JP2005023908A - 車両用エンジン制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車速が零でブレーキ操作状態が所定期間継続した時エンジン自動停止条件が成立したと判定する判定手段10aと、判定手段10aによりエンジン自動停止条件の成立が判定された時のブレーキ作動量をエンジン自動停止時の基準値として記憶すると共にエンジンを自動停止させ、エンジン自動停止状態においてブレーキ作動量と基準値との偏差が所定量以上になった時、エンジンを再始動させるエンジン自動停止・再始動手段10bとを備える。
従って、車速が零でブレーキ作動状態が所定時間継続した時のブレーキ作動量が基準値として記憶されるため、ドライバーの運転姿勢変化によるブレーキ作動量の変化の影響を受けることなくドライバーの発進意志の判定精度を向上できる。
【選択図】 図1
Description
すなわち、エンジンの再始動をあまり早く行うと、エンジン自動停止・再始動の目的である燃費改善、エミッション改善、騒音防止等の効果が減少し、逆に、エンジン再始動があまり遅くなると上り坂で車両が後退する虞がある。
例えば、ブレーキペダルの踏込みが完全に解除された時(ブレーキペダル操作量が零になった時)、ドライバーに発進意志があるとみなして再始動とすると、その時には制動力がなくなっているため、再始動が完了するまでの間に車両が後退するような問題が生じる。
そこで、下記特許文献1には、エンジン自動停止中におけるブレーキ作動量をサンプリングし、最大ブレーキ作動量を随時、演算・記憶するとともに、ブレーキ作動量とその最大ブレーキ作動量との偏差が所定値以上になった時、ドライバーに発進意志があると判定し、エンジンを再始動させることが開示されている。
特許文献1に示される技術によれば、最大ブレーキ作動量に対しその後ブレーキ作動量がどの程度戻されたかに基づいてドライバーの発進意志が判定されるため、上り坂でブレーキの踏込み量が大きい場合は最大ブレーキ作動量も大きくなることから、上り坂において再始動タイミングを早くすることが可能となる。
つまり、エンジン自動停止中にドライバーが車両の収納ボックス内から物を取り出したりする場合、姿勢が崩れ、不用意にブレーキの踏込み量が大きくなり、最大ブレーキ作動量が大きくなってしまう場合がある。
その結果、最大ブレーキ作動量が過渡に大きくなるため、ドライバーが発進意志をもたいないで自然にブレーキペダルの踏込み量が減少した場合であっても、再始動が行われ、ドライバーが違和感を憶える虞がある。
ブレーキの操作状態を検出するブレーキ操作状態検出手段と、
上記両検出手段の検出結果に基づき車両が停止し且つブレーキが操作されている状態が所定期間継続した時エンジン自動停止条件が成立したと判定する判定手段と、
該判定手段によりエンジン自動停止条件の成立が判定された時、上記ブレーキ操作状態検出手段により検出されたブレーキ作動量をエンジン自動停止時の基準値として記憶するとともにエンジンを自動停止させ、エンジン自動停止状態において上記ブレーキ操作状態検出手段により検出されたブレーキ作動量と上記基準値との偏差が所定量以上になった時、エンジンを再始動させるエンジン自動停止・再始動手段とを備えるよう構成してある。
ここで、本発明者等は上記問題を解決すべく研究を行った結果、ドライバーは、車両停止時、路面勾配が大きい時は小さい時よりも車両を確実に停車させるためにブレーキペダルを大きく踏込み、また、車両に積載された物品や乗員等の重量が大きい時は小さい時よりもブレーキペダルを大きく踏込むものであり、本発明者等はこの点に着目した。
つまり、車両停車開始時のブレーキ作動量がその時の車両環境に応じたブレーキ作動量を示しており、この時のブレーキ作動量を基準とすれば、運転姿勢の影響を受けないことを見出したものである。
しかしながら、車両停車開始直後は一時的にブレーキペダルが車両停車時の車両環境以上に大きく踏み込まれている虞があるため、停車開始直後のブレーキ作動量を基準値とすると発進意志の誤判定に繋がる虞がある。
本発明の第1の構成によれば、車両が停止し且つブレーキが作動されている状態が所定時間継続した時のブレーキ作動量が基準値として記憶されるため、車両環境と因果関係が大きく、かつ安定した車両停車状態におけるブレーキ作動量を基準値として記憶することができ、ドライバーの運転姿勢変化によるブレーキ作動量の変化の影響を受けることなく、ドライバーの発進意志の判定精度を向上でき、エンジン再始動タイミングを適正化することができる。
エンジンの自動停止が実行されると、ドライバーは心理的にブレーキペダルを更に踏込んでしまい、基準値が過渡に大きくなってしまう虞がある。
本発明の第2の構成によれば、エンジンの自動停止実行前のブレーキ作動量が基準値として記憶されるため、自動停止実行に伴うブレーキ作動量の増加の影響を受けることなく、ドライバーの発進意志の判定精度を向上でき、エンジン再始動タイミングを適正化することができる。
上記エンジン自動停止・再始動手段は、上記報知手段による報知前に上記ブレーキ作動状態検出手段により検出されたブレーキ作動量を上記基準値として記憶するとともに、上記報知手段による報知後エンジンの自動停止を実行するよう構成してある。
エンジンの自動停止を実行する場合、ドライバーへの予告なく不意に自動停止が実行されるとドライバーは違和感を憶える。
また、エンジンの自動停止の予告がなされると、ドライバーは心理的にブレーキペダルを更に踏み込んでしまい、基準値が過渡に大きくなってしまう虞がある。
本発明の第3の構成によれば、エンジンを自動停止する旨の報知がなされるため、ドライバーの自動停止実行に伴う違和感の発生を抑制することができるとともに、自動停止報知前のブレーキ作動量が基準値として記憶されるため、自動停止報知実行に伴うブレーキ作動量の増加の影響を受けることなく、ドライバーの発進意志の判定精度を向上でき、エンジン再始動タイミングを適正化することができる。
上記エンジン自動停止・再始動手段によるエンジン自動停止状態においてブレーキ作動量と上記基準値との偏差が所定量以上になった際に上記ブレーキ作動速度算出手段により算出されたブレーキ作動速度が所定速度より小さい時、エンジンを再始動する旨をドライバーに報知する再始動報知手段とを備え、
上記エンジン自動停止・再始動手段は、上記再始動報知手段による報知後上記偏差が減少した時はエンジンの再始動を禁止するよう構成してある。
ドライバーの発進意志の判定に際し、ブレーキの戻し速度が遅い場合、ドライバーが発進の意志をもってゆっくりとブレーキを戻しているのか、発進の意志はもたずに自然にブレーキの踏込み量が低下しているのかを区別することが難しい。
そこで、上述の後者の場合、再始動する旨の報知を行えば、ドライバーは発進の意志をもっていないため、再びブレーキを踏み込み、再びブレーキ作動量と基準値との偏差は減少する。そして、このような状態を検出すれば、ドライバーの発進意志の有無を精度良く検出することが可能となる。
本発明の第4の構成によれば、ブレーキ作動量と基準値との偏差が所定値以上になった時のブレーキ操作速度が所定速度よりも小さい時、エンジン再始動する旨の報知を行い、報知後上記偏差が減少した時は再始動を禁止するよう構成されるため、ドライバーが無意識にブレーキの踏込み力が低下した場合における、発進意志の誤判定を防止することができる。
尚、表示装置5は、インストゥルメントパネルに専用の表示ランプを設けたり、或いはナビゲーションシステム(不図示)とエンジン制御用コントロールユニット10との間における信号の授受を可能に構成し、ナビゲーションシステムのモニタを表示装置として兼用することも可能である。
そして、アイドルストップ手段10bは、判定手段10aによってアイドルストップ実行条件の成立が判定された時、表示装置5によってアイドルストップ実行予告の報知を行うとともに、その時のブレーキストローク量を基準値として記憶し、アイドルストップを実行する。
また、アイドルストップ実行後、最新のブレーキストローク量と基準値との偏差が車両積載重量や路面勾配に基づいて設定されたアイドルストップ解除用の閾値よりも大きくなり、その時のブレーキ速度が小さい場合、表示装置5によって再始動実行予告の報知を行い、その後偏差が減少した場合は再始動を禁止して、偏差が継続して大きくなった場合は再始動を実行する。
尚、アイドルストップ実行後、最新のブレーキストローク量と基準値との偏差が車両積載重量や路面勾配に基づいて設定されたアイドルストップ解除用の閾値よりも大きくなり、その時のブレーキ速度が大きい場合は、ドライバーが発進意志をもってブレーキペダルの踏込みを解除しているものとみなせることから、表示装置5によって再始動実行予告の報知を行うことなく再始動を実行し、アイドルストップを解除する。
図2のステップS1において、ブレーキ作動量検出手段1、車速センサー2、車載重量センサー3、路面勾配検出手段4により検出された各種検出信号を入力する。
続く、ステップS2では、アイドルストップ中であるか否か判定する。
ステップS2でNOと判定された時は、ステップS3に進み、車速が0でブレーキストローク量が所定値以上の状態か2秒間継続したか否か判定する。
ステップS3でYESと判定された時、つまり、安定した車両停車状態でアイドルストップ条件が成立した場合、ステップS4に進み、その時ブレーキ作動量検出手段により検出されているブレーキストローク量を基準値として記憶する。
続く、ステップS5では、上記表示装置5によってアイドルストップ実行予告が既に行われているか否か判定する。
ステップS5でNOと判定された時は、ステップS6に進み、表示装置5によってアイドルストップ実行予告を行った後、リターンする。
また、ステップS5でYESと判定された時、アイドルストップ実行予告は既に行われていることから、ステップS7に進み、アイドルストップを実行する。
尚、ステップS7では、燃料噴射弁6からの燃料供給を停止するとともに、点火コイル7による点火の実行を停止することによってエンジンを停止させ、アイドルストップを実行するようになされている。
また、上記ステップS3でNOと判定された時は、アイドルストップ条件が成立していないことから、リターンする。
尚、ステップS8では、路面勾配と車両積載重量とに基づいて閾値を設定している。
具体的には、路面勾配については、下り坂、平坦路及び上り坂の三つのパターンに分け、下り坂、平坦路、上り坂の順で閾値が小さくなるよう設定している。これは、下り坂の場合は、アイドルストップ解除用の閾値を大きくしてアイドルストップを解除し難くすることによって車両の安全性を確保(車両の後退防止)し、上り坂の場合、アイドルストップ解除閾値を小さくして迅速な再始動を確保しようとするものである。尚、平坦路は、下り坂と上り坂との中間的な値として設定している。
また、車両積載重量については、車両積載重量が大きい程発進性への影響が大きいことからアイドルストップ解除閾値を小さく設定し、迅速な再始動を確保している。
ステップS10では、上述のステップS4で記憶された基準値と最新のブレーキストローク量との偏差が上述のステップS8で設定されたアイドルストップ解除用の閾値よりも大きいか否か判定する。
ステップS10の判定でYESと判定された時、つまり、ブレーキペダルの踏込みが解除され、ブレーキストローク量が小さくなり、基準値との偏差が大きくなった時、ステップS11に進み、ステップS9で算出したブレーキ作動速度が所定速度よりも小さいか否か判定する。
ステップS11の判定でYESと判定された時、ステップS12に進み、表示装置5によって再始動実行予告の報知を行う。
続く、ステップS13では、その再始動実行予告報知後のブレーキストローク量と基準値との偏差が減少しているか否か判定する。
ステップS13の判定でYESと判定された時、つまり、最新のブレーキストローク量と基準値との偏差が一旦アイドルストップ解除用の閾値以上になったものの、再始動実行予告の報知を行った後再び偏差が減少した場合は、ドライバーに発進意志があるわけではなく自然にブレーキペダルの踏込み量が減少したものであると判定できることから、再始動を行うことなくステップS14に進み、ステップS9で算出されたブレーキ作動速度を初期化した後、ステップS9にリターンする。
また、ステップS13の判定でNOと判定された時、つまり、最新のブレーキストローク量と基準値との偏差が一旦アイドルストップ解除用の閾値以上になった後、再始動実行予告の報知を行った後も偏差が減少しない場合は、ドライバーが発進の意志をもってゆっくりとブレーキペダルの踏込みを解除していると考えられることから、ステップS15に進み、直ちにエンジンを再始動し、続く、ステップS16では、上述のステップS4で記憶した基準値及びステップS9で算出したブレーキ作動速度を初期化する。
その状態から、エンジン制御用コントロールユニット10のカウンターによって安定した車両停車状態がカウントされる。
そして、安定した車両停車状態が所定時間、例えば、2秒間継続してカウントされると(t2時点)、その時点におけるブレーキストローク量Aを基準値として記憶するとともに、アイドルストップ実行予告の報知をドライバーに対して行う。
そのアイドルストップ実行予告報知後(t3時点)は、燃料噴射弁6、及び点火コイル7を制御してアイドルストップを実行する。
アイドルストップ実行後、ブレーキペダルの踏込みが解除されてブレーキストローク量が減少すると、最新のブレーキストローク量とt1時点で記憶された基準値(ブレーキストローク量A)との偏差が閾値よりも大きくなる。(t4時点)
その際、ブレーキ作動速度が所定速度よりも小さい場合、再始動実行予告の報知が行われる。
そして、再始動実行予告の報知後も図中実線で示すようにブレーキストローク量が減少を続ける場合は、ドライバーが発進意志をもってゆっくりとブレーキペダルの踏込みを解除しているとみなせることから、アイドルストップが解除される。(t5時点)
また、ドライバーが発進の意志をもたずに自然にブレーキペダルの踏込み量が減少している場合は、再始動実行予告報知後、図中二点鎖線で示すように再びブレーキペダルが踏込まれ、上述の偏差が減少するため、アイドルストップを解除することなくアイドルストップが継続される。
また、アイドルストップ実行前のブレーキストローク量Aが基準値として記憶されるため、アイドルストップ実行に伴うブレーキストローク量の増加の影響を受けることなく、ドライバーの発進意志の判定精度を向上でき、エンジン再始動タイミングを適正化することができる。
また、アイドルストップ実行予告の報知がなされるため、ドライバーのアイドルストップ実行に伴う違和感の発生を抑制することができるとともに、アイドルストップ実行予告報知前のブレーキストローク量Aが基準値として記憶されるため、アイドルストツプ実行予告報知に伴うブレーキストローク量の増加の影響を受けることなく、ドライバーの発進意志の判定精度を向上でき、エンジン再始動タイミングを適正化することができる。
また、ブレーキストローク量と基準値との偏差が所定値以上になった時のブレーキ作動速度が所定速度よりも小さい時、エンジン再始動実行予告の報知を行い、報知後上記偏差が減少した時は再始動を禁止されるため、自然にブレーキの踏込み量が減少した場合における、発進意志の誤判定を防止することができる。
また、ブレーキストローク量と基準値との偏差が所定値以上になった時のブレーキ作動速度が所定速度よりも大きい時は、ドライバーが発進意志をもってブレーキペダルの踏込みを解除しているものとみなせることから、直ちにアイドルストップを解除して迅速な再始動を確保することができる。
また、本実施の形態における判定手段10aでは、車速が0になった状態に基づいて車両停車状態を判定する例を示したが、車速センサーによってはその構造に起因する検出精度不足から真に0を検出することが難しいことがあり、そのような車速センサーを使用する場合、判定手段10aには、車速が0となる手前の車速、例えば、2Km/h以下になった時、車速を実質0と判定させるようにしてもよい。
2:車速センサー(車速検出手段)
5:表示装置
6:燃料噴射弁
7:点火コイル
10:エンジン制御用コントロールユニット
10a:判定手段
10b:アイドルストップ手段(エンジン自動停止・再始動手段)
Claims (4)
- 車速を検出する車速検出手段と、
ブレーキの操作状態を検出するブレーキ操作状態検出手段と、
上記両検出手段の検出結果に基づき車両が停止し且つブレーキが操作されている状態が所定期間継続した時エンジン自動停止条件が成立したと判定する判定手段と、
該判定手段によりエンジン自動停止条件の成立が判定された時、上記ブレーキ操作状態検出手段により検出されたブレーキ作動量をエンジン自動停止時の基準値として記憶するとともにエンジンを自動停止させ、エンジン自動停止状態において上記ブレーキ操作状態検出手段により検出されたブレーキ作動量と上記基準値との偏差が所定量以上になった時、エンジンを再始動させるエンジン自動停止・再始動手段とを備えたことを特徴とする車両用エンジン制御装置。 - 上記エンジン自動停止・再始動手段は、エンジンの自動停止実行前に上記ブレーキ作動状態検出手段により検出されたブレーキ作動量を上記基準値として記憶するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用エンジン制御装置。
- 上記判定手段によりエンジン自動停止条件が設立した時、エンジンを自動停止する旨をドライバーに報知する報知手段を備え、
上記エンジン自動停止・再始動手段は、上記報知手段による報知前に上記ブレーキ作動状態検出手段により検出されたブレーキ作動量を上記基準値として記憶するとともに、上記報知手段による報知後エンジンの自動停止を実行するよう構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用エンジン制御装置。 - ブレーキ作動速度を算出するブレーキ作動速度算出手段と、
上記エンジン自動停止・再始動手段によるエンジン自動停止状態においてブレーキ作動量と上記基準値との偏差が所定量以上になった際に上記ブレーキ作動速度算出手段により算出されたブレーキ作動速度が所定速度より小さい時、エンジンを再始動する旨をドライバーに報知する再始動報知手段とを備え、
上記エンジン自動停止・再始動手段は、上記再始動報知手段による報知後上記偏差が減少した時はエンジンの再始動を禁止するよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の車両用エンジン制御装置。
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