JP3024909B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP3024909B2
JP3024909B2 JP6180004A JP18000494A JP3024909B2 JP 3024909 B2 JP3024909 B2 JP 3024909B2 JP 6180004 A JP6180004 A JP 6180004A JP 18000494 A JP18000494 A JP 18000494A JP 3024909 B2 JP3024909 B2 JP 3024909B2
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隆 横山
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の室内、天井裏、
および床下の換気をする換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、今後の主流となっていくと思われ
る高気密、高断熱住宅では、換気は必須条件であり、結
露防止もふまえ室内のみならず天井裏および床下等の換
気の重要性が求められている。
【0003】従来、この種の換気装置は、天井裏用換気
装置、床下用換気装置、および室内用換気装置等、個別
に換気装置を設置する構成が一般的であった。以下、そ
の構成について図3を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、建物101の室壁102
の上方には、天井裏103と室外104とを連通するよ
うに天井裏用換気装置105が設けられ、また、室壁1
02の下方には、床下106と室外104とを連通する
ように床下用換気装置107が設けられている。一方、
室内108の天井109には、ダクト110を介して室
内108と室外104とを連通するように室内用換気装
置111が設けられている。
【0005】上記構成において、天井裏用換気装置10
5、床下用換気装置107、および室内用換気装置11
1を運転すると、天井裏103の温度の高い空気、床下
106の湿度の高い空気、および室内108の汚れた空
気が室外104へ排出されることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
装置では、天井裏103、床下106、および室内10
8を換気するために、個々に空気を送る羽根112、お
よび羽根112を駆動する電動機113を備えた天井裏
用換気装置105、床下用換気装置107、および室内
用換気装置111を設置しなければならないので、その
施工工事に手間がかかるとともに、羽根112の回転音
および電動機113の電気音などの騒音が増大するとい
う課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、個々
に羽根、および電動機を有した換気装置を天井裏、床
下、および室内のそれぞれに用いることなく、天井裏お
よび床下の空気を加圧空気として誘引送風装置に供給
し、室内の空気とともに室外に排出することによって、
低騒音で、しかも、施工性を向上させることのできる換
気装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】第2の目的は天井裏および床下の湿度に応
じて天井裏および床下を効率良く換気することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、室内外を連通する排気路に
設けられ、前記排気路の室外側に加圧空気を吹き出させ
ることによって室内の空気を室外側へ誘引する誘引送風
装置と、前記誘引送風装置に加圧空気を供給する送風機
とを備え、前記送風機の吸い込み口を換気を必要とする
天井裏および床下に連通させてなる換気装置の構成とし
たものである。
【0010】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、天井裏および床下の湿度を検知する湿度検知手
段と、前記湿度検知手段の検知信号にもとづいて前記天
井裏、あるいは前記床下から送風機の吸い込み口に流入
する空気量を調節する空気量調節手段とを設けた換気装
置の構成としている。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、換
気装置を運転すると、天井裏および床下の空気は、送風
機の吸い込み口から送風機に吸い込まれていき、そして
加圧空気となって誘引送風装置から排気路の室外側に吹
き出され、この誘引作用によって誘引された室内の空気
とともに室外に排出されることとなる。
【0012】また、第2の手段の構成により、湿度検知
手段が天井裏および床下の湿度を検知し、これらの検知
信号にもとづいて空気量調節手段が天井裏、あるいは床
下から送風機の吸い込み口に流入する空気量を調節する
こととなり、したがって天井裏、および床下は、その湿
度によって適切な換気量に調節されることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1を参
照しながら説明する。
【0014】図に示すように、建物1の天井裏2に配管
した排気ダクト3を介して室内4と室外5を連通する排
気路6の室内4側には、排気路6の室外5側に加圧空気
を吹き出させることによって室内4の空気を室外5側へ
誘引する誘引送風装置7が設けられている。そして、誘
引送風装置7の加圧空気流入口8には、天井裏2および
室壁9を通して配管した加圧空気供給ダクト10の一方
の端部が接続されており、この加圧空気供給ダクト10
のもう一方の端部は、室外5側に設置した送風機11の
吐出口12に接続されている。
【0015】一方、換気を必要とする天井裏2と床下1
3とは、室壁9を通して配管した第1の吸い込みダクト
14によって連通されており、この吸い込みダクト14
の床下13側に設けた分岐部15には、前記送風機11
の吸い込み口16が第2の吸い込みダクト17を介して
連通接続されている。
【0016】上記構成において、送風機11を運転する
と、天井裏2および床下13の空気は、第1の吸い込み
ダクト14および、第2の吸い込みダクト17を通って
吸い込み口16から送風機11に吸い込まれていき、そ
して加圧空気となって吐出口12および加圧空気供給ダ
クト10を通って加圧空気流入口8から誘引送風装置7
に流入していき、そして、排気路6の室外5側に向かっ
て勢いよく吹き出されると同時に、排気路6内部の空気
が室外5側に移動する誘引作用が発生し、これによって
誘引された室内4の空気とともに室外5へ排出されるこ
ととなる。
【0017】また、天井裏2に誘引送風装置7を、室外
5に送風機11をそれぞれに設置し、これらを配管する
とともに、送風機11の電源等の電気配線をするだけの
単純な作業を行うだけで、その施工工事を完了させるこ
とができ、しかも、騒音を増大させる回転音および電気
音などの発生源である羽根および電動機(図示せず)は
送風機11に設けるだけでよく、騒音を大幅に低減させ
ることができる。
【0018】このように本発明の第1実施例の換気装置
によれば、個々に羽根、および電動機を有した換気装置
を天井裏2、床下13、および室内4のそれぞれに用い
る必要がないことから、電気配線等の複雑な工事を狭い
天井裏2、あるいは床下13で行わなくてもよく、その
施工性を向上させることができ、しかも、羽根の回転音
および電動機の電気音などの騒音を大幅に減少させるこ
とができ、さらに、天井裏2と床下13の空気を誘引送
風装置7へ加圧空気として供給するので、天井裏2と床
下13から換気のために単に排気するだけでなく、排出
する空気を有効に利用できるとともに、排出するための
専用のエネルギーを必要としない。
【0019】つぎに本発明の第2実施例について図2を
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同じ構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0020】図に示すように本実施例は上記第1実施例
に対し、天井裏2および床下13の湿度を検知するよう
に第1の吸い込みダクト14の天井裏2側および床下1
3側のそれぞれに配置した湿度センサ21、22からな
る湿度検知手段23を設け、この湿度検知手段23の検
知信号にもとづいて、第1の吸い込みダクト14の天井
裏2側および床下13側のそれぞれに設けた開閉ダンパ
ー25、26を開閉することによって、天井裏2あるい
は床下13から送風機11の吸い込み口16に吸い込ま
れる空気量を調節する駆動部27、28からなる空気量
調節手段29を設けた点に特徴がある。
【0021】上記構成において、湿度検知手段23の湿
度センサ21が天井裏2、および湿度センサ22が床下
13の湿度を検知し、例えば床下13の湿度が天井裏2
の湿度より高い場合には、この検知信号にもとづいて空
気量調節手段29の駆動部27が、開閉ダンパー25を
閉鎖方向に、開閉ダンパー26を全開方向に駆動させる
ことによって、天井裏2の空気の吸い込み量を減少させ
ると同時に床下13の空気の吸い込み量を増大させるこ
ととなり、したがって、湿度の高い床下13の換気量が
増大し、湿度の低い天井裏2の換気量が減少することと
なる。
【0022】このように本発明の第2実施例の換気装置
によれば、天井裏2および床下13の湿度差に応じて天
井裏2および床下13を効率よく換気することができ
る。
【0023】なお、第1および第2実施例では、送風機
11の設置場所を室外5にしたが天井裏2もしくは機械
室等でもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば室内外を連通する排気路に、この排気路の室
外側に加圧空気を吹き出させることによって室内の空気
を室外側へ誘引する誘引送風装置を設け、この誘引送風
装置に加圧空気を供給する送風機の吸い込み口を換気を
必要とする天井裏および床下に連通させることによっ
て、低騒音で、しかも、施工性を向上させることがで
き、さらに、エネルギーを有効に利用した換気装置が提
供できる。
【0025】また、天井裏および床下の湿度を湿度検知
手段で検知し、これらの検知信号にもとづいて空気量調
節手段が、天井裏あるいは床下から送風機の吸い込み口
に流入する空気量を調節するので、天井裏および床下の
湿度に応じて天井裏および床下を効率よく換気すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の換気装置の設置断面図
【図2】同第2実施例の換気装置の設置断面図
【図3】従来の換気装置の設置断面図
【符号の説明】
4 室内 5 室外 6 排気路 7 誘引送風装置 11 送風機 23 湿度検知手段 29 空気量調節手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/10 101 F04F 5/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内外を連通する排気路に設けられ、前
    記排気路の室外側に加圧空気を吹き出させることによっ
    て室内の空気を室外側へ誘引する誘引送風装置と、前記
    誘引送風装置に加圧空気を供給する送風機とを備え、前
    記送風機の吸い込み口を換気を必要とする天井裏および
    床下に連通させてなる換気装置。
  2. 【請求項2】 天井裏および床下の湿度を検知する湿度
    検知手段と、前記湿度検知手段の検知信号にもとづいて
    前記天井裏、あるいは前記床下から送風機の吸い込み口
    に流入する空気量を調節する空気量調節手段とを設けた
    請求項1記載の換気装置。
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