JP2020052237A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020052237A JP2020052237A JP2018181337A JP2018181337A JP2020052237A JP 2020052237 A JP2020052237 A JP 2020052237A JP 2018181337 A JP2018181337 A JP 2018181337A JP 2018181337 A JP2018181337 A JP 2018181337A JP 2020052237 A JP2020052237 A JP 2020052237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refresh
- image
- forming apparatus
- image forming
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
例えば特許文献1に記載の画像形成装置は、リフレッシュ用潜像を現像装置で現像して得たリフレッシュトナー像が通過する領域に近接して配置された分離爪などの近接部材を備えている。そして、リフレッシュ用潜像として、この近接部材に対向しない非近接領域からなるリフレッシュ用潜像を形成し、この潜像の終端部に上記近接部材に対向する領域を含むリフレッシュ用潜像終端部を形成する。これにより、リフレッシュ工程時に近接部材にトナーを付着せずに劣化したトナーを吐き出すとともに、リフレッシュ工程で生じたトナー担持体上の帯電ムラを解消でき、鮮明な画像を形成可能である旨記載されている。
図1はモノクロ電子写真装置の中央断面概略構成図である。モノクロ電子写真装置1は、機枠体のほぼ中央部に装置本体に対して脱着可能な画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ2を配置している。プロセスカートリッジ2内部の潜像担持体であるドラム形状の感光体3の上方に位置する装置本体内には感光体3に潜像を形成するための光書込装置4を配置している。感光体3の下方に位置する装置本体内には転写装置5を設置している。
現像器内のトナーを定期的にリフレッシュしてトナーを新鮮な状態に保つリフレッシュ制御は、用紙Pがない状態で行う。所定のリフレッシュ量に相当する幅および時間、光書き込み装置106によってレーザー光を照射し、感光体3表面に静電潜像を形成する。静電潜像には現像ローラ21aからトナーが現像されるため、現像装置からトナーがリフレッシュできる。リフレッシュ制御中(リフレッシュ工程)は転写ローラ5aには、感光体3表面のトナー像のトナー帯電極性と同極性の転写電圧が印加され、これによって感光体ドラム表面のトナー像は転写ローラを汚すことなく、クリーニングブレード22aによって感光体ドラムから除去され廃トナーとなって廃トナー収容部に収容される。
(1)「低画像リフレッシュ」
低画像での使用による現像器内のトナー劣化を防止する目的でリフレッシュ動作を行う低画像リフレッシュ。使用するユーザーの画像面積率が低ければ低いほど、高頻度や高面積のトナーリフレッシュを行う。例えば面積率で2〜3%といった低画像面積率の画像形成を連続して行うと、現像ローラ上のトナーの入れ替えが生じにくく現像ローラ上でトナーが劣化ししてまう。二成分現像剤を用いる現像装置では現像器内の現像剤中のトナーの入れ替えが生じにくく、現像器内の現像剤中のトナー劣化が生じてしまう。これを回避するため、例えば、低画像面積率の累積形成枚数(画像形成量)が10枚に達する毎に実行する(実行時期が10枚毎)。
クリーニングブレードに定期的にトナーを入力し感光体メダカやクリーニング不良を防止する一定距離での一定距離リフレッシュ。感光体メダカとはトナーの添加剤であるシリカや紙に含まれる炭酸カルシウムなどが感光体3の表面に付着・固定化し、これらが固定化した箇所では光書込によっても電位低下が起こりにくく画像上の白抜けを生じる。これらの付着固定が副走査方向に延びる流線形状でしかも、メダカが群れをなしているように複数集合して生じる。この結果、上記画像上の白抜けも流線形状ものが複数集合した形で生じ、メダカが群れをなしているように見えることから感光体メダカとよばれる。
小サイズ通紙時に紙が通紙しない端部に、紙による感光体表面の研磨効果がないため、感光体メダカが発生しやすい。このことから小サイズ紙使用時、小サイズリフレッシュ(端部メダカ対策)を実施し、クリーニングブレード22aによるトナーを用いた感光体表面の摺擦により感光体表面の付着部を除去する。例えば小さいサイズの累積枚数が100枚になる毎に実行する(実行時期が100枚毎)。
また炭酸カルシウム量においても10%超える紙種においてはメダカ発生の可能性が高まるため、設定2のリフレッシュマスクしないパターンを使用するのが望ましい。炭酸カルシウムの多い紙を「高白色紙」と表記したり、使用する紙種の銘柄を登録してもよい。
プロセスカートリッジの紙分離機能を紙サイズや紙種紙厚に応じた設定とするために、分離爪の数や位置が互いに異なる複数種のプロセスカートリッジを用意する。このプロセスカートリッジ種類に応じてパターンのマスクする位置や数を自動で変更する。特に薄紙を使用しないユーザー等、プロセスカートリッジの分離爪が不要なユーザーに対しては、リフレッシュパターンのマスク無しでもコバ面汚れが発生しないため、マスクすることによる不具合も発生しないため、フローが簡略化できる。
[第1態様]
第1態様は、潜像担持体(例えば感光体3)にリフレッシュ用潜像(例えばPa)を形成して現像装置(例えば現像装置21)で現像するリフレッシュ工程を実行する画像形成装置(例えばモノクロ電子写真装置1)において、リフレッシュトナー像通過経路上の近接部材(例えば分離爪23)に対向する部分をトナー付着用領域(例えばPa)に含む第一リフレッシュ用潜像(例えばPa)と、前記対向する部分を前記トナー付着用領域に含まない第二リフレッシュ用潜像(例えばPb)との間で、前記リフレッシュ工程で用いるリフレッシュ用潜像の選択を可能としたことを特徴とするものである。
これに対し第1態様においては、第一リフレッシュ用潜像(例えばPa)と、第二リフレッシュ用潜像(例えばPb)との間で、前記リフレッシュ工程で用いるリフレッシュ用潜像の選択を可能とであるので、用紙端面(コバ面)の汚れが発生しやすい紙種や環境などでは、第二リフレッシュ用潜像を選択して用紙端面(コバ面)の汚れの発生を防止するとともに、用紙端面(コバ面)の汚れが発生しにくい紙種や環境などで、第一リフレッシュ用潜像を選択して第二リフレッシュ用潜像を使用することによる感光体メダカなどの不具合を回避することもできる。よって、従来よりも鮮明な画像を形成することが可能となる。
第2態様は、操作部(例えば)を有する第1態様において、前記操作部の操作に基づいて前記選択を行うことを特徴とするものである。これによれば操作部を用いて操作によって適切なリフレッシュ用潜像を選択できる。
第3態様は、ネットワーク(例えば)に接続される第1態様において、前記ネットワークに接続された他の機器から前記ネットワークを介して受け取る選択指示情報に基づいて選択を行うことを特徴とするものである。これによれば、遠隔操作によって適切なリフレッシュ用潜像を選択できる。
第4態様は、第1態様において、関連情報の取得手段と、前記取得手段の取得情報に基づいて前記選択を行う選択手段とを設けたことを特徴とするものである。これよれば、自動で適切なリフレッシュ潜像を選択できる。
第5態様は、第4態様において、前記関連情報は、画像を形成するシートの種類と前記シートの厚さの少なくとも一つの情報であることを特徴とするものである。これによれは、腰の強さなどの用紙端面(コバ面)の汚れやすさに応じて適切にリフレッシュ潜像を選択できる。
第6態様は、第4態様において、前記関連情報は、装着されている脱着可能な画像形成ユニット(例えばプロセスカートリッジ2)の種類の情報であることを特徴とするものである。これによれば、画像形成ユニットにおける分離爪などの近接部材の位置や数の情報を関連情報し、これらに応じた第二リフレッシュ用潜像を形成できる。問題にすべき近接部材が存在しない場合には第一のリフレッシュ用潜像のみを選択するようもぎきる。
第7態様は、第4態様において、前記関連情報は、環境の情報であることを特徴とするものである。これによれば、温度湿度といった環境に応じて適切にリフレッシュ潜像を選択できる。
第8態様は、第1乃至第7態様の何れか一の態様において、二種以上のリフレッシュ工程を有することを特徴とするものである。これによれば、それぞれのリフレッシュ工程の狙いやヒントに応じて適切なリフレッシュ潜像を選択できる。
第9態様は、第8態様において、各リフレッシュ工程で用いる前記第一リフレッシュ用潜像と前記第二リフレッシュ用潜像の複数の組み合わせの中から前記二種以上のリフレッシュ工程で用いる組み合わせを選択可能としたことを特徴とするものである。これによれば、予め定めておいた複数の組み合わせから選択することにより、適切なリフレッシュ潜像を選択できる。
第10態様は、第8または第9態様において、前記二種以上のリフレッシュ工程は、所定以下の画像面積率の画像形成量に基づいて実行時期が決定される工程と、所定以下のサイズの画像形成量に基づいて実行時期が決定される工程とを含むことを特徴とするものである。これによれば、所定以下のサイズを形成することによる感光体メダカなどの不具合を防止できる適切なリフレッシュ潜像を選択できる。
2 :プロセスカートリッジ
3 :感光体
3a :プロセスモータ
4 :光書込装置
5 :転写装置
5a :転写ローラ
6 :給紙搬送装置
7 :給紙カセット
8 :給紙ローラ
9 :レジストローラ対
10 :定着装置
10a :加熱ローラ
10b :加圧ローラ
11 :排紙ローラ
12 :排紙トレイ
13 :用紙反転部
20 :帯電装置
20a :帯電ローラ
21 :現像装置
21a :現像ローラ
21b :供給ローラ
21c :規制ブレード
22 :クリーニング装置
22a :クリーニングブレード
23 :分離爪
24 :除電針ユニット
24a :リブ
24b :除電針ホルダ
24c :除電針
25 :下ガイド板
25a :リブ
25a1 :搬送リブ
25a2 :搬送リブ
26a :紙ガイド部材
26b :紙ガイド部材
27 :上端部
30 :メイン制御部
31 :書込制御部
32 :操作部
33 :通信コントロール装置
34 :チップ読取回路
35 :ICチップ
106 :光書き込み装置
124 :分離爪
G :マスク幅
JOB :印刷
P :用紙
Pa :後端
X :領域
Claims (10)
- 潜像担持体にリフレッシュ用潜像を形成して現像装置で現像するリフレッシュ工程を実行する画像形成装置において、
リフレッシュトナー像通過経路上の近接部材に対向する部分をトナー付着用領域に含む第一リフレッシュ用潜像と、前記対向する部分を前記トナー付着用領域に含まない第二リフレッシュ用潜像との間で、前記リフレッシュ工程で用いるリフレッシュ用潜像の選択を可能としたことを特徴とする画像形成装置。 - 操作部を有する請求項1の画像形成装置において、
前記操作部の操作に基づいて前記選択を行うことを特徴とする画像形成装置。 - ネットワークに接続される請求項1の画像形成装置において、
前記ネットワークに接続された他の機器から前記ネットワークを介して受け取る選択指示情報に基づいて選択を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
関連情報の取得手段と、前記取得手段の取得情報に基づいて前記選択を行う選択手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記関連情報は、画像を形成するシートの種類と前記シートの厚さの少なくとも一つの情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記関連情報は、装着されている脱着可能な画像形成ユニットの種類の情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記関連情報は、環境の情報であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7の何れか一に記載の画像形成装置において、
二種以上のリフレッシュ工程を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
各リフレッシュ工程で用いる前記第一リフレッシュ用潜像と前記第二リフレッシュ用潜像の複数の組み合わせの中から前記二種以上のリフレッシュ工程で用いる組み合わせを選択可能としたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8または9の画像形成装置において、
前記二種以上のリフレッシュ工程は、所定以下の画像面積率の画像形成量に基づいて実行時期が決定される工程と、所定以下のサイズの画像形成量に基づいて実行時期が決定される工程とを含むことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018181337A JP7075623B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018181337A JP7075623B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020052237A true JP2020052237A (ja) | 2020-04-02 |
JP7075623B2 JP7075623B2 (ja) | 2022-05-26 |
Family
ID=69996963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018181337A Active JP7075623B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7075623B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293141A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2008158196A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2008268390A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置。 |
JP2010197586A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011064764A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2018
- 2018-09-27 JP JP2018181337A patent/JP7075623B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293141A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2008158196A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2008268390A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置。 |
JP2010197586A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011064764A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7075623B2 (ja) | 2022-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7831159B2 (en) | Image forming apparatus for forming toner image using developer made of toner and carrier | |
JP2003330320A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010122468A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5004604B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2014224968A (ja) | 画像形成装置 | |
US9223248B2 (en) | Image forming apparatus for image failure prevention | |
JP7075623B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6057603B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5297956B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016177122A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6557770B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6160271B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US11067921B2 (en) | Image forming device, and setting method and non-transitory recording medium therefor | |
JP7404006B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US11526103B2 (en) | Image forming apparatus capable of suppressing image defect due to foreign matter | |
US20240103407A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP7413744B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012013946A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5007489B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2008070637A (ja) | 帯電装置及び画像形成装置 | |
JP2006003555A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2021092724A (ja) | 画像形成装置、および制御プログラム | |
JP2010025977A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021081658A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000089625A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220407 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220415 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220428 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7075623 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |