JP2020056562A - レンジフードやファンの汚染防止技術 - Google Patents

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Abstract

【課題】厨房で発生した油煙を収集し排出するレンジフードやそのファンにおいて汚染防止を可能とする技術を提供する。【解決手段】レンジフードに付属のファンFの圧風の全部を排気ダクトDに送り、その流れで、厨房で発生した油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引し前記排気ダクトを経て廃棄する構造であるから、厨房で発生した油煙や汚れがファンを通過することは無く、従って、レンジフードに付属のファンが、厨房で発生した油煙や汚れで汚染されることはない。【選択図】図1

Description

本発明は、厨房で発生した油煙を収集し排出するレンジフードやそのファンにおいて汚染防止を可能とする技術を実現する。
安価なレンジフードは、厨房で発生した油煙をファンで集めて排出するだけであるが、フィルターを設けて油や埃などを付着させ、清浄にした空気のみを排出する構成が普及している。さらに、油や埃がフィルターに蓄積されたら水で洗浄除去し、加えて特許文献1のようにマイクロ波を照射して油脂を軟化させ、洗浄を容易にする技術も知られている。しかしながら、油煙の油や埃はフィルターに限らず他の厨房設備にも付着するため、定期的に人手で掃除し清掃している。
特開2017-58092号公報
特許文献1の技術では、油や埃がフィルターに付着して汚れたり効率が低下したら洗浄できるが、フィルター以外に付着した油や埃は除去できず、人手に頼るしかない。加えて、ファン自体の汚染は防止できない。
本発明は、油や埃がフィルター以外やファン自体にも付着しないで排出される技術を提案し、フィルター以外やファンの清掃を要しないレンジフードを実現する。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、油や埃が厨房設備の壁面などやファンに付着したりすること無しに直接に排出される技術を提案し、人手に頼っていた厨房設備の清掃を要しないレンジフードを実現することにある。
本発明の技術的課は次のような手段によって解決される。請求項1は、レンジフードに付属のファンの圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで、厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引し前記排気ダクトを経て廃棄する構造であることを特徴とするレンジフードのファンの汚染防止構造である。
請求項2は、レレンジフードに付属のファンで発生た圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで、厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引して前記排気ダクトに送ることを特徴とするレンジフードのファンの汚染防止方法である。
請求項3は、ファンで発生した圧風の半分以上を片方のルートから排気ルートに送り、残りはもう一方のルートから整流ルートに送り、整流ルートを二つに分けて、片方は整流板の底板の下層に送り、もう一方は整流板の中板と前記底板との間の補助層に送り、この補助層から出た圧風はレンジフード外周の隙間から前記中板の上面を経て前記排気ルートに向けて噴出させることを特徴とするレンジフードの汚染防止方法である。
請求項4は、ファンで発生した圧風の半分以上を排気ルートに送風し、残りを整流ルートに送る仕切りを有し、整流ルートに送られた圧風を整流板の底板の下層に送る中央隙間を有し、整流板の中板と前記底板との間の補助層に送った圧風を、レンジフード外周に配設した隙間から前記中板の上面を経由して前記排気ルートに向けて噴出させる構造としたことを特徴とするレンジフードの汚染防止構造である。
請求項5は、前記中板の上に配設した天井壁と前記中板との間に1以上の筒状の圧風管を配設し、前記圧風管の存在しない空間から前記中板の上面を経由した圧風が前記排気ルートに向って送風される構造であることを特徴とする請求項4に記載のレンジフードの汚染防止構造である。
請求項6は、前記天井壁の外周は下向きに湾曲しており、前記底板の下層に向かって吸引された汚れは、前記湾曲の内側を経て、前記レンジフード外周の隙間から噴出した負圧で吸引される構造であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のレンジフードの汚染防止構造である。
請求項7は、前記の圧風ルートを形成する1以上の圧風管を囲むようにフィルターを設けてあることを特徴とする請求項4、請求項5又は請求項6に記載のレンジフードの汚染防止構造である。
請求項1のように、レンジフードに付属のファンの圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで、厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引して排気ダクトに送る構造であるため、厨房で発生した油煙や汚れがファンを通過することは無く、従って、レンジフードに付属のファンが、厨房で発生し油煙や汚れで汚染されることはあり得ない。
請求項2のように、レレンジフードに付属のファンで発生た圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで、厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引して前記排気ダクトに送るので、厨房で発生した油煙や汚れがファンを通過することは無く、レンジフードに付属のファンが、厨房で発生した油煙や汚れで汚染されることはあり得ない。
請求項3のように、ファンで発生した圧風の半分以上を片方のルートから排気ルートに送り、もう一方のルートから整流ルートに送り、整流ルートを二つに分けて、片方は整流板の底板の下層に送り、もう一方は整流板の中板と前記底板との間の補助層に送り、この補助層から出た圧風はレンジフード外周の隙間から前記中板の上面を経て前記排気ルートに向けて噴出させるので、前記底板の下層に負圧で吸引された厨房の油や埃などの汚れは、前記補助層から噴出した負圧で排気ルートに送られて排出される。このように、負圧の空気流で排気ルートに送られて排出され、また負圧の層と底板や中板との間には空気の層が介在しているので、厨房から出た油や埃などの汚れがレンジフードの壁面などに付着する機会が存在しない。
請求項4のように、ファンで発生した圧風の半分以上が排気ルートに送風され、残りは整流ルートに流れるように仕切りを有し、整流ルートに送られた圧風を整流板の底板の下層に送る中央隙間を有し、整流板の中板と前記底板との間の補助層に送った圧風を、レンジフード外周に配設した隙間から前記中板の上面を経て前記排気ルートに向けて噴出させる構造であるため、厨房で発生した油煙などの汚れは、底板の下層に吸引され、次いでレンジフード外周の隙間による負圧で排気ルートに送られて排出されるので、厨房から出た汚れがレンジフードの壁面などに付着することができない。
請求項5のように、前記中板の上に配設した天井壁と前記中板との間に配設した1以上の圧風管の存在しない空間から前記排気ルートに向って噴流が通過するので、厨房から出た汚れがレンジフードの壁面などに付着すること無しに、排出される。
請求項6のように、前記天井壁の外周は下向きに湾曲しており、前記底板の下層に向かって吸引された汚れは、前記湾曲の内側を通って、前記レンジフード外周の隙間から噴出した負圧の流れで前記排気ルートに流れ、排気される。
請求項7のように、前記の圧風管が形成する1以上の筒状体を囲むようにフィルターを設けてあるので、このフィルターで初めて、厨房から出た汚れが付着し、フィルターと共に廃棄される。
本発明によるレンジフードのファンの汚染防止技術を示す断面図で、ファンの正面方向から見ている。 本発明によるレンジフードの汚染防止技術を示す断面図で、ファンの正面方向から見ている。 図2の整流板の下部中央吹きだし部を示す拡大図である。 レンジフード外周の中央向け吹きだし部を示す拡大図である。 図2のレンジフードの側面図である。 図5のファンから出た圧風の流れを示す断面図である。 整流板の全容を示す上方斜視図である。 図7の整流板の平面図である。 フィルターの取付け位置を示す断面図である。
次に本発明によるレンジフードの汚染防止技術が実際上どのように具体化されるか実施形態で説明する。図1は本発明によるレンジフードの正面断面図であり、ファンFの回転羽根と排気ダクトDが現れている。このファンFは排気ダクトD専用であり、発生した圧風は専ら排気ダクトDへガイドAで排気方向に向けて送風される。そのため、ケーシングCで外周が囲まれ、出口Wを残して他を閉鎖している。天板1と略平行に底板2を有している。この底板2の外周に設けた下向きの隙間Gをおいて、前記の天板1を有している。そのため、厨房で発生した油煙や汚れは、ファンFから発生した排気ダクトDの空気流に引かれて上昇し、底板2の外周の隙間Gから吸い上げられて、排気ダクトDに導かれ、外部に排気される。従って、厨房で発生した油煙や汚れは、前記隙間Gから専ら排気ダクトDへ導かれて外部に排気されるので、ファンFを通過することは無く、ファンFが汚染されることも無い。
図2は本発明によるレンジフードの正面断面図で、ファンFはケーシングCで外周が囲まれ、出口Wから圧風が出る。このファンFの下側に、天井壁1、本発明の底板3及び中板5から成る整流板を備え、中央に排煙用の排出口4を有している。以下、圧風の流れに沿って説明する。ファンFから出た圧風は出口Wを出て2分され、排気ダクトDに送風するAルートと、整流板に送風するBルートに分かれる。ファンFから噴出された圧風は風量が多く、風速も早いので、排気ダクトDの付近は負圧となり、排気口4に集められた油煙を勢いよく吸い出し、油煙出口4へと送り出される。
排煙風圧供給筒D1へ流れるAルートと整流用圧風供給筒11へ流れるBルートの2つに分かれるが、まず、整流用の圧風はBルートを通過する際にコネクション部10を経て、圧風供給筒11を通過し、整流室Rに内に入る。整流室Rに入った圧風は、図3のように整流板の下面中央に有る中央吹出隙間6から四八方に放出し、図4のように整流板の外周縁に設けた外周吹き出し隙間7から中央向きに噴出され、排気ダクトDに収束する。前記の中央吹出口6のガイド蓋12と整流底板3とは平行である。なお、吹出口6の隙間は1.0 mm〜 1.5mmである。
図4のように前記底板3の外周が上向きに湾曲し、その先端8が水平に内向きに曲がって、整流板中板5の外周との間に互いに平行な隙間7が形成されている。この隙間7も1.0 mm〜1.5mmである。隙間6、7から噴出される風量は小さいが、風速が速いので、回りの油煙などの汚れを引き込んで、排気ダクトDに送出する。このような増速が円滑となるように整流が行われる。
また、底板3下面の負圧の風は油煙を迅速に吸引してフード外周開口9へ運び、中板5上面と水平端8間の水平隙間7で発生された負圧の風が油煙などの汚れを迅速に中央の排気ダクトDへ運ぶ。なお、底板3の下面や中板5の上面に空気の膜が介在するため、油煙などの汚れが付着することはない。
図5は、本発明のレンジフードの側面図で、ファンFの側面が図示されている。図6は、図5の下部の整流板の拡大図である。ファンFから出た圧風の流れる経路は図2と同じであり、ファンFから出た圧風は、AルートとBルートとに分かれて、Aルートは排気ダクトD1に送風され、Bルートは、圧風供給筒11を通り、整流室Rに内に入る。整流室Rに入った圧風は、図6のように整流器Rの下面中央に有る中央隙間6から底板3下面に高速で噴出されるので、負圧で周りの油煙などの汚れが引き込まれる。底板3と中板5間に吹き込まれた圧風は、整流板の外周縁に設けた外周隙間7から中央に向けて噴出され、負圧となる。そして、底板3下側の汚染層を吸い込んで、中央の排気ダクトDに送出する。
ファンFの下側のレンジフード面積が小さいので、整流板を形成する寸法も短く形成される。
図7は、整流装置の全容を示す上方斜視図、図8は平面図であり、中央に4本の圧風供給筒11が立っている。この圧風供給筒11の中をファン出口Wから降下した圧風は底板3下面に吸引された油煙を、レンジフード外周の隙間7から矢印のように圧風供給筒11の間の空間から中央の排気ダクトDに移送される。
この圧風供給筒11の付近に油煙などの汚れが集まるので、図9のように、圧風供給筒11を取り囲むように鎖線で示すフィルターfを配設してある。フィルターfを筒状に形成した場合、外面下部に油受けを溝状に設けて、液状の油を回収できる構造にしてある。なお、ファンFから出た圧風の割合は、排気口80%、整流器20%程度を想定している。
以上のように、レンジフードに付属のファンから出た圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで1厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引して排気ダクトに送る構造であるため、厨房で発生した油煙や汚れがファンを通過することは無く、従って、レンジフードに付属のファンが、厨房で発生し油煙や汚れで汚染されることはあり得ない。
F ファン
1 フード天板
2 整流板
3 整流底板下
4 油煙出口
5 整流板上面
6 整流板下面吹出口
7 整流板外周縁吹出口
9 フード外周開口部
10 コネクション部
11 圧風供給筒
8 湾曲先端
G 下向き隙間
D 排気ダクト
DS 排煙ダクト
f フィルター(濾過器)
本発明は、厨房で発生した油煙を収集し排出するレンジフードやそのファンにおいて汚染防止を可能とする技術を実現する。
安価なレンジフードは、厨房で発生した油煙をファンで集めて排出するだけであるが、フィルターを設けて油や埃などを付着させ、清浄にした空気のみを排出する構成が普及している。さらに、油や埃がフィルターに蓄積されたら水で洗浄除去し、加えて特許文献1のようにマイクロ波を照射して油脂を軟化させ、洗浄を容易にする技術も知られている。しかしながら、油煙の油や埃はフィルターに限らず他の厨房設備にも付着するため、定期的に人手で掃除し清掃している。
特開2017-58092号公報
特許文献1の技術では、油や埃がフィルターに付着して汚れたり効率が低下したら洗浄できるが、フィルター以外に付着した油や埃は除去できず、人手に頼るしかない。加えて、ファン自体の汚染は防止できない。
本発明は、油や埃がフィルター以外やファン自体にも付着しないで排出される技術を提案し、フィルター以外やファンの清掃を要しないレンジフードを実現する。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、油や埃が厨房設備の壁面などやファンに付着したりすること無しに直接に排出される技術を提案し、人手に頼っていた厨房設備の清掃を要しないレンジフードを実現することにある。
本発明の技術的課は次のような手段によって解決される。請求項1は、ファンで発生した圧風の半分以上を片方のルートから排気ルートに送り、残りはもう一方のルートから整流ルートに2分して送風し、整流ルートを二つに分けて、片方は整流板の底板の下層に送り、もう一方は整流板の中板と前記底板との間の補助層に送り、この補助層から出た圧風はレンジフード外周の隙間から前記中板の上面を経て前記排気ルートに向けて噴出させることを特徴とするレンジフードの汚染防止方法である。
請求項2は、ファンを囲んだケーシングの出口と排気ダクトと整流板との間に配設された仕切りてあって、ファンで発生し前記出口から出た圧風を2分して半分以上を排気ルートに送風し、残りを整流ルートに送風して、整流ルートに送られた圧風を整流板の底板の下層に送る中央隙間を有し、整流板の中板と前記底板との間の補助層に送った圧風を、レンジフード外周に配設した隙間から前記中板の上面を経由して前記排気ルートに向けて噴出させる構造としたことを特徴とするレンジフードの汚染防止構造である。
請求項3は、ファンで発生し前記ケーシングの出口から出た圧風を整流ルートに送る1以上の圧風管を囲むようにフィルターを設けてあることを特徴とする請求項2に記載のレンジフードの汚染防止構造である。
請求項4は、前記中板の上に配設した天井壁の上側から前記中板の下側に送風する1以上の圧風管を配設し、前記圧風管の存在しない空間から前記中板の上面を経由した圧風が前記排気ルートに向って送風される構造であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のレンジフードの汚染防止構造である。
請求項5は、前記天井壁の外周は下向きに湾曲しており、前記底板の下層に向かって吸引された汚れは、前記湾曲の内側を経て、前記レンジフード外周の隙間から噴出した負圧で吸引される構造であることを特徴とする請求項4に記載のレンジフードの汚染防止構造である。
請求項1のように、ファンで発生した圧風の半分以上を片方のルートから排気ルートに送り、残りはもう一方のルートから整流ルートに送風し、整流ルートを二つに分けて、片方は整流板の底板の下層に送り、もう一方は整流板の中板と前記底板との間の補助層に送り、この補助層から出た圧風はレンジフード外周の隙間から前記中板の上面を経て前記排気ルートに向けて噴出させるため、厨房で発生した油煙や汚れがファンを通過することは無く、従って、レンジフードに付属のファンが、厨房で発生した油煙や汚れで汚染されることはあり得ない。
請求項2のように、ファンを囲んだケーシングの出口と排気ダクトと整流板との間に配設された仕切りてあって、ファンで発生し出口から出た圧風を2分して半分以上を排気ルートに送風し、残りを整流ルートに送風し、整流ルートに送られた圧風を整流板の底板の下層に送る中央隙間を有し、整流板の中板と前記底板との間の補助層に送った圧風を、レンジフード外周に配設した隙間から前記中板の上面を経由して前記排気ルートに向けて噴出させる構造としたので、付属のファンが、厨房で発生した油煙や汚れで汚染されることはあり得ない。
請求項3のように、ファンで発生し出口から出た圧風を整流ルートに送る1以上の圧風管を囲むようにフィルターを設けてあるので、このフィルターで初めて、厨房から出た汚れが付着し、フィルターと共に廃棄される。
請求項4のように、前記中板の上に配設した天井壁の上側から前記中板の下側に送風する1以上の圧風管を配設し、前記圧風管の存在しない空間から前記中板の上面を経由した圧風が前記排気ルートに向って送風される構造であるため、厨房で発生した油煙などの汚れは、底板の下層に吸引され、次いでレンジフード外周の隙間による負圧で排気ルートに送られて排出され、厨房から出た汚れがレンジフードの壁面などに付着することはできない。
請求項5のように、前記天井壁の外周は下向きに湾曲しており、前記底板の下層に向かって吸引された汚れは、前記湾曲の内側を経て、前記レンジフード外周の隙間から噴出した負圧で吸引される構造であるため、圧風供給筒11の中をファン出口Wから降下した圧風は底板3下面に吸引された油煙を、レンジフード外周の隙間7から矢印のように圧風供給筒11の間の空間から中央の排気ダクトDに移送される。
本発明によるレンジフードのファンの汚染防止技術を示す断面図で、ファンの正面方向から見ている。 本発明によるレンジフードの汚染防止技術を示す断面図で、ファンの正面方向から見ている。 図2の整流板の下部中央吹きだし部を示す拡大図である。 レンジフード外周の中央向け吹きだし部を示す拡大図である。 図2のレンジフードの側面図である。 図5のファンから出た圧風の流れを示す断面図である。 整流板の全容を示す上方斜視図である。 図7の整流板の平面図である。 フィルターの取付け位置を示す断面図である。
次に本発明によるレンジフードの汚染防止技術が実際上どのように具体化されるか実施形態で説明する。図1は本発明によるレンジフードの正面断面図であり、ファンFの回転羽根と排気ダクトDが現れている。このファンFは排気ダクトD専用であり、発生した圧風は専ら排気ダクトDへガイドAで排気方向に向けて送風される。そのため、ケーシングCで外周が囲まれ、出口Wを残して他を閉鎖している。天板1と略平行に底板2を有している。この底板2の外周に設けた下向きの隙間Gをおいて、前記の天板1を有している。そのため、厨房で発生した油煙や汚れは、ファンFから発生した排気ダクトDの空気流に引かれて上昇し、底板2の外周の隙間Gから吸い上げられて、排気ダクトDに導かれ、外部に排気される。従って、厨房で発生した油煙や汚れは、前記隙間Gから専ら排気ダクトDへ導かれて外部に排気されるので、ファンFを通過することは無く、ファンFが汚染されることも無い。
図2は本発明によるレンジフードの正面断面図で、ファンFはケーシングCで外周が囲まれ、出口Wから圧風が出る。このファンFの下側に、天井壁1、本発明の底板3及び中板5から成る整流板を備え、中央に排煙用の排出口4を有している。以下、圧風の流れに沿って説明する。ファンFから出た圧風は出口Wを出て断面形状が横向きT字状の仕切りで2分され、前記仕切りの上側を排気ダクトDに送風するAルートと、前記仕切りの下側を整流板に送風するBルートに分かれる。ファンFから噴出された圧風は風量が多く、風速も早いので、排気ダクトDの付近は負圧となり、排気口4に集められた油煙を勢いよく吸い出し、油煙出口4へと送り出される。
排煙風圧供給筒D1へ流れるAルートと整流用圧風供給筒11へ流れるBルートの2つに分かれるが、まず、整流用の圧風はBルートを通過する際にコネクション部10を経て、圧風供給筒11を通過し、整流室Rに内に入る。整流室Rに入った圧風は、図3のように整流板の下面中央に有る中央吹出隙間6から四八方に放出し、図4のように整流板の外周縁に設けた外周吹き出し隙間7から中央向きに噴出され、排気ダクトDに収束する。前記の中央吹出口6のガイド蓋12と整流底板3とは平行である。なお、吹出口6の隙間は1.0 mm〜1.5 mmである。
図4のように前記底板3の外周が上向きに湾曲し、その先端8が水平に内向きに曲がって、整流板中板5の外周との間に互いに平行な隙間7が形成されている。この隙間7も1.0 mm〜1.5mmである。隙間6、7から噴出される風量は小さいが、風速が速いので、回りの油煙などの汚れを引き込んで、排気ダクトDに送出する。このような増速が円滑となるように整流が行われる。
また、底板3下面の負圧の風は油煙を迅速に吸引してフード外周開口9へ運び、中板5上面と水平端8間の水平隙間7で発生された負圧の風が油煙などの汚れを迅速に中央の排気ダクトDへ運ぶ。なお、底板3の下面や中板5の上面に空気の膜が介在するため、油煙などの汚れが付着することはない。
図5は、本発明のレンジフードの側面図で、ファンFの側面が図示されている。図6は、図5の下部の整流板の拡大図である。ファンFから出た圧風の流れる経路は図2と同じであり、ファンFから出た圧風は、AルートとBルートとに分かれて、Aルートは排気ダクトD1に送風され、Bルートは、圧風供給筒11を通り、整流室R内に入る。整流室Rに入った圧風は、図6のように整流器Rの下面中央に有る中央隙間6から底板3下面に高速で噴出されるので、負圧で周りの油煙などの汚れが引き込まれる。底板3と中板5間に吹き込まれた圧風は、整流板の外周縁に設けた外周隙間7から中央に向けて噴出され、負圧となる。そして、底板3下側の汚染層を吸い込んで、中央の排気ダクトDに送出する。
ファンFの下側のレンジフード面積が小さいので、整流板を形成する寸法も短く形成される。
図7は、整流装置の全容を示す上方斜視図、図8は平面図であり、中央に4本の圧風供給筒11が立っている。この圧風供給筒11の中をファン出口Wから降下した圧風は底板3下面に吸引された油煙を、レンジフード外周の隙間7から矢印のように圧風供給筒11の間の空間から中央の排気ダクトDに移送される。
この圧風供給筒11の付近に油煙などの汚れが集まるので、図9のように、圧風供給筒11を取り囲むように鎖線で示すフィルターfを配設してある。フィルターfを筒状に形成した場合、外面下部に油受けを溝状に設けて、液状の油を回収できる構造にしてある。なお、ファンFから出た圧風の割合は、排気口80%、整流器20%程度を想定している。
以上のように、レンジフードに付属のファンから出た圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで1厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引して排気ダクトに送る構造であるため、厨房で発生した油煙や汚れがファンを通過することは無く、従って、レンジフードに付属のファンが、厨房で発生し油煙や汚れで汚染されることはあり得ない。
F ファン
1 フード天板
2 整流板
3 整流底板下
4 油煙出口
5 整流板上面
6 整流板下面吹出口
7 整流板外周縁吹出口
9 フード外周開口部10 コネクション部
11 圧風供給筒
8 湾曲先端
G 下向き隙間
D 排気ダクト
DS 排煙ダクト
f フィルター(濾過器)

Claims (7)

  1. レンジフードに付属のファンの圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで、厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引し前記排気ダクトを経て廃棄する構造であることを特徴とするレンジフードのファンの汚染防止構造。
  2. レレンジフードに付属のファンで発生た圧風の全部を排気ダクトに送り、その流れで、厨房で発生し油煙や汚れを、レンジフード外周の隙間から吸引して前記排気ダクトに送ることを特徴とするレンジフードのファンの汚染防止方法。
  3. ファンで発生した圧風の半分以上を片方のルートから排気ルートに送り、残りはもう一方のルートから整流ルートに送り、整流ルートを二つに分けて、片方は整流板の底板の下層に送り、もう一方は整流板の中板と前記底板との間の補助層に送り、この補助層から出た圧風はレンジフード外周の隙間から前記中板の上面を経て前記排気ルートに向けて噴出させることを特徴とするレンジフードの汚染防止方法。
  4. ファンで発生した圧風の半分以上を排気ルートに送風し、残りを整流ルートに送る仕切りを有し、整流ルートに送られた圧風を整流板の底板の下層に送る中央隙間を有し、整流板の中板と前記底板との間の補助層に送った圧風を、レンジフード外周に配設した隙間から前記中板の上面を経由して前記排気ルートに向けて噴出させる構造としたことを特徴とするレンジフードの汚染防止構造。
  5. 前記中板の上に配設した天井壁と前記中板との間に1以上の筒状の圧風管を配設し、前記圧風管の存在しない空間から前記中板の上面を経由した圧風が前記排気ルートに向って送風される構造であることを特徴とする請求項4に記載のレンジフードの汚染防止構造。
  6. 前記天井壁の外周は下向きに湾曲しており、前記底板の下層に向かって吸引された汚れは、前記湾曲の内側を経て、前記レンジフード外周の隙間から噴出した負圧で吸引される構造であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のレンジフードの汚染防止構造。
  7. 前記の圧風ルートを形成する1以上の圧風管を囲むようにフィルターを設けてあることを特徴とする請求項4、請求項5又は請求項6に記載のレンジフードの汚染防止構造。
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