JP3178592U - 自動車用トレーマット - Google Patents

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明孝 森田
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Abstract

【課題】自動車のトレーマット上に液体をこぼした状態でトレーマットを車外に取り出す際に、液体がこぼれるおそれのない自動車用トレーマットを提供する。
【解決手段】自動車用トレーマット1は、軟質樹脂からなり、踏面である底部と、その底部の周囲から斜めに立ち上がった壁部とを有する自動車用トレーマットにおいて、対向する1対の壁部の双方および底部にわたって延在する1対の平行な2本の折線部2を形成すると共に、これら折線部2が形成された壁部12の内の両折線部に挟まれた部分に、折線部2より外側の部分を上方に折り曲げた際に、その挟まれた部分の壁部12が倒れないようにする形状保持部4を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動車の特に運転席や助手席などの前列のシートの床面に載置されるのに好適な自動車用トレーマットに関する。
自動車の客室の床面には着脱自在のフロアマットが敷設されている場合が多く、乗員の靴底等によりこのフロアマットの表面が汚れると、フロアマットを客室から取り外して洗浄することができるように構成されている。このフロアマットは客室内のインテリアの一部を構成するものであり、可能な限り高級感を持たすため、毛足の比較的柔らかい布地で上面が覆われており、そのため汚れやすい性質を有している場合が多い。
また、積雪時や湿潤地域では、乗員の靴底が激しく汚れる場合があり、そのような場合にはフロアマットの汚れが酷くなり、洗浄しても汚れが落ちにくい場合が生じる。また、汚れの他に水分がフロアマットに吸収されると乾きにくいという不具合もある。また、社内で飲食する際に飲み物などの液体をフロアマット上にこぼすと、フロアマットの裏面まで拡がってしまうおそれがある。そこで、フロアマットの上面に更に汚れにくい汎用のマットを敷設して、当初から敷設されている純正のフロアマットが汚れないようにすることが知られている。
このような汎用のマットのうち、特に水分の多い汚れに対して有効な、トレー状のマット(トレーマット)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このトレーマットは、軟質の樹脂を一体成形して形成されており、防水性に優れている。
特開2006−248376号公報(図1)
上記特許文献1に記載されているトレーマットは、いわゆるワンボックスカーと呼ばれるワゴンタイプの自動車に適用されるもので、特に2列目や3列目の後部シートに対して用いられるものである。そのため、客室の車幅方向いっぱいにわたって設置されるため、前後方向の寸法に対して左右方向の寸法が3〜4倍程度の、長尺のものとなる。
このような従来のトレーマットでは左右方向に2本の平行な折線部が設けられており、トレーマット上に液体をこぼした状態でその折線部でトレーマットを細長く折りたたんで車外に取り出す際に、トレーマットを斜めにすると、折線部で挟まれた部分の壁部がつぶれて、その部分から液体がこぼれて作業車の衣服などに掛かるおそれが生じる。
そこで本考案は、上記の問題点に鑑み、トレーマット上に液体をこぼした状態でトレーマットを車外に取り出す際に、トレーマットから液体がこぼれるおそれのない自動車用トレーマットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本考案による自動車用トレーマットは、軟質樹脂からなり、踏面である底部と、その底部の周囲から斜めに立ち上がった壁部とを有する自動車用トレーマットにおいて、対向する1対の壁部の双方および底部にわたって延在する1対の平行な2本の折線部を形成すると共に、これら折線部が形成された壁部の内の両折線部に挟まれた部分に、折線部より外側の部分を上方に折り曲げた際に、その挟まれた部分の壁部が倒れないようにする形状保持部を設けたことを特徴とする。
トレーマットが硬質材料で形成されていると、トレーマットを車外に取り出す際にトレーマットの姿勢を傾けなければならない場合が生じる。トレーマット上に液体がこぼれていると、トレーマットを傾けることによって液体がトレーマットから車内にこぼれてしまうので望ましくない。そこで、トレーマットを軟質樹脂で形成した。そして、2本の折線部を設けることにより、その折線部で両側部を上方に折り曲げて、トレーマット自体を傾けることなく車外に搬出できるようにした。但し、折線部で挟まれた部分の壁部が外側に倒れてしまったのでは、その部分から液体がこぼれてしまう。そこで、上記形状保持部を壁部に設けることにより液体がこぼれないようにした。
なお、トレーマットが前方にずれることを防止するため、固定具を車体側に固定し、その固定具にトレーマットを係合させるとよいが、その係合穴をトレーマットの底部に設けたのでは、トレーマットにこぼれた液体がその係合穴を通って外部に漏出してしまう。そこで、上記壁部の上端部分に、当該自動車用トレーマットが前方へずれることを防止する固定具に係合する係合穴を形成した。
以上の説明から明らかなように、本考案は、トレーマットに2本の折線部を形成した場合に、両折線部で挟まれた壁部が倒れないので、トレーマットに液体がこぼれた場合などに、その液体をトレーマットからこぼすことなくトレーマットを車外に取り出すことができる。
本考案に係る自動車用トレーマットの一例を示す斜視図 トレーマットの平面図 III-III断面図 IV方向から見た折り曲げ状態を示す図
図1および図2を参照して、1は本考案による自動車用トレーマット(以下、トレーマットという)の一例である。このトレーマット1は乗用車の運転席の足元に設置されるものである。運転席を含めて乗用車の車内には自動車メーカが作成したフロアマットが敷設されている。本トレーマットはそのフロアマットの上に載置されるものであり、フロアマットが汚損されることを防止するためのものである。
車内に入る際には通常土足で入る場合が多く、その際、靴等に付着している泥、砂、等の塵埃が車内に入り、フロアマットを汚損する。また、雨天時には雨水が靴に付着して入り、フロアマットを濡らすことがある。また、運転中に飲み物等の液体をこぼす場合も考えられる。これら塵埃や液体がフロアマットを汚損しないようにトレーマット1をフロアマットの上に載置する。
このトレーマット1は軟質の塩化ビニルで一体に成形した。一般に靴で踏むことになる踏面である底部11とその底部11の全周を囲む壁部12とを備えている。このように、底部11と壁部12とが一体に形成されているので、底部11上に塵埃や液体が存在しても、壁部12で囲まれているので、塵埃や液体がトレーマット1の外側に出ることがない。
但し、掃除をする際にはこのトレーマット1を車外に取り出して、塵埃や液体をトレーマット1から排除する必要がある。このトレーマット1を車外に取り出す作業を容易にするため、本考案では、トレーマット1に2本の平行な折線部2を設けた。
これら折線部2は、図3に示すように、中央に山部21が形成されており、図4に示すように、折線部2の両外側を上方に持ち上げると、山部21が平坦になるように変形して、両外側がスムーズに上方に持ち上げられる。そして、そのように両外側が上方に折り曲げられると、トレーマット1の左右方向の寸法が短くなるので、両外側を掴んだまま、トレーマットを車外へと取り出すことができる。
但し、両外側を上方に折り曲げた状態で、壁部12の一部であって両折線部2で挟まれた部分が外側に倒れてしまうと、その倒れた部分から塵埃や液体がこぼれてしまい、車内のフロアマットを汚損してしまうおそれが生じる。そこで、本考案では、壁部12の一部であって、両折線部2に挟まれた部分に形状保持部4を形成した。
壁部12は底部11から斜めに立ち上がっているが、形状保持部4は底部11からほぼ垂直に立ち上がっており、折線部2で両外側を上方に折り曲げても形状保持部4は垂直のままの形状を保持できるようにした。これにより、底部11に塵埃や液体が存在していても、トレーマット1から塵埃や液体がこぼれることがない。
なお、このトレーマット1は上記のようにフロアマット上に載置して使用するが、使用中にトレーマット1が前方に移動すると望ましくないので、トレーマット1の後方に図示しない固定具をフロアマットに取り付け、その固定具にトレーマット1を係合させてトレーマット1が前方に移動することを防止することが望ましい。
トレーマット1をその固定具に係合させるため、トレーマット1に係合用の係合穴を設ける必要がある。その係合穴を底部11や壁部12に形成したのでは、塵埃や液体がその係合穴を通って外部に漏出するおそれが生じる。そこで、本考案では、壁部12の上端面3に係合穴31を形成した。
なお、本考案は上記した形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 トレーマット
2 折線部
3 上端面
4 形状保持部
11 底部
12 壁部
21 山部
31 係合穴

Claims (2)

  1. 軟質樹脂からなり、踏面である底部と、その底部の周囲から斜めに立ち上がった壁部とを有する自動車用トレーマットにおいて、対向する1対の壁部の双方および底部にわたって延在する1対の平行な2本の折線部を形成すると共に、これら折線部が形成された壁部の内の両折線部に挟まれた部分に、折線部より外側の部分を上方に折り曲げた際に、その挟まれた部分の壁部が倒れないようにする形状保持部を設けたことを特徴とする自動車用トレーマット。
  2. 上記壁部の上端部分に、当該自動車用トレーマットが前方へずれることを防止する固定具に係合する係合穴を形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用トレーマット。
JP2012004198U 2012-07-10 2012-07-10 自動車用トレーマット Expired - Lifetime JP3178592U (ja)

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