JP2006003555A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像品質評価用画像を視認しやすくすることで画像品質の良否を簡単に判断することができる画像形成装置および画像形成方法を提供する。
【解決手段】 感光体(または現像ローラ)の移動方向に沿って、現像ローラの周長に相当する長さLdを超えるテストパターンP3を形成する。現像ローラの最初の周回では、表面のトナー搬送量が大きいのでテストパターンは高濃度であるが、トナー残量が少なくなると次の周回におけるトナー搬送量が低下するため、テストパターンP3のうち長さLdを超える部分の画像濃度が低下する。1周目と2周目との境界に対応する位置に濃度差があれば、トナー残量不足に起因する画質劣化が生じていることがわかる。
【選択図】 図7

Description

この発明は、トナーを使用して画像を形成する画像形成装置において、画像品質を評価するための画像を形成する技術に関するものである。
プリンタ、複写機およびファクシミリ装置などトナーを使用して画像を形成する画像形成装置では、装置を使用するにつれて、例えば装置の劣化やトナーの残量低下など装置の状態変化に起因する画像品質の劣化が発生する。このような場合に直ちに画像の形成を禁止すればさらなる画像品質の劣化は防止される。しかし、画像品質が多少劣化した状態であっても、ユーザは引き続き画像形成を行いたい場合もある。このような要求に応えるため、例えば、特許文献1に記載の印刷装置では、トナー残量が第1所定値を下回ったときには、印刷物がかすれる可能性がある旨のメッセージを表示することでユーザに対し警告を行いつつ、少なくとも現在処理途中の印刷ジョブデータについては、ユーザの操作に応じて印刷物として出力できるようにしている。こうしてユーザの上記要求に応えることを可能とし、ユーザにとっての利便性を高めることができる。
特開2002−196628号公報(例えば、段落0033)
画像品質の劣化がどの程度まで許容されるかは、ユーザの意向により、また画像の種類により異なる。したがって、最終的にはユーザが画像品質の良否を判断することができるのが望ましい。これを可能とするために、例えば、画像品質評価用の適宜のテストパターンを紙などの記録材上に形成し出力することが考えられる。しかしながら、専門的知識を持たない一般ユーザにとっては、目視による画像品質の評価作業は必ずしも容易でない。そこで、画像品質評価用として出力される画像のパターンを工夫することで、専門的知識を持たなくても簡単に画像品質の良否を評価できるような技術を確立することが望まれるが、このような技術についてはこれまで十分に検討されていなかった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、画像品質評価用画像を視認しやすくすることで画像品質の良否を簡単に判断することができる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる画像形成装置は、上記目的を達成するため、トナーを貯留するトナー貯留手段と、前記トナー貯留手段から供給されたトナーを担持しながら所定の方向に周回移動することによって該トナーを搬送するトナー担持手段と、前記トナー担持手段に担持されたトナーを用いて記録材上に画像を形成する像形成手段とを備え、前記像形成手段は、前記トナー担持手段表面のうち直前の周回において画像形成のためにトナーが消費された領域に担持されたトナーを使用して形成される第1画像部を含む画質評価用画像を記録材上に形成することを特徴としている。
このように構成された発明では、画像品質、特に、装置に貯留されたトナーの残量低下に伴って生じる画質劣化の程度をユーザが簡単に評価することができる。その理由について以下説明する。上記構成を有する画像形成装置では、トナー貯留手段からトナー担持手段に供給されたトナーは、トナー担持手段の周回に伴って下流側へ搬送され、画像形成に使用される。そして、画像形成によりトナーが消費されたトナー担持手段の表面には新たにトナーが供給されて、新たな画像形成に供される。しかし、トナー残量が少なくなると安定したトナー供給がなされなくなる。このため、画像形成のためにトナー担持手段表面のある領域のトナーが消費された後、次の周回で、同じ領域に担持されたトナーを用いて形成される画像においては、トナー供給の不安定さに起因するかすれや濃度ムラなどの画像欠陥が発生する可能性が高い。
このことから、画像欠陥を確実に発見するためには、トナー担持手段の表面領域のうち先の周回で画像形成によりトナーを消費され新たにトナーを供給された領域に担持されたトナーを用いて形成された画像、すなわち本発明にいう「第1画像部」に基づいて画質の評価を行うことが望ましい。本発明では、この第1画像部を含む画像を画質評価用画像としているので、ユーザは記録材上に形成された画質評価用画像を用いて画質の評価を簡単に行うことができる。
また、先の周回でトナーを消費されなかった領域に担持されたトナーを用いて形成された画像、すなわち本発明にいう「第2画像部」を上記第1画像部と併せて形成すれば、両画像部の濃度の違いから画像欠陥の有無を評価することができる。すなわち、両画像部に濃度差が視認されなければ、トナー残量低下による画質劣化はないものと判断することができる。一方、濃度差が視認される場合には、トナー残量低下による画質劣化が目に見えるレベルに至っていることがわかる。なお、第1および第2画像部については次のような手順で形成するのが好ましい。すなわち、トナー担持手段のある周回で、トナー担持手段表面のうち所定領域に担持されたトナーにより第2画像部をまず形成する。そして、次の周回で、トナー担持手段表面の同じ領域に担持されたトナーを用いて第1画像部を形成する。このようにすれば、第1画像部の形成に先立ってトナー担持手段表面のトナーを消費するために形成する画像が、第2画像部として有効に活用されることとなり、トナーの消費量を抑えることができる。
また、前記画質評価用画像が、前記第1画像部と前記第2画像部との間で互いに接するように形成されるのが好ましい。例えば、前記画質評価用画像が、前記第1画像部の周縁部全てが前記第2画像部と接するようにしてもよい。この場合において、両画像部は互いに同一の画像パターンを有することが望ましい。互いに離れた位置にある2つの画像部の僅かな濃度の違いを識別することは一般ユーザにとって容易ではない。そこで、両画像部を互いに接するように配置すれば、その濃度差は両画像部の境界における画像濃度の不連続性として視認されることとなり、画質の評価が容易になる。
また、前記画質評価用画像が、前記トナー担持手段の移動方向に沿って前記トナー担持手段の周長に対応する長さよりも長く、しかも、略一様な画像パターンを有するように構成されてもよい。ここで、「トナー担持手段の周長に対応する長さ」とは、周回するトナー担持手段の表面のちょうど1周分を使って形成される画像の、トナー担持手段の移動方向に沿った長さのことである。このような画像を形成する間にトナー担持手段の周回数は1周を越える。そのため、このような画像のうち、先頭部からトナー担持手段の周長に対応する長さよりも後方の部分は、周回が1周を超えて2周目に入ったトナー担持手段の表面領域に担持されるトナーにより形成されることとなる。またトナー担持手段の1周目でも当該画像の形成を行っているから、この2周目に形成された後方部分は本発明にいう「第1画像部」として用いることができる。また、上記した1周目の周回の直前の周回で画像形成を行っていなければ、上記画像のうちこの1周目のトナーにより形成された部分が本発明の「第2画像部」となる。そして、上記画像のうちトナー担持手段の周回が1周目から2周目に切り替わるときに形成された部分が第1画像部と第2画像部との境界となり、ユーザはこの部分の濃度差を見ることで画質の評価を行うことができる。
なお、上記したように、本発明は、特にトナー残量が少なくなったときに、それに起因する画像品質の劣化の程度を評価する際に好適に用いることができる。すなわち、このような画質確認用画像については、前記トナー貯留手段内のトナー残量が所定の基準値以下であるときに、必要に応じて形成されるのが好ましい。
また、互いに異なる複数のトナー色のトナーが装置に貯留されている場合には、前記第1および第2画像部が、いずれも同じトナー色で形成される必要がある。すなわち、複数のトナー色のうち、画質評価の対象とすべきトナー色については、当該トナー色で前記第1および第2画像部を形成することによって、当該トナー色における画質評価を行うことができる。この場合において、第1および第2画像部を互いに接するように、また互いに同一の画像パターンとすることが望ましいことは先に述べたとおりである。なお、複数のトナー色について画質の評価を行うために、各トナー色ごとにそれぞれ前記第1および第2画像部を形成するようにしてもよい。
また、この発明にかかる画像形成方法は、トナーを担持しながら所定の方向に周回移動することによって該トナーを搬送するトナー担持手段を備える画像形成装置において、画質を評価するための画質評価用画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、上記目的を達成するため、前記トナー担持手段の第1の周回において、前記トナー担持手段に担持されたトナーを使用して画像形成を行うことにより前記トナー担持手段表面のうちの所定領域に担持されたトナーを消費する工程と、前記第1の周回に続く前記トナー担持手段の第2の周回において、前記トナー担持手段表面のうち前記所定領域に担持されたトナーを使用して、前記画質評価用画像の少なくとも一部を前記記録材上に形成する工程とを備えることを特徴としている。
このように構成された発明では、画質評価用画像の少なくとも一部は、トナー担持手段表面のうち先の周回でトナーを消費された領域に担持されたトナーを用いて形成されることとなる。画質評価用画像のこの部分は、上記した画像形成装置における画質評価用画像の「第1画像部」に相当している。すなわち、上記方法により画質評価用画像を形成することによって、上記画像形成装置と同様に、ユーザは画質の評価を容易に行うことが可能となる。また、第1の周回において形成する画像については、画質評価のために供されることを必ずしも要しない。すなわち、第1の周回においては、次の周回での画質評価用画像形成のためにトナーを消費することが必要なのであって、この際に消費されたトナーについては、記録材上に付着させてもよいし、また装置内で回収してもよい。ただし、このトナーにより上記装置における「第2画像部」に相当する画像を記録材上に形成するようにすれば、このようなトナーを有効に活用することができる。
図1はこの発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図である。また、図2は図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。この装置は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナー(現像剤)を重ね合わせてフルカラー画像を形成したり、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する画像形成装置である。この画像形成装置では、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号がメインコントローラ11に与えられると、このメインコントローラ11からの指令に応じてエンジンコントローラ10に設けられたCPU101がエンジン部EG各部を制御して所定の画像形成動作を実行し、シートSに画像信号に対応する画像を形成する。
このエンジン部EGでは、感光体22が図1の矢印方向D1に回転自在に設けられている。また、この感光体22の周りにその回転方向D1に沿って、帯電ユニット23、ロータリー現像ユニット4およびクリーニング部25がそれぞれ配置されている。帯電ユニット23は所定の帯電バイアスを印加されており、感光体22の外周面を所定の表面電位に均一に帯電させる。クリーニング部25は一次転写後に感光体22の表面に残留付着したトナーを除去し、内部に設けられた廃トナータンクに回収する。これらの感光体22、帯電ユニット23およびクリーニング部25は一体的に感光体カートリッジ2を構成しており、この感光体カートリッジ2は一体として装置本体に対し着脱自在となっている。
そして、この帯電ユニット23によって帯電された感光体22の外周面に向けて露光ユニット6から光ビームLが照射される。この露光ユニット6は、外部装置から与えられた画像信号に応じて光ビームLを感光体22上に露光して画像信号に対応する静電潜像を形成する。
こうして形成された静電潜像は現像ユニット4によってトナー現像される。すなわち、この実施形態では、現像ユニット4は、図1紙面に直交する回転軸中心に回転自在に設けられた支持フレーム40、支持フレーム40に対して着脱自在のカートリッジとして構成されてそれぞれの色のトナーを内蔵するイエロー用の現像器4Y、シアン用の現像器4C、マゼンタ用の現像器4M、およびブラック用の現像器4Kを備えている。この現像ユニット4は、エンジンコントローラ10により制御されている。そして、このエンジンコントローラ10からの制御指令に基づいて、現像ユニット4が回転駆動されるとともにこれらの現像器4Y、4C、4M、4Kが選択的に感光体22と当接してまたは所定のギャップを隔てて対向する所定位置に位置決めされると、当該現像器に設けられて選択された色のトナーを担持する現像ローラ44が感光体22に対し対向配置され、その対向位置において現像ローラ44から感光体22の表面にトナーを付与する。これによって、感光体22上の静電潜像が選択トナー色で顕像化される。
図3は現像器の構造を示す断面図である。各現像器4Y、4C、4M、4Kはいずれも同一構造を有している。したがって、ここでは、現像器4Kの構成について図3を参照しながらさらに詳しく説明するが、その他の現像器4Y、4C、4Mについてもその構造および機能は同じである。この現像器4Kでは、その内部にトナーTを収容するハウジング41に供給ローラ43および現像ローラ44が軸着されており、当該現像器4Kが上記所定位置に位置決めされると、現像ローラ44が感光体2と当接してまたは所定のギャップを隔てて対向位置決めされるとともに、これらのローラ43、44が本体側に設けられた回転駆動部(図示省略)と係合されて所定の方向に回転する。この現像ローラ44は、銅、アルミニウム、ステンレス等の金属または合金により円筒状に形成されている。そして、2つのローラ43、44が接触しながら回転することでトナーが現像ローラ44の表面に擦り付けられて所定厚みのトナー層が現像ローラ44表面に形成される。
また、この現像器4Kでは、現像ローラ44の表面に形成されるトナー層の厚みを所定厚みに規制するための規制ブレード45が配置されている。この規制ブレード45は、ステンレスやリン青銅などの板状部材451と、板状部材451の先端部に取り付けられたゴムや樹脂部材などの弾性部材452とで構成されている。この板状部材451の後端部はハウジング41に固着されており、図3の矢印に示す現像ローラ44の回転方向において、板状部材451の先端部に取り付けられた弾性部材452が板状部材451の後端部よりも上流側に位置するように配設されている。そして、その弾性部材452が現像ローラ44表面に弾性的に当接して現像ローラ44の表面に形成されるトナー層を最終的に所定の厚みに規制する。
このようにして現像ローラ44の表面に形成されたトナー層は、現像ローラ44の回転によって順次、その表面に静電潜像が形成されている感光体2との対向位置に搬送される。そして、エンジンコントローラ10からの現像バイアスが現像ローラ44に印加されると、現像ローラ44上に担持されたトナーは、感光体2の表面各部にその表面電位に応じて部分的に付着し、こうして感光体2上の静電潜像が当該トナー色のトナー像として顕像化される。
上記のようにして現像ユニット4で現像されたトナー像は、一次転写領域TR1で転写ユニット7の中間転写ベルト71上に一次転写される。転写ユニット7は、複数のローラ72〜75に掛け渡された中間転写ベルト71と、ローラ73を回転駆動することで中間転写ベルト71を所定の回転方向D2に回転させる駆動部(図示省略)とを備えている。そして、カラー画像をシートSに転写する場合には、感光体22上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト71上に重ね合わせてカラー画像を形成するとともに、カセット8から1枚ずつ取り出され搬送経路Fに沿って二次転写領域TR2まで搬送されてくるシートS上にカラー画像を二次転写する。
このとき、中間転写ベルト71上の画像をシートS上の所定位置に正しく転写するため、二次転写領域TR2にシートSを送り込むタイミングが管理されている。具体的には、搬送経路F上において二次転写領域TR2の手前側にゲートローラ81が設けられており、中間転写ベルト71の周回移動のタイミングに合わせてゲートローラ81が回転することにより、シートSが所定のタイミングで二次転写領域TR2に送り込まれる。
また、こうしてカラー画像が形成されたシートSは定着ユニット9によりトナー像を定着され、排出前ローラ82および排出ローラ83を経由して装置本体の上面部に設けられた排出トレイ部89に搬送される。また、シートSの両面に画像を形成する場合には、上記のようにして片面に画像を形成されたシートSの後端部が排出前ローラ82後方の反転位置PRまで搬送されてきた時点で排出ローラ83の回転方向を反転し、これによりシートSは反転搬送経路FRに沿って矢印D3方向に搬送される。そして、ゲートローラ81の手前で再び搬送経路Fに乗せられるが、このとき、二次転写領域TR2において中間転写ベルト71と当接し画像を転写されるシートSの面は、先に画像が転写された面とは反対の面である。このようにして、シートSの両面に画像を形成することができる。
また、ローラ75の近傍には、クリーナ76が配置されている。このクリーナ76は図示を省略する電磁クラッチによってローラ75に対して近接・離間移動可能となっている。そして、ローラ75側に移動した状態でクリーナ76のブレードがローラ75に掛け渡された中間転写ベルト71の表面に当接し、二次転写後に中間転写ベルト71の外周面に残留付着しているトナーを除去する。
また、この装置1では、図2に示すように、メインコントローラ11のCPU111により制御される表示部12を備えている。この表示部12は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、CPU111からの制御指令に応じて、ユーザへの操作案内や画像形成動作の進行状況、さらに装置の異常発生やいずれかのユニットの交換時期などを知らせるための所定のメッセージを表示する。
なお、図2において、符号113はホストコンピュータなどの外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像を記憶するためにメインコントローラ11に設けられた画像メモリである。また、符号106はCPU101が実行する演算プログラムやエンジン部EGを制御するための制御データなどを記憶するためのROM、また符号107はCPU101における演算結果やその他のデータを一時的に記憶するRAMである。
さらに、符号200はトナー消費量を求めるためのトナーカウンタである。このトナーカウンタ200は、画像形成動作の実行に伴って消費されるトナーの量を各トナー色毎に計算し記憶する。トナー消費量の計算方法は任意であり種々の公知技術を適用することができる。例えば、外部装置から入力された画像信号を解析して各トナー色ごとのトナードットの形成個数をカウントし、そのカウント値からトナー消費量を計算することができる。
そして、CPU101は、トナーカウンタ200により求められた各色ごとのトナー消費量を各現像器4Y等に貯留されたトナー量の初期値から減算することにより、各時点における現像器内のトナー残量を把握する。そして、必要に応じて、各色ごとのトナー残量やトナー切れの発生などをユーザに知らせるためのメッセージを表示部12に表示させる。
具体的には、いずれかの現像器におけるトナー残量が所定の基準値以下となった場合には、当該トナー色について現像器を交換すべき時期が近づいていることを示すメッセージを表示(以下、「ニアエンド表示」という)する。この場合の基準値は、トナー残量がこの基準値にまで低下した状態で画像形成を行っても所定の画像品質が維持されるような値に設定される。ニアエンド表示を行うことにより、トナー切れによる著しい画質劣化が生じる前に新たな現像器を用意するための時間的余裕がユーザに与えられる。
トナー残量がさらに低下し画像品質の劣化が大きいと想定されるレベルに達すると、CPU101は、当該現像器の交換を促すメッセージを表示し(以下、「エンド表示」という)、以後の画像形成動作を禁止する。こうすることで、画像品質の著しく劣る画像が形成されるのを防止する。ただし、トナーをできるだけ使い切りたいユーザや、画質の劣化を許容して画像を形成したいユーザの要求に応えるため、ユーザの操作によってこの禁止を解除することができるようにしてもよい。
ニアエンド表示がなされてからエンド表示がなされるまでの間は、トナー残量の低下に伴い画像の品質劣化を生じる可能性が次第に高くなる。このような画質劣化がどの程度まで許容されるかは、ユーザの要望によって、また形成する画像の種類によって異なる。したがって、どのタイミングで現像器を交換すべきかについてトナー残量から一義的に求めることは困難である。そこで、この実施形態では、ニアエンド表示がなされて以降、ユーザからの要求があった場合には、所定パターンの画像を含むステータスシートを出力し、ユーザに画質の確認を行わせる。
ここで、この実施形態においてステータスシートに形成される画像パターンについて説明する。この実施形態では、トナー残量の低下に起因して生じる画像品質の劣化をユーザが容易に視認することができるように、1枚のステータスシートの中に、現像ローラ44の表面のうち先の周回で画像形成のためにトナーが消費された領域に担持されたトナーを使用して形成される画像部と、現像ローラ44の表面のうち先の周回で画像形成のためにトナーが消費されなかった領域に担持されたトナーを使用して形成される画像部とを含ませるようにしている。このようにする理由について以下に詳述する。
図4は現像ローラの表面状態を示す模式図である。まず、現像器内に十分なトナー残量がある場合を考える。この場合、図4(a)に示すように、現像器に設けられた供給ローラ43と現像ローラ44とが対向配置されたトナー供給位置SPの周辺には多量のトナー粒子Tが存在する。供給位置SPにおいて現像ローラ44表面に擦り付けられたトナーは、現像ローラ44の回転に伴って感光体22と対向する現像位置DPまで搬送される。現像位置DPでは、一部のトナーが感光体22に移動することによって感光体22上の静電潜像を顕像化する。この結果、現像ローラ44の回転方向において現像位置DPよりも下流側では、現像ローラ44表面のトナー密度は一時的に現像位置DPの上流側よりも低くなっている。しかしながら、現像ローラ44がさらに回転することで、その表面には供給位置SPにおいて新たなトナーTが供給される。このため、供給位置SPから現像位置DPまで搬送されるトナーの量は安定しており、その結果、形成される画像の濃度も安定したものとなる。
次に、現像器内のトナー残量が少なくなった場合について検討する。画像形成動作が開始され、現像ローラ44の周回が始まってから実際に表面のトナーが画像形成に使用されるまでに、現像ローラ44は少なくとも数回の周回を重ねている。この間に、残り少なくなった現像器内のトナーが現像ローラ44の表面に掻き集められるため、図4(b)に示すように、現像ローラ44の表面にはある程度の量のトナーが担持されている。したがって、この時点で現像ローラ44表面に担持されたトナーを使用して形成される画像については、本来の濃度またはそれに近い濃度を得ることが可能である。
しかしながら、現像位置DPにおいてトナーが消費されてしまうと、供給位置SPにおいて新たに供給されるトナーの量は少なくなっているため、図4(c)に示すように、現像ローラ44の次の周回では現像位置DPに搬送されるトナーの量が少なくなってしまう。また、現像ローラ44におけるトナー搬送量が低下すると、供給ローラ43および規制ブレード45との擦過によるトナーの帯電量が増加する。これらに起因して、この周回では、画像を形成するために現像ローラ44から感光体22へ移動するトナーの量が少なくなり、画像濃度の低下やかすれ、濃度ムラなどの画像欠陥を生じやすくなる。
つまり、現像ローラ44の周回の2周分にわたって画像形成を行った場合、その1周目では比較的高い画像濃度が得られるのに対し、その2周目では画像濃度の低下やかすれなどの画像欠陥が生じやすい。このことから、実際の画像形成動作によって画像欠陥を生じるか否かについては、上記した現像ローラ44の2周目に形成される画像の品質に基づいて判断されるのが望ましい。言い換えれば、画質評価のためにステータスシートに形成する画像パターン(テストパターン)としては、上記した現像ローラ44の2周目に形成される画像を含むものであることが望ましい。
図5はテストパターンの濃度差を説明するための原理図である。また、図6はトナー搬送量およびテストパターンの濃度を示す図である。トナー残量が少ない状態で、現像ローラ44を図5の矢印方向に回転させながらその表面の一部領域441に担持されたトナーを用いて画像形成を行った場合を考える。このとき感光体22上に最初に形成される画像パターンP1は、それ以前に現像ローラ44表面に担持されていたトナーにより顕像化されるので十分な画像濃度を有している。一方、現像ローラ44の次の周回で同じ表面領域441に担持されたトナーにより顕像化される画像パターンP2は、先の周回で該領域に担持されたトナーが画像パターンP1を形成するのに消費され、しかも新たに供給されるトナーの量が少ないため画像パターンP1よりも低濃度となる。また、画像パターンP1およびP2の形成開始位置は、互いに現像ローラ44の周長に相当する長さLdを隔てている。ここで、「周長に相当する長さ」とは、現像ローラ44が1周する間に感光体22表面が移動する長さである。現像ローラ44および感光体22の表面の移動速度(周速)が同じであれば、この長さLdは現像ローラ44の周長と一致する。一方、それぞれの周速が異なる場合には、感光体22の周速に対する現像ローラ44の周速の比(周速比)に現像ローラ44の周長を乗じた長さがこの長さLdとなる。
これら2つの画像パターンP1およびP2を共に含む画像をステータスシートに形成すれば、両パターンの濃度差が視認しうるレベルであるか否かによって容易に画質の評価を行うことができる。特に、両画像パターンを互いに接するように配置すれば、その境界部分における濃度差を知覚できるか否かによる画質の判断が可能となる。すなわち、両パターンの間に濃度差が知覚できなければ、現像ローラ44を複数回周回させながら連続的に形成される画像における濃度ムラは目立たないと期待される。一方、両パターンの間に濃度差が知覚される場合には、連続的に形成される画像において濃度ムラが生じることが予想される。これらの画像パターンP1およびP2は、本発明にいう「第2画像部」および「第1画像部」にそれぞれ相当するものである。
なお、第2画像部に相当するパターンP1については、現像ローラ44表面のトナーをできるだけ多く消費するために、ベタ画像を用いるのが好ましい。また、第1画像部に相当するパターンP2については他のパターンであってもよいが、かすれなどの画像欠陥を見つけやすく、また、パターンP1と比較することができることから、同様にベタ画像とするのが好ましい。また、これら2つのパターンは、当然に同じ現像ローラを使用して形成されなければならない。すなわち、2つのパターンは同じトナー色により形成される必要がある。
図7はテストパターンの他の例を示す図である。この例におけるテストパターンP3は、その感光体22の周回方向に沿った長さが現像ローラ44の周長に相当する長さLdよりも長く、かつ該画像内において一様な画像パターンを有する画像である。このようなテストパターンP3の形成を行う過程を考える。現像位置DP(図5)においてテストパターンP3の形成が開始されると、現像ローラ44表面のトナーが消費され始める。そして、現像ローラ44がちょうど1周し、感光体22上において顕像化された画像の長さが上記長さLdに達した時点で、現像ローラ44の周回は2周目に入るが、画像の形成は継続される。つまり、この例では、図6における2つのパターンP1およびP2が連続して一体的に形成されていると考えることができる。2周目の周回では、先の周回でトナーがテストパターンP3の形成のために消費されており、したがって、現像器内のトナー残量が少なければ、現像ローラ44表面におけるトナー搬送量は1周目よりも低下する。このため、テストパターンP3のうち感光体周回方向における先頭部(図7における左端)からの距離が上記長さLdを超える部分では、トナー不足に起因する画像濃度の低下が生じる。この結果、テストパターンP3では、先頭部からの距離Ldに相当する位置を境界としてその両側で画像濃度が異なることとなる。
このような一様な画像パターンにおける画像濃度の不連続性は、図6における離隔配置された2つの画像パターンP1およびP2の間の濃度差に比べてより知覚されやすい。そして、境界を挟んで知覚できる程度の濃度差が生じていれば、通常の画像形成動作により形成すべき画像において明らかな濃度ムラが発生するであろうことが予想できる。一方、濃度差が知覚できなければ、目立たつほどの濃度ムラは生じないと予想できる。このように、画質評価用画像として、現像ローラ44表面のうち先の周回でトナーを消費された領域およびトナーを消費されなかった領域のそれぞれに担持されたトナーにより形成された画像部を含み、しかも、それらの画像部が互いに接するように配置された画像を形成することによって、トナー不足に起因して生じる画質の劣化の程度を簡単に評価することが可能となる。
なお、感光体周回方向に直交する方向におけるパターンの幅については任意に定めてよい。しかしながら、テストパターンにある程度の面積がなければ画質の評価が難しくなる。本願発明者の実験によれば、この幅については少なくとも2mmは必要である。また、幅を広くしすぎるとトナーの消費量が多くなってしまうので、数mm程度が適当と考えられる。図6における各パターンP1、P2の幅および長さについても同様である。
図8はテストパターンの他の例を示す図である。なお、図8は、感光体22から中間転写ベルト71を経てステータスシートとしてのシートSに転写されたテストパターンを示している。図8(a)に例示するテストパターンは、搬送経路Fにおけるシート搬送方向に沿った長さL4、これと直交する方向(以下、「幅方向」という)の幅W4なる画像パターンP4と、長さL5、幅W5(ただし、L5≦L4、W5>W4)なる画像パターンP5とを有している。また、両者の先頭部(図において各パターンの左端)の間の距離は現像ローラ44の周長に相当する長さLdである。このようなテストパターンでは、パターンP5のうち破線で挟まれる領域が第1画像部に相当する。また、パターンP5のうち破線より外側の領域は、第1画像部と同じように、現像ローラ44の2周目に形成されるものであるが、当該領域に対応する現像ローラ44の表面ではその直前の周回でトナーが消費されていないので、この領域が本発明の第2画像部となる。
また、図8(b)の例は、長さL6、幅W6なるパターンP6が形成された現像ローラ44の次の周回で、現像ローラ44表面のうちパターンP6を形成するためにトナーを消費された表面領域を取り囲む領域のトナーにより、長さL7、幅W7(ただし、L7>L6、W7>W6)なるパターンP7が形成されたテストパターンである。パターンP7では、パターンP6に対応する第1画像部P61の周囲が第2画像部によって完全に覆われる。このため、比較的小さな画像パターンであっても、第1画像部と第2画像部との境界線の長さを長く取ることができるので、画質評価の容易さを損なうことなく、トナー消費量を抑えることができる。
なお、これらの例において、先の周回において形成する画像パターンP4、P6は四角形であるが、これらは他の形状であってもよく、また例えば記号や文字などであってもよい。このようにすれば、後の周回で形成される画像パターンP5またはP7においてこれらの記号や文字を読み取ることができるか否かで画像品質の良否を判断することができる。すなわち、例えば画像パターンP5またはP7内にこれらの記号や文字が白抜き(シートSが白紙の場合)で浮き出るようでは、明らかにトナー残量不足である。また、これらの記号等がかすかに読み取れるような場合には、トナー切れが近づいている。一方、記号等が全く読み取れなければ画質劣化のおそれは少ない。
また、図8(c)に例示するテストパターンは、長さLd、幅W8なる画像部P8と、その後端部に接するように形成された幅W9なる画像部P9とからなる。このようなテストパターンでは、第1画像部(画像部P9のうち下半分)がその2辺で第2画像部(画像部P8および画像部P9のうち上半分)と接している。そして、その境界線上における画像濃度の不連続性があるか否かによって画像品質の良否を判断することができる。
これらのテストパターンは、トナーの残量不足に起因する画像品質の劣化の程度を評価する際に好適に用いることができる。この実施形態では、いずれかのトナー色についてニアエンド表示がなされているときに、ユーザから要求があれば各トナー色ごとのテストパターンを含むステータスシートを出力し、ユーザが画質の確認を行えるようにする。この場合のテストパターンについては、ニアエンド表示がされているトナー色についてのみ形成するようにしてもよく、また全てのトナー色についてそれぞれ形成するようにしてもよい。ここでは、1つのトナー色についてニアエンド表示がされていれば、全てのトナー色についてテストパターンを形成するものとする。
図9はステータスシート上の画像パターンの例を示す図である。この例では、各トナー色、すなわちイエロー色、マゼンタ色、シアン色およびブラック色それぞれの画像Py、Pm、PcおよびPkからなるテストパターンTP1を、横長に搬送されるシートSの幅方向に互いに位置の異なる3箇所に形成している。各画像の形状は図8(c)の例に相当するものである。ここで、3組のテストパターンを形成する理由は次の通りである。
この種の画像形成装置では、感光体22および現像ローラ44の偏心やたわみに起因して、シートSの幅方向における濃度ムラが発生しやすい。このことから、テストパターンTP1を1箇所だけに形成したのでは、他の箇所において発生しうる濃度ムラ等の画質劣化が見過ごされてしまうおそれがある。かといって、テストパターン自体を幅方向に長く延ばしたのではトナー消費量が多くなり不経済である。このような問題に対しては、幅方向に互いに異なる位置に複数組のテストパターンを形成することによってその解消を図ることができる。この実施形態では、シートSの幅方向における中央部および両端部の計3箇所にそれぞれテストパターンTP1を形成することによって、感光体22および現像ローラ44の偏心やたわみによって位置ごとに画像品質の不均一が生じたとしても、それを見落とすことなく的確に画像品質の評価を行うことができる。
図10はステータスシート上の画像パターンの他の例を示す図である。この例では、シートSは縦長に搬送され、形成される画像パターンは図6に相当するものである。すなわち、この例では、4つのトナー色それぞれによる帯状の画像からなるテストパターンTP2が、シートS上に計6組形成される。
以上のように、この実施形態では、画質を評価するためのステータスシートに、現像ローラ44表面のうち、その先の周回で画像を形成するためにトナーを消費された領域に担持されたトナーを用いて形成される画像部を含む画質評価用画像を形成する。このような画像部には、トナーの残量不足に起因する画質劣化が生じやすいので、ユーザはこうして形成されたステータスシートを見て画質の良否を簡単に評価することができる。また、現像ローラ44表面のうち先の周回でトナーを消費されていない領域に担持されたトナーを用いて形成される画像部を併せて形成することによって、両画像部の濃度を見比べて評価を行うことができる。特に、両画像部を隣接するように配置すれば、濃度差はその境界における不連続性となって顕著に現れるので、評価がさらに容易になる。
以上説明したように、この実施形態では、各現像器4Y,4C,4Mおよび4Kがそれぞれ本発明の「トナー貯留手段」として機能している。また、各現像器に設けられた現像ローラ44およびエンジン部EGがそれぞれ本発明の「トナー担持手段」および「像形成手段」として機能している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態においては、テストパターンを構成する各画像部をベタ画像としているが、各画像部の画像パターンはこれに限定されるものでなく、他のパターン、例えばハーフトーン画像パターンとしてもよい。ただし、2つの画像部の濃度差を判別しやすくするために、両画像部が同一のパターンであることが望ましい。また、画像の形状についても、上記以外のものを使用してよい。
また、上記実施形態では、4つのトナー色のうち少なくとも1つについてニアエンド表示がなされて以降、全ての色の画像を含むテストパターンを有するステータスシートを出力するようにしている。しかしながら、これに限定されず、例えば、トナー残量の如何によらずユーザまたは外部装置からの要求があったときにステータスシートを出力するようにしてもよいし、いずれかのトナー色についてニアエンド表示がなされたときに、外部からの要求によらずにステータスシートを出力するようにしてもよい。また、ステータスシートには、常に全トナー色についてのテストパターンを形成する必要はなく、例えば、ニアエンド表示がされているトナー色についてのみ、当該トナー色によるテストパターンを形成するようにしてもよい。また、各色の画像パターンの配列についても任意である。
また、上記実施形態は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの4色のトナーを用いて画像を形成する装置に本発明を適用したものであるが、トナー色の種類および数については上記に限定されるものでなく任意である。また、本発明のようなロータリー現像方式の装置のみでなく、各トナー色に対応した現像器がシート搬送方向に沿って一列に並ぶように配置された、いわゆるタンデム方式の画像形成装置に対しても本発明を適用可能である。さらに、本発明は、上記実施形態のような電子写真方式の装置に限らず、トナーを使用した画像形成装置全般に対して適用可能である。
この発明にかかる画像形成装置の一実施形態を示す図。 図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図。 現像器の構造を示す断面図。 現像ローラの表面状態を示す模式図。 テストパターンの濃度差を説明するための原理図。 トナー搬送量およびテストパターンの濃度を示す図。 テストパターンの他の例を示す図。 テストパターンの他の例を示す図。 ステータスシート上の画像パターンの例を示す図。 ステータスシート上の画像パターンの他の例を示す図。
符号の説明
4Y,4C,4M,4K…現像器(トナー貯留手段)、 44…現像ローラ(トナー担持手段)、 EG…エンジン(像形成手段)、 S…シート(記録材)

Claims (8)

  1. トナーを貯留するトナー貯留手段と、
    前記トナー貯留手段から供給されたトナーを担持しながら所定の方向に周回移動することによって該トナーを搬送するトナー担持手段と、
    前記トナー担持手段に担持されたトナーを用いて記録材上に画像を形成する像形成手段と
    を備え、
    前記像形成手段は、前記トナー担持手段表面のうち直前の周回において画像形成のためにトナーが消費された領域に担持されたトナーを使用して形成される第1画像部を含む画質評価用画像を、記録材上に形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画質評価用画像は、前記第1画像部と、前記トナー担持手段表面のうち直前の周回において画像形成のためにトナーが消費されていない領域に担持されたトナーを使用して形成される第2画像部とを有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画質評価用画像が、前記第1画像部と前記第2画像部との間で互いに接するように形成される請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画質評価用画像が、前記第1画像部の周縁部全てが前記第2画像部と接するように構成されている請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画質評価用画像が、前記トナー担持手段の移動方向に沿って前記トナー担持手段の周長に対応する長さよりも長く、しかも、略一様な画像パターンを有する請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記像形成手段は、前記トナー貯留手段内のトナー残量が所定の基準値以下であるときに、必要に応じて、前記画質評価用画像を形成する請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 互いに異なる複数のトナー色それぞれに対応した複数の前記トナー貯留手段を備え、
    前記第1および第2画像部が、いずれも同じトナー色で形成される請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. トナーを担持しながら所定の方向に周回移動することによって該トナーを搬送するトナー担持手段を備える画像形成装置において、画質を評価するための画質評価用画像を記録材上に形成する画像形成方法であって、
    前記トナー担持手段の第1の周回において、前記トナー担持手段に担持されたトナーを使用して画像形成を行うことにより前記トナー担持手段表面のうちの所定領域に担持されたトナーを消費する工程と、
    前記第1の周回に続く前記トナー担持手段の第2の周回において、前記トナー担持手段表面のうち前記所定領域に担持されたトナーを使用して、前記画質評価用画像の少なくとも一部を前記記録材上に形成する工程と
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
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