JP2020051939A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検査部の固定状態の良否や検査部自体の正誤を正確に判断することができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供すること。【解決手段】電子部品の電気的特性を検査し、前記電子部品が載置される凹部が設けられたソケット部材を有する検査部に、前記電子部品を搬送する電子部品搬送装置であって、前記ソケット部材が配置される基準面を有する基準ベースと、前記ソケット部材の複数の点について、前記基準面の法線方向における位置を測定する測定部と、表示部と、前記複数の点の前記位置に基づく位置情報を表示部に表示させる制御部と、を備える電子部品搬送装置。【選択図】図5

Description

本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関する。
従来から、ICデバイスの電気的な試験を行うIC試験システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のIC試験システムでは、ICデバイスを載置し、その載置状態で試験を行うソケットを備えている。
ソケットは、ICデバイスの種類に応じて付け替えられるものである。そのため、ソケットの付け替え作業を行うオペレーターによっては、ソケットが傾いてIC試験システムに取り付けられてしまう場合がある。この場合、特許文献1に記載のIC試験システムでは、非接触変位計によりソケットの傾き状態を検出している。
国際公開第2017/037844号
しかしながら、特許文献1に記載のIC試験システムでは、距離を測る基準となる部材がないため、非接触変位計は、ソケットの固定状態を正確に検出することができないという問題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下のものとして実現することが可能である。
本発明の電子部品搬送装置は、電子部品の電気的特性を検査し、前記電子部品が載置される凹部が設けられたソケット部材を有する検査部に、前記電子部品を搬送する電子部品搬送装置であって、
前記ソケット部材が配置される基準面を有する基準ベースと、
前記ソケット部材の複数の点について、前記基準面の法線方向における位置を測定する測定部と、
表示部と、
前記複数の点の前記位置に基づく位置情報を表示部に表示させる制御部と、
を備える。
図1は、第1実施形態の電子部品検査装置を正面側から見た概略斜視図である。 図2は、図1に示す電子部品検査装置の動作状態を示す概略平面図である。 図3は、図1に示す電子部品検査装置の検査領域内での撮像状態を示す概略正面図である。 図4は、図1に示す電子部品検査装置の検査領域内での撮像状態を示す概略正面図である。 図5は、図3に示す状態で撮像された画像の一例である。 図6は、図4に示す状態で撮像された画像の一例である。 図7は、図5および図6とは異なる状態で撮像された画像の一例である。 図8は、検査部の固定状態の良否を報知する画面の一例である。 図9は、検査部の固定状態の良否を報知する画面の一例である。 図10は、検査部自体の正誤を報知する画面の一例である。 図11は、検査部自体の正誤を報知する画面の一例である。 図12は、図1に示す電子部品検査装置が備える制御部の制御動作を説明するためのフローチャートである。 図13は、撮像条件を入力する第1入力画面の一例である。 図14は、撮像条件を入力する第2入力画面の一例である。 図15は、第2実施形態の電子部品検査装置の検査領域内で撮像された画像の一例である。 図16は、第3実施形態の電子部品検査装置およびその周辺を示すブロック図である。 図17は、第4実施形態の電子部品検査装置およびその周辺を示すブロック図である。
以下、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
以下、図1〜図14を参照して、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第1実施形態について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸(第2軸)、Y軸(第1軸)およびZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X軸方向」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z軸方向」とも言う。また、各方向の矢印が向いた方向を「正」、その反対方向を「負」と言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば±5°未満程度)傾いた状態も含む。また、Z軸方向正側を「上」または「上方」、Z軸方向負側を「下」または「下方」と言うことがある。
電子部品搬送装置(electronic component handler)10は、図1に示す外観を有するハンドラーである。また、図2に示すように、電子部品検査装置(electronic component tester)1は、電子部品搬送装置10を備え、さらに、電子部品を検査する検査部16を備える。
以下、各部の構成について詳細に説明する。
図1、図2に示すように、電子部品搬送装置10を備える電子部品検査装置1は、例えばBGA(Ball Grid Array)パッケージであるICデバイス等の電子部品を搬送し、その搬送過程で電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査(test)」と言う)する装置である。なお、以下では、説明の便宜上、前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス90」とする。ICデバイス90は、本実施形態では、一例として、平板状をなし、その平面視で長方形または正方形のものとなっている。なお、ICデバイス90の平面視での形状は、長方形または正方形に限定されず、例えば、円形や楕円形等のような丸みを帯びた形状であってもよい。
なお、ICデバイスとしては、前記のものの他に、例えば、「LSI(Large Scale Integration)」「CMOS(Complementary MOS)」「CCD(Charge Coupled Device)」や、ICデバイスを複数のモジュールとしてパッケージ化した「モジュールIC」、また、「水晶デバイス」、「圧力センサー」、「慣性センサー(加速度センサー)」、「ジャイロセンサー」、「指紋センサー」等が挙げられる。
電子部品検査装置1は、トレイ供給領域A1と、デバイス供給領域A2と、検査領域A3と、デバイス回収領域A4と、トレイ除去領域A5とを備え、これらの領域は、後述するように各壁部で分けられている。そして、ICデバイス90は、トレイ供給領域A1からトレイ除去領域A5まで前記各領域を矢印α90方向に順に経由し、途中の検査領域A3で検査が行われる。このように電子部品検査装置1は、各領域を経由するようにICデバイス90を搬送する搬送部25を有する電子部品搬送装置10と、検査領域A3内で検査を行なう検査部16と、制御部800とを備えたものとなっている。また、電子部品検査装置1は、モニター300と、シグナルランプ400と、操作パネル700とを備えている。
なお、電子部品検査装置1は、トレイ供給領域A1、トレイ除去領域A5が配された方、すなわち、図2中の下側が正面側となり、検査領域A3が配された方、すなわち、図2中の上側が背面側として使用される。
また、電子部品検査装置1は、ICデバイス90の種類ごとに交換される「チェンジキット」と呼ばれるものを予め配置、搭載して用いられる。このチェンジキットとしては、本実施形態では、例えば、後述する温度調整部12と、デバイス供給部14と、デバイス回収部18とがある。また、前記のようなチェンジキットとは別に、ユーザーが用意するトレイ200と、回収用トレイ19と、その他、検査部16もある。
トレイ供給領域A1は、トレイ200が供給される給材部である。トレイ200は、未検査状態の複数のICデバイス90を行列状に配置して載置(place)される容器である。このトレイ供給領域A1は、トレイ200を複数積み重ねて搭載可能な搭載領域と言うこともできる。なお、本実施形態では、各トレイ200には、複数の凹部が行列状に配置されている。各凹部には、ICデバイス90を1つずつ収納、載置することができる。
デバイス供給領域A2は、トレイ供給領域A1から搬送されたトレイ200上の複数のICデバイス90がそれぞれ検査領域A3まで搬送、供給される領域である。なお、トレイ供給領域A1とデバイス供給領域A2とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつ水平方向に搬送するトレイ搬送機構11A、トレイ搬送機構11Bが設けられている。トレイ搬送機構11Aは、搬送部25の一部であり、トレイ200を、当該トレイ200に載置されたICデバイス90ごとY軸方向の正側、すなわち、図2中の矢印α11A方向に移動させることができる。これにより、ICデバイス90を安定してデバイス供給領域A2に送り込むことができる。また、トレイ搬送機構11Bは、空のトレイ200をY軸方向の負側、すなわち、図2中の矢印α11B方向に移動させることができる。これにより、空のトレイ200をデバイス供給領域A2からトレイ供給領域A1に移動させることができる。
デバイス供給領域A2には、温度調整部12と、デバイス搬送ヘッド13と、トレイ搬送機構15とが設けられている。なお、温度調整部12は、ソークプレートと呼ばれ、英語表記では「soak plate」、中国語表記では、一例で「均温板」となる。また、デバイス供給領域A2と検査領域A3とをまたぐように移動するデバイス供給部14も設けられている。
温度調整部12は、複数のICデバイス90が載置され、当該載置されたICデバイス90を一括して加熱または冷却することができる。これにより、検査部16で検査される前のICデバイス90を予め加熱または冷却して、当該検査に適した温度に調整することができる。
このような温度調整部12は、固定されている。これにより、当該温度調整部12上でのICデバイス90に対して安定して温度調整することができる。また、温度調整部12は、グランドされている。
図2に示す構成では、温度調整部12は、Y軸方向に2つ配置、固定されている。そして、トレイ搬送機構11Aによってトレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200上のICデバイス90は、いずれかの温度調整部12まで搬送される。
デバイス搬送ヘッド13は、ICデバイス90を保持して搬送する保持部であり、デバイス供給領域A2内で移動可能に支持されている。このデバイス搬送ヘッド13は、搬送部25の一部でもあり、トレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200と温度調整部12との間のICデバイス90の搬送と、温度調整部12と後述するデバイス供給部14との間のICデバイス90の搬送とを担うことができる。なお、図2中では、デバイス搬送ヘッド13のX軸方向の移動を矢印α13Xで示し、デバイス搬送ヘッド13のY軸方向の移動を矢印α13Yで示している。
デバイス供給部14は、温度調整されたICデバイス90が載置され、当該ICデバイス90を検査部16近傍まで搬送することができる「供給用シャトルプレート」または単に「供給シャトル」と呼ばれるものである。
また、デバイス供給部14は、デバイス供給領域A2と検査領域A3との間をX軸方向、すなわち、矢印α14方向に沿って往復移動可能に支持されている。これにより、デバイス供給部14は、ICデバイス90をデバイス供給領域A2から検査領域A3の検査部16近傍まで安定して搬送することができ、また、検査領域A3でICデバイス90がデバイス搬送ヘッド17によって取り去られた後は再度デバイス供給領域A2に戻ることができる。
図2に示す構成では、デバイス供給部14は、Y軸方向に2つ配置されており、Y軸方向負側のデバイス供給部14を「デバイス供給部14A」と言い、Y軸方向正側のデバイス供給部14を「デバイス供給部14B」と言うことがある。そして、温度調整部12上のICデバイス90は、デバイス供給領域A2内でデバイス供給部14Aまたはデバイス供給部14Bまで搬送される。また、デバイス供給部14は、温度調整部12と同様に、当該デバイス供給部14に載置されたICデバイス90を加熱または冷却可能に構成されている。これにより、温度調整部12で温度調整されたICデバイス90に対して、その温度調整状態を維持して、検査領域A3の検査部16近傍まで搬送することができる。また、デバイス供給部14も、温度調整部12と同様に、グランドされている。
トレイ搬送機構15は、全てのICデバイス90が除去された状態の空のトレイ200をデバイス供給領域A2内でX軸方向の正側、すなわち、矢印α15方向に搬送する機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、トレイ搬送機構11Bによってデバイス供給領域A2からトレイ供給領域A1に戻される。
検査領域A3は、ICデバイス90を検査する領域である。この検査領域A3には、ICデバイス90に対して検査を行なう検査部16と、デバイス搬送ヘッド17とが設けられている。
デバイス搬送ヘッド17は、搬送部25の一部であり、温度調整部12と同様に、保持したICデバイス90を加熱または冷却可能に構成されている。これにより、前記温度調整状態が維持されたICデバイス90を保持して、前記温度調整状態を維持したまま、ICデバイス90を検査領域A3内で搬送することができる。
このようなデバイス搬送ヘッド17は、検査領域A3内でY軸方向およびZ軸方向に往復移動可能に支持され、「インデックスアーム」と呼ばれる機構の一部となっている。これにより、デバイス搬送ヘッド17は、デバイス供給領域A2から搬入されたデバイス供給部14から、ICデバイス90を持ち上げて、検査部16上に搬送し、載置することができる。
なお、図2中では、デバイス搬送ヘッド17のY軸方向の往復移動を矢印α17Yで示している。また、デバイス搬送ヘッド17は、Y軸方向に往復移動可能に支持されているが、これに限定されず、X軸方向にも往復移動可能に支持されていてもよい。また、図2に示す構成では、デバイス搬送ヘッド17は、Y軸方向に2つ配置されており、Y軸方向負側のデバイス搬送ヘッド17を「デバイス搬送ヘッド17A」と言い、Y軸方向正側のデバイス搬送ヘッド17を「デバイス搬送ヘッド17B」と言うことがある。デバイス搬送ヘッド17Aは、検査領域A3内で、ICデバイス90のデバイス供給部14Aから検査部16への搬送を担うことができ、デバイス搬送ヘッド17Bは、検査領域A3内で、ICデバイス90のデバイス供給部14Bから検査部16への搬送を担うことができる。
また、図3、図4に示すように、本実施形態では、デバイス搬送ヘッド17は、吸着によりICデバイス90を保持する保持部171を有している。保持部171の配置数は、図3、図4に示す構成では1つであるが、これに限定されず、複数であってもよい。保持部171が複数配置されている場合、X軸方向に沿った配置数と、Y軸方向に沿った配置数とは、いずれも、限定されない。
検査部16は、電子部品であるICデバイス90を載置して、当該ICデバイス90が有する電気的特性を検査することができる。図3、図4に示すように、検査部16は、ソケット部材である、ソケット3およびソケット3を支持するソケットベース4を有している。
ソケット3は、Z軸方向正側に開口して形成され、ICデバイス90が1つずつ収納、載置される凹部31を有している。凹部31の配置数は、図3、図4に示す構成では1つであるが、これに限定されず、複数であってもよい。凹部31が複数配置されている場合、X軸方向に沿った配置数と、Y軸方向に沿った配置数とは、いずれも、限定されない。
凹部31の底部311には、図示しない複数のプローブピンが設けられている。そして、ICデバイス90の端子とプローブピンとが導電可能に接続される、すなわち、接触することにより、ICデバイス90の検査を行なうことができる。ICデバイス90の検査は、検査部16に接続されるテスターが備える検査制御部に記憶されているプログラムに基づいて行われる。
また、図5〜図7に示すように、凹部31は、底部311に対して傾斜した4つの側壁部312を有している、すなわち、内周部がテーパー状をなしている。これにより、凹部31に対するICデバイス90の収納と取り出しとを容易に行うことができる。
このようなソケット3は、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱または冷却して、当該ICデバイス90を検査に適した温度に調整することができる。
ソケットベース4は、下面42がソケット3の上面32に当接して、ソケット3を、凹部31が開口している側、すなわち、Z軸方向正側から支持する板状部材である。ソケットベース4には、厚さ方向に貫通する貫通孔41が形成されている。貫通孔41は、凹部31の上側に配置され、平面視で凹部31よりも大きく形成されている。なお、貫通孔41の平面視での形状は、図5〜図7に示す構成では正方形であるが、これに限定されず、例えば、長方形等のような他の四角形、円形や楕円形等のような丸みを帯びた形状であってもよい。
デバイス回収領域A4は、検査領域A3で検査され、その検査が終了した複数のICデバイス90が回収される領域である。このデバイス回収領域A4には、回収用トレイ19と、デバイス搬送ヘッド20と、トレイ搬送機構21とが設けられている。また、検査領域A3とデバイス回収領域A4とをまたぐように移動するデバイス回収部18も設けられている。また、デバイス回収領域A4には、空のトレイ200も用意されている。
デバイス回収部18は、検査部16で検査が終了したICデバイス90が載置され、当該ICデバイス90をデバイス回収領域A4まで搬送することができるものであり、「回収用シャトルプレート」または単に「回収シャトル」と呼ばれる。このデバイス回収部18も、搬送部25の一部となり得る。
また、デバイス回収部18は、検査領域A3とデバイス回収領域A4との間をX軸方向、すなわち、矢印α18方向に沿って往復移動可能に支持されている。また、図2に示す構成では、デバイス回収部18は、デバイス供給部14と同様に、Y軸方向に2つ配置されており、Y軸方向負側のデバイス回収部18を「デバイス回収部18A」と言い、Y軸方向正側のデバイス回収部18を「デバイス回収部18B」と言うことがある。そして、検査部16上のICデバイス90は、デバイス回収部18Aまたはデバイス回収部18Bに搬送され、載置される。なお、ICデバイス90の検査部16からデバイス回収部18Aへの搬送は、デバイス搬送ヘッド17Aが担い、検査部16からデバイス回収部18Bへの搬送は、デバイス搬送ヘッド17Bが担う。また、デバイス回収部18も、温度調整部12やデバイス供給部14と同様に、グランドされている。
回収用トレイ19は、検査部16で検査されたICデバイス90が載置されるものであり、デバイス回収領域A4内で移動しないよう固定されている。これにより、デバイス搬送ヘッド20等の各種可動部が比較的多く配置されたデバイス回収領域A4であっても、回収用トレイ19上では、検査済みのICデバイス90が安定して載置されることとなる。なお、図2に示す構成では、回収用トレイ19は、X軸方向に沿って3つ配置されている。
また、空のトレイ200も、X軸方向に沿って3つ配置されている。この空のトレイ200にも、検査部16で検査されたICデバイス90が載置される。そして、デバイス回収領域A4に移動してきたデバイス回収部18上のICデバイス90は、回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送され、載置される。これにより、ICデバイス90は、検査結果ごとに分類されて、回収されることとなる。
デバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収領域A4内でX軸方向およびY軸方向に移動可能に支持され、さらにZ軸方向にも移動可能な部分を有している。このデバイス搬送ヘッド20は、搬送部25の一部であり、ICデバイス90をデバイス回収部18から回収用トレイ19や空のトレイ200に搬送することができる。なお、図2中では、デバイス搬送ヘッド20のX軸方向の移動を矢印α20Xで示し、デバイス搬送ヘッド20のY軸方向の移動を矢印α20Yで示している。
トレイ搬送機構21は、トレイ除去領域A5から搬入された空のトレイ200をデバイス回収領域A4内でX軸方向、すなわち、矢印α21方向に搬送する機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、ICデバイス90が回収される位置に配されることとなる、すなわち、前記3つの空のトレイ200のうちのいずれかとなり得る。
トレイ除去領域A5は、検査済み状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が回収され、除去される除材部である。トレイ除去領域A5では、多数のトレイ200を積み重ねることができる。
また、デバイス回収領域A4とトレイ除去領域A5とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつY軸方向に搬送するトレイ搬送機構22A、トレイ搬送機構22Bが設けられている。トレイ搬送機構22Aは、搬送部25の一部であり、トレイ200をY軸方向、すなわち、矢印α22A方向に往復移動させることができる移動部である。これにより、検査済みのICデバイス90をデバイス回収領域A4からトレイ除去領域A5に搬送することができる。また、トレイ搬送機構22Bは、ICデバイス90を回収するための空のトレイ200をY軸方向の正側、すなわち、矢印α22B方向に移動させることができる。これにより、空のトレイ200をトレイ除去領域A5からデバイス回収領域A4に移動させることができる。
制御部800は、例えば、トレイ搬送機構11Aと、トレイ搬送機構11Bと、温度調整部12と、デバイス搬送ヘッド13と、デバイス供給部14と、トレイ搬送機構15と、検査部16と、デバイス搬送ヘッド17と、デバイス回収部18と、デバイス搬送ヘッド20と、トレイ搬送機構21と、トレイ搬送機構22Aと、トレイ搬送機構22B等の各部の作動を制御することができる。図2に示すように、この制御部800は、例えば、本実施形態では、少なくとも1つのプロセッサー802(at least one processor)と、少なくとも1つのメモリー803とを有している。プロセッサー802は、メモリー803に記憶されている各種情報としての、例えば、判断用プログラム、指示・命令用プログラム等を読み込み、判断や指令を実行することができる。
また、制御部800は、電子部品検査装置1に内蔵されていてもよいし、外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。この外部機器は、例えば、電子部品検査装置1とケーブル等を介して通信される場合、無線通信される場合、電子部品検査装置1と、例えばインターネット等のようなネットワークを介して接続されている場合等がある。
電子部品検査装置1を操作するオペレーターは、モニター300を介して、電子部品検査装置1の動作条件等を設定したり、確認したりすることができる。このモニター300は、例えば液晶画面で構成された表示画面301を有し、電子部品検査装置1の正面側上部に配置されている。図1に示すように、トレイ除去領域A5の図中の右側には、マウスを載置するマウス台600が設けられている。このマウスは、モニター300に表示された画面を操作する際に用いられる。
また、モニター300に対して図1の右下方には、操作パネル700が配置されている。操作パネル700は、モニター300とは別に、電子部品検査装置1に所望の動作を命令するものである。
また、シグナルランプ400は、発光する色の組み合わせにより、電子部品検査装置1の作動状態等を報知することができる。シグナルランプ400は、電子部品検査装置1の上部に配置されている。なお、電子部品検査装置1には、スピーカー500が内蔵されており、このスピーカー500によっても電子部品検査装置1の作動状態等を報知することもできる。
電子部品検査装置1は、トレイ供給領域A1とデバイス供給領域A2との間が第1隔壁231によって区切られており、デバイス供給領域A2と検査領域A3との間が第2隔壁232によって区切られており、検査領域A3とデバイス回収領域A4との間が第3隔壁233によって区切られており、デバイス回収領域A4とトレイ除去領域A5との間が第4隔壁234によって区切られている。また、デバイス供給領域A2とデバイス回収領域A4との間も、第5隔壁235によって区切られている。
電子部品検査装置1は、最外装がカバーで覆われており、当該カバーには、例えばフロントカバー241、サイドカバー242、サイドカバー243、リアカバー244、トップカバー245がある。
図3、図4に示すように、電子部品検査装置1は、板状をなし、XY平面と平行に配置された基準ベース5を備えている。基準ベース5は、検査領域A3内で検査部16を支持、固定することができる。なお、検査部16は、基準ベース5に着脱自在に固定され、その固定方法としては、特に限定されず、例えば、ネジ留めによる方法等が挙げられる。
基準ベース5は、下面51側でソケットベース4を介してソケット3が固定される。そして、この下面51は、検査部16が固定される際にZ軸方向の固定基準位置としての基準面50となる。検査部16は、ICデバイス90の種類ごとに複数用意されており、いずれの検査部16も基準面50にソケットベース4の上面43が当接して固定される。
また、基準ベース5は、その厚さ方向に貫通して、すなわち、上面52と下面51とに開口して形成された開口部53を有している。開口部53は、ソケットベース4の貫通孔41の上側に配置されており、平面視で貫通孔41よりも大きく形成されている。これにより、開口部53には、貫通孔41を介して、ソケット3の凹部31が臨んで連通する。このような開口部53は、デバイス搬送ヘッド17によってICデバイス90が凹部31に載置されたり、凹部31から持ち上げられたりする際に、ICデバイス90が容易に通過することができる。なお、開口部53の平面視での形状は、図5〜図7に示す構成では正方形であるが、これに限定されず、例えば、長方形等のような他の四角形、円形や楕円形等のような丸みを帯びた形状であってもよい。
前述したように、電子部品検査装置1では、検査部16は、ICデバイス90の種類ごとに交換される。電子部品検査装置1を操作するオペレーターは、必要に応じて検査部16を交換して基準ベース5に固定することができる。このとき検査部16は、例えば、図3に示す状態や図4に示す状態となっている。
図3に示す状態は、検査部16が基準ベース5に正確に固定された状態である。この状態では、デバイス搬送ヘッド17は、ICデバイス90をソケット3の凹部31に正確かつ円滑に載置することができ、また、載置後のICデバイス90を凹部31から正確かつ円滑に持ち上げたりすることができる。なお、図3に示す状態で撮像された画像の一例が、図5に示す画像IM1である。
一方、図4に示す状態は、検査部16が基準ベース5に対して傾斜して固定されており、不正確な固定となっている。この状態では、デバイス搬送ヘッド17は、ICデバイス90をソケット3の凹部31に正確に載置することができないおそれがある。また、ICデバイス90が凹部31に載置されていたとしても、デバイス搬送ヘッド17がこのICデバイス90を凹部31から持ち上げるのが困難となることが懸念される。なお、図4に示す状態で撮像された画像の一例が、図6に示す画像IM2である。
また、オペレーターは、検査部16を交換した際、検査部16を基準ベース5に正確に固定することができたものの、この検査部16がICデバイス90に適合しない、誤った検査部16となっているおそれもある。この場合も、図4に示す状態と同様に、凹部31へのICデバイス90の載置や、凹部31からのICデバイス90の搬送が困難となることが懸念される。なお、誤った検査部16が基準ベース5に固定された状態で撮像された画像の一例が、図7に示す画像IM3である。この画像IM3では、平面視での凹部31が、画像IM1中の正方形の凹部31と異なり、長方形となっている。
そこで、電子部品検査装置1では、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤とを判断して、前記のような懸念を解消するよう構成されている。以下、この構成および作用について説明する。
図3、図4に示すように、電子部品検査装置1は、基準ベース5の開口部53に向かってレーザー光L61を照射する光照射部6と、レーザー光L61が照射された状態の開口部53およびその周辺を含む画像を撮像する撮像部7と、を備えている。そして、この撮像部7により撮像される画像として、例えば、画像IM1、画像IM2、画像IM3がある。また、光照射部6のレーザー光L61の照射タイミングや撮像部7の撮像タイミング等は、制御部800により制御されている。
光照射部6は、光の一例としてレーザー光L61を照射するレーザー光照射部61と、レーザー光L61を反射させる反射部62と、反射部62を回動可能に支持する回動支持部63とを有している。これにより、レーザー光L61は、指向性に優れているため、レーザー光L61の照射目標位置である開口部53に安定して向かうことができる。
レーザー光照射部61は、基準ベース5の上方に配置され、基準ベース5に対して固定されている。レーザー光照射部61の固定箇所としては、特に限定されず、例えば、検査領域A3内にXY平面と平行に配置されたフレーム26等であるのが好ましい。レーザー光照射部61が検査領域A3内で固定されていることにより、レーザー光L61を安定して照射することができ、よって、検査部16の固定状態の良否や検査部16自体の適不適の検出を正確に行うのに寄与する。
レーザー光照射部61は、X軸方向正側に向かってレーザー光L61を照射することができる。なお、レーザー光L61としては、特に限定されず、例えば、半導体レーザーであるのが好ましい。
なお、光照射部6は、本実施形態ではレーザー光照射部61によりレーザー光L61を照射するよう構成されているが、これに限定されず、例えば、赤外線等のような放射光を照射するよう構成されていてもよい。
レーザー光照射部61のX軸方向正側には、反射部62が配置されている。反射部62は、ミラーで構成され、レーザー光L61を反射させることができる。これにより、レーザー光L61は、基準ベース5の開口部53に対し、図3および図4中の右斜め上方からY軸方向に沿ったスリット光として照射される。これにより、開口部53の内側のレーザー光L61が照射された部分では、例えば、図5〜図7中の太線で示すような線状の照射形状が得られる。
反射部62は、回動支持部63を介して、Y軸方向と平行な回動軸O63回りに矢印α63方向に回動可能に支持されている。回動支持部63の構成としては、特に限定されず、例えば、モーターと、モーターに接続された減速機とを有する構成とすることができる。なお、回動支持部63は、レーザー光照射部61と同様に、検査領域A3内のフレーム26に固定されているのが好ましい。
このように、光照射部6は、反射部62が矢印α63方向に回動するよう反射部62を支持する回動支持部63を有している。これにより、反射部62を回転させれば、その回転分、基準ベース5の開口部53に対するレーザー光L61の照射方向が変化し、よって、開口部53の内側でのレーザー光L61の照射位置をX軸方向に沿って変更することができる。図5〜図7中では、それぞれ、レーザー光L61の照射位置が2箇所に変更されている。
光照射部6では、この光照射部6を構成する部品の中で、比較的軽量なミラーからなる反射部62を回動させるよう構成されている。これにより、反射部62を安定して迅速に回動させることができ、よって、レーザー光L61の高い指向性と相まって、レーザー光L61を開口部53に安定して正確に向かわせることができる。
なお、光照射部6の配置数は、本実施形態では1つであるが、これに限定されず、複数であってもよい。
撮像部7は、基準ベース5の上方であって、レーザー光照射部61のX軸方向負側に配置され、基準ベース5に対して固定されている。撮像部7の固定箇所としては、特に限定されず、例えば、レーザー光照射部61と同様に、検査領域A3内のフレーム26であるのが好ましい。
撮像部7は、その撮像方向が下方を向いており、レーザー光L61が照射された状態の開口部53およびその周辺を含む画像を撮像することができる。なお、撮像部7としては、特に限定されず、例えば、CCDカメラ等のカメラ71を用いることができる。
また、撮像部7の配置数は、本実施形態では1つであるが、これに限定されず、複数であってもよい。
また、撮像部7は、反射部62の回動が停止してから画像を撮像するのが好ましい。これにより、開口部53の内側でレーザー光L61がブレて写るのが防止され、よって、レーザー光L61が鮮明に写った状態の高精度の画像を取得することができる。
電子部品検査装置1では、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤とを判断するのに際し、モニター300の表示画面301上で、開口部53の内側に複数の点を設定する。この設定は、制御部800の設定部804により行われる。本実施形態では、プロセッサー802に内蔵されている回路の一部が設定部804として機能する。
図5〜図7に示す構成では、設定部804によって設定される点として、点P1−0、点P1−1、点P1−2、点P1−3、点P2−0、点P2−1、点P2−2、点P2−3がある。また、制御部800は、これらの点について、基準面50の法線方向における位置を測定する測定部としての機能も有する。
点P1−0〜点P1−3は、XY平面と平行な基準面50の面方向のうちの一方向、特にY軸方向(第1軸)に平行な第1直線に沿って設定され、測定される。また、点P1−0は、P1−0〜点P1−3の中で、基準となる点であり、この点P1−0を基準として、Y軸方向負側に向かって、点P1−1、点P1−2、点P1−3が順に設定される。
点P2−0〜点P2−3は、点P1−0〜点P1−3のX軸方向負側に設定され、点P1−0〜点P1−3と同様に、Y軸方向に沿って設定され、点P1−0〜点P1−3に次いで測定される。また、点P2−0は、点P2−0〜点P2−3の中で、基準となる点であり、この点P2−0を基準として、Y軸方向負側に向かって、点P2−1、点P2−2、点P2−3が順に設定される。また、点P2−0は、点P1−0を基準として、点P1−0のX軸方向(第2軸)負側に設定される。
点P1−0および点P2−0は、図5〜図7に示す構成では、いずれも、ソケットベース4の上面43上の点である。また、上面43は、図3に示すように基準ベース5の基準面50と当接していれば、Z軸方向に関して、この基準面50と同じ位置となる。
点P1−1および点P2−1は、図5および図6に示す構成では、ソケット3の上面32上の点であり、図7に示す構成では、ソケット3の凹部31のY軸方向正側に位置する側壁部312上の点である。
点P1−2および点P2−2は、図5〜図7に示す構成では、いずれも、ソケット3の凹部31の底部311上の点である。
点P1−3および点P2−3は、図5および図6に示す構成では、ソケット3の上面32上の点であり、図7に示す構成では、ソケット3の凹部31のY軸方向負側に位置する側壁部312上の点である。
また、設定部804は、点P1−0を含む領域A1−0も合わせて設定することができる。なお、「領域A1−0」とは、図5〜図7に示すように、少なくとも点P1−0と、その周囲の余白とを含んでいる領域のことを言い、長方形、正方形、円形、楕円形等、いかなる形状であってもよいが、図示の構成では、長方形となっている。なお、領域A1−0は、余白を含んでいなくてもよい。このような領域A1−0は、設定部804によって設定される。
これと同様に、設定部804は、点P1−1を含む領域A1−1と、点P1−2を含む領域A1−2と、点P1−3を含む領域A1−3と、点P2−0を含む領域A2−0と、点P2−1を含む領域A2−1と、点P2−2を含む領域A2−2と、点P2−3を含む領域A2−3も合わせて設定することができる。
以上のように、設定部804は、複数の点をXY平面と平行な基準面50の面方向のうちの一方向、特にY軸方向に沿って設定することができるとともに、複数の点をXY平面と平行な基準面50方向のうちの前記一方向と交差する他方向、特にX軸方向に沿って設定することができる。換言すれば、設定部804は、複数の点をX軸方向およびY軸方向の双方に沿って行列状に設定することができる。これにより、後述するように、各点について、基準面50の法線方向、すなわち、Z軸方向の位置に関する位置情報をモニター300の表示画面301に表示させることができる。
なお、設定部804によって設定される点の設定数や設定位置については、図5〜図7に示す構成に限定されない。
光照射部6は、反射部62を第1角度θに回動して停止させた状態で、開口部53に向けてレーザー光L61を照射した際、開口部53の内側でのレーザー光L61の照射形状が、点P1−0を含む領域A1−0と、点P1−1を含む領域A1−1と、点P1−2を含む領域A1−2と、点P1−3を含む領域A1−3とを一括して通る形状をなす。これにより、点P1−0〜点P1−3について、Z軸方向、すなわち、高さ方向の位置に関する位置情報を迅速に検出することができる。
また、光照射部6は、反射部62を第1角度θと異なる第2角度θに回動して停止させた状態で、開口部53に向けてレーザー光L61を照射した際、開口部53の内側でのレーザー光L61の照射形状が、点P2−0を含む領域A2−0と、点P2−1を含む領域A2−1と、点P2−2を含む領域A2−2と、点P2−3を含む領域A2−3とを一括して通る形状をなす。これにより、点P2−0〜点P2−3について、Z軸方向、すなわち、高さ方向の位置に関する位置情報を迅速に検出することができる。
また、制御部800では、プロセッサー802が、画像IM1、画像IM2、画像IM3に基づいて、点P1−0〜点P1−3、点P2−0〜点P2−3について、Z軸方向の位置に関する位置情報をモニター300の表示画面301に表示させることができる。
そして、制御部800は、領域A1−0〜領域A1−3を通るレーザー光L61の位置情報を、画像IM1、画像IM2、画像IM3における、該各領域内のレーザー光L61同士のX軸方向の画素数の差に基づいて求めることができる。また、制御部800は、領域A2−0〜領域A2−3を通るレーザー光L61の位置情報を、画像IM1、画像IM2、画像IM3における、該各領域内のレーザー光L61同士のX軸方向の画素数の差に基づいて求めることができる。このような構成により、各位置情報を正確に検出することができる。
例えば図5に示す画像IM1では、領域A1−1内のレーザー光L61は、基準点である点P1−0を含む領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−1分だけズレており、この距離X1−1に相当する画素数が求められる。領域A1−2内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−2分だけズレており、この距離X1−2に相当する画素数が求められる。領域A1−3内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−3分だけズレており、この距離X1−3に相当する画素数が求められる。
また、画像IM1では、領域A2−1内のレーザー光L61は、基準点である点P2−0を含む領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−1分だけズレており、この距離X2−1に相当する画素数が求められる。領域A2−2内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−2分だけズレており、この距離X2−2に相当する画素数が求められる。領域A2−3内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−3分だけズレており、この距離X2−3に相当する画素数が求められる。
また、電子部品検査装置1では、画像IM1と同様の画像データーである画像IM0が、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤とを判断する際のマザーデーターとして、予めメモリー803に記憶されている。
図6に示す画像IM2では、領域A1−1内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−1’分だけズレており、この距離X1−1’に相当する画素数が求められる。領域A1−2内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−2’分だけズレており、この距離X1−2’に相当する画素数が求められる。領域A1−3内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−3’分だけズレており、この距離X1−3’に相当する画素数が求められる。
また、画像IM2では、領域A2−1内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−1’分だけズレており、この距離X2−1’に相当する画素数が求められる。領域A2−2内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−2’分だけズレており、この距離X2−2’に相当する画素数が求められる。領域A2−3内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−3’分だけズレており、この距離X2−3’に相当する画素数が求められる。
図7に示す画像IM3では、領域A1−1内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−1”分だけズレており、この距離X1−1”に相当する画素数が求められる。領域A1−2内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−2”分だけズレており、この距離X1−2”に相当する画素数が求められる。領域A1−3内のレーザー光L61は、領域A1−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X1−3”分だけズレており、この距離X1−3”に相当する画素数が求められる。
また、画像IM3では、領域A2−1内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−1”分だけズレており、この距離X2−1”に相当する画素数が求められる。領域A2−2内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−2”分だけズレており、この距離X2−2”に相当する画素数が求められる。領域A2−3内のレーザー光L61は、領域A2−0内のレーザー光L61に対して、X軸方向負側に距離X2−3”分だけズレており、この距離X2−3”に相当する画素数が求められる。
実際に撮像された画像が、例えば、画像IM1、画像IM2、画像IM3のいずれかであった場合、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤とは、次のようにして行われる。
(場合1) 実際に撮像された画像が画像IM1であった場合
まず、マザーデーターである画像IM0と、画像IM1との間で、距離X1−1同士の大小関係と、距離X1−2同士の大小関係と、距離X1−3同士の大小関係と、距離X2−1同士の大小関係と、距離X2−2同士の大小関係と、距離X2−3同士の大小関係とを検出する。
次いで、この検出結果において、距離X1−1同士が同じ大きさであり、距離X1−2同士が同じ大きさであり、距離X1−3同士が同じ大きさであり、距離X2−1同士が同じ大きさであり、距離X2−2同士が同じ大きさであり、距離X2−3同士が同じ大きさであると判断された場合には、検査部16の固定状態が良であり、かつ、検査部16自体も正しいとして、その旨をモニター300に表示する。このとき、モニター300に表示される画像としては、例えば、図8や図10に示す画像が挙げられる。図8は、「検査部16の固定状態が良」である旨を示し、図9は、「検査部16自体が正しい」旨を示す。
(場合2) 実際に撮像された画像が画像IM2であった場合
まず、マザーデーターである画像IM0と、画像IM2との間で、距離X1−1と距離X1−1’との大小関係と、距離X1−2と距離X1−2’との大小関係と、距離X1−3と距離X1−3’との大小関係と、距離X2−1と距離X2−1’との大小関係と、距離X2−2と距離X2−1’との大小関係と、距離X2−3と距離X2−3’との大小関係とを検出する。
次いで、この検出結果において、距離X1−1<距離X1−1’であり、距離X1−2<距離X1−2’であり、距離X1−3<距離X1−3’であり、距離X2−1<距離X2−1’であり、距離X2−2<距離X2−1’であり、距離X2−3<距離X2−3’であると判断された場合には、検査部16自体は正しいが、検査部16の固定状態が不良であるとして、その旨をモニター300に表示する。このとき、モニター300に表示される画像としては、例えば、図9や図10に示す画像が挙げられる。図9は、「検査部16の固定状態が不良」である旨を示す。
(場合3) 実際に撮像された画像が画像IM3であった場合
まず、マザーデーターである画像IM0と、画像IM3との間で、距離X1−1と距離X1−1”との大小関係と、距離X1−2と距離X1−2”との大小関係と、距離X1−3と距離X1−3”との大小関係と、距離X2−1と距離X2−1”との大小関係と、距離X2−2と距離X2−1”との大小関係と、距離X2−3と距離X2−3”との大小関係とを検出する。
次いで、この検出結果において、距離X1−1<距離X1−1”であり、距離X1−2=距離X1−2”であり、距離X1−3<距離X1−3”であり、距離X2−1<距離X2−1”であり、距離X2−2=距離X2−1”であり、距離X2−3<距離X2−3”であると判断された場合には、検査部16の固定状態は良であるが、検査部16自体は正しいものではないとして、その旨をモニター300に表示する。このとき、モニター300に表示される画像としては、例えば、図8や図11に示す画像が挙げられる。図11は、「検査部16自体が誤ったものとなっている」旨を示す。
このように、制御部800は、各領域内のレーザー光L61の位置情報に基づいて、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤との双方を判断することができる。これにより、検査部16の固定状態の良否や、設置されている検査部16が、今回使用するのに適した検査部16であるのかを迅速かつ正確に判断することができる。そして、検査部16の固定状態が良であり、検査部16自体が正しければ、ICデバイス90の検査に移行することができる。また、検査部16の固定状態が不良であった場合には、検査部16の固定状態を修正して、その後、ICデバイス90の検査に移行することができる。また、検査部16自体が誤ったものであった場合には、検査部16を正しいものに交換して、その後、ICデバイス90の検査に移行することができる。
なお、制御部800は、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤との双方を判断するよう構成されているが、これに限定されず、これらのうちの一方を判断するよう構成されていてもよい。
また、点P1−0〜点P1−3、点P2−0〜点P2−3の位置情報に表示させているが、これに限定されない。点P1−0〜点P1−3の中では、少なくとも2つの点の位置情報に表示させればよく、点P2−0〜点P2−3の中では、少なくとも2つの点の位置情報に表示させればよい。
また、検査部16の固定状態が不良の状態として、図4では検査部16が左右方向に対して傾斜した状態を一例として挙げているが、これに限定されない。例えば、検査部16が図4の紙面手前側から奥側に向かって傾斜した状態であってもよい。
次に、制御部800の制御動作について、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、光照射部6を作動させて、基準ベース5の開口部53に向けてレーザー光L61を照射し、その照射状態を維持する(ステップS101)。
次いで、撮像部7を作動させて、開口部53の内側の画像を撮像する(ステップS102)。
次いで、前述したように、ステップS102で撮像された画像での各領域内のレーザー光L61の位置を検出、取得し(ステップS103)、マザーデーターと、ステップS102で撮像された画像との間で、各領域内のレーザー光L61の位置関係を比較する(ステップS104)。
次いで、前述したように、各領域内のレーザー光L61の位置関係が同じか否かを判断し(ステップS105)、同じである場合は、検査部16の固定状態が良であり、かつ、検査部16自体も正しいとして、その旨をモニター300に表示する(ステップS106)。一方、ステップS105の判断の結果、異なる場合には、検査部16の固定状態が不良であるか、または、検査部16自体が誤ったものであるか、もしくは、その両方であるとして、その旨をモニター300に表示する(ステップS107)。
次に、検査部16の固定状態の良否と、検査部16自体の正誤との判断を行うための設定画面について、図13および図14を参照しつつ説明する。
図13に示すように、表示画面301には、設定画面としての設定フォーム27が表示される。設定フォーム27には、マザーデーターを取得するための条件を設定する第1入力部271と、設定部804により設定される点を入力する第2入力部272と、第2入力部272で入力された点の位置データーの取得を開始する開始命令部273と、位置データーの取得状態を報知する第1メッセージ部274と、位置データーの取得結果を報知する第2メッセージ部275と、が含まれている。
第2入力部272を操作すると、図14に示す画像IM4が表示画面301に表示される。画像IM4は、基準ベース5の開口部53の内側を示す図である。オペレーターは、図示しないマウスを操作して、表示画面301中のポインター302を図14中の矢印方向に移動させることができる。そして、ポインター302の移動先でマウスをクリックして、設定部804により設定される点を適宜入力し、決定することができる。
以上のように、電子部品搬送装置10は、電子部品であるICデバイス90が載置される容器としてのトレイ200と、ICデバイス90が載置される凹部31を有するソケット3と、ソケット3を、凹部31が開口している側から支持する板状をなすソケットベース4とを備え、ICデバイス90が有する電気的特性を検査する検査部16との間で、ICデバイス90を搬送する装置である。この電子部品搬送装置10は、ソケットベース4を介してソケット3が固定され、検査部16の固定基準位置となる基準面50と、凹部31にICデバイス90が載置される際にICデバイス90が通過する開口部53と、を有する基準ベース5と、基準ベース5に対して固定され、開口部53にレーザー光L61(光)を照射する光照射部6と、基準ベース5に対して固定され、レーザー光L61が照射された状態の開口部53の、例えば画像IM1を撮像する撮像部7と、開口部53の内側に、例えば点P1−0〜点P1−3を設定する設定部804を有し、例えば画像IM1に基づいて、点P1−0〜点P1−3のうちの少なくとも2つの点について、基準面50の法線方向の位置に関する位置情報を、表示部であるモニター300に表示させる制御部800と、を備えている。
また、電子部品搬送装置10は、ソケットベース4を介してソケット3が固定され、検査部16の固定基準位置となる基準面50と、凹部31にICデバイス90が載置される際にICデバイス90が通過する開口部53と、を有する基準ベース5と、基準ベース5に対して固定され、開口部53にレーザー光L61(光)を照射する光照射部6と、基準ベース5に対して固定され、レーザー光L61が照射された状態の開口部53の、例えば画像IM1を撮像するカメラ71と、プロセッサー802と、を備えている。プロセッサー802は、開口部53の内側に、例えば点P1−0〜点P1−3を設定する設定部804を有し、例えば画像IM1に基づいて、点P1−0〜点P1−3のうちの少なくとも2つの点について、基準面50の法線方向の位置に関する位置情報を、表示部であるモニター300に表示させることができる。
なお、従来技術で示されたように、非接触変位計が、ICデバイスを保持して搬送するロボットアームに設置され、ロボットアームの移動に伴って、ソケットに向けてビームを走査する場合には、ロボットアームの移動速度によっては、ソケットの固定状態を正確に検出できない。また、たとえば、測定時における非接触変位計の位置が変わった場合や、非接触変位計の位置がずれて固定されてしまった場合には、非接触変位計とソケットとの距離が変わるため、ソケットの固定状態を正確に検出できない。
これに対し、本発明によれば、距離を測る基準として基準ベース5の基準面50を用いており、基準面50に対するソケット3の位置を測定しているため、前述したように、検査部16の固定状態の良否や、検査部16自体の正誤を正確に判断することができる。
また、電子部品検査装置1は、電子部品搬送装置10を備え、さらに、ICデバイス90を検査する検査部16を備える。すなわち、電子部品検査装置1は、ICデバイス90が載置されるトレイ200に対して搬送されるICデバイス90を検査する装置であり、ICデバイス90が載置される凹部31を有するソケット3と、ソケット3を、凹部31が開口している側から支持する板状をなすソケットベース4とを備え、ICデバイス90が有する電気的特性を検査する検査部16と、ソケットベース4を介してソケット3が固定され、検査部16の固定基準位置となる基準面50と、凹部31にICデバイス90が載置される際にICデバイス90が通過する開口部53と、を有する基準ベース5と、基準ベース5に対して固定され、開口部53にレーザー光L61(光)を照射する光照射部6と、基準ベース5に対して固定され、レーザー光L61が照射された状態の開口部53の、例えば画像IM1を撮像する撮像部7と、開口部53の内側に、例えば点P1−0〜点P1−3を設定する設定部804を有し、例えば画像IM1に基づいて、点P1−0〜点P1−3のうちの少なくとも2つの点について、基準面50の法線方向の位置に関する位置情報を、表示部であるモニター300に表示させる制御部800と、を備えている。
これにより、前述した電子部品搬送装置10の利点を持つ電子部品検査装置1が得られる。また、検査部16にまでICデバイス90を搬送することができ、よって、当該ICデバイス90に対する検査を検査部16で行なうことができる。また、検査後のICデバイス90を検査部16から搬送することができる。
なお、レーザー光L61を照射する光照射部6と撮像部7とを用いる場合以外にも、スポット式のレーザー変位センサや、小スポットレンズの付いたファイバーセンサー、超音波センサーを用いてもよい。いずれにしても、一般的に小さいソケット3上で、複数の点を設定できるように、微小な点に絞ることができるセンサーであって、点との距離を検出するセンサーであればよい。このようなセンサを用いた場合には、画素数ではなく、直接、距離を測定することができる。
<第2実施形態>
以下、図15を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、設定部により設定される点の箇所が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図15に示すように、表示画面301には、画像IM5が表示されている。画像IM5は、設定部804により設定される複数の点が含まれている。これらの点としては、点P3−1、点P3−2、点P3−3および点P3−4と、点P4−1、点P4−2、点P4−3および点P4−4とがある。
点P3−1〜点P3−4は、ソケットベース4の貫通孔41から露出するソケット3の上面32の四隅に設定されている。
点P4−1〜点P4−4は、ソケット3の凹部31の底部311の四隅に設定されている。また、点P4−1〜点P4−4を結んだときに形成される正方形SQは、ICデバイス90の平面視での大きさよりも小さい。そして、正方形SQを検出して、その正方形SQの大きさが、予めメモリー803に記憶されている閾値と同じであれば、検査部16自体が正しいとし、それ以外であれば、検査部16自体が誤ったものであるとすることができる。
このように設定部804により設定される点をできる限り少なくして、検査部16自体の正誤を迅速に判断することができる。
なお、点P3−1〜点P3−4は、例えば、検査部16の固定状態の良否の判断に用いることができる。
また、ソケットベース4の貫通孔41から露出するソケット3の上面32に設定される点は、3つ以上であればよい。
また、ソケット3の凹部31の底部311に設定される点も、3つ以上であればよい。
<第3実施形態>
以下、図16を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、電子部品検査装置の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図16に示すように、本実施形態では、ハンドラーである電子部品搬送装置10は、産業用コンピューターで構成された制御部800に加え、モーター制御装置91を内蔵し、さらに、その他の制御装置93も内蔵している。
制御部800は、モーター制御装置91と、その他の制御装置93と接続されている。制御部800では、プロセッサー802が、メモリー803から指令を読取り、制御を実行することができる。また、制御部800では、前記テスターと接続されるI/Fボードと接続されているのが好ましい。
モーター制御装置91は、プロセッサー911と、メモリー912とを有し、プロセッサー911が、メモリー912から指令を読取り、制御を実行することができる。そして、モーター制御装置91は、モーター913と接続され、このモーター913の作動を制御することができる。なお、モーター913は、例えば、トレイ搬送機構11A、トレイ搬送機構11B、デバイス搬送ヘッド13、デバイス供給部14、トレイ搬送機構15、デバイス搬送ヘッド17、デバイス回収部18、デバイス搬送ヘッド20、トレイ搬送機構21、トレイ搬送機構22Aまたはトレイ搬送機構22Bを駆動させる駆動源である。
なお、制御部800のプロセッサー802が、モーター制御装置91のメモリー912から指令を読取り、制御を実行することもできる。
その他の制御装置93としては、例えば、モニター300等の作動を制御する装置等が挙げられる。
また、上記各制御装置は、制御対象部材と別体でも一体となっていてもよい。例えば、モーター制御装置91が、モーター913と一体となっていてもよい。
また、制御部800は、ハンドラーである電子部品搬送装置10の外部で、コンピューター94と接続されている。コンピューター94は、プロセッサー941と、メモリー942とを有している。そして、制御部800のプロセッサー802が、メモリー942から指令を読取り、制御を実行することができる。
また、コンピューター94は、LAN等のネットワーク95を介して、クラウド96に接続されている。クラウド96は、プロセッサー961と、メモリー962とを有している。そして、制御部800のプロセッサー802が、メモリー962から指令を読取り、制御を実行することができる。
なお、制御部800は、ネットワーク95と直接接続されていてもよい。
<第4実施形態>
以下、図17を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、電子部品検査装置の構成が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
図17に示す本実施形態では、制御部800が、モーター制御装置91の制御機能と、その他の制御装置93の制御機能とを有する構成となっている。すなわち、制御部800は、モーター制御装置91と、その他の制御装置93とを内蔵した(一体にした)構成となっている。このような構成は、制御部800の小型化に寄与する。
以上、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、電子部品搬送装置および電子部品検査装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成や特徴を組み合わせたものであってもよい。
また、電子部品検査装置では、光照射部と撮像部とを組み合わせて用いることにより、検査部の固定状態の良否や検査部自体の正誤の検出を行っているが、その他の検出も行うことができる。その他の検出としては、例えば、検査部の凹部内でのICデバイスの有無、すなわち、凹部内にICデバイスが残留しているか否かの検出、検査部の凹部内に2つのICデバイスが重なって載置されているか否かの検出等が挙げられる。
1…電子部品検査装置、10…電子部品搬送装置、11A…トレイ搬送機構、11B…トレイ搬送機構、12…温度調整部、13…デバイス搬送ヘッド、14…デバイス供給部、14A…デバイス供給部、14B…デバイス供給部、15…トレイ搬送機構、16…検査部、17…デバイス搬送ヘッド、17A…デバイス搬送ヘッド、17B…デバイス搬送ヘッド、171…保持部、18…デバイス回収部、18A…デバイス回収部、18B…デバイス回収部、19…回収用トレイ、20…デバイス搬送ヘッド、21…トレイ搬送機構、22A…トレイ搬送機構、22B…トレイ搬送機構、231…第1隔壁、232…第2隔壁、233…第3隔壁、234…第4隔壁、235…第5隔壁、241…フロントカバー、242…サイドカバー、243…サイドカバー、244…リアカバー、245…トップカバー、25…搬送部、26…フレーム、27…設定フォーム、271…第1入力部、272…第2入力部、273…開始命令部、274…第1メッセージ部、275…第2メッセージ部、3…ソケット、31…凹部、311…底部、312…側壁部、32…上面、4…ソケットベース、41…貫通孔、42…下面、43…上面、5…基準ベース、50…基準面、51…下面、52…上面、53…開口部、6…光照射部、61…レーザー光照射部、62…反射部、63…回動支持部、7…撮像部、71…カメラ、90…ICデバイス、91…モーター制御装置、911…プロセッサー、912…メモリー、913…モーター、93…その他の制御装置、94…コンピューター、941…プロセッサー、942…メモリー、95…ネットワーク、96…クラウド、961…プロセッサー、962…メモリー、200…トレイ、300…モニター、301…表示画面、302…ポインター、400…シグナルランプ、500…スピーカー、600…マウス台、700…操作パネル、800…制御部、802…プロセッサー、803…メモリー、804…設定部、A1…トレイ供給領域、A2…デバイス供給領域、A3…検査領域、A4…デバイス回収領域、A5…トレイ除去領域、A1−0…領域、A1−1…領域、A1−2…領域、A1−3…領域、A2−0…領域、A2−1…領域、A2−2…領域、A2−3…領域、IM0…画像、IM1…画像、IM2…画像、IM3…画像、IM4…画像、IM5…画像、L61…レーザー光、O63…回動軸、P1−0…点、P1−1…点、P1−2…点、P1−3…点、P2−0…点、P2−1…点、P2−2…点、P2−3…点、P3−1…点、P3−2…点、P3−3…点、P3−4…点、P4−1…点、P4−2…点、P4−3…点、P4−4…点、S101〜S107…ステップ、SQ…正方形、X1−1…距離、X1−2…距離、X1−3…距離、X2−1…距離、X2−2…距離、X2−3…距離、X1−1’…距離、X1−2’…距離、X1−3’…距離、X2−1’…距離、X2−2’…距離、X2−3’…距離、X1−1”…距離、X1−2”…距離、X1−3”…距離、X2−1”…距離、X2−2”…距離、X2−3”…距離、α11A…矢印、α11B…矢印、α13X…矢印、α13Y…矢印、α14…矢印、α15…矢印、α17Y…矢印、α18…矢印、α20X…矢印、α20Y…矢印、α21…矢印、α22A…矢印、α22B…矢印、α63…矢印、α90…矢印、θ…第1角度、θ…第2角度

Claims (22)

  1. 電子部品の電気的特性を検査し、前記電子部品が載置される凹部が設けられたソケット部材を有する検査部に、前記電子部品を搬送する電子部品搬送装置であって、
    前記ソケット部材が配置される基準面を有する基準ベースと、
    前記ソケット部材の複数の点について、前記基準面の法線方向における位置を測定する測定部と、
    表示部と、
    前記複数の点の前記位置に基づく位置情報を表示部に表示させる制御部と、
    を備える電子部品搬送装置。
  2. 前記ソケット部材は、前記凹部を有するソケットと、前記ソケットを支持するソケットベースとを有し、
    前記基準ベースは、前記ソケットベースが固定される前記基準面と、前記凹部に前記電子部品が載置される際に前記電子部品が通る開口部と、を有する請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記測定部は、前記基準ベースに対する相対的な位置が固定され、前記開口部に光を照射する光照射部と、
    前記基準ベースに対する相対的な位置が固定され、前記光が照射された状態の前記開口部の画像を撮像する撮像部と、を有する請求項2に記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記制御部は、前記位置に基づいて、前記ソケット部材の固定状態の良否を判断する請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  5. 前記測定部は、前記位置を、前記画像における前記複数の点同士の画素数の差に基づいて求める請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  6. 前記基準面に沿って延びる第1直線に沿った軸を第1軸としたときに、前記測定部は、前記複数の点を前記第1軸に沿って測定する請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  7. 前記基準面に沿って延びるとともに、前記第1軸と交差する第2直線に沿った軸を第2軸としたときに、前記測定部は、前記複数の点を前記第2軸に沿って測定する請求項6に記載の電子部品搬送装置。
  8. 前記測定部は、前記基準面の法線方向から平面視した際に、前記開口部の内にある前記複数の点について、前記基準面の法線方向における位置を測定し、
    前記開口部に照射された前記光が、前記複数の点を通る請求項2に記載の電子部品搬送装置。
  9. 前記光照射部は、前記光としてレーザー光を照射するレーザー光照射部と、前記レーザー光を反射させる反射部と、を有する請求項3に記載の電子部品搬送装置。
  10. 前記光照射部は、前記反射部が回動するよう前記反射部を支持する回動支持部を有する請求項9に記載の電子部品搬送装置。
  11. 前記撮像部は、前記反射部の回動が停止してから前記画像を撮像する請求項10に記載の電子部品搬送装置。
  12. 搬送される電子部品を検査する電子部品検査装置であって、
    前記電子部品の電気的特性を検査し、前記電子部品が載置される凹部が設けられたソケット部材を有する検査部と、
    前記ソケット部材が配置される基準面を有する基準ベースと、
    前記ソケット部材の複数の点について、前記基準面の法線方向における位置を測定する測定部と、
    表示部と、
    前記複数の点の前記位置に基づく位置情報を表示部に表示させる制御部と、
    を備える電子部品検査装置。
  13. 前記ソケット部材は、前記凹部を有するソケットと、前記ソケットを支持するソケットベースとを有し、
    前記基準ベースは、前記ソケットベースが固定される前記基準面と、前記凹部に前記電子部品が載置される際に前記電子部品が通る開口部と、を有する請求項12に記載の電子部品検査装置。
  14. 前記測定部は、前記基準ベースに対する相対的な位置が固定され、前記開口部に光を照射する光照射部と、
    前記基準ベースに対する相対的な位置が固定され、前記光が照射された状態の前記開口部の画像を撮像する撮像部と、を有する請求13に記載の電子部品検査装置。
  15. 前記制御部は、前記位置に基づいて、前記ソケット部材の固定状態の良否を判断する請求項12に記載の電子部品検査装置。
  16. 前記測定部は、前記位置を、前記画像における前記複数の点同士の画素数の差に基づいて求める請求項12に記載の電子部品検査装置。
  17. 前記基準面に沿って延びる第1直線に沿った軸を第1軸としたときに、前記測定部は、前記複数の点を前記第1軸に沿って測定する請求項12に記載の電子部品検査装置。
  18. 前記基準面に沿って延びるとともに、前記第1軸と交差する第2直線に沿った軸を第2軸としたときに、前記測定部は、前記複数の点を前記第2軸に沿って測定する請求項17に記載の電子部品検査装置。
  19. 前記測定部は、前記基準面の法線方向から平面視した際に、前記開口部の内にある前記複数の点について、前記基準面の法線方向における位置を測定し、
    前記開口部に照射された前記光が、前記複数の点を通る請求項13に記載の電子部品検査装置。
  20. 前記光照射部は、前記光としてレーザー光を照射するレーザー光照射部と、前記レーザー光を反射させる反射部と、を有する請求項14に記載の電子部品検査装置。
  21. 前記光照射部は、前記反射部が回動するよう前記反射部を支持する回動支持部を有する請求項20に記載の電子部品検査装置。
  22. 前記撮像部は、前記反射部の回動が停止してから前記画像を撮像する請求項21に記載の電子部品検査装置。
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