JP2001027433A - 空気調和機用換気装置 - Google Patents
空気調和機用換気装置Info
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Abstract
増加させることができる空気調和機用換気装置を提供す
る。 【解決手段】 空気調和機用換気装置は、建物壁1に、
空気調和機の室内機14と室外機(不図示)間の配管2
が通過する空間および換気通路7を有する配管穴6が形
成され、換気用ファン4およびこれを駆動するためのフ
ァンモータ3が、室外13でかつ換気通路7の出口近傍
に設けられている。したがって、室内機14の取付け位
置に係わらず、配管穴6に換気通路7の入り口を設ける
ことができ、従来のような室内に設置する換気用ダクト
が不要であるとともに、流路抵抗が低減する。また、換
気用ファン4やそのファンモータ3を室外13に設けた
ので、室内12でのファンによる騒音をなくす上に、換
気用ファン4の寸法規制が緩和され、必要な換気量を確
保するために適正な規格のものを選択できる。
Description
装置に関する。
気調和装置は室内機111と室外機112が配管102
により接続され、室内機111内の空気を、室内機ケー
シング111a内に設けられた換気用ファン104(例
えば薄型シロッコファン)の動力により換気ダクト10
7を通して室外へ換気するための換気装置を備えてい
る。換気用ファン104を駆動するためのファンモータ
(不図示)も室内機ケーシング111a内に設けられて
いる。なお、符号101は建物、101aは建物101
の壁を示している。
る冷媒管、ドレンホース、電気的制御に関しての導線等
から構成されており、この配管102と前記換気ダクト
107は、壁101aに形成された配管穴105を通過
している。符号106は室外113に設けられた配管カ
バーを示しており、符号110は換気装置の吹き出しグ
リルを示している。空気調和機の作動に連動してファン
モータ(不図示)が作動し、換気用ファン104が駆動
することにより、室内112の空気を矢印108で示す
ように、換気用ダクト107を通じて吹き出しグリル1
10から室外113に排気することができる。
は、室内機の内部に換気用ファンを設置しているので、
換気性能を向上のために大風量を得るには、換気用ファ
ンの大きさ(口径)や形状が限定されることから、大口
径化ができず、換気用ファンの回転数を上昇させること
に頼らざるをえない。このため、換気用ファンやそのフ
ァンモータの騒音が非常に大きくなるという問題点があ
る。
室内機より大きく離れた場所に前記配管穴が位置するこ
とが避けられず、この場合、換気用ダクトを室内で長く
引き回す必要があるため、折り曲げ可能な高価な専用ダ
クトを用いる必要がある上に、換気用ダクトの風路抵抗
が増大するため、換気量が大幅に低下するという問題点
も生じる。
鑑みてなされたものであり、室内での騒音発生をなくし
た上で、換気量を増加させることができる空気調和機用
換気装置を提供することを目的としている。
の本発明の空気調和機用換気装置は、建物壁に、空気調
和機の室内機および室外機間の配管を通過させるための
空間および換気通路を有する配管穴が形成され、室外で
かつ前記換気通路の出口近傍に、換気用ファンおよびこ
れを駆動するためのファンモータが設けられていること
を特徴とするものである。
に係わらず、配管接続穴に換気通路の入り口を設けるこ
とができ、従来のような室内に設置する換気用ダクトが
不要であるとともに、流路抵抗が低減する。また、換気
用ファンやそのファンモータを室外に設けたので、室内
でのファンによる騒音がなくなる上に、換気用ファンの
寸法規制が緩和され、必要な換気量を確保するために適
正な規格のものを選択できる。
の内部を換気通路とした場合、所望の流路断面の換気通
路を確実に確保できる上に、換気用ダクトとして従来の
ような折り曲げ可能な専用ダクトを用いる必要はなく、
ストレート状で安価なダクトを使用できて、換気用ダク
ト内部の圧力損失が低減する。また、請求項3のよう
に、前記換気用ファンおよび前記ファンモータを内蔵す
るとともに、換気排出口を有するケーシングユニットが
前記建物壁に着脱自在に取付けられるものとすることに
より、換気装置がユニット化され、換気装置の取付けお
よび取外しやメンテナンスを容易に行える。
図面を参照して説明する。図1は本発明の空気調和機用
換気装置の一実施形態の断面図である。図1に示すよう
に、建物壁1に形成された配管穴6(配管接続穴)の一
部空間に、室内機14および室外機(不図示)間の配管
2が挿通し、この配管穴6の他の空間には、室内12と
室外13を連通するためのストレート状の換気用ダクト
7が設けられている。換気用ダクト7の内部は換気通路
となっており、符号9は換気用ダクト7の入口を示して
いる。このように、配管穴6は配管2および換気用ダク
ト7で占められており、換気用ダクト7の内部を換気通
路とすることにより、所望の流路断面の換気通路を確実
に確保できる。なお、換気用ダクト7を設けずに、前記
配管穴6の他の空間を自体を換気通路としてもよい。
は、本例では室内12の空気を室外13に排気するため
の換気用ファン4およびこれを駆動するためのファンモ
ータ3が設けられている。建物壁1の室外12側の面に
はファン用ケーシング5の取付け部5bが適宜の手段
(例えばビス等)によって着脱自在に取付けられてい
る。このファン用ケーシング5のファン収容部5c内に
は、前記換気用ファン4およびファンモータ3が配管穴
14に対向する位置に設けられている。符号5bはファ
ン用ケーシング5の空気通路部を示している。また、フ
ァン用ケーシング5の下部は換気排出口10となってお
り、この換気排出口10には吹き出しグリル10aが設
けられている。前記ファンモータ3は空気調和機の作動
と連動して作動するようになっているが、これに限定さ
れない。なお、符号15は従来と同様な配管カバーを示
している。
機の作動と連動してファンモータ3が作動し、換気用フ
ァン4を駆動すると、室内12の空気は入り口9より換
気用ダクト7内に流入し、矢印8で示すように、ファン
用ケーシング5を通り換気排出口10より室外13に排
出される。
内機14の取付け位置に係わらず、配管穴6に換気通路
の入り口9を設けることにより、従来のような室内に設
置する換気用ダクトが不要であるとともに、流路抵抗が
低減する。また、換気用ファン4やそのファンモータ3
を室外13に設けたので、室内12でのファンによるの
騒音がなくなる上に、換気用ファン4の寸法規制が緩和
され、必要な換気量を確保するために適正な規格のもの
を選択できる。
より形成した場合、換気用ダクトとして従来のような折
り曲げ可能な専用ダクトを用いる必要はなく、ストレー
トで安価なダクトを使用できて、換気用ダクト内部の圧
力損失が低減する。しかも、換気用ファン4を配管穴6
の室外出口近傍に設置したので、ダクト圧力損失が低減
する。そして、換気用ファン4およびファンモータ3を
ファン用ケーシング5に内蔵させてユニット化し、これ
を建物壁1に着脱自在に取付けたので、換気装置の取付
けおよび取外しやメンテナンスを容易に行える。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1記載の発明は、室内機の取付け位置に係わらず、
配管穴に換気通路の入り口を設けることができ、従来の
ような室内に設置する換気用ダクトが不要であるととも
に、流路抵抗が低減する。また、換気用ファンやそのフ
ァンモータを室外に設けたので、室内でのファンによる
騒音がなくなる上に、換気用ファンの寸法規制が緩和さ
れ、必要な換気量を確保するために適正な規格のものを
選択できる。
換気用ダクトの内部に形成した場合、換気用ダクトとし
て従来のような折り曲げ可能な専用ダクトを用いる必要
はなく、ストレートで安価なダクトを使用できて、コス
トが低減する上に、換気用ダクト内部の圧力損失が低減
する。さらに、請求項3のように、前記換気用ファンお
よび前記ファンモータを内蔵するとともに、換気排出口
が形成されたファン用ケーシングが前記建物壁に取付け
られるものとすることにより、換気装置がユニット化さ
れ、換気装置の取付けおよび取外しやメンテナンスを容
易に行える。
の断面図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 建物壁に、空気調和機の室内機および室
外機間の配管を通過させるための空間および換気通路を
有する配管穴が形成され、室外でかつ前記換気通路の出
口近傍に、換気用ファンおよびこれを駆動するためのフ
ァンモータが設けられていることを特徴とする空気調和
機用換気装置。 - 【請求項2】 前記換気通路は、前記配管穴の一部に挿
入した換気用ダクトの内部となっている請求項1記載の
空気調和機用換気装置。 - 【請求項3】 前記換気用ファンおよび前記ファンモー
タを内蔵するとともに、換気排出口を有するケーシング
ユニットが前記建物壁に着脱自在に取付けられている請
求項1または請求項2記載の空気調和機用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19822299A JP2001027433A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 空気調和機用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19822299A JP2001027433A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 空気調和機用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001027433A true JP2001027433A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16387546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19822299A Pending JP2001027433A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 空気調和機用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001027433A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083654A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
JP2006130989A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Inoac Corp | 吸気ダクト |
CN104930635A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-09-23 | 西安建筑科技大学 | 一种方柱壁面贴附式均匀送风用变截面均流装置 |
CN109210644A (zh) * | 2018-01-30 | 2019-01-15 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的防护罩 |
KR20220096375A (ko) * | 2020-12-31 | 2022-07-07 | 한국수력원자력 주식회사 | 공기의 수분과 온도를 조절하는 공기조화 장치 |
-
1999
- 1999-07-12 JP JP19822299A patent/JP2001027433A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4551184B2 (ja) * | 2004-11-02 | 2010-09-22 | 株式会社イノアックコーポレーション | 吸気ダクト |
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KR102481111B1 (ko) | 2020-12-31 | 2022-12-23 | 한국수력원자력 주식회사 | 공기의 수분과 온도를 조절하는 공기조화 장치 |
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