JP2002130756A - 換気扇 - Google Patents

換気扇

Info

Publication number
JP2002130756A
JP2002130756A JP2000324270A JP2000324270A JP2002130756A JP 2002130756 A JP2002130756 A JP 2002130756A JP 2000324270 A JP2000324270 A JP 2000324270A JP 2000324270 A JP2000324270 A JP 2000324270A JP 2002130756 A JP2002130756 A JP 2002130756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
fan
duct
hole
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000324270A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinosuke Tabata
吉之輔 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000324270A priority Critical patent/JP2002130756A/ja
Publication of JP2002130756A publication Critical patent/JP2002130756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気扇の取り付け孔を小さく、換気量を大き
く、しかも、騒音も小さくできるようにする。 【解決手段】 室内側に設けた換気孔1を換気ダクト3
で屋外に設けた送風部4の排気ダクト6の連結部10と
接続する。前記送風部4は、吸気孔5と排気ダクト6を
設けたケース7の内部に送風ファン8とモータ9を備え
ており、送風部4から送風を行って、連結部10の圧力
を負圧にして、換気ダクト3に接続された換気孔1から
室内の空気を吸引して換気する。この際、送風部4の送
風量を増せば換気量を大きくできる。また、このとき、
送風部4は屋外なので、モータ9やファン8の騒音の室
内への進入を阻止できる。また、取り付け孔にファンを
取り付ける必要がないので、小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取り付け場所を
選ぶことなく、取り付け工事が簡単に行え、しかも、静
寂性に富んだ換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の空気を戸外へ排出するために用い
るものとして換気扇がある。換気扇には、取り付け場所
や用途に合わせて様々な構造のものがある。
【0003】例えば、居間、台所、事務室などに用いら
れる一般用のものでは、フレームに直接ファンとモータ
を取り付けた構造となっており、フレームに合った換気
口を壁面に設けて取り付ける。
【0004】ところで、上記のようなファンとモータを
フレームに取り付けた構造の換気扇では、換気量の設定
には、二つの方法が考えられる。
【0005】一つはファンの回転数を変えるという方法
である。もう一つは、ファンの径を変えるという方法で
ある。
【0006】ファンの回転数を変えるという方法では、
換気量を大きくしようとすると、モータの回転音ととも
に、ファンの風切り音も大きくなるという問題がある。
【0007】一方、ファンの径を変える方法では、ファ
ンの径を大きくした分だけ回転数を下げて、騒音の低下
を図りながら換気量を向上させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにファンの径を大きくしたものでは、大きなファン
を取り付けるためフレームが大きくなり、壁面の取り付
け孔も大きなものが必要になる。そのため、取り付け工
事も大変である。また、フレームのサイズが大きくなる
ので、壁面に取り付けると目立ってしまって見た目も悪
いという問題がある。
【0009】そこで、この発明の課題は、壁面取り付け
タイプの換気扇において、取り付け孔を小さく、かつ、
換気量を大きくできるようにするとともに、騒音も小さ
くできるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、室内側に設けられる換気孔と、屋外
に設けられる送風部と、前記換気孔と送風部とを壁を貫
通して接続する換気ダクトとからなり、前記送風部は、
吸気孔と排気ダクトを備えたケースの内部に、送風ファ
ンとモータを備えるとともに、前記排気ダクトに屋外壁
面に貫通させた換気ダクトに接続する連結部を備えてい
る構成を採用したのである。
【0011】このような構成を採用することにより、送
風部で送風を行うと、その送風によって送風部の排気ダ
クトに接続された連結部の圧力が低下する。この連結部
の圧力が低下すると、連結部に接続された換気ダクトの
圧力が低下するので、換気ダクトに接続された換気孔か
ら室内側の空気が吸引されて換気することができる。
【0012】このとき、送風部の送風量を増やせば換気
量を大きくできる。その際、送風部は屋外に置かれてい
るので、モータの回転音とともに、ファンの風切り音の
室内への進入を排除できる。また、送風部によりファン
を室外に設けたので、室内側に設ける換気孔も小さくで
きる。しかも、換気ダクトの断面積を小さくしても送風
部の送風量を増やして吸引力を強くすれば、吸引速度を
速くできるので、換気量を低下しないようにできる。
【0013】また、このとき、上記送風部の連結部に整
流板を設けた構成を採用すれば、整流板によって換気流
の渦流や乱流を抑制することができるので、効率よく換
気ができて、渦流や乱流による騒音の発生も抑制でき
る。
【0014】また、その際、整流板の開閉角度を変えれ
るようにすれば、発生する負圧の量を調整することがで
きるので、換気量を最適に調整できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、この形態の換
気扇は、室内側に設けられる換気孔1と、室外側に設け
られる送風部4と、前記換気孔1と送風部4間を壁を貫
通して接続する換気ダクト3とからなり、前記送風部4
は、吸気孔5と排気ダクト6を設けたケース7内部に送
風ファン8とモータ9とを備えた構成となっている。
【0017】また、送風部4の排気ダクト6には、屋外
壁面2に貫通した換気ダクト3に接続する連結部10を
備えている。
【0018】換気孔1は、この形態の場合、図2に示す
ように、取り付け枠11を設けた開口部12とホーン状
の換気ダクト3とを一体にしたものとなっている。ま
た、換気ダクト3は、一方が開口部12の上方に設けた
スリット状にした吸引口13から連接され、他方には後
述するように、排気ダクト6の連結部10との接合部が
形成されている。
【0019】このとき、吸引口13を開口部12の上方
に設けることにより、上層の空気を排気できるようにし
てある。また、開口部12の下部に油受け皿14を設け
て換気に伴う油汚れを回収できるようにしてある。
【0020】この換気ダクト3と一体になった換気孔1
は、図3に示すように、壁面に取り付け孔15を設けて
取り付け枠11を挿通すれば取り付けられる。
【0021】このとき、取り付け孔15は、取り付け枠
11が嵌入できる程度の大きさでよく、取り付け枠11
は吸引口13のスリットの大きさに合わせたものでよ
い。そのため、取り付け枠11も小さいものでよいの
で、取り付け孔15も小さなものとなり、取り付け工事
も簡単にできる。
【0022】送風部4は、ケース7(ここでは直方体で
あるが、これに限定されない)の一方に吸気孔5を形成
し、他方に排気ダクト6を設けた形状となっており、ケ
ース7内には、送風ファン8とモータ9とが設けられて
いる。
【0023】また、ケース7は、この形態では図1に示
すように、排気ダクト6を上向きにして、後述するよう
に、連結部10を屋外壁面2の換気ダクト3と接続する
ことにより、固定するようになっている。
【0024】また、ケース7内の送風ファン8とモータ
9とは、例えば図1のように、直列に接続されて上向き
に配置されており、排気ダクト6に向けて上向きの送風
を行うようになっている。なお、この形態では、このよ
うに排気ダクト6を上向きとなるようにケース7を配置
したが、排気ダクト6やケース7は上向き以外の横向き
や下向きであっても良いことは当然である。
【0025】この排気ダクト6は、断面形状を長方形と
したもので、先端を斜め上方に向けて屈曲させてあり、
雨などの進入を阻むようになっている。
【0026】また、この屈曲させた排気ダクト6には、
換気ダクト3との連結部10が設けられている。
【0027】この連結部10は、排気ダクト6の中程か
ら形成されており、連結部端には、例えばボルトなどで
接合できるように換気ダクト3との接合部が設けられて
いる。この連結部10には整流板16が設けられてい
る。
【0028】整流板16は、図1のように、複数枚を並
行に設けて、整流板16と整流板16の間隔を狭くして
ある。こうすることにより、整流板16と整流板16の
間に排気ダクト6の送風圧により負圧を生じ易くしてあ
る。また、その際、整流板16は、換気流の渦流や乱流
を抑制することができるので、効率の良い換気と渦流や
乱流による騒音の発生も抑制できる。
【0029】また、整流板16は、例えば軸支すること
により、図1の破線に示すように、各整流板16の開閉
角度を変えられるようにすれば、負圧の発生量を調整す
るようにできる。そのため、例えば取り付けるモータ9
の容量や送風ファン8の形状や大きさに合わせて開閉角
を調整すれば、換気量を最適に調整できる。
【0030】この形態は、上記のように構成されてお
り、この換気扇の取り付けでは、壁面に取り付け孔15
を設けるが、取り付け孔15は、上述したように小さな
もので良いので簡単な工事でよい。
【0031】こうして設けた取り付け孔15には、換気
孔1を取り付ける。換気孔1は、取り付け枠11を設け
た開口部12とホーン状の換気ダクト3とが一体になっ
ているので、取り付け枠11を取り付け孔15に挿入す
ると、屋外壁面2に貫通した取り付け孔15から換気ダ
クト3の他端が臨み、この他端と送風部4の排気ダクト
6の連結部10とを接続すると取り付けが完了する。
【0032】このように取り付けられた換気扇では、送
風部4のモータ9を作動すると、送風ファン8によって
吸気孔5から外気が吸い込まれ、吸い込まれた外気は送
風部4の排気ダクト6から排気される。
【0033】このとき、この送風により送風部4の排気
ダクト6に接続された連結部10の圧力が低下し、この
圧力低下で連結部10に接続された換気ダクト3の圧力
も低下する。そのため、換気ダクト3に接続された換気
孔1から室内側の空気が吸引され、換気することができ
る。
【0034】このとき、送風部4の送風量を増やせば換
気量を大きくできる。また、送風部4は屋外に置かれて
いるので、モータ9の回転音とともに、送風ファン8の
風切り音の室内への進入を少なくできるので静寂性を保
てる。
【0035】その際、連結部10に整流板16を設けた
ことにより、渦流や乱流を抑制することができるので効
率よく換気ができる。また、渦流や乱流による騒音の発
生も抑制できるので、静寂性をより向上できる。
【0036】このように、この換気扇は、壁面に設ける
取り付け孔15を、従来のように、ファンを取り付けた
フレームに合わせて大きく設けなくてもよいので小さく
できる。その結果、換気孔1も小さく軽くできるので、
工事が簡単、かつ、容易に行える。しかも、見た目もよ
くできる。
【0037】また、換気孔1を小さくしても送風部4の
送風量を増やして換気量を増やせば、吸引力を強く、吸
引速度を速くして換気量を低下させないようにできる。
【0038】なお、実施形態では、換気孔1と換気ダク
ト3を一体としたものについて述べたが、これに限定さ
れるものではなく、別体のものでもよい。
【0039】また、実施形態では、本願の換気扇を壁に
設けたものを示したが、これに限定されるものではな
い。例えば、換気孔1を天井に設けて天井取り付けの換
気扇としてもよい。
【0040】さらに、送風部4のモータ9が直接排気に
触れないので、湿気を含んだ場所、例えば、浴室などの
換気扇としても最適である。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したこと
により、取り付け孔を小さくして取り付け工事が簡単に
でき、しかも、目立たないようにもできる。さらに、換
気量を大きく、かつ、騒音も小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断面図
【図2】実施形態の分解斜視図
【図3】実施形態の要部の断面図
【符号の説明】
1 換気孔 2 屋外壁面 3 換気ダクト 4 送風部 5 吸気孔 6 排気ダクト 7 ケース 8 送風ファン 9 モータ 10 連結部 11 取り付け枠 12 開口部 13 吸引口 14 油受け皿 15 取り付け孔 16 整流板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側に設けられる換気孔と、屋外に設
    けられる送風部と、前記換気孔と送風部とを壁を貫通し
    て接続する換気ダクトとからなり、 前記送風部は、吸気孔と排気ダクトを備えたケースの内
    部に、送風ファンとモータを備えるとともに、前記排気
    ダクトに屋外壁面に貫通させた換気ダクトに接続する連
    結部を備えていることを特徴とする換気扇。
  2. 【請求項2】 上記送風部の連結部に整流板を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
JP2000324270A 2000-10-24 2000-10-24 換気扇 Pending JP2002130756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324270A JP2002130756A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324270A JP2002130756A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 換気扇

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002130756A true JP2002130756A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18801831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324270A Pending JP2002130756A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002130756A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278859A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
WO2020071292A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 明彦 山口 レンジフードやファンの汚染防止技術

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278859A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP4494269B2 (ja) * 2005-03-30 2010-06-30 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
WO2020071292A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 明彦 山口 レンジフードやファンの汚染防止技術
KR20210032540A (ko) * 2018-10-02 2021-03-24 아키히코 야마구치 레인지 후드 및 팬의 오염 방지 기술
KR102324976B1 (ko) 2018-10-02 2021-11-10 아키히코 야마구치 레인지 후드 및 팬의 오염 방지 기술

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211451285U (zh) 节能室内排气装置
JP2002130756A (ja) 換気扇
KR20070111696A (ko) 배기용 후드
JP3297564B2 (ja) 同時給排形換気扇
JP3617941B2 (ja) 軒天井の取付け構造
JP4328085B2 (ja) 換気構造
JP5073096B2 (ja) 熱交換換気装置
JPWO2010109662A1 (ja) 熱交換換気装置
JPH0320663Y2 (ja)
JPH0325234A (ja) 換気用通風器
JP4002661B2 (ja) 換気装置
JP3110176U (ja) 消音装置
JP3820669B2 (ja) 換気用の多翼ファン式送風機
JPH10318565A (ja) 空気調和機の室外機
JPS637776Y2 (ja)
JP3079898B2 (ja) 空気調和装置
JP3024909B2 (ja) 換気装置
JPH0835701A (ja) 換気装置
JP3471544B2 (ja) 換気装置
JP3145410U (ja) 天井の軽量鋼構造体に取り付けるためのファン構造体
JP3599455B2 (ja) 強制給排気式レンジフードファン
JPS6130111Y2 (ja)
JP2005134026A (ja) 換気装置付空気調和機
JP2002349907A (ja) 空気調和装置
JPH03274338A (ja) 換気扇

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040705

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02