JP2006248376A - 自動車用トレーマット - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車における2列目及び3列目の座席シート前に敷設する自動車用トレーマットとして、敷設状態のまま取り外さずに座席シートを前進可能とし、脱着の手間を省けて保管場所も不要となるものを提供する。
【解決手段】 可撓性材料にて構成されて周縁2〜5が高くなったトレー形をなし、左右縁部4,5を含む左右方向全長にわたって連続する蛇腹状の折り曲げ部6,7が形成され、床面に敷設した状態で、折り曲げ部6,7を上面谷折りに折り曲げて前後幅を小さくできるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車の床面、特にワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車における2列目及び3列目の座席シートの前の床面や最後部のラゲッジ(荷置き部)床面に敷設するのに好適な自動車用トレーマットに関する。
一般に乗用車の床部は、フェルト状の床張り上にカーペット状のマットが敷設されるが、これらの繊維間に履物に付いた土や砂が入り込んで汚れ易く、特に降雨時には泥土が付着したり靴裏や傘からの水が滲み込むという問題がある。そこで、近年においては、該床部の汚れ防止と共に水分の滲み込みを防ぐものとして、周縁が高くなったトレー形をなす所謂トレーマットが登場している(例えば特許文献1〜4)。
ところが、ワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車では、後部側の使用形態を変換できるように、2列目及び3列目の座席シートがその前列の座席シートに接近する位置まで前進可能になったものが多いが、これら2列目及び3列目の座席シートの前の床面にトレーマットを敷設した場合、従来では座席シートの前進時に該トレーマットを取り外す必要があったため、その脱着に非常に手間がかかる上、取り外したトレーマットの保管に場所をとるという難点があった。
特許第3435451号公報 特開2002−362209号公報 実公平5−33387号公報 実用新案登録第2582140号公報
この発明は、上述の事情に鑑みて、特にワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車における2列目及び3列目の座席シートの前の床面に敷設する自動車用トレーマットとして、敷設状態のまま取り外さずにこれら座席シートを前進可能とし、もって脱着の手間を省けると共に保管場所も不要となるものを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、この発明の請求項1に係る自動車用トレーマットは、可撓性材料にて構成されて周縁が高くなったトレー形をなし、その左右縁部を含む左右方向全長にわたって連続する蛇腹状の折り曲げ部が形成され、床面に敷設した状態で、前記折り曲げ部を上面谷折りに折り曲げて前後幅を小さくできるように構成されている。
また、この自動車用トレーマットの好適態様として、請求項2の発明は前記折り曲げ部が前後二箇所に形成され、両折り曲げ部での折り曲げによって側面視略3角形の折り付け形態となる構成、請求項3の発明は全体が軟質合成樹脂又はゴムからなる左右方向に長い略矩形の一体成形物である構成、請求項4の発明は左右縁部が畝状の盛り上がり形状を有してなる構成、請求項5の発明は下面側に多数の小突起を有してなる構成、をそれぞれ採用している。
請求項1の発明によれば、自動車用トレーマットは、折り曲げによって敷設状態での前後幅を小さくできるから、特にワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車における2列目及び3列目の座席シートの前の床面に敷設後、これら座席シートを前進させる際に折り曲げるだけで済み、もって取り外しと再敷設の手間が要らず、取り外し状態での保管場所を確保する必要がないので車内空間を広く使えるという利点がある。しかして、折り曲げ部が左右縁部を含む左右方向全長にわたって連続する蛇腹状になっているから、該左右縁部がトレーマットとして高くなった形であるにも関わらず、折り曲げ操作を小さい力で極めて容易に行える。
請求項2の発明によれば、自動車用トレーマットが2箇所での折り曲げによってよりコンパクトな折り付け形態になる。
請求項3の発明によれば、上記の自動車用トレーマットとして、特にワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車における2列目及び3列目の座席シートの前の床面に敷設するのに適して、且つ製作容易なものが提供される。
請求項4の発明によれば、該自動車用トレーマットの左右縁部が畝状の盛り上がり形状になっているから、側方からの乗降において足元が左右縁部に引っ掛かってつまづくのを防止でき、乗降の安全性が向上する。
請求項5の発明によれば、自動車用トレーマットは、下面側の多数の小突起が下地になったフェルト状の床張りやカーペット状のマット表面の繊維に食い込むから、敷設状態での位置ずれを生じにくく、もって踏みしめた足の安定性がよく、乗降の安全性もより向上する。
以下、この発明に係る自動車用トレーマットの一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は該トレーマットの斜視図、図2は同左半部の平面図、図3(A)は同側面図、図3(B)は図2のイ−イ線の断面矢視図、図4は図2のロ−ロ線の断面矢視図である。
この自動車用トレーマットMは、図1及び図2に示すように左右方向に長い略矩形のトレー形で、全体が軟質合成樹脂又はゴムの一体成形物からなっており、主面部1より高くなった前後縁部2,3が図3(B)の如く縦断面略逆L字形をなすのに対し、同じく主面部1より高くなった左右縁部4,5が図4の如く縦断面略半円弧の畝状をなしている。
そして、該自動車用トレーマットMの前後2箇所に、それぞれ左右全長つまり直線状に主面部1を横切って左右縁部4,5の端縁に至る折り曲げ部6,7が形成されている。これら折り曲げ部6,7は、図3(A)(B)の如く、前後方向には複数波(図では3波)の波形となる薄肉の蛇腹状に形成されている。
また、主面部1の上面側には、滑り止めとして、両折り曲げ部6,7間の中央領域1aでは前後方向に沿い、両折り曲げ部6,7より外側の前後領域1b,1cでは互いに左右逆の斜め方向に沿う多数の幅広凸部8a…と幅狭凸部8b…が交互に配列している。しかして、図3(B)及び図4に示すように、これら凸部8a,8bは下面側では凹部をなすと共に、上面側で凸部8a…,8b…周りの溝状凹部をなす下面凸部領域1dの要所には多数の小突起9…が形成されている。
なお、図4に示すように、幅広凸部8aの下面側には、補強用として幅方向中央線に沿う凸条部10を有している。更に、前後縁部2,3の立ち上がり部分も補強のために内外に交互に突出した凹凸状になっている。しかして、このトレーマットMは全体が左右対称形に設定されている。
上記構成の自動車用トレーマットMは、例えば図5(A)に示すように、ワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車における2列目や3列目で、前列の座席シートS0に対して近接する位置まで移動可能な座席シートS1の前の床面Fに敷設することにより、該床面Fのフェルト状の床張りやカーペット状マット(図示省略)が履物に付いた土や砂、泥で汚れるのを防止すると共に、トレー形態であることにより、降雨時の靴裏や傘からの水を受け止めて溜め、床面Fへの水の滲み込みを防止する機能を果たす。
そして、車内後部側の使用形態を変換するために座席シートS1を前列の座席シートS0の近傍まで前進させる場合は、まず敷設している自動車用トレーマットWを後側折り曲げ部7で図中の矢印aの如く上面谷折りに折り曲げて、後部を仮想線のように引き起こし、次いで前側折り曲げ部6で図中の矢印bの如く上面谷折りに折り曲げて、中間部を仮想線のように引き起こした上で、座席シートS1を前進させる。これにより、該トレーマットMは、図5(B)に示すように、前後幅が小さい側面視略三角形の折り付け形態になるから、前進した座席シートS1の前部下方の空間に納まる。また、図5(B)の状態から座席シートS1を元の後退位置へ戻せば、自動車用トレーマットMは弾性復元力によって自動的に展開して図5(A)の実線で示す元の平坦状態に戻る。
従って、この自動車用トレーマットMでは、不使用時の取り外しと再敷設の手間が全く要らず、また取り外し状態での保管場所を確保する必要がなく、それだけ車内空間を広く使えることになる。しかも、このトレーマットMは、トレー形態として左右両縁部4,5が主面部1より高く盛り上がっているが、蛇腹状の折り曲げ部6,7が両縁部4,5を含む左右方向全長にわたって形成されているから、その折り曲げ操作を小さい力で容易に行える。
また、この自動車用トレーマットMは、左右縁部4,5が畝状の盛り上がり形状になっているから、乗降の安全性が向上する。すなわち、従来の一般的なトレーマットでは、図6に示すように平坦部Lの周縁より立ち上がった縁部Eの端縁が高い位置にあるから、側方からの乗降において足元が左右の縁部Eに引っ掛かり易く、つまずいて転倒する危険がある。しかるに、この自動車用トレーマットMでは、左右縁部4,5が畝状になり、その端縁4a,5aが低い位置にくるから、足元が引っ掛かりにくく、つまずいて転倒する恐れがない。また、敷設状態の該トレーマットMは、下面側の多数の小突起9…が下地になった床面Fのフェルト状の床張りやカーペット状マット表面の繊維に食い込むから、足踏みで横滑り方向に力が加わっても位置ずれを生じにくく、もって踏みしめた足の安定性がよく、乗降の安全性もより良好となる。
なお、このような自動車用トレーマットMは、サイズが合えば、折り曲げを必要としない自動車内の他の部位、例えば最後部のラゲッジ(荷置き部)床面等に敷設することも可能である。
この発明の自動車用トレーマットは、上記実施形態として例示したものに限らず、左右方向全長にわたる蛇腹状の折り曲げ部が一箇所のみである構成や3箇所以上である構成も包含する。ただし、前記実施形態のように前後2箇所の折り曲げ部を有する構成では、折り曲げ操作が容易であると共に、側面視略三角形の折り付け形態として前進した座席シートの前部下に納まり易いという利点がある。
また、この自動車用トレーマットは可撓性材料からなって表面部が防水性を持つものであればよく、合成樹脂シートに繊維シート等を裏打ちした積層形態等も採用可能であるが、製造コスト面や洗浄性の面から軟質合成樹脂やゴムの一体成形物が推奨される。
その他、この発明の自動車用トレーマットにあっては、主面部1における滑り止めの凹凸パターン、前後縁部2,3の凹凸及び断面形状、下面側の小突起9…の配置等、細部構成については実施形態以外に種々設計変更可能である。
この発明の一実施形態に係る自動車用トレーマットの斜視図である。 同トレーマットの左半部の平面図である。 同トレーマットの側面形状を示し、(A)図は右側面図、(B)図は図2のイ−イ線の断面矢視図である。 図2のロ−ロ線の断面矢視図である。 同トレーマットの敷設状態を示し、(A)図は平坦形態とした使用時の概略側面図、(B)図は折り付け形態とした不使用時の概略側面図である。 従来の自動車用トレーマットの側縁近傍の縦断側面図である。
符号の説明
1 ・・・主面部
2 ・・・前縁部(周縁)
3 ・・・後縁部(周縁)
4 ・・・左縁部
5 ・・・右縁部
6 ・・・前側折り曲げ部
7 ・・・後側折り曲げ部
9 ・・・小突起
F ・・・床面
M ・・・自動車用トレーマット
S0・・・前列の座席シート
S2・・・移動可能な座席シート

Claims (5)

  1. 可撓性材料にて構成されて周縁が高くなったトレー形をなし、その左右縁部を含む左右方向全長にわたって連続する蛇腹状の折り曲げ部が形成され、
    床面に敷設した状態で、前記折り曲げ部を上面谷折りに折り曲げて前後幅を小さくできるように構成されてなる自動車用トレーマット。
  2. 前記折り曲げ部が前後二箇所に形成され、両折り曲げ部での折り曲げによって側面視略3角形の折り付け形態となる請求項1記載の自動車用トレーマット。
  3. 全体が軟質合成樹脂又はゴムからなる左右方向に長い略矩形の一体成形物である請求項1又は2に記載の自動車用トレーマット。
  4. 左右縁部が畝状の盛り上がり形状を有してなる請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用トレーマット。
  5. 下面側に多数の小突起を有してなる請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用トレーマット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018187958A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 永大化工株式会社 折り曲げ自在な自動車用フロアーマット
JP2020032832A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 株式会社カクタスコーポレーション 自動車用マット

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