JP2020042874A - 半導体記憶装置、および電子機器 - Google Patents

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Naoki Nakamura
直樹 中村
貴憲 安田
Takanori Yasuda
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Abstract

【課題】読み出し処理における誤った読み出しを抑制することが可能となる半導体記憶装置を提供する。【解決手段】選択トランジスタとメモリセルトランジスタとが接続されて構成され、同一のビットラインに接続される複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルのうち読み出し対象となるメモリセルである選択メモリに流れる電流に基づいて前記選択メモリに書き込まれたデータを読み出すデータ読み出し部と、を備え、前記複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルトランジスタのソースごとに、当該ソースに接続されるソースラインが配置され、前記複数のメモリセルのうち読み出し対象とならないメモリセルである非選択メモリに含まれる前記メモリセルトランジスタのソースに接続される前記ソースラインには、バイアス電圧を印加可能である、半導体記憶装置としている。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体記憶装置に関する。
従来、メモリセルに高電圧を印加することで当該メモリセルの記憶情報を書き換えることが可能である半導体記憶装置が存在する。この種の半導体記憶装置の一例としては、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)が知られている。
EEPROMは、マトリクス状に配置されたメモリセルを含んで構成され、マトリクスの行ごとにワードラインが、列ごとにビットラインが設けられている。EEPROMでは、高電圧をワードラインに印加することでメモリセルを選択し、メモリセルに高電圧を印加することでイレース処理やライト処理を行う。
特表2018−511138号公報(段落0039、第2図等)
ここで、図11は、従来のEEPROMの一例における一部構成を示す回路図である。図11は、一つのビットラインBLに接続されたメモリセルMC1、MCa、MCbに関する構成を示す。メモリセルは、メモリアレイを構成する最小単位である。同一のビットラインには、メモリアレイサイズに応じた所定数のメモリセルが接続される。例えば、メモリアレイサイズが256Kbitの場合は、上記所定数は256個となる。この場合、メモリセルMC1は、256個における1番目の単位であり、メモリセルMCaは、256個におけるa番目の単位であり、メモリセルMCbは、256個におけるb番目の単位である。
メモリセルは、選択トランジスタ(ビットセレクトトランジスタ)と、メモリセルトランジスタが接続されてなる。図11では、メモリセルMC1は、選択トランジスタST1とメモリセルトランジスタMT1が接続されてなり、メモリセルMCaは、選択トランジスタSTaとメモリセルトランジスタMTaが接続されてなり、メモリセルMCbは、選択トランジスタSTbとメモリセルトランジスタMTbが接続されてなる。
選択トランジスタのゲートには、ワードラインが接続される。図11では、選択トランジスタST1、STa、STbの各ゲートには、ワードラインWL1、WLa、WLbがそれぞれ接続される。
選択トランジスタのゲートには、選択スイッチのゲートが接続される。また、選択ラインは、選択スイッチを介してメモリセルトランジスタのコントロールゲートに接続される。図11では、選択トランジスタST1、STa、STbの各ゲートは、選択スイッチSW1、SWa、SWbの各ゲートに接続される。選択ラインSLは、選択スイッチSW1、SWa、SWbを介してメモリセルトランジスタMT1、MTa、MTbの各コントロールゲートに接続される。
メモリセルトランジスタのソースには、ソースラインを介してトランジスタが接続される。図11では、メモリセルトランジスタMT1、MTa、MTbのソースには、ソースラインSCL1、SCLa、SCLbを介してトランジスタTr1、Tra、Trbが接続される。
図11の例では、メモリセルMC1に含まれるメモリセルトランジスタMT1に“1”が書き込まれており、メモリセルMCa、MCbに含まれるメモリセルトランジスタMTa、MTbには“0”が書き込まれた状態である。“1”が書き込まれた状態は、メモリセルトランジスタのフローティングゲートに電子を注入するイレース処理による。“0”が書き込まれた状態は、メモリセルトランジスタのフローティングゲートから電子を引き抜くライト処理による。
図11において、“1”が書き込まれたメモリセルMC1から読み出し処理を行うとする。読み出し処理を行う対象のメモリセルは、選択メモリと称し、読み出し処理を行わない対象のメモリセルは、非選択メモリと称する。この場合、メモリセルMC1が選択メモリとなる。このとき、センスアンプSAによってビットラインBLをハイレベルとし、ワードラインWL1および選択ラインSLをハイレベルとする。これにより、選択トランジスタST1のゲートがハイレベルとなり、オンとなった選択スイッチSW1によってメモリセルトランジスタMT1のコントロールゲートがハイレベルとなる。また、このとき、トランジスタTr1のゲートに、電源電圧Vccが印加されて、トランジスタTr1がオンとなる。
このとき、メモリセルトランジスタMT1は“1”が書き込まれた状態であり、メモリセルトランジスタMT1の閾値電圧Vthは高い。従って、選択トランジスタST1、メモリセルトランジスタMT1、およびトランジスタTr1を介して電流は流れにくいので、センスアンプSAは、ビットラインBLに流れる電流が閾値電流より低いことを検知することで、選択メモリであるメモリセルMC1から“1”を読み出す。
しかしながら、このとき、非選択メモリであるメモリセルMCa、MCbについては、ワードラインWLa、WLbはローレベル(グランド電位)とされ、選択スイッチSWn、SWmはオフとなり、メモリセルトランジスタMTa、MTbのコントロールゲートは、オープンとされる。また、トランジスタTra、Trbの各ゲートには電源電圧Vccが印加されるので、トランジスタTra、Trbはオンとされる。
高温時には、“0”が書き込まれて閾値電圧Vthが低い状態のメモリセルトランジスタMTa、MTbを含んだメモリセルMCa、MCbについて、選択トランジスタSTa、メモリセルトランジスタMTa、およびトランジスタTraを介してリーク電流ILaが流れ、選択トランジスタSTb、メモリセルトランジスタMTb、およびトランジスタTrbを介してリーク電流ILbが流れる。従って、リーク電流ILaとILbを合計した電流がビットラインBLを流れることになり、ビットラインBLを流れる電流が閾値電流以上となって、センスアンプSAは、選択メモリMC1から“1”を読み出すべきところを誤って“0”を読み出してしまう。特に、“0”が書き込まれた非選択メモリの数が多くなる程、ビットラインBLを流れる電流は閾値電流以上となり易くなる。
このように、従来のEEPROMでは、高温時に誤った読み出し処理を行う虞があった。なお、例えば、特許文献1には、3Dメモリアレイにおいて読み出し時にリーク電流を抑える技術が開示されているが、特許文献1の対象とする構成では、同じビットラインに接続されるメモリブロックのソースラインは共通であり、図11に示したEEPROMのように同じビットラインに接続されるメモリセルごとにソースラインが設けられる構成とは異なる。
上記状況に鑑み、本発明は、読み出し処理における誤った読み出しを抑制することが可能となる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の半導体記憶装置は、
選択トランジスタとメモリセルトランジスタとが接続されて構成され、同一のビットラインに接続される複数のメモリセルと、
前記複数のメモリセルのうち読み出し対象となるメモリセルである選択メモリに流れる電流に基づいて前記選択メモリに書き込まれたデータを読み出すデータ読み出し部と、
を備え、
前記複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルトランジスタのソースごとに、当該ソースに接続されるソースラインが配置され、
前記複数のメモリセルのうち読み出し対象とならないメモリセルである非選択メモリに含まれる前記メモリセルトランジスタのソースに接続される前記ソースラインには、バイアス電圧を印加可能である構成としている(第1の構成)。
また、上記第1の構成において、前記ソースラインには、トランジスタを介して接地電位が接続され、前記トランジスタがオフの場合に、前記ソースラインに前記バイアス電圧が印加されることとしてもよい(第2の構成)。
また、上記第2の構成において、前記ソースラインには、前記バイアス電圧を印加可能な印加端への経路をオンオフするスイッチが接続されることとしてもよい(第3の構成)。
また、上記第1から第3のいずれかの構成において、温度に依らず固定の前記バイアス電圧を生成するバイアス電圧生成部を有することとしてもよい(第4の構成)。
また、上記第1から第3のいずれかの構成において、温度に応じて可変の前記バイアス電圧を生成するバイアス電圧生成部を有することとしてもよい(第5の構成)。
また、上記第1から第5のいずれかの構成において、前記バイアス電圧を出力するDAC(D/Aコンバータ)を有することとしてもよい(第6の構成)。
また、上記第6の構成において、前記DACには、温度センサによる検知結果に応じたデジタル指令が入力されることとしてもよい(第7の構成)。
また、上記いずれかの構成とした半導体記憶装置は、車載用であることが好ましい。
また、本発明の別態様は、上記車載用の半導体記憶装置を備える電子機器である。
また、上記電子機器は、エアバッグシステムであって、衝突検知センサと、ECU(Electronic Control Unit)と、着火装置と、エアバッグと、を備え、前記半導体記憶装置は、前記ECUに含まれる構成としてもよい。
本発明の半導体記憶装置によると、読み出し処理における誤った読み出しを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るEEPROMの全体構成を示すブロック図である。 メモリアレイにおけるメモリセル構成の一部を示す図である。 同一のビットラインに接続されるメモリセルに関する構成を示す回路図である。 メモリセルに流れる電流を測定した実験の実験結果の一例を示すグラフである。 同一のビットラインに接続されるメモリセルに関する構成を示す回路図である。 バイアス電圧の印加形態の一例を示す図である。 第1比較例に係る構成を示す図である。 第2比較例に係る構成を示す図である。 エアバッグシステムの一例を示すブロック図である。 車両の一構成例を示す外観図である。 従来のEEPROMの一例における一部構成を示す回路図である。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、半導体記憶装置の一例としてEEPROMを挙げて説明する。
<EEPROMの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るEEPROMの全体構成を示すブロック図である。図1に示すEEPROM50は、高電圧発生回路1と、Y方向高電圧制御回路2と、X方向高電圧制御回路3と、制御部4と、アドレスデコーダ5と、メモリアレイ6と、X方向デコーダ7と、ワードラインドライバ8と、Y方向デコーダ9と、カラムラッチ10と、ページバッファ11と、を備えている。
高電圧発生回路1は、チャージポンプ1Aと、クランプ回路1Bと、制御回路1Cと、を有している。チャージポンプ1Aは、電源電圧Vccを昇圧して電圧Vppを出力する。電圧Vppは、高電圧である例えば15V〜20V程度である。制御回路1Cは、クランプ回路1Bからのフィードバックによってチャージポンプ1Aを制御することで電圧Vppを一定に維持する。
X方向高電圧制御回路3は、制御部4からの制御信号に応じて、高電圧発生回路1から出力される電圧Vppと、電源電圧Vccとのうちいずれかを電圧V1としてワードラインドライバ8に出力する。
Y方向高電圧制御回路2は、制御部4からの制御信号に応じて、高電圧発生回路1から出力される電圧Vppと、電源電圧Vccとのうちいずれかを電圧V2、V3として、それぞれをカラムラッチ10、ページバッファ11へ出力する。
メモリアレイ6は、ワードラインおよびビットラインが接続されてマトリクス状に配置される複数のメモリセル(図1では不図示)から構成される。単体のメモリセルは、情報の最小単位である「0」または「1」から成る1ビットのデータを保持するために必要な回路構成である。
アドレスデコーダ5は、制御部4から入力されるアドレスデータをデコードし、X方向位置データをX方向デコーダ7へ、Y方向位置データをY方向デコーダ9へそれぞれ出力する。
X方向デコーダ7は、入力されるX方向位置データに基づいてメモリアレイ6のX方向のアドレス制御を行う。X方向とはワードラインの方向(行方向)である。ワードラインドライバ8は、X方向デコーダ7のアドレス制御に基づいてワードラインを駆動する。
Y方向デコーダ9は、入力されるY方向位置データに基づいてメモリアレイ6のY方向のアドレス制御を行う。Y方向とはビットラインの方向(列方向)である。カラムラッチ10およびページバッファ11は、Y方向デコーダ9のアドレス制御に基づいてコントロールラインおよびビットラインを駆動する。
図2は、メモリアレイ6におけるメモリセル構成の一部を具体的に示す図である。図2に示すように、メモリアレイ6は、複数のメモリセル61がマトリクス状に配列されて構成される。単体のメモリセル61は、直列に接続された選択トランジスタ(ビットセレクトトランジスタ)STとメモリセルトランジスタMTから構成される。このようなメモリセル61がワードラインの方向に8個配列されて一つのメモリセル群611が構成される。メモリセル群611は、一つのアドレスに対応する8ビットの記憶領域に相当する。メモリアレイ6は、メモリセル群611がm行×n列で配列されて構成される。
ワードラインドライバ8の駆動ラインとして、m本のワードラインWL1〜WLmが配線される。1本のワードラインWLは、1行分のn個の各メモリセル群611における各選択トランジスタSTのゲートに共通接続されている。
カラムラッチ10の駆動ラインとして、n本の選択ラインSL1〜SLnが配線される。1本の選択ラインSLは、1列分のm個の各メモリセル群611における各メモリセルトランジスタMTのコントロールゲートと、m個の各選択スイッチSWおよびコントロールラインCLを介して接続される。1行分の各選択スイッチSWのゲートは、1本のワードラインWLに共通接続される。
ページバッファ11の駆動ラインとして、8本のビットラインBL1〜BL8が1列分のm個のメモリセル群611に対して配線される。8本分のビットラインBLから成る単位がワードラインの方向にn個配列されて配線される。各ビットラインBLは、1列分のm個のメモリセル61における各選択トランジスタSTのドレインに共通接続される。
また、m本のソースラインSCL1〜SCLmが列方向に配列されて配線される。1行分の各メモリセル群611における各メモリトランジスタMTのソースは、1本のソースラインSCLに共通接続されている。なお、ソースラインSCLには、後述するようにトランジスタ(図2で不図示)が接続され、当該トランジスタのオンによってソースラインSCLに接地電位を印加することが可能である。
<書き込み処理>
このような構成により、EEPROM50においては以下のような書き込み処理を行うことができる。
ワードラインドライバ8によっていずれかのワードラインWLに対して電圧V1として高電圧である電圧Vppを出力することで当該ワードラインWLが選択される。すると、選択されたワードラインWLに対応した1行分の各メモリセル群611における選択トランジスタSTがオンとされると共に、選択されたワードラインWLに対応した選択スイッチSWがオンとされる。
この状態で、カラムラッチ10によっていずれかの選択ラインSLに対して電圧V2として高電圧である電圧Vppを出力することで当該選択ラインSLが選択されると、当該選択された選択ラインSLからオンとなっている選択スイッチSWおよびコントロールラインCLを介して、対象のメモリセル群611における各メモリトランジスタMTのコントロールゲートに高電圧である電圧Vppが印加される。また、選択されたワードラインWLに対応するソースラインSCLには、接地電位が印加される。それと共に、上記対象のメモリセル群611に対応するビットラインBLにページバッファ11によって接地電位が印加される。これにより、上記対象のメモリセル群611における各メモリトランジスタMTのフローティングゲートに電子が注入されるイレース処理が行われる。イレース処理は、“1”が書き込まれることに相当する。
また、上記のようなワードラインが選択された状態で、カラムラッチ10によっていずれかの選択ラインSLに対して接地電位を出力することで当該選択ラインSLが選択されると、当該選択された選択ラインSLからオンとなっている選択スイッチSWおよびコントロールラインCLを介して、対象のメモリセル群611における各メモリトランジスタMTのコントロールゲートに接地電位が印加される。また、選択されたワードラインWLに対応するソースラインSCLはオープンとされる。それと共に、上記対象のメモリセル群611に対応するビットラインBLにページバッファ11によって電圧V3として高電圧である電圧Vppが出力される。これにより、上記対象のメモリセル群611における各メモリトランジスタMTのフローティングゲートから電子が引き抜かれ、ライト処理が行われる。ライト処理は、「0」が書き込まれることに相当する。
<読み出し処理>
次に、本実施形態に係るEEPROM50における読み出し処理に関して、図3を用いて説明する。なお、図3は、先述した従来技術に関する図11に対応した図となる。
図3は、図2で示したメモリアレイ6において任意の1本のビットラインBLに接続されるメモリセル61に注目して記載した図である。すなわち、図3において、ビットラインBLには、m個のメモリセル61が接続されており、そのメモリセル61のうち1個目をメモリセルMC1、a個目をメモリセルMCa、b個目をメモリセルMCbとして示している。
メモリセルMC1は、選択トランジスタST1とメモリセルトランジスタMT1が接続されてなり、メモリセルMC1に対応して選択スイッチSW1が設けられる。メモリセルトランジスタMT1のソースに接続されるソースラインSCL1には、トランジスタTr1のドレインと共にスイッチS1が接続される。トランジスタTr1のソースには、接地電位が印加される。
メモリセルMCaは、選択トランジスタSTaとメモリセルトランジスタMTaが接続されてなり、メモリセルMCaに対応して選択スイッチSWaが設けられる。メモリセルトランジスタMTaのソースに接続されるソースラインSCLaには、トランジスタTraのドレインと共にスイッチSaが接続される。トランジスタTraのソースには、接地電位が印加される。
メモリセルMCbは、選択トランジスタSTbとメモリセルトランジスタMTbが接続されてなり、メモリセルMCbに対応して選択スイッチSWbが設けられる。メモリセルトランジスタMTbのソースに接続されるソースラインSCLbには、トランジスタTrbのドレインと共にスイッチSbが接続される。トランジスタTrbのソースには、接地電位が印加される。
スイッチS1、Sa、Sbは、ソースラインSCL1、SCLa、SCLbと後述するバイアス電圧Vbsを印加可能な印加端との間の経路をオンオフする。
なお、ビットラインBLには、センスアンプSA(データ読み出し部)が接続される。センスアンプSAは、ページバッファ11に含まれる構成である。
図3は、メモリセルMC1のメモリセルトランジスタMT1にイレース処理により“1”が書き込まれ、メモリセルMCa、MCbのメモリセルトランジスタMTa、MTbにライト処理により“0”が書き込まれた状態を示す。
この場合、選択メモリであるメモリセルMC1からデータを読み出す処理を行うには、図3に示すように、センスアンプSAによりビットラインBLをハイレベルとし、ワードラインWL1をハイレベルに、ワードラインWLa、WLbをローレベル(接地電位)とし、選択ラインSLをハイレベルとする。
それと共に、スイッチS1、Sa、Sbにバイアス電圧Vbsを印加し、スイッチS1はオフ、スイッチSa、Sbはオンとする。トランジスタTr1のゲートに電源電圧Vccを印加してトランジスタTr1をオンとし、トランジスタTra、Trbのゲートには接地電位を印加してトランジスタTra、Trbはオフとする。
すなわち、選択メモリ(メモリセルMC1)以外のビットラインBLに接続される非選択メモリ(メモリセルMCa、MCbを含む)に対応するワードラインWLはローレベルとし、当該非選択メモリに対応するトランジスタTrはオフとして、当該トランジスタTrに接続されるスイッチSはオンとし、当該スイッチSにはバイアス電圧Vbsが印加される。
これにより、選択メモリであるメモリセルMC1において、選択トランジスタST1のゲートおよびメモリセルトランジスタMT1のゲートはハイレベルとなるが、“1”が書き込まれたメモリセルトランジスタMT1の閾値電圧Vthは高いので、選択トランジスタST1、メモリセルトランジスタMT1、およびトランジスタTr1を介して電流は流れにくい。
このとき、非選択メモリであるメモリセルMCa、MCbにおいて、選択トランジスタSTa、STbのゲートはローレベル(接地電位)となり、メモリセルトランジスタMTa、MTbのコントロールゲートはオープンとなる。さらに、メモリセルMCa、MCbに接続されるソースラインSCLa、SCLbには、スイッチSa、Sbを介してバイアス電圧Vbsが印加される。
バイアス電圧Vbsは、接地電位よりも高い所定電圧である。選択トランジスタSTa、Stbのゲートに接地電位が印加され、ソースラインSCLa、SCLbにバイアス電圧Vbsが印加されるので、選択トランジスタSTa、Stbの閾値電圧Vthを仮想的に上昇させることができる。これにより、“0”が書き込まれて閾値電圧Vthが低いメモリセルトランジスタMTa、MTbを含んだメモリセルMCa、MCbにおいて、高温時においても、選択トランジスタSTa、Stbにリーク電流ILa、ILbが流れることを抑制することができる。なお、メモリセルMCa、MCb以外の非選択メモリで“0”が書き込まれたものがある場合も、同様に当該非選択メモリにおけるリーク電流を抑制できる。
従って、高温時において、リーク電流の合算によってビットラインBLに流れる電流が閾値電流以上となって、本来、選択メモリであるメモリセルMC1から“1”を読み出すべきところを誤って“0”を読み出してしまうことを抑制できる。
<メモリセルに流れる電流の測定実験>
ここで、メモリセルに流れる電流を測定した実験の実験結果の一例を図4に示す。図4における各グラフは、温度条件および選択トランジスタの閾値電圧Vth(以下、閾値電圧BitVth)を固定して、メモリアレイのサイズ(2Kbit〜2Mbit)を変化させて電流を測定した結果を示す。各グラフにおいて、ハッチング部は、選択メモリのメモリセルを流れる電流を示し、白抜き部は、非選択メモリの選択トランジスタを流れるリーク電流を示す。従って、ハッチングと白抜き部との合計は、ビットラインに流れる電流を示す。また、各グラフにおいて、閾値電流Ithを示す。なお、選択メモリには“1”が書き込まれ、同一ビットラインに接続される選択メモリ以外の非選択メモリには“0”が書き込まれた状態とした。また、非選択メモリに接続されるソースラインには、接地電位を印加した。
また、図4は、閾値電圧BitVth=0.6Vとして温度を85℃、125℃、140℃と変化させた結果、閾値電圧BitVth=0.7Vとして温度を85℃、125℃、140℃と変化させた結果、および、閾値電圧BitVth=0.8Vとして温度を85℃、125℃、140℃と変化させた結果を示す。
メモリアレイのサイズが大きくなる程、同一のビットラインに接続されるメモリセルの数は大きくなる。例えば、メモリアレイのサイズが256Kbitの場合は、ワードラインの数は256個となり、選択ラインの数は128個となる。すなわち、同一のビットラインに接続されるメモリセルの数は、256個となる。図4に示すように、温度および選択トランジスタの閾値電圧BitVthを固定した場合(すなわち同一のグラフにおいて)、メモリアレイのサイズが大きくなる程、非選択メモリの選択トランジスタに流れるリーク電流(白抜き部)の電流量は大きくなる。
また、同じ閾値電圧BitVthであっても、温度が高い程、非選択メモリの選択トランジスタに流れるリーク電流(白抜き部)の電流量は大きくなる。これに対して、同じ温度であっても、閾値電圧BitVthを高くする程、非選択メモリの選択トランジスタに流れるリーク電流(白抜き部)の電流量は小さくなる。このリーク電流を抑える効果は、閾値電圧BitVthを0.6Vから0.7Vへ上昇させる場合と閾値電圧BitVthを0.6Vのままでソースラインに印加する電圧を0Vから0.1Vへ上昇させる場合は同等であると推測され、閾値電圧BitVthを0.6Vから0.8Vへ上昇させる場合と閾値電圧BitVthを0.6Vのままでソースラインに印加する電圧を0Vから0.2Vへ上昇させる場合は同等であると推測される。
従って、例えば、140℃の高温時に閾値電圧BitVth=0.6Vとすると、メモリアレイサイズが256Kbitの場合、ビットラインに流れる電流の電流量(=ハッチング部と白抜き部の合計)は、閾値電流Ith以上となるが、閾値電圧BitVth=0.6Vのままバイアス電圧Vbs=0.1Vを非選択メモリに接続されるソースラインに印加させることで、リーク電流を抑制してビットラインに流れる電流の電流量を閾値電流Ithを下回らせることができる(温度140℃、閾値電圧BitVth=0.7Vのグラフ)。
同様に、例えば、140℃の高温時に閾値電圧BitVth=0.6Vとすると、メモリアレイサイズが2Mbitの場合、ビットラインに流れる電流の電流量は、閾値電流Ith以上となるが、閾値電圧BitVth=0.6Vのままバイアス電圧Vbs=0.2Vを非選択メモリに接続されるソースラインに印加させることで、リーク電流を抑制してビットラインに流れる電流の電流量を閾値電流Ithを下回らせることができる(温度140℃、閾値電圧BitVth=0.8Vのグラフ)。
ここで、図4に示すように、例えばメモリアレイのサイズが256Kbitまたは2Mbitの場合、85℃の低温時で閾値電圧BitVth=0.6Vでは、ビットラインに流れる電流の電流量は閾値電流Ithを下回る。これに対して、140℃の高温時であっても、先述したように、バイアス電圧Vbs=0.1Vまたは0.2Vを印加することにより、閾値電圧BitVth=0.6Vのままでもビットラインに流れる電流の電流量は閾値電流Ithを下回る。
従って、例えば85℃で使用する民生用のEEPROMと、140℃で使用する車載用のEEPROMとで、車載用のEEPROMにおいてバイアス電圧Vbsを印加するようにすれば、閾値電圧BitVth(=選択トランジスタの閾値電圧Vth)を変更しなくてもよい。従って、車載用のEEPROMで閾値電圧BitVthを高くする必要がなくなり、減電動作が可能となる。さらに、民生用、車載用のEEPROMを共通回路で設計することができるので、開発時間の短縮、および開発費の削減が可能となる。
<バイアス電圧印加方法>
バイアス電圧Vbsを印加する方法は、以下のように種々の形態を採ることができる。
例えば、EEPROMを使用する温度が変化する場合、使用最高温度時にビットラインに流れる電流の電流量が閾値電流を下回るようなバイアス電圧Vbsを温度に依らず固定して印加するようにしてもよい。図4の例であれば、メモリアレイのサイズが例えば2Mbitの場合、選択トランジスタの閾値電圧BitVthを0.6Vとして、使用最高温度140℃でビットラインに流れる電流の電流量が閾値電流Ithを下回るようなバイアス電圧Vbsとして0.2Vを温度に依らず固定して印加するようにする。このようにすれば、図4に示す125℃、BitVth=0.8Vのグラフ、および85℃、BitVth=0.8Vのグラフに示すように、使用温度に依らずビットラインに流れる電流の電流量を閾値電流Ithを下回らせることができる。
このように温度に依らず固定したバイアス電圧Vbsを生成する手段(バイアス電圧生成部)としては、例えば、バンドギャップリファレンスを採用することができる。
但し、温度に依らずバイアス電圧Vbsを固定とすると、例えば図5に示すように、低温時にバイアス電圧Vbsの印加端から非選択メモリMCa、MCbを介して流れるリーク電流ILa’、ILb’が発生し、“0”が書き込まれた選択メモリであるメモリセルMC1を流れる電流と相殺し、ビットラインBLを流れる電流の電流量が減少して閾値電流を下回り、本来、センスアンプSAにより“0”が読み出されるべきところが誤って“1”が読み出されてしまう虞がある。
そこで、温度に応じてバイアス電圧Vbwを可変として印加する形態を採ることも可能である。図4の例であれば、メモリアレイのサイズが例えば2Mbitの場合、選択トランジスタの閾値電圧BitVthを0.6Vとして、140℃の場合はバイアス電圧Vbs=0.2Vとし、125℃および85℃の場合はバイアス電圧Vbs=0.1V(125℃、BitVth=0.7Vのグラフ、85℃、BitVth=0.7Vのグラフ)とすれば、いずれの温度の場合もビットラインに流れる電流の電流量を閾値電流Ithを下回らせることができる。
このようなバイアス電圧Vbsを可変とする構成の一例は、図6に示される。図6では、EEPROMは、制御部4、DAC(D/Aコンバータ)12、および温度センサ13を備える。制御部4は、温度センサ13による温度検知結果に応じてDAC12にデジタル指令(トリミングビットデータ)を送る。DAC12(バイアス電圧生成部)は、入力されたデジタル指令に応じてアナログ信号であるバイアス電圧Vbsを出力する。なお、その他にも、例えば、温度に応じて出力電圧が変化する特性を有する電圧生成回路を用いてもよい。
また、温度に依らずバイアス電圧Vbsを固定する場合でも、DAC12を用いてもよい。この場合、製造バラツキを考慮してDAC12に入力させるトリミングビットデータを調整することにより、バイアス電圧Vbsを精度良く設定することができる。
<本実施形態に対する比較例>
ここで、本実施形態に係るEEPROMに対する比較例に係る構成について述べる。図7は、第1比較例に係るEEPROMにおける構成を示す。図7に示す構成では、選択メモリMSに書き込まれた“1”を誤って“0”と読み出さないようにリーク電流を抑制すべく、非選択メモリMN1のソースに接続されるソースラインSCLNと接続されるトランジスタTrNのゲートに接地電位を印加している。このとき、トランジスタTrNはオフとなり、ソースラインSCLNには、オープン電位が印加される。
しかしながら、図7に示すように、例えば選択メモリMSおよび非選択メモリMN1が接続されるビットラインBLSとは別のビットラインBLNには、非選択メモリMN2、MN3が接続されている。ビットラインBLSはハイレベル、ビットラインBLNはオープンとされる。選択メモリMSおよび非選択メモリMN3に接続されるワードラインWLSはハイレベル、非選択メモリMN1、MN2に接続されるワードラインWLNはローレベルとされる。非選択メモリMN1、MN2のソースには、ソースラインSCLNが接続される。選択メモリMSおよび非選択メモリMN3のソースには、ソースラインSCLSが接続される。ソースラインSCLSには、トランジスタTrSが接続される。トランジスタTrSのゲートには電源電圧Vccが印加されることで、トランジスタTrSはオンとされる。
このとき、トランジスタTrNをオフとしても、高温時には、選択メモリMS、非選択メモリMN1、非選択メモリMN2、および非選択メモリMN3を介した経路でリーク電流ILが流れる場合がある。従って、このような第1比較例の構成であっても、選択メモリからの誤った読み出しを行う虞がある。
また、図8は、第2比較例に係るEEPROMにおける構成を示す。図8に示す構成では、センスアンプSAに接続されるビットラインは、スイッチN1を介したビットラインBLSと、スイッチN2を介したビットラインBLNとに分岐される。選択メモリMSに接続されたビットラインBLSをセンスアンプSAと接続すべくスイッチN1はオンとする。このとき、スイッチN2はオフとし、ビットラインBLNはセンスアンプSAと遮断させる。このようにすれば、ビットラインBLSに接続された非選択メモリMN1をリーク電流が流れても、非選択メモリMN2が接続されたビットラインBLNには電流が流れない。すなわち、選択メモリMSに接続されたビットラインBLSに接続される非選択メモリの数を削減することで、リーク電流を抑制し、選択メモリMSからの誤った読み出し処理を抑制できる。
しかしながら、このような第2比較例に係る構成では、ビットラインBLS、BLNといった2本のビットラインを配置する必要があり、回路面積の点で不利となる。
<EEPROMの適用例>
以上説明した本実施形態に係る構成のEEPROM50を車載用とした場合の適用アプリケーションの一例について述べる。
図9は、本実施形態に係るEEPROM50を適用したエアバッグシステムの一例を示す。図9に示すエアバッグシステム75は、ECU(Electronic Control Unit)55、衝突検知センサ60、着火装置(スクイブ)65、およびエアバッグ70を備えている。ECU55は、マイコン51、点火回路52、およびEEPROM50を含んで構成される。
衝突検知センサ60は、車両前方および車両側方からの衝撃を検出する。マイコン51は、衝突検知センサ60の検知結果に基づいて衝撃評価値を演算し、演算された衝撃評価値が所定の衝突判定値を超える場合は、点火回路52をオンする。これにより、着火装置65に電流が流れ、エアバッグ70が展開される。
EEPROM50(不揮発性メモリ)には、例えば、故障診断により故障が検知された場合などに、エアバッグシステム75の動作状況についてのデータが格納される。これにより、故障原因の解析等に有効となる。
また、図10は、車両の一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、バッテリX10と、バッテリX10から入力電圧の供給を受けて動作する種々の電子機器X11〜X18と、を搭載している。なお、図10におけるバッテリX10および電子機器X11〜X18の搭載位置については、図示の便宜上、実際とは異なる場合がある。
電子機器X11は、エンジンに関連する制御(インジェクション制御、電子スロットル制御、アイドリング制御、酸素センサヒータ制御、および、オートクルーズ制御など)を行うエンジンコントロールユニットである。
電子機器X12は、HID[high intensity discharged lamp]やDRL[daytime running lamp]などの点消灯制御を行うランプコントロールユニットである。
電子機器X13は、トランスミッションに関連する制御を行うトランスミッションコントロールユニットである。
電子機器X14は、車両Xの運動に関連する制御(ABS[anti-lock brake system]制御、EPS[electric power steering]制御、電子サスペンション制御など)を行うボディコントロールユニットである。
電子機器X15は、ドアロックや防犯アラームなどの駆動制御を行うセキュリティコントロールユニットである。
電子機器X16は、ワイパー、電動ドアミラー、パワーウィンドウ、ダンパー(ショックアブソーバー)、電動サンルーフ、および、電動シートなど、標準装備品やメーカーオプション品として、工場出荷段階で車両Xに組み込まれている電子機器である。
電子機器X17は、車載A/V[audio/visual]機器、カーナビゲーションシステム、および、ETC[electronic toll collection system]など、ユーザオプション品として任意で車両Xに装着される電子機器である。
電子機器X18は、車載ブロア、オイルポンプ、ウォーターポンプ、バッテリ冷却ファンなど、高耐圧系モータを備えた電子機器である。
本実施形態に係るEEPROM50は、電子機器X11〜X18のいずれにも組み込むことが可能である。また、先述したエアバッグシステム75を車両Xに搭載してもよい。
本発明は、例えば、車載用のEEPROMに利用することができる。
50 EEPROM
1 高電圧発生回路
2 Y方向高電圧制御回路
3 X方向高電圧制御回路
4 制御部
5 アドレスデコーダ
6 メモリアレイ
61 メモリセル
611 メモリセル群
7 X方向デコーダ
8 ワードラインドライバ
9 Y方向デコーダ
10 カラムラッチ
11 ページバッファ
12 DAC
13 温度センサ
ST 選択トランジスタ
MT メモリセルトランジスタ
SW 選択スイッチ
WL ワードライン
SL 選択ライン
CL コントロールライン
BL ビットライン
SA セルアンプ
MC メモリセル
Tr トランジスタ
S スイッチ
SCL ソースライン
MS 選択メモリ
MN1〜MN3 非選択メモリ
N1、N2 スイッチ
51 マイコン
52 点火回路
55 ECU
60 衝突検知センサ
65 着火装置
70 エアバッグ
75 エアバッグシステム

Claims (10)

  1. 選択トランジスタとメモリセルトランジスタとが接続されて構成され、同一のビットラインに接続される複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルのうち読み出し対象となるメモリセルである選択メモリに流れる電流に基づいて前記選択メモリに書き込まれたデータを読み出すデータ読み出し部と、
    を備え、
    前記複数のメモリセルに含まれる前記メモリセルトランジスタのソースごとに、当該ソースに接続されるソースラインが配置され、
    前記複数のメモリセルのうち読み出し対象とならないメモリセルである非選択メモリに含まれる前記メモリセルトランジスタのソースに接続される前記ソースラインには、バイアス電圧を印加可能である、
    半導体記憶装置。
  2. 前記ソースラインには、トランジスタを介して接地電位が接続され、
    前記トランジスタがオフの場合に、前記ソースラインに前記バイアス電圧が印加される、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記ソースラインには、前記バイアス電圧を印加可能な印加端への経路をオンオフするスイッチが接続される、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 温度に依らず固定の前記バイアス電圧を生成するバイアス電圧生成部を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 温度に応じて可変の前記バイアス電圧を生成するバイアス電圧生成部を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記バイアス電圧を出力するDAC(D/Aコンバータ)を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記DACには、温度センサによる検知結果に応じたデジタル指令が入力される、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 車載用である請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 請求項8に記載の半導体記憶装置を備える電子機器。
  10. エアバッグシステムである請求項9に記載の電子機器であって、
    衝突検知センサと、ECUと、着火装置と、エアバッグと、を備え、
    前記半導体記憶装置は、前記ECUに含まれる、電子機器。
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