JP2020066251A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の側突時における乗員の保護性能を向上させること。【解決手段】サイドエアバッグ装置は、車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、シート12に着座する乗員と車両の側壁部との間で展開するエアバッグ20であるメインバッグ21を備える。また、車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、メインバッグ21の展開よりも先に、当該シート12のシートバック14における車外側のサイドフレーム15aと当該乗員との間で展開するとともに当該乗員の腰部を後方から前方に向けて押すサブバッグ22を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、サイドエアバッグ装置に関する。
従来、自動車などの車両には、側突時に、ガスの供給により膨張し、シートに着座する乗員とドアトリムなどの車両の側壁部との間で展開するエアバッグを備えるサイドエアバッグ装置が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のサイドエアバッグ装置は、シートのシートバックにおける車外側の側部内に配置されたインフレータと、主膨張部及び副膨張部を有するエアバッグとを備えている。
主膨張部は、シートバックにおける車外側の側部に収納され、かつインフレータから供給される膨張用ガスにより膨張し、シートバックから出て、シートに着座している乗員と車両の側壁部との間で前方へ向けて展開する。
副膨張部は、少なくとも主要部が、シートバックにおける車外側の側部に収納され、主膨張部のシートバック外部での展開に先立ち、インフレータからの膨張用ガスにより乗員を車内側へ押圧するように、シートバック内で膨張する。また、副膨張部は、乗員の肩部から胸部に対応して設けられている。
特開2017−226381号公報
ところで、サイドエアバッグ装置においては、エアバッグの展開が間に合わないような高速での側突の場合、乗員がドアと接触して腰の骨折を負うおそれがある。これに対して、特許文献1に記載のサイドエアバッグ装置では、エアバッグの主膨張部の展開に先立ち副膨張部がシートバック内で膨張することで乗員の肩部から胸部が車内側へ押圧される。しかしながら、乗員の肩部や胸部は車内側に押圧されるものの、乗員の身体全体を動かすことが難しいため、乗員の保護性能の向上を図る上で、なお、改善の余地を残すものとなっている。
本発明の目的は、車両の側突時における乗員の保護性能を向上させることのできるサイドエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成するためのサイドエアバッグ装置は、車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、シートに着座する乗員と車両の側壁部との間で展開するエアバッグであるメインバッグを備えるものであり、車両の側突時に、ガスの供給により、前記メインバッグの展開よりも先に、当該シートのシートバックにおける車外側のサイドフレームと当該乗員との間で展開するとともに当該乗員の腰部を後方から前方に向けて押すサブバッグを備える。
同構成によれば、車両の側突時には、まず、車外側のサイドフレームと乗員との間でサブバッグが展開する。このサブバッグによって乗員の腰部のうち車外側の部分が後方から前方に向けて押されるため、腰部を中心に乗員が回転されることで乗員の着座姿勢を車内側に容易に変更することができる。したがって、内側に進入してくるドアなどの側壁部からの衝撃を受けにくい体勢を乗員に取らせることができる。よって、車両の側突時における乗員の保護性能を向上させることができる。
上記サイドエアバッグ装置において、前記サイドフレームの車内側には、当該シートのシートフレームに連結された支持部材が設けられており、前記サブバッグは、前記サイドフレームに取り付けられ、前記支持部材と前記サイドフレームとの間で展開するものであり、前記サブバッグ及び前記サイドフレームの少なくとも一方と前記支持部材とには、展開する前記サブバッグの車両の前後方向の前方に位置する可撓性の連結部材が連結されていることが好ましい。
シートバックは乗員に比べて軽いことから、サブバッグが展開すると、乗員の質量に負けてサブバッグがシートバックを押して後方に移動させるおそれがある。そのため、サブバッグによって乗員の腰部を後方から前方に向けて効果的に押すことができないおそれがある。
この点、上記構成によれば、支持部材とサイドフレームとの間でサブバッグが展開すると、その圧力によってサブバッグの前側に位置する可撓性の連結部材が引っ張られる。連結部材は、サブバッグ及びサイドフレームの少なくとも一方と支持部材とに連結されているため、支持部材を前側に向けて引っ張る外力が作用することとなる。このため、支持部材を介してシートフレームが前側に向けて引っ張られることとなり、シートバックの後方への移動が抑制される。したがって、サブバッグによって乗員の腰部を後方から前方に向けて効果的に押すことができる。
上記サイドエアバッグ装置において、前記連結部材を前側連結部材とするとき、前記サブバッグ及び前記サイドフレームの少なくとも一方と前記支持部材とを連結するとともに展開する前記サブバッグの車両の前後方向の後方に位置する可撓性の後側連結部材が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、展開するサブバッグの後方への移動が後側連結部材によって抑制される。このため、サブバッグを前側に向けて展開させることができる。したがって、サブバッグの圧力によって前側連結部材を効果的に引っ張ることができる。
また、後側連結部材は可撓性を有するため、サブバッグや前側連結部材と共に後側連結部材を折り畳んでシートバックの内部に設けることができる。
上記サイドエアバッグ装置において、前記メインバッグと前記サブバッグとは連通孔を介して連通されており、前記サブバッグの内部にはガス発生器が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、ガス発生器から発生するガスは、サブバッグを展開させるとともに、連通孔を通じてメインバッグ内に流入し、メインバッグを展開させる。これにより、メインバッグの展開よりも先にサブバッグを展開させることを1つのガス発生器によって実現することが可能となる。したがって、サイドエアバッグ装置の構成を簡単にすることができる。
上記サイドエアバッグ装置において、前記メインバッグと前記サブバッグとは互いに独立しており、前記メインバッグ及び前記サブバッグの双方の内部には、ガス発生器が各別に設けられていることが好ましい。
同構成によれば、メインバッグ及びサブバッグの展開のタイミングを互いに独立して制御することができる。
また、上記目的を達成するためのサイドエアバッグ装置は、車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、シートに着座する乗員と車両の側壁部との間で展開するエアバッグであるメインバッグを備えるものであり、当該シートのシートバックにおける車外側のサイドフレームの車内側には、当該シートのシートフレームに連結された支持部材が設けられており、前記サイドフレームに取り付けられ、車両の側突時に、ガスの供給により、前記メインバッグの展開よりも先に、前記支持部材と前記サイドフレームとの間で展開するサブバッグを備え、前記サブバッグ及び前記サイドフレームの少なくとも一方と前記支持部材とには、展開する前記サブバッグの車両の前後方向の前方に位置する可撓性の連結部材が連結されている。
同構成によれば、支持部材とサイドフレームとの間でサブバッグが展開すると、その圧力によってサブバッグの前側に位置する可撓性の連結部材が引っ張られる。連結部材は、サブバッグ及びサイドフレームの少なくとも一方と支持部材とに連結されているため、支持部材を前側に向けて引っ張る外力が作用することとなる。このため、支持部材を介してシートフレームが前側に向けて引っ張られることとなり、シートバックの後方への移動が抑制される。したがって、サブバッグによって乗員を後方から前方に向けて押すことができる。これにより、乗員が回転されることで乗員の着座姿勢を車内側に容易に変更することができる。したがって、内側に進入してくるドアなどの側壁部からの衝撃を受けにくい体勢を乗員に取らせることができる。よって、車両の側突時における乗員の保護性能を向上させることができる。
車両の側突時における乗員の保護性能を向上させることができる。
一実施形態におけるサイドエアバッグ装置が設けられた車両用のシートを乗員とともに示す側面図。 同実施形態におけるシート、エアバッグ、乗員及び側壁部の位置関係を示す平断面図。 同実施形態におけるシート、エアバッグ、乗員及び側壁部の位置関係を示す図であり、車両の前方から後方を見た断面図。 同実施形態におけるシートの一部を破断して示す図であり、車両の前方から後方を見た正面図。 図4の5−5線に沿った断面図。 図5に対応する断面図であって、展開状態のメインバッグ及びサブバッグを示す図。 (a)〜(c)は、同実施形態におけるシート、エアバッグ、及び乗員の位置関係を示す平断面図であって、同実施形態の作用を説明する図。
以下、車両用のサイドエアバッグ装置の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
なお、以下の記載においては、車両の前後方向を単に前後方向として説明する。また、車両の車幅方向における中央部を基準とし、その中央部に近づく側を「車内側」とし、中央部から遠ざかる側を「車外側」として説明する。また、車両用のシートには、衝突試験用のダミーと同様の体格を有する乗員が着座しているものとする。
図1〜図3に示すように、車両10において、側壁部11の車内側の近傍には、車両用のシート12が配置されている。ここで、側壁部11とは、車両10の側部に配置された車両構成部材を指し、主としてドア、ピラー等がこれに該当する。例えば、前席に対応する側壁部11は、フロントドア、センターピラー(Bピラー)等である。また、後席に対応する側壁部11は、サイドドア(リヤドア)の後部、Cピラー、タイヤハウスの前部、リヤクォータ等である。
シート12は、シートクッション13及びシートバック14を備えている。シートクッション13は、車体の床に設置されたレール(図示略)に対し、前後方向の位置を調整可能に取付けられている。シートバック14は、シートクッション13の後部から上側ほど後方に位置するように傾斜した状態で起立しており、傾斜角度を調整可能に構成されている。シート12は、シートバック14が前方を向く姿勢で車室内に配置されている。このように配置されたシート12の幅方向は、車幅方向と合致する。
次に、シートバック14における車外側の側部の内部構造について説明する。
図4に示すように、シートバック14の内部には、その骨格をなすシートフレーム15が配置されている。
シートフレーム15は、上下方向に延在するとともに車幅方向に互いに間隔をおいて設けられた一対のサイドフレーム15a、各サイドフレーム15aの下端部同士を連結する下側連結フレーム15b、及び各サイドフレーム15aの上端部同士を連結する上側連結フレーム15cを備えており、金属板を曲げ加工等することによって形成されている。なお、図4では、車外側のサイドフレーム15aのみが示されている。
図5に示すように、シートフレーム15の前側には、ウレタンフォーム等の弾性材からなるシートパッド16が配置されている。また、シートフレーム15の後側には、合成樹脂等によって形成されたバックボード17が配置されている。なお、シートパッド16は表皮によって被覆されているが、図5ではその表皮の図示が省略されている。
車外側のサイドフレーム15aと、シート12の幅方向の中央位置との間には、上下方向に延在する長尺板状の支持部材70が設けられている。支持部材70の下端部及び上端部は、下側連結フレーム15b及び上側連結フレーム15cにそれぞれ連結されている。支持部材70は、金属板により形成されている。
シートパッド16の隅部には、エアバッグモジュールABMが設けられている。シートパッド16の角部16cには、斜め前側かつ車外側に向かって延びるスリット18が設けられている。シートパッド16の前側の角部16cとスリット18とによって挟まれた箇所(図5において二点鎖線の長円で囲んだ箇所)は、後述するエアバッグ20によって破断される破断予定部19を構成している。
エアバッグモジュールABMは、エアバッグ20及びガス発生器30を主要な構成部材として備えている。次に、これらの構成部材の各々について説明する。
ガス発生器30は、その主要部をなすガス発生器本体31と、ガス発生器本体31をサイドフレーム15aに取付けるための複数(本実施形態では2つ)のボルト34とによって構成されている。
図5に示すように、ガス発生器本体31は、インフレータ32と、インフレータ32を覆うリテーナ33とを備えており、全体が軸線L1に沿って延在する長尺状をなしている(図4参照)。軸線L1は、サイドフレーム15aの延在方向に沿って延在している。
ここでは、インフレータ32として、パイロタイプと呼ばれるタイプが採用されている。インフレータ32は略円柱状をなしており、その内部には、膨張用ガスを発生するガス発生剤(図示略)が収容されている。
図1に示すように、ガス発生器本体31は、その下端部にガス噴出部31aを有している。ガス噴出部31aの外周部には、膨張用ガスを噴出する複数のガス噴出孔(図示略)が設けられている。また、ガス発生器本体31のガス噴出部31aとは反対側の端部である上端部には、インフレータ32への作動信号の入力配線となるハーネス(図示略)が、コネクタ31bを介して接続されている。
なお、インフレータ32としては、上記ガス発生剤を用いたパイロタイプに代えて、高圧ガスの充填された高圧ガスボンベの隔壁を火薬等によって破断して膨張用ガスを噴出させるタイプ(ハイブリッドタイプ)が用いられてもよい。
図5に示すように、リテーナ33は、ガス発生器本体31の外周部分を構成している。このリテーナ33は、膨張用ガスの噴出する方向を制御するディフューザとして機能するとともに、インフレータ32を後述するサブバッグ22等と共にサイドフレーム15aに締結する機能を有する部材である。リテーナ33の大部分は、金属板等の板材を曲げ加工等することによって略筒状に形成されている。リテーナ33は、その上端部が縮径するように、かしめられることにより、インフレータ32の上端部に係止されている。
2つのボルト34は、リテーナ33の上下に互いに離間した箇所から車外側へ向けて突出している。各ボルト34の突出する方向は、ガス発生器本体31の軸線L1に対し直交している。
なお、ガス発生器本体31は、インフレータ32とリテーナ33とが一体になったものであってもよい。また、ガス発生器本体31は、インフレータ32のみによって構成されてもよい。この場合には、ボルト34はインフレータ32に直接固定される。
図1〜図5に示すように、本実施形態のエアバッグ20は、メインバッグ21、サブバッグ22、前側連結テザー28及び後側連結テザー29を備えている。
<メインバッグ21>
図2及び図3に示すように、メインバッグ21は、車両の側突時に、ガス発生器30からのガスの供給により膨張し、シート12に着座する乗員P1と車両の側壁部11との間で展開するものである。
メインバッグ21は、1枚の布片(基布、パネル布等とも呼ばれる)を、その幅方向における中央部に設定された折り線21a(図1参照)において二つ折りして車幅方向に重ね合わせ、その重ね合わされた部分を結合させることによって形成されている。ここでは、メインバッグ21の重ね合わされた2つの部分を区別するために、布片のうち車内側に位置するものを布部21bと称し、車外側に位置するものを布部21cと称する。
なお、本実施形態では、折り線21aがメインバッグ21の後端部に位置するように布片が二つ折りされているが、折り線21aがメインバッグ21の他の端部、例えば、前端部、上端部、下端部等に位置するように布片が二つ折りされてもよい。また、メインバッグ21は、折り線21aに沿って分割された2枚の布片からなるものであってもよい。さらに、メインバッグ21は、3枚以上の布片からなるものであってもよい。
メインバッグ21は、シート12と側壁部11との間で展開したときに、乗員P1の上半身の多くの部分、例えば腰部PPから肩部PSにかけての部位に対応する領域を占有し得る形状及び大きさに形成されている。
上記布片としては、強度が高く、かつ可撓性を有していて容易に折り畳むことのできる素材、例えば、ポリエステル糸、ポリアミド糸等を用いて形成した織布等が適している。
二つ折りされた布片の上記結合は、それらの周縁部に設けられた周縁結合部21dにおいてなされている。本実施形態では、周縁結合部21dは、二つ折りされた布片の周縁部のうち、後端部等を除く部分を、縫製(縫糸で縫合)することにより形成されている。なお、周縁結合部21dは、上記縫糸を用いた縫合とは異なる手段、例えば、接着剤を用いた接着によって形成されてもよい。
車内側の布部21bの後側下部には、後述するサブバッグ22と連通する連通孔23が形成されている(図1参照)。
布部21bの2箇所には、2つのボルト孔(図示略)が形成されている。
図4及び図5に示すように、メインバッグ21の内部には、メインバッグ21をサイドフレーム15aに固定するためのリテーナ40が収納されている。リテーナ40は、長方形板状をなすリテーナ本体41と、リテーナ本体41から突出する2つのボルト42とを備えている。
各ボルト42が、布部21bの各ボルト孔(図示略)にメインバッグ21の内側から挿通されている。各ボルト42が、サイドフレーム15aに対し車外側から挿通され、同ボルト42に対し、車内側からナット43が締付けられている。このようにしてメインバッグ21がサイドフレーム15aに固定されている。
図5に示すように、メインバッグ21は、メインバッグ21の内部にリテーナ40を収納した状態で折り畳まれることにより、コンパクトな形態にされている。これは、メインバッグ21を、シートバック14内における限られた収納スペースに対し、収納に適した大きさにするためである。メインバッグ21を折り畳む態様としては、例えば、ロール折り、蛇腹折り等が適している。ロール折りは、メインバッグ21の一方の端部を中心とし、その周りに他の部分を巻き付ける折り態様である。蛇腹折りは、メインバッグ21を、一定幅ずつ交互に折り方向を変えながら折り返す折り態様である。
なお、図示は省略するが、メインバッグ21の上部と下部とには、メインバッグ21を折り畳まれた状態に保持する結束テープが巻き付けられている。
<サブバッグ22>
図1〜図3に示すように、サブバッグ22は、車両の側突時に、ガス発生器30からのガスの供給により膨張し、メインバッグ21の展開よりも先に、当該シート12のシートバック14における車外側のサイドフレーム15aと支持部材70との間で展開するとともに当該乗員P1の腰部PPを後方から前方に向けて押すものである。
サブバッグ22は、1枚の布片を、その幅方向における中央部に設定された折り線22a(図1参照)において二つ折りして車幅方向に重ね合わせ、その重ね合わされた部分を結合させることによって形成されている。
なお、本実施形態では、折り線22aがサブバッグ22の後端部に位置するように布片が二つ折りされているが、折り線22aがサブバッグ22の他の端部、例えば、前端部、上端部、下端部等に位置するように布片が二つ折りされてもよい。また、サブバッグ22は、折り線22aに沿って分割された2枚の布片からなるものであってもよい。さらに、サブバッグ22は、3枚以上の布片からなるものであってもよい。
サブバッグ22は、車外側のサイドフレーム15aと支持部材70との間で展開したときに、乗員P1の腰部PPの車外側の部分に対応する領域を占有し得る形状及び大きさに形成されている。上記布片としては、メインバッグ21と同様の素材が適している。
二つ折りされた布片の上記結合は、それらの周縁部に設けられた周縁結合部22dにおいてなされている。本実施形態では、周縁結合部22dは、二つ折りされた布片の周縁部のうち、後端部等を除く部分を、縫製(縫糸で縫合)することにより形成されている。なお、周縁結合部22dは、上記縫糸を用いた縫合とは異なる手段、例えば、接着剤を用いた接着によって形成されてもよい。
図5に示すように、本実施形態では、二つ折りされた布片を更にその幅方向における中央部にて二つ折りして車幅方向に重ね合わせている。より詳しくは、二つ折りされた布片の上記折り線22aとは反対側の端部が車外側に位置するように、すなわちメインバッグ21の車内側の布部21bと対向するように重ね合わせている。ここでは、サブバッグ22の重ね合わされた2つの部分のうち外側に位置するものを布部22bと称し、内側に位置する布部22cと称する。
外側の布部22bにおけるメインバッグ21の連通孔23と重なる部分には、連通孔23が形成されている。連通孔23の周縁部には、サブバッグ22の外側の布部22bと、メインバッグ21の車内側の布部21bとを縫製にて結合する結合部23aが設けられている。これにより、メインバッグ21とサブバッグ22とが連結されるとともに、メインバッグ21とサブバッグ22とが連通孔23を介して連通されている。
図1に示すように、サブバッグ22の後側上端部には、ガス発生器30の挿入口が上方に向けて開口されている。また、外側の布部22bのうち上記折り線22aの近傍の2箇所には、ガス発生器30のボルト34を挿通させるためのボルト孔が形成されている(図示略)。
ガス発生器本体31は、ガス噴出部31aがインフレータ32の下端部に位置し、かつ上部ほど後側に位置するように傾斜した姿勢にされて、挿入口を通じて、サブバッグ22の後端部内に挿入されている。ガス発生器本体31の上端部及びハーネスは、サブバッグ22の外部に露出されている。
リテーナ33の各ボルト34は、外側の布部22bの各ボルト孔(図示略)に内側から挿通されている。各ボルト34が、サイドフレーム15aに対し車内側から挿通され、同ボルト34に対し、車外側からナット35が締め付けられている。このようにしてサブバッグ22がサイドフレーム15aに取り付けられている(図5参照)。
<前側連結テザー28及び後側連結テザー29>
図4及び図5に示すように、サブバッグ22の前方及び後方には、いずれも帯状の前側連結テザー28及び後側連結テザー29が設けられている。
図5に示すように、前側連結テザー28の一端部は、メインバッグ21の車内側の布部21bとサブバッグ22の外側の布部22bとによって挟まれた状態で縫製されることによって布部21b,22bに連結されている。また、前側連結テザー28の一端部には、ボルト42が挿通される挿通孔(図示略)が設けられている。したがって、前側連結テザー28の一端部は、サブバッグ22及びサイドフレーム15aの双方に連結されている。
図4及び図5に示すように、前側連結テザー28の他端部は、上下に間隔をおいて設けられた一対のボルト71及びナット72により支持部材70に連結されている。
図5に示すように、後側連結テザー29の一端部には、ボルト34が挿通される挿通孔(図示略)が設けられている。したがって、後側連結テザー29の一端部は、サブバッグ22及びサイドフレーム15aの双方に連結されている。
図4及び図5に示すように、後側連結テザー29の他端部は、上記一対のボルト71及びナット72により支持部材70に連結されている。
これら連結テザー28,29は、メインバッグ21及びサブバッグ22と同様の布片によって形成されており、可撓性を有する。
なお、図1〜図3においては、連結テザー28,29の図示を省略している。
図1に示すように、サイドエアバッグ装置は、上述したエアバッグモジュールABMの他に、衝撃センサ51及び制御装置52を備えている。衝撃センサ51は、加速度センサなどからなり、車両10に対し外側方から加わる衝撃を検出する。制御装置52は、衝撃センサ51からの検出信号に基づきインフレータ32の作動を制御する。
さらに、車両10には、シート12に着座している乗員P1を拘束するためのシートベルト装置が装備されているが、図1などでは、このシートベルト装置の図示が省略されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図7(a)に示すように、乗員P1が前方を向く姿勢にてシート12に着座している状態において、車両10の側突が衝撃センサ51により検出されると、制御装置52によりインフレータ32の作動が制御されることでガス噴出部31aからサブバッグ22内にガスが噴出される。
このとき、まず、図7(b)に示すように、車外側のサイドフレーム15aと乗員P1との間でサブバッグ22が展開する。このサブバッグ22によって乗員P1の腰部PPのうち車外側の部分が後方から前方に向けて押されるため、腰部PPを中心に乗員P1が回転されることで乗員P1の着座姿勢が車内側に変更される。
続いて、図7(c)に示すように、ガス発生器30から発生するガスが連通孔23を通じてメインバッグ21内に流入することで、シート12に着座する乗員P1と車両の側壁部11との間でメインバッグ21が展開する。
ところで、シートバック14は乗員P1に比べて軽いことから、サブバッグ22が展開すると、乗員P1の質量に負けてサブバッグ22がシートバック14を押して後方に移動させるおそれがある。そのため、サブバッグ22によって乗員P1の腰部PPを後方から前方に向けて効果的に押すことができないおそれがある。
この点、本実施形態によれば、図6に示すように、支持部材70とサイドフレーム15aとの間でサブバッグ22が展開すると、展開するサブバッグ22の後方への移動が後側連結テザー29によって抑制される。このため、サブバッグ22が前側に向けて展開される。そして、サブバッグ22の圧力によってサブバッグ22の前側に位置する可撓性の前側連結テザー28が矢印A方向に引っ張られる。前側連結テザー28は、サブバッグ22及びサイドフレーム15aの双方と支持部材70とに連結されているため、支持部材70には、支持部材70を前側に向けて引っ張る外力が作用することとなる。このため、支持部材70を介してシートフレーム15が前側に向けて引っ張られることとなり、シートバック14の後方への移動が抑制される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)サイドエアバッグ装置は、車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、シート12に着座する乗員P1と車両の側壁部11との間で展開するエアバッグ20であるメインバッグ21を備える。また、車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、メインバッグ21の展開よりも先に、当該シート12のシートバック14における車外側のサイドフレーム15aと当該乗員P1との間で展開するとともに当該乗員P1の腰部PPを後方から前方に向けて押すサブバッグ22を備える。
こうした構成によれば、上記作用を奏することから、車外側のサイドフレーム15aと乗員P1との間で展開するサブバッグ22によって乗員P1の腰部PPのうち車外側の部分が後方から前方に向けて押されるため、腰部PPを中心に乗員P1が回転されることで乗員P1の着座姿勢を車内側に容易に変更することができる。したがって、内側に進入してくるドアなどの側壁部11からの衝撃を受けにくい体勢を乗員P1に取らせることができる。よって、車両10の側突時における乗員P1の保護性能を向上させることができる。
(2)サイドフレーム15aの車内側には、シート12のシートフレーム15に連結された支持部材70が設けられている。サブバッグ22は、サイドフレーム15aに取り付けられ、支持部材70とサイドフレーム15aとの間で展開するものである。サブバッグ22及びサイドフレーム15aの双方と支持部材70とには、展開するサブバッグ22の前方に位置する可撓性の前側連結テザー28が連結されている。
こうした構成によれば、上記作用を奏することから、支持部材70を介してシートフレーム15が前側に向けて引っ張られることとでシートバック14の後方への移動が抑制される。したがって、サブバッグ22によって乗員P1の腰部PPを後方から前方に向けて効果的に押すことができる。
(3)サブバッグ22及びサイドフレーム15aの双方と支持部材70とを連結するとともに展開するサブバッグ22の後方に位置する可撓性の後側連結テザー29が設けられている。
こうした構成によれば、展開するサブバッグ22の後方への移動が後側連結テザー29によって抑制されることで、サブバッグ22を前側に向けて展開させることができる。したがって、サブバッグ22の圧力によって前側連結テザー28を効果的に引っ張ることができる。
また、後側連結テザー29は可撓性を有するため、サブバッグ22や前側連結テザー28と共に後側連結テザー29を折り畳んでシートバック14の内部に設けることができる。
(4)メインバッグ21とサブバッグ22とは連通孔23を介して連通されている。
サブバッグ22の内部にはガス発生器30が設けられている。
こうした構成によれば、ガス発生器30から発生するガスは、サブバッグ22を展開させるとともに、連通孔23を通じてメインバッグ21内に流入し、メインバッグ21を展開させる。これにより、メインバッグ21の展開よりも先にサブバッグ22を展開させることを1つのガス発生器30によって実現することが可能となる。したがって、サイドエアバッグ装置の構成を簡単にすることができる。
<変更例>
上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・メインバッグ21とサブバッグ22とは連通孔23を介して連通されるものに限定されず、メインバッグ21とサブバッグ22とが互いに独立していてもよい。この場合、リテーナ40に代えて、ガス発生器30と同様なガス発生器を設けるようにすればよい。すなわち、メインバッグ21及びサブバッグ22の双方の内部にガス発生器を各別に設ければよい。こうした構成によれば、メインバッグ21及びサブバッグ22の膨張展開のタイミングを互いに独立して制御することができる。
・支持部材70の位置を例えばシートバック14の幅方向の中央位置にするなど適宜変更することができる。
・前側連結テザー28と後側連結テザー29とを一枚の布片によって一体形成することもできる。
・例えばシートバック14の内部にサブバッグ22に対して前方に向かう反力を付与することのできる部位が存在する場合などには後側連結テザー29を省略することもできる。
・支持部材70は、上下の連結フレーム15b,15cに連結されるものに限定されず、他に例えばサイドフレーム15aから延設されるものであってもよい。
・サブバッグ22の展開に伴ってシートバック14が後方へ移動するおそれのない構成の場合には、前側連結テザー28を省略してもよい。
10…車両、11…側壁部、12…シート、13…シートクッション、14…シートバック、15…シートフレーム、15a…サイドフレーム、15b…下側連結フレーム、15c…上側連結フレーム、16…シートパッド、16c…角部、17…バックボード、18…スリット、19…破断予定部、20…エアバッグ、21…メインバッグ、21a…折り線、21b,21c…布部、21d…周縁結合部、22…サブバッグ、22a…折り線、22b,22c…布部、22d…周縁結合部、23…連通孔、23a…結合部、28…前側連結テザー(前側連結部材)、29…後側連結テザー(後側連結部材)、30…ガス発生器、31…ガス発生器本体、31a…ガス噴出部、31b…コネクタ、32…インフレータ、33…リテーナ、34…ボルト(取付突起)、35…ナット、40…リテーナ、41…リテーナ本体、42…ボルト、43…ナット、51…衝撃センサ、52…制御装置、70…支持部材、71…ボルト、72…ナット、ABM…エアバッグモジュール、L1…軸線、P1…乗員、PP…腰部、PS…肩部。

Claims (6)

  1. 車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、シートに着座する乗員と車両の側壁部との間で展開するエアバッグであるメインバッグを備えるサイドエアバッグ装置において、
    車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、前記メインバッグの展開よりも先に、当該シートのシートバックにおける車外側のサイドフレームと当該乗員との間で展開するとともに当該乗員の腰部を後方から前方に向けて押すサブバッグを備える、
    サイドエアバッグ装置。
  2. 前記サイドフレームの車内側には、当該シートのシートフレームに連結された支持部材が設けられており、
    前記サブバッグは、前記サイドフレームに取り付けられ、前記支持部材と前記サイドフレームとの間で展開するものであり、
    前記サブバッグ及び前記サイドフレームの少なくとも一方と前記支持部材とには、展開する前記サブバッグの車両の前後方向の前方に位置する可撓性の連結部材が連結されている、
    請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記連結部材を前側連結部材とするとき、
    前記サブバッグ及び前記サイドフレームの少なくとも一方と前記支持部材とを連結するとともに展開する前記サブバッグの車両の前後方向の後方に位置する可撓性の後側連結部材が設けられている、
    請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記メインバッグと前記サブバッグとは連通孔を介して連通されており、
    前記サブバッグの内部にはガス発生器が設けられている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
  5. 前記メインバッグと前記サブバッグとは互いに独立しており、
    前記メインバッグ及び前記サブバッグの双方の内部には、ガス発生器が各別に設けられている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
  6. 車両の側突時に、ガスの供給により膨張し、シートに着座する乗員と車両の側壁部との間で展開するエアバッグであるメインバッグを備えるサイドエアバッグ装置において、
    当該シートのシートバックにおける車外側のサイドフレームの車内側には、当該シートのシートフレームに連結された支持部材が設けられており、
    前記サイドフレームに取り付けられ、車両の側突時に、ガスの供給により、前記メインバッグの展開よりも先に、前記支持部材と前記サイドフレームとの間で展開するサブバッグを備え、
    前記サブバッグ及び前記サイドフレームの少なくとも一方と前記支持部材とには、展開する前記サブバッグの車両の前後方向の前方に位置する可撓性の連結部材が連結されている、
    サイドエアバッグ装置。
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