JP2020066996A - バイフューエルエンジン搭載車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの混乱を防止しつつ燃費の低下を抑制することのできるバイフューエルエンジン搭載車両を提供すること。【解決手段】液体燃料のガソリンを貯蔵するガソリンタンク4と、気体燃料のCNGを貯蔵するガス燃料タンク5と、ガソリンタンク4内の燃料の残量を検出する第1燃料残量センサ41と、ガス燃料タンク5内の燃料の残量を検出する第2燃料残量センサ51と、エンジン2の各気筒の燃焼室内に噴射する燃料を、ガソリンタンク4に貯蔵されるガソリンと、ガス燃料タンク5に貯蔵されるCNGとで切り替える燃料切替装置6と、エンジン2を自動停止させたときに、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が所定量未満である場合、エンジン2の停止が自動停止であることの報知と、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が低下していることの報知を、報知部7に行なわせるECU8とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、バイフューエルエンジン搭載車両に関する。
特許文献1には、燃料タンク内の燃料残量が所定以下であると判定された際に、エンジンの自動停止の許可または禁止の判定をすることが開示されている。
特許第6107486号公報
ところで、ガソリンとCNG(Compressed Natural Gas)燃料のような二種類の燃料を搭載し、いずれか一方を選択して走行燃料に用いるバイフューエル車両が知られている。このようなバイフューエル車両においては、一方の燃料が枯渇しても、もう一方の燃料があり、直ちに走行不可能になることがないため、特許文献1のように燃料残量が所定以下でアイドリングストップを許可または禁止すると、一方の燃料残量が低下する度にアイドリングストップが禁止されてしまい、燃費が低下してしまう可能性がある。
また、従来の車両のように燃料残量によらずアイドリングストップを実行すると、燃料残量によってはアイドリングストップと燃料不足によるエンジンストールとの区別がつかず、乗員が混乱する可能性がある。
そこで、本発明は、ユーザの混乱を防止しつつ燃費の低下を抑制することのできるバイフューエルエンジン搭載車両を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明は、複数の燃料を切り替えて使用するエンジンを搭載したバイフューエルエンジン搭載車両であって、予め設定された自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止させ、予め設定された再始動条件が成立した場合に前記エンジンを再始動させるアイドリングストップを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記エンジンを自動停止させたときに、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が所定量未満である場合、前記エンジンの停止が前記自動停止であることの報知と、前記現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が低下していることの報知を行なわせるものである。
このように、本発明によれば、ユーザの混乱を防止しつつ燃費の低下を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施例に係るバイフューエルエンジン搭載車両のブロック図である。 図2は、本発明の一実施例に係るバイフューエルエンジン搭載車両の燃料枯渇報知処理の手順を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係るバイフューエルエンジン搭載車両は、複数の燃料を切り替えて使用するエンジンを搭載したバイフューエルエンジン搭載車両であって、予め設定された自動停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止させ、予め設定された再始動条件が成立した場合にエンジンを再始動させるアイドリングストップを制御する制御部を備え、制御部は、エンジンを自動停止させたときに、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が所定量未満である場合、エンジンの停止が自動停止であることの報知と、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が低下していることの報知を行なわせるよう構成されている。
これにより、本発明の一実施の形態に係るバイフューエルエンジン搭載車両は、ユーザの混乱を防止しつつ燃費の低下を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係るバイフューエルエンジン搭載車両について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施例に係るバイフューエルエンジン搭載車両1(以下、単に「車両1」ともいう)は、内燃機関としてのエンジン2と、変速機3と、報知部7と、制御部としてのECU(Electronic Control Unit)8とを含んで構成される。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施例において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行なうように構成されている。
エンジン2には、スタータ21が連結されている。スタータ21は、図示しないベルトを介してエンジン2のクランクシャフトに連結されている。スタータ21は、電力が供給されることにより回転することでクランクシャフトを回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与える。
このエンジン2は、各気筒の燃焼室内に噴射する燃料として、液体燃料のガソリンと気体燃料のCNG(LPG(Liquefied Petroleum Gas)でもよい)の2種の燃料から、一つが選択されて供給される。エンジン2は、ガソリンタンク4に貯蔵されるガソリンを燃焼室内に供給するガソリン供給系と、ガス燃料タンク5に高圧で貯蔵されるCNGを燃焼室内に供給するガス燃料供給系とを備えている。
燃料切替装置6は、エンジン2の各気筒の燃焼室内に噴射する燃料を切り替える。燃料切替装置6は、ECU8の制御により、エンジン2の各気筒の燃焼室内に噴射する燃料を、ガソリンタンク4に貯蔵されるガソリンと、ガス燃料タンク5に貯蔵されるCNGとで切り替える。
ガソリンタンク4には、ガソリンタンク4内の燃料の残量を検出する第1燃料残量センサ41が設けられている。ガス燃料タンク5には、ガス燃料タンク5内の燃料の残量を検出する第2燃料残量センサ51が設けられている。
変速機3は、エンジン2から出力された回転を変速し、駆動軸11を介して駆動輪10を駆動する。変速機3は、図示しない平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構を備えている。変速機3は、運転者による図示しないシフトレバーの操作に応じて、変速機構における変速段を選択するようになっている。
変速機3は、シフトレバーの操作に応じて、例えば、所定の変速比に対応する1速〜5速の変速状態、エンジン2から出力された回転を駆動軸11に伝達しないニュートラル状態、車両1を後進させるためのリバース状態のいずれかの状態をとる。
エンジン2と変速機3の間には、例えば乾式単板式のクラッチ31が設けられており、クラッチ31は、エンジン2と変速機3との間の動力伝達を接続または切断する。
このクラッチ31における動力伝達の接続状態と切断状態との間の状態の遷移は、クラッチペダル81の踏み込み位置、すなわちクラッチストロークに対応している。
クラッチペダル81が踏み込まれていない状態では、クラッチ31は接続状態となり、クランクシャフトの回転が変速機3に伝達される。
一方、クラッチペダル81が踏み込まれている状態では、クラッチ31は切断状態となり、クランクシャフトから変速機3への動力の伝達が切断される。
クラッチペダル81には、クラッチペダルスイッチ82が設けられている。クラッチペダルスイッチ82は、クラッチ31が切断状態か否かを検出する。
報知部7は、例えば、モニタ装置、スピーカ、ランプ、メータ、ブザーなどで構成され、視覚、聴覚などを通じて各種情報を運転者に報知する。
ECU8は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
このコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU8として機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、このコンピュータユニットは、本実施例におけるECU8として機能する。
ECU8の入力ポートには、前述の第1燃料残量センサ41、第2燃料残量センサ51、クラッチペダルスイッチ82に加え、使用燃料選択スイッチ9、アクセル開度センサ84、ブレーキスイッチ86、車速センサ87等の各種センサ類が接続されている。
使用燃料選択スイッチ9は、運転者の操作を受け付け、エンジン2の各気筒の燃焼室内に噴射する燃料として、ガソリンとCNGのどちらかを選択する信号を出力する。ECU8は、使用燃料選択スイッチ9からの信号に従って、エンジン2の各気筒の燃焼室内に噴射する燃料を切り替える。
アクセル開度センサ84は、運転者によって操作されるアクセルペダル83の開度であるアクセル開度を検出する。ブレーキスイッチ86は、ブレーキペダル85が運転者により踏み込まれたか否かを検出する。車速センサ87は、駆動輪10の回転速度などから車両1の速度を検出する。
一方、ECU8の出力ポートには、前述の燃料切替装置6、報知部7、スタータ21、に加え、図示しないインジェクタを含む各種制御対象類が接続されている。インジェクタは、エンジン2に燃料を供給する。ECU8は、スタータ21やインジェクタを制御することで、エンジン2の始動や停止、出力トルクなどを制御する。
ECU8は、予め設定された自動停止条件が成立するとエンジン2を停止させ、予め設定された再始動条件が成立するとエンジン2を再始動させるアイドリングストップ機能を制御するようになっている。
自動停止条件としては、例えば、車速が所定車速以下であること、変速機3がニュートラル状態であること、ブレーキペダル85が踏み込まれたこと、クラッチペダル81が踏み込まれていない状態であること、アクセル開度が所定開度以下であること、などの全てが成立したことを条件とする。一方、再始動条件としては、例えば、変速機3がニュートラル状態において、クラッチペダル81が踏み込まれたこと、ブレーキペダル85の踏み込みがないこと、などのうち少なくともいずれか1つが成立したことを条件とする。
ECU8は、前述の自動停止条件が成立してエンジン2を自動停止させたとき、第1燃料残量センサ41及び第2燃料残量センサ51の検出する燃料残量に基づいて、エンジン2の停止が自動停止であることや、燃料残量について報知部7により報知させる。
ECU8は、自動停止条件が成立してエンジン2を自動停止させたとき、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が所定量より少ない場合、エンジン2の停止が自動停止であることと、残量が低下している燃料が現在使用中の燃料と異なることを、報知部7により報知させる。
ECU8は、自動停止条件が成立してエンジン2を自動停止させたとき、現在使用中の燃料の残量が所定量より少ない場合、使用する燃料を別の燃料に切り替えることを促すことを、報知部7により報知させる。
ECU8は、自動停止条件が成立してエンジン2を自動停止させたとき、現在使用中の燃料の残量が所定量より少ない場合、その後の再始動時に使用する燃料を、使用中の燃料から別の燃料に自動で切り替える。
ECU8は、自動停止条件が成立してエンジン2を自動停止させたとき、現在使用中の燃料が液体燃料のガソリンで、その残量が所定量より少ない場合、その後の再始動後の走行中のエンジン2の自動停止を禁止する。
燃料の残量を判定する所定量は、燃料の種類に応じて変えてもよい。また、液体燃料のガソリンの所定量は、気体燃料のCNGの所定量より小さい値とするとよい。
以上のように構成された本実施例に係るバイフューエルエンジン搭載車両1による燃料枯渇報知処理について、図2を参照して説明する。なお、以下に説明する燃料枯渇報知処理は、自動停止条件が成立してエンジン2を自動停止させると開始される。
ステップS1において、ECU8は、エンジン2の燃料としてガソリンを使用して走行中か否かを判定する。
ガソリンで走行中であると判定した場合、ステップS2において、ECU8は、第1燃料残量センサ41により検出されたガソリンの残量が、第1の所定量であるα未満であるか否かを判定する。
ガソリンの残量がα未満であると判定した場合、ステップS3において、ECU8は、第2燃料残量センサ51により検出されたCNGの残量が、第2の所定量であるβ未満であるか否かを判定する。
CNGの残量がβ未満であると判定した場合、ステップS4において、ECU8は、ガソリンとCNGが枯渇していることを報知部7により報知させる。
ステップS5において、ECU8は、アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS3においてCNGの残量がβ未満でないと判定した場合、ステップS6において、ECU8は、使用する燃料の切替を促すことを報知部7により報知させる。
ステップS7において、ECU8は、走行中のアイドリングストップである減速時アイドリングストップの実施を禁止する状態とし、車両1が停止したときのアイドリングストップである停車時アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS2においてガソリンの残量がα未満でないと判定した場合、ステップS8において、ECU8は、第2燃料残量センサ51により検出されたCNGの残量がβ未満であるか否かを判定する。
CNGの残量がβ未満であると判定した場合、ステップS9において、ECU8は、現在使用している燃料ではないCNGが枯渇していることと、アイドリングストップによりエンジン2が停止したことを報知部7により報知させる。
ステップS10において、ECU8は、アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS8においてCNGの残量がβ未満でないと判定した場合、ステップS11において、ECU8は、アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS1においてガソリンで走行中でないと判定した場合、ステップS12において、ECU8は、第2燃料残量センサ51により検出されたCNGの残量がβ未満であるか否かを判定する。
CNGの残量がβ未満であると判定した場合、ステップS13において、ECU8は、第1燃料残量センサ41により検出されたガソリンの残量がα未満であるか否かを判定する。
ガソリンの残量がα未満であると判定した場合、ステップS14において、ECU8は、ガソリンとCNGが枯渇していることを報知部7により報知させる。
ステップS15において、ECU8は、アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS13においてガソリンの残量がα未満でないと判定した場合、ステップS16において、ECU8は、使用する燃料の切替を促すことを報知部7により報知させる。
ステップS17において、ECU8は、アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS12において、CNGの残量がβ未満でないと判定した場合、ステップS18において、ECU8は、第1燃料残量センサ41により検出されたガソリンの残量がα未満であるか否かを判定する。
ガソリンの残量がα未満であると判定した場合、ステップS19において、ECU8は、現在使用している燃料ではないガソリンが枯渇していることと、アイドリングストップによりエンジン2が停止したことを報知部7により報知させる。
ステップS20において、ECU8は、減速時アイドリングストップの実施を禁止する状態とし、停車時アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
ステップS18においてガソリンの残量がα未満でないと判定した場合、ステップS21において、ECU8は、アイドリングストップの実施を許可した状態として、処理を終了する。
このように、上述の実施例では、アイドリングストップによりエンジン2が停止したときに、燃料の残量が低下している場合には、現在使用している燃料と、残量が低下している燃料と、が異なる旨の報知を行ないつつ、アイドリングストップによりエンジン2が停止したことを報知しているため、乗員がアイドリングストップによるエンジン2の停止をエンジンストールと勘違いして混乱することを防止することができる。
また、現在使用している燃料の残量が低下している場合に燃料の切替を促しているため、アイドリングストップによりエンジン2が停止したとしても、切替を促されている燃料の残量があることを乗員が把握することができるため、乗員がアイドリングストップによるエンジン2の停止をエンジンストールと勘違いして混乱することを防止することができる。
また、現在使用している燃料の残量が低下しているときにアイドリングストップによりエンジン2が停止した場合、その後の再始動から使用する燃料を自動で切り替えるため、燃料不足のため再始動が行なえずにエンジン2がストールし、乗員が混乱することを防止することができる。
また、液体燃料であるガソリンが枯渇している場合は、アイドリングストップによりエンジン2が停止した後に、走行時(減速時)のアイドリングストップを禁止しているため、素早い始動性が求められる走行時(減速時)のアイドリングストップ後の再始動時に、ガソリンと比較して始動性の悪い気体燃料であるCNGにより再始動することを禁止することができ、乗員がアイドリングストップ後の再始動時に違和感を覚えることを防止することができる。
また、液体燃料のガソリンの第1の所定量は、気体燃料のCNGの第2の所定量より小さい値としているため、ガソリンよりも再始動時に必要な燃料量が多いCNG使用中の方がガソリン使用中よりも早く残量低下と判定されて燃料の切替を促され、再始動時に燃料が不足することを防止することができる。
なお、本実施例においては、燃料として、ガソリンとCNGの場合を示したが、軽油やLPGなどでもよく、特性が異なる複数種類の燃料において同様の効果が得られる。
また、変速機3として、マニュアルトランスミッションの場合を示したが、自動変速機のCVT(Continuously Variable Transmission)、AT(Automatic Transmission)、DCT(Dual Clutch Transmission)、AGS(Auto Gear Shift)などであっても、同様の効果が得られる。
また、バイフューエルエンジンのみで駆動するバイフューエルエンジン搭載車両の場合を示したが、駆動用電動モータを搭載するストロングハイブリッド車両や、発電だけでなくエンジン始動機能を備えた電動モータを搭載するマイルドハイブリッド車両であっても、バイフューエルエンジンを搭載していれば同様に実施することができる。
本実施例では、各種センサ情報に基づきECU8が各種の判定や算出を行なう例について説明したが、これに限らず、車両1が外部サーバ等の車外装置と通信可能な通信部を備え、該通信部から送信された各種センサの検出情報に基づき車外装置によって各種の判定や算出が行なわれ、その判定結果や算出結果を通信部で受信して、その受信した判定結果や算出結果を用いて各種制御を行なってもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 バイフューエルエンジン搭載車両(車両)
2 エンジン
4 ガソリンタンク
5 ガス燃料タンク
6 燃料切替装置
7 報知部
8 ECU(制御部)
9 使用燃料選択スイッチ
41 第1燃料残量センサ
51 第2燃料残量センサ

Claims (5)

  1. 複数の燃料を切り替えて使用するエンジンを搭載したバイフューエルエンジン搭載車両であって、
    予め設定された自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止させ、予め設定された再始動条件が成立した場合に前記エンジンを再始動させるアイドリングストップを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記エンジンを自動停止させたときに、現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が所定量未満である場合、前記エンジンの停止が前記自動停止であることの報知と、前記現在使用中の燃料とは異なる燃料の残量が低下していることの報知を行なわせるバイフューエルエンジン搭載車両。
  2. 複数の燃料を切り替えて使用するエンジンを搭載したバイフューエルエンジン搭載車両であって、
    予め設定された自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止させ、予め設定された再始動条件が成立した場合に前記エンジンを再始動させるアイドリングストップを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記エンジンを自動停止させたときに、現在使用中の燃料の残量が低下していると判定した場合、使用する燃料を前記現在使用中の燃料から別の燃料に切り替えるよう促す報知を行なわせるバイフューエルエンジン搭載車両。
  3. 前記制御部は、前記エンジンを自動停止させたときに、前記現在使用中の燃料の残量が低下していると判定した場合、前記自動停止後に前記エンジンを再始動させるときに使用する燃料を前記現在使用中の燃料と異なる燃料に自動で切り替える請求項2に記載のバイフューエルエンジン搭載車両。
  4. 前記複数の燃料は、少なくとも液体燃料と気体燃料とを含み、
    前記制御部は、前記現在使用中の燃料が前記液体燃料である場合、走行中の前記エンジンの自動停止を禁止する請求項3に記載のバイフューエルエンジン搭載車両。
  5. 前記複数の燃料は、少なくとも液体燃料と気体燃料とを含み、
    前記制御部は、前記液体燃料の残量が第1の所定量未満である場合に前記液体燃料の残量が低下していると判定し、前記気体燃料の残量が第2の所定量未満である場合に前記気体燃料の残量が低下していると判定し、
    前記第1の所定量は、前記第2の所定量よりも小さい値である請求項2に記載のバイフューエルエンジン搭載車両。
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