JP2019066547A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非画像形成時に現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧および周波数、および現像剤保持体の回転速度を、画像形成時と同一に維持する場合に比較して、現像器内の外添剤の濃度を短時間で下げること。【解決手段】現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器(Gy〜Gk)を備え、予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、現像剤保持体(R0y〜R0k)に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧(Vpp)を画像形成時に比べて高くした状態で、像保持体(Py〜Pk)を回転させて、現像器(Gy〜Gk)内の外添剤を前記像保持体に排出する画像形成装置(U)。【選択図】図6
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置において、画像形成時の画質低下の対策を行う技術に関して、以下の特許文献1に記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2009−175417号公報には、トナーに外添されたワックスや酸化チタン等が遊離してキャリア上に付着するワックススペントやチタンスペントに対して、トナーを強制的に消費しても解消されないチタンスペントに対応するために、現像剤の消費量が一定量よりも多い場合にジョブエンド時に現像スリーブを空転させる技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、現像スリーブを空転させることで、キャリアを激しく運動させて負荷を与えて、キャリア表面の膜が剥がれ易い状況を生じさせている。なお、特許文献1には、現像スリーブを空転させる際に、高速で回転させることも記載されている。
高濃度の画像の形成が行われると現像器内へ外添剤を含む現像剤の補給が行われる結果、現像器内の外添剤の濃度が過度に上昇し、像保持体に供給される外添剤が増加して像保持体上で外添剤が固着化するいわゆるフィルミングのリスクが高まる。
そこで、非画像形成時に、外添剤を現像器から排出し現像器内の外添剤の濃度を下げる必要がある。
そこで、非画像形成時に、外添剤を現像器から排出し現像器内の外添剤の濃度を下げる必要がある。
本発明は、非画像形成時の、現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧および周波数、および現像剤保持体の回転速度を、画像形成時と同一に維持する場合に比較して、現像器内の外添剤の濃度を短時間で下げることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体の回転速度を画像形成時に比べて高速にした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体の回転速度を画像形成時に比べて高速にした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項3に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分の周波数を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分の周波数を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項4に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する排出動作を実行する
ことを特徴とする。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する排出動作を実行する
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする。
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1または3もしくは4のいずれかに記載の画像形成装置において、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体の回転速度を画像形成時に比べて高速にした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする。
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体の回転速度を画像形成時に比べて高速にした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1または2もしくは4のいずれかに記載の画像形成装置において、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分の周波数を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする。
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分の周波数を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、
画像形成時の画像の濃度が、予め設定された画像の濃度に達する場合に、一連の画像の形成動作が終了した後に、前記現像器内の外添剤を像保持体に排出する
ことを特徴とする。
画像形成時の画像の濃度が、予め設定された画像の濃度に達する場合に、一連の画像の形成動作が終了した後に、前記現像器内の外添剤を像保持体に排出する
ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が、予め設定された枚数実行された場合に、画像形成動作を中断して、前記現像器内の外添剤を像保持体に排出する
ことを特徴とする。
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が、予め設定された枚数実行された場合に、画像形成動作を中断して、前記現像器内の外添剤を像保持体に排出する
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記像保持体に接触して、前記像保持体の表面に付着した外添剤を除去する除去部材、
を備えたことを特徴とする。
前記像保持体に接触して、前記像保持体の表面に付着した外添剤を除去する除去部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する場合に、前記帯電器に供給される帯電バイアスの交番成分を印加しない
ことを特徴とする。
前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する場合に、前記帯電器に供給される帯電バイアスの交番成分を印加しない
ことを特徴とする。
請求項1〜4に記載の発明によれば、非画像形成時の、現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧および周波数、および現像剤保持体の回転速度を、画像形成時と同一に維持する場合に比較して、現像器内の外添剤の濃度を短時間で下げることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ピーク間電圧を高くしない場合に比べて、外添剤が像保持体に向けて移動する勢いを強くすることができ、外添剤を排出しやすくできる。
請求項5に記載の発明によれば、ピーク間電圧を高くしない場合に比べて、外添剤が像保持体に向けて移動する勢いを強くすることができ、外添剤を排出しやすくできる。
請求項6に記載の発明によれば、現像剤保持体の回転速度を高速にしない場合に比べて、像保持体と現像剤保持体との対向領域に送られる外添剤の量を多くすることができ、外添剤を排出しやすくできる。
請求項7に記載の発明によれば、現像バイアスの交番成分の周波数を高くしない場合に比べて、像保持体に外添剤が移動する頻度を高くすることができ、外添剤を排出しやすくできる。
請求項8に記載の発明によれば、画像形成動作を中断して外添剤を排出する場合に比べて、生産性を向上できる。
請求項7に記載の発明によれば、現像バイアスの交番成分の周波数を高くしない場合に比べて、像保持体に外添剤が移動する頻度を高くすることができ、外添剤を排出しやすくできる。
請求項8に記載の発明によれば、画像形成動作を中断して外添剤を排出する場合に比べて、生産性を向上できる。
請求項9に記載の発明によれば、設定濃度に達する画像が設定枚数実行された場合に外添剤の排出を行わない場合に比べて、早期に外添剤の固着を抑制できる。
請求項10に記載の発明によれば、除去部材で像保持体に排出された外添剤を除去することができる。
請求項11に記載の発明によれば、帯電バイアスの交番成分を印加する場合に比べて、帯電器での放電に伴う外添剤の固着を抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、除去部材で像保持体に排出された外添剤を除去することができる。
請求項11に記載の発明によれば、帯電バイアスの交番成分を印加する場合に比べて、帯電器での放電に伴う外添剤の固着を抑制することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図2は実施例1の可視像形成装置の拡大説明図である。
図1において、画像形成装置の一例としての複写機Uは、操作部UI、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U1、媒体供給装置の一例としてのフィーダ部U2、画像記録装置の一例としての作像部U3、および媒体処理装置U4を有している。
図2は実施例1の可視像形成装置の拡大説明図である。
図1において、画像形成装置の一例としての複写機Uは、操作部UI、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U1、媒体供給装置の一例としてのフィーダ部U2、画像記録装置の一例としての作像部U3、および媒体処理装置U4を有している。
(操作部UIの説明)
操作部UIは、複写開始や複写枚数の設定などに用いられる入力ボタンUIaを有する。また、前記操作部UIは、前記入力ボタンUIaにより入力された内容や、複写機Uの状態が表示される表示部UIbを有する。
操作部UIは、複写開始や複写枚数の設定などに用いられる入力ボタンUIaを有する。また、前記操作部UIは、前記入力ボタンUIaにより入力された内容や、複写機Uの状態が表示される表示部UIbを有する。
(フィーダ部U2の説明)
図1において、フィーダ部U2は、媒体収容容器の一例としての複数の給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4を有している。また、前記フィーダ部U2は、前記各給紙トレイTR1〜TR4に収容された画像記録用の媒体の一例としての記録用紙Sを取り出して、作像部U3に搬送する媒体供給路SH1等を有している。
図1において、フィーダ部U2は、媒体収容容器の一例としての複数の給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4を有している。また、前記フィーダ部U2は、前記各給紙トレイTR1〜TR4に収容された画像記録用の媒体の一例としての記録用紙Sを取り出して、作像部U3に搬送する媒体供給路SH1等を有している。
(作像部U3及び媒体処理装置U4の説明)
図1において、作像部U3は、前記フィーダ部U2から搬送された記録用紙Sにスキャナ部U1により読み取った原稿画像に基づいて画像記録を行う画像記録部U3aを有する。
図1、図2において、作像部U3の潜像形成装置の駆動回路Dは、スキャナ部U1から入力された画像情報に基づいて、それに応じた駆動信号を予め設定された時期に、各色Y〜Kの潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。各潜像形成装置ROSy〜ROSkの下方には、像保持体の一例としての感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkが配置されている。
図1において、作像部U3は、前記フィーダ部U2から搬送された記録用紙Sにスキャナ部U1により読み取った原稿画像に基づいて画像記録を行う画像記録部U3aを有する。
図1、図2において、作像部U3の潜像形成装置の駆動回路Dは、スキャナ部U1から入力された画像情報に基づいて、それに応じた駆動信号を予め設定された時期に、各色Y〜Kの潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。各潜像形成装置ROSy〜ROSkの下方には、像保持体の一例としての感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkが配置されている。
回転する感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面は、それぞれ、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電される。表面が帯電された感光体ドラムPy〜Pkの表面には、潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの出力する潜像書込光の一例としてのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkにより静電潜像が形成される。感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkの表面の静電潜像は、現像装置Gy,Gm,Gc,GkによりイエローY、マゼンタM、シアンC、黒Kの可視像の一例としてのトナー像に現像される。
なお、現像装置Gy〜Gkにおいて、現像により消費された現像剤は、現像剤の収容容器の一例としてのトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkから補給される。トナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkは、現像剤補給装置U3bに着脱可能に装着される。
なお、現像装置Gy〜Gkにおいて、現像により消費された現像剤は、現像剤の収容容器の一例としてのトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkから補給される。トナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkは、現像剤補給装置U3bに着脱可能に装着される。
感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面上のトナー像は、一次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより、中間転写体の一例としての中間転写ベルトB上に1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで順次重ねて転写され、中間転写ベルトB上に多色可視像の一例としてのカラートナー像が形成される。像保持体の一例としての中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
なお、K色の画像情報のみの場合はK色の感光体ドラムPkおよび現像装置Gkのみが使用され、K色のトナー像のみが形成される。
なお、K色の画像情報のみの場合はK色の感光体ドラムPkおよび現像装置Gkのみが使用され、K色のトナー像のみが形成される。
1次転写後の感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkは、像保持体の清掃器の一例としてのドラムクリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより、表面に付着した残留現像剤や紙粉等の残留物が除去される。
清掃後の感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkは、除電器Jy,Jm,Jc,Jkにより、表面が除電される。
清掃後の感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkは、除電器Jy,Jm,Jc,Jkにより、表面が除電される。
実施例1では、感光体ドラムPk、帯電ロールCRk、ドラムクリーナCLk、除電器Jkが、像保持体ユニットの一例としてのK色の感光体ユニットUKとして一体化されている。そして、他の色Y,M,Cについても同様に、感光体ドラムPy,Pm,Pc、帯電ロールCRy,CRm,CRc、ドラムクリーナCLy,CLm,CLc、除電器Jy,Jm,Jcにより、感光体ユニットUY,UM,UCが構成されている。
また、K色の感光体ユニットUKと、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0kを有する現像装置Gkとにより、K色の可視像形成装置UK+Gkが構成される。同様に、Y,M,C色の感光体ユニットUY,UM,UCと、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0y,R0m,R0cを有する現像装置Gy,Gm,Gcとにより、それぞれ、Y,M,C色の可視像形成装置UY+Gy,UM+Gm,UC+Gcが構成される。
また、K色の感光体ユニットUKと、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0kを有する現像装置Gkとにより、K色の可視像形成装置UK+Gkが構成される。同様に、Y,M,C色の感光体ユニットUY,UM,UCと、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0y,R0m,R0cを有する現像装置Gy,Gm,Gcとにより、それぞれ、Y,M,C色の可視像形成装置UY+Gy,UM+Gm,UC+Gcが構成される。
感光体ドラムPy〜Pkの下方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、中間転写体の駆動部材の一例としての駆動ロールRd、張力付与部材の一例としてのテンションロールRt、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRw、従動部材の一例としての複数のアイドラロールRfおよび対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kとを有する。中間転写ベルトBは矢印Ya方向に回転移動可能に支持されている。
前記バックアップロールT2aの下方には、2次転写ユニットUtが配置されている。前記2次転写ユニットUtは、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bを有する。前記2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBと接触する領域により2次転写領域Q4が形成されている。また、2次転写ロールT2bには、中間転写ベルトBを挟んで、対向部材の一例としてのバックアップロールが対向している。バックアップロールT2aには、給電部材の一例としてのコンタクトロールT2cが接触している。コンタクトロールT2cには、トナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。
前記バックアップロールT2a、2次転写ロールT2b及びコンタクトロールT2cにより、2次転写器T2が構成されている。
前記バックアップロールT2a、2次転写ロールT2b及びコンタクトロールT2cにより、2次転写器T2が構成されている。
前記ベルトモジュールBMの下方には、媒体の搬送路SH2が配置されている。前記フィーダ部U2の媒体供給路SH1から給紙された記録用紙Sは、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaにより、搬送時期の調節部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。レジロールRrは、中間転写ベルトB上に形成されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送される時期に合わせて、記録用紙Sを下流側に搬送する。レジロールRrにより送り出された記録用紙Sは、転写前の用紙ガイドSG1で案内されて、2次転写領域Q4に搬送される。
中間転写ベルトB上のトナー像は、2次転写領域Q4を通過する際に、2次転写器T2により記録用紙Sに転写される。なお、カラートナー像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録用紙Sに2次転写される。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、前記2次転写器T2、中間転写ベルトBにより、実施例1の転写装置T1y〜T1k+T2+Bが構成されている。
中間転写ベルトB上のトナー像は、2次転写領域Q4を通過する際に、2次転写器T2により記録用紙Sに転写される。なお、カラートナー像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録用紙Sに2次転写される。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、前記2次転写器T2、中間転写ベルトBにより、実施例1の転写装置T1y〜T1k+T2+Bが構成されている。
2次転写後の中間転写ベルトBは、2次転写領域Q4の下流側に配置された中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBにより清掃される。ベルトクリーナCLBは、2次転写領域Q4において、転写されずに残った現像剤や紙粉などの残留物を、中間転写ベルトBから除去する。
トナー像が転写された記録用紙Sは、転写後の用紙ガイドSG2で案内されて、搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBHに送られる。媒体搬送ベルトBHは、記録用紙Sを定着装置Fに搬送する。
定着装置Fは、加熱部材の一例としての加熱ロールFhと加圧部材の一例としての加圧ロールFpとを有する。記録用紙Sは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとが接触する領域である定着領域Q5に搬送される。記録用紙Sのトナー像は、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fにより加熱および加圧されて、定着される。
前記可視像形成装置UY+Gy〜UK+Gk、転写装置T1y〜T1k+T2+B、定着装置Fにより、実施例1の画像記録部U3aが構成されている。
定着装置Fは、加熱部材の一例としての加熱ロールFhと加圧部材の一例としての加圧ロールFpとを有する。記録用紙Sは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとが接触する領域である定着領域Q5に搬送される。記録用紙Sのトナー像は、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fにより加熱および加圧されて、定着される。
前記可視像形成装置UY+Gy〜UK+Gk、転写装置T1y〜T1k+T2+B、定着装置Fにより、実施例1の画像記録部U3aが構成されている。
前記定着装置Fの下流側には、切替部材の一例としての切替ゲートGT1が設けられている。前記切替ゲートGT1は、定着領域Q5を通過した記録用紙Sを、媒体処理装置U4側の排出路SH3または反転路SH4のいずれかに、選択的に切り替える。排出路SH3に搬送された記録用紙Sは、媒体処理装置U4の用紙搬送路SH5に搬送される。用紙搬送路SH5には、反りの補正部材の一例としてのカール補正部材U4aが配置されている。カール補正部材U4aは、搬入された記録用紙Sの反り、いわゆるカールを補正する。カールが補正された記録用紙Sは、媒体の排出部材の一例としての排出ロールRhにより、媒体の排出部の一例としての排出トレイTH1に、用紙の画像定着面が上向きで排出される。
前記切替ゲートGT1により作像部U3の反転路SH4側に搬送された記録用紙Sは、切替部材の一例としての第2のゲートGT2を通って作像部U3の反転路SH4に搬送される。
このとき、記録用紙Sの画像定着面を下向きに排出する場合には、第2のゲートGT2を記録用紙Sの搬送方向後端が通過した後に、記録用紙Sの搬送方向を逆転させる。ここで、実施例1の第2のゲートGT2は、薄膜状の弾性部材により構成されている。したがって、第2のゲートGT2は、反転路SH4に搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転、いわゆるスイッチバックされてくると、搬送路SH3,SH5側に案内する。そして、スイッチバックされた記録用紙Sは、カール補正部材U4aを通過して、画像定着面が下を向いた状態で排出トレイTH1に排出される。
このとき、記録用紙Sの画像定着面を下向きに排出する場合には、第2のゲートGT2を記録用紙Sの搬送方向後端が通過した後に、記録用紙Sの搬送方向を逆転させる。ここで、実施例1の第2のゲートGT2は、薄膜状の弾性部材により構成されている。したがって、第2のゲートGT2は、反転路SH4に搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転、いわゆるスイッチバックされてくると、搬送路SH3,SH5側に案内する。そして、スイッチバックされた記録用紙Sは、カール補正部材U4aを通過して、画像定着面が下を向いた状態で排出トレイTH1に排出される。
前記作像部U3の反転路SH4には循環路SH6が接続されており、その接続部には、切替部材の一例としての第3のゲートGT3が配置されている。また、反転路SH4の下流端は、媒体処理装置U4の反転路SH7に接続されている。
前記切替ゲートGT1を通って反転路SH4に搬送された記録用紙Sは、第3のゲートGT3により前記媒体処理装置U4の反転路SH7側に搬送される。実施例1の第3のゲートGT3は、第2のゲートGT2と同様に、薄膜状の弾性部材により構成されている。したがって、第3のゲートGT3は、反転路SH4を搬送されてきた記録用紙Sを、一旦通過させ、通過した記録用紙Sがスイッチバックされてくると、循環路SH6側に案内する。
前記切替ゲートGT1を通って反転路SH4に搬送された記録用紙Sは、第3のゲートGT3により前記媒体処理装置U4の反転路SH7側に搬送される。実施例1の第3のゲートGT3は、第2のゲートGT2と同様に、薄膜状の弾性部材により構成されている。したがって、第3のゲートGT3は、反転路SH4を搬送されてきた記録用紙Sを、一旦通過させ、通過した記録用紙Sがスイッチバックされてくると、循環路SH6側に案内する。
前記循環路SH6に搬送された記録用紙Sは、媒体の搬送路SH2を通って2次転写領域Q4に再送され、二面目の印刷が行われる。
前記符号SH1〜SH7で示された要素により用紙搬送路SHが構成されている。また、前記符号SH,Ra,Rr,Rh,SGr,SG1,SG2,BH,GT1〜GT3で示された要素により、実施例1の用紙搬送装置SUが構成されている。
前記符号SH1〜SH7で示された要素により用紙搬送路SHが構成されている。また、前記符号SH,Ra,Rr,Rh,SGr,SG1,SG2,BH,GT1〜GT3で示された要素により、実施例1の用紙搬送装置SUが構成されている。
(実施例1の制御部の説明)
図3は実施例1の画像形成装置の制御部が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図3において、複写機Uの制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
図3は実施例1の画像形成装置の制御部が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図3において、複写機Uの制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(制御部Cに接続された信号出力要素)
制御部Cは、操作部UI等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
操作部UIは、入力部材の一例として、コピースタートキーやテンキー、矢印等の入力を行う入力ボタンUIaを有する。
制御部Cは、操作部UI等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
操作部UIは、入力部材の一例として、コピースタートキーやテンキー、矢印等の入力を行う入力ボタンUIaを有する。
(制御部Cに接続された被制御要素)
制御部Cは、主駆動源の駆動回路D1や、電源回路E、その他の図示しない制御要素に接続されている。制御部Cは、各回路D1,E等へ、それらの制御信号を出力している。
D1:主駆動源の駆動回路
主駆動源の駆動回路D1は、主駆動源の一例としてのメインモータM1を介して、感光体ドラムPy〜Pkや中間転写ベルトB等を回転駆動する。
制御部Cは、主駆動源の駆動回路D1や、電源回路E、その他の図示しない制御要素に接続されている。制御部Cは、各回路D1,E等へ、それらの制御信号を出力している。
D1:主駆動源の駆動回路
主駆動源の駆動回路D1は、主駆動源の一例としてのメインモータM1を介して、感光体ドラムPy〜Pkや中間転写ベルトB等を回転駆動する。
E:電源回路
電源回路Eは、現像用の電源回路Ea、帯電用の電源回路Eb、転写用の電源回路Ec、定着用の電源回路Ed、除電用の電源回路Ee等を有している。
Ea:現像用の電源回路
現像用の電源回路Eaは、現像装置Gy〜Gkの現像ロールに現像電圧を印加する。なお、実施例1では、現像バイアスの一例としての現像電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。
電源回路Eは、現像用の電源回路Ea、帯電用の電源回路Eb、転写用の電源回路Ec、定着用の電源回路Ed、除電用の電源回路Ee等を有している。
Ea:現像用の電源回路
現像用の電源回路Eaは、現像装置Gy〜Gkの現像ロールに現像電圧を印加する。なお、実施例1では、現像バイアスの一例としての現像電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。
Eb:帯電用の電源回路
帯電用の電源回路Ebは、帯電ロールCRy〜CRkそれぞれに感光体ドラムPy〜Pk表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。なお、実施例1では、帯電バイアスの一例としての帯電電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。また、実施例1では、帯電ロールCRy〜CRkとして、感光体ドラムPy〜Pkに対して接触して帯電する接触型の放電部材の一例としての帯電ロールが使用されている。
Ec:転写用の電源回路
転写用の電源回路Ecは、1次転写ロールT1y〜T1kやバックアップロールT2aに転写電圧を印加する。なお、実施例1では、転写バイアスの一例としての転写電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。
帯電用の電源回路Ebは、帯電ロールCRy〜CRkそれぞれに感光体ドラムPy〜Pk表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。なお、実施例1では、帯電バイアスの一例としての帯電電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。また、実施例1では、帯電ロールCRy〜CRkとして、感光体ドラムPy〜Pkに対して接触して帯電する接触型の放電部材の一例としての帯電ロールが使用されている。
Ec:転写用の電源回路
転写用の電源回路Ecは、1次転写ロールT1y〜T1kやバックアップロールT2aに転写電圧を印加する。なお、実施例1では、転写バイアスの一例としての転写電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。
Ed:定着用の電源回路
定着用の電源回路Edは、定着装置Fの加熱ロールFhのヒータに電力を供給する。
Ee:除電用の電源回路
除電用の電源回路Eeは、除電器Jy〜Jkに除電電圧を印加する。なお、実施例1では、除電バイアスの一例としての除電電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。また、実施例1では、帯電ロールCRy〜CRkとして、感光体ドラムPy〜Pkに対して接触せずに除電する非接触型の放電部材の一例としてのスコロトロンが使用されている。したがって、除電器Jy〜Jkは、放電部材の一例としての放電ワイヤと、シールド電極やグリッド電極を有する従来公知の構成であり、放電ワイヤに除電電圧が印加されることで、放電が発生して、感光体ドラムPy〜Pkを除電する。
定着用の電源回路Edは、定着装置Fの加熱ロールFhのヒータに電力を供給する。
Ee:除電用の電源回路
除電用の電源回路Eeは、除電器Jy〜Jkに除電電圧を印加する。なお、実施例1では、除電バイアスの一例としての除電電圧として、交番電圧の一例としての交流電圧が直流電圧に重畳された電圧を印加する。また、実施例1では、帯電ロールCRy〜CRkとして、感光体ドラムPy〜Pkに対して接触せずに除電する非接触型の放電部材の一例としてのスコロトロンが使用されている。したがって、除電器Jy〜Jkは、放電部材の一例としての放電ワイヤと、シールド電極やグリッド電極を有する従来公知の構成であり、放電ワイヤに除電電圧が印加されることで、放電が発生して、感光体ドラムPy〜Pkを除電する。
(制御部Cの機能)
制御部Cは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能を有している。
C1:画像形成の制御手段
画像形成の制御手段C1は、操作部UIへの入力や外部のパーソナルコンピュータ等からの画像情報の入力に応じて、スキャナ部U1や作像部U3の各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブを実行する。
制御部Cは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能を有している。
C1:画像形成の制御手段
画像形成の制御手段C1は、操作部UIへの入力や外部のパーソナルコンピュータ等からの画像情報の入力に応じて、スキャナ部U1や作像部U3の各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブを実行する。
C2:駆動源の制御手段
駆動源の制御手段C2は、主駆動源の駆動回路D1を介して、メインモータM1の駆動を制御し、感光体ドラムPy〜Pk等の駆動を制御する。
C3:電源回路の制御手段
電源回路の制御手段C3は、各電源回路Ea〜Eeを制御して、各部材へ印加される電圧や、各部材へ供給される電力を制御する。
駆動源の制御手段C2は、主駆動源の駆動回路D1を介して、メインモータM1の駆動を制御し、感光体ドラムPy〜Pk等の駆動を制御する。
C3:電源回路の制御手段
電源回路の制御手段C3は、各電源回路Ea〜Eeを制御して、各部材へ印加される電圧や、各部材へ供給される電力を制御する。
C4:外添剤排出処理の制御手段
外添剤排出処理の制御手段C4は、現像装置Gy〜Gkの現像容器内の外添剤を感光体ドラムPy〜Pkに排出する外添剤の排出処理の制御を行う。実施例1の外添剤排出処理の制御手段C4は、画像濃度の計測手段C4Aと、高濃度画像の印刷枚数の計測手段C4Bと、排出開始時期の判別手段C4Cと、バイアスの制御手段C4Dと、周速の制御手段C4Eとを有する。なお、実施例1では、外添剤排出処理の時間t1は、予め設定された所定の時間だけ実行されるが、これに限定されない。利用者の設定に応じて時間t1を変更したり、外添剤の量が多いほど長くする等の変更が可能である。
外添剤排出処理の制御手段C4は、現像装置Gy〜Gkの現像容器内の外添剤を感光体ドラムPy〜Pkに排出する外添剤の排出処理の制御を行う。実施例1の外添剤排出処理の制御手段C4は、画像濃度の計測手段C4Aと、高濃度画像の印刷枚数の計測手段C4Bと、排出開始時期の判別手段C4Cと、バイアスの制御手段C4Dと、周速の制御手段C4Eとを有する。なお、実施例1では、外添剤排出処理の時間t1は、予め設定された所定の時間だけ実行されるが、これに限定されない。利用者の設定に応じて時間t1を変更したり、外添剤の量が多いほど長くする等の変更が可能である。
C4A:画像濃度の計測手段
画像濃度の計測手段C4Aは、一連の画像形成において画像の濃度を計測する。実施例1の画像濃度の計測手段C4Aは、一例として、潜像形成装置ROSy〜ROSkで書き込まれる画素の数と画像領域全体の画素の数から、画像濃度を印刷画像の1ページごとに計測する。
C4B:高濃度画像の印刷枚数の計測手段
高濃度画像の印刷枚数の計測手段C4Bは、予め設定された濃度に達する画像である高濃度画像の印刷枚数を計測する。実施例1の高濃度画像の印刷枚数の計測手段C4Bは、画像濃度の計測手段C4Aが計測した画像濃度が、予め設定された濃度の一例としての5%以上のページの数を高濃度画像の印刷枚数N1として計測する。なお、高濃度と判別する濃度は5%を例示したが、これに限定されず、任意に変更可能である。
画像濃度の計測手段C4Aは、一連の画像形成において画像の濃度を計測する。実施例1の画像濃度の計測手段C4Aは、一例として、潜像形成装置ROSy〜ROSkで書き込まれる画素の数と画像領域全体の画素の数から、画像濃度を印刷画像の1ページごとに計測する。
C4B:高濃度画像の印刷枚数の計測手段
高濃度画像の印刷枚数の計測手段C4Bは、予め設定された濃度に達する画像である高濃度画像の印刷枚数を計測する。実施例1の高濃度画像の印刷枚数の計測手段C4Bは、画像濃度の計測手段C4Aが計測した画像濃度が、予め設定された濃度の一例としての5%以上のページの数を高濃度画像の印刷枚数N1として計測する。なお、高濃度と判別する濃度は5%を例示したが、これに限定されず、任意に変更可能である。
C4C:排出開始時期の判別手段
排出開始時期の判別手段C4Cは、外添剤排出処理を開始する時期になったか否かを判別する。実施例1の排出開始時期の判別手段C4Cは、排出開始時期の一例として、高濃度画像の形成が予め設定された枚数Na実行された時と、高濃度画像が予め設定された枚数Nb印刷された一連の画像の形成動作が終了した時と、が設定されている。ジョブ中閾値の記憶手段C4C1は、前者の時期を判別する際に使用されるジョブ中閾値Naを記憶する。また、終了時閾値の記憶手段C4C2は、後者の時期を判別する際に使用される終了時閾値Nbを記憶する。実施例1では、一例としてジョブ中閾値Na=30枚に設定され、終了時閾値Nb=20枚に設定されているが、具体的な数値は、複写機Uの設計や仕様、現像剤の種類や量、外添剤の種類等に応じて適宜変更可能である。
排出開始時期の判別手段C4Cは、外添剤排出処理を開始する時期になったか否かを判別する。実施例1の排出開始時期の判別手段C4Cは、排出開始時期の一例として、高濃度画像の形成が予め設定された枚数Na実行された時と、高濃度画像が予め設定された枚数Nb印刷された一連の画像の形成動作が終了した時と、が設定されている。ジョブ中閾値の記憶手段C4C1は、前者の時期を判別する際に使用されるジョブ中閾値Naを記憶する。また、終了時閾値の記憶手段C4C2は、後者の時期を判別する際に使用される終了時閾値Nbを記憶する。実施例1では、一例としてジョブ中閾値Na=30枚に設定され、終了時閾値Nb=20枚に設定されているが、具体的な数値は、複写機Uの設計や仕様、現像剤の種類や量、外添剤の種類等に応じて適宜変更可能である。
C4D:バイアスの制御手段
バイアスの制御手段C4Dは、外添剤の排出処理時の各バイアスの制御を行う。すなわち、電源回路の制御手段C3を介して帯電電圧や現像電圧の制御を行う。実施例1のバイアスの制御手段C4Dは、帯電バイアスDC成分の制御手段C4D1と、帯電バイアスAC成分の制御手段C4D2と、現像バイアスDC成分の制御手段C4D3と、現像バイアスAC成分の制御手段C4D4と、周波数の制御手段C4D5と、を有する。
バイアスの制御手段C4Dは、外添剤の排出処理時の各バイアスの制御を行う。すなわち、電源回路の制御手段C3を介して帯電電圧や現像電圧の制御を行う。実施例1のバイアスの制御手段C4Dは、帯電バイアスDC成分の制御手段C4D1と、帯電バイアスAC成分の制御手段C4D2と、現像バイアスDC成分の制御手段C4D3と、現像バイアスAC成分の制御手段C4D4と、周波数の制御手段C4D5と、を有する。
C4D1:帯電バイアスDC成分の制御手段
帯電バイアスの直流成分の制御手段の一例としての帯電バイアスDC成分の制御手段C4D1は、外添剤の除去処理時の帯電電圧の直流成分を制御する。実施例1の帯電バイアスDC成分の制御手段C4D1は、外添剤の排出処理時は、帯電電圧の直流成分を、画像形成時と同電圧に比に設定する。
帯電バイアスの直流成分の制御手段の一例としての帯電バイアスDC成分の制御手段C4D1は、外添剤の除去処理時の帯電電圧の直流成分を制御する。実施例1の帯電バイアスDC成分の制御手段C4D1は、外添剤の排出処理時は、帯電電圧の直流成分を、画像形成時と同電圧に比に設定する。
C4D2:帯電バイアスAC成分の制御手段
帯電バイアスの交番成分の制御手段の一例としての帯電バイアスAC成分の制御手段C4D2は、外添剤の排出処理時の帯電電圧の交流成分を制御する。実施例1の帯電バイアスAC成分の制御手段C4D2は、外添剤の排出処理時は、帯電電圧の交流成分を、画像形成時に比べて低電圧の一例としてのゼロ(0[V])に設定する。すなわち、実施例1の外添剤の排出処理では、帯電電圧としてDC成分のみが印加される。
帯電バイアスの交番成分の制御手段の一例としての帯電バイアスAC成分の制御手段C4D2は、外添剤の排出処理時の帯電電圧の交流成分を制御する。実施例1の帯電バイアスAC成分の制御手段C4D2は、外添剤の排出処理時は、帯電電圧の交流成分を、画像形成時に比べて低電圧の一例としてのゼロ(0[V])に設定する。すなわち、実施例1の外添剤の排出処理では、帯電電圧としてDC成分のみが印加される。
C4D3:現像バイアスDC成分の制御手段
現像バイアスの直流成分の制御手段の一例としての現像バイアスDC成分の制御手段C4D3は、外添剤の排出処理時の現像電圧の直流成分を制御する。実施例1の現像バイアスDC成分の制御手段C4D3は、外添剤の排出処理時は、現像電圧の直流成分を、画像形成時と同電圧に設定する。
現像バイアスの直流成分の制御手段の一例としての現像バイアスDC成分の制御手段C4D3は、外添剤の排出処理時の現像電圧の直流成分を制御する。実施例1の現像バイアスDC成分の制御手段C4D3は、外添剤の排出処理時は、現像電圧の直流成分を、画像形成時と同電圧に設定する。
C4D4:現像バイアスAC成分の制御手段
現像バイアスの交番成分の制御手段の一例としての現像バイアスAC成分の制御手段C4D4は、外添剤の排出処理時の現像電圧の交流成分を制御する。実施例1の現像バイアスAC成分の制御手段C4D4は、外添剤の排出処理時は、現像電圧の交流成分において、ピーク間電圧(Vpp、ピークピーク値)、すなわち、正弦波状の交流電圧の最大値と最小値の差を、画像形成時に比べて、高くする。実施例1では、一例として、画像形成時のVppが1kVに設定され、外添剤排出処理時のVppが1.5kVに設定されている。なお、Vppの具体的な数値は例示した値に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。
現像バイアスの交番成分の制御手段の一例としての現像バイアスAC成分の制御手段C4D4は、外添剤の排出処理時の現像電圧の交流成分を制御する。実施例1の現像バイアスAC成分の制御手段C4D4は、外添剤の排出処理時は、現像電圧の交流成分において、ピーク間電圧(Vpp、ピークピーク値)、すなわち、正弦波状の交流電圧の最大値と最小値の差を、画像形成時に比べて、高くする。実施例1では、一例として、画像形成時のVppが1kVに設定され、外添剤排出処理時のVppが1.5kVに設定されている。なお、Vppの具体的な数値は例示した値に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。
C4D5:周波数の制御手段
現像バイアスの周波数の制御手段の一例としての周波数の制御手段C4D5は、外添剤の排出処理時の現像バイアスAC成分の周波数を制御する。実施例1の周波数の制御手段C4D5は、外添剤の排出処理時は、現像バイアスの交流成分の周波数を、画像形成時に比べて高周波数に設定する。実施例1では、一例として、画像形成時の周波数が10kHzに設定され、外添剤排出処理時の周波数が15kHzに設定されている。なお、周波数の具体的な数値は例示した値に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。
現像バイアスの周波数の制御手段の一例としての周波数の制御手段C4D5は、外添剤の排出処理時の現像バイアスAC成分の周波数を制御する。実施例1の周波数の制御手段C4D5は、外添剤の排出処理時は、現像バイアスの交流成分の周波数を、画像形成時に比べて高周波数に設定する。実施例1では、一例として、画像形成時の周波数が10kHzに設定され、外添剤排出処理時の周波数が15kHzに設定されている。なお、周波数の具体的な数値は例示した値に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。
C4E:周速の制御手段
現像剤保持体の回転制御手段の一例としての周速の制御手段C4Eは、外添剤の排出処理時の現像ロールR0y〜R0kの回転速度、周速を制御する。実施例1の周速の制御手段C4Eは、外添剤の排出処理時は、現像ロールR0y〜R0kの周速を、画像形成時に比べて高速に設定する。実施例1では、一例として、画像形成時の現像ロールR0y〜R0kの周速が感光体ドラムPy〜Pkの周速の1.5倍に設定され、外添剤排出処理時の現像ロールR0y〜R0kの周速が感光体ドラムPy〜Pkの周速の2倍に設定されている。なお、周速の具体的な数値は例示した値に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。
現像剤保持体の回転制御手段の一例としての周速の制御手段C4Eは、外添剤の排出処理時の現像ロールR0y〜R0kの回転速度、周速を制御する。実施例1の周速の制御手段C4Eは、外添剤の排出処理時は、現像ロールR0y〜R0kの周速を、画像形成時に比べて高速に設定する。実施例1では、一例として、画像形成時の現像ロールR0y〜R0kの周速が感光体ドラムPy〜Pkの周速の1.5倍に設定され、外添剤排出処理時の現像ロールR0y〜R0kの周速が感光体ドラムPy〜Pkの周速の2倍に設定されている。なお、周速の具体的な数値は例示した値に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。
(実施例1の流れ図の説明)
次に、実施例1の複写機Uにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(外添剤の排出処理のフローチャートの説明)
図4は実施例1の外添剤の排出処理のフローチャートの説明図である。
図4のフローチャートの各ステップSTの処理は、複写機Uの制御部Cに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複写機Uの他の各種処理と並行して実行される。
図4に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
次に、実施例1の複写機Uにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(外添剤の排出処理のフローチャートの説明)
図4は実施例1の外添剤の排出処理のフローチャートの説明図である。
図4のフローチャートの各ステップSTの処理は、複写機Uの制御部Cに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複写機Uの他の各種処理と並行して実行される。
図4に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
図4のST1において、画像形成動作であるジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST3に進む。
(1)画像濃度の計測を開始する。
(2)高濃度画像の印刷枚数N1の計測を開始する。
ST2において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST3に進む。
(1)画像濃度の計測を開始する。
(2)高濃度画像の印刷枚数N1の計測を開始する。
ST3において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST4にすすみ、イエス(Y)の場合はST9に進む。
ST4において、高濃度画像の印刷枚数N1がジョブ中閾値Na以上になったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST5にすすみ、ノー(N)の場合はST3に戻る。
ST5において、実行中のジョブを一時中断させ、ST6に進む。
ST4において、高濃度画像の印刷枚数N1がジョブ中閾値Na以上になったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST5にすすみ、ノー(N)の場合はST3に戻る。
ST5において、実行中のジョブを一時中断させ、ST6に進む。
ST6において、次の処理(1)〜(7)を実行して、ST7に進む。
(1)帯電バイアスDC成分として、画像形成時と同電圧を印加する。
(2)帯電バイアスAC成分をオフにする。
(3)現像バイアスDC成分として、画像形成時と同電圧を印加する。
(4)現像バイアスAC成分として、画像形成時よりも高いVpp、且つ、高周波数の電圧を印加する。
(5)現像ロールR0y〜R0kの周速を高速に設定する。
(6)感光体ドラムPy〜Pkを回転させる。
(7)外添剤排出処理時間t1の計測を開始する。
(1)帯電バイアスDC成分として、画像形成時と同電圧を印加する。
(2)帯電バイアスAC成分をオフにする。
(3)現像バイアスDC成分として、画像形成時と同電圧を印加する。
(4)現像バイアスAC成分として、画像形成時よりも高いVpp、且つ、高周波数の電圧を印加する。
(5)現像ロールR0y〜R0kの周速を高速に設定する。
(6)感光体ドラムPy〜Pkを回転させる。
(7)外添剤排出処理時間t1の計測を開始する。
ST7において、外添剤の排出処理時間t1が経過したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST8に進み、ノー(N)の場合はST7を繰り返す。
ST8において、次の処理(1)、(2)を実行し、ST3に戻る。
(1)印刷枚数N1を初期化、いわゆるリセットする。
(2)ジョブを再開する。
ST8において、次の処理(1)、(2)を実行し、ST3に戻る。
(1)印刷枚数N1を初期化、いわゆるリセットする。
(2)ジョブを再開する。
ST9において、高濃度画像の印刷枚数N1が終了時閾値Nb以上であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST10にすすみ、ノー(N)の場合はST1に戻る。
ST10において、前記ST6と同様の処理(1)〜(7)を実行して、ST11に進む。
ST11において、外添剤の排出処理時間t1が経過したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST1に戻り、ノー(N)の場合はST11を繰り返す。
ST10において、前記ST6と同様の処理(1)〜(7)を実行して、ST11に進む。
ST11において、外添剤の排出処理時間t1が経過したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST1に戻り、ノー(N)の場合はST11を繰り返す。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、画像形成に伴って現像装置Gy〜Gkで現像剤が消費されると、トナーカートリッジKy〜Kkから現像剤が補給される。高濃度の画像形成が繰り返されると、外添剤の排出処理がジョブ中またはジョブ終了後に実行される。外添剤の排出処理では、現像装置Gy〜Gk内の現像剤が、感光体ドラムPy〜Pkとの対向領域である現像領域において、現像電圧の交流成分に応じて、現像ロールR0y〜R0kと感光体ドラムPy〜Pkとの間で往復動、振動する。このとき、現像剤に外添された外添剤も現像領域で往復移動することとなり、一部が現像剤から遊離して、感光体ドラムPy〜Pkに付着する。また、現像装置Gy〜Gk内での搬送中に現像剤から遊離した外添剤で、現像剤の振動に巻き込まれる形で往復動した外添剤も感光体ドラムPy〜Pkに付着する。
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、画像形成に伴って現像装置Gy〜Gkで現像剤が消費されると、トナーカートリッジKy〜Kkから現像剤が補給される。高濃度の画像形成が繰り返されると、外添剤の排出処理がジョブ中またはジョブ終了後に実行される。外添剤の排出処理では、現像装置Gy〜Gk内の現像剤が、感光体ドラムPy〜Pkとの対向領域である現像領域において、現像電圧の交流成分に応じて、現像ロールR0y〜R0kと感光体ドラムPy〜Pkとの間で往復動、振動する。このとき、現像剤に外添された外添剤も現像領域で往復移動することとなり、一部が現像剤から遊離して、感光体ドラムPy〜Pkに付着する。また、現像装置Gy〜Gk内での搬送中に現像剤から遊離した外添剤で、現像剤の振動に巻き込まれる形で往復動した外添剤も感光体ドラムPy〜Pkに付着する。
なお、実施例1の外添剤の排出処理では、現像剤は、帯電電圧DC成分と現像電圧DC成分との関係で、最終的には感光体ドラムPy〜Pkにほとんど付着せず、現像ロールR0y〜R0kに付着して現像装置Gy〜Gkに戻る。したがって、現像剤はほとんど消費されず、主として外添剤が現像装置Gy〜Gkから感光体ドラムPy〜Pkに移動、排出される。
そして、感光体ドラムPy〜Pkに付着した外添剤は、感光体ドラムPy〜Pkの回転に伴って、除去部材の一例としてのドラムクリーナCLy〜CLkで除去される。
そして、感光体ドラムPy〜Pkに付着した外添剤は、感光体ドラムPy〜Pkの回転に伴って、除去部材の一例としてのドラムクリーナCLy〜CLkで除去される。
従来から、感光体を清掃する清掃部材の一例としてのクリーニングブレードの摩耗やめくれの抑制のために、潤滑剤を現像剤に外添したり、潤滑材供給部材を設置してクリーニングブレードに潤滑剤を供給している。代表的な潤滑剤としては、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸が挙げられる。したがって、感光体の表面には潤滑剤が被膜された状態となっているが、帯電、転写、除電等での放電を受けると潤滑剤が劣化して、感光体の表面に固着する現象、いわゆるフィルミングが発生することがある。例えば、ステアリン酸亜鉛が放電を受けると、粘着性が高くなり周辺の粒子を取り込んで固まることが知られている。このようにして発生した固着した被膜は、クリーニングブレードで摺擦、研磨されて除去されるが、クリーニングブレードの先端に破損、損傷、経時劣化がある場合には、研磨できずに被膜が成長する。被膜が成長すると、クリーニングブレードの摩耗が促進され、クリーニング不良が発生する場合がある。
現像剤に潤滑剤を外添させる場合には、高濃度画像の形成を繰り返すほど、トナーカートリッジKy〜Kkからの現像剤の補給量が多くなり、現像剤に含まれる潤滑剤の現像装置Gy〜Gkへの供給量が多くなる。現像装置Gy〜Gkの潤滑剤(外添剤)の量、濃度が高くなると、感光体ドラムPy〜Pkへの供給量が多くなる。感光体ドラムPy〜Pkへの外添剤の供給量が多くなると、フィルミングが発生しやすくなる。
ここで、特許文献1に記載されているように、トナーカートリッジKy〜Kkから現像装置Gy〜Gkへの搬送や現像装置Gy〜Gk内での撹拌等で、現像装置Gy〜Gk内で外添剤が遊離することがあり、高濃度画像の形成が繰り返されると、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の量、濃度が高くなる。特許文献1には、現像装置内でキャリアに付着した外添剤の被膜を、キャリアに負荷を与えることで、はがれやすくする技術が記載されている。しかし、はがれた外添剤が現像装置Gy〜Gkに残ったままでは、現像装置内の外添剤の濃度が高濃度のままであり、感光体ドラムPy〜Pkのフィルミングの問題は解消できない。
これらに対して、実施例1では、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の量が多くなると、外添剤の排出処理が実行されて、現像装置Gy〜Gkの外添剤が排出される。したがって、現像装置Gy〜Gkの現像剤が過剰になることが抑制され、画像形成中に感光体ドラムPy〜Pkに供給される外添剤の量が過剰になることが抑制される。
なお、特許文献1には、現像スリーブを空転させる際に、高速で回転させることも記載されているが、現像スリーブの空転時に感光体を回転させることに関しては記載が無い。特許文献1に記載の技術は、キャリアを激しく運動させる技術思想であるが、キャリアを激しく運動させる際に、キャリアが移行しない感光体の回転は関係がない。むしろ、必要がないのに感光体を回転させると無駄な電力消費や感光体寿命の短縮につながり、特許文献1に記載の発明において、感光体を回転させた方が問題が発生する。
なお、特許文献1には、現像スリーブを空転させる際に、高速で回転させることも記載されているが、現像スリーブの空転時に感光体を回転させることに関しては記載が無い。特許文献1に記載の技術は、キャリアを激しく運動させる技術思想であるが、キャリアを激しく運動させる際に、キャリアが移行しない感光体の回転は関係がない。むしろ、必要がないのに感光体を回転させると無駄な電力消費や感光体寿命の短縮につながり、特許文献1に記載の発明において、感光体を回転させた方が問題が発生する。
図5は外添剤の排出処理が実行されない従来の構成での画像形成と外添剤の量との関係の一例の説明図である。
図5において、通常画像密度(画像濃度5%未満)と、高濃度画像(画像濃度5%以上)の画像形成が交互に行われる場合について、シミュレーションを行った。シミュレーションの結果から、通常画像密度の場合の現像剤の累積補給量の上昇量(その画像形成における補給量)に比べて、高密度画像の場合の累積補給量の上昇量の方が大きくなっている。そして、高密度画像が形成されると、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の比率(濃度)が好ましい範囲を超える。高密度画像の画像形成後に通常画像密度の画像形成が実行されると外添剤の比率が好ましい範囲に近づくが、そのあとに高密度画像が実行されると、外添剤の比率が好ましい範囲から離れる。したがって、高密度画像の画像形成が繰り返されると、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の濃度が高まり、感光体ドラムPy〜Pkへ供給される外添剤の量が多くなる。
図5において、通常画像密度(画像濃度5%未満)と、高濃度画像(画像濃度5%以上)の画像形成が交互に行われる場合について、シミュレーションを行った。シミュレーションの結果から、通常画像密度の場合の現像剤の累積補給量の上昇量(その画像形成における補給量)に比べて、高密度画像の場合の累積補給量の上昇量の方が大きくなっている。そして、高密度画像が形成されると、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の比率(濃度)が好ましい範囲を超える。高密度画像の画像形成後に通常画像密度の画像形成が実行されると外添剤の比率が好ましい範囲に近づくが、そのあとに高密度画像が実行されると、外添剤の比率が好ましい範囲から離れる。したがって、高密度画像の画像形成が繰り返されると、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の濃度が高まり、感光体ドラムPy〜Pkへ供給される外添剤の量が多くなる。
図6は実施例1の外添剤の排出処理が実行される場合の画像形成と外添剤の量との関係の説明図である。
図6において、実施例1のように高濃度の画像形成時に、外添剤の比率が一時的に好ましい範囲から外れていても、外添剤の排出処理が実行されると好ましい範囲に収まる。したがって、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の濃度上昇が抑制される。よって、感光体ドラムPy〜Pkへ供給される外添剤の量が過剰にならず、フィルミングの発生や清掃不良の発生が低減される。
図6において、実施例1のように高濃度の画像形成時に、外添剤の比率が一時的に好ましい範囲から外れていても、外添剤の排出処理が実行されると好ましい範囲に収まる。したがって、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の濃度上昇が抑制される。よって、感光体ドラムPy〜Pkへ供給される外添剤の量が過剰にならず、フィルミングの発生や清掃不良の発生が低減される。
特に、実施例1の外添剤の排出処理では、帯電電圧のAC成分がオフの状態で、現像電圧のAC成分のピーク間電圧Vppと周波数が画像形成時よりも高い状態に設定され、現像ロールR0y〜R0kの回転速度も高速になる。
現像電圧AC成分のピーク間電圧Vppが高くなると、電場が強くなり、現像剤の粒子1つ1つが受ける電気的な力が強くなる。したがって、現像剤が感光体ドラムPy〜Pkに移動する際の勢い、すなわち、移動速度や感光体ドラムPy〜Pkへの衝突時の衝撃が強くなる。よって、外添剤が感光体ドラムPy〜Pkに付着しやすくなる。
現像電圧AC成分のピーク間電圧Vppが高くなると、電場が強くなり、現像剤の粒子1つ1つが受ける電気的な力が強くなる。したがって、現像剤が感光体ドラムPy〜Pkに移動する際の勢い、すなわち、移動速度や感光体ドラムPy〜Pkへの衝突時の衝撃が強くなる。よって、外添剤が感光体ドラムPy〜Pkに付着しやすくなる。
また、現像電圧AC成分の周波数が高くなると、単位時間あたりに現像領域で現像剤が往復する回数が多くなる。したがって、外添剤が感光体ドラムPy〜Pkに向けて移動する頻度が高くなり、外添剤が感光体ドラムPy〜Pkに付着しやすくなる。
さらに、現像ロールR0y〜R0kの周速が高速になると、現像領域に送られる現像剤の量が増える。したがって、現像領域に送られる外添剤の量が多くなり、感光体ドラムPy〜Pkに移動する外添剤の量が増えやすい。
さらに、現像ロールR0y〜R0kの周速が高速になると、現像領域に送られる現像剤の量が増える。したがって、現像領域に送られる外添剤の量が多くなり、感光体ドラムPy〜Pkに移動する外添剤の量が増えやすい。
したがって、実施例1の外添剤の排出処理では、現像バイアスの交番成分のピーク間電圧および周波数、および現像ロールR0y〜R0kの回転速度を、画像形成時と同一に維持する場合に比較して、現像装置Gy〜Gk内の外添剤の濃度を短時間で下げることが可能である。よって、感光体ドラムPy〜Pkでの外添剤のフィルミングが抑制され、ドラムクリーナCLy〜CLkでの清掃不良の発生が低減される。
また、実施例1の外添剤の排出処理では、帯電電圧DC成分と現像電圧DC成分の関係から現像剤がほとんど消費されない。したがって、現像剤の無駄な消費も抑制される。
また、実施例1の外添剤の排出処理では、帯電電圧DC成分と現像電圧DC成分の関係から現像剤がほとんど消費されない。したがって、現像剤の無駄な消費も抑制される。
さらに、実施例1の外添剤の排出処理では、帯電バイアスのAC成分が印加されない。したがって、帯電バイアスのAC成分が印加される場合に比べて、帯電領域での放電で、外添剤が固着することが抑制される。
また、実施例1では、一連のジョブにおいて高濃度の画像形成が多い場合、ジョブ中に外添剤の排出処理が実行される。したがって、ジョブ中に外添剤の排出処理が一切行われない場合に比べて、フィルミングの発生が早期に防止され、清掃不良の発生を効果的に抑制可能である。
さらに、実施例1では、一連のジョブにおいて高濃度の画像形成が繰り返されても、ジョブ中閾値Naに達しない場合は、ジョブ終了後に外添剤の排出処理が実行される。したがって、ジョブが停止されず、単位時間当たりの印刷枚数、いわゆる生産性を向上させることが可能である。
また、実施例1では、一連のジョブにおいて高濃度の画像形成が多い場合、ジョブ中に外添剤の排出処理が実行される。したがって、ジョブ中に外添剤の排出処理が一切行われない場合に比べて、フィルミングの発生が早期に防止され、清掃不良の発生を効果的に抑制可能である。
さらに、実施例1では、一連のジョブにおいて高濃度の画像形成が繰り返されても、ジョブ中閾値Naに達しない場合は、ジョブ終了後に外添剤の排出処理が実行される。したがって、ジョブが停止されず、単位時間当たりの印刷枚数、いわゆる生産性を向上させることが可能である。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、複写機Uは、4色の現像剤が使用される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、単色の画像形成装置や、5色以上または3色以下の多色の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、外添剤の排出処理では、(i)ピーク間電圧Vppを高くし、(ii)現像ロールR0y〜R0kの周速を高速にし、(iii)周波数も高周波にする場合を例示したが、これに限定されない。(i)〜(iii)のいずれか1つまたは2つを実行することも可能である。
(H03)前記実施例において、外添剤の排出処理では、(i)ピーク間電圧Vppを高くし、(ii)現像ロールR0y〜R0kの周速を高速にし、(iii)周波数も高周波にする場合を例示したが、これに限定されない。(i)〜(iii)のいずれか1つまたは2つを実行することも可能である。
(H04)前記実施例において、外添剤の排出処理を開始する際に、高濃度の画像の印刷枚数に基づいて、ジョブ中またはジョブ終了後に行ったがこれに限定されない。例えば、ジョブ終了後ではなく、ジョブ開始前に実行する構成とすることも可能である。また、高濃度画像の印刷枚数ではなく、一連のジョブの平均画像濃度に基づいて外添剤の排出処理を実行するようにすることも可能である。
(H05)前記実施例において、帯電バイアスや現像バイアスのDC成分は印加する構成とすることが望ましいが、印加しない構成としたり、画像形成時よりも低電圧を印加する構成とすることも可能である。これにより、DC成分での放電の発生が抑制され、放電に伴うフィルミングの促進も抑制される。また、帯電バイアスAC成分をゼロにする構成が望ましいが、帯電バイアスAC成分を印加したり、帯電バイアスAC成分のVppを小さくする等とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、帯電バイアスや現像バイアスのDC成分は印加する構成とすることが望ましいが、印加しない構成としたり、画像形成時よりも低電圧を印加する構成とすることも可能である。これにより、DC成分での放電の発生が抑制され、放電に伴うフィルミングの促進も抑制される。また、帯電バイアスAC成分をゼロにする構成が望ましいが、帯電バイアスAC成分を印加したり、帯電バイアスAC成分のVppを小さくする等とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、交番電圧として交流電圧を例示したが、これに限定されない。正弦波状の交流電圧ではなく、矩形波状や三角波状、ノコギリ波状等の交番電圧とすることも可能である。
(H07)前記実施例において、外添剤の排出処理をY,M,C,Kの色ごとに行うことも可能であるし、いずれかの色で外添剤の量が多い場合にすべての色の現像装置Gy〜Gkで外添剤の排出処理を実行することも可能である。
(H07)前記実施例において、外添剤の排出処理をY,M,C,Kの色ごとに行うことも可能であるし、いずれかの色で外添剤の量が多い場合にすべての色の現像装置Gy〜Gkで外添剤の排出処理を実行することも可能である。
CLy,CLm,CLc,CLk…除去部材、
CRy,CRm,CRc,CRk…帯電器、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像器、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
R0y,R0m,R0c,R0k…現像剤保持体、
U…画像形成装置、
Vpp…ピーク間電圧。
CRy,CRm,CRc,CRk…帯電器、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像器、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
R0y,R0m,R0c,R0k…現像剤保持体、
U…画像形成装置、
Vpp…ピーク間電圧。
Claims (11)
- 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体の回転速度を画像形成時に比べて高速にした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分の周波数を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させて、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電器と、
表面に現像剤を保持して前記像保持体と対向する現像剤保持体を有し、前記像保持体の表面の潜像を現像する現像器であって、現像剤の消費に応じて外添剤を含む現像剤が補給される現像器と、
を備え、
予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する排出動作を実行する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分のピーク間電圧を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体の回転速度を画像形成時に比べて高速にした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする請求項1または3もしくは4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が行われた後に、前記現像剤保持体に印加する現像バイアスの交番成分の周波数を画像形成時に比べて高くした状態で、前記像保持体を回転させる
ことを特徴とする請求項1または2もしくは4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 画像形成時の画像の濃度が、予め設定された画像の濃度に達する場合に、一連の画像の形成動作が終了した後に、前記現像器内の外添剤を像保持体に排出する
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 予め設定された画像の濃度に達する画像の形成が、予め設定された枚数実行された場合に、画像形成動作を中断して、前記現像器内の外添剤を像保持体に排出する
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記像保持体に接触して、前記像保持体の表面に付着した外添剤を除去する除去部材、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記現像器内の外添剤を前記像保持体に排出する場合に、前記帯電器に供給される帯電バイアスの交番成分を印加しない
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017188960A JP2019066547A (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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