JP3148696U - マット用固定具 - Google Patents

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明孝 森田
明孝 森田
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未来科学株式会社
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Abstract

【課題】汎用のマットを純正のマットの上面に載置して固定するための固定具を提供する。【解決手段】純正マットM1の下方に挿入される板状の基部2と、この基部の端部に上方に突設され、純正マットの周縁部に当接する係合部3とを備え、この係合部の上部に、汎用のマットM2を着脱自在に上下方向から挟んで保持するクリップ部4を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、乗用車の室内の床面に固定されている、いわゆる純正のマットの上に、汎用のマットを載置する際に、その汎用のマットを固定するためのマット用固定具に関する。
乗用車のボディはプレス加工による板金で形成されている。室内の床面はこの板金の上面にカーペットが接着されており、さらに、このカーペットの表面を覆うようにマットが取り付けられている。このマットはいわゆる純正品であり、室内に床の形状に合わせて専用に設計されている。そして汚れた場合などに取り外して洗えるように、床面に対して着脱自在に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
純正のマットは取り外すことができるものの、床面の形状に合わせて成形されているため、形状が比較的複雑であり、着脱作業は繁雑である。そのため、純正のマットは極力汚さないことが望まれる場合がある。また、積雪時期などのように、水分が靴に付着して室内に持ち込まれる場合には、特に純正のマットを汚さないようにすることが望まれる。
そこで、用途に応じて汎用のマットを純正のマットの上面に載置して汎用のマットで純正のマットを覆い隠すことにより、純正のマットが汚れないようにすることが行われている。ただし、汎用のマットを純正のマットの上面に単に載置しただけでは、人の乗り降りによって汎用のマットの位置がずれるという不都合が生じる。
そこで、汎用のマットの端縁近傍に貫通穴を設け、純正のマットに係合金具を取り付けて、この係合金具を汎用のマットの貫通穴に通すことによって汎用のマットがずれることを防止するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−17944号公報(図1) 意匠登録第1319385号公報(使用状態を示す参考図1、同2)
上記特許文献2に記載されたものは、金具のみで汎用マットを純正マットに固定することができる点で優れてはいるものの、汎用マットに貫通穴を形成しておかなければ使用することができないため、すべての汎用マットを使用することができず、使用できる汎用マットが制限されてしまうという不具合がある。
そこで本考案は、上記の問題点に鑑み、汎用のマットに何らの加工をすることなく、汎用のマットを純正のマットに固定することのできるマット用固定具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本考案によるマット用固定具は、乗用車の室内の床面に固定された第1のマットの上面に重ねて載置される第2のマットを固定するマット用固定具において、第1のマットの下方に挿入される板状の基部と、この基部の端部に上方に突設され、第1のマットの周縁部に当接する係合部とを備え、この係合部の上部に、第2のマットを着脱自在に上下方向から挟んで保持するクリップ部を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、汎用のマット(第2のマット)を上下方向から挟んで保持するため、汎用のマットに貫通穴などを設けなくても、クリップ部に汎用のマットを保持させることができる。一方、係合部は純正のマット(第1のマット)に係合して動かないので、クリップ部を係合部に固定すれば、汎用のマットは純正のマットに対して固定されることになる。
なお、汎用のマットを着脱する場合に、クリップ部が作業しづらい位置にある場合が生じると、着脱作業を快適に行うことができない。このような場合には、上記クリップ部を係合部に対して着脱自在に設けて、汎用のマットに対するクリップ部の着脱を室内から取り出した状態で行えるようにすることが望ましい。
以上の説明から明らかなように、本考案は、クリップ部で汎用のマットを上下方向から挟んで保持するようにしたので、従来のもののように汎用のマットに貫通穴等を設ける必要がなく、ほぼすべての汎用のマットを固定することができるので、汎用のマットを選択する範囲を広げることができる。
図1および図2を参照して、1は本考案の一例であるマット用の固定具である。この固定具1は主に乗用車の室内に用いられるものであり、長方形の板状の基部2を備えている。この基部2の端部からは係合部3が上方に向かって延設されており、更にこの係合部3の上端にクリップ部4が取り付けられるように構成されている。基部2の下面には面ファスナーのフック側が貼着されており、ループ側に相当するカーペット等に対して強く係合してずれ止め機能が発揮できるように構成されている。
このクリップ部4は2枚の把持部41,42から構成されており、第2のマットである汎用のマットM2を上下方向から把持するように構成されている。そして、マットM2を上下方向から挟んだ状態で把持部41,42が拡がらないように、留め具5で両端部41,42を挟んで、把持部41,42が拡がらないようにした。したがって、留め具5を装着すると、クリップ部4はマットM2に固定されることになる。
一方、クリップ部4には下方に延びる1対の係合脚43が形成されており、この係合脚43を係合部3の開口31に挿入することにより、クリップ部4は係合部3に連結される。ただし、係合脚43は開口31の内部で係合部3に対して係合するため、クリップ部4が係合部3から容易に外れることはないが、ある程度以上の力でクリップ部4を上方に引き上げると、係合脚43の係合部3に対する係合が解除されて、クリップ部4を係合部3から取り外せるようにした。
なお、M1はいわゆる純正のマットであり、乗用車の室内の床面に対して着脱自在であるが、使用時には床面に固定されており、床面に対してマットM1がずれることはない。
図3および図4を更に参照して、図3に示す運転シートSを例にすると、運転シートSは前後方向の2本のレールに載置されており、前後方向にスライドすることができる。そして2本のレールは床面から斜面S1を介して1段高く形成されて部分に取り付けられている。
図4に示すように、車体は板金Pにより形成されており、断熱や防音、および高級感を演出するために、板金Pの上面はカーペットCで覆われている。このカーペットCは板金Pに対して接着されており、板金Pとの間に隙間が生じないように構成されている。
純正のマットM1はこのカーペットCの正面を覆うように着脱自在に取り付けられている。取付構造は種々あるが、一般的には純正のマットM1の周囲に複数のホックを取り付けて、車体側に固定した相手側のホックとマットM1側のホックとを相互に係合させることによりマットM1を車体の床面に対して位置決めしている。
本考案の固定具1を使用する場合には、基部2を純正のマットM1の下側に差し込む。すなわち、カーペットCとマットM1との間に基部2を差し込むことになる。なお、差し込む位置はいずれでもよいが、図3に示すように、斜面S1側から差し込むようにした。この位置に差し込むと、図4に示すように、前方に対しては係合部3がマットM1の端縁に係合して位置決めされ、かつ、後方に対しては斜面S1があるため、基部2が後方に抜け出すことが防止される。
上述のように、クリップ部4はマットM2に固定することができるので、クリップ部4を係合部3に取り付ければ、固定具1を介してマットM1とマットM2とが相互に連結されることになる。マットM1は車体に対して固定されているので、マットM2も同様に車体に対して位置決めされることになり、マットM2の位置ずれを防止することができる。
マットM2が汚れるなどして取り外したい場合にはクリップ部4を係合部3から取り外し、車外の作業性がよい場所でクリップ部4をマットM2から外せばよい。また、逆にマットM2を取り付ける場合には、予めクリップ部4をマットM2に取り付けておき、その状態でクリップ部4を係合部3に取り付ければよい。
なお、本考案は上記した形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本考案の一実施の形態の構成を示す図 固定具の分解斜視図 固定具の使用位置を示す図 固定具の使用状態を示す図
符号の説明
1 固定具
2 基部
3 係合部
4 クリップ部
5 留め具
C カーペット
M1 (純正の)マット(第1のマットに相当する)
M2 (汎用の)マット(第2のマットに相当する)

Claims (2)

  1. 乗用車の室内の床面に固定された第1のマットの上面に重ねて載置される第2のマットを固定するマット用固定具において、第1のマットの下方に挿入される板状の基部と、この基部の端部に上方に突設され、第1のマットの周縁部に当接する係合部とを備え、この係合部の上部に、第2のマットを着脱自在に上下方向から挟んで保持するクリップ部を設けたことを特徴とするマット用固定具。
  2. 上記クリップ部は係合部に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のマット用固定具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240859A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Bonform:Kk フロアマット固定具
JP2011240861A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Masataka Nakajima フロアマット保持部材
JP2012240619A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Ask Japan Kk マット用フック

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