JP2007035115A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
スタンバイ時、および動作時における消費電力を削減しつつ、メモリ容量の大規模化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】
メモリセルアレイ110には、互いに隣り合う2行分のメモリセルに対して1つの割合で、ソース線SN0〜SNk、が設けられる。さらに、各ソース線に接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位を供給する複数のソースバイアス制御回路121が各ソース線に対応して設けられる。ソースバイアス制御回路121によって、スタンバイ期間には、前記ソースバイアス電位が供給された状態に各ソース線が制御されるとともに、アクティブ期間には、前記ソースバイアス電位が供給された状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線が制御される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マスクROM(Read Only Memory)等の半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルアレイの大規模化と低消費電力化を実現する回路技術に関するものである。
読み出し専用メモリとして、例えばコンタクト方式のマスクROMが知られている。コンタクト方式のマスクROMとは、メモリセルを構成するメモリセルトランジスタのドレインがビット線に接続されているか、接続されていないかによって、‘0’および‘1’のデータを記憶する半導体記憶装置である。
上記のコンタクト方式マスクROMでは、ビット線あたりのメモリセル数を増加させて、メモリセルアレイの大規模化を実現するため、メモリセルのオフリーク電流により定常的に生じる電流の低減が求められている。
オフリーク電流を低減できるように構成されたコンタクト方式マスクROMとしては、例えば、データを読み出す際に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線をビット線のプリチャージ電位と同等の電位にすることによって、非選択のメモリセルにおけるソースとドレイン間の電位差を小さくして、オフリーク電流を低減させるようにした半導体記憶装置900(図27)がある(例えば、特許文献1を参照)。
図27は、半導体記憶装置900の構成を示すブロック図である。図27に示すように半導体記憶装置900は、メモリセルアレイ910、ソース電位制御回路920、カラムデコーダ930、プリチャージトランジスタ940、読み出し回路950、および出力選択回路960を備えて構成されている。半導体記憶装置900では、これらの構成要素のうちメモリセルアレイ910、カラムデコーダ930、プリチャージトランジスタ940、および読み出し回路950は、それぞれ複数組が設けられている。
メモリセルアレイ910は、複数のメモリセル911がn行×m列のマトリクス状に配置されて構成されている。メモリセルアレイ910には、マトリクスの各行に対応してワード線(WL0〜WLn−1)、およびソース線(SN0〜SNn−1)が設けられている。また、メモリセルアレイ910には、さらに、各列に対応してビット線(BL00〜BL1m−1)が設けられている。
各メモリセル911は、具体的にはトランジスタで構成されている。そして、各メモリセル911(トランジスタ)のゲートが、そのメモリセル911が属する行に対応したワード線に接続されている。また、各メモリセル911のソースノードがそのメモリセル911が属する行に対応したソース線に接続されている。また、各メモリセル911は、ドレインがそのメモリセル911が属する列に対応したビット線に接続されているか、接続されていないかによって‘0’、および‘1’のデータを記憶するようになっている。
ソース電位制御回路920は、各ワード線に対応したNOT回路921を備えている。NOT回路921は、ワード線のレベルを反転させた信号をそのワード線に対応したソース線に供給するようになっている。例えばワード線WL0のレベルが反転した信号は、ソース線SN0に供給される。
カラムデコーダ930は、各ビット線に対応した複数のスイッチを備えている。それぞれのスイッチには、選択するビット線を示すカラム選択信号CA0〜CAm−1がそれぞれ入力されている。スイッチは、入力されたカラム選択信号に応じて、選択すべきビット線をプリチャージトランジスタ940、および読み出し回路950に接続するようになっている。
プリチャージトランジスタ940は、プリチャージ信号(PCLK0、またはPCLK1)に応じて、カラムデコーダ930を介して接続されたビット線をプリチャージするようになっている。
読み出し回路950は、カラムデコーダ930を介して接続されたビット線に出力されたデータを読み出して、出力選択回路960に出力するようになっている。
出力選択回路960は、選択信号SELに応じ、2つの読み出し回路950が読み出したデータ(SOUT1、およびSOUT2)のうちの何れか一方を選択して出力するようになっている。
上記のように構成された半導体記憶装置900において、ワード線WL0に接続されたメモリセルからデータが読み出される場合の動作を図28のタイミングチャートを用いて説明する。
半導体記憶装置900では、時間A以前のスタンバイ状態では、各ワード線がLowレベル(Lレベル)なので、全てのソース線は、Highレベル(Hレベル)に保持されている。
例えば、時間Aに外部からの読み出し要求を受けて、カラム選択信号CA0が活性化されると、カラム選択信号CA0が入力されているスイッチがオンになる。これにより、ビット線BL00がプリチャージトランジスタ940と読み出し回路950とに接続される。次に、プリチャージ信号PCLK0が活性化されて、プリチャージトランジスタ940がオンになると、ビット線BL00のみがHレベルにプリチャージされる。
そして、選択されたワード線WL0が活性化されると、ソース線SN0がLレベルにプルダウンされる。このとき、ソース線SN0以外のソース線はHレベルのままである。ワード線WL0によって活性化されたメモリセルにおいて、ドレインとビット線とが接続されている場合は、ソース線SN0を介して、ビット線BL00はLレベルにプルダウンされる。また、接続されていない場合は、ビット線BL00はHレベルにプリチャージされたままの状態に保持される。
次にビット線BL00のデータ(信号)が読み出し回路950によって読み出される。読み出し回路950の出力信号SOUT0は、出力選択回路960において選択信号SELの立ち上がりタイミングでラッチされ、半導体記憶装置900の外部へ出力DOUTとして出力される。
その後、ワード線WL0がLレベルに戻ると、ワード線WL0に接続されたメモリセル911のソースノードは、Hレベルになる。
このように半導体記憶装置900では、読み出し要求を受けた際に、選択されたメモリセルと繋がるソース線のみがLレベルに落とされ、非選択のメモリセルは、逆バイアス効果によってオフリーク電流が削減される。このオフリーク電流の削減は、メモリセルアレイの大規模化の実現化に対して有用である。
特開2003−31749号公報
しかしながら、上記の構成では、ソース線とワード線とが1対1に対応しているため、メモリ容量が増加すればするほど、ソース線の配置によりレイアウト面積が増大するという問題を有していた。
また、スタンバイ時に、全てのメモリセルのソースノードがHレベルに保持されているため、メモリ容量を大きくすればするほど、微細化と相俟って、メモリセルにおけるオフリーク電流が増加し、半導体記憶装置全体としては、消費電力が増加する傾向があった。
また、オフリーク電流を削減するためのソースノードの電圧はたかだか0.1V〜0.2V程度でよいにも係わらず(65nmプロセスで、ソースノードを0.1Vを高くすることでオフリーク電流を2桁抑えることができる)、従来の構成では、VDDレベル、またはVDD−Vtn(Vtn:メモリセルを構成するNチャンネルトランジスタ閾値電位)レベルに上げられていた。すなわち、オフリーク電流を削減するために必要以上の電力が消費されているといという問題も有していた。
本発明は、前記の問題に着目してなされたものであり、スタンバイ時、および動作時における消費電力を削減しつつ、メモリ容量の大規模化が可能な半導体記憶装置を提供することを目的としている。
前記の課題を解決するため、請求項1の発明は、
1つのトランジスタで構成されたメモリセルがマトリックス状に配置された半導体記憶装置であって、
前記マトリックスの各行に対応して設けられて、対応する行における各トランジスタのゲート端子を共通に接続するワード線と、
前記マトリックスの各列に対応して設けられて、対応する列における少なくとも1つのトランジスタのドレイン端子を共通に接続するビット線と、
前記マトリックスの互いに隣り合う2行毎に対応して設けられて、前記2行の各トランジスタのソース端子を共通に接続するソース線と、
前記ビット線をプリチャージをする期間を示すプリチャージ信号に応じて、前記ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路と、
前記プリチャージ信号を生成するプリチャージ信号発生回路と、
前記メモリセルからデータを読み出すための動作が行われるアクティブ期間に、接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位が供給された状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線のうちの少なくとも1つのソース線を制御するソースバイアス制御回路と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、アクティブ時には、ソースバイアス電位が供給されることによる逆バイアス効果によって、メモリセルのオフリーク電流が削減される。
また、請求項2の発明は、
請求項1の半導体記憶装置であって、
前記ソース線は、前記メモリセルを構成するトランジスタと拡散層で接続されていることを特徴とする。
これにより、ソース線のために、配線層の配線リソースが消費されないようにできる。
また、請求項3の発明は、
請求項1の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、2のべき乗単位の数のワード線に対して1つの割合で設けられていることを特徴とする。
これにより、レイアウトピッチを緩和でき、レイアウト面積を増加させずにソースバイアス制御回路を配置できる。
また、請求項4の発明は、
請求項1の半導体記憶装置であって、
さらに、前記ソースバイアス電位を発生する内部電源回路を備えたことを特徴とする。
これにより、前記ソースバイアス電位が内部電源回路によって発生する。
また、請求項5の発明は、
請求項4の半導体記憶装置であって、
前記内部電源回路は、各ソース線と1対1対応で配置されていることを特徴とする。
これにより、内部電源回路の電位を容易に管理することができる。それゆえ、容易に内部電源回路の電位を調整して、安定した電位をソース線に供給することが可能となり、半導体記憶装置の歩留まりが向上する。
また、請求項6の発明は、
請求項4の半導体記憶装置であって、
前記内部電源回路は、前記メモリセルが形成されるメモリセル基板コンタクト領域に配置されていることを特徴とする。
これにより、本来はデッドスペースであったメモリセル基板コンタクト領域が有効に利用される。すなわち、レイアウト面積を増加させずに内部電源回路を設置できる。
また、請求項7の発明は、
請求項4の半導体記憶装置であって、
前記内部電源回路は、複数のソース線に対し1つが配置されていることを特徴とする。
これにより、例えば、メモリセルアレイ単位でソースバイアス電位が供給される。
また、請求項8の発明は、
請求項1の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、メモリアクセス要求待ちをしているスタンバイ期間に、全てのソース線を前記ソースバイアス電位が供給された状態に制御するとともに、前記アクティブ期間には、読み出し対象のメモリセルと接続されたソース線を接地電位または電源電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする。
これにより、スタンバイ時には、電源電位よりも低いソースバイアス電位がソース線に供給されているので、従来の半導体記憶装置と比べ、消費電力を削減できる。
また、請求項9の発明は、
請求項8の半導体記憶装置であって、
前記メモリセルは、前記トランジスタのドレイン端子が対応するビット線に接続されているか、接続されていないかによって、記憶される記憶データの値が決定されるものであり、
前記ソースバイアス制御回路は、前記ソースバイアス電位を複数のレベルに設定できるものであり、前記記憶データの値を決定するコンタクト層が形成される際に、前記ソースバイアス電位のレベルが設定されるように構成されていることを特徴とする。
これにより、例えばフューズを使用したり、出力データの0と1を決めるコンタクト層を変更することで、ソースバイアス電位を複数種類に設定できる。すなわち、実デバイスの評価後に最適なバイアス値をROMデータの書き込みと同時に行えるため、半導体記憶装置の歩留まり向上やコスト削減の効果がある。
また、請求項10の発明は、
1つのトランジスタで構成されたメモリセルがマトリックス状に配置された半導体記憶装置であって、
前記マトリックスの各行に対応して設けられて、対応する行における各トランジスタのゲート端子を共通に接続するワード線と、
前記マトリックスの各列に対応して設けられて、対応する列における少なくとも1つのトランジスタのドレイン端子を共通に接続するビット線と、
前記マトリックスの互いに隣り合う2行毎に対応して設けられて、前記2行の各トランジスタのソース端子を共通に接続するソース線と、
前記ビット線をプリチャージをする期間を示すプリチャージ信号に応じて、前記ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路と、
前記プリチャージ信号を生成するプリチャージ信号発生回路と、
半導体記憶装置の外部からのメモリアクセス要求に応じたタイミングで、前記メモリセルからデータを読み出すための動作が行われるアクティブ期間であることを示すアクティブ信号を出力するコマンドデコード回路と、
前記アクティブ信号が出力されている期間に、接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位が供給された状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線のうちの少なくとも1つのソース線を制御するソースバイアス制御回路と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項11の発明は、
請求項10の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、スタンバイ期間に、全てのソース線を接地電位が供給された状態に制御するとともに、前記アクティブ期間には、読み出し対象のメモリセルと接続されたソース線を接地電位または電源電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする。
これらにより、アクティブ時には、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線にのみソースバイアス電位が供給される。
また、請求項12の発明は、
請求項10の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、前記プリチャージ信号に応じて、前記制御をするように構成されていることを特徴とする。
これにより、ビット線のプリチャージにあわせて、ソース線が電位制御される。それゆえ、ビット線とソース線との間でメモリセルを介してお互いに流れるオフリーク電流を削減することが可能になる。
また、請求項13の発明は、
請求項12の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、前記ワード線が活性化された期間が開始するタイミングとは異なるタイミングで、前記制御をするように構成されていることを特徴とする。
これにより、例えばビット線のプリチャージ終了が終了した後に、ワード線が活性化されるようにできる。それゆえ、プリチャージ動作によって発生するノイズを原因とするメモリセルの読み出し誤動作を防止することが可能になる。
また、請求項14の発明は、
請求項10から請求項13のうちの何れか1項の半導体記憶装置であって、
さらに、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を備え、
前記ソースバイアス制御回路は、前記温度検知回路が検知した温度変化に応じ、前記ソースバイアス電位を変更するように構成されていることを特徴とする。
これにより、例えば、オフリーク電流の多い温度条件では、ソースバイアス電位が高く制御され、オフリーク電流が比較的小さい温度条件では、ソースバイアス電位が低く制御されるようにできる。すなわち、ソース線の電位制御で消費される電力を、半導体記憶装置の温度に応じて最小化することが可能になる。
また、請求項15の発明は、
請求項1、請求項12、および請求項14のうちの何れか1項の半導体記憶装置であって、
前記プリチャージ電位と前記ソースバイアス電位とは、同電位であることを特徴とする。
これにより、読み出し対象のメモリセルとは異なる行のメモリセルにおけるオフリーク電流を完全に削減することが可能になる。
また、請求項16の発明は、
1つのトランジスタで構成されたメモリセルがマトリックス状に配置された半導体記憶装置であって、
前記マトリックスの各行に対応して設けられて、対応する行における各トランジスタのゲート端子を共通に接続するワード線と、
前記マトリックスの各列に対応して設けられて、対応する列における少なくとも1つのトランジスタのドレイン端子を共通に接続するビット線と、
前記マトリックスの互いに隣り合う2行毎に対応して設けられて、前記2行の各トランジスタのソース端子を共通に接続するソース線と、
半導体記憶装置の外部からのメモリアクセス要求に応じたタイミングで、前記メモリセルからデータを読み出すための動作が行われるアクティブ期間であることを示すアクティブ信号を出力するコマンドデコード回路と、
前記アクティブ信号が出力されている期間に、接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位が供給された状態、またはハイインピーダンス状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線のうちの少なくとも1つのソース線を制御するソースバイアス制御回路と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項17の発明は、
請求項16の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、メモリアクセス要求待ちをしているスタンバイ期間に、全てのソース線を接地電位が供給された状態に制御するとともに、前記アクティブ期間には、読み出し対象のメモリセルと接続されたソース線を接地電位または電源電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする。
これらにより、アクティブ時には、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線がハイインピーダンス状態にされるので、アクティブ時の消費電力を削減することが可能になる。
また、請求項18の発明は、
請求項16の半導体記憶装置であって、
さらに、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を備え、
前記ソースバイアス制御回路は、前記アクティブ期間に、前記温度検知回路が検知した温度変化に応じ、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線をハイインピーダンス状態、または前記ソースバイアス電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする。
これにより、半導体記憶装置の温度に応じて、ソース線がハイインピーダンス状態、またはソースバイアス電圧が供給された状態に制御される。それゆえ、アクティブ時の消費電力を抑えつつ、かつ特性マージンをもった半導体記憶装置を提供することが可能になる。
また、請求項19の発明は、
請求項1、請求項10、および請求項16のうちの何れか1項の半導体記憶装置であって、
さらに、前記ビット線に出力されたデータを保持して出力する出力回路を備え
前記コマンドデコード回路は、自己完結のタイミングで、前記アクティブ信号をリセットするように構成され、
前記出力回路は、前記アクティブ信号がリセットされたタイミングで前記ビット線に出力されたデータを保持して出力するように構成されていることを特徴とする。
これにより、ソースバイアス電位を供給する期間を最小限にすることが可能になる。すなわち、ソースバイアス電位を供給することによりメモリセル以外のパスから電流がリークする場合にも、このリークによる電力消費を最小限にすることが可能になる。また、自己完結のタイミングで、データの読み出しタイミングが制御されるので、アクセス時間を一定にすることが可能になる。
また、請求項20の発明は、
請求項19の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、前記ソースバイアス電位の供給能力を複数段階に切り替える能力切り替え回路を有して、前記アクティブ期間中に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線に前記ソースバイアス電位を供給する場合に、前記供給能力を切り替えるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項21の発明は、
請求項20の半導体記憶装置であって、さらに、
プリチャージをする期間を示すプリチャージ信号に応じて、前記ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路と、
前記プリチャージ信号を生成するプリチャージ信号発生回路とを備え、
前記ソースバイアス制御回路は、プリチャージ期間が終了した後に1度、前記供給能力を切り替えるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項22の発明は、
請求項21の半導体記憶装置であって、
前記供給能力の切り替えが行われる前の供給能力は、切り替え後の供給能力よりも大きいことを特徴とする。
これらにより、例えばアクティブ期間の開始時には、ソースバイアス電位供給能力を大きくして、なるべく早くソース線の電位を上昇させることによって、アクセス時間を短くすることが可能になる。また、ソース線の電位がソースバイアス電位まで上昇した後は、例えばソース線につながるトランジスタを介してリークするオフリーク電流を補うだけの小電流を供給するように、バイアス能力を小さくしてソースバイアス電位を供給できる。すなわち、消費電力の削減が可能になる。
また、請求項23の発明は、
請求項20の半導体記憶装置であって、
前記ソースバイアス制御回路は、前記アクティブ期間において、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線を前記ソースバイアス電位が供給された状態にした後に、ハイインピーダンス状態に切り替えるように構成されていることを特徴とする。
これにより、プリチャージ期間に、必要なソースバイアス電位が供給された後、ソース線がハイインピーダンス状態にされるので、ソースバイアス電位供給時のみの消費電力ですむ。すなわち、消費電力の削減が可能になるとともに、オフリーク電流による読み出し誤動作も防止できる。
また、請求項24の発明は、
請求項20の半導体記憶装置であって、
さらに、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を備え、
前記ソースバイアス制御回路は、前記温度検知回路が検知した温度変化に応じて、前記供給能力を切り替えるように構成されていることを特徴とする。
これにより、半導体記憶装置の温度に応じて、ソースバイアス電位の供給能力が切り替えられる。
本発明によれば、スタンバイ時、および動作時における消費電力を削減できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置100の構成を示すブロック図である。半導体記憶装置100は、図1に示すようにメモリセルアレイ110とソースバイアス制御回路アレイ120とを備えて構成されている。
メモリセルアレイ110は、複数のメモリセル111がn行×2m列のマトリクス状に配置されて構成されている。
メモリセルアレイ110には、前記マトリクスの各行に対応してワード線WL0〜WLn−1が設けられている。また、メモリセルアレイ110には、互いに隣り合う2行分のメモリセルに対して1つの割合で、ソース線SN0〜SNk(ただし、k=(n−1)/2であり、n−1は、2のべき乗である。)が設けられている。例えば、ソース線SN0は、図1に示すように、ワード線WL0とWL1とに対応して設けられている。また、メモリセルアレイ110には、各列に対応してビット線BL00〜BL1m−1が設けられている。
各メモリセル111は、具体的にはNチャンネルトランジスタで構成されている。そして、各メモリセル111(Nチャンネルトランジスタ)のゲートが、そのメモリセル111が属する行に対応したワード線に接続されている。
また、メモリセル111のソースノードは、そのメモリセルが属する行に対応したソース線に接続されている。例えば、ワード線WL0に対応するメモリセル、およびワード線WL1に対応するメモリセルにおけるソースノードは、ソース線SN0に共通に接続される。すなわち、ソース線は、隣り合う2行分のメモリセルにおけるソースノードを共通に接続するようになっている。
また、各メモリセル111は、そのメモリセル111が属する列に対応したビット線に、ドレインが接続されているか、接続されていないかによって、‘0’、および‘1’のデータを記憶するようになっている。
上記のようなメモリセルアレイ110は、半導体基板上では、例えば図2に示すようにレイアウトされる。図2は、メモリセルアレイ110における4つのメモリセル112の部分を示している。この例では、ワード線WL0〜WL1、ビット線BL00〜BL01、およびソース線SN0が配線層に設けられ、これらの配線とメモリセルとがコンタクト112aで接続されている。このように、ソース線を互いに隣り合う2行分のメモリセルにおけるソースノードを共通に接続するようにレイアウトしたことで、各行ごとにソース線を設けた場合と比べ、メモリセルアレイのレイアウト面積を15%小さくすることができた。
また、4つのメモリセル112は、例えば図3に示すようにレイアウトしてもよい。図3の例は、ソースノードを拡散層で接続する例である。これにより、ソースノードを共通に接続するために使用されていた配線リソースを削減することが可能になる。また、消費される配線リソースを削減できない場合でも、拡散層で共通に接続することで配線層から落とされるコンタクト不良が原因で起こるメモリセル不良のリスクを最小限にすることができる。
ソースバイアス制御回路アレイ120には、各ソース線に対応して複数のソースバイアス制御回路121が設けられている。
ソースバイアス制御回路121は、前記2行分のメモリセルに対応する各ワード線の電位に応じて、そのソース線の電位を制御するようになっている。例えばソース線SN0は、ワード線WL0の電位とWL1の電位とに応じて、電位が制御される。
ソースバイアス制御回路121は、具体的には、図4に示すようにOR回路121a、Pチャンネルトランジスタ121b、Nチャンネルトランジスタ121cを備えて構成されている。なお、図4は、ソースバイアス制御回路121がワード線WL0・WL1、およびソース線SN0と接続されている例である。
Pチャンネルトランジスタ121bのドレイン端子には、各ソース線と1対1対応で配置された内部電源回路から所定の電位が供給されている。
ソースバイアス制御回路121がこのように構成されることによって、OR回路121aに接続された2つのワード線(この例ではWL0とWL1)の何れかがHighレベル(VDDレベル)になると、Pチャンネルトランジスタ121bがオフ、かつNチャンネルトランジスタ121cがオンになる。その結果、ソース線(この例ではSN0)がVSSレベル(接地電位)になる。また、前記2つのワード線の何れもがLowレベルになると、Pチャンネルトランジスタ121bがオン、かつNチャンネルトランジスタ121cがオフになる。その結果、内部電源回路からソース線に電位(ソースバイアス電位)が供給される。ソース線にソースバイアス電位が供給されると、逆バイアス効果によってメモリセルのオフリーク電流が削減される。
ソースバイアス電位、すなわち内部電源回路が供給する電位を、例えば半導体記憶装置100の電源電位VDDやVDD−Vtn(Vtnは、メモリセルを構成するトランジスタの閾値電位)にすれば、オフリーク電流をほぼなくすことができる。しかし、このような電圧では、ソース線に電位を供給するための消費電力が大きくなってしまう。そこで、以下の実施形態においては、ソースバイアス電位は、ソース線に電位を供給することによる消費電力の増加と、オフリークを防止することによる消費電力低減とのバランスを考慮して設定する。例えば、65nmプロセスによる半導体記憶装置では、0.1V〜0.2V程度の電位を供給する。これにより、オフリーク電流を2桁抑えることができる。
内部電源回路は、半導体基板上では、例えば図5に示すように、ワード線群とワード線群との間のメモリセル基板コンタクト領域に配置すれば、本来はデッドスペースであったメモリセル基板コンタクト領域が有効に利用される。すなわち、レイアウト面積を増加させずに内部電源回路を設置できる。この配置例では、内部電源回路は、ソース線と1対1対応で配置されているので、内部電源回路の電位を容易に管理することができる。すなわち、容易に内部電源回路の電位を調整して、安定した電位をソース線に供給することが可能となり、半導体記憶装置の歩留まりが向上する。
なお、内部電源回路は、必ずしも1つのソース線と1対1対応で設けなくてもよい。例えば図6に示すように、メモリセルアレイ単位で内部電源回路を設け、メモリアレイ内のソースバイアス制御回路121にまとめて電位を供給するようにしてもよい。
上記のように構成された半導体記憶装置100において、ワード線WL0に接続されたメモリセルからデータが読み出された後、ワード線WL1に接続されたメモリセルからデータが読み出される場合の動作を図7のタイミングチャートを用いて説明する。
図7に示す時間A以前では、半導体記憶装置100はスタンバイ状態(メモリアクセス要求待ちをしている状態)である。スタンバイ状態では、ワード線WL0およびWL1の電位は、Lowレベル(VSSレベル)に、またソース線SN0の電位は前記ソースバイアス電位になっている。
時間Aに、ワード線WL0にHighレベル(VDDレベル)の電位が供給されて活性化されると、ソースバイアス制御回路121は、ソース線SN0の電位をVSSレベルにする。そして、データは、ワード線WL0が活性化されている間に、メモリセルから読み出される。
このとき、ソース線SN0以外のソース線の電位は、前記ソースバイアス電位に保持されたままなので、ソース線SN0以外のソース線に接続されているメモリセルでは、逆バイアス効果によって、オフリーク電流が削減される。
その後、ワード線WL0がLowレベルにリセットされると、ソース線SN0の電位は、再び前記ソースバイアス電位になる。
次に、時間Bにワード線WL1が活性化されると、ソースバイアス制御回路121によってソース線SN0の電位がVSSレベルにされ、データの読み出しが行われる。その後、ワード線WL1がLowレベルにリセットされると、ソース線SN0の電位は、再び前記ソースバイアス電位になる。
上記のように本実施形態によれば、スタンバイ時には、電源電位VDDやVDD−Vtnよりも低い電位のソースバイアス電位が供給されているので、従来の半導体記憶装置と比べ、消費電力を削減できる。また、アクティブ時(メモリセルからデータを読み出すための動作が行われる期間)には、逆バイアス効果によってメモリセルのオフリーク電流を削減できる。
また、ソース線を互いに隣り合う2つの行単位で共通に配置するので、ソース線の負荷容量の合計が減少し、これによっても消費電力の削減が可能になる。
また、メモリ動作時には、活性化されたワード線に対応したソース線しか動かないので、ノイズの低減や電源電位の変動を抑制できる。
また、上記のようにソース線が配置されることによって、例えば、ワード線WL0やWL1などのプリデコード信号などを用いて、ソース線の電位制御を容易に行うことができる。さらに、2のべき乗本のワード線に対して1つのソースバイアス制御回路121を配置するだけですむため、レイアウトピッチを緩和でき、レイアウト面積削減に効果的である。
なお、本実施形態では、例えばフューズを使用したり、出力データの0と1を決めるコンタクト層を変更することで、ソースノードの電位を複数種類に設定できる。これにより、実デバイスの評価後に最適なバイアス値をROMデータの書き込みと同時に行えるため、歩留まり向上やコスト削減の効果がある。
《発明の実施形態2》
半導体記憶装置がアクティブな期間にのみ前記ソースバイアス電位が供給される例を説明する。
図8は、本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置200の構成を示すブロック図である。なお、以下の実施形態や変形例において前記実施形態1等と同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
半導体記憶装置200は、半導体記憶装置100と比べ、ソースバイアス制御回路アレイ120に代えてソースバイアス制御回路アレイ220を備えている点、さらにコマンドデコーダ230が追加されている点が異なっている。
ソースバイアス制御回路アレイ220は、各ソース線に対応した複数のソースバイアス制御回路221が設けられている。
ソースバイアス制御回路221は、前記2行分のメモリセルに対応する各ワード線の電位、およびコマンドデコーダ230が出力するメモリ活性化信号ACT(後述)に応じて、そのソース線の電位を制御するようになっている。ソースバイアス制御回路221は、具体的には、図9に示すように構成される。
ソースバイアス制御回路221がこのように構成されることによって、2つのワード線の何れもがLowレベルで、かつメモリ活性化信号ACTがHighレベルの場合にのみソース線に前記ソースバイアス電位が供給され、それ以外の場合は、ソース線がVSSレベルになる。
コマンドデコーダ230は、半導体記憶装置200の外部から入力された外部信号NCEと、半導体記憶装置200の動作の基準となる外部クロック信号CLKとに応じて、メモリ活性化信号ACTを発生するようになっている。具体的には、図10に示すように、外部信号NCEが立ち下がった後に外部クロック信号CLKが立ち上がると、メモリ活性化信号ACTが立ち上がり、その後外部クロック信号CLKの立ち下がりエッジで、メモリ活性化信号ACTが立ち下がるようになっている。
また、半導体記憶装置200では、メモリ活性化信号ACTを基準に選択されたワード線が活性化されるようになっている。例えば、ワード線WL0が選択された場合には、図10に示すように、メモリ活性化信号ACTが立ち上がるとワード線WL0がHighレベルになり、メモリ活性化信号ACTが立ち下がるとワード線WL0がLowレベルになる。
上記のように構成された半導体記憶装置200では、スタンバイ時には、全てのソース線が接地電位(VSSレベル)に設定される。
また、動作時には、コマンドデコーダ230からHighレベルのメモリ活性化信号ACTが出力される。その後、メモリ活性化信号ACTを基準信号として、外部から入力されたアドレス信号によって、例えばワード線WL0がHighレベルになると、ソース線SN0の電位は、VSSレベルに保持される。
一方、残りの全てのソース線は、メモリ活性化信号ACTがHighレベルなので、内部電源回路から前記ソースバイアス電位が供給される。その後、コマンドデコーダ230によってメモリ活性化信号ACTがLowレベルにリセットされると、その立ち下がり信号を受けて、ワード線WL0がLowレベルにリセットされる。同時に、前記ソースバイアス電位が供給されていたソース線の電位はVSSレベルになる。
上記のように本実施形態によれば、スタンバイ時には、全てのソース線が接地電位に設定され、アクティブ時には、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線にのみ前記ソースバイアス電位が供給される。したがって、スタンバイ時におけるオフリーク電流による定常電流を削減することが可能になる。
また、アクセスされるメモリセルにつながるソース線はLowレベルのままで、全く電位変化がないので、アクセス速度の高速化が可能になる。
《発明の実施形態2の変形例1》
図11に示すように、半導体記憶装置200のソースバイアス制御回路221に代えて、ソースバイアス制御回路222を備えて構成してもよい。
図11では、図1や図8で記載が省略されていたカラムデコーダ240、プリチャージ発生回路250、およびプリチャージトランジスタ260も図示されている。
カラムデコーダ240は、選択するビット線を示すカラム選択信号CA0〜CAm−1が接続されている。本変形例においては、通常は全てのカラム選択信号(CA0〜CAm−1)は、Highレベル(活性化状態)であり、メモリセルがアクセスされる際に、選択するビット線に対応するカラム選択信号がLowレベル(非活性化状態)になる。カラムデコーダ240は、活性化状態のカラム選択信号に対応したビット線をプリチャージトランジスタ260と接続するようになっている。
プリチャージ発生回路250は、メモリ活性化信号ACTに応じて、ビット線のプリチャージを制御するプリチャージ信号PRを出力するようになっている。具体的には、メモリ活性化信号ACTがHighレベルに立ち上がったタイミングで一定期間(ビット線のプリチャージに必要な時間)だけLowレベルのプリチャージ信号PRを出力し、自己完結で、プリチャージ信号PRをHighレベルに戻すようになっている。なお、プリチャージ信号PRについては、プリチャージ信号PRがLowレベルになることを活性化、また、Highレベルになることをリセットまたは非活性化ともいう。
プリチャージ発生回路250から出力されたプリチャージ信号PRは、プリチャージトランジスタ260(Pチャンネルトランジスタ)のゲート端子に入力されるようになっている。これにより、プリチャージ信号PRがLowレベルの場合には、カラムデコーダ240によってプリチャージトランジスタ260と接続されたビット線がプリチャージされる。
ソースバイアス制御回路222は、メモリ活性化信号ACTおよびプリチャージ信号PRに応じてソース線の電位を制御するようになっている。ソースバイアス制御回路222は、具体的には図12に示すように構成される。
上記のように構成された実施形態2の変形例1に係る半導体記憶装置において、ワード線WL0およびビット線BL00に接続されたメモリセルが読み出される場合の動作を図13のタイミングチャートを用いて説明する。
時間A以前でのスタンバイ状態には、すべてのソース線の電位は、VSSレベルに保持されている。時間Aで外部信号NCEが立ち下がると、コマンドデコーダ230からHighレベルのメモリ活性化信号ACTが出力される。また、外部から入力されたアドレス信号によって、メモリ活性化信号ACTを基準信号として、ワード線WL0およびカラム選択信号CA0がHighレベルにされる。
メモリ活性化信号ACTがHighレベルになるとプリチャージ発生回路250からLowレベルのプリチャージ信号PRが出力される。これにより選択されたビット線BL00のプリチャージに必要な時間だけプリチャージトランジスタ260がオンになり、ビット線BL00がプリチャージされる。
プリチャージ信号PRがLowレベルになると、ワード線WL0がHighレベルなので、ソースバイアス制御回路222によって、ソース線SN0はVSSに保持されたままとなる。この場合、ソース線SN0以外のソース線は、前記ソースバイアス電位が供給される。そして、プリチャージ信号PRがHighレベルにリセットされて、ビット線BL00のプリチャージが終了すると、選択されたメモリセルのデータ(‘0’または‘1’)がビット線BL00を通じで外部に出力される。
この後、メモリ活性化信号ACTがLowレベルにリセットされると、その立ち下がり信号を受けて、選択されたワード線WL0、およびカラム選択信号CA0はLowレベルにリセットされる。同時に、電荷が供給されていたソース線は、VSSレベルの電位にされスタンバイ状態に戻る。
このように本変形例によれば、ビット線のプリチャージにあわせて、ソース線が同時に電位制御される。それゆえ、ビット線とソース線との間でメモリセルを介してお互いに流れるオフリーク電流を削減することが可能になる。
また、ビット線のプリチャージとワード線WL0を活性化することによるデータ読み出し動作を同時にすることで、アクセス時間を高速にすることができる。すなわち、例えばデータが‘1’の場合の読み出しでは、ビット線にプリチャージが完了した時間が‘1’データの読み出し時間となる。したがって、事実上、プリチャージ時間を隠すことができる。また、データが‘0’の場合の読み出しでは、そもそもビット線のプリチャージ動作は必要ではない。したがって、ソース線のVSS能力(VSSレベルに電位を落とすスピード)をビット線のプリチャージ能力(プリチャージするスピード)より十分大きくしておけば‘0’データの読み出しを高速化できる。つまり、ビット線のプリチャージ能力とソース線のVSS能力を最適化しておくことで、より高速な読み出しが可能となる。
なお、上記の変形例では、ビット線のプリチャージ時間は、メモリ活性化信号ACTよりも短くなっているが、同じ時間だけプリチャージするようにしてもよい。
また、ソース線は、ビット線プリチャージ信号PRによって活性化されるようになっているが、メモリ活性化信号ACTによって活性化されるように構成してもて同様の効果が得られる。
また、カラムデコーダ240は、全てのカラム選択信号が通常は活性化状態(ノーマリーON状態)である例を説明したが、全てのカラム選択信号が通常は非活性化状態(ノーマリーOFF状態)で、メモリセルがアクセスされる際に、選択するビット線に対応するカラム選択信号のみが活性化状態となるように構成してもよい。
《発明の実施形態2の変形例2》
実施形態2の変形例1に係る半導体記憶装置において、プリチャージ期間(プリチャージ信号PRがLowレベルの期間)には、ワード線が活性化されないように制御してもよい。図14は、ワード線WL0およびビット線BL00に接続されたメモリセルが読み出される際に、このような制御が行われた場合のタイミングチャートである。
図14に示すように、読み出し動作が開始されて、メモリ活性化信号ACTの立ち上がると、プリチャージ信号PRが一定期間の間Lowレベルになって、自己完結でリセットされる。これにより選択されたビット線(この例では、ビット線BL00)がプリチャージされる。また、ビット線BL00がプリチャージされている期間は、ソース線SN0を含む全てのソース線は、前記ソースバイアス電位が供給される。
プリチャージ信号PRがリセットされると、選択されたソース線SN0のみがVSSレベルに保持され、残りの全てのソース線は、前記ソースバイアス電位が供給される。
また、プリチャージ信号PRがリセットされると、ワード線WL0が活性化され、ワード線WL0とビット線BL00とにつながるメモリセルからデータが読み出される。
そして、メモリ活性化信号ACTがリセットされると、その立ち下がり信号を受けて、ワード線WL0およびカラム選択信号CA0はリセットされる。同時に、前記ソースバイアス電位が供給されていたソース線は、VSSレベルの電位にされスタンバイ状態に戻る。
このように、ビット線のプリチャージ終了を待ってからワード線を活性化させることで、プリチャージ動作によって発生するノイズを原因とするメモリセルの読み出し誤動作を防止することが可能になる。
また、ビット線のプリチャージと、ソース線の前記ソースバイアス電位の供給とを同時に行うことで、メモリセルにおける貫通電流を十分削減することができる。すなわち、より安定したデータ読み出しを実現できる。
また、ビット線のプリチャージ能力とソース線のVSS能力の能力最適化を行うように回路設計を行う必要がなくなり、よりばらつきに強い回路を実現できる。
《発明の実施形態2の変形例3》
前記ソースバイアス電位は、半導体記憶装置の温度によって、変更するようにしてもよい。図15は、前記ソースバイアス電位を温度によって変更するための回路の例である。
この例では、温度検知回路270が検出した半導体記憶装置の温度に応じて、内部電源回路が発生する電位、およびVDD−Vtp(Vtp:Pチャンネルトランジスタの閾値電位)のうちの何れの電位をソースバイアス制御回路222に供給するかが切り替えられるようになっている。
温度検知回路270は、半導体記憶装置の温度に応じて、温度検知信号T0、またはT1のうちの何れかの信号を活性化して出力するようになっている。具体的には、例えばオフリーク電流の多い100℃以上の高温では、温度検知信号T0のみを活性化する。また、例えば室温やゼロ度C以下の低温では、温度検知信号T1のみを活性化する。
これにより、室温やゼロ度C以下の低温では、内部電源回路が発生する電位がソースバイアス制御回路222を介してソース線に供給される。また、例えば、100℃以上の高温では、VDD−Vtpがソースバイアス制御回路222を介してソース線に供給される。
すなわち、本変形例によれば、オフリーク電流の多い温度条件では、前記ソースバイアス電位が高く制御され、オフリーク電流が比較的小さい温度条件では、前記ソースバイアス電位が低く制御されるので、ソース線の電位制御で消費される電力を、温度に応じて最小化することが可能になる。
《発明の実施形態2の変形例4》
上記の各実施形態や変形例では、前記ソースバイアス電位とビット線のプリチャージ電位とは異なっていたが、ソース線とビット線との電位を一致させると、読み出し対象のメモリセルとは異なる行のメモリセルにおけるオフリーク電流を完全に削減することが可能になる。
例えば、図16に示す半導体記憶装置は、プリチャージトランジスタ260のドレイン端子にNチャンネルトランジスタ280が接続され、ビット線の電位をVDD−Vtnにする例である。また、この半導体記憶装置における内部電源回路は、VDD−Vtnをソースバイアス制御回路221に出力するようになっている。これにより、ソース線とビット線との電位を一致させることが可能になる。
なお、一致させる電位としては、上記のようにVDD−Vtnには限られず、例えば、実施形態1で説明したように、ソース線に電位を供給することによる消費電力の増加と、オフリークを防止することによる消費電力低減とのバランスを考慮して設定してもよい。ただし、VDD−Vtnに設定する場合は、他の電位に設定する場合に比べ、回路規模の増加が少ない。
また、本変形例は、実施形態1の半導体記憶装置に対して適用しても同様の効果が得られる。
《発明の実施形態3》
図17は、本発明の実施形態3に係る半導体記憶装置300の構成を示すブロック図である。半導体記憶装置300は、半導体記憶装置200のソースバイアス制御回路アレイ220に代えて、ソースバイアス制御回路アレイ320を備えて構成されている。
ソースバイアス制御回路アレイ320には、各ソース線に対応した複数のソースバイアス制御回路321が設けられている。
ソースバイアス制御回路321は、具体的には、図18に示すように構成される。ソースバイアス制御回路321では、接続された各ワード線のレベル、およびモリ活性化信号ACTのレベルがLowレベルの場合にソース線がハイインピーダンス状態(Hi−Z状態)になる。
上記のように構成された半導体記憶装置300では、図19に示すように、時間A以前のスタンバイ状態では、すべてのソース線はVSSレベルに保持される。次に、メモリ活性化信号ACTが活性化されると、選択されたソース線(例えばソース線SN0)のみがVSSレベルに保持され、残りのすべてのソース線は、Hi−Z状態になる。そして、メモリセルからデータが読み出された後、メモリ活性化信号ACTがリセットされると、その立ち下がり信号を受けて、選択されたワード線(例えばワード線WL0)は、リセットされる。また、同時に、Hi−Z状態であったソース線はVSSレベルになる。
このように、本実施形態によれば、スタンバイ時にはすべてのソース線が接地電位にされ、従来はスタンバイ時に流れていたオフリーク電流による定常電流を削減することが可能になる。また、アクティブ時には、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線がHi−Z状態にされるので、アクティブ時の消費電力を削減することも可能になる。
また、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線を積極的に接地電位にすることと比較すると、ソース線をHi−Z状態にすることによって、オフリーク電流も削減できる。
《発明の実施形態3の変形例》
実施形態3の半導体記憶装置においても、例えば、図20に示すように、ソースバイアス制御回路321の代わりにソースバイアス制御回路222を用い、さらに温度検知回路370を設けてもよい。この回路は、温度検知回路370が検出した半導体記憶装置の温度に応じて、内部電源回路が発生する電位が供給された状態、およびHi−Z状態のうちの何れかの状態に切り替えられる例である。
温度検知回路370は、半導体記憶装置の温度が所定の温度を超えると、温度検知信号T0を活性化して出力するようになっている。具体的には、オフリーク電流の多い例えば100℃以上の高温では、温度検知信号T0を活性化する。
このように構成されることによって、プリチャージ信号PRが活性化されている間、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線は、半導体記憶装置の温度に応じて、Hi−Z状態、または内部電源電圧が供給された状態に制御される。これにより、アクティブ時の消費電力を抑えつつ、かつ特性マージンをもった半導体記憶装置を提供することが可能になる。
なお、図20に示した例では、ソース線の電圧状態は内部電源回路の電位が供給される状態とHi−Z状態との2種類であるが、温度によってさらに細かく前記ソースバイアス電位を制御するようにしてもよい。
《発明の実施形態4》
図21は、本発明の実施形態4に係る半導体記憶装置400の構成を示すブロック図である。半導体記憶装置400は、実施形態2の変形例1の半導体記憶装置に対して、アクティブ期間発生回路430が追加されて構成されている。なお、図21では、前記の各実施形態では記載が省略されていたデータをメモリセルから読み出すための構成である、読み出し回路440と出力選択回路450も記載されている。
アクティブ期間発生回路430は、コマンドデコーダ230が生成したメモリ活性化信号ACTの立下りタイミングを制御するようになっている。実施形態2等の半導体記憶装置では、外部クロック信号CLKに基づいて、メモリ活性化信号ACTの立下りタイミングが制御されていたが、半導体記憶装置400では、内部タイミングで(自己完結で)、メモリ活性化信号ACTの立下りタイミングを制御するようになっている。
読み出し回路440は、カラムデコーダ240によって選択されたビット線に出力されたデータを読み出して、出力選択回路450に出力するようになっている。
出力選択回路450は、出力選択信号SELが入力されている。この出力選択信号SELは、メモリ活性化信号ACTの立下りタイミングで立ち上がる信号である。出力選択回路450は、出力選択信号SELが立ち上がったタイミングで、読み出し回路440の出力を半導体記憶装置400の外部に出力するようになっている。すなわち、出力選択信号SELがLowレベルの間は、データ出力は不定状態である。
上記のように構成された半導体記憶装置400では、図22に示すように、メモリ活性化信号ACTの立下りタイミングで、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線に対する前記ソースバイアス電位の供給が終了するので、前記ソースバイアス電位を供給する期間を最小限にすることが可能になる。ソース線に前記ソースバイアス電位を供給する期間を最小限にできれば、前記ソースバイアス電位を供給することよりメモリセル以外のパスから電流がリークする場合にも、このリークによる電力消費を最小限にすることが可能になる。
例えば、メモリ活性化信号ACTが立ち下がるタイミングを所望の最大動作周波数で動作するタイミングにあわせておけば、アクティブ時の消費電力を十分削減できる。
また、メモリ活性化信号ACTが立ち下がるタイミングで、データの読み出しタイミングが制御されるので、外部クロック信号の周波数に関わらず、アクセス時間を一定にすることが可能になる。
《発明の実施形態4の変形例1》
図23は、本発明の実施形態4に係る半導体記憶装置におけるソースバイアス制御回路の変形例であるソースバイアス制御回路421を示すブロック図である。
ソースバイアス制御回路421は、アクティブ期間中に、ソース線へのバイアス能力(電荷を供給する能力)を複数段階に切り替えることが可能なソースバイアス制御回路の例である。ソースバイアス制御回路421では、Nチャンネルトランジスタ421aと421bとによって、前記ソースバイアス電位供給の有無が切り替えられる。この例では、Nチャンネルトランジスタ421aと421bは、例えば異なるサイズで構成され、電位供給能力が互いに異なっている。
ワード線WL0およびビット線BL00に接続されたメモリセルが読み出される場合のソースバイアス制御回路421動作を図24のタイミングチャートを用いて説明する。
ソースバイアス制御回路421では、例えば図24に示すように、プリチャージ信号PRが活性化されると、まずNチャンネルトランジスタ421aおよび421bがオンになる。これにより、ソース線SN0には、Nチャンネルトランジスタ421aおよび421bを介して前記ソースバイアス電位が供給される。
次に、プリチャージ信号PRの活性化期間が終了し、ワード線WL0が活性化されると、Nチャンネルトランジスタ421aはオフになる。また、OR回路421cの出力信号SNNRがLowレベルとなる。これにより、Nチャンネルトランジスタ421bもオフになる。Nチャンネルトランジスタ421aおよび421bがオフになると、ソース線SN0の電位は、VSSレベルになる。
一方、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線(ソース線SN0以外のソース線)と接続されたソースバイアス制御回路421は、プリチャージ信号PRがLowレベルになると、Nチャンネルトランジスタ421aおよび421bがオンになる。これにより、ソース線SN0以外のソース線には、Nチャンネルトランジスタ421aおよび421bを介して前記ソースバイアス電位が供給される。プリチャージ期間が終わってプリチャージ信号PRがHighレベルになると、Nチャンネルトランジスタ421aはオフになる。しかし、ワード線が選択されていないので、出力信号SNNRはHighレベルを保持する。したがって、Nチャンネルトランジスタ421bはオンのままとなる。これにより、ソース線はNチャンネルトランジスタ421bを介して、前記ソースバイアス電位が供給される。
上記のように本実施形態によれば、アクティブ期間の開始時には、前記ソースバイアス電位供給能力を大きくして、なるべく早くソース線の電位を上昇させることによって、アクセス時間を短くすることが可能になる。また、ソース線の電位が前記ソースバイアス電位まで上昇した後は、例えばソース線につながるトランジスタを介してリークするオフリーク電流を補うだけの小電流を供給するように、バイアス能力を小さくして前記ソースバイアス電位を供給できる。それゆえ、消費電力の削減が可能になる。
なお、バイアス能力の切り替え段回数は、上記の2段階には限定されず、例えばメモリの特性等に応じて最適に変更すればよい。
また、バイアス能力の切り替えは、例えば、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を設け、温度検知回路が検知した温度変化に応じて切り替えるようにしてもよい。
《発明の実施形態4の変形例2》
図25は、本発明の実施形態4に係る半導体記憶装置におけるソースバイアス制御回路の変形例であるソースバイアス制御回路422を示すブロック図である。
ソースバイアス制御回路422は、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線には、アクティブ期間の初期にのみ前記ソースバイアス電位を供給するソースバイアス制御回路の例である。
ソースバイアス制御回路422は、ソースバイアス制御回路421に対してPチャンネルトランジスタ422dが追加されている。Pチャンネルトランジスタ422dは、ゲート端子にVDDレベルの電位が供給されることによって、ソース線のHi−Z状態を作るようになっている。
上記のように構成されたソースバイアス制御回路422では、例えば図26に示すように、プリチャージ信号PRがLowレベルになると、Nチャンネルトランジスタ421aがオンになる。これにより、全てのソース線に前記ソースバイアス電位が供給される。
プリチャージ信号PRがHighレベルに戻ると、Nチャンネルトランジスタ421aがオフになる。これにより、ソース線SN0以外のソース線は、Hi−Z状態になる。
上記のように、ソースバイアス制御回路422では、プリチャージ期間に必要な前記ソースバイアス電位を供給したのち、ソース線をHi−Zにするので、前記ソースバイアス電位供給時のみの消費電力ですむ。すなわち、本実施形態によれば、消費電力を削減が可能になるとともに、オフリーク電流による読み出し誤動作も防止できる。
なお、ソースバイアス制御回路422では、Pチャンネルトランジスタ422dのゲート端子にVDDレベルの電位を供給することによってソース線のHi−Z状態をつくっているが、Hi−Z状態のつくり方は、上記の例には限定されない。
また、例えばPチャンネルトランジスタ422dのゲート端子をメタル配線層を用いたマスクオプションで外部端子に出したり、上記の実施形態で説明した温度検知回路を用いてPチャンネルトランジスタ422dのオンオフを制御することによって、Hi−Z状態と前記ソースバイアス電位供給状態とを切り替えるようにしてもよい。
なお、上記の各実施形態における内部電源回路は、半導体記憶装置の外部から電位を調節できるようにしてもよい。これによりより効率的に消費電力の削減が可能になる。
また、システムオンチップなどの複数の半導体記憶装置が同一シリコン基板上に搭載されている半導体装置においては、複数の半導体記憶装置で内部電源回路を共通に使用するようにしてもよい。
また、上記の実施形態ではメモリセルがNチャンネルトランジスタで構成された例を説明したが、Pチャンネルトランジスタで構成されている場合でも同様の効果を得るようにできる。
また、各信号のレベル(Highレベル、またはLowレベル)とその意味の対応関係は例示であり、上記の例には限定されない。
また、前記各実施形態や変形例で説明した構成要素は、論理的に可能な範囲で種々に組み合わせてもよい。
本発明にかかる半導体記憶装置は、スタンバイ時、および動作時における消費電力を削減できるという効果を有し、マスクROM等の半導体記憶装置等、特に、メモリセルアレイの大規模化と低消費電力化を実現する回路技術等として有用である。
本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 メモリセルの半導体基板上でのレイアウト例である。 メモリセルの半導体基板上での他のレイアウト例である。 本発明の実施形態1に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 内部電源回路のレイアウト例を示す図である。 内部電源回路の他のレイアウト例を示す図である。 本発明の実施形態1に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態2の変形例1に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2の変形例1に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2の変形例1に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態2の変形例2に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態2の変形例3に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2の変形例4に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態3の変形例に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態4の変形例1に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4の変形例1に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態4の変形例2に係るソースバイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4の変形例2に係るタイミングチャートである。 従来の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 従来の半導体記憶装置に係るタイミングチャートである。
符号の説明
100 半導体記憶装置
110 メモリセルアレイ
111 メモリセル
112 メモリセル
112a コンタクト
120 ソースバイアス制御回路アレイ
121 ソースバイアス制御回路
121a OR回路
121b Pチャンネルトランジスタ
121c Nチャンネルトランジスタ
200 半導体記憶装置
220 ソースバイアス制御回路アレイ
221 ソースバイアス制御回路
222 ソースバイアス制御回路
230 コマンドデコーダ
240 カラムデコーダ
250 プリチャージ発生回路
260 プリチャージトランジスタ
270 温度検知回路
280 Nチャンネルトランジスタ
300 半導体記憶装置
320 ソースバイアス制御回路アレイ
321 ソースバイアス制御回路
370 温度検知回路
400 半導体記憶装置
421 ソースバイアス制御回路
421a Nチャンネルトランジスタ
421b Nチャンネルトランジスタ
421c OR回路
422 ソースバイアス制御回路
422d Pチャンネルトランジスタ
430 アクティブ期間発生回路
440 読み出し回路
450 出力選択回路
900 半導体記憶装置
910 メモリセルアレイ
911 メモリセル
920 ソース電位制御回路
921 NOT回路
930 カラムデコーダ
940 プリチャージトランジスタ
950 読み出し回路
960 出力選択回路
WL0〜WLn−1 ワード線
BL00〜BL1m−1 ビット線
SN0〜SNk ソース線


Claims (24)

  1. 1つのトランジスタで構成されたメモリセルがマトリックス状に配置された半導体記憶装置であって、
    前記マトリックスの各行に対応して設けられて、対応する行における各トランジスタのゲート端子を共通に接続するワード線と、
    前記マトリックスの各列に対応して設けられて、対応する列における少なくとも1つのトランジスタのドレイン端子を共通に接続するビット線と、
    前記マトリックスの互いに隣り合う2行毎に対応して設けられて、前記2行の各トランジスタのソース端子を共通に接続するソース線と、
    前記ビット線をプリチャージをする期間を示すプリチャージ信号に応じて、前記ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージ信号を生成するプリチャージ信号発生回路と、
    前記メモリセルからデータを読み出すための動作が行われるアクティブ期間に、接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位が供給された状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線のうちの少なくとも1つのソース線を制御するソースバイアス制御回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1の半導体記憶装置であって、
    前記ソース線は、前記メモリセルを構成するトランジスタと拡散層で接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、2のべき乗単位の数のワード線に対して1つの割合で設けられていることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1の半導体記憶装置であって、
    さらに、前記ソースバイアス電位を発生する内部電源回路を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項4の半導体記憶装置であって、
    前記内部電源回路は、各ソース線と1対1対応で配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項4の半導体記憶装置であって、
    前記内部電源回路は、前記メモリセルが形成されるメモリセル基板コンタクト領域に配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項4の半導体記憶装置であって、
    前記内部電源回路は、複数のソース線に対し1つが配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 請求項1の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、メモリアクセス要求待ちをしているスタンバイ期間に、全てのソース線を前記ソースバイアス電位が供給された状態に制御するとともに、前記アクティブ期間には、読み出し対象のメモリセルと接続されたソース線を接地電位または電源電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 請求項8の半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルは、前記トランジスタのドレイン端子が対応するビット線に接続されているか、接続されていないかによって、記憶される記憶データの値が決定されるものであり、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記ソースバイアス電位を複数のレベルに設定できるものであり、前記記憶データの値を決定するコンタクト層が形成される際に、前記ソースバイアス電位のレベルが設定されるように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 1つのトランジスタで構成されたメモリセルがマトリックス状に配置された半導体記憶装置であって、
    前記マトリックスの各行に対応して設けられて、対応する行における各トランジスタのゲート端子を共通に接続するワード線と、
    前記マトリックスの各列に対応して設けられて、対応する列における少なくとも1つのトランジスタのドレイン端子を共通に接続するビット線と、
    前記マトリックスの互いに隣り合う2行毎に対応して設けられて、前記2行の各トランジスタのソース端子を共通に接続するソース線と、
    前記ビット線をプリチャージをする期間を示すプリチャージ信号に応じて、前記ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージ信号を生成するプリチャージ信号発生回路と、
    半導体記憶装置の外部からのメモリアクセス要求に応じたタイミングで、前記メモリセルからデータを読み出すための動作が行われるアクティブ期間であることを示すアクティブ信号を出力するコマンドデコード回路と、
    前記アクティブ信号が出力されている期間に、接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位が供給された状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線のうちの少なくとも1つのソース線を制御するソースバイアス制御回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 請求項10の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、スタンバイ期間に、全てのソース線を接地電位が供給された状態に制御するとともに、前記アクティブ期間には、読み出し対象のメモリセルと接続されたソース線を接地電位または電源電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 請求項10の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記プリチャージ信号に応じて、前記制御をするように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 請求項12の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記ワード線が活性化された期間が開始するタイミングとは異なるタイミングで、前記制御をするように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 請求項10から請求項13のうちの何れか1項の半導体記憶装置であって、
    さらに、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を備え、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記温度検知回路が検知した温度変化に応じ、前記ソースバイアス電位を変更するように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  15. 請求項1、請求項12、および請求項14のうちの何れか1項の半導体記憶装置であって、
    前記プリチャージ電位と前記ソースバイアス電位とは、同電位であることを特徴とする半導体記憶装置。
  16. 1つのトランジスタで構成されたメモリセルがマトリックス状に配置された半導体記憶装置であって、
    前記マトリックスの各行に対応して設けられて、対応する行における各トランジスタのゲート端子を共通に接続するワード線と、
    前記マトリックスの各列に対応して設けられて、対応する列における少なくとも1つのトランジスタのドレイン端子を共通に接続するビット線と、
    前記マトリックスの互いに隣り合う2行毎に対応して設けられて、前記2行の各トランジスタのソース端子を共通に接続するソース線と、
    半導体記憶装置の外部からのメモリアクセス要求に応じたタイミングで、前記メモリセルからデータを読み出すための動作が行われるアクティブ期間であることを示すアクティブ信号を出力するコマンドデコード回路と、
    前記アクティブ信号が出力されている期間に、接地電位よりも高く電源電位よりも低いソースバイアス電位が供給された状態、またはハイインピーダンス状態に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線のうちの少なくとも1つのソース線を制御するソースバイアス制御回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  17. 請求項16の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、メモリアクセス要求待ちをしているスタンバイ期間に、全てのソース線を接地電位が供給された状態に制御するとともに、前記アクティブ期間には、読み出し対象のメモリセルと接続されたソース線を接地電位または電源電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  18. 請求項16の半導体記憶装置であって、
    さらに、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を備え、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記アクティブ期間に、前記温度検知回路が検知した温度変化に応じ、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線をハイインピーダンス状態、または前記ソースバイアス電位が供給された状態に制御するように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  19. 請求項1、請求項10、および請求項16のうちの何れか1項の半導体記憶装置であって、
    さらに、前記ビット線に出力されたデータを保持して出力する出力回路を備え
    前記コマンドデコード回路は、自己完結のタイミングで、前記アクティブ信号をリセットするように構成され、
    前記出力回路は、前記アクティブ信号がリセットされたタイミングで前記ビット線に出力されたデータを保持して出力するように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  20. 請求項19の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記ソースバイアス電位の供給能力を複数段階に切り替える能力切り替え回路を有して、前記アクティブ期間中に、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線に前記ソースバイアス電位を供給する場合に、前記供給能力を切り替えるように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  21. 請求項20の半導体記憶装置であって、さらに、
    プリチャージをする期間を示すプリチャージ信号に応じて、前記ビット線をプリチャージ電位にプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記プリチャージ信号を生成するプリチャージ信号発生回路とを備え、
    前記ソースバイアス制御回路は、プリチャージ期間が終了した後に1度、前記供給能力を切り替えるように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  22. 請求項21の半導体記憶装置であって、
    前記供給能力の切り替えが行われる前の供給能力は、切り替え後の供給能力よりも大きいことを特徴とする半導体記憶装置。
  23. 請求項20の半導体記憶装置であって、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記アクティブ期間において、読み出し対象のメモリセルとは非接続のソース線を前記ソースバイアス電位が供給された状態にした後に、ハイインピーダンス状態に切り替えるように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  24. 請求項20の半導体記憶装置であって、
    さらに、半導体記憶装置の温度変化を検知する温度検知回路を備え、
    前記ソースバイアス制御回路は、前記温度検知回路が検知した温度変化に応じて、前記供給能力を切り替えるように構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。

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