JP2020069910A - 自動車用フロアマット - Google Patents

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佳 千塚
Yoshi Chizuka
佳 千塚
孝雄 岩上
Takao Iwakami
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Abstract

【課題】第1マットの上に第2マットが載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定できると共に、第2マットの上に第1マットを載置した使用態様においても両マット同士をずれなくしっかり固定できる自動車用マットを提供する。【解決手段】第1マット10と、第2マット20と、を備え、第2マットの周縁から1ないし複数の折曲可能な連結片21が延設され、該連結片の裏面に第2係止部材22が固定され、第1マットにおける第2マットを載置する領域の外側の領域における連結片と対応する位置に該連結片21を挿通可能な貫通孔11が設けられ、第1マットの上に第2マットが載置された状態時における第1マットの裏面の前記連結片21と対応する領域に、第2係止部材22と係合し得る第1係止部材12が固定され、第2マットの裏面における連結片21と対応する領域に、第2係止部材22と係合し得る第3係止部材23が固定された構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、第1フロアマット(トレーマット等)の上に第2フロアマット(カーペットマット等)が載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定できると共に、第2フロアマットが例えば雨水や雪等に濡れるのを回避するべく第2フロアマット(カーペットマット等)の上に第1フロアマット(トレーマット等)を載置した使用態様においても両マット同士をずれることなくしっかり固定できる自動車用フロアマットに関する。
なお、本願の特許請求の範囲および本明細書において、「後方側」の語は、第1、2フロアマットが自動車内の所定位置に所定状態に配置された状態時における自動車の後方側に対応する側を意味し、「側方側」の語は、第1、2フロアマットが自動車内の所定位置に所定状態に配置された状態時における自動車の側方側に対応する側を意味するものとする。
ベースマットとカーペットマットとが組み合わされてなる自動車用フロアマットが知られている。例えば、特許文献1には、一対の凹凸型嵌合手段における一方のパートナーを、表材シートとの接触面に有するフロアマット用ベースと、一対の凹凸型嵌合手段における他方のパートナーを、フロアマット用ベースとの接触面に有する表材シートとからなり、フロアマット用ベースのパートナーと、表材シートのパートナーとを嵌合させることにより、表材シートがフロアマット用ベース上に保持された構成の分離型フロアマットが記載されている。
特開2001−88599号公報
ところで、通常は、下側のゴムマット等のベースマットの上にカーペットマットを載置した態様で使用するが、雨、雪、泥等により、カーペットマットが著しく濡れたり、汚れたりするのを避けたい場合があり、このような場合には、カーペットマットを取り外して(分離して)、下側のゴムマット等のベースマットだけで使用することがある。
しかしながら、上記従来のフロアマットでは、取り外した上側のカーペットマットは、別の場所に保管しなければならないという問題があった。取り外した上側のカーペットマットを下側のベースマットの下に重ね合わせて収容することができればよいが、上記従来のフロアマットでは、上側のカーペットマットを下側のベースマットの下に収容して両マットを相互にしっかり固定できるようなものではなかった。
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、第1フロアマット(トレーマット等)の上に第2フロアマット(カーペットマット等)が載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定できると共に、第2フロアマット(カーペットマット等)の上に第1フロアマット(トレーマット等)を載置した使用態様においても両マット同士をずれることなくしっかり固定できる自動車用フロアマットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]第1フロアマットと、第2フロアマットと、を備え、
前記第2フロアマットの周縁部から1ないし複数の折曲可能な連結片が延設され、該連結片の裏面に第2係止部材が固定され、
前記第1フロアマットにおける前記第2フロアマットを載置する領域の外側の領域における前記連結片と対応する位置に該連結片を挿通可能な貫通孔が設けられ、
前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置された状態時における第1フロアマットの裏面の前記連結片と対応する領域に、前記第2係止部材と係合し得る第1係止部材が固定され、
前記第2フロアマットの裏面における前記連結片と対応する領域に、前記第2係止部材と係合し得る第3係止部材が固定されていることを特徴とする自動車用フロアマット。
[2]前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置されるとき、該第2フロアマットの折曲可能連結片が前記第1フロアマットの貫通孔に上から下に挿通されて、該連結片の第2係止部材が、前記第1フロアマットの裏面の第1係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされる一方、
前記第2フロアマットの上に第1フロアマットが載置されるとき、前記第2フロアマットの折曲可能連結片が、前記第1フロアマットの貫通孔に下から上に挿通され、該第1フロアマットの縁部の外側から前記第2フロアマットの裏面に回されて、前記折曲可能連結片の第2係止部材が、前記第2フロアマットの裏面の第3係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされている前項1に記載の自動車用フロアマット。
[3]前記第1、3係止部材および前記第2係止部材のうちの一方の係止部材が、面ファスナーフック部を備え、他方の係止部材が、面ファスナーループ部を備えてなる前項1または2に記載の自動車用フロアマット。
[4]前記連結片は、前記第2フロアマットの後方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、該第2フロアマットの一方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、前記第2フロアマットの他方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられている前項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用フロアマット。
[5]第1フロアマットと、第2フロアマットと、を備え、
前記第1フロアマットの周縁から1ないし複数の折曲可能な連結片が延設され、該連結片の上面に第4係止部材が固定され、
前記第1フロアマットにおける前記第2フロアマットを載置する領域の外側の領域における前記連結片と対応する位置に該連結片を挿通可能な貫通孔が設けられ、
前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置された状態時における第2フロアマットの上面の前記連結片と対応する領域に、前記第4係止部材と係合し得る第5係止部材が固定されていることを特徴とする自動車用フロアマット。
[6]前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置されるとき、前記第1フロアマットの折曲可能連結片の第4係止部材が、前記第2フロアマットの上面の第5係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされる一方、
前記第2フロアマットの上に第1フロアマットが載置されるとき、前記第1フロアマットの折曲可能連結片が、前記第1フロアマットの貫通孔に上から下に挿通され、前記第1フロアマットの裏面に回されて、前記折曲可能連結片の第4係止部材が、前記第2フロアマットの上面の第5係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされている前項5に記載の自動車用フロアマット。
[7]前記第4係止部材および前記第5係止部材のうちの一方の係止部材が、ホック頭部を備え、他方の係止部材が、ホック留め具を備えてなる前項5または6に記載の自動車用フロアマット。
[8]前記連結片は、前記第1フロアマットの後方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、該第1フロアマットの一方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、前記第1フロアマットの他方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられている前項5〜7のいずれか1項に記載の自動車用フロアマット。
[1]及び[2]の発明では、第1フロアマット(トレーマット、ベースマット等)の上に第2フロアマット(カーペットマット等)を載置するとき、該第2フロアマットの折曲可能連結片を第1フロアマットの貫通孔に上から下に挿通し、該連結片の第2係止部材を、第1フロアマットの裏面の第1係止部材に係止することで、第1フロアマットと第2フロアマットとを相互固定することができる一方、第2フロアマットの上に第1フロアマットを載置するとき、第2フロアマットの折曲可能連結片を、第1フロアマットの貫通孔に下から上に挿通し、さらに該第1フロアマットの縁部の外側から第2フロアマットの裏面に回して、折曲可能連結片の第2係止部材を、第2フロアマットの裏面の第3係止部材に係止することで、第1フロアマットと第2フロアマットとを相互固定することができる。即ち、第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定できると共に、第2フロアマットの上に第1フロアマットを載置した使用態様においても両マット同士をずれることなくしっかり固定できる。
[3]の発明では、第1、3係止部材および第2係止部材のうちの一方の係止部材が、面ファスナーフック部を備え、他方の係止部材が、面ファスナーループ部を備えた構成であるから、両マット同士を十分に安定して固定できると共に、係止固定の解除操作も容易である。
[4]の発明では、両マット同士をより十分に安定して固定できる。
[5]及び[6]の発明では、第1フロアマット(トレーマット、ベースマット等)の上に第2フロアマット(カーペットマット等)を載置するとき、第1フロアマットの折曲可能連結片の第4係止部材が、第2フロアマットの上面の第5係止部材に係止することで、第1フロアマットと第2フロアマットとを相互固定することができる一方、第2フロアマットの上に第1フロアマットを載置するとき、第1フロアマットの折曲可能連結片を、第1フロアマットの貫通孔に上から下に挿通し、第1フロアマットの裏面に回して、折曲可能連結片の第4係止部材を、第2フロアマットの上面の第5係止部材に係止することで、第1フロアマットと第2フロアマットとを相互固定することができる。即ち、第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定できると共に、第2フロアマットの上に第1フロアマットを載置した使用態様においても両マット同士をずれることなくしっかり固定できる。
[7]の発明では、第4係止部材および第5係止部材のうちの一方の係止部材が、ホック頭部を備え、他方の係止部材が、ホック留め具を備えた構成であるから、両マット同士を十分に安定して固定できると共に、係止固定の解除操作も容易である。
[8]の発明では、両マット同士をより十分に安定して固定できる。
本発明の一実施形態に係る自動車用フロアマットを構成する第1フロアマット(トレーマット等)を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用フロアマットを構成する第2フロアマット(カーペットマット等)を示す斜視図である。 第1フロアマットの上に第2フロアマットを装着固定する手順を示す上方側からの斜視図であって、(A)は、第1フロアマットの上に上方側から第2フロアマットを装着しようとする状態を示す図、(B)は、装着固定した状態を示す図である。 図3(B)におけるX−X線での模式的断面図である。 第2フロアマットの上に第1フロアマットを装着固定する手順を示す上方側からの斜視図であって、(A)は、第2フロアマットの上に上方側から第1フロアマットを装着しようとする状態を示す図、(B)は、装着固定した状態を示す図である。 図5(B)におけるY−Y線での模式的断面図である。 本発明の他の実施形態に係る自動車用フロアマットを構成する第1フロアマット(トレーマット等)を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る自動車用フロアマットを構成する第2フロアマット(カーペットマット等)を示す斜視図である。 第1フロアマットの上に第2フロアマットを装着固定する手順を示す上方側からの斜視図であって、(A)は、第1フロアマットの上に上方側から第2フロアマットを装着しようとする状態を示す図、(B)は、装着固定した状態を示す図である。 図9(B)におけるV−V線での模式的断面図である。 第2フロアマットの上に第1フロアマットを装着固定する手順を示す上方側からの斜視図であって、(A)は、第2フロアマットの上に上方側から第1フロアマットを装着しようとする状態を示す図、(B)は、装着固定した状態を示す図である。 図11(B)におけるW−W線での模式的断面図である。
第1発明に係る自動車用フロアマット1は、第1フロアマット10と、第2フロアマット20とを備えてなる。前記第1フロアマット10は、通常は、自動車のフロア(床面)に敷設されて使用される。また、前記第2フロアマット20は、通常は、前記第1フロアマット10の上に敷設されて使用される。
前記第1フロアマット10は、平面視略矩形状のゴムマットからなり、その上面に前記第2フロアマット20を適合状態に収容し得る収容壁14が立設されている(図1参照)。前記第1フロアマットにおける前記収容壁14の外側の領域において4個の貫通孔11が設けられている。2つの貫通孔11は、第1フロアマット10の後方側の端縁部において互いに離間して設けられ、1つの貫通孔11は、第1フロアマット10の一方の側方側の端縁部に設けられ、残る1つの貫通孔11は、第1フロアマット10の他方の側方側の端縁部に設けられている(図1参照)。前記4個の貫通孔11は、いずれも第2フロアマット20の連結片21を挿通可能な大きさに形成されている(図1参照)。
前記第1フロアマット10の裏面には、4個の第1係止部材12が固定されている(図1参照)。これら4個の第1係止部材12は、前記4個の貫通孔11のそれぞれの内方側の近接位置に固定されている(図1参照)。これら第1係止部材12は、第2フロアマット20の第2係止部材22と係合し得る係止部材である。本実施形態では、前記第1係止部材12は、面ファスナーフック部を備えている。
前記第2フロアマット20は、平面視略矩形状のカーペットマット(繊維部が上面になっている)からなり、左前方部に切り欠き部が形成され、右前方部にも切り欠き部が形成されている(図2参照)。
前記第2フロアマット20の4箇所の端縁から4つの帯状の折曲可能連結片21が延設されている(図2参照)。本実施形態では、前記折曲可能連結片21は、布地製である。第2フロアマット20が第1フロアマット10の上面に収容壁14内に適合状態に収容された状態時において、前記4個の折曲可能連結片21は、前記第1フロアマット10の4個の貫通孔11の形成位置に対応した位置から延設されている(図3参照)。前記折曲可能連結片21を水平方向の外方に延ばした状態における裏面(下面)の先端部に4個の第2係止部材22が固定されている(図2参照)。本実施形態では、前記第2係止部材22は、面ファスナーループ部を備えている。更に、前記第2フロアマット20の裏面に、4個の第3係止部材23が固定されている(図2参照)。これら4個の第3係止部材23は、前記4個の貫通孔11のそれぞれの内方側の近接位置に固定されている(図2参照)。本実施形態では、前記第3係止部材23は、面ファスナーフック部を備えている。
次に、第1フロアマット(ベースマット等)10の上に第2フロアマット(カーペットマット等)20を装着固定する方法を図3、4を参照しつつ説明する。なお、このように第1フロアマット10の上に第2フロアマット20を装着固定するのは、一般的には、通常の使用状態である。
まず、図3(A)に示すように、第2フロアマット20の4つの折曲可能連結片21をそれぞれ第1フロアマット10の4つの貫通孔11に上から下に挿通した後、折曲可能連結片21を第1フロアマット10の裏面(下面)に沿わせるように水平方向の内方向きに折曲して、連結片21の先端側の第2係止部材22を第1フロアマット10の裏面の第1係止部材12に係止せしめて、第1フロアマット10と第2フロアマット20とを相互に固定する(図3(B)、図4参照)。このような係止構造により、第1フロアマット10の上に第2フロアマット20が載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定することができる。
次に、第2フロアマット(カーペットマット等)20の上に第1フロアマット(ベースマット等)10を装着固定する方法を図5、6を参照しつつ説明する。なお、このように第2フロアマット20の上に第1フロアマット10を装着固定するのは、一般的には、例えば雨や雪等により、第2フロアマット20が著しく濡れたり、泥等で汚れるのを避けたい場合等である。
まず、図5(A)に示すように、第2フロアマット20の上に第1フロアマット10を配置し、第2フロアマット20の4つの折曲可能連結片21をそれぞれ第1フロアマット10の4つの貫通孔11に下から上に挿通した後、折曲可能連結片21を第1フロアマット10の縁部の外側から第2フロアマット20の裏面(下面)に回して、即ち折曲可能連結片21を第2フロアマット20の裏面(下面)に沿わせるように水平方向の内方向きに折曲し、連結片21の先端側の第2係止部材22を第2フロアマット20の裏面の第3係止部材23に係止せしめて、第1フロアマット10と第2フロアマット20とを相互に固定する(図5(B)、図6参照)。このような係止構造により、第2フロアマット20の上に第1フロアマット10が載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定することができる。
次に、第2発明について説明する。第2発明に係る自動車用フロアマット1は、第1フロアマット30と、第2フロアマット40とを備えてなる。前記第1フロアマット30は、通常は、自動車のフロア(床面)に敷設されて使用される。また、前記第2フロアマット40は、通常は、前記第1フロアマット30の上に敷設されて使用される。
前記第1フロアマット30は、平面視略矩形状のゴムマットからなり、その上面に前記第2フロアマット40を適合状態に収容し得る収容壁34が立設されている(図7参照)。前記第1フロアマット30における前記収容壁34の外側の領域において4個の貫通孔31が設けられている。2つの貫通孔31は、第1フロアマット30の後方側の端縁部において互いに離間して設けられ、1つの貫通孔31は、第1フロアマット30の一方の側方側の端縁部に設けられ、残る1つの貫通孔31は、第1フロアマット30の他方の側方側の端縁部に設けられている(図7参照)。前記4個の貫通孔31の外縁からそれぞれ折曲可能な連結片35が延設されている。前記折曲可能連結片35は、布地製である。前記折曲可能な連結片35の上面(連結片を水平方向の外方に向けて延ばした状態における上面)の先端側に第4係止部材32が固定されている(図7参照)。本実施形態では、前記第4係止部材32は、ホック頭部を備えている(図10参照)。前記4個の貫通孔31は、いずれも前記連結片35および前記第4係止部材32を挿通可能な大きさに形成されている(図7(A)参照)。
前記第2フロアマット40は、平面視略矩形状のカーペットマット(繊維部が上面になっている)からなり、左前方部に切り欠き部が形成され、右前方部にも切り欠き部が形成されている(図8参照)。
前記第2フロアマット40における周縁部に4個の第5係止部材42が取り付けられている。2つの第5係止部材42は、第1フロアマット30の後方側の端縁部において互いに離間して設けられ、1つの第5係止部材42は、第1フロアマット30の一方の側方側の端縁部に設けられ、残る1つの第5係止部材42は、第1フロアマット30の他方の側方側の端縁部に設けられている(図8参照)。本実施形態では、前記第5係止部材42は、ホック留め具を備えている(図10参照)。
次に、第1フロアマット(ベースマット等)30の上に第2フロアマット(カーペットマット等)40を装着固定する方法を図9、10を参照しつつ説明する。なお、このように第1フロアマット30の上に第2フロアマット40を装着固定するのは、一般的には、通常の使用状態である。
まず、図9(A)に示すように、第1フロアマット30の上面において収容壁34内に第2フロアマット40を適合状態に収容する(図9(A)参照)。次いで、前記第1フロアマット30の折曲可能連結片35を第1フロアマット30の上面に重ね合わせて該折曲可能連結片35の第4係止部材32を、第2フロアマット40の上面の第5係止部材42に係止する(図9(B)、図10参照)。このような係止構造により、第1フロアマット30の上に第2フロアマット40が載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定することができる。
次に、第2フロアマット(カーペットマット等)40の上に第1フロアマット(ベースマット等)30を装着固定する方法を図11、12を参照しつつ説明する。なお、このように第2フロアマット40の上に第1フロアマット30を装着固定するのは、一般的には、例えば雨や雪等により、第2フロアマット40が著しく濡れたり、泥等で汚れるのを避けたい場合等である。
まず、図11(A)に示すように、第2フロアマット40の上に第1フロアマット30を配置し、第1フロアマット30の4つの折曲可能連結片35をそれぞれ貫通孔31に上から下に挿通した後、折曲可能連結片35を第1フロアマット30の裏面(下面)に沿わせるように水平方向の内方向きに折曲して(図12参照)、連結片35の先端側の第4係止部材(ホック頭部)32を、第1フロアマット30の第5係止部材(ホック留め具)42に係止せしめて、第1フロアマット30と第2フロアマット40とを相互に固定する(図9(B)、図10参照)。このような係止構造により、第2フロアマット40の上に第1フロアマット30が載置された使用態様において両マット同士をずれることなくしっかり固定することができる。
なお、図4、6、10、12において、44は、第2フロアマットの上面に植設されたカットパイル、45は、第2フロアマットの下面に設けられた防滑用突起である。
本発明に係る自動車用フロアマットは、自動車の運転席、助手席、後部座席等の床面に敷設して使用される。
1…自動車用フロアマット
10…第1フロアマット
11…貫通孔
12…第1係止部材(面ファスナーフック部等)
20…第2フロアマット
21…連結片
22…第2係止部材(面ファスナーループ部等)
23…第3係止部材(面ファスナーフック部等)
30…第1フロアマット
31…貫通孔
32…第4係止部材(ホック頭部等)
35…連結片
40…第2フロアマット
42…第5係止部材(ホック留め具等)

Claims (8)

  1. 第1フロアマットと、第2フロアマットと、を備え、
    前記第2フロアマットの周縁部から1ないし複数の折曲可能な連結片が延設され、該連結片の裏面に第2係止部材が固定され、
    前記第1フロアマットにおける前記第2フロアマットを載置する領域の外側の領域における前記連結片と対応する位置に該連結片を挿通可能な貫通孔が設けられ、
    前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置された状態時における第1フロアマットの裏面の前記連結片と対応する領域に、前記第2係止部材と係合し得る第1係止部材が固定され、
    前記第2フロアマットの裏面における前記連結片と対応する領域に、前記第2係止部材と係合し得る第3係止部材が固定されていることを特徴とする自動車用フロアマット。
  2. 前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置されるとき、該第2フロアマットの折曲可能連結片が前記第1フロアマットの貫通孔に上から下に挿通されて、該連結片の第2係止部材が、前記第1フロアマットの裏面の第1係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされる一方、
    前記第2フロアマットの上に第1フロアマットが載置されるとき、前記第2フロアマットの折曲可能連結片が、前記第1フロアマットの貫通孔に下から上に挿通され、該第1フロアマットの縁部の外側から前記第2フロアマットの裏面に回されて、前記折曲可能連結片の第2係止部材が、前記第2フロアマットの裏面の第3係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされている請求項1に記載の自動車用フロアマット。
  3. 前記第1、3係止部材および前記第2係止部材のうちの一方の係止部材が、面ファスナーフック部を備え、他方の係止部材が、面ファスナーループ部を備えてなる請求項1または2に記載の自動車用フロアマット。
  4. 前記連結片は、前記第2フロアマットの後方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、該第2フロアマットの一方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、前記第2フロアマットの他方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用フロアマット。
  5. 第1フロアマットと、第2フロアマットと、を備え、
    前記第1フロアマットの周縁から1ないし複数の折曲可能な連結片が延設され、該連結片の上面に第4係止部材が固定され、
    前記第1フロアマットにおける前記第2フロアマットを載置する領域の外側の領域における前記連結片と対応する位置に該連結片を挿通可能な貫通孔が設けられ、
    前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置された状態時における第2フロアマットの上面の前記連結片と対応する領域に、前記第4係止部材と係合し得る第5係止部材が固定されていることを特徴とする自動車用フロアマット。
  6. 前記第1フロアマットの上に第2フロアマットが載置されるとき、前記第1フロアマットの折曲可能連結片の第4係止部材が、前記第2フロアマットの上面の第5係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされる一方、
    前記第2フロアマットの上に第1フロアマットが載置されるとき、前記第1フロアマットの折曲可能連結片が、前記第1フロアマットの貫通孔に上から下に挿通され、前記第1フロアマットの裏面に回されて、前記折曲可能連結片の第4係止部材が、前記第2フロアマットの上面の第5係止部材に係止されることで、前記第1フロアマットと前記第2フロアマットとが相互固定されるものとなされている請求項5に記載の自動車用フロアマット。
  7. 前記第4係止部材および前記第5係止部材のうちの一方の係止部材が、ホック頭部を備え、他方の係止部材が、ホック留め具を備えてなる請求項5または6に記載の自動車用フロアマット。
  8. 前記連結片は、前記第1フロアマットの後方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、該第1フロアマットの一方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられ、前記第1フロアマットの他方の側方側の端縁部に少なくとも1つ設けられている請求項5〜7のいずれか1項に記載の自動車用フロアマット。
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