JP3853261B2 - 浴室用換気乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室内の換気、または乾燥を行う浴室用換気乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、浴室の換気、または乾燥を行うための浴室用換気乾燥機が普及されており、浴室用換気乾燥機の施工性向上への要求が高まってきている。
【0003】
従来、この種の浴室用換気乾燥機の一例として図11に示すものが知られている。以下、その構成について図11〜図14を参照しながら説明する。
【0004】
図11〜図14に示すように、浴室の壁部101を貫通されるように設置されるダクト102と、浴室の外壁に設置され、ダクト102に接続されるアダプター103を設けた換気装置取り付け板104と、換気送風装置105と、換気送風装置105を覆い換気装置取り付け板104に取り付けられる換気カバー107と、浴室内に設けられ、ダクト102に接続される温風装置取り付け板109と、温風装置取り付け板109に取り付けられ、浴室内の空気を加熱循環させる温風装置108とにより浴室用換気乾燥機を構成していた。
【0005】
換気装置取り付け板104には、換気装置取り付け板104と換気カバー107のすきまから入った雨水がアダプター103に接続されたダクト102内へ侵入するのを防止するためにアダプター103と換気送風装置105の間に四角形状で屋外側に突出する水侵入防止壁106を設け、温風装置108と換気装置107を電気的に連動させるための電線110、および温風装置108の熱源に熱媒を送る温水配管111は、ダクト102内を通り、換気装置取り付け板104の水侵入防止壁106に設けられた切り欠き部116を通って換気カバー107の側部に設けられた電線・配管取り出し口117から屋外に取り出される。換気装置105には換気装置107内に設置される制御部品112を湿気から保護する制御部品ケース113が設けられ、換気送風装置105の吐出口近傍にはシャッター114とその軸115が設けられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来の浴室用換気乾燥機の構成によれば、雨水などが、換気カバー107内に侵入し、水侵入防止壁106の天面に水が滞留したり、水侵入防止壁106を乗り越えて、ダクト102内へ水が滞留したりして、これらの滞留した水がスライム状になって異臭を放つという課題があった。
【0007】
また、換気カバー107内の制御部品112を水の侵入から保護するために、制御部品112を覆う保護ケース113を設ける必要があった。
【0008】
また、換気カバー107に設けられた電線・配管取り出し口117はある一定の大きさであるため、温水配管111または電線110の外径の違いやその本数によって、屋外に取り出される換気カバー107の電線・配管取り出し口117において大きな隙間ができてしまう場合があり、換気カバー107内に水が侵入しやすくなるという課題があった。
【0009】
また、換気送風装置105を運転したとき、その吐出口近傍に設けたシャッター114の軸115に強い風が当たることによって、シャッター114と軸115の振動による騒音が発生していた。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水が滞留することによるスライムの発生を防止した浴室用換気乾燥機を提供することを目的とする。
【0011】
また、水の侵入を防止するために制御部品を保護する保護ケースを設ける必要のない浴室用換気乾燥機を提供することを目的とする。
【0012】
また、換気カバー内の水の侵入を防止し、配管または電線の引き回しまたは取り出しを容易にした浴室用換気乾燥機を提供することを目的とする。
【0013】
また、シャッターと軸の振動による騒音低減した浴室用換気乾燥機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の浴室用換気乾燥機は、浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気装置取り付け板に設けた前記アダプターと前記換気送風装置との間に前記ダクト内への水の侵入を防止する水侵入防止壁を設け、前記水侵入防止壁の上部側の外周面を、中央より両側が下がるように形成したことを特徴としたものである。
【0015】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、水侵入防止壁は外側壁と内側壁の二重の構造とし、前記外側壁は換気送風装置の換気ケーシングの吸込み口側の端面の外形よりも小さく、かつその外形に略一致するように形成され、前記内側壁は前記換気ケーシングの吸込み口よりも大きく、かつ吸込み口に略一致するような形状で形成されていることを特徴としたものである。
【0016】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気送風装置は、換気ファンを駆動する換気ファン駆動用モータおよび内部に前記換気ファンを収納した換気ケーシングを支持固定するための換気ファン駆動用モータ固定板を有し、前記換気送風装置を覆うように前記換気カバーに収納したとき、前記換気ファン駆動用モータ固定板の外周縁を、前記換気カバーに密着、または密着に近い状態になるような形状で形成したことを特徴としたものである。
【0017】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、浴室の壁に設けられた既存の角穴、または直径が155mm以下の既存の丸穴を覆い隠す空調装置取り付け板に設けられたアダプターと、前記角穴または前記丸穴を覆い隠す換気装置取り付け板に設けられたアダプターでダクトをはさみこむことを特徴としたものである。
【0018】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気送風装置は内部に換気ファンを収納した換気ケーシングを有し、前記換気ケーシングの通風路内に設けられるシャッターの軸を、前記換気ファンの外周へ引いた接線上に何らかの障害物が存在するように設けたことを特徴としたものである。
【0019】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、換気ケーシングの通風路内であって、前記換気ケーシングに設けた舌部の一部に窪みを設け、前記窪みにシャッターの軸を設けたことを特徴としたものである。
【0020】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気カバーの側面に、薄肉部を有する電線取り出し部を内部に設けた配管取り出し部を備えたことを特徴としたものである。
【0021】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、配管取り出し部を換気カバーの側面に複数箇所設けることを特徴としたものである。
【0022】
また、本発明の浴室用換気乾燥機は、水侵入防止壁に電線、または空調装置の熱源に熱媒を使用する場合の温水配管を通すための切り欠き部を複数箇所設け、前記水侵入防止壁の前後方向の壁高さを17.5mm以上30mm以下にし、前記切り欠き部の周方向の幅を48mm以上70mm以下にすることを特徴としたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、換気装置取り付け板に設けたアダプターと換気送風装置との間にダクト内への水の侵入を防止する水侵入防止壁を設け、前記水侵入防止壁の上部側の外周面を、中央より両側が下がるように形成したことにより、換気カバー内に侵入した雨水が水侵入防止壁の上部側の外周面を両側へ流れて行くので、水侵入防止壁の上部側の外周面に雨水が滞留することがなくなり、水侵入防止壁と換気ケーシングの当接部分のすきまからダクトへの流れ込みをなくしたり、滞留した雨水がスライムに変化して異臭を放つことを防止することができる。
【0024】
請求項2に記載の発明は、特に請求項1に記載の浴室用換気乾燥機において、水侵入防止壁の外側壁は換気送風装置の換気ケーシングの吸込み口側の端面の外形よりも小さく、かつその外形に略一致するように形成され、水侵入防止壁の内側壁は換気ケーシングの吸込み口よりも大きく、かつ吸込み口に略一致するような形状で形成されていることにより、水侵入防止壁の外側壁と内側壁の距離を最大限に取ることになり、換気装置取り付け板と換気カバーのすきまから換気装置内に雨水が侵入した場合、その雨水がダクトに侵入するまでの沿面距離を最長にすることができ、ダクトへの雨水の侵入を困難にすることができる。
【0025】
請求項3に記載の発明は、換気送風装置は、換気ファンを駆動する換気ファン駆動用モータおよび内部に換気ファンを収納した換気ケーシングを支持固定するための換気ファン駆動用モータ固定板を有し、前記換気送風装置を覆うように換気カバーに収納したとき、前記換気ファン駆動用モータ固定板の外周縁を、前記換気カバーに密着、または密着に近い状態になるような形状で形成したことにより、換気カバーと換気ファン駆動用モータ固定板で囲まれた密閉、または密閉に近い空間を形成することができ、その空間内に制御部品を配置することで制御部品の防水または防滴となり、別途制御部品のための保護カバーなどの防水用の部品を不必要とすることができる。
【0026】
請求項4に記載の発明は、特に請求項1、2または3に記載の浴室用換気乾燥機において、浴室の壁に設けられた既存の角穴、または直径が155mm以下の既存の丸穴を覆い隠す空調装置取り付け板に設けられたアダプターと、前記角穴または前記丸穴を覆い隠す換気装置取り付け板に設けられたアダプターでダクトをはさみこむことにより、ダクトを宙空に浮かせた状態で設置することができるので、前記角穴または丸穴が既存している場合でも、その穴を塞がずに、そのまま施工ができる。
【0027】
請求項5に記載の発明は、換気送風装置は内部に換気ファンを収納した換気ケーシングを有し、前記換気ケーシングの通風路内に設けられるシャッターの軸を、前記換気ファンの外周へ引いた接線上に何らかの障害物が存在するように設けたことにより、軸に換気の風が直接当たらなくなり、シャッターとシャッターの軸の振動を減少することができ、振動が減少することでシャッターとシャッターの軸の干渉による騒音を低減することができる。
【0028】
請求項6に記載の発明は、特に請求項5に記載の浴室用換気乾燥機において、換気ケーシングの通風路内であって、前記換気ケーシングに設けた舌部の一部に窪みを設け、前記窪みにシャッターの軸を設けたことにより、軸に換気の風が直接当たらなくなり、シャッターとシャッターの軸の振動を減少することができ、振動が減少することでシャッターとシャッターの軸の干渉による騒音を低減することができる。
【0029】
請求項7に記載の発明は、換気カバーの側面に、薄肉部を有する電線取り出し部を内部に設けた配管取り出し部を備えたことにより、電線配線のみ取り出す場合は、電線取り出し部を打ち抜いて使用し、温水等の配管を取り出す必要のある場合は、電線取り出し部の外側の配管取り出し部を打ち抜いて使用することができ、どちらの場合にも対応可能な換気カバーを提供できる。
【0030】
請求項8に記載の発明は、特に請求項7に記載の浴室用換気乾燥機において、配管取り出し部を換気カバーの側面に複数箇所設けることにより、電線と配管を異なる方向に引き出すことが可能となり、配管を接続する位置と電線を接続する位置が換気装置に対して別方向であっても無理な引き回しをしなくても引き回すことができる。
【0031】
請求項9に記載の発明は、特に請求項1または2に記載の浴室用換気乾燥機において、水侵入防止壁に電線、または空調装置の熱源に熱媒を使用する場合の温水配管を通すための切り欠き部を複数箇所設け、前記水侵入防止壁の前後方向の壁高さを17.5mm以上30mm以下にし、前記切り欠き部の周方向の幅を48mm以上70mm以下にすることにより、太い断熱材を持つ冷媒配管も引き出すことが可能となり、電気式の空調装置だけでなく、冷媒を熱源として使用した空調装置も、換気装置と組合せて使用することができる。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について図1〜図10を参照しながら説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図1〜図8に示すように、本発明の浴室用換気乾燥機は、浴室の壁を貫通するダクト1と、ダクト1に接続されるアダプター2を設け、横幅205mm以下、高さ155mm以下の角穴を覆い隠すことができ、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板3と、空調装置取り付け板3に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置4と、ダクト1に接続されるアダプター5を設け、横幅205mm以下、高さ155mm以下の角穴を覆い隠すことができ、外壁に設置される換気装置取り付け板6と、換気装置取り付け板6と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気するための換気装置13とから構成される。換気装置13は、換気ファン7を駆動する換気ファン駆動用モータ8および内部に換気ファン7を収納した換気ケーシング10と、これらの間に介在して支持固定するための換気ファン駆動用モータ固定板9とから形成される換気送風装置11と、換気送風装置11を覆い換気装置取り付け板6に取り付けられる換気カバー12とから構成される。
【0034】
換気装置取り付け板6にはほぼ中央に穴が開いており、アダプター5はこの穴を中心に設けられ、アダプター5と換気送風装置11の間には、水侵入防止壁14が設けられている。水侵入防止壁14は、内側壁と外側壁を有する二重の壁構造であり、換気装置13を施工するときに水侵入防止壁14に換気送風装置11を合致させた場合には、外側壁は換気ケーシング10の吸込み口側の端面の外形よりも小さく、かつその外形に略一致するように形成され、内側壁は、換気ケーシング10の吸込み口よりも大きく、かつ吸込み口に略一致するような形状で形成されている。水侵入防止壁14は、外側壁の上部側の外周面が、中央より両側が下がって形成され、または中央から両側にかけて下り勾配に形成されている。また、水侵入防止壁14の形状は略円形状で形成されていてもよい。水侵入防止壁14には、電線15、または空調装置4の熱源に熱媒を使用する場合の温水配管24を通すための切り欠き部16、17、18が数カ所設けられ、切り欠き部16、17、18には水侵入防止壁14の高さ、奥行き、幅に略等しい寸法のシール材19が貼られている。換気ファン駆動用モータ固定板9の外周縁は、換気カバー12を換気装置取り付け板6に取り付けたときに換気カバー12に密着または、密着に近い状態になるような形状で形成されており、換気カバー12と換気ファン駆動用モータ固定板9で囲まれた密閉された、または密閉に近い空間内に制御部品20は配置されることになる。
【0035】
換気ケーシング10には、その通風路内にシャッター21が配置され、シャッター21の軸22から、換気ファン7の外周へ引いた接線上に何らかの障害物が存在するように軸22を設け、または、換気ケーシング10の通風路内であって、舌部23の一部に窪みを作り、その位置に軸22を設ける。
【0036】
浴室内に設置された空調装置4に接続される電線15や温水配管24は、アダプター2を通ってダクト1内に入り、ダクト1内を通ってアダプター5に入り、シール材19と換気ケーシング10の吸込み口側の端面との間に押し挟まれた状態で、換気装置取り付け板6の切り欠き部16、17、18のいずれかを通って換気カバー12に設けられた電線・配管取り出し部25から屋外へ取り出される。
【0037】
上記構成において、屋外に設けられる換気装置13に雨水が降り注ぐと、換気カバー12と換気装置取り付け板6との間から雨水が浸入して、換気カバー12の内側に侵入することとなるが、水侵入防止壁14シール材19によって雨水がダクト1内にまで侵入することが防止され、また、水侵入防止壁14の外側壁の上部側の外周面に落ちた雨水は、その中央より両側が下がって形成されているため、両側へ流れ落ち、換気カバー12の下部に設けられた開孔(図示せず)から屋外へと排出されることとなる。
【0038】
また、換気カバー12と換気ファン駆動用モータ固定板9で防水または防滴空間を作ることができるので、雨水の制御部品20への付着が防止できることとなる。
【0039】
また、換気ケーシング10内の通風路内の窪みにシャッター21の軸22を設けたので、シャッター21と軸22の振動による騒音をおさえることができる。
【0040】
このように本発明の実施の形態1の浴室用換気乾燥機によれば、水侵入防止壁14に換気送風装置11を合わせた場合に、その外側壁は換気ケーシング10の吸込み口側の端面の外形よりも小さく、かつその外形に略一致するように形成され、内側壁は、換気ケーシング10の吸込み口よりも大きく、かつ吸込み口に略一致するような形状で形成されているので、水侵入防止壁14の外側壁と内側壁の距離を最大限に取ることになり、換気装置取り付け板6と換気カバー12のすきまから換気装置13内に雨水が侵入した場合、その雨水がダクト1に侵入するまでの沿面距離を最長にすることができ、ダクト1への雨水の侵入を困難にすることができる。
【0041】
また、水侵入防止壁14の上部側の外周面が、中央より両側が下がって形成され、または中央から両側にかけて下り勾配に形成されていることにより、換気カバー12内に侵入した雨水が水侵入防止壁14の上部側の外周面を両側へ流れて行くので、水侵入防止壁14の上部側の外周面に雨水が滞留することがなくなり、水侵入防止壁14と換気ケーシング10の当接部分のすきまからダクト1への流れ込みをなくしたり、滞留した雨水がスライムに変化して異臭を放つことを防止することができる。
【0042】
また、換気ファン駆動用モータ固定板9の外周縁を、換気カバー12を換気装置取り付け板6に取り付けたときに換気カバー12に密着、または密着に近い状態になるような形状で形成することにより、換気カバー12と換気ファン駆動用モータ固定板9で囲まれた密閉、または密閉に近い空間を形成することができ、その空間内に制御部品20を配置することで制御部品20の防水または防滴となり、別途制御部品20のための保護カバーなどの防水用の部品を不必要とすることができる。
【0043】
また、浴室の壁に外周が横幅205mm以下、高さ155mm以下の既存の角穴または、直径が155mm以下の既存の丸穴を覆い隠す空調装置取り付け板3に設けられたアダプター2と、前記角穴または、丸穴を覆い隠す換気装置取り付け板6に設けられたアダプター5でダクト1をはさみこむことにより、ダクト1を宙空に浮かせた状態で設置することができるので、前記角穴または丸穴が既存している場合でも、その穴を塞がずに、そのまま施工ができる。
【0044】
また、換気ケーシング10の通風路内に設けられるシャッター21の軸22を、換気ファン7の外周へ引いた接線上に何らかの障害物が存在するように設けることにより、軸22に換気の風が直接当たらなくなり、シャッター21と軸22の振動を減少することができ、振動が減少することでシャッター21と軸22の干渉による騒音を低減することができる。
【0045】
また、換気ケーシング10の通風路内であって、舌部23の一部に窪みを設け、その位置に軸22を設けることにより、軸22に換気の風が直接当たらなくなり、シャッター21と軸22の振動を減少することができ、振動が減少することでシャッター21と軸22の干渉による騒音を低減することができる。
【0046】
(実施の形態2)
図9および図10に示すように、実施の形態1の図1における電線・配管取り出し部25を、半径約4.5mmの半円状の電線取り出し部26をその内部に設けた少なくとも2つの取り出し口を有する配管取り出し部27により形成する。配管取り出し部27は換気カバー12Aの側面の複数箇所に設ける。
【0047】
水侵入防止壁28は、前後方向の壁高さが17.5mm以上30mm以下に形成され、周方向の幅が約48mm以上70mm以下の切り欠き部29、30、31を複数箇所形成する。
【0048】
なお、配管取り出し部27および電線取り出し部26は、換気カバー12Aの側面に薄肉部12aを有する半抜き状に形成され、必要に応じて配線、配管等を通すためにカッターなどで開口されるものであり、電線等の施工前は閉じられているものである。
【0049】
上記構成において、電線取り出し部26を少なくとも2つの配管取り出し部27に設けることにより、換気カバー12Aから電線15と配管32を異なる方向に取り出すことができる。また、水侵入防止壁28の壁高さを17.5mm以上30mm以下、切り欠き部29、30、31の幅を48mm以上70mm以下にすることにより、細い電線だけでなく太い断熱材を持つ冷媒配管も引き出すことができる。
【0050】
このように本発明の実施の形態2によれば、半径4.5mmの半円状の電線取り出し部26を内部に含んだ配管取り出し部27を換気カバー12Aの側面に設けたことにより、電線配線のみ取り出す場合は、電線取り出し部26を打ち抜いて使用し、温水等の配管を取り出す必要のある場合は、電線取り出し部26の外側の配管取り出し部27を打ち抜いて使用することができ、どちらの場合にも対応可能な換気カバー12Aを提供できることとなる。
【0051】
また、電線取り出し部26を設けた配管取り出し部27を換気カバー12Aの側面に複数箇所設けることにより、電線15と配管32を異なる方向に引き出すことが可能となり、配管32を接続する位置と電線15を接続する位置が換気装置13に対して別方向であっても無理な引き回しをしなくても引き回すことができる。
【0052】
また、水侵入防止壁28の壁高さを17.5mm以上30mm以下、切り欠き部29、30、31の幅を48mm以上70mm以下にすることにより、太い断熱材を持つ冷媒配管も引き出すことが可能となり、電気式の空調装置だけでなく、冷媒を熱源として使用した空調装置も、換気装置13と組合せて使用することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、本発明の浴室用換気乾燥機によれば、換気装置取り付け板に設けたアダプターと換気送風装置との間にダクト内への水の侵入を防止する水侵入防止壁を設け、前記水侵入防止壁の上部側の外周面を、中央より両側が下がるように形成したことにより、滞留した雨水がスライムに変化して異臭を放つことを防止することができる。
【0054】
また、水侵入防止壁の外側壁は換気送風装置の換気ケーシングの吸込み口側の端面の外形よりも小さく、かつその外形に略一致するように形成され、水侵入防止壁の内側壁は換気ケーシングの吸込み口よりも大きく、かつ吸込み口に略一致するような形状で形成されていることにより、ダクトへの雨水の侵入を困難にすることができる。
【0055】
また、換気送風装置は、換気ファンを駆動する換気ファン駆動用モータおよび内部に換気ファンを収納した換気ケーシングを支持固定するための換気ファン駆動用モータ固定板を有し、前記換気送風装置を覆うように換気カバーに収納したとき、前記換気ファン駆動用モータ固定板の外周縁を、前記換気カバーに密着、または密着に近い状態になるような形状で形成したことにより、別途制御部品のための保護カバーなどの防水用の部品を不必要とすることができる。
【0056】
また、浴室の壁に設けられた既存の角穴、または直径が155mm以下の既存の丸穴を覆い隠す空調装置取り付け板に設けられたアダプターと、前記角穴または前記丸穴を覆い隠す換気装置取り付け板に設けられたアダプターでダクトをはさみこむことにより、角穴または丸穴が既存している場合でも、その穴を塞がずに、そのまま施工ができる。
【0057】
また、換気送風装置は内部に換気ファンを収納した換気ケーシングを有し、前記換気ケーシングの通風路内に設けられるシャッターの軸を、前記換気ファンの外周へ引いた接線上に何らかの障害物が存在するように設けたことにより、シャッターとシャッターの軸の干渉による騒音を低減することができる。
【0058】
また、換気ケーシングの通風路内であって、前記換気ケーシングに設けた舌部の一部に窪みを設け、前記窪みにシャッターの軸を設けたことにより、シャッターとシャッターの軸の干渉による騒音を低減することができる。
【0059】
また、換気カバーの側面に、薄肉部を有する電線取り出し部を内部に設けた配管取り出し部を備えたことにより、電線配線のみ取り出す場合や、温水等の配管を取り出す必要のある場合のどちらの場合にも対応可能な換気カバーを提供できる。
【0060】
また、配管取り出し部を換気カバーの側面に複数箇所設けることにより、電線と配管を異なる方向に引き出すことが可能となり、配管を接続する位置と電線を接続する位置が換気装置に対して別方向であっても無理な引き回しをしなくても引き回すことができる。
【0061】
また、水侵入防止壁に電線、または空調装置の熱源に熱媒を使用する場合の温水配管を通すための切り欠き部を複数箇所設け、前記水侵入防止壁の前後方向の壁高さを17.5mm以上30mm以下にし、前記切り欠き部の周方向の幅を48mm以上70mm以下にすることにより、太い断熱材を持つ冷媒配管も引き出すことが可能となり、電気式の空調装置だけでなく、冷媒を熱源として使用した空調装置も、換気装置と組合せて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の浴室用換気乾燥機の構成を示す概略図
【図2】同浴室用換気乾燥機の換気装置の構成を示す概略図
【図3】同浴室用換気乾燥機の換気送風装置の構成を示す斜視図
【図4】同浴室用換気乾燥機の換気装置取り付け板の構成を示す正面図
【図5】同浴室用換気乾燥機の換気装置の断面を示す側面図
【図6】同浴室用換気乾燥機の換気送風装置の断面を示す正面図
【図7】同浴室用換気乾燥機で冷媒配管を使用する場合の換気装置の構成を示す概略図
【図8】同浴室用換気乾燥機で冷媒配管を使用する場合の換気装置の断面を示す側面図
【図9】本発明の実施の形態2の浴室用換気乾燥機の配管および電線と換気カバーの関係を示す斜視図
【図10】同浴室用換気乾燥機の換気装置取り付け板の構成を示す正面図
【図11】従来の浴室用換気乾燥機の構成を示す概略図
【図12】同浴室用換気乾燥機の構成を示す側面図
【図13】同浴室用換気乾燥機の換気装置取り付け板を示す正面図
【図14】同浴室用換気乾燥機の換気装置の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 ダクト
2 アダプター
3 空調装置取り付け板
4 空調装置
5 アダプター
6 換気装置取り付け板
7 換気ファン
8 換気ファン駆動用モータ
9 換気ファン駆動用モータ固定板
10 換気ケーシング
11 換気送風装置
12 換気カバー
12A 換気カバー
12a 薄肉部
13 換気装置
14 水侵入防止壁
21 シャッター
22 軸
23 舌部
24 温水配管
26 電線取り出し部
27 配管取り出し部
28 水侵入防止壁
29 切り欠き部
30 切り欠き部
31 切り欠き部

Claims (9)

  1. 浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気装置取り付け板に設けた前記アダプターと前記換気送風装置との間に前記ダクト内への水の侵入を防止する水侵入防止壁を設け、前記水侵入防止壁の上部側の外周面を、中央より両側が下がるように形成したことを特徴とする浴室用換気乾燥機。
  2. 水侵入防止壁は外側壁と内側壁の二重の構造とし、前記外側壁は換気送風装置の換気ケーシングの吸込み口側の端面の外形よりも小さく、かつその外形に略一致するように形成され、前記内側壁は前記換気ケーシングの吸込み口よりも大きく、かつ吸込み口に略一致するような形状で形成されていることを特徴とする請求項1記載の浴室用換気乾燥機。
  3. 浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気送風装置は、換気ファンを駆動する換気ファン駆動用モータおよび内部に前記換気ファンを収納した換気ケーシングを支持固定するための換気ファン駆動用モータ固定板を有し、前記換気送風装置を覆うように前記換気カバーに収納したとき、前記換気ファン駆動用モータ固定板の外周縁を、前記換気カバーに密着、または密着に近い状態になるような形状で形成したことを特徴とする浴室用換気乾燥機。
  4. 浴室の壁に設けられた既存の角穴、または直径が155mm以下の既存の丸穴を覆い隠す空調装置取り付け板に設けられたアダプターと、前記角穴または前記丸穴を覆い隠す換気装置取り付け板に設けられたアダプターでダクトをはさみこむことを特徴とする請求項1、2または3に記載の浴室用換気乾燥機。
  5. 浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気送風装置は内部に換気ファンを収納した換気ケーシングを有し、前記換気ケーシングの通風路内に設けられるシャッターの軸を、前記換気ファンの外周へ引いた接線上に何らかの障害物が存在するように設けたことを特徴とする浴室用換気乾燥機。
  6. 換気ケーシングの通風路内であって、前記換気ケーシングに設けた舌部の一部に窪みを設け、前記窪みにシャッターの軸を設けたことを特徴とする請求項5記載の浴室用換気乾燥機。
  7. 浴室の壁を貫通するように設置されるダクトに接続されるアダプターを設け、浴室の壁に設置される空調装置取り付け板と、この空調装置取り付け板に設置され、浴室内の空気を循環、加熱循環、または除湿循環する空調装置と、外壁に設置され、前記ダクトに接続されるアダプターを設けた換気装置取り付け板と、換気装置取り付け板と一体となって屋外に設けられ、浴室内の空気を換気する換気送風装置とこの換気送風装置を覆う換気カバーとを有する換気装置とを備えた浴室用換気乾燥機であって、前記換気カバーの側面に、薄肉部を有する電線取り出し部を内部に設けた配管取り出し部を備えたことを特徴とする浴室用換気乾燥機。
  8. 配管取り出し部を換気カバーの側面に複数箇所設けることを特徴とする請求項7記載の浴室用換気乾燥機。
  9. 水侵入防止壁に電線、または空調装置の熱源に熱媒を使用する場合の温水配管を通すための切り欠き部を複数箇所設け、前記水侵入防止壁の前後方向の壁高さを17.5mm以上30mm以下にし、前記切り欠き部の周方向の幅を48mm以上70mm以下にすることを特徴とする請求項1または2記載の浴室用換気乾燥機。
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