JP2007212026A - 住宅用換気システム - Google Patents

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泰之 稲田
Tomonobu Wakamatsu
朋宜 若松
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Abstract

【課題】各居室の換気風量を均一にするため、集風部材が別途必要となるが、集風部材の形状特性により各居室の換気風量は固定され、換気風量を変更することができず、各居室へ配設される内径が略φ50mmのダクトを直接換気装置本体に接続すると各居室への風量が均一に確保できなく、生活に応じ必要な換気風量を各居室毎で適宜調節できないという課題があった。
【解決手段】廊下または階段ホールの天井裏にファンモーター2を備えた換気装置3を設置し、住宅の外壁に排気ダクトを介して換気装置3と連通する吹き出し口を設け、各居室に略φ50mmの吸込みダクト13を介して換気装置3と連通する吸込み口を設けた住宅用換気システムであって、換気装置3内部に前記各居室毎に調節可能な電動ダンパー27を備えることにより、各居室への風量を均一にできる住宅用換気システムを提供できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダクトを介して複数の居室の換気を行う住宅用換気システムに関する。
従来、この種の住宅用換気システムは、複数の居室内の空気を換気装置に備えたダクトを介して吸込み、室外へ強制排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その住宅用換気システムについて図7を参照しながら説明する。
図に示すように、換気を必要とする各階の部屋に吸込み口101を設け、各階毎にそれぞれの吸込み口101と連通する略φ50mmのダクト102の接続される吸込みダクト接続口103と略φ100のダクト104の接続される吐出口105を有した集風器106を各階の天井裏107に設け、室外108と連通し設けられる1台の排気用の送風装置109を略φ100のダクト104を介して各階の集風器106と接続し、各階の吸込み口101よりほぼ同一の風量で換気を行う構成としていた。
特開平10−170049号公報
このような従来の住宅用換気システムでは、各居室の換気風量を均一にするための集風部材が別途必要となり、施工費や部材費などでコスト高となるという課題がある。
また、各居室毎に適正な風量調節ができないという課題がある。
また、各居室へ配設される略φ50mmのダクトを直接換気装置本体に接続すると各居室への風量が均一に確保できないという課題がある。
また、集風器の形状特性により各居室の換気風量は固定され、換気風量を変更することができず、例えば、生活に応じ必要な換気風量を各居室毎などで適宜調節できないという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、集風部材などが不要となり、部材費などのコストが低減でき、また、各居室への風量を均一に確保することや、生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できる住宅用換気システムを提供することを目的としている。
また、各居室へ配設される内径が略φ50mmのダクトを、必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できる換気装置本体に直接接続することで施工費が低減できる住宅用換気システムを提供することを目的としている。
本発明の住宅用換気システムは上記目的を達成するために、複数の居室を有する住宅において、廊下または階段ホールの天井裏に、内部にファンモーターを備えた換気装置を設置し、前記住宅の外壁に排気ダクトを介して前記換気装置と連通する吹き出し口を設け、複数の前記居室に、吸込みダクトを介して前記換気装置と連通する吸込み口と、室外と連通し外気を給気する自然給気口を設けた住宅用換気システムであって、前記吸込みダクトの径を略φ50mmとし、前記換気装置本体内部に各前記居室毎に風量の調節可能な風量調節機構を設けるとしたものである。
この手段により、集風部材などが不要となり、部材費などのコスト低減ができ、また、各居室へ配設される内径が略φ50mmのダクトを直接換気装置本体に接続することで施工費が低減できる、また、各居室への風量を均一に確保することや、住宅の吸込みダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失に影響されず必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、風量調節機構を、吸込みダクトを接続する吸込みダクト接続口に設けるとしたものである。
この手段により、吸込み口に風量調節機構を設けた場合は、風量調節機構から発生した騒音が直接室内へ伝わることになるが、換気装置内部に風量調節機構を備えることで直接居室への騒音が伝わることがなくなり、居室内の快適性を向上することができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、風量調節機構を、手動にて可動する手動ダンパーにより吸込み口の開口面積を任意に制御することとしたものである。
この手段により、居住者が生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、風量調節機構を、電動にて可動する電動ダンパーにより吸込みダクト接続口の開口面積を任意に制御するとしたものである。
この手段により、居住者が生活に応じ必要な換気風量を遠隔操作にて各居室毎に適宜調節できる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、風量調節機構を、電動ダンパーの上流側と下流側において検知した空気圧力差により前記電動ダンパーを制御するとしたものである。
この手段により、空気圧力差より求めた風量をもとに電動ダンパーを調節することで、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を送風することができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、特定の居室の換気風量を増減した時に換気システムの総風量を自動的に一定に維持できることとしたものである。
この手段により、居住者が特定の居室の風量を増減させた場合でも過度な送風または必要風量を下回る送風をすることなく一定風量で送風を行うため、省エネ効果を高めることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、居室に設けた人感センサーにより電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減するとしたものである。
この手段により、居住者が不在の居室の換気風量を抑制させ、居住者が在室の居室に適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、居室または吸込みダクト接続部に設けた検知装置により電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減するとしたものである。
この手段により、検知装置の検出値により必要風量を推定し換気風量を制御することで適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、検知装置に、炭酸ガスを検知する炭酸ガス検知部を設けた
としたものである。
この手段により、居住者の人数により居室の換気風量を制御することで、適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、検知装置に、温度を検知する温度検知部を設けたとしたものである。
この手段により、夏季に日射により特定の居室内の室温が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで室温を下げることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、検知装置に、湿度を検知する湿度検知部を設けたとしたものである。
この手段により、梅雨時の湿気により特定の居室内の湿度が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで湿度を下げることができ、あるいは、特定の居室内で料理などを行い、発生した水分により居室内の湿度が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで急速に湿度を排気することができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、検知装置に、塵埃を検知する塵埃検知部を設けたとしたものである。
この手段により、清掃時に特定の居室内の塵埃量が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで発生した塵埃量を急速に居室外へ排出し、居室内の空気清浄度を高めることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、風量調節機構を、略振り子状の受風板よりなるとしたものである。
この手段により、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を送風することができ、さらに、開閉動作に電力が不要のため省エネ効果を高めることができる住宅用換気システムが得られる。
また、他の手段は、換気装置本体下面に、風量調節機構の操作部を設けたとしたものである。
この手段により、点検口もしくは化粧板を開閉するのみで、居住者が生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に容易に適宜調節できる住宅用換気システムが得られる。
本発明によれば、複数の居室を有する住宅において、廊下または階段ホールの天井裏に、内部にファンモーターを備えた換気装置を設置し、前記住宅の外壁に排気ダクトを介して前記換気装置と連通する吹き出し口を設け、複数の前記居室に、吸込みダクトを介して前記換気装置と連通する吸込み口と、室外と連通し外気を給気する自然給気口を設けた住宅用換気システムであって、前記吸込みダクトの径を略φ50mmとし、前記換気装置本体内部に各前記居室毎に風量の調節可能な風量調節機構を設けることにより、集風部材などが不要となり、部材費などのコスト低減ができ、また、各居室へ配設される内径が略φ50mmのダクトを直接換気装置本体に接続することで施工費が低減できる、また、各居室への風量を均一に確保することや、住宅の吸込みダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失に影響されず必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、風量調節機構を、吸込みダクトを接続する吸込みダクト接続口に設けることにより、吸込み口に風量調節機構を設けた場合は、風量調節機構から発生した騒音が直接室内へ伝わることになるが、換気装置内部に風量調節機構を備えることで直接居室への騒音が伝わることがなくなり、居室内の快適性を向上することができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、風量調節機構を、手動にて可動する手動ダンパーにより吸込み口の開口面積を任意に制御することにより、居住者が生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、風量調節機構を、電動にて可動する電動ダンパーにより吸込みダクト接続口の開口面積を任意に制御することにより、居住者が生活に応じ必要な換気風量を遠隔操作にて各居室毎に適宜調節できるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、風量調節機構を、電動ダンパーの上流側と下流側において検知した空気圧力差により前記電動ダンパーを制御することにより、空気圧力差より求めた風量をもとに電動ダンパーを調節することで、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を送風することができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、特定の居室の換気風量を増減した時に換気システムの総風量を自動的に一定に維持できることにより、居住者が特定の居室の風量を増減させた場合でも過度な送風または必要風量を下回る送風をすることなく一定風量で送風を行うため、省エネ効果を高めることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、居室に設けた人感センサーにより電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減することにより、居住者が不在の居室の換気風量を抑制させ、居住者が在室の居室に適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、居室または吸込みダクト接続部に設けた検知装置により電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減することにより、検知装置の検出値により必要風量を推定し換気風量を制御することで適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、検知装置に、炭酸ガスを検知する炭酸ガス検知部を設けたことにより、居住者の人数により居室の換気風量を制御することで、適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、検知装置に、温度を検知する温度検知部を設けたことにより、夏季に日射により特定の居室内の室温が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで室温を下げることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、検知装置に、湿度を検知する湿度検知部を設けたことにより、梅雨時の湿気により特定の居室内の湿度が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで湿度を下げることができ、あるいは、特定の居室内で料理などを行い、発生した水分により居室内の湿度が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで急速に湿度を排気することができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、検知装置に、塵埃を検知する塵埃検知部を設けたことにより、清掃時に特定の居室内の塵埃量が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで発生した塵埃量を急速に居室外へ排出し、居室内の空気清浄度を高めることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、風量調節機構を、略振り子状の受風板よりなることにより、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を送風することができ、さらに、開閉動作に電力が不要のため省エネ効果を高めることができるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
また、換気装置本体下面に、風量調節機構の操作部を設けたことにより、点検口もしくは化粧板を開閉するのみで、居住者が生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に容易に適宜調節できるという効果のある住宅用換気システムを提供できる。
本発明の請求項1記載の住宅用換気システムは、複数の居室を有する住宅において、廊下または階段ホールの天井裏に、内部にファンモーターを備えた換気装置を設置し、前記住宅の外壁に排気ダクトを介して前記換気装置と連通する吹き出し口を設け、複数の前記居室に、吸込みダクトを介して前記換気装置と連通する吸込み口と、室外と連通し外気を給気する自然給気口を設けた住宅用換気システムであって、前記吸込みダクトの径を略φ50mmとし、前記換気装置本体内部に各前記居室毎に風量の調節可能な風量調節機構を設ける構成とするものであり、集風部材などが不要となり、部材費などのコスト低減ができ、また、各居室へ配設される内径が略φ50mmのダクトを直接換気装置本体に接続することで施工費が低減できる、また、各居室への風量を均一に確保することや、住宅の吸込みダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失に影響されず必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できるという作用を有する。
また、請求項2記載の住宅用換気システムは、風量調節機構を、吸込みダクトを接続する吸込みダクト接続口に設ける構成とするものであり、吸込み口に風量調節機構を設けた場合は、風量調節機構から発生した騒音が直接室内へ伝わることになるが、換気装置内部に風量調節機構を備えることで直接居室への騒音が伝わることがなくなり、居室内の快適性を向上することができるという作用を有する。
また、請求項3記載の住宅用換気システムは、風量調節機構を、手動にて可動する手動ダンパーにより吸込み口の開口面積を任意に制御する構成とするものであり、居住者が生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に適宜調節できるという作用を有する。
また、請求項4記載の住宅用換気システムは、風量調節機構を、電動にて可動する電動ダンパーにより吸込みダクト接続口の開口面積を任意に制御する構成とするものであり、居住者が生活に応じ必要な換気風量を遠隔操作にて各居室毎に適宜調節できるという作用を有する。
また、請求項5記載の住宅用換気システムは、風量調節機構を、電動ダンパーの上流側と下流側において検知した空気圧力差により前記電動ダンパーを制御する構成とするものであり、空気圧力差より求めた風量をもとに電動ダンパーを調節することで、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を送風することができるという作用を有する。
また、請求項6記載の住宅用換気システムは、特定の居室の換気風量を増減した時に換気システムの総風量を自動的に一定に維持できる構成とするものであり、居住者が特定の居室の風量を増減させた場合でも過度な送風または必要風量を下回る送風をすることなく一定風量で送風を行うため、省エネ効果を高めることができるという作用を有する。
また、請求項7記載の住宅用換気システムは、居室に設けた人感センサーにより電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減する構成とするものであり、居住者が不在の居室の換気風量を抑制させ、居住者が在室の居室に適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができるという作用を有する。
また、請求項8記載の住宅用換気システムの発明は、居室または吸込みダクト接続部に設けた検知装置により電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減する構成とするものであり、検知装置の検出値により必要風量を推定し換気風量を制御することで適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができるという作用を有する。
また、請求項9記載の住宅用換気システムは、検知装置に、炭酸ガスを検知する炭酸ガス検知部を設けた構成とするものであり、居住者の人数により居室の換気風量を制御することで、適切な換気を行うことで効果的な換気を行うことができ、結果として、省エネ効果を高めることができるという作用を有する。
また、請求項10記載の住宅用換気システムは、検知装置に、温度を検知する温度検知部を設けた構成とするものであり、夏季に日射により特定の居室内の室温が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで室温を下げることができるという作用を有する。
また、請求項11記載の住宅用換気システムは、検知装置に、湿度を検知する湿度検知部を設けた構成とするものであり、梅雨時の湿気により特定の居室内の湿度が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで湿度を下げることができ、あるいは、特定の居室内で料理などを行い、発生した水分により居室内の湿度が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで急速に湿度を排気することができるという作用を有する。
また、請求項12記載の住宅用換気システムは、検知装置に、塵埃を検知する塵埃検知部を設けた構成とするものであり、清掃時に特定の居室内の塵埃量が高まった場合に、特定の居室の風量を制御することで発生した塵埃量を急速に居室外へ排出し、居室内の空気清浄度を高めることができるという作用を有する。
また、請求項13記載の住宅用換気システムは、風量調節機構を、略振り子状の受風板よりなる構成とするものであり、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を送風することができ、さらに、開閉動作に電力が不要のため省エネ効果を高めることができるという作用を有する。
また、請求項14記載の住宅用換気システムは、換気装置本体下面に、風量調節機構の操作部を設けた構成とするものであり、点検口もしくは化粧板を開閉するのみで、居住者が生活に応じ必要な換気風量を各居室毎に容易に適宜調節できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、廊下1(または階段ホール)の天井裏に、内部にファンモーター2を備えた換気装置3を設置し、換気装置3は排気ダクト4を介して外壁5に設けた吹き出し口6に接続されている。
また、換気装置3の一方の側面に配置された吸込みダクト接続口7および8に、居室9の天井面10に設けられた吸込み口11、12とダクト内径略φ50mmの吸込みダクト13、14を介して接続されており、換気装置3のもう一方の側面には、吸込みダクト接続口15、16に、居室17、18の天井面10に設置された吸込み口19、20とダクト内径略φ50mmの吸込みダクト21、22を介して接続されている。また、居室9、17、18には、外壁5に室外23と連通する自然給気口24、25、26が設けられており、吸込み口11、12、19、20は、居室9、17、18の自然給気口24、25、26の位置から対辺もしくは対角部の位置近傍にあり、かつ、天井面10の換気装置3に近い側の角部もしくは辺部近傍に配置されている。
また、居室9、17、18の扉にはアンダーカット(図示せず)を備え、廊下1と居室9、17、18の間に換気による圧力差がついた場合にも圧力差を緩和する空気の出入り口となる構成となっている。これにより、各居室からの吸込み風量を均一にするための集風部材などが不要となり、部材費などのコストの低減ができるものである。また、各居室9、17、18へ配設される略φ50mmのダクトを直接換気装置3に接続することで施工費が低減できるものである。
また、吸込みダクト接続口7、8、15、16には、各居室9、17、18からの吸込風量を各居室経路毎に調節可能な電動ダンパー27、28、29、30を備えている。この構成により、各電動ダンパー27、28、29、30の開度を制御することで各居室9、17、18への風量を均一に確保することや、住宅の吸込みダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失に影響されず必要な換気風量を各居室9、17、18毎に適宜調節できる。これにより、例えば、吸込み口11、12、19、20に風量調節機構を設けた場合は、風量調節機構から発生した騒音が直接居室9、17、18内へ伝わる事になるが、換気装置3内部に電動ダンパー27、28、29、30を備えることで、直接居室9、17、18へ騒音が伝わる事がなくなり居室9、17、18内の快適性を向上することができる。
また、電動ダンパー27、28、29、30の上流側と下流側の差圧を検知する圧力検知部31を設けている。この構成により、検知した差圧により電動ダンパー27、28、29、30を調節することで、ダクト長や曲がり数などに起因する圧力損失、外風圧に影響されず適切な風量を常時、正確に送風することができる。
また、吸込みダクト接続口7、8、15、16に炭酸ガス検知部32a、温度検知部32b、湿度検知部32cおよび塵埃検知部32dからなる検知装置33を備えている。これらの構成により、居住者の人数により炭酸ガス濃度を炭酸ガス検知部32a検知し、居室9、17、18の換気風量を在室人数に応じ調節することで省エネ効果を考慮した効果的な換気を行うことができる。
また、夏季の日射による居室9、17、18の室温の上昇を温度検知部32bにより検知し、居室9、17、18の室温に応じ風量を制御することで室温を下げることができる。
また、梅雨時の湿気による居室9、17、18内の湿度上昇を湿度検知部32cにより検知し、居室9、17、18の風量を増加することで当該居室9、17、18の湿度を下げることができる。
また、特定の居室9、17、18内で料理などを行い、発生した水分により居室9、17、18内の湿度が高まった場合も同様に、湿度検知部32cにより当該居室9、17、18の風量を制御することで迅速に湿度を排気することができる。
また、清掃時に発生する空気の攪拌伴い、居室9、17、18内の塵埃量が高まった場合、塵埃検知部32dにより検知し当該居室9、17、18の風量を制御することで発生した塵埃を迅速に居室9、17、18外へ排出することで居室9、17、18内の空気の清浄度を高めることができる。
また、各居室9、17、18には人感センサー34を備えている。この構成により、朝方や、夕方など食事時にリビングに居住者の在室数が増加した場合、当該リビングの換気風量を適宜増加させ、居住者が不在の居室の換気風量は抑制することで、居住者が在室の居室に効果的な換気を行うことができる。これにより、住宅総換気風量を一時的に増加させることなく、常時一定に維持することで住宅全体の省エネルギーを実現できる。
(実施の形態2)
図4および図5に示すように、換気装置3の吸込みダクト接続口7、8、15、16には、各居室からの吸込風量を居室経路毎に調節可能な手動ダンパー35を備え、換気装置3の下方に位置する天井10には点検口36を備えた構成とする。この構成により、居住者が点検口36を開閉するのみで、生活に必要な換気風量を居室毎に容易に適宜調節できる。また、手動ダンパー35などの操作部37などが本体下面に配置していることにより、機器の風量設定変更が容易である。なお、操作部37は手動ダンパー35に限らず、例えば電動ダンパー27の風量設定操作用または検知装置33の検出値設定操作用として使用しても同様の効果を有する。
(実施の形態3)
図6に示すように、換気装置3の吸込みダクト接続口7、8、15、16には、所定量の通風時には自身の屈曲した受風板38により確保された開口部39を通風路として作用し、通風量が所定量を超えると、自身の屈曲した受風板が開口部39を遮蔽する振り子ダンパー部40を備えている。この構成により各吸込み口の換気風量を一定に維持するために、電動ダンパーなどの機能部品が不要となるばかりでなく、このような機構により、突発的な外風圧に対し、敏感に通風路を制御できることとなるので、差圧検知部なども不要となり、省エネの実現や換気装置3のコストを抑制することができる。
本発明にかかる住宅用換気システムは、各居室への風量を生活環境に応じて必要な換気風量を適宜調節できる構成によって、ダクトを介して複数の部屋の換気を行うビル等の商用建物の換気システムにも適応できる。
本発明の実施の形態1の住宅用換気システムの住宅への設置状態を示す平面図 同住宅用換気システムの換気装置を示す平面構成図 同住宅用換気システムの換気装置を示す側面構成図 本発明の実施の形態2の住宅用換気システムの換気装置の手動ダンパーを示す平面構成図 同住宅用換気システムの換気装置の手動ダンパーを示す側面構成図 本発明の実施の形態3の住宅用換気システムの換気装置の振り子ダンパーを示す側面構成図 従来の住宅用換気システムの住宅への設置状態を示す立面投視図
符号の説明
1 廊下
2 ファンモーター
3 換気装置
4 排気ダクト
5 外壁
6 吹き出し口
7 吸込みダクト接続口
8 吸込みダクト接続口
9 居室
11 吸込み口
12 吸込み口
13 吸込みダクト
14 吸込みダクト
15 吸込みダクト接続口
16 吸込みダクト接続口
17 居室
18 居室
19 吸込み口
20 吸込み口
21 吸込みダクト
22 吸込みダクト
23 室外
24 自然給気口
25 自然給気口
26 自然給気口
27 電動ダンパー
28 電動ダンパー
29 電動ダンパー
30 電動ダンパー
32a 炭酸ガス検知部
32b 温度検知部
32c 湿度検知部
32d 塵埃検知部
33 検知装置
34 人感センサー
35 手動ダンパー
37 操作部
38 受風板
39 開口部
40 振り子ダンパー部

Claims (14)

  1. 複数の居室を有する住宅において、廊下または階段ホールの天井裏に、内部にファンモーターを備えた換気装置を設置し、前記住宅の外壁に排気ダクトを介して前記換気装置と連通する吹き出し口を設け、複数の前記居室に、吸込みダクトを介して前記換気装置と連通する吸込み口と、室外と連通し外気を給気する自然給気口を設けた住宅用換気システムであって、前記吸込みダクトの径を略φ50mmとし、前記換気装置本体内部に各前記居室毎に風量の調節可能な風量調節機構を設ける構成を特徴とする住宅用換気システム。
  2. 風量調節機構を、吸込みダクトを接続する吸込みダクト接続口に設ける構成を特徴とする請求項1記載の住宅用換気システム。
  3. 風量調節機構を、手動にて可動する手動ダンパーにより吸込み口の開口面積を任意に制御する構成を特徴とする請求項1または2記載の住宅用換気システム。
  4. 風量調節機構を、電動にて可動する電動ダンパーにより吸込みダクト接続口の開口面積を任意に制御する構成を特徴とする請求項1または2記載の住宅用換気システム。
  5. 風量調節機構を、電動ダンパーの上流側と下流側において検知した空気圧力差により前記電動ダンパーを制御する構成を特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載の住宅用換気システム。
  6. 特定の居室の換気風量を増減した時に換気システムの総風量を自動的に一定に維持できる構成を特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の住宅用換気システム。
  7. 居室に設けた人感センサーにより電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減する構成を特徴とする請求項4または5記載の住宅用換気システム。
  8. 居室または吸込みダクト接続部に設けた検知装置により電動ダンパーを制御することで、前記居室の換気風量を増減する構成を特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の住宅用換気システム。
  9. 検知装置に、炭酸ガスを検知する炭酸ガス検知部を設けた構成を特徴とする請求項8記載の住宅用換気システム。
  10. 検知装置に、温度を検知する温度検知部を設けた構成を特徴とする請求項8記載の住宅用換気システム。
  11. 検知装置に、湿度を検知する湿度検知部を設けた構成を特徴とする請求項8記載の住宅用換気システム。
  12. 検知装置に、塵埃を検知する塵埃検知部を設けた構成を特徴とする請求項8記載の住宅用換気システム。
  13. 風量調節機構を、略振り子状の受風板よりなる構成を特徴とする請求項1または2記載の住宅用換気システム。
  14. 換気装置本体下面に、風量調節機構の操作部を設けた構成を特徴とする請求項1〜8、13のいずれかに記載の住宅用換気システム。
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