JP2000089625A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000089625A
JP2000089625A JP10258149A JP25814998A JP2000089625A JP 2000089625 A JP2000089625 A JP 2000089625A JP 10258149 A JP10258149 A JP 10258149A JP 25814998 A JP25814998 A JP 25814998A JP 2000089625 A JP2000089625 A JP 2000089625A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、ユーザーが求める画
像品質が個々で相違することに鑑み、各ユーザーが自己
の要求する品質を確保できる範囲でそれぞれ最大限に現
像器またはプロセスカートリッジの使用を可能とし、経
済性を高める。 【解決手段】 トナーエンド検知手段38で現像器14
内のトナー21がなくなったことを検知してトナー補給
容器25の交換を報知するとき、交換後のトナー補給容
器25内のトナー21を使い切る前にプロセスカートリ
ッジ35が保証寿命に到達するとき、その旨を装置本体
10の表面表示部41で報知する。同時に、その保証寿
命に到達したときにプロセスカートリッジ35の交換を
報知するか、それともその後にトナーエンドを検知した
ときにプロセスカートリッジ35の交換を報知するか
を、ユーザー自身が正面表示部41の操作部44を操作
したり、ホスト装置43を操作したりして選択可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、複写機・プリンタ・フ
ァクシミリやそれらの複合機などの画像形成装置に関す
る。詳しくは、そのうち特に、像担持体上に帯電・書込
みを行って静電潜像を形成し、トナーを付着してその静
電潜像を現像し、その現像により得た画像を転写して、
用紙やカード等の記録媒体に記録を行う電子写真式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子写真式画像形成装置では、
使用とともにトナーを消費し、現像器のトナーエンドを
検知したときは、たとえば現像器に設けるトナー補給容
器を新しいものと交換するなどして現像器にトナーを補
給していた。
【0003】ところが、何度かトナー補給を繰り返すう
ちに、現像器または現像器を有するプロセスカートリッ
ジの各部が徐々に劣化し、経時において画像品質が低下
することとなる。この画像品質の低下がどの程度まで許
容できるかは、各ユーザーによって相違する。
【0004】このため、従来は、ほとんどのユーザーが
許容できる画像品質の段階で現像器またはプロセスカー
トリッジの保証寿命を設定し、その保証寿命となったと
き交換を促す報知をしたり、装置本体の作動を停止した
りし、画像品質が著しく低下する前に新しい現像器また
はプロセスカートリッジと交換することとしていた。
【0005】しかしながら、保証寿命となったとき、直
ちに現像器またはプロセスカートリッジを交換すること
とすると、現像器にトナーが残った状態で交換すること
となり、それほど画像品質を問題としないユーザーにと
っては、急激に画像品質が低下するわけではないから、
不経済なことであった。
【0006】従来の画像形成装置の中には、トナー補給
時、補給後のトナーを使い切る前に現像器またはプロセ
スカートリッジが保証寿命に到達すると思われるとき、
画像品質を重視し、たとえば特開平4−51259号公
報に記載のように、トナー補給を行わずにその現像器ま
たはプロセスカートリッジを新しいものと交換するもの
もあった。
【0007】また、経済性を重視し、特開平9−190
068号公報に記載のように、現像器またはプロセスカ
ートリッジが保証寿命に到達するまでに消費するトナー
量だけトナー補給するようにしたものもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者では、
いうまでもなく、なお十分に使用可能な現像器またはプ
ロセスカートリッジを交換するから、不経済であった。
後者では、たとえばトナー容量の異なるトナー補給容器
を複数種準備しなければならず、コスト高となった。
【0009】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な画像形成装置において、ユーザーが求める画像品質が
個々で相違していることに鑑み、各ユーザーが自己の要
求する品質を確保できる範囲でそれぞれ最大限に現像器
またはプロセスカートリッジの使用を可能とし、経済性
を高めることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に係
る発明は、たとえば以下の図面を用いて説明する実施の
形態のとおり、画像形成装置本体10に現像器14また
は現像器14を有する画像形成プロセスカートリッジ3
5を着脱自在に備え、前記現像器14にそれにトナー2
1を補給するトナー補給容器25を交換可能に設けてな
り、前記現像器14のトナーエンドを検知したとき、前
記トナー補給容器25の交換を報知する一方、前記現像
器14または前記プロセスカートリッジ35の保証寿命
を設定して該保証寿命に到達したとき、その交換を報知
する画像形成装置において、前記トナー補給容器25の
交換報知時、交換後の同トナー補給容器25内のトナー
を使い切る前に前記保証寿命に到達するとき、その旨を
報知するとともに、その保証寿命に到達したとき前記現
像器14または前記プロセスカートリッジ35の交換を
報知するか、その後にトナーエンドを検知したとき前記
現像器14または前記プロセスカートリッジ35の交換
を報知するかを選択可能としてなる、ことを特徴とす
る。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
画像形成装置において、たとえば以下の図面を用いて説
明する実施の形態のとおり、記録媒体29への画像記録
枚数をカウントしてそのカウント値が、設定した寿命枚
数を越えたとき、前記保証寿命に到達したと判断する一
方、トナーエンドを検知したときそれまでの画像記録枚
数とトナー補給回数とから1回のトナー補給で画像記録
可能な枚数を算出し、その算出した枚数をそれまでの画
像記録枚数に加えた枚数が前記寿命枚数より大きいか否
かによって交換後の前記トナー補給容器25内のトナー
21を使い切る前に前記保証寿命に到達するか否か判断
してなる、ことを特徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1、または
2に記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面
を用いて説明する実施の形態のとおり、ある値をカウン
トしてそのカウント値が、設定した寿命カウント値を越
えたとき、前記保証寿命に到達したと判断する一方、前
記トナー補給容器25の交換報知時、前記寿命カウント
値を越えてから、交換後の同トナー補給容器25内のト
ナー21を使い切るまでのカウント値を表示してなる、
ことを特徴とする。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1、2、ま
たは3に記載の画像形成装置において、たとえば以下の
図面を用いて説明する実施の形態のとおり、前記現像器
14または前記プロセスカートリッジ35が引き続き使
用可能か否かを判定するためのテスト画像記録モードを
備えてなる、ことを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明は、画像形成装置にお
いて、たとえば以下の図面を用いて説明する実施の形態
のとおり、画像形成装置本体10に着脱自在に備える現
像器14または現像器14を有する画像形成プロセスカ
ートリッジ35と、その現像器14に交換可能に設けて
それにトナー21を補給するトナー補給容器25と、前
記現像器14のトナーエンドを検知するトナーエンド検
知手段38と、前記現像器14または前記プロセスカー
トリッジ35の保証寿命への到達を検知する寿命検知手
段42と、前記トナーエンド検知手段38でトナーエン
ドを検知をしたとき、前記トナー補給容器25の交換を
報知する一方、前記寿命検知手段42で保証寿命への到
達を検知したとき前記現像器14または前記プロセスカ
ートリッジ35の交換を報知する報知手段41と、前記
トナー補給容器25の交換報知時、交換後の同トナー補
給容器25内のトナー21を使い切る前に前記保証寿命
に到達するか否かを判断し、到達すると判断したとき前
記報知手段41でその旨を報知させる判断手段40と、
その判断手段40でトナー21を使い切る前に前記保証
寿命に到達すると判断したとき、その保証寿命に到達し
たとき前記現像器14または前記プロセスカートリッジ
35の交換を報知するか、その後にトナーエンドを検知
したとき前記現像器14または前記プロセスカートリッ
ジ35の交換を報知するかを選択する選択手段43・4
4と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる電子写真式画像形成装置の概略構成を示す。図中符
号10は、画像形成装置本体である。装置本体10のほ
ぼ中央には、ドラム状の像担持体12を回転自在に備え
る。
【0016】像担持体12のまわりには、その矢示する
回転方向に順に、ロール式の帯電器13、現像器14、
ロール式の転写器15、クリーニング器16などを設け
る。クリーニング器16の上には書込み器17を、また
左には定着器18を備えてなる。
【0017】現像器14は、現像ケース20内に一成分
高抵抗現像剤であるトナー21を収納してなる。現像ケ
ース20には、像担持体12側に開口を設けてそこにス
リーブ状の現像ローラ22を回転自在に備える。現像ロ
ーラ22には、現像バイアス電源23からバイアス電圧
を印加するとともに、外周に薄層化ブレード24の先端
を押し当てる。現像ケース20には、またトナー補給容
器25を交換可能に設けてなる。
【0018】そして、画像を形成するときは、装置本体
10内に備える不図示のモータで像担持体12を図中矢
示方向に回転し、その回転にともない、帯電器13で同
像担持体12の周面を一様に帯電し、次いで画像信号に
基づき書込み器17から発射したレーザ光Lをミラー2
6で反射して同像担持体12の周面に照射し、書込みを
行って該像担持体12上に静電潜像を形成する。
【0019】現像器14では、装置本体10側から伝達
する駆動力で、不図示のトナー撹拌供給部材でトナー2
1を撹拌しながら現像ローラ22へと送り、その現像ロ
ーラ22上に付着したトナー21を薄層化ブレード24
で薄層化するとともに帯電して後、像担持体12に付着
して現像を行い、上述した像担持体12上の静電潜像を
可視像化する。
【0020】また同時に、像担持体12の回転とともに
給紙ローラ27を回転して給紙カセット28からシート
状の記録媒体29を順次繰り出し、ガイド部材30で案
内して不図示のレジストローラ間に突き当てて止め、像
担持体12上に形成した画像の先端にタイミングを合わ
せて同レジストローラを回転することにより像担持体1
2と転写器15間に送り込む。
【0021】このように像担持体12と転写器15間に
送り込んだ記録媒体29には、像担持体12の回転とと
もに上記のように像担持体12上に形成した画像を転写
器15により転写する。そして、転写後の記録媒体25
を排紙路31を通して定着器18へと入れ、そこで転写
画像を定着して後、装置本体10外へと排出する。
【0022】一方、画像転写後の像担持体12は、回転
とともに、クリーニング器16のクリーニングブレード
32で周面上の残留トナー21を除去する。除去したト
ナー21は、クリーニングケース33内に収納してな
る。
【0023】ところで、このような画像形成装置では、
メンテナンス時の便宜等を考え、上述した像担持体12
と帯電器13と現像器14とクリーニング器16を所定
の配置関係をもって組み付け、一括して図2に示すよう
な一体の画像形成プロセスカートリッジ35を形成す
る。そして、図1に示すように、支持部材36上で確実
に位置決めして装置本体10内に着脱自在に備える。
【0024】さて、上述しなかったが、現像器14の現
像ケース20内には、トナーエンド検知手段38を設け
てなる。このトナーエンド検知手段38は、アンテナ方
式で、トナー量によって現像ローラ22とアンテナ間の
静電容量が変化することを利用して現像ケース20内の
トナーエンドを検知するものである。
【0025】トナーエンド検知手段38には、図3に示
すように、信号処理手段40を接続してなる。信号処理
手段40は、トナーエンド検知手段38のアンテナに流
れる電流を測定し、その測定値からトナーエンドとなっ
たか否かを判断する。トナーエンドとなったと判断した
ときは、装置本体10の正面表示部(報知手段)41で
トナー補給容器25の交換を報知する。
【0026】この報知があったとき、ユーザーは、取り
付けているトナー補給容器25に代えて新しいトナー補
給容器25を取り付け、その図示しないシール部材を剥
がすなどして封止を解除し、トナーを現像ケース20内
に補給する。
【0027】ところで、この信号処理手段40は、プロ
セスカートリッジ35が保証寿命に到達したことを検知
する寿命検知手段42にも接続してなる。寿命検知手段
42は、図示例では、像担持体12の回転数を検知する
ものである。
【0028】クリーニングブレード32や帯電器13な
どが接触するから、像担持体12の周面感光層は摩耗す
る。摩耗すると、帯電器13で所定電位まで帯電させる
ことができないから、画像品質が低下する。そこで、信
号処理手段40では、寿命検知手段42からの検知信号
を受けて像担持体12の回転数を記憶し、像担持体12
の劣化の程度を判別してプロセスカートリッジ35が保
証寿命に到達したか否かを判断する。
【0029】保証寿命に到達したと判断したときは、正
面表示部41でプロセスカートリッジ35の交換を表示
する。
【0030】なお、この信号処理手段40では、装置本
体10に接続しているコンピュータなどのホスト装置4
3との通信も行う。
【0031】さて、図示のような画像形成装置にあって
は、トナー補給容器25の交換報知時、交換後のトナー
補給容器25内のトナー21を使い切る前にプロセスカ
ートリッジ35が保証寿命に到達することもある。たと
えばプロセスカートリッジ35の保証寿命が記録媒体2
9への画像記録枚数に換算すると、30,000枚であり、ト
ナー補給容器25のトナー容量が約3,000枚分であると
き、28,000枚記録媒体29へ画像記録したところでトナ
ーエンドとなることがある。
【0032】このような場合は、そのことを信号処理手
段40で判断し、以下のないしを正面表示部41で
報知する。記録媒体29に画像を記録して出力するなど
して報知してもよい。
【0033】 トナー補給容器25を交換する必要が
あること。 約2,000枚の画像記録で、交換後のトナー補給容器
25内のトナー21を使い切る前に、プロセスカートリ
ッジ35が保証寿命に到達すること。 プロセスカートリッジ35の交換の報知を、保証寿
命に到達したときとするか、それともその後にトナーエ
ンドを検知したときとするか、ユーザー自身が選択する
こと。
【0034】ユーザーは、プロセスカートリッジ35の
交換の報知を、保証寿命に到達したときとするか、その
後にトナーエンドを検知したときとするかを、正面表示
部41の操作部44を操作したり、ホスト装置43を操
作したりして選択する。
【0035】なお、画像面積の大きな画像記録を続けた
場合、プロセスカートリッジ35の保証寿命に到達する
前に再度トナーエンドを検知することもあるが、その際
は同様に上記ないしの報知を行うようにする。
【0036】ところで、トナー補給容器25のトナー容
量が約3,000枚分といっても、それはあくまでも目安で
あり、出力する画像比率によって枚数に差を生ずること
となる。そこで、図示画像形成装置では、トナーエンド
を検知したときそれまでの画像記録枚数とトナー補給回
数とから1回のトナー補給で画像記録可能な枚数を算出
し、その算出した枚数をそれまでの画像記録枚数に加え
た枚数が寿命枚数より大きいか否かによって交換後のト
ナー補給容器25内のトナーを使い切る前に保証寿命に
到達するか否か判断してなる。
【0037】また、図示画像形成装置では、画像記録の
枚数をカウントしてそのカウント値が、設定した寿命カ
ウント値である30,000枚に達したとき、保証寿命に到達
したと判断する。一方、トナー補給容器25の交換報知
時、その30,000枚の寿命カウント値に達してから交換後
のトナー補給容器25内のトナーを使い切るまでの枚数
(この例では1,000枚)を正面表示部41に表示するよ
うにする。
【0038】さらに、図示画像形成装置では、プロセス
カートリッジ35は、像担持体12、帯電器13、現像
器14、クリーニング器16を一体に構成してなる。そ
の寿命は、像担持体12の感光層の摩耗により帯電電位
の低下が起きることとなったときとしている。
【0039】このことによる画像上の不具合は、書込み
部分にトナーを付着する反転現像方式においては地肌部
にトナーが付着してしまう地汚れ現象であり、非書込み
部分にトナーを付着する正規現像方式においては画像濃
度の低下である。
【0040】この現象に至るまでの余裕度を確認する手
段として以下のテスト画像記録モードを備え、ユーザー
が任意にそのテスト画像記録を行えるようにする。この
テスト画像記録時には、帯電器13に印加している電圧
のDC成分の絶対値をテスト記録画像の先端から後端に向
かって徐々に、または段階的に小さくしていくように制
御する。
【0041】このような制御を行った場合、テスト記録
画像は、たとえば反転現像方式の場合、画像後端に向か
って次第に地汚れが濃くなっていく。しかし、像担持体
12の劣化が進み、帯電電位の低下が激しいものほど、
より画像先端部の方から地肌汚れが目立つようになるた
め、先端部の地汚れしていない範囲が広いものほど像担
持体12の寿命に余裕があることとなる。
【0042】トナー補給容器25の交換報知時、このテ
スト画像を記録して確認し、トナー補給してプロセスカ
ートリッジ35を継続使用するか否かの判断をより正確
に行うことができる。
【0043】なお、テスト画像を記録した結果、どの程
度になったときにプロセスカートリッジ35を交換する
かは、ユーザー独自の判断で行えばよいが、参考基準を
提示しておくことが望ましい。
【0044】像担持体12以外の構成部品がプロセスカ
ートリッジ35の寿命を決定するときは、その構成部品
の劣化に併せてテスト画像の記録の仕方を設定すること
もできる。
【0045】たとえばクリーニングブレード32の場
合、像担持体12への当接エッジの摩耗によりトナーが
クリーニングブレード32をすり抜けて画像上に汚れと
なって現われる。この現象を事前にチェックする方法と
して、像担持体12上に転写しないトナー像を形成し、
その直後にテスト画像記録モードで白紙画像を記録すれ
ば、過剰なトナーに対してクリーニング不良を発生する
ことから、事前にクリーニングブレード32の摩耗を知
ることができる。
【0046】また、帯電器13の場合は、その汚れによ
って帯電電位むらが発生することが考えられるが、この
現象に対してはテスト画像記録モードで現像バイアスを
変化させてハーフトーン画像を出力すれば、電位むらを
画像の濃度むらに置き換えて検出することができる。
【0047】なお、上述した実施の形態では、現像器1
4を有するプロセスカートリッジ35を装置本体10に
対して着脱自在に備える画像形成装置に適用した場合に
ついて説明した。しかし、現像器を用いてプロセスカー
トリッジを構成せず、装置本体に対して現像器自体を着
脱自在に備える画像形成装置にも、同様に適用すること
ができる。
【0048】
【発明の効果】したがって、請求項1ないし5に係る発
明によれば、画像品質の低下を危惧するユーザーにあっ
ては、保証寿命に到達したとき現像器またはプロセスカ
ートリッジの交換を報知するようにし、多少の画像品質
の低下をおそれるよりも経済性を重視するユーザーにあ
っては、保証寿命に到達して後にトナーエンドを検知し
たとき現像器またはプロセスカートリッジの交換を報知
するようにする。
【0049】これにより、ユーザーが求める画像品質が
個々で相違していることに鑑み、各ユーザーが自己の要
求する品質を確保できる範囲でそれぞれ最大限に現像器
またはプロセスカートリッジの使用を可能とし、経済性
を高めることができる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、トナーエン
ドを検知したときそれまでの画像記録枚数とトナー補給
回数とから1回のトナー補給で画像記録可能な枚数を算
出し、その算出した枚数をそれまでの画像記録枚数に加
えた枚数が寿命枚数より大きいか否かによって交換後の
トナー補給容器内のトナーを使い切る前に保証寿命に到
達するか否か判断するから、加えて、ユーザーのそれま
での使用状況に応じてある程度の確度をもってトナーを
使い切る前に保証寿命に到達するか否かを判断すること
ができる。
【0051】請求項3に係る発明によれば、ある値をカ
ウントしてそのカウント値が、設定した寿命カウント値
を越えたとき、保証寿命に到達したと判断するとき、ト
ナー補給容器の交換報知時、寿命カウント値を越えてか
ら、交換後の同トナー補給容器内のトナーを使い切るま
でのカウント値を表示するから、加えて、ユーザーはそ
の表示を参考に、保証寿命に到達したとき現像器または
プロセスカートリッジの交換を報知するか、保証寿命に
到達して後にトナーエンドを検知したとき現像器または
プロセスカートリッジの交換を報知するかを選択するこ
とができる。
【0052】請求項4に係る発明によれば、現像器また
はプロセスカートリッジが引き続き使用可能か否かを判
定するためのテスト画像記録モードを備えるから、加え
て、実際にテスト画像を記録して画像品質の低下の度合
いを確認し、保証寿命に到達したとき現像器またはプロ
セスカートリッジの交換を報知するか、保証寿命に到達
して後にトナーエンドを検知したとき現像器またはプロ
セスカートリッジの交換を報知するかを選択することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子写真式画像形成装置の概略
構成図である。
【図2】その画像形成装置で用いる画像形成プロセスカ
ートリッジの斜視図である。
【図3】そのプロセスカートリッジ部分の拡大概略構成
図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置本体 12 像担持体 13 帯電器 14 現像器 15 転写器 16 クリーニング器 20 現像ケース 21 トナー 22 現像ローラ 24 薄層化ブレード 25 トナー補給容器 29 記録媒体 32 クリーニングブレード 33 クリーニングケース 35 画像形成プロセスカートリッジ 36 支持部材 38 トナーエンド検知手段 40 信号処理手段(判断手段) 41 正面表示部(報知手段) 42 寿命検知手段 43 ホスト装置(選択手段) 44 操作部(選択手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に現像器または現像器
    を有する画像形成プロセスカートリッジを着脱自在に備
    え、前記現像器にそれにトナーを補給するトナー補給容
    器を交換可能に設けてなり、前記現像器のトナーエンド
    を検知したとき、前記トナー補給容器の交換を報知する
    一方、前記現像器または前記プロセスカートリッジの保
    証寿命を設定して該保証寿命に到達したとき、その交換
    を報知する画像形成装置において、前記トナー補給容器
    の交換報知時、交換後の同トナー補給容器内のトナーを
    使い切る前に前記保証寿命に到達するとき、その旨を報
    知するとともに、その保証寿命に到達したとき前記現像
    器または前記プロセスカートリッジの交換を報知する
    か、その後にトナーエンドを検知したとき前記現像器ま
    たは前記プロセスカートリッジの交換を報知するかを選
    択可能としてなる、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体への画像記録枚数をカウントし
    てそのカウント値が、設定した寿命枚数を越えたとき、
    前記保証寿命に到達したと判断する一方、トナーエンド
    を検知したときそれまでの画像記録枚数とトナー補給回
    数とから1回のトナー補給で画像記録可能な枚数を算出
    し、その算出した枚数をそれまでの画像記録枚数に加え
    た枚数が前記寿命枚数より大きいか否かによって交換後
    の前記トナー補給容器内のトナーを使い切る前に前記保
    証寿命に到達するか否か判断してなる、請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ある値をカウントしてそのカウント値
    が、設定した寿命カウント値を越えたとき、前記保証寿
    命に到達したと判断する一方、前記トナー補給容器の交
    換報知時、前記寿命カウント値を越えてから、交換後の
    同トナー補給容器内のトナーを使い切るまでのカウント
    値を表示してなる、請求項1、または2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像器または前記プロセスカートリ
    ッジが引き続き使用可能か否かを判定するためのテスト
    画像記録モードを備えてなる、請求項1、2、または3
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体に着脱自在に備える現
    像器または現像器を有する画像形成プロセスカートリッ
    ジと、 その現像器に交換可能に設けてそれにトナーを補給する
    トナー補給容器と、 前記現像器のトナーエンドを検知するトナーエンド検知
    手段と、 前記現像器または前記プロセスカートリッジの保証寿命
    への到達を検知する寿命検知手段と、 前記トナーエンド検知手段でトナーエンドを検知をした
    とき、前記トナー補給容器の交換を報知する一方、前記
    寿命検知手段で保証寿命への到達を検知したとき前記現
    像器または前記プロセスカートリッジの交換を報知する
    報知手段と、 前記トナー補給容器の交換報知時、交換後の同トナー補
    給容器内のトナーを使い切る前に前記保証寿命に到達す
    るか否かを判断し、到達すると判断したとき前記報知手
    段でその旨を報知させる判断手段と、 その判断手段でトナーを使い切る前に前記保証寿命に到
    達すると判断したとき、その保証寿命に到達したとき前
    記現像器または前記プロセスカートリッジの交換を報知
    するか、その後にトナーエンドを検知したとき前記現像
    器または前記プロセスカートリッジの交換を報知するか
    を選択する選択手段と、 を備えてなる、画像形成装置。
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JP2007249069A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置

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