterised by their size
- C01P2004/61—Micrometer sized, i.e. from 1-100 micrometer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/60—Particles characterised by their size
- C01P2004/62—Submicrometer sized, i.e. from 0.1-1 micrometer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/60—Particles characterised by their size
- C01P2004/64—Nanometer sized, i.e. from 1-100 nanometer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/16—Pore diameter
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M2004/021—Physical characteristics, e.g. porosity, surface area
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
Description
本発明は前記線状多孔チタン酸リチウム材料の調製方法を提供することを他の目的とする。
一方では、本発明は、
前記チタン酸リチウム材料の晶相がスピネル型チタン酸リチウムであり、
前記チタン酸リチウム材料が線状構造であり、前記線状構造のアスペクト比が10を超え、
前記線状チタン酸リチウム材料が多孔構造であり、
前記線状多孔チタン酸リチウム材料の構造が複数の粒子からなり、前記粒子が配向の成長方向を有し、前記成長方向が<001>方向であることが好ましい線状多孔チタン酸リチウム材料が提供されている。
チタンペルオキシ錯体を含有する分散液を調製するステップS11と、
チタンペルオキシ錯体を含有する前記分散液にリチウム化合物を添加して溶液を形成するステップS12と、
前記溶液を加熱反応させて線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られるステップS13と、
前記線状構造の過酸化チタン酸リチウムを低温アニーリング処理して線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られるステップS14と、
前記線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを浸漬処理及び高温アニーリング処理して線状多孔チタン酸リチウム材料が得られるステップS15とを含む前記線状多孔チタン酸リチウム材料の調製方法も提供されている。
本発明のいくつかの具体的な実施形態によると、ステップS15において、前記線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを水素イオン交換して線状構造のチタン酸が得られた後、前記線状構造のチタン酸をリチウムイオン交換及び熱処理して線状多孔チタン酸リチウム材料が得られる。
(1)該出願は始めて線状構造、単結晶構造、多孔構造のチタン酸リチウム材料が提供されている。
(2)該方法は線状構造、単結晶構造、多孔構造のチタン酸リチウム材料の調製技術が提供されており、他の方法で達成できないものである。
(3)該方法により提供されている多孔構造はチタン酸リチウムの比表面積を増加し、チタン酸リチウムを電極材料とするときの電解液との接触面積を増加し、電流密度を減少し、電池性能を向上することができる。
(4)該方法により提供されている線状単結晶構造は粒子間の結晶粒界を減少し、キャリアの長軸方向の輸送に寄与し、電極材料の応用効果を向上することができる。
(5)該方法は、調製プロセスが簡単で、プロセスのパラメータを制御しやすく、原料の入手が容易で、生産コストが低く、大規模な工業化生産を行いやすい。
(6)該構造の長軸が電子の有効遷移に寄与し、多孔構造がリチウムイオン、ナトリウムイオン又はカリウムイオンの高速挿入と放出過程に寄与し、大きい比表面積が電解液と電極の接触面積に寄与し、電流密度を減少し、よい電池高速充放電性能を有する。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、2グラムのチタンイソプロポキシドを100ミリリットルの水に分散させ、その後、5ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3.5グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を80摂氏温度に加熱した後、定温で6時間攪拌して白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、200摂氏温度のオーブンに入れて、20時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記したアモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:10000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら12時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを550摂氏温度で4時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。
線状多孔チタン酸リチウム材料のSEM形態スペクトルを図3に示す。線状構造のアスペクト比が10を超え、そして、アスペクト比が10から100までの線状構造の割合が80%以上と高いことが分かる。図中から、線状多孔チタン酸リチウム材料の径が20ナノメートルから1ミクロンまでであり、長さが1ミクロンから50ミクロンまでであり、そして、径が50ナノメートルから500ナノメートルまで、長さが5ミクロンから20ミクロンまでの線状構造の割合が60%と高いことも分かる。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、0.3グラムの硫酸チタンを100ミリリットルの水に分散させ、その後、2グラムの過酸化尿素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に1グラムの過酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を60摂氏温度に加熱した後、定温で24時間攪拌して白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、150摂氏温度のオーブンに入れて、24時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記アモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:1000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら24時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを350摂氏温度で24時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、8グラムの水和チタン酸を80ミリリットルの水中に分散させ、その後、25ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を100摂氏温度に加熱した後、定温で1時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、250摂氏温度のオーブンに入れて、2時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記アモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:100000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら24時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを850摂氏温度で1時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、3グラムの水和硫酸チタニルを100ミリリットルの水に分散させ、その後、5ミリリットルの濃度が30%の過酢酸を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの超酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を90摂氏温度に加熱した後、定温で3時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、180摂氏温度のオーブンに入れて、15時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記アモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:50000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら15時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを650摂氏温度で3時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、3グラムのチタンテトラブトキシドを100ミリリットルの水に分散させ、その後、6ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を70摂氏温度に加熱した後、定温で12時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、220摂氏温度のオーブンに入れて、10時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記アモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:5000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら12時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを450摂氏温度で6時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、3グラムのチタンテトラブトキシドを100ミリリットルの濃度が1/1000のヒドロキシプロピルメチルセルロースの水溶液に分散させ、その後、6ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を75摂氏温度に加熱した後、定温で10時間攪拌して白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、200摂氏温度のオーブンに入れて、15時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記アモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:8000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら18時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを500摂氏温度で8時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図1における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、2グラムのチタンイソプロポキシドを100ミリリットルの濃度が5/1000のポリビニルアルコールの水溶液に分散させ、その後、5ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3.5グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を85摂氏温度に加熱した後、定温で6時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、240摂氏温度のオーブンに入れて、10時間定温アニーリング処理して線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記アモルファスのチタン酸リチウムと水の割合が質量比で1:80000である量でアモルファスのチタン酸リチウムを水中に浸漬させ、攪拌しながら10時間浸漬した後、分離して乾燥させた。最後に、上記の浸漬した後に乾燥させたアモルファスのチタン酸リチウムを600摂氏温度で6時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、1.5グラムのチタンイソプロポキシドを100ミリリットルの水に分散させ、その後、4ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を75摂氏温度に加熱した後、定温で8時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、200摂氏温度のオーブンに入れて、20時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.05モル/Lの硝酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させて、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が0.5モル/Lの水酸化リチウム溶液に添加し24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。最後に、上記の乾燥させたサンプルを550摂氏温度で4時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、0.5グラムの硫酸チタンを100ミリリットルの水に分散させ、その後、2.5グラムの過酸化尿素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に1.2グラムの過酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を65摂氏温度に加熱した後、定温で20時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、160摂氏温度のオーブンに入れて、24時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.001モル/Lの塩酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させ、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が0.1モル/Lの水酸化リチウム溶液に添加し、24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。最後に、上記の乾燥させたサンプルを350摂氏温度で24時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。該多孔構造のチタン酸リチウムの晶相が主にスピネル型であり、少量のアナターゼ型二酸化チタン晶相が含有されている。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、8グラムのチタン酸を80ミリリットルの水に分散させ、その後、25ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を100摂氏温度に加熱した後、定温で2時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、250摂氏温度のオーブンに入れて、4時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.1モル/Lの酢酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させて、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が1モル/Lの塩化リチウム溶液に添加し、24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。最後に、上記乾燥させたサンプルを850摂氏温度で2時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。該多孔構造のチタン酸リチウムの晶相が主にスピネル型であり、少量の単斜晶系チタン酸リチウム晶相が含有されている。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、2.5グラムのチタンイソプロポキシドを100ミリリットルの濃度が8/1000のポリビニルアルコールの水溶液に分散させ、その後、6ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に4グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を80摂氏温度に加熱した後、定温で8時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、220摂氏温度のオーブンに入れて、16時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.01モル/Lの硫酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させて、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が0.4モル/Lの酢酸リチウム溶液に添加し、24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。最後に、上記乾燥させたサンプルを50ミリリットルの水に入れて、150摂氏温度で12時間水熱反応させ、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、3グラムの水和硫酸チタニルを100ミリリットルの水に分散させ、その後、5ミリリットルの濃度が30%の過酢酸を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの超酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を90摂氏温度に加熱した後、定温で3時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、180摂氏温度のオーブンに入れて、15時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.02モル/Lの硝酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させて、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が0.6モル/Lの硝酸リチウム溶液に添加し、24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。その後、上記乾燥させたサンプルを50ミリリットルの水に入れて、100摂氏温度で24時間水熱反応させ、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、2.5グラムのチタンテトラブトキシドを100ミリリットルの水に分散させ、その後、5ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に2.8グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を75摂氏温度に加熱した後、定温で10時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、200摂氏温度のオーブンに入れて、16時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.05モル/Lの塩酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させて、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が0.8モル/Lのクエン酸リチウム溶液に添加し、24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。その後、上記乾燥させたサンプルを50ミリリットルの水に入れて、200摂氏温度で6時間水熱反応させ、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
図11における線状多孔チタン酸リチウム材料を調製する流れに従って、まず、2グラムの四フッ化チタンを100ミリリットルの濃度が2/1000のヒドロキシプロピルメチルセルロースの水溶液に分散させ、その後、5ミリリットルの濃度が30%の過酸化水素を添加し、攪拌してチタンを含有するペルオキシ錯体の懸濁液を形成した。次に、上記ペルオキシ錯体の懸濁液に3グラムの水酸化リチウムを添加し、攪拌して淡黄色透明溶液を形成した。次に、上記淡黄色透明溶液を70摂氏温度に加熱した後、定温で12時間攪拌して、白色生成物である線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られ、反応を停止させ、分離して白色固体が得られた。次に、上記白色固体を乾燥させた後、200摂氏温度のオーブンに入れて、15時間定温アニーリング処理して、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られた。次に、上記得られた線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを脱イオン水で複数回洗浄した後、0.05モル/Lの硝酸溶液に入れて、水素イオン交換を行い、水素イオン交換した後、洗浄液のpHが中性に近いまで、脱イオン水で複数回洗浄し乾燥させて、線状構造のチタン酸が得られた。その後、上記線状構造のチタン酸を100ミリリットルの濃度が0.6モル/Lの水酸化リチウム溶液に添加し、24時間攪拌しながら浸漬させ、リチウムイオン交換を行った後、分離して乾燥させた。その後、上記乾燥させたサンプルを50ミリリットルの水に入れて、120摂氏温度で1時間水熱反応させた。最後に、上記生成物を分離して乾燥させた後、500摂氏温度で3時間加熱して、線状多孔チタン酸リチウム材料が得られた。得られた線状多孔チタン酸リチウム材料の形態構造は実施例1に近いものである。異なる充放電速率での、本実施例における線状多孔チタン酸リチウム材料を電極材料として調製されたリチウムイオン電池の放電容量のテスト結果も実施例1に近いものである。
Claims (20)
- チタン酸リチウム材料の晶相がスピネル型チタン酸リチウムであり、
前記チタン酸リチウム材料が線状構造であり、前記線状構造のアスペクト比が10を超え(好ましくは前記線状構造のアスペクト比が10から100までである)、
前記線状チタン酸リチウム材料が多孔構造であり、
前記線状多孔チタン酸リチウム材料の構造が複数の粒子からなり、前記粒子が配向の成長方向を有し、好ましくは前記成長方向が<001>方向である線状多孔チタン酸リチウム材料。 - 全体的に単結晶構造であり、単結晶の長軸配向が<001>方向である請求項1に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料。
- 矩形柱又は複数の矩形柱構造であり、平坦で互いに垂直の側面を有し、好ましくは前記側面が{110}結晶面である請求項1に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料。
- 前記スピネル型チタン酸リチウム晶相には、アナターゼ型二酸化チタン晶相、単斜晶系チタン酸リチウム晶相の一種を含有してもよい請求項1に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料。
- 前記線状多孔構造の径が20ナノメートルから1ミクロンまでであり、長さが1ミクロンから50ミクロンまでである(前記線状構造の径が50ナノメートルから500ナノメートルまで、長さが5ミクロンから20ミクロンまでであることが好ましい)請求項1に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料。
- 前記線状多孔構造において、孔の大きさが2ナノメートルから50ナノメートルまでである(前記線状多孔構造において、孔の大きさが5ナノメートルから20ナノメートルまでであることが好ましい)請求項1に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料。
- チタンペルオキシ錯体を含有する分散液を調製するステップS11と、
前記チタンペルオキシ錯体を含有する分散液にリチウム化合物を添加して溶液を形成するステップS12と、
前記溶液を加熱反応させて線状構造の過酸化チタン酸リチウムが得られるステップS13と、
前記線状構造の過酸化チタン酸リチウムを低温アニーリング処理して線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムが得られるステップS14と
前記線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを浸漬処理及び高温アニーリング処理して線状多孔チタン酸リチウム材料が得られるステップS15と
を含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料の調製方法。 - ステップS15において、前記線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを水素イオン交換して線状構造のチタン酸が得られた後、前記線状構造のチタン酸をリチウムイオン交換及び熱処理して線状多孔チタン酸リチウム材料が得られる請求項7に記載の調製方法。
- 前記チタンペルオキシ錯体を含有する分散液中で、チタンペルオキシ錯体の濃度が0.01mol/Lから1mol/Lまでである(濃度が0.05mol/Lから0.5mol/Lまでであることが好ましい)請求項7に記載の調製方法。
- 前記チタンペルオキシ錯体を含有する分散液を調製する方法は、チタン源を過酸化物の水溶液に分散させて分散液を形成するものである(前記チタン源は金属チタン、チタンエトキシド、チタンイソプロポキシド、チタンテトラブトキシド、チタングリコール、チタングリセロール、硫酸チタン、硫酸チタニル、四塩化チタン、四フッ化チタン、フッ化チタン酸アンモニウム、窒化チタン、二酸化チタン、水和チタン酸、メタチタン酸、及びオルトチタン酸から選択される一種又は複数種の組み合わせであることが好ましい)(前記過酸化物は過酸化水素、過酸化尿素、及び過酢酸から選択される一種又は複数種の組み合わせであることが好ましい)請求項7に記載の調製方法。
- ステップS11において、チタンペルオキシ錯体を含有する分散液を調製するときに、分散液に重合体を添加してもよく、前記重合体はキトサン、グアーガム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド及びポリビニルピロリドンから選択される一種又は複数種であり、前記溶液中に添加される重合体の含有量が1/10000から10/100までである(溶液中に添加される重合体の含有量が1/1000から1/100までであることが好ましい)(添加される前記重合体は重合体固体又は重合体水溶液から選択されるものである)請求項7に記載の調製方法。
- ステップS12において、前記リチウム化合物は水酸化リチウム、酸化リチウム、過酸化リチウム、超酸化リチウムから選択される一種又は複数種の組み合わせである請求項7に記載の調製方法。
- ステップS12において、リチウム化合物を添加して形成する前記溶液中で、リチウムイオンの濃度が0.4mol/Lから2.0mol/Lまでであり、添加される前記リチウム化合物はリチウム化合物固体又はリチウム化合物水溶液から選択されるものである請求項7に記載の調製方法。
- ステップS13において、前記加熱反応の温度が60℃〜100℃であり、前記加熱反応の時間が0.5h〜24hである請求項7に記載の調製方法。
- ステップS14において、前記低温アニーリング処理の温度が150℃〜250℃であり、前記低温アニーリング処理の時間が1h〜24hであり、ステップS15において、前記高温アニーリングの温度が350℃〜800℃であり、前記高温アニーリング処理の時間が1h〜24hである請求項7に記載の調製方法。
- ステップS15において、前記浸漬処理は線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを水に添加して浸漬させた後、分離乾燥する処理方式であり、線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムと水の質量%が1:1000から1:100000までであり、前記浸漬時間が1h〜24hである請求項7に記載の調製方法。
- ステップS15において、前記水素イオン交換の過程は線状構造のアモルファスのチタン酸リチウムを複数回洗浄して分離した後、酸溶液中に添加して水素イオン交換を行うことにより線状構造のチタン酸が得られることであり、前記酸溶液は硝酸、塩酸、硫酸、及び酢酸から選択される一種又は複数種であり、酸溶液の濃度が0.001mol/L〜0.1mol/Lである請求項8に記載の調製方法。
- ステップS15において、前記リチウムイオン交換の過程は水素イオン交換して得られた線状構造のチタン酸をリチウムイオンを含有する溶液中に入れてリチウムイオン交換を行うことにより線状構造のチタン酸リチウム前駆体が得られることであり、前記リチウムイオンの溶液は硝酸リチウム、酢酸リチウム、塩化リチウム、クエン酸リチウム、及び水酸化リチウムから選択される一種又は複数種の溶液であり、前記リチウムイオンの溶液中で、リチウムイオンの濃度が0.1mol/L〜1.0mol/Lである請求項8に記載の調製方法。
- ステップS15において、前記熱処理の方式は水熱反応、及び高温アニーリングの一種又はこちらの組み合わせである(前記水熱反応の系は純水系、リチウムイオン含有水系、水酸化リチウムの水系から選択される一種で反応され、前記水熱反応の温度が100℃〜200℃であり、前記水熱反応の時間が1h〜24hであることが好ましい)(前記熱処理方式は高温アニーリングであるときに、高温アニーリングの温度が350℃〜800℃であり、前記高温アニーリングの時間が1h〜24hであることが好ましい)請求項8に記載の調製方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の線状多孔チタン酸リチウム材料を原料として調製されるイオン電池電極。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201811018059.8A CN109326791B (zh) | 2018-09-03 | 2018-09-03 | 一种线状多孔钛酸锂材料及其制备和产品 |
CN201811018059.8 | 2018-09-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020075848A true JP2020075848A (ja) | 2020-05-21 |
JP7094927B2 JP7094927B2 (ja) | 2022-07-04 |
Family
ID=65264366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019160625A Active JP7094927B2 (ja) | 2018-09-03 | 2019-09-03 | 線状多孔チタン酸リチウム材料及びその調製並びに製品 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11387452B2 (ja) |
EP (1) | EP3617150B1 (ja) |
JP (1) | JP7094927B2 (ja) |
CN (1) | CN109326791B (ja) |
HU (1) | HUE058680T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022537567A (ja) * | 2019-06-21 | 2022-08-26 | 中国科学院上海硅酸塩研究所 | 多孔質金属酸化物ベースの電気化学エネルギー貯蔵材料及びその製造方法と用途 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109319832B (zh) * | 2018-08-30 | 2021-04-30 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种线状多孔二氧化钛材料及其制备方法与应用 |
CN109888272A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-06-14 | 郑州中科新兴产业技术研究院 | 一种低成本钛酸锂材料的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281050A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toshiba Corp | 化学反応材料 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1333474C (zh) * | 2005-06-29 | 2007-08-22 | 清华大学 | 用于锂电池和电容器的尖晶石钛酸锂纳米管/线制备方法 |
CN101486488B (zh) * | 2009-01-20 | 2011-01-26 | 河南大学 | 一种纳米尖晶石钛酸锂的制备方法 |
WO2010137582A1 (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | 石原産業株式会社 | チタン酸リチウム及びその製造方法並びにそれを用いた電極活物質及び蓄電デバイス |
CN102044662B (zh) * | 2010-10-13 | 2013-01-23 | 太原理工大学 | 一种尖晶石型钛酸锂纳米线阵列的制备方法 |
CN104201364A (zh) * | 2014-09-15 | 2014-12-10 | 李建明 | 一种制备尖晶石型钛酸锂的方法 |
CN104261465B (zh) * | 2014-10-27 | 2016-07-06 | 李建明 | 一种钛酸盐、钛酸以及二氧化钛的制备方法 |
CN106410146B (zh) | 2016-10-26 | 2019-02-19 | 清华大学深圳研究生院 | 钛酸锂复合材料及包含该材料的电极极片和电池 |
CN107959011B (zh) * | 2017-11-15 | 2020-02-14 | 清华大学深圳研究生院 | 分级多孔钛酸锂-二氧化钛复合负极材料及其制备方法 |
-
2018
- 2018-09-03 CN CN201811018059.8A patent/CN109326791B/zh active Active
-
2019
- 2019-08-30 US US16/556,449 patent/US11387452B2/en active Active
- 2019-09-02 HU HUE19194886A patent/HUE058680T2/hu unknown
- 2019-09-02 EP EP19194886.8A patent/EP3617150B1/en active Active
- 2019-09-03 JP JP2019160625A patent/JP7094927B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281050A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toshiba Corp | 化学反応材料 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
KIM, JINYOUNG ET AL: ""Spinel Li4Ti5012 Nanowires for High-Rate Li-Ion Intercalation Electrode"", ELECTROCHEM. SOLID-STATE LETTERS, vol. 10, JPN6020038879, 2007, pages 81 - 84, ISSN: 0004364464 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022537567A (ja) * | 2019-06-21 | 2022-08-26 | 中国科学院上海硅酸塩研究所 | 多孔質金属酸化物ベースの電気化学エネルギー貯蔵材料及びその製造方法と用途 |
JP7325702B2 (ja) | 2019-06-21 | 2023-08-15 | 中国科学院上海硅酸塩研究所 | 多孔質金属酸化物ベースの電気化学エネルギー貯蔵材料及びその製造方法と用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20200075944A1 (en) | 2020-03-05 |
CN109326791B (zh) | 2021-08-03 |
EP3617150A1 (en) | 2020-03-04 |
CN109326791A (zh) | 2019-02-12 |
HUE058680T2 (hu) | 2022-09-28 |
US11387452B2 (en) | 2022-07-12 |
JP7094927B2 (ja) | 2022-07-04 |
EP3617150B1 (en) | 2022-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Wang et al. | Micro/nanostructured TiNb 2 O 7-related electrode materials for high-performance electrochemical energy storage: recent advances and future prospects | |
US11554966B2 (en) | Nanostructured titanic acid salts and preparation process and use thereof | |
JP6937804B2 (ja) | 線状分画構造チタン酸リチウム材料の調製方法 | |
CN111418094A (zh) | 掺杂有镁的锰尖晶石、包含其的阴极材料、其制备方法和包含这样的尖晶石的锂离子电池 | |
JP7094927B2 (ja) | 線状多孔チタン酸リチウム材料及びその調製並びに製品 | |
Liu et al. | Engineering nanostructured electrodes away from equilibrium for lithium-ion batteries | |
CN109411735A (zh) | 一种正极材料及其制备方法和锂离子电池 | |
CN103964499A (zh) | 一种碳包覆二氧化钛纳米电极材料的制备方法 | |
TWI515949B (zh) | 鋰離子電池負極材料的製備方法 | |
CN108123105B (zh) | 一种离子导体层修饰的锰基氧化物正极材料及制备和应用 | |
Lin et al. | Kinetically-controlled formation of Fe2O3 nanoshells and its potential in Lithium-ion batteries | |
CN109638278B (zh) | 钠离子电池正极材料及其制备方法和钠离子电池 | |
Julien et al. | Fabrication of Li4Ti5O12 (LTO) as Anode Material for Li-Ion Batteries | |
CN113348150B (zh) | 钛氧化物、钛氧化物的制造方法以及使用含有钛氧化物的电极活性物质的锂二次电池 | |
EP3989312A1 (en) | A class of porous metal oxide based electrochemical energy storage materials, preparation method therefor and use thereof | |
Chen et al. | Spinel Li 4 Ti 5 O 12 hollow nanospheres prepared with colloid carbon spheres as templates for high power Li-ion battery anodes | |
Monti et al. | Microwaves as a synthetic route for preparing electrochemically active TiO2 nanoparticles | |
CN113184915A (zh) | 双层壳包覆的四氧化三铁纳米颗粒、其制备方法和应用 | |
CN109319829B (zh) | 一种多孔结构钛酸锂及其制备方法和应用 | |
KR20210154138A (ko) | 이산화티탄 구조체의 제조방법 | |
JP7307925B2 (ja) | 電極材料及びそれを用いた電極、電池 | |
CN113991083A (zh) | 一种基于氧化镧纳米棒的锂硫电池正极材料的制备方法 | |
CN116873975A (zh) | 一种氧缺陷掺杂全无序二氧化钛的制备方法 | |
Yarali | Novel expanded titanate based materials for energy applications | |
CN113880134A (zh) | 一种钛酸盐基中空材料的制备方法及其应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201013 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7094927 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |