JP2008158196A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写を行なう頻度が少ない場合でもトナーの劣化を防止し、画像品質の低下を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体41に形成された静電潜像にトナーを静電付着させて現像する現像ローラ443を備えた現像部44と、現像されたトナー像を用紙に転写する転写部46と、転写後に前記感光体41に残留するトナーを除去して回収するクリーナ部47を備え、待機時に前記現像ローラ443を現像時よりも低速で回転駆動させる画像形成装置であって、前記低速回転駆動の累積時間に基づいて算出される量のトナーを強制消費させる待機時リフレッシュ制御手段240を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】感光体41に形成された静電潜像にトナーを静電付着させて現像する現像ローラ443を備えた現像部44と、現像されたトナー像を用紙に転写する転写部46と、転写後に前記感光体41に残留するトナーを除去して回収するクリーナ部47を備え、待機時に前記現像ローラ443を現像時よりも低速で回転駆動させる画像形成装置であって、前記低速回転駆動の累積時間に基づいて算出される量のトナーを強制消費させる待機時リフレッシュ制御手段240を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、感光体に形成された静電潜像にトナーを静電付着させて現像する現像ローラを備えた現像部と、現像されたトナー像を用紙に転写する転写部と、転写後に前記感光体に残留するトナーを除去して回収するクリーナ部を備え、待機時に前記現像ローラを現像時よりも低速で回転駆動させる画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、潜像担持体(感光体)に対して帯電手段によりコロナ放電を行って前記感光体の表面を均一に帯電させ、次に、露光手段により前記感光体の表面に静電潜像を形成させる。そして、前記感光体の表面に現像剤を付着させることで前記静電潜像を顕像化させる。
前記現像剤は、トナーとキャリアで構成されており現像機の内部に充填されている。前記現像機の内部には前記現像剤を攪拌させる攪拌機構と、現像剤担持体としての現像ローラが備えられており、前記攪拌機構が前記現像剤を攪拌することで前記トナーと前記キャリアとの摩擦を発生させて前記トナーを帯電させ、帯電されたトナーを前記現像ローラの表面に付着させる。なお、前記現像剤の攪拌は、画像形成中に常に実施されている。
つまり、前記画像形成装置は、帯電されたトナーを前記現像ローラの表面から前記感光体の表面に飛翔させて、前記感光体の表面に前記現像剤を付着させるのである。
しかし、前記画像形成装置にて画像形成を繰り返し行なう際に、画像上の原稿印字率が低いときには、前記現像機から前記感光体の表面に飛翔するトナー量が少ない。この場合には、前記現像機内のトナーの入れ替わりが少なく、同一のトナーが繰り返し攪拌され続ける。そして、攪拌され続けたトナーは摩擦によって過剰に帯電し、また、前記現像機の内壁に擦り付けられて小粒径化する虞がある。つまり、トナーの劣化が発生する虞がある。
そこで、下記の特許文献1に示すように、画像上の原稿印字率が予め設定した所定基準値よりも小さいときであって、文章等の印字を行なわないタイミングで、現像剤を感光体表面へ付着させ、前記現像剤を用紙に印字させることなく前記感光体表面より除去することで、前記現像剤を強制的に消費する技術が提案されている。
特開平4−68370号公報
ところで、前記感光体にアモルファスシリコンを使用する場合、画像がぼやけた状態となったり擦れたように流れる状態となったりする所謂画像流れを防止するために、前記感光体にヒータを設けて前記感光体を温める場合がある。
この場合、前記現像ローラは、前記感光体にトナーを飛翔させるため、前記感光体に対して近傍に設けられていることから、前記現像ローラが停止している場合には、前記現像ローラのうち前記感光体側のみ温められる。その結果、前記現像ローラが部分的に膨張してしまい、印字した画像に斑が発生してしまう。
この斑の発生を防止するため、前記感光体にアモルファスシリコンを使用した画像形成装置では、前記現像ローラが画像形成中以外の本来は停止しているタイミングであっても、前記現像ローラを低速回転駆動させることにより上述したような膨張を防止している。
しかし、前記現像ローラを低速回転駆動している状態が長時間継続すると、前記現像機内のトナーは低速回転駆動する前記現像ローラとの摩擦によって、上述した原稿印字率が低い場合と同様の問題が発生する。
例えば、朝に画像形成装置の電源を入れた後、一日中待機状態で殆ど複写させない場合には、前記現像機内のトナーの劣化が発生する可能性がある。
前記画像形成装置の複写が殆ど行なわれない状態は、原稿印字率が低い状態とは異なることから、上述した特許文献1に記載された技術では、この問題を解消することができない。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、複写を行なう頻度が少ない場合でもトナーの劣化を防止し、画像品質の低下を防止することができる画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、感光体に形成された静電潜像にトナーを静電付着させて現像する現像ローラを備えた現像部と、現像されたトナー像を用紙に転写する転写部と、転写後に前記感光体に残留するトナーを除去して回収するクリーナ部を備え、待機時に前記現像ローラを現像時よりも低速で回転駆動させる画像形成装置であって、前記低速回転駆動の累積時間に基づいて算出される量のトナーを強制消費させる待機時リフレッシュ制御手段を備えている点にある。
低速回転駆動の時間とトナー劣化進行具合との相関がある場合、例えば、低速回転駆動の時間が長い程、トナーの劣化が進む傾向がある場合、上述の構成によれば、待機時リフレッシュ制御手段が、前記低速回転駆動の累積時間が長い程、強制消費させるトナーの量を多く算出することで、トナーの劣化を防止し、画像品質の低下を防止することができる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記待機時リフレッシュ制御手段は、電源スイッチのオン時、電源スイッチのオフ時、省電力状態からの復帰時、または画像形成直前の何れかのタイミングでトナーを強制消費させる点にある。
画像形成中のタイミングでは、前記感光体の表面に付着したトナーは用紙に転写されてしまうところ、上述したタイミングは何れも画像形成以外のタイミングであることから、トナーの強制消費を実行するのに好適なタイミングである。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、用紙に対する画像の印字率が所定の印字率より低い現像処理が継続したときに所定量のトナーを強制消費させる作像リフレッシュ制御手段を備え、前記作像リフレッシュ制御手段は、前記所定量に前記待機時リフレッシュ制御手段により算出された強制消費量を加算した量のトナーを強制消費させる点にある。
上述の構成によれば、待機時リフレッシュ制御手段によるトナーの強制消費を、作像リフレッシュ制御手段によるトナーの強制消費と共用することができるので、トナーの強制消費のタイミングの増加によって画像形成処理のタイミングが減少してしまう問題を防止することができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第三の特徴構成に加えて、前記作像リフレッシュ制御手段は、画像形成処理の直前または直後、連続する画像形成処理の像間にトナーを強制消費させる点にある。
上述の構成によれば、一連の画像形成処理の中でトナーの強制消費を行なうことができるので、トナーの強制消費のみの目的で、感光体、現像部、転写部、及びクリーナ部等を作動させる必要がない。
以上説明した通り、本発明によれば、複写を行なう頻度が少ない場合でもトナーの劣化を防止し、画像品質の低下を防止することができる画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に本発明による画像形成装置をデジタル複写機に適用した実施形態について説明する。
前記デジタル複写機1は、図2、図3に示すように、原稿としての用紙をセットする原稿載置部2と、前記原稿から読み込んだデータを電子データに変換する画像読取部3と、前記画像読取部3によって電子データに変換された画像データに基づいて用紙上にトナー像を形成して出力する電子写真方式の画像形成部4と、用紙上に出力されたトナー像を加熱して用紙上に定着させる定着部5と、用紙を搬送する搬送部6と、夫々異なるサイズまたは種類の用紙が収容された複数の給紙カセット7(7a〜7d)及び機械左側部に設けられた手差し給紙口(図示せず)と、各種のメニューを設定する複数のメニュー設定キー等が配置された操作部8とを備えて構成されている。
前記画像形成部4は、図3、図4に示すように、感光体41と、前記感光体41の周囲に順に配置され、前記感光体41の表面を均一にコロナ帯電する帯電チャージャー42と、帯電された前記感光体41を露光して静電潜像を形成するプリントヘッド43と、前記感光体41に形成された静電潜像にトナーを静電付着させてトナー像を顕像化する現像部44と、トナーが充填されており前記現像部44へトナーを供給する交換ユニットとしてのトナーカートリッジ45と、現像された前記トナー像を用紙に転写する転写部46と、転写後に前記感光体41に残留するトナーを除去して回収するクリーナ部47と、前記感光体41表面の残留電位を落して均一にする除電ランプ48とを備えて構成されている。
前記現像部44は、図4に示すように、現像剤を収納するためのケース441と、前記現像剤を攪拌する攪拌ローラ442と、感光体に形成された静電潜像にトナーを静電付着させて現像する現像ローラ443とを備えて構成されている。
前記攪拌ローラ442は、トナーとキャリアからなる前記現像剤をその回転により攪拌することで、前記トナーと前記キャリアとを摩擦させて、前記トナーを帯電させるように構成されている。
前記現像ローラ443は、前記攪拌ローラ442により帯電されたトナーをその回転により前記感光体41の表面に繰り出すことで、帯電されている前記トナーと帯電されている前記感光体41との吸引力によって、前記トナーを前記感光体41に飛翔させるように構成されている。
前記トナーカートリッジ45は、その下端部にトナー補給口451を備えて構成されており、前記トナー補給口451は前記ケース441に設けられたトナー補給孔441aと練通させた状態で取り付けられている。そして、前記トナーカートリッジ45に充填されているトナーは、前記トナー補給口451を経由して前記現像部44へ補給される。
前記転写部46は、図示しないバイアス電源によってバイアス電圧が印加されており、前記バイアス電圧はトナーの帯電極性と逆極性の電圧を発生させている。そして、前記転写部46は、前記バイアス電圧によって発生させた電界により前記感光体41の表面に付着しているトナー像を、前記感光体41から前記転写部46へ、つまり、前記転写部46と前記感光体41の間に位置している用紙に転移させる。
前記クリーナ部47は、ウレタンゴム等の弾性体で構成されたクリーニングブレード471を備えており、前記クリーニングブレード471が前記感光体41に対して当接されている。そして、前記クリーニングブレード471が、前記転写部46において転写された後も前記感光体2の表面に残留しているトナーを除去する。
さらに、前記デジタル複写機4には、図1に示すように、上述の各機能ブロックを制御するための複数の制御手段が設けられている。具体的には、前記画像読取部3による原稿やデータの読取動作を制御する画像読取制御手段100と、当該デジタル複写機のシステムを統括するとともに前記画像形成部4、前記定着部5、搬送部6、及び給紙カセット7を制御する画像出力制御手段200と、前記操作部8の入出力信号を制御する操作制御手段300とを備えて構成されている。
各制御手段100、200、300は、単一または複数の制御基板上に単一または複数のCPUと、CPUにより実行される制御プログラムが格納されたROMと、制御データを格納するRAMと、制御対象である各種の負荷に信号を出力し、各種のセンサからの検出値を入力する入出力インタフェース回路などを設けて構成されている。各CPUは相互にシリアル通信ライン400で接続され、分散型の制御システムが構築され、各CPUにより実行される制御プログラム及び関連するハードウェアにより以下に詳述する所定の機能が実現されるように構成されている。
前記画像出力制御手段200は、前記画像形成部4を制御する画像形成制御手段210と、前記定着部5を制御する定着制御手段220と、前記搬送部6を制御する搬送制御手段230と、前記画像形成制御手段210が前記画像形成部4に画像形成処理を実行させていない待機時に所定量のトナーを強制消費させる待機時リフレッシュ制御手段240と、用紙に対する画像の印字率が所定の印字率より低い現像処理が継続したときに所定量のトナーを強制消費させる作像リフレッシュ制御手段250とを備えて構成されている。
前記画像形成制御手段210は現像ローラ速度切替手段211を備えて構成されており、前記現像ローラ速度切替手段211は、前記画像形成制御手段210が前記画像形成部4を制御して現像処理を実行させている時は、前記現像ローラ443を所定の速度(現像時速度)で回転駆動させ、前記画像形成制御手段210が前記現像処理を実行させていない時(待機時)は、前記現像ローラ443を前記現像時速度よりも低速度で回転駆動させる。
前記待機時リフレッシュ制御手段240は、前記現像ローラ443が低速回転駆動している累積時間を算出する低速時間算出手段241と、前記低速時間算出手段241にて算出された前記累積時間に基づいて強制消費させるトナー量を算出する待機時消費トナー量算出手段242と、前記待機時消費トナー量算出手段242にて算出された前記トナー量の強制消費を前記画像形成制御手段210に所定のタイミングで実行させる待機時消費実行手段243とを備えて構成されている。
前記低速時間算出手段241は、前記現像ローラ速度切替手段211が前記現像ローラ443を現像時速度から低速度に切り替えた時に、自身に備えられているカウンタをスタートさせ、前記現像ローラ速度切替手段211が前記現像ローラ443を低速度から現像時速度に切り替えた時に、前記カウンタをストップさせる。
そして再び、前記現像ローラ速度切替手段211が前記現像ローラ443を現像時速度から低速度に切り替えた時に、前記カウンタをスタートさせるが、この時、前記カウンタは前回のカウントストップ時の値からカウントされる。以上のようにして、前記低速時間算出手段241は、前記現像ローラ443が低速回転駆動している累積時間を算出する。なお、前記カウンタは、前記デジタル複写機1の電源スイッチがオフされる時、および、前記デジタル複写機1が省電力モードに移行している状態で装置内に設けられた内蔵時計の日付が変わる時にリセットされる。
前記待機時消費トナー量算出手段242は、次段で説明する待機時消費実行手段243からトナー量を算出する旨の命令を受け取った場合に、前記カウンタの現在値を参照して前記画像形成部4において消費させるトナー量またはトナー消費処理実行時間を算出する。
詳述すると、消費させるトナー量およびトナー消費処理実行時間を前記カウンタの値と対応させた図5に示すようなテーブルデータを、予め前記画像出力制御手段200のROMに格納しておき、前記待機時消費トナー量算出手段242は、待機時消費実行手段243からトナー量を算出する旨の命令を受け取ると、前記テーブルデータを参照して前記カウンタの現在値から前記画像形成部4において消費させるトナー量またはトナー消費処理実行時間を算出する。
なお、本実施形態において、前記待機時消費トナー量算出手段242は、前記カウンタの値が零の場合には、前記デジタル複写機1が電源オン直後または省電力モードからの復帰直後であると判断して、前記テーブルデータに記憶されている最大値を、前記画像形成部4において消費させるトナー量やトナー消費処理実行時間として算出するように構成されている。
前記待機時消費実行手段243は、電源スイッチのオン時、電源スイッチのオフ時、省電力状態からの復帰時、または画像形成直前の何れかのタイミングでトナーを強制消費させる。
つまり、前記待機時消費実行手段243は、前記画像形成制御手段210または前記操作部8から送られてくる信号によって、上述の何れかのタイミングになったことを認識すると、前記待機時消費トナー量算出手段242にトナー量を算出する旨の命令を出力する。そして、前記待機時消費トナー量算出手段242からトナー量の算出が完了した旨の信号を受け取ると、前記画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる。このとき、前記現像ローラ443が低速度で回転している場合は、トナーの強制消費を実行させるために、前記現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から前記現像時速度に変更させる。
ここで、トナーの強制消費について説明する。前記プリントヘッド43は、トナーの強制消費の為に予め設定されている所定パターンの静電潜像を前記感光体41の表面に形成する。例えば、前記所定パターンは、図6(a)に示すような全面ベタ黒のパターンや、図6(b)に示すようなベタ黒の少なくとも一つの所定位置411(図6(b)では二箇所)にベタ黒ではない隙間を設けたパターンで構成されている。
前記所定位置411は、前記用紙を前記感光体41から分離するための分離爪が設けられている位置である。前記分離爪は、前記転写部46を通過した用紙が前記感光体41に貼りついたまま巻き込まれることを防止することを目的としているが、前記分離爪の先端は前記感光体41と接する位置または近傍位置に設けられているため、前記所定位置にベタ黒が存在すると、前記分離爪の先端にトナーが付着して、後続の用紙を汚す虞があるので、その防止の為に前記所定位置411に隙間411を設けている。
また、前記所定パターンは、帯電されたトナーは付着させるが、トナーと共に前記現像機44内に存在しているキャリアは付着させにくいパターンであることが望ましい。前記キャリアが前記感光体41に付着していると、前記クリーナ部47でトナーが除去されるときに、前記クリーニングブレード471が前記キャリアを前記感光体41に擦り付けて前記感光体41を傷つける虞があるからである。前記キャリアを前記感光体41に付着させにくいパターンの例として、図6(c)に示すような市松模様がある。なお、図6(a)〜(c)において黒色部分がトナー付着箇所である。
トナーの強制消費時は、前記転写部46に前記バイアス電圧をかけない。前記バイアス電圧をかけると、前記感光体41に付着した所定パターンのトナーが、前記転写部46の真上に達したときに前記感光体41の表面から前記転写部46へ転移してしまうからである。
前記転写部46に前記バイアス電圧をかけないことから、前記感光体41に付着したトナーは前記転写部46の真上を通過して前記クリーナ部47に達する。前記クリーナ部47において、前記トナーは前記感光体41の表面から前記クリーニングブレード471によって取り除かれ、トナーの強制消費は完了する。
以下に、上述した各タイミングで前記待機時リフレッシュ制御手段240が実行する処理について、図7から図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
以下、電源スイッチのオン時において前記待機時リフレッシュ制御手段240が実行する処理について、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
デジタル複写機1の電源スイッチがオフからオンに切り替えられると(SA1)、前記デジタル複写機1を動作可能な状態とするために、各機能ブロックは初期動作を行なう(SA2)。前記初期動作としては、例えば、画像形成部4の現像部44において実行されるバイアス調整や、定着部5において実行されるヒータへの給電によって前記定着部5を所定温度に上昇させる処理等がある。
ステップSA2における各機能ブロックのうち前記画像形成部4の初期動作が完了すると、待機時消費実行手段243は、待機時消費トナー量算出手段242にトナー量を算出する旨の命令を出力する(SA3)。
命令を受け取った前記待機時消費トナー量算出手段242は、トナー量の算出を実行するために低速時間算出手段241に備えられているカウンタを参照する。前記カウンタは前記デジタル複写機1の電源オフ時にリセットされているので零であり、前記待機時消費トナー量算出手段242は、画像出力制御手段200のROMに記憶されているテーブルデータに予め設定されている消費トナー量やトナー消費処理実行時間のうちの最大値を、前記画像形成部4において消費させるトナー量(図5より10g)やトナー消費処理実行時間(図5より10秒)として算出する(SA4)。
また、前記待機時消費実行手段243は、現像ローラ443が低速度で回転している場合は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から現像時速度に変更させる(SA5)。
そして、前記待機時消費実行手段243は、画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる(SA6)。
トナーの強制消費が完了すると、前記デジタル複写機1は印刷可能状態となって待機状態となる(SA7)。つまり、前記待機時消費実行手段243は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記現像時速度から低速度に変更させて、前記低速時間算出手段241のカウンタはカウントをスタートさせる。
以下、電源スイッチのオフ時において前記待機時リフレッシュ制御手段240が実行する処理について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
デジタル複写機1の電源スイッチがオンからオフに切り替えられると(SB1)、待機時消費実行手段243は、待機時消費トナー量算出手段242にトナー量を算出する旨の命令を出力する(SB2)。
命令を受け取った前記待機時消費トナー量算出手段242は、トナー量の算出を実行するために低速時間算出手段241に備えられているカウンタを参照する。前記待機時消費トナー量算出手段242は、画像出力制御手段200のROMに記憶されているテーブルデータを参照して、参照したカウンタの値に対応した消費トナー量やトナー消費処理実行時間を、前記画像形成部4において消費させるトナー量やトナー消費処理実行時間として算出する(SB3)。
また、前記待機時消費実行手段243は、現像ローラ443が低速度で回転している場合は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から現像時速度に変更させる(SB4)。
そして、前記待機時消費実行手段243は、画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる(SB5)。
トナーの強制消費が完了すると、前記デジタル複写機1は、前記デジタル複写機1を構成している全ての機能ブロックが給電停止前に実行すべき処理を完了するのを待って、電源をオフとする(SB6)。なお、給電停止前に実行すべき処理としては、例えば、重要データのメモリへの退避処理がある。
以下、省電力状態からの復帰時において前記待機時リフレッシュ制御手段240が実行する処理について、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
デジタル複写機1が省電力モードに移行している場合において、操作部8に何らかの操作入力がなされ或いは省電力モードスイッチがオン操作されたことが検出されると、前記デジタル複写機1は省電力モードから通常給電モードに移行する(SC1)。このとき、前記デジタル複写機1を動作可能な状態とするために、初期動作が必要な各機能ブロックは初期動作を行なう(SC2)。
ステップSC2における各機能ブロックのうち画像形成部4の初期動作が完了すると、待機時消費実行手段243は、待機時消費トナー量算出手段242にトナー量を算出する旨の命令を出力する(SC3)。
命令を受け取った前記待機時消費トナー量算出手段242は、トナー量の算出を実行するために低速時間算出手段241に備えられているカウンタを参照する。前記待機時消費トナー量算出手段242は、画像出力制御手段200のROMに記憶されているテーブルデータを参照して、参照したカウンタの値に対応した消費トナー量やトナー消費処理実行時間を、前記画像形成部4において消費させるトナー量やトナー消費処理実行時間として算出する(SC4)。
なお、ステップSC4において、前記デジタル複写機1が省電力モードに移行している間に、前記デジタル複写機1に備えられている時計の日付が変わっている場合は、前記カウントはリセットされているので零であるので、算出される消費トナー量やトナー消費処理実行時間は、前記テーブルデータに記憶されている最大量または最大時間となる。
また、前記待機時消費実行手段243は、現像ローラ443が低速度で回転している場合は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から現像時速度に変更させる(SC5)。
そして、前記待機時消費実行手段243は、画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる(SC6)。
トナーの強制消費が完了すると、前記デジタル複写機1は印刷可能状態となって待機状態となる(SC7)。つまり、前記待機時消費実行手段243は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記現像時速度から低速度に変更させて、前記低速時間算出手段241のカウンタはカウントをスタートさせる。
以下、画像形成直前において前記待機時リフレッシュ制御手段240が実行する処理について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
デジタル複写機1のオペレータによって操作部8の印刷開始キーが操作されると(SD1)、画像出力制御手段200は、画像形成制御手段210に画像形成処理を開始させる前に、待機時リフレッシュ制御手段240にトナーの強制消費を実行させる。
即ち、待機時消費実行手段243が待機時消費トナー量算出手段242にトナー量を算出する旨の命令を出力する(SD2)。
命令を受け取った前記待機時消費トナー量算出手段242は、トナー量の算出を実行するために低速時間算出手段241に備えられているカウンタを参照する。前記待機時消費トナー量算出手段242は、画像出力制御手段200のROMに記憶されているテーブルデータを参照して、参照したカウンタの値に対応した消費トナー量やトナー消費処理実行時間を、前記画像形成部4において消費させるトナー量やトナー消費処理実行時間として算出する(SD3)。
また、前記待機時消費実行手段243は、現像ローラ443が低速度で回転している場合は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から現像時速度に変更させる(SD4)。
そして、前記待機時消費実行手段243は、画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる(SD5)。
トナーの強制消費が完了すると、前記画像形成制御手段210は画像形成処理を開始する(SD6)。
前記作像リフレッシュ制御手段250は、用紙に対する印字率を算出する印字率算出手段251と、前記印字率に基づいて算出されたトナー量、または、前記トナー量と前記待機時消費トナー量算出手段242で算出されたトナー量とを加算した量のトナーを、強制消費させるトナー量として算出する作像消費トナー量算出手段252と、前記作像時消費トナー量算出手段252にて算出された前記トナー量の強制消費を前記画像形成制御手段210に所定のタイミングで実行させる作像消費実行手段253とを備えて構成されている。
前記印字率算出手段251は、用紙全体の面積(全体面積)と、前記用紙上に印字されている部分の面積(印字面積)とを算出して、前記全体面積に対する前記印字面積の割合を印字率として算出する。なお、面積の代わりに用紙全体のドット数と印字部分のドット数を用いて印字率を算出構成であってもよい。
前記作像消費トナー量算出手段252は、前記印字率を予め設定されていた閾値と比較する。そして、前記印字率が前記閾値より小さい状態が、画像形成処理において所定用紙枚数継続した場合に、前記画像形成部4において強制消費させる所定のトナー量または所定のトナー消費処理実行時間(これらを第一強制消費量とする)を算出する。
さらに、前段で算出したトナー量やトナー消費処理実行時間に、前記待機時消費トナー量算出手段242で算出したトナー量やトナー消費処理実行時間を加算した値を、前記画像形成部4において強制消費させる所定のトナー量または所定のトナー消費処理実行時間(これらを第二強制消費量とする)として算出する。
なお、前記作像消費トナー量算出手段252において、第一強制消費量と第二強制消費量の何れを算出するかは、操作部8に切替スイッチを設けることで、前記デジタル複写機1のオペレータ等によって切り替えられるように構成されている。
前記作像消費実行手段253は、画像形成処理の直前または直後、連続する画像形成処理の像間にトナーを強制消費させるように構成されている。
つまり、前記作像消費実行手段253は、前記画像形成制御手段210から送られてくる信号によって、上述の何れかのタイミングになったことを認識すると、前記作像消費トナー量算出手段252にトナー量を算出する旨の命令を出力し、前記作像消費トナー量算出手段252からトナー量の算出が完了した旨の信号を受け取ると、前記画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる。このとき、前記現像ローラ443が低速度で回転している場合は、トナーの強制消費を実行させるために、前記現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から前記現像時速度に変更させる。
以下に、上述した各タイミングで前記作像リフレッシュ制御手段250が実行する処理について、図11と図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
以下、画像形成処理の直前および連続する画像形成処理の像間において前記作像リフレッシュ制御手段240が実行する処理について、図11のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の説明は、作像消費トナー量算出手段252が第二強制消費量を算出する場合について説明する。
デジタル複写機1のオペレータが操作部8に備えられた印刷開始キーを操作すると(SE1)、画像出力制御手段200は、画像形成制御手段210に画像形成処理を開始させる前に、作像リフレッシュ制御手段240にトナーの強制消費を実行させる。
即ち、作像消費実行手段253が作像消費トナー量算出手段252にトナー量を算出する旨の命令を出力する(SE2)。
命令を受け取った前記作像消費トナー量算出手段252は、トナー量の算出を実行するが、画像形成処理の前では閾値より小さい印字率が所定枚数継続する場合はあり得ないため、待機時消費トナー量算出手段242で算出したトナー量やトナー消費処理実行時間を、画像形成部4において消費させるトナー量やトナー消費処理実行時間として算出する(SE3)。
また、前記作像消費実行手段253は、現像ローラ443が低速度で回転している場合は、現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を前記低速度から現像時速度に変更させる(SE4)。
そして、前記作像消費実行手段253は、画像形成制御手段210に前記画像形成部4を制御させてトナーの強制消費を実行させる(SE5)。
トナーの強制消費が完了すると、前記画像形成制御手段210は画像形成処理を開始する(SE6)。
任意の用紙に対する画像形成処理が終了すると、前記画像形成制御手段210は印刷すべき全ての用紙についての画像形成処理が完了したか否かを判断し(SE7)、全ての用紙についての画像形成処理が完了している場合は印刷を終了する。
一方、全ての用紙についての画像形成処理が完了していない場合は(SE7)、前記印字率算出手段251は印字率を算出して(SE8)、前記作像消費トナー量算出手段252は前記印字率を予め設定されていた閾値と比較する(SE8)。前記印字率が前記閾値以上である場合は、前記印字率が前記閾値以上である状態が所定枚数継続しているか否かを判断する(SE10)。
ステップSE9およびSE10の両条件を満たしている場合、ステップSE2からSE5と同様のトナーの強制消費処理を実行する(SE11)。なお、ステップSE11のトナーの強制消費処理では、ステップSE3の場合と異なり、前記印字率に基づくトナー量やトナー消費処理実行時間は算出される。
一方、ステップSE9およびSE10の何れかの条件を満たしていない場合、次の用紙の画像形成処理を開始する(SE6)。以下、全ての用紙についての画像形成処理が完了するまで処理を実施する。
以下、画像形成処理の直後および連続する画像形成処理の像間において前記作像リフレッシュ制御手段250が実行する処理について、図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、本説明では、図11における説明と異なる部分のみ説明する。
図12で説明する処理では、画像形成処理の直前、つまり、図11のステップSE2からSE5のトナーの強制消費処理が存在しない代わりに、画像形成処理の直後、つまり、図12のステップSF8からSF11においてトナーの強制消費処理を行なう。
なお、図11のステップSE11および図12のステップSF7でのトナーの強制消費処理、つまり、連続する画像形成処理の像間でのトナーの強制消費処理において、像間の時間内ではトナーの強制消費処理の実行完了が不可能な場合がある。この場合は、画像出力制御手段200が各機能ブロックに命令を送信して、トナーの強制消費処理が完了するまで画像形成処理を中断することで対処するように構成されている。
以下、別実施形態について説明する。上述の実施形態では、待機時消費トナー量算出手段242は、待機時消費実行手段243からトナー量を算出する旨の命令を受け取った場合に、強制消費させるトナー量またはトナー消費処理実行時間を算出する構成について説明したが、待機時消費トナー量算出手段242は、低速時間算出手段241において算出された累積時間が予め設定された所定時間を超えた場合に、強制消費させるトナー量またはトナー消費処理実行時間を算出して、待機時消費実行手段243に送信する構成であってもよい。
この場合、前記待機時消費実行手段243は、電源スイッチのオン時、電源スイッチのオフ時、省電力状態からの復帰時、または画像形成直前の何れかのタイミング以外であっても、前記待機時消費トナー量算出手段242からトナー量またはトナー消費処理実行時間が送信されてくると、現在の処理を中断してトナーの強制消費を実行するように構成される。
上述の実施形態では、トナーの強制消費の実行時に現像ローラ443が低速度であった場合には、待機時消費実行手段243または作像消費実行手段253が現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、現像ローラ443を低速度から現像時速度に切り替えさせる構成について説明したが、トナーの強制消費は低速度で実行される構成であってもよい。つまり、トナーの強制消費の実行時に前記現像ローラ443が低速度であった場合でも、前記待機時消費実行手段243または前記作像消費実行手段253が前記現像ローラ速度切替手段211に信号を送って、前記現像ローラ443の回転速度を切り替えさせることはない。
上述の実施形態では、前記作像消費トナー量算出手段252は、印字率算出手段251によって算出された印字率を予め設定されていた閾値と比較する構成について説明したが、前記作像消費トナー量算出手段252は、印字率算出手段251によって算出された印字率をテーブルデータに適用して、前記画像形成部4において消費させるトナー量またはトナー消費処理実行時間を算出する構成であってもよい。
つまり、消費させるトナー量およびトナー消費処理実行時間を前記印字率と対応させた図13に示すようなテーブルデータを、予め前記画像出力制御手段200のROMに格納しておき、前記作像消費トナー量算出手段252は、作像消費実行手段253からトナー量を算出する旨の命令を受け取ると、前記テーブルデータを参照して前記印字率から前記画像形成部4において消費させるトナー量またはトナー消費処理実行時間を算出する。
上述の実施形態では、デジタル複写機1は、現像部44とトナーカートリッジ45を、黒色トナー用の物を各々1個ずつ備えた構成、つまりモノクロ印刷のみ可能な構成について説明したが、前記デジタル複写機1は、現像部44とトナーカートリッジ45を、黒、赤、青、黄の各々4個ずつ備えた構成、つまりカラー印刷が可能な構成であってもよい。
上述の実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更することができることは言うまでもない。
1:画像形成装置(デジタル複写機)
41:感光体
44:現像部
443:現像ローラ
46:転写部
47:クリーナ部
240:待機時リフレッシュ制御手段
250:作像リフレッシュ制御手段
41:感光体
44:現像部
443:現像ローラ
46:転写部
47:クリーナ部
240:待機時リフレッシュ制御手段
250:作像リフレッシュ制御手段
Claims (4)
- 感光体に形成された静電潜像にトナーを静電付着させて現像する現像ローラを備えた現像部と、現像されたトナー像を用紙に転写する転写部と、転写後に前記感光体に残留するトナーを除去して回収するクリーナ部を備え、待機時に前記現像ローラを現像時よりも低速で回転駆動させる画像形成装置であって、
前記低速回転駆動の累積時間に基づいて算出される量のトナーを強制消費させる待機時リフレッシュ制御手段を備えている画像形成装置。 - 前記待機時リフレッシュ制御手段は、電源スイッチのオン時、電源スイッチのオフ時、省電力状態からの復帰時、または画像形成直前の何れかのタイミングでトナーを強制消費させる請求項1記載の画像形成装置。
- 用紙に対する画像の印字率が所定の印字率より低い現像処理が継続したときに所定量のトナーを強制消費させる作像リフレッシュ制御手段を備え、前記作像リフレッシュ制御手段は、前記所定量に前記待機時リフレッシュ制御手段により算出された強制消費量を加算した量のトナーを強制消費させる請求項1記載の画像形成装置。
- 前記作像リフレッシュ制御手段は、画像形成処理の直前または直後、連続する画像形成処理の像間にトナーを強制消費させる請求項3記載の画像形成装置。
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